[アナリスト銘柄分析]の記事一覧
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記事一覧 (07/11)ラクーンは売り一巡して反発期待、19年4月期増収・2桁増益予想
記事一覧 (07/11)サンコーテクノは売り一巡して反発期待、19年3月期増収増益・連続増配予想
記事一覧 (07/11)アイリッジは戻り歩調で上値試す、18年7月期減益予想だが19年7月期収益改善期待
記事一覧 (07/11)TACは調整一巡して出直り期待、19年3月期増収増益・連続増配予想
記事一覧 (07/11)トーソーは売り一巡して出直り期待、19年3月期減益予想だがやや保守的
記事一覧 (07/11)京写は下値固め完了して出直り期待、受注拡大基調で19年3月期大幅営業増益予想
記事一覧 (07/11)松田産業は売り一巡して反発期待、19年3月期横ばい予想だがやや保守的
記事一覧 (07/11)うかいはモミ合い煮詰まり感、19年3月期増収・営業増益・経常増益予想
記事一覧 (07/11)JSPは売り一巡して出直り期待、19年3月期増収増益予想
記事一覧 (07/10)アルコニックスは売り一巡、19年3月期経常微減益予想だが保守的
記事一覧 (07/10)三洋貿易は売り一巡、18年9月期営業利益横ばい予想だが上振れ余地
記事一覧 (07/10)生化学工業は売り一巡して底打ち、19年3月期大幅減益予想だが上振れ余地
記事一覧 (07/10)加賀電子は下値固め完了して反発期待、19年3月期は中期計画最終年度の目標達成目指す
記事一覧 (07/10)立花エレテックは地合い悪化の影響一巡、19年3月期横ばい予想だが保守的
記事一覧 (07/09)JPホールディングスは売り一巡して反発期待、新経営体制でグループの企業価値向上を目指す
記事一覧 (07/09)デジタルハーツホールディングスは調整一巡して反発期待、19年3月期大幅増収増益・増配予想
記事一覧 (07/09)フライトホールディングスは日柄調整完了、19年3月期大幅増収増益予想でキャッシュレス化が注目テーマ
記事一覧 (07/09)テクマトリックスは目先的な売り一巡して反発期待、19年3月期増収増益・連続増配予想
記事一覧 (07/09)メディカル・データ・ビジョンは調整一巡感、18年12月期大幅増収増益予想
記事一覧 (07/09)インテージホールディングスは下値固め完了、19年3月期営業増益・6期連続増配予想
2018年07月11日

ラクーンは売り一巡して反発期待、19年4月期増収・2桁増益予想

 ラクーン<3031>(東1)はBtoB電子商取引スーパーデリバリー運営、クラウド受発注COREC事業、BtoB掛売り・請求書決済代行サービスPaid事業、売掛債権保証事業を展開している。利用企業数が増加基調で19年4月期増収・2桁増益予想である。18年11月1日付で持株会社に移行して商号をラクーンホールディングスに変更する。株価は年初来安値を更新する展開だったが、売り一巡して反発を期待したい。

■企業間ECサイト「スーパーデリバリー」運営が主力

 アパレル・雑貨分野の企業間(BtoB)電子商取引(EC)スーパーデリバリー運営を主力として、クラウド受発注システムのCOREC(コレック)事業、BtoB掛売り・決済業務代行サービスのPaid(ペイド)事業、売掛債権保証事業など周辺領域へ事業を拡大している。またスーパーデリバリーの越境ECサービス(海外販売)「SD export」も展開している。

 18年4月期のセグメント別(連結調整前)売上高構成比はEC事業(スーパーデリバリーとCOREC)58%、Paid事業15%、保証事業26%、営業利益構成比はEC事業53%、Paid事業7%、保証事業40%だった。

 なお18年11月1日付で持株会社に移行し、商号をラクーンホールディングスに変更する。持株会社移行後のセグメント区分は、EC事業(スーパーデリバリーとCOREC)およびフィナンシャル事業(Paid事業と保証事業)とする。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:12 | アナリスト銘柄分析

サンコーテクノは売り一巡して反発期待、19年3月期増収増益・連続増配予想

 サンコーテクノ<3435>(東2)は建設用あと施工アンカーの最大手で、センサー関連商材の測定器も展開している。民間・公共設備投資が堅調に推移して19年3月期増収増益・連続増配予想である。株価は年初来安値を更新する展開だったが、売り一巡して反発を期待したい。

