[アナリスト水田雅展の銘柄分析]の記事一覧
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記事一覧 (11/24)JPホールディングスは上値試す、24年3月期2Q累計大幅増益で通期上振れの可能性
記事一覧 (11/24)ミロク情報サービスは急反発、24年3月期2Q累計営業減益だが通期は増益予想、さらに上振れ余地
記事一覧 (11/24)建設技術研究所は上値試す、23年12月期3Q累計大幅増益で通期業績・配当予想を上方修正
記事一覧 (11/24)ASIAN STARは反発の動き、23年12月期3Q累計赤字拡大だが通期黒字予想据え置き
記事一覧 (11/22)ファンデリーは調整一巡、24年3月期2Qが計画を上回る黒字で通期予想は上振れの可能性
記事一覧 (11/22)ジャパンフーズは上値試す、24年3月期2Q累計が計画超の大幅増収増益で通期上振れ余地
記事一覧 (11/22)ジェイテックは反発の動き、24年3月期2Q累計大幅営業増益で通期も大幅増益予想
記事一覧 (11/22)ネオジャパンは戻り歩調、24年1月期減益予想だが上振れ余地
記事一覧 (11/22)ティムコはモミ合い上放れ、23年11月期は上振れの可能性、24年11月期も収益拡大基調
記事一覧 (11/22)クレスコは急反発して戻り歩調、24年3月期2Q累計営業減益だが2Qは2桁営業増益で通期も増益予想
記事一覧 (11/22)生化学工業は調整一巡、24年3月期通期予想を上方修正して営業・経常利益減益幅縮小、純利益は増益転換
記事一覧 (11/21)ファーストコーポレーションは調整一巡、24年5月期減益予想だが保守的
記事一覧 (11/21)ヤマシタヘルスケアホールディングスは上値試す、24年5月期営業・経常減益予想だが上振れ余地
記事一覧 (11/21)マーチャント・バンカーズは急伸してモミ合い上放れ、マーチャント・バンキング事業が成長
記事一覧 (11/20)巴工業は戻り試す、24年10月期も収益拡大基調
記事一覧 (11/20)マルマエは反発の動き、24年8月期減益予想だが下期回復基調
記事一覧 (11/20)インフォマートは反発の動き、23年12月期増益予想で2回目の上振れの可能性
記事一覧 (11/20)JSPは売り一巡、24年3月期は2回目の上方修正で大幅増益予想
記事一覧 (11/20)日本エム・ディ・エムは売られ過ぎ感、24年3月期減益予想だが25年3月期改善期待
記事一覧 (11/17)綿半ホールディングスは戻り試す、24年3月期2Q累計営業・経常減益だが計画超、通期は増益予想
2023年11月24日

JPホールディングスは上値試す、24年3月期2Q累計大幅増益で通期上振れの可能性

 JPホールディングス<2749>(東証プライム)は総合子育て支援のリーディングカンパニーである。長期ビジョンに「選ばれ続ける園・施設」を掲げ、認可保育園・学童クラブ運営を中心に子育て支援の質的向上と事業を通じた社会貢献を推進するとともに、新規領域への展開も推進している。24年3月期第2四半期累計は大幅増益だった。新たな幼児学習プログラム導入など「選ばれ続ける園・施設づくり」に向けた各種取組が奏功して受入児童数が増加し、人員配置最適化など効率的な施設運営も寄与した。通期は不透明感を考慮して小幅な営業・経常増益予想としているが、第2四半期累計の好調を勘案すれば通期会社予想は上振れの可能性が高く、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は水準を切り上げて6月の年初来高値に接近している。上値を試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:01 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

ミロク情報サービスは急反発、24年3月期2Q累計営業減益だが通期は増益予想、さらに上振れ余地

 ミロク情報サービス<9928>(東証プライム)は財務・会計ソフトをベースとして、クラウド・サブスク型ビジネスモデルへの転換、ERPソリューションとデジタルマーケティングを融合した統合型DXプラットフォームの構築を推進している。24年3月期第2四半期累計は先行投資の影響で営業減益だったが、売上面は順調だった。そして通期増益予想を据え置いた。不透明感や戦略投資などを考慮して小幅増益にとどまる予想としているが保守的な印象が強い。期末に向けてストック収益が積み上がることを勘案すれば通期会社予想に上振れ余地があり、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は地合い悪化も影響して年初来安値を更新する場面があったが、目先的な売りが一巡して急反発の動きとなっている。戻りを試す展開を期待したい。
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建設技術研究所は上値試す、23年12月期3Q累計大幅増益で通期業績・配当予想を上方修正

