[アナリスト水田雅展の銘柄分析]の記事一覧
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記事一覧 (04/04)生化学工業は調整一巡、25年3月期収益拡大期待
記事一覧 (04/03)ソフトクリエイトホールディングスは調整一巡、25年3月期も収益拡大基調
記事一覧 (04/03)ヤマシタヘルスケアホールディングスは上値試す、24年5月期営業・経常利益予想を上方修正
記事一覧 (04/01)And Doホールディングスは年初来高値更新の展開、24年6月期は上振れ余地
記事一覧 (04/01)アステナホールディングスは戻り試す、24年11月期は上振れ余地
記事一覧 (04/01)アイフリークモバイルは下値切り上げ、25年3月期収益回復期待
記事一覧 (03/29)ベステラは調整一巡、25年1月期大幅増益予想
記事一覧 (03/29)イトーキは切り返しの動き、24年12月期2桁増益予想で株主還元も強化
記事一覧 (03/28)テンポイノベーションは反発の動き、25年3月期も収益拡大基調
記事一覧 (03/28)トレジャー・ファクトリーは上値試す、25年2月期も収益拡大基調
記事一覧 (03/28)エスプールは底固め完了、24年11月期最終増益予想
記事一覧 (03/28)ミロク情報サービスは調整一巡、25年3月期も収益拡大基調
記事一覧 (03/28)日本エム・ディ・エムは下値切り上げ、25年3月期は収益改善基調
記事一覧 (03/28)TACは下値切り上げ、25年3月期収益改善期待
記事一覧 (03/27)ケンコーマヨネーズは上値試す、25年3月期も収益拡大基調
記事一覧 (03/27)ファーストコーポレーションは上値試す、24年5月期小幅減益予想だが保守的
記事一覧 (03/27)ファンデリーは急伸、NTTアグリテクノロジーと協業
記事一覧 (03/27)巴工業は上値試す、24年10月期1Q大幅増益で通期上振れの可能性
記事一覧 (03/27)綿半ホールディングスは上値試す、25年3月期も収益拡大基調
記事一覧 (03/26)京写は調整一巡、25年3月期も収益拡大基調
2024年04月04日

生化学工業は調整一巡、25年3月期収益拡大期待

 生化学工業<4548>(東証プライム)は関節機能改善剤アルツなど糖質科学分野を主力とする医薬品メーカーである。成長戦略として独自の創薬技術を活かした研究開発を加速させている。24年3月期は売上原価率上昇や海外子会社における販管費増加などで営業・経常減益予想としている。なお第3四半期累計の利益は通期予想を超過達成の形となっているが、腰椎椎間板ヘルニア治療剤SI−6603の承認申請に向けた費用が第4四半期に集中する見込みとしている。ただし会社予想は保守的な印象が強く再上振れ余地がありそうだ。積極的な事業展開で25年3月期収益拡大を期待したい。株価は反発力が鈍く安値圏だが、高配当利回りや1倍割れの低PBRも評価材料であり、調整一巡して出直りを期待したい。なお5月13日に24年3月期決算発表を予定している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:52 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2024年04月03日

ソフトクリエイトホールディングスは調整一巡、25年3月期も収益拡大基調

 ソフトクリエイトホールディングス<3371>(東証プライム)はECソリューション事業とITソリューション事業を展開し、成長戦略としてクラウドサービス拡大などを推進している。4月1日にはソフトウェア開発のシステムワークスジャパンを連結子会社化した。また24年度新卒入社社員106名の入社式を行った。24年3月期は2桁増収増益予想としている。第3四半期累計の進捗率が高水準であり、クラウドサービスの収益が積み上がる収益構造なども勘案すれば、通期会社予想に再上振れの可能性がありそうだ。さらに積極的な事業展開で25年3月期も収益拡大基調だろう。株価は戻り一服となったが、モミ合いレンジから上放れた形であり、調整一巡して上値を試す展開を期待したい。
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ヤマシタヘルスケアホールディングスは上値試す、24年5月期営業・経常利益予想を上方修正