■ファスニング事業と機能材事業を展開

 ファスニング事業(あと施工アンカーやドリルビットの開発・製造・販売、太陽光関連・土木建築関連の工事管理など)と、機能材事業(電動油圧工具関連、FRPシート関連、車両の表示板などの電子プリント基板関連、各種測定器関連の製造・販売など)を展開している。

 18年3月期のセグメント別売上高構成比はファスニング事業が79%、機能材事業が21%だった。収益面では建設関連のため期後半の構成比が高い特性がある。

 ファスニング事業では、あと施工アンカー(コンクリート用特殊ネジ・釘類)やドリルビットの開発・製造・販売、太陽光関連・土木建築関連の工事管理などを展開している。あと施工アンカーの最大手である。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:09 | アナリスト銘柄分析

アイリッジは戻り歩調で上値試す、18年7月期減益予想だが19年7月期収益改善期待

 アイリッジ<3917>(東マ)は、スマホ向けO2Oソリューション事業を主力として、電子地域通貨事業も加速している。18年7月期は開発案件大型化の影響で減益予想だが、ストック型収益の月額報酬は大幅増収基調である。そして19年7月期はストック型収益の伸長などで収益改善が期待される。株価は戻り歩調だ。

■O2Oソリューション事業が主力

 自社開発の位置情報連動型プッシュ通知ASPのpopinfo提供から、popinfo搭載O2Oアプリ企画・開発、集客・販促を中心としたO2Oマーケティング企画・運用支援まで、企業のO2Oマーケティングを支援するO2Oソリューション事業を主力としている。

 18年5月デジタルガレージ<4819>との業務・資本提携を発表した。デジタルガレージに対して第三者割当増資を実施し、デジタルガレージが当社の第2位株主となった。またデジタルガレージが新設分割で設立する新設分割設立会社(DGマーケティングデザイン)の株式80%、DGコミュニケーションズの株式14%を取得する。いずれも株式譲渡は18年8月1日予定である。デジタルマーケティング・ソリューションやマーケティング・フィンテック領域において連携する。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:07 | アナリスト銘柄分析

TACは調整一巡して出直り期待、19年3月期増収増益・連続増配予想

 TAC<4319>(東1)は「資格の学校」を運営し、中期成長に向けて新事業領域への展開も強化している。19年3月期は各事業とも堅調に推移して増収増益予想、そして連続増配予想である。株価は戻り高値圏から反落したが、調整一巡して出直りを期待したい。なお8月3日に第1四半期決算発表を予定している。

■財務・会計分野を中心に「資格の学校」を運営、新規事業領域も展開

 財務・会計分野(簿記検定・公認会計士など)、経営・税務分野(税理士・中小企業診断士など)、金融・不動産分野(宅建・不動産鑑定士・FPなど)、法律分野(司法試験・司法書士など)、公務員・労務分野(社会保険労務士・国家総合職など)、その他分野(情報・国際、医療・福祉など)といった幅広い分野で「資格の学校」を運営している。また法人研修事業、出版事業、人材事業も展開している。

 18年3月期のセグメント別売上高構成比は、個人教育事業60%、法人研修事業21%、出版事業16%、人材事業3%だった。

 教育事業の受講者数は3.7%増の21万9578人(個人が1.4%減の13万6324人、法人が13.1%増の8万3254人)だった。分野別構成比は財務・会計分野が15.4%、経営・税務分野が12.3%、金融・不動産分野が24.5%、法律分野が6.1%、公務員・労務分野が28.3%、情報・国際/医療・福祉/その他分野が13.4%だった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:05 | アナリスト銘柄分析

トーソーは売り一巡して出直り期待、19年3月期減益予想だがやや保守的

 トーソー<5956>(東2)はカーテンレールやインテリアブラインドの大手である。室内装飾関連事業を主力に介護用品事業も展開している。19年3月期減益予想だがやや保守的だろう。株価は地合い悪化の影響で反落したが、売り一巡して出直りを期待したい。0.5倍近辺の低PBRも見直し材料だ。なお7月31日に第1四半期決算発表を予定している。