 建設技術研究所<9621>(東証プライム)は総合建設コンサルタントの大手である。成長戦略として、グローバルインフラソリューショングループとしての飛躍を目指すとともに、インフラ整備を通じた「サステナビリティ」の実現にも取り組んでいる。11月22日にはAIと航空写真を用いた河川の土砂堆積解析技術の開発を発表した。23年12月期第3四半期累計は受注が好調に推移し、業務単価の上昇、業務の効率化、業務の順調な進捗、円安などで大幅増収増益だった。そして通期業績予想を上方修正(8月14日付に続いて2回目)し、増収増益幅が拡大する見込みとした。また配当予想も上方修正して大幅増配予想とした。国土強靭化関連で良好な事業環境も背景として、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は上場来高値圏で堅調だ。指標面に割高感はなく、利益確定売りをこなしながら上値を試す展開を期待したい。
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ASIAN STARは反発の動き、23年12月期3Q累計赤字拡大だが通期黒字予想据え置き

 ASIAN STAR(エイシアンスター)<8946>(東証スタンダード)は国内と中国で不動産関連事業を展開し、成長戦略として不動産サービス分野の規模拡大、付加価値創造事業分野のアジア展開、企業価値向上に資する戦略的M&Aおよび資本提携、ファンド組成による提携企業との共同投資を推進している。23年12月期第3四半期累計は大幅減収で赤字拡大した。不動産販売事業において、不動産相場並びに建築資材高騰などを背景として開発を慎重に吟味している。ただし通期増収・黒字予想を据え置いている。積極的な事業展開により、通期ベースでの収益改善を期待したい。株価は年初来安値圏だが調整一巡して反発の動きを強めている。出直りを期待したい。
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2023年11月22日

ファンデリーは調整一巡、24年3月期2Qが計画を上回る黒字で通期予想は上振れの可能性

 ファンデリー<3137>(東証グロース)は、健康冷凍食「ミールタイム」宅配のMFD事業、ハイブランド冷凍食「旬をすぐに」宅配のCID事業、および周辺領域のマーケティング事業を展開し、ヘルスケア総合企業を目指している。24年3月期第2四半期累計は売上面が計画を下回り減収だったが、利益面はCID事業の原価率改善などにより計画を上回る黒字だった。そして通期黒字転換予想を据え置いた。第2四半期累計の利益が計画超だったこと、営業利益の進捗率が高水準だったことなどを勘案すれば、通期会社予想は上振れの可能性がありそうだ。積極的な事業展開で収益回復基調を期待したい。株価は水準を切り下げる形で軟調だが、調整一巡して出直りを期待したい。
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ジャパンフーズは上値試す、24年3月期2Q累計が計画超の大幅増収増益で通期上振れ余地

 ジャパンフーズ<2599>(東証スタンダード)は飲料受託製造の国内最大手である。成長戦略として品質・生産性の向上、新製品の積極受注、新たな販売領域の創出などで収益の最大化と財務体質の改善を図るとともに、環境・人権に配慮したSDGs目標の設定と達成により、経済価値と社会価値を両立させた「100年企業」を目指すとしている。24年3月期第2四半期累計は計画超の大幅増収増益だった。原材料費や人件費の増加などコストアップ要因があったものの、新製品受注などによって受託製造数が増加し、生産性向上なども寄与した。そして通期も大幅増益予想としている。受託製造数増加や生産性向上効果を見込み、売上拡大・単価向上に向けて新製品受注、新規顧客獲得、新たな販売領域拡大にも取り組む方針としている。飲料業界は下期(冬場の不需要期)が赤字となる構造だが、第2四半期累計の好調を勘案すれば通期会社予想に上振れ余地がありそうだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は急伸してモミ合いから上放れの形となった。そして5月の年初来高値に接近している。1倍割れの低PBRなど指標面の割安感も評価材料であり、利益確定売りをこなしながら上値を試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:20 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