 ヤマシタヘルスケアホールディングス<9265>(東証スタンダード)は、経営理念に「地域のヘルスケアに貢献する」を掲げ、九州を地盤とする医療機器専門商社(山下医科器械)を中心に、継続的な収益拡大に向けてヘルスケア領域でのグループ力向上を推進している。24年5月期第3四半期累計は販管費増加で減益だったが、売上面は医療機器販売が順調だった。そして通期の売上高および営業・経常利益予想を上方修正(純利益は特別損失計上で下方修正)し、営業・経常減益幅が縮小する見込みとした。第3四半期累計の進捗率が高水準であることを勘案すれば通期会社予想に再上振れ余地がありそうだ。積極的な事業展開で収益拡大基調を期待したい。株価は上方修正を好感して高値を更新する場面があった。依然として1倍割れの低PBRなど指標面の割安感も評価材料であり、利益確定売りをこなしながら上値を試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:51 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2024年04月01日

And Doホールディングスは年初来高値更新の展開、24年6月期は上振れ余地

 And Doホールディングス<3457>(東証プライム)は住まいのワンストップサービスを展開している。ストック収益を積み上げるフランチャイズ事業、ハウス・リースバック事業、不動産売買事業を成長強化事業と位置付けて、不動産×金融サービスの深化による高収益化を目指す不動産テック企業である。3月29日にはポジティブ・インパクト・ファイナンス(PIF)による資金調達を発表した。24年6月期は増収増益予想としている。ハウス・リースバック事業と不動産売買事業が牽引する見込みだ。第2四半期累計が期初計画を上回る大幅増収増益だったことなどを勘案すれば、通期会社予想に上振れ余地がありそうだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は水準を切り上げて年初来高値更新の展開となった。高配当利回りも評価材料であり、上値を試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:14 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

アステナホールディングスは戻り試す、24年11月期は上振れ余地

 アステナホールディングス<8095>(東証プライム)はヘルスケア・ファインケミカル企業集団として、医薬品・医薬品原料・表面処理薬品を主力とする専門商社からメーカーへと変貌している。24年11月期は不透明感を考慮して小幅営業増益予想としている。また半期別に見ると下期偏重の計画である。ただし営業利益が回復基調であることを勘案すれば、通期会社予想に上振れ余地がありそうだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は調整一巡してモミ合いから上放れの動きを強めている。高配当利回りや1倍割れの低PBRも評価材料であり、戻りを試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:14 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

アイフリークモバイルは下値切り上げ、25年3月期収益回復期待

 アイフリークモバイル<3845>(東証スタンダード)は、電子絵本アプリや知育アプリなどのコンテンツ事業、および人材派遣のコンテンツクリエイターサービス事業(25年3月期よりDX事業に変更予定)を展開し、成長戦略としてブロックチェーン技術を活用したNFTコンテンツ分野やe−Sports関連サービスなども強化している。24年3月期はコンテンツ事業における一部サービス終了や既存アプリ改修に関する先行投資、コンテンツクリエイターサービス事業における既存顧客への単価改定遅れなどの影響で赤字予想としている。ただし25年3月期はコンテンツ事業における既存サービスの顧客拡大、DX事業における単価改定やエンジニア育成の進展など、積極的な事業展開で収益回復を期待したい。株価は2月の安値圏から反発して下値切り上げの動きを強めている。こども関連のテーマ性も評価材料であり、出直りを期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:13 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2024年03月29日

ベステラは調整一巡、25年1月期大幅増益予想

 ベステラ<1433>(東証プライム)は、製鉄所・発電所・ガスホルダー・石油精製設備など鋼構造プラント設備の解体工事に特化したオンリーワン企業である。解体工事会社としては類のない特許工法・知的財産の保有を強みとしている。さらにM&Aを活用して環境関連対策工事などにも展開している。25年1月期は大幅増益予想としている。受注残高が高水準であり、完成工事高が順調に進捗する見込みだ。老朽化プラント解体工事の増加などで中期的に事業環境は良好であり、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は24年1月期決算発表を機に戻り高値圏から急反落の形となったが調整一巡感を強めている。出直りを期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:18 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