■カーテンレール・インテリアブラインドの大手

 カーテンレールやインテリアブラインドの大手で、国内市場シェアはカーテンレールが約50%、ブラインドが約15%である。

 室内装飾関連事業(カーテンレール類、ブラインド類、間仕切類)を主力として、介護用品事業(ステッキなど)も展開している。18年3月期のセグメント別売上高構成比は室内装飾関連事業が98.5%、介護関連用品などのその他事業が1.5%である。収益面では、新設住宅着工件数やリニューアルなど住宅関連市場の影響を受け、第4四半期の構成比が高い特性がある。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:03 | アナリスト銘柄分析

京写は下値固め完了して出直り期待、受注拡大基調で19年3月期大幅営業増益予想

 京写<6837>(JQ)はプリント配線板の大手メーカーである。自動車関連やLED照明関連の受注が拡大基調である。19年3月期は原材料価格高騰に対する価格是正も進展して大幅営業増益予想である。株価は下値固め完了して出直りを期待したい。なお7月31日に第1四半期決算発表を予定している。

■プリント配線板の大手メーカー、LED照明関連市場が拡大

 プリント配線板の大手メーカーである。世界最大の生産能力を誇る片面プリント配線板、および両面プリント配線板を柱として、実装治具関連事業も展開している。プリント配線板は防塵対策基板、高熱伝導・放熱基板、ファイン回路片面基板などに技術的な強みを持ち、生産は国内、中国、インドネシアに拠点展開している。

 18年3月期の製品別売上高構成比は片面板47%、両面板39%、その他(実装治具関連)13%だった。また製品用途別売上高構成比は自動車関連32%、家電製品27%、事務器10%、映像関連9%、電子部品・電子機器8%、アミューズメント関連2%、その他12%だった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:01 | アナリスト銘柄分析

松田産業は売り一巡して反発期待、19年3月期横ばい予想だがやや保守的

 松田産業<7456>(東1)は、貴金属関連事業および農林水産品販売事業を展開している。19年3月期の業績は横ばい予想だがやや保守的だろう。配当は増配予想である。株価は年初来安値を更新する展開だったが、売り一巡して反発を期待したい。

■貴金属リサイクルや農林水産品販売を展開

 貴金属リサイクル(貴金属事業)や産業廃棄物処理(環境事業)などの貴金属関連事業、および農林水産品を扱う食品関連事業を展開している。18年3月期の売上高構成比は貴金属関連事業63%、食品関連事業37%、営業利益構成比は貴金属関連事業70%、食品関連事業30%だった。収益面では、半導体・電子部品などエレクトロニクス業界の生産動向、貴金属および食品市況の影響を受けやすい特性がある。

 貴金属リサイクルは、半導体・電子材料部材・化成品などの貴金属製品をエレクトロニクス業界へ販売するとともに、半導体や電子部品を製造する過程で規格外となった部品(スペックアウト品)などの貴金属含有スクラップを国内外のメーカーから回収・処理・製錬することで、貴金属(金・プラチナ・パラジウムなど)をリサイクルする。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:59 | アナリスト銘柄分析

うかいはモミ合い煮詰まり感、19年3月期増収・営業増益・経常増益予想

 うかい<7621>(JQ)は高級和食・洋食料理店を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。19年3月期は18年3月期の新規出店が通期寄与して増収・営業増益・経常増益予想である。株価はモミ合い煮詰まり感を強めている。上放れを期待したい。

■高級和食・洋食料理店が主力

 高級和食・洋食料理店の事業本部(和食事業、洋食事業、物販事業)を主力に、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。18年3月期売上高構成比は事業本部91%(和食43%、洋食43%、物販5%)、文化事業9%だった。収益面では第3四半期の構成比が高い特性がある。

 成長戦略では「更なるブランドの構築」をテーマとして、人材の確保・育成、ブランドの研鑽、物販事業の成長促進、国際的なブランド発信に取り組んでいる。数値目標には、21年3月期の売上高145億16百万円、営業利益5億50百万円を掲げている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:57 | アナリスト銘柄分析

JSPは売り一巡して出直り期待、19年3月期増収増益予想

 JSP<7942>(東1)は発泡プラスチック製品の大手である。自動車部品用ピーブロックなど高機能・高付加価値製品の拡販を推進している。19年3月期は販売数量の増加、高付加価値製品の拡販、製品価格の改定などで増収増益予想である。株価は地合い悪化の影響で反落したが、売り一巡して出直りを期待したい。