ジェイテックは反発の動き、24年3月期2Q累計大幅営業増益で通期も大幅増益予想

 ジェイテック<2479>(東証グロース)はテクノロジスト派遣の「技術商社」を標榜し、製造業の開発・設計部門に技術者を派遣する技術職知財リース事業を主力としている。成長戦略としては、中期目標としてのテクノロジスト700名体制の早期実現に向けた人材採用・教育の強化、長期目標としてのM&Aや新規事業による強固かつ多角的な経営基盤の構築を掲げている。24年3月期第2四半期累計は、技術職知財リース事業におけるテクノロジストの稼働率および単価の上昇、全社的な業務効率化などにより大幅営業増益だった。そして通期の大幅増益予想を据え置いた。テクノロジストに対する需要が高水準に推移する見込みだ。第2四半期累計の進捗率は低水準の形だが、下期には新卒社員の利益貢献が本格化する見込みであり、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は地合い悪化も影響して年初来安値を更新する場面があったが、調整一巡して反発の動きを強めている。出直りを期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:20 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

ネオジャパンは戻り歩調、24年1月期減益予想だが上振れ余地

 ネオジャパン<3921>(東証プライム)は、自社開発のグループウェアdesknet‘s NEOクラウドサービスを主力として、製品ラインアップ拡充による市場シェア拡大戦略、アライアンス戦略、東南アジア市場開拓戦略を推進している。なお11月6日より全国主要5エリアにおいて、お笑い芸人の江頭2:50を起用したグループウェアdesknet‘s NEOのTVCMを開始した。24年1月期は広告宣伝費や人件費の増加などで減益予想としている。ただし、クラウドサービスの好調やストック売上の拡大などを勘案すれば、通期会社予想に上振れ余地がありそうだ。積極的な事業展開で収益拡大基調を期待したい。株価は地合い悪化の影響を受ける場面があったが、10月の直近安値圏から切り返して戻り歩調の形だ。上値を試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:19 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

ティムコはモミ合い上放れ、23年11月期は上振れの可能性、24年11月期も収益拡大基調

 ティムコ<7501>(東証スタンダード)はフィッシング用品およびアウトドア用品の企画・開発・販売を展開している。フィッシング用品分野ではフライフィッシングのパイオニアであり、アウトドア用品分野ではオリジナル衣料ブランドFoxfireを主力としている。23年11月期は大幅営業・経常増益予想としている。アウトドア事業が伸長して牽引する見込みだ。需要回復や価格改定などの効果を勘案すれば、通期会社予想は上振れの可能性がありそうだ。さらに、調達コスト上昇に対応して12月1日出荷分より一部フライ・ルアー用品の販売価格を改定する。積極的な事業展開で24年11月期も収益拡大基調だろう。株価は徐々に水準を切り上げてモミ合いから上放れの動きを強めている。1倍割れの低PBRも評価材料であり、自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:19 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

クレスコは急反発して戻り歩調、24年3月期2Q累計営業減益だが2Qは2桁営業増益で通期も増益予想

 クレスコ<4674>(東証プライム)は独立系のシステムインテグレータで、ビジネス系ソフトウェア開発や組込型ソフトウェア開発のITサービスを主力としている。成長戦略として顧客のDXを実現するデジタルソリューションを強化している。24年3月期第2四半期累計は、営業利益が人件費・教育費増加や不採算プロジェクト発生により減益、経常利益と親会社株主帰属四半期純利益はデリバティブ評価損益の改善により増益だった。そして通期増益予想を据え置いた。第2四半期累計の営業利益進捗率はやや低水準の形だが、不採算プロジェクトに関する損失引当が第1四半期に完了して第2四半期の営業利益は前年比2桁増益に転じている。さらに下期は新入社員の戦力化も寄与する見込みだ。受注は好調であり、積極的な事業展開により通期ベースで収益拡大基調に変化はないだろう。株価は地合い悪化も影響した10月の年初来安値圏から急反発して戻り歩調だ。上値を試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:18 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

生化学工業は調整一巡、24年3月期通期予想を上方修正して営業・経常利益減益幅縮小、純利益は増益転換

 生化学工業<4548>(東証プライム)は関節機能改善剤アルツなど糖質科学分野を主力とする医薬品メーカーである。成長戦略として独自の創薬技術を活かした研究開発を加速させている。24年3月期第2四半期累計は売上原価率上昇や販管費増加で減益だったが、通期予想を上方修正し、前回予想に対して営業・経常利益は減益幅が縮小、純利益は増益に転じる見込みとした。中国向けアルツや国内医薬品の売上が想定を上回る見込みだ。なお第2四半期累計の営業・経常利益は修正後の通期予想を超過達成の形となっているが、腰椎椎間板ヘルニア治療剤SI−6603の承認申請に向けた費用が第3四半期以降に集中する見込みとしている。ただし会社予想は依然として保守的な印象が強く、再上振れの可能性がありそうだ。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は年初来安値圏に回帰して軟調だが、高配当利回りや1倍割れの低PBRも評価材料であり、調整一巡して出直りを期待したい。
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2023年11月21日