イトーキは切り返しの動き、24年12月期2桁増益予想で株主還元も強化

 イトーキ<7972>(東証プライム)はオフィス家具の大手で、物流設備なども展開している。新3ヶ年中期経営計画「RISE TO GROWTH 2026」では持続的な成長力を高めることをテーマに、重点戦略として7FlagsおよびESG戦略を掲げた。そして株主還元も強化(配当性向目標引き上げ、株主優待制度新設、自己株式取得・消却)する方針としている。24年12月期は2桁増益・大幅増配予想としている。各事業が伸長し、提供価値の向上による利益率改善も寄与する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は急伸した2月の高値圏から反落したが、調整一巡して切り返しの動きを強めている。戻りを試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:18 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2024年03月28日

テンポイノベーションは反発の動き、25年3月期も収益拡大基調

 テンポイノベーション<3484>(東証プライム)は、飲食業の小規模事業者を中心とする出店希望者向けに居抜き店舗を転貸借する店舗転貸借事業を主力としている。転貸借物件数の増加に伴って賃料収益を積み上げるストック型ビジネスである。成長戦略として旺盛な個人・小規模飲食事業者の出店需要に対応するため積極的な人材育成と仕入を継続している。3月14日にはコーポレートガバナンス・コードに対する取り組みの一環として指名・報酬委員会および特別委員会を設置(4月1日付)すると発表した。24年3月期は増収増益予想としている。第3四半期累計の進捗率は低水準だったが、不動産売却時期の後ろ倒しという一過性要因によるものであり、ストック収益が順調に積み上がっていることを勘案すれば通期会社予想の達成は可能と考えられる。さらに25年3月期も積極的な事業展開で収益拡大基調に変化はないだろう。株価は昨年来安値を更新する形で軟調だったが、調整一巡して反発の動きを強めている。出直りを期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:50 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

トレジャー・ファクトリーは上値試す、25年2月期も収益拡大基調

 トレジャー・ファクトリー<3093>(東証プライム)は、総合リユース業態のトレジャーファクトリーや服飾専門リユース業態のトレファクスタイルなどリユースショップを複数業態で全国展開し、成長戦略としてSDGsの推進とともに、生活に密着したリユースの総合プラットフォーム構築を目指している。24年2月期は大幅増益・増配予想としている。既存店売上の好調が牽引する見込みだ。さらに25年2月期も積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は2月の戻り高値圏から一旦反落したが、調整一巡して切り返しの動きを強めている。利益確定売りをこなしながら上値を試す展開を期待したい。なお4月10日に24年2月期決算発表を予定している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:49 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

エスプールは底固め完了、24年11月期最終増益予想

 エスプール<2471>(東証プライム)は、障がい者雇用支援やロジスティクスアウトソーシングなどのビジネスソリューション事業、コールセンター向け派遣などの人材ソリューション事業を主力として、新規事業の環境経営支援サービスや広域行政BPOサービスの拡大も推進している。3月27日には地域中小企業の課題解決に向けた事業承継支援事業の開始を発表した。24年11月期(IFRS)は営業小幅減益、最終増益予想としている。新たな成長に向けた基盤整備にも注力する方針だ。積極的な事業展開で収益拡大基調を期待したい。株価は2月の安値を割り込まず推移して底固め完了感を強めている。出直りを期待したい。なお4月12日に24年11月期第1四半期決算発表を予定している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:48 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