■発泡プラスチック製品大手、高機能・高付加価値製品を開発・拡販

 発泡プラスチック製品の大手である。押出発泡技術をベースとするポリスチレン・ポリエチレン・ポリプロピレンシートなどの押出事業(産業用包装材、食品用包装材、広告用ディスプレー材、住宅用断熱材など)、ビーズ発泡技術をベースとする発泡ポリプロピレン・発泡ポリエチレン・発泡性ポリスチレン製品などのビーズ事業(自動車衝撃緩衝材、家電製品緩衝材、IT製品輸送用通い函など)、その他事業(一般包材など)を展開している。

 18年3月期のセグメント別売上高構成比は押出事業34%、ビーズ事業61%、その他5%、営業利益構成比(連結調整前)は押出事業26%、ビーズ事業72%、その他1%である。自動車部品用発泡ポリプロピレンのピーブロック(英名ARPRO)など高機能・高付加価値製品の拡販を推進している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:55 | アナリスト銘柄分析
2018年07月10日

アルコニックスは売り一巡、19年3月期経常微減益予想だが保守的

 アルコニックス<3036>(東1)は商社機能と製造業を融合した「非鉄金属の総合企業」を目指している。19年3月期は経常微減益予想だが保守的だろう。株価は水準を切り下げたが、売り一巡して反発を期待したい。なお8月7日に第1四半期決算発表を予定している。

■商社機能と製造業を融合した「非鉄金属の総合企業」目指す

 軽金属・銅製品(伸銅品、銅管など)、電子・機能材(レアメタル・レアアース、チタン・ニッケル製品など)、非鉄原料(アルミ・亜鉛地金など)、建設・産業資材(配管機材など)を取り扱う非鉄金属商社グループである。

 商社機能と製造業を融合した「非鉄金属の総合企業」を目指し、M&Aも積極活用して、非鉄金属の周辺分野も含めた川上(製造)〜川中(流通)〜川下(問屋)を網羅するビジネス展開を推進している。

■製造が利益の過半を占め、さらに上昇傾向

 18年3月期セグメント別売上高構成比は、商社流通84%(電子機能材30%、アルミ銅54%)で製造16%(装置材料8%、金属加工8%)だった、経常利益構成比は商社流通36%(電子機能材23%、アルミ銅13%)で製造64%(装置材料11%、金属加工54%)だった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:29 | アナリスト銘柄分析

三洋貿易は売り一巡、18年9月期営業利益横ばい予想だが上振れ余地

 三洋貿易<3176>(東1)は自動車向けゴム・化学関連商品やシート部品を主力とする専門商社である。18年9月期は意識的な基礎固めの年と位置付けて営業利益横ばい予想だが、上振れ余地があるだろう。株価は戻りの鈍い展開だが、売り一巡して反発を期待したい。

■自動車業界向けゴム・化学関連製品やシート部品が主力の専門商社

 ゴム関連商品、化学品関連商品、産業資材関連商品、科学機器関連商品、機械・資材関連商品の5分野に展開する専門商社である。メーカー並みの技術サポート力に加えて、財務面で実質無借金経営であることも特徴だ。

 17年9月期セグメント別(連結調整前)売上高構成比は化成品39%、機械資材32%、海外現地法人22%、国内子会社6%、その他0%で、営業利益構成比は化成品30%、機械資材45%、海外現地法人13%、国内子会社10%、その他2%だった。

 業界別売上構成比(単体ベース)は自動車が過半を占め、OA・家電、塗料・インキ、その他化学などが続いている。自動車関連は各種合成ゴム・添加剤、タイヤ用特殊クレー、防振ゴム・ホース原料、自動車用シート部品(レザーシート、シートヒーター、ランバーサポート、シートセンサー)といった高付加価値品を中心に展開している。シートヒーターはカーボンファイバー仕様市場を独占し、ランバーサポートは世界市場6割を占有している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:27 | アナリスト銘柄分析