ファーストコーポレーションは調整一巡、24年5月期減益予想だが保守的

 ファーストコーポレーション<1430>(23年10月20日付でスタンダード市場に移行)は、造注方式を特徴として分譲マンション建設などを展開するゼネコンである。将来像である年商500億円企業の実現に向けて、中核事業強化の継続、再開発事業への注力、事業領域拡大による新たな価値創出、人材の確保・育成および働き方改革などを推進している。24年5月期第1四半期(23年5月期末より連結決算に移行したため前年同期の非連結業績との比較)は、大型案件の進捗などで大幅増収だが、建築資材価格の高止まりの影響などを考慮して減益予想としている。ただし保守的な印象が強い。積極的な事業展開で上振れを期待したい。株価はモミ合い展開だが調整一巡感を強めている。低PERや高配当利回りなど指標面の割安感も評価材料であり、出直りを期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:15 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

ヤマシタヘルスケアホールディングスは上値試す、24年5月期営業・経常減益予想だが上振れ余地

 ヤマシタヘルスケアホールディングス<9265>(東証スタンダード)は、経営理念に「地域のヘルスケアに貢献する」を掲げ、九州を地盤とする医療機器専門商社(山下医科器械)を中心に、継続的な収益拡大に向けて、ヘルスケア領域でのグループ力向上を推進している。24年5月期は特需の反動や不透明感などを考慮して営業・経常減益予想としている。ただし第1四半期の進捗率が順調だったことを勘案すれば、通期会社予想に上振れ余地がありそうだ。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は戻り高値圏だ。1倍割れの低PBRなど指標面の割安感も評価材料であり、上値を試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:14 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

マーチャント・バンカーズは急伸してモミ合い上放れ、マーチャント・バンキング事業が成長

 マーチャント・バンカーズ<3121>(東証スタンダード)はマーチャント・バンキング事業として不動産・企業投資関連などを展開している。安定的収益源の拡大に向けて資産性の高い収益不動産の取得を推進するとともに、新規分野としてNFTなどのブロックチェーン関連や、EV充電器関連などにも積極展開している。23年10月期(決算期変更で7ヶ月決算)は、新規取得した賃貸用不動産の賃貸収入、販売用不動産の売却が寄与することに加えて、投資先のアーリーワークスが米国ナスダック市場に上場したことに伴い投資有価証券売却益を計上する見込みだ。マーチャント・バンキング事業の成長が牽引し、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は急伸してモミ合いから上放れの動きとなった。利益確定売りをこなしながら上値を試す展開を期待したい。
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2023年11月20日

巴工業は戻り試す、24年10月期も収益拡大基調

 巴工業<6309>(東証プライム)は遠心分離機械などの機械製造販売事業、合成樹脂などの化学工業製品販売事業を展開している。成長戦略として海外事業拡大、収益性向上、SDGsや脱炭素、迅速な意思決定と効率的な営業活動に繋がるDX、資本効率改善、持続的成長に資する投資、社員一人一人が活躍できる職場環境作りに取り組んでいる。なお23年11月10日〜24年1月8日開催の「目黒川みんなのイルミネーション2023」に協賛している。23年10月期は営業・経常増益予想としている。化学工業製品販売事業の好調が牽引する見込みだ。さらに24年10月期も積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は地合い悪化の影響を受けた10月の直近安値圏から切り返して反発の動きを強めている。1倍割れの低PBRも評価材料であり、戻りを試す展開を期待したい。
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マルマエは反発の動き、24年8月期減益予想だが下期回復基調

 マルマエ<6264>(東証プライム)は半導体・FPD製造装置向け真空部品などの精密切削加工を展開し、成長戦略として消耗品の拡大による受注安定化、市場シェア拡大に向けた能力増強投資、ESG経営などを推進している。24年8月期は市場停滞長期化の影響により減益予想としている。ただし半期別に見ると、上期は厳しい状況が継続するものの、下期は回復基調に転じる見込みとしている。積極的な事業展開で下期からの収益回復を期待したい。株価は地合い悪化も影響した10月の年初来安値圏から切り返して反発の動きを強めている。出直りを期待したい。なお12月28日に24年8月期第1四半期決算発表を予定している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:24 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