ミロク情報サービスは調整一巡、25年3月期も収益拡大基調

 ミロク情報サービス<9928>(東証プライム)は財務・会計ソフトをベースとして、クラウド・サブスク型ビジネスモデルへの転換、ERPソリューションとデジタルマーケティングを融合した統合型DXプラットフォームの構築、グループ連携強化によるグループ会社の独自成長促進、戦略実現を加速する人材力・経営基盤強化などを推進している。24年3月期は先行投資を吸収して増益・増配予想としている。期末に向けてストック収益が積み上がることを勘案すれば通期会社予想に上振れ余地があり、さらに積極的な事業展開で25年3月期も収益拡大基調だろう。株価は2月の昨年来高値圏から利益確定売りで一旦反落したが調整一巡感を強めている。上値を試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:48 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

日本エム・ディ・エムは下値切り上げ、25年3月期は収益改善基調

 日本エム・ディ・エム<7600>(東証プライム)は人工関節製品など整形外科分野を主力とする医療機器メーカーである。米国子会社オーソデベロップメント(ODEV)社製品を主力として、商社機能と開発主導型メーカー機能を融合した独自のビジネスモデルを展開している。24年3月期はインフレ影響や円安影響にとって売上原価率が悪化するため減益予想としている。ただし営業利益は第2四半期がボトムとなった可能性がありそうだ。そして25年3月期は積極的な事業展開で収益改善基調だろう。株価は安値圏だが調整一巡して徐々に下値を切り上げている。1倍割れの低PBRも評価材料であり、出直りを期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:47 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

TACは下値切り上げ、25年3月期収益改善期待

 TAC<4319>(東証スタンダード)は「資格の学校」運営を主力として、出版事業や人材事業も展開している。中期成長に向けて、主力の教育事業では事業環境変化に対応した新サービスの提供、出版事業では新規領域への展開、人材事業では医療事務関連の子会社を統合してサービス向上と業務効率性向上を推進している。24年3月期は赤字予想としている。個人教育事業において大学生を主な受講層とする講座が低調なことに加え、法人研修事業における地方の個人を主な顧客としている提携校事業の低迷も影響する見込みだ。ただし積極的な事業展開で25年3月期の収益改善を期待したい。株価は2月の昨年来安値圏から反発して徐々に下値を切り上げている。高配当利回りや1倍割れの低PBRも評価材料であり出直りを期待したい。なお5月15日に24年3月期決算発表を予定している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:46 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2024年03月27日

ケンコーマヨネーズは上値試す、25年3月期も収益拡大基調

 ケンコーマヨネーズ<2915>(東証プライム)は、マヨネーズ・ドレッシング分野からタマゴ加工品やサラダ・総菜分野へと事業領域を拡大し、4つのテーマ(BtoBtoC、イノベーション、構造改革、グローバル)とサステナビリティ経営に取り組んでいる。24年3月期(2月13日付で上方修正)は、ファストフード向けを中心とする売上回復、価格改定効果、生産性向上効果などにより大幅増益・増配予想としている。さらに25年3月期も積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は2月の昨年来高値圏から一旦反落したが、調整一巡して切り返しの動きを強めている。1倍割れの低PBRなども支援材料であり、利益確定売りをこなしながら上値を試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:10 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

ファーストコーポレーションは上値試す、24年5月期小幅減益予想だが保守的

 ファーストコーポレーション<1430>(東証スタンダード)は造注方式を特徴として分譲マンション建設などを展開するゼネコンである。将来像である年商500億円企業の実現に向けて中核事業強化の継続、再開発事業への注力、事業領域拡大による新たな価値創出、人材の確保・育成および働き方改革などを推進している。24年5月期は大型案件の本体工事進捗などで大幅増収だが、建築資材価格の高止まりなどを考慮して小幅減益予想としている。ただし全体として保守的な印象が強い。さらに25年5月期以降は、造注による特命工事の増加により完成工事総利益率の向上を目指すとしている。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は小動きだが順調に水準を切り上げている。低PERや高配当利回りなど指標面の割安感も評価材料であり、上値を試す展開を期待したい。
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ファンデリーは急伸、NTTアグリテクノロジーと協業