生化学工業は売り一巡して底打ち、19年3月期大幅減益予想だが上振れ余地

 生化学工業<4548>(東1)は関節機能改善剤アルツが主力の医薬品メーカーである。19年3月期は国内での薬価改定の影響、円高の影響、受取ロイヤリティーの減少で大幅減益予想としているが、為替が想定より円安に推移して上振れ余地がありそうだ。株価は売り一巡して底打ち感を強めている。反発を期待したい。なお7月31日に第1四半期決算発表を予定している。

■関節機能改善剤アルツなど糖質科学分野が主力の医薬品メーカー

 糖質科学分野が主力の医薬品メーカーで、国内医薬品(関節機能改善剤アルツ、白内障手術補助剤オペガン、内視鏡用粘膜下注入材ムコアップ)、海外医薬品(米国向け単回投与関節機能改善剤Gel−One、米国向け3回投与関節機能改善剤VISCO−3、米国向け5回投与関節機能改善剤SUPARTZ−FX、中国向けアルツ)、医薬品原体(ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸)、LAL事業(エンドトキシン測定用試薬関連)を展開している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:25 | アナリスト銘柄分析

加賀電子は下値固め完了して反発期待、19年3月期は中期計画最終年度の目標達成目指す

 加賀電子<8154>(東1)は半導体・電子部品・情報機器の販売、EMS(電子機器の受託開発製造サービス)などを展開する独立系のエレクトロニクス商社である。19年3月期業績予想は非開示だが、中期計画最終年度の目標達成を目指すとしている。株価は下値固め完了感を強めている。反発を期待したい。なお8月7日に第1四半期決算発表を予定している。

■独立系エレクトロニクス商社でEMSも展開

 半導体・電子部品・情報機器の販売、およびEMS(電子機器の受託開発製造サービス)などを展開する独立系のエレクトロニクス商社である。

 18年3月期のセグメント別売上高構成比は、電子部品事業(半導体、一般電子部品、EMSなどの開発・製造・販売)73%、情報機器事業(パソコン・周辺機器、家電、写真・映像関連商品などの販売)20%、ソフトウェア事業(CG映像制作、アミューズメント関連商品の企画・開発)1%、その他事業(エレクトロニクス機器の修理・サポート、アミューズメント機器の製造・販売、スポーツ用品の販売など)6%だった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:23 | アナリスト銘柄分析

立花エレテックは地合い悪化の影響一巡、19年3月期横ばい予想だが保守的

 立花エレテック<8159>(東1)は産業用機器・電子部品などを扱う技術商社である。19年3月期は横ばい予想だが保守的だろう。配当は連続増配予想である。株価は戻り高値圏から反落したが、地合い悪化の影響が一巡して反発を期待したい。

■産業用機器・電子部品を扱う技術商社

 産業用機器・電子部品などを扱う技術商社である。仕入先は三菱電機<6503>および三菱電機グループが合計で約7割を占め、外資系半導体メーカー、ルネサスエレクトロニクス<6723>が続いている。M&Aも積極活用して国内外で業容を拡大している。海外は子会社8社合計14拠点で、中国および東南アジアに展開している。

 18年3月期のセグメント別売上高構成比は、FAシステム事業58%(FA機器38%、FAシステムソリューション9%、産業メカトロニクス4%、産業デバイスコンポーネント7%)、半導体デバイス事業(半導体、電子デバイス)31%、施設事業(空調機器、LED照明、太陽光発電システム、昇降機)8%、その他(MS事業・他)2%だった。MS(マニュファクチャリング・サービス)事業は、金属加工の製造受託(MMS)と電子機器の製造受託(EMS)を統合した事業である。海外事業売上比率は14%だった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:21 | アナリスト銘柄分析
2018年07月09日

JPホールディングスは売り一巡して反発期待、新経営体制でグループの企業価値向上を目指す

 JPホールディングス<2749>(東1)は総合子育て支援カンパニーである。6月26日開催の定時株主総会・取締役会において代表取締役が交代し、7月3日には新経営体制でグループの企業価値向上を目指す方針をリリースした。株価は6月の年初来高値から反落して水準を切り下げたが、売り一巡して反発を期待したい。

■保育園業界の最大手、グループ力を活かした総合子育て支援カンパニー

 保育園業界最大手で、グループ力を活かした総合子育て支援カンパニーである。保育園・学童クラブなどを運営する子育て支援事業を主力として、保育所向け給食請負事業、英語・体操・リトミック教室請負事業、保育関連用品の物品販売事業、研究・研修・コンサルティング事業なども展開している。