インフォマートは反発の動き、23年12月期増益予想で2回目の上振れの可能性

 インフォマート<2492>(東証プライム)は企業間の商行為を電子化する国内最大級のBtoB電子商取引プラットフォーム(飲食業向けを中心とする受発注システム、全業界を対象とする請求書システムなど)を運営している。23年12月期第3四半期累計は、利益面は成長に向けた戦略投資の影響で減益だが、売上面は利用企業数が増加して大幅増収と順調だった。そして通期の大幅増益予想(7月21日付で上方修正)を据え置いた。第3四半期累計の利益進捗率が高水準であり、事業環境が良好であることや期末に向けてストック収益が積み上がる構造であることなども勘案すれば、通期会社予想は2回目の上振れの可能性が高く、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は地合い悪化の影響を受ける場面があったが、第3四半期累計業績を好感する形で反発の動きを強めている。出直りを期待したい。
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JSPは売り一巡、24年3月期は2回目の上方修正で大幅増益予想

 JSP<7942>(東証プライム)は発泡プラスチック製品の大手である。成長ドライバーとして自動車部品用ピーブロックなどの拡販を推進するとともに、製品ライフサイクル全体における環境負荷軽減に貢献する製品や製造技術の開発など、サステナビリティ経営の推進も強化している。なお11月1日より自己株式取得(公開買い付け)を行い、現在の親会社である三菱瓦斯化学<4182>が所有株式の一部を公開買い付けに応募する。そして23年12月22日付で三菱瓦斯化学が親会社に該当しないこととなり、15年2月に締結した資本業務提携を解消する。24年3月期第2四半期累計は海外での販売増加、製品価格改定、北米における原料価格軟化、為替の円安、コスト削減などにより大幅増益だった。そして通期予想を上方修正(利益予想は23年7月31日付に続いて2回目)した。ビーズ事業が好調に推移する見込みだ。利益は3回目の上振れ余地があり、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は9月の年初来高値圏から反落して軟調だが、1倍割れの低PBRも評価材料であり、売り一巡して出直りを期待したい。
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日本エム・ディ・エムは売られ過ぎ感、24年3月期減益予想だが25年3月期改善期待

 日本エム・ディ・エム<7600>(東証プライム)は人工関節製品など整形外科分野を主力とする医療機器メーカーである。米国子会社オーソデベロップメント(ODEV)社製品を主力として、商社機能と開発主導型メーカー機能を融合した独自のビジネスモデルを展開している。24年3月期第2四半期累計は、日本国内の骨接合材料の好調などで増収だが、USドルベースでの米国売上高が計画を下回ったことに加えて、為替の円安影響による原価率の悪化や販管費の増加などで計画を下回り減益だった。通期予想については売上高を上方修正、利益を下方修正した。下期も上期と同様に売上原価率の悪化を見込み、従来の増益予想から減益予想に転じた。25年3月期の収益改善を期待したい。株価は下方修正も嫌気して年初来安値を更新したが売られ過ぎ感を強めている。1倍割れの低PBRも評価材料であり、売り一巡して出直りを期待したい。
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2023年11月17日

綿半ホールディングスは戻り試す、24年3月期2Q累計営業・経常減益だが計画超、通期は増益予想

 綿半ホールディングス<3199>(東証プライム)は、経営方針に「地域に寄り添い、地域と共に新しい価値を創造する」を掲げ、ホームセンターを中心とする小売事業、長尺屋根工事や自走式立体駐車場工事を強みとして戸建木造住宅分野にも展開する建設事業、および医薬品・化成品向け天然原料輸入を主力とする貿易事業を展開している。24年3月期第2四半期累計は前期に大幅伸長した建築事業の反動により営業・経常減益だったが、各利益は計画を超過達成して着地した。そして通期増益予想を据え置いた。第2四半期累計の進捗率はやや低水準の形だが、期初時点で下期偏重の計画であること、四半期別に見ると第2四半期は第1四半期比で大幅増収増益だったことなどを勘案すれば、積極的な事業展開により通期ベースでの収益拡大基調に変化はないだろう。株価は地合い悪化の影響を受けた10月の年初来安値圏から切り返して反発の動きを強めている。戻りを試す展開を期待したい。
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