 ファンデリー<3137>(東証グロース)は、健康冷凍食「ミールタイム」宅配のMFD事業、ハイブランド冷凍食「旬をすぐに」宅配のCID事業、および周辺領域のマーケティング事業を展開し、ヘルスケア総合企業を目指している。3月22日にはNTT東日本グループのNTTアグリテクノロジーとの協業を発表した。最先端農業ハウスで収穫した規格外の野菜を使用してコラボ商品を製造・販売する。またNTTアグリテクノロジーへ「旬をすぐに」の卸売販売もスタートする。24年3月期は黒字転換予想としている。CID事業の原価率改善などにより営業利益は第3四半期累計時点で通期予想を超過達成しており、通期会社予想は上振れの可能性がありそうだ。さらに25年3月期も積極的な事業展開で収益改善基調だろう。株価はNTTアグリテクノロジーとの協業を好感する形で急伸している。安値圏でのモミ合いから上放れた形であり、上値を試す展開を期待したい。
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巴工業は上値試す、24年10月期1Q大幅増益で通期上振れの可能性

 巴工業<6309>(東証プライム)は遠心分離機械などの機械製造販売事業、合成樹脂などの化学工業製品販売事業を展開している。成長戦略として海外事業拡大、収益性向上、SDGsや脱炭素、迅速な意思決定と効率的な営業活動に繋がるDX、資本効率改善、持続的成長に資する投資などに取り組んでいる。なお3月21日にはIR活動の強化に向けて、経営企画部内にIR・企画課を新設(4月1日付)すると発表した。24年10月期第1四半期は大幅増益だった。機械製造販売事業が大幅伸長し、化学工業製品販売事業も堅調に推移した。通期は小幅増益の見込みとしているが上振れの可能性が高く、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は第1四半期業績を好感して高値を更新した。その後は急騰の反動で上げ一服だが、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなった。利益確定売りをこなしながら上値を試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:08 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

綿半ホールディングスは上値試す、25年3月期も収益拡大基調

 綿半ホールディングス<3199>(東証プライム)は、経営方針に「地域に寄り添い、地域と共に新しい価値を創造する」を掲げ、ホームセンターを中心とする小売事業、長尺屋根工事や自走式立体駐車場工事を強みとして戸建木造住宅分野にも展開する建設事業、および医薬品・化成品向け天然原料輸入を主力とする貿易事業を展開している。3月26日には、お茶元胡蝶庵ブランド「とろける生大福」などを展開する子会社の綿半三原商店が、新宿マルイ本館B1階のコンセプトショップにて行われる「春色スイーツマルシェ」へ期間限定(4月1日〜15日)出店すると発表した。24年3月期は小売事業と貿易事業の好調が牽引して2桁営業増益予想としている。さらに25年3月期も積極的な事業展開により収益拡大基調だろう。株価は順調に水準を切り上げて昨年来高値更新の展開だ。利益確定売りをこなしながら上値を試す展開を期待したい。
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2024年03月26日

京写は調整一巡、25年3月期も収益拡大基調

 京写<6837>(東証スタンダード)はプリント配線板の大手メーカーである。成長に向けて6つの重点戦略(グローバル生産・販売戦略、企業間連携戦略、効率化戦略、技術戦略、財務戦略、人財戦略)を推進し、独自のスクリーン印刷技術を活用してグローバルニッチトップメーカーを目指すとしている。24年3月期は大幅増益予想としている。自動車向けプリント配線板の受注回復、ベトナムの黒字化、実装関連の好調、為替の円安、中国におけるコスト改善などが寄与する見込みだ。第3四半期累計の進捗率が高水準だったことを勘案すれば通期会社予想は上振れの可能性が高く、さらに25年3月期も積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は上値が重くなり戻り高値圏でモミ合う形だが調整一巡感を強めている。1倍割れの低PBRも評価材料であり、利益確定売りをこなしながら上値を試す展開を期待したい。
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