 18年3月末の運営施設数(16年9月子会社化したアメニティライフ含む)は、保育園183(認可保育園・公設民営11、認可保育園・民設民営148、東京都認証保育所21、その他認可外保育園3)、学童クラブ71、児童館12、民間学童クラブ5、海外幼稚園1、合計272園・施設(17年3月末比21園・施設増加)である。首都圏中心に展開している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:55 | アナリスト銘柄分析

デジタルハーツホールディングスは調整一巡して反発期待、19年3月期大幅増収増益・増配予想

 デジタルハーツホールディングス(ハーツユナイテッドグループが18年7月1日付で商号変更)<3676>(東1)は、ソフトウェアをテストして不具合を検出するデバッグ事業を主力として、事業ドメイン拡大の成長戦略を加速している。19年3月期大幅増収増益・増配予想である。株価は地合い悪化も影響して水準を切り下げたが、調整一巡感して反発を期待したい。なお8月10日に第1四半期決算発表を予定している。

■デバッグ事業が主力、ゲームデバッグの国内シェア1位

 18年7月1日付でハーツユナイテッドグループがデジタルハーツホールディングスに商号変更した。

 ソフトウェアをテストして不具合を検出するデバッグ事業(コンシューマゲームリレーション=CS、デジタルソリューションリレーション=DS、アミューズメントリレーション=AM)を主力に、総合ゲーム情報サイト運営などのメディア事業、ゲーム開発・CG映像制作などのクリエイティブ事業、その他(システム開発など)も展開している。

 エンターテインメント分野のゲームデバッグで国内シェア1位である。8000名を超える登録テスター、全国15拠点のネットワークを強みとして、100万件を超えるデバッグ検出実績を誇っている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:52 | アナリスト銘柄分析

フライトホールディングスは日柄調整完了、19年3月期大幅増収増益予想でキャッシュレス化が注目テーマ

 フライトホールディングス<3753>(東2)は、電子決済ソリューションなどのサービス事業を主力としている。19年3月期は電子決済ソリューション大型案件が寄与して大幅増収増益予想である。そしてキャッシュレス化が注目テーマだ。株価は過熱感が解消して日柄調整完了感を強めている。上値を試す展開を期待したい。

■電子決済ソリューションが主力

 傘下のフライトシステムコンサルティングがシステム開発・保守などのコンサルティング&ソリューション(C&S)事業、および電子決済ソリューションなどのサービス事業、イーシー・ライダーがB2B(企業間取引)に特化したECサイト構築システムなどのECソリューション事業を展開している。海外は電子決済ソリューションの本格展開に向けて米国と台湾に準備会社を置いている。

 18年3月期のセグメント別売上高構成比は、C&S事業が38%、サービス事業が55%、ECソリューション事業が6%だった。収益面ではサービス事業の大型案件によって大きく変動する特性が強い。

■C&S事業はPepper関連を強化

 C&S事業では、ソフトバンクロボティクスの人型ロボットPepperの法人モデル「Pepper for Biz」に関して、17年2月新サービスとしてコンテンツマネージメントソリューション「Scenaria」をジエナ社と共同開発した。そしてロボアプリ開発者を支援する「Pepperパートナープログラム」において「ロボパートナー」認定を取得している。またソフトバンクと日本IBMが共同で行う「IBM Watson エコシステムプログラム」に参画し、ビジネスおよびテクノロジーパートナーに選定されている。

 また医療分野でAIとロボットを活用するため、東京慈恵医科大学先端医療情報技術研究講座およびジェナ社と、医療機関で「Pepper」を使ったコミュニケーションシステムに関する共同研究を行っている。>>>記事の全文を読む
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:50 | アナリスト銘柄分析

テクマトリックスは目先的な売り一巡して反発期待、19年3月期増収増益・連続増配予想

 テクマトリックス<3762>(東1)は、システム受託開発やセキュリティ関連製品販売などの情報サービス事業を展開している。19年3月期増収増益・連続増配予想である。株価は7月2日発表の自己株式消却および第1回新株予約権発行を嫌気する形で上場来高値圏から急落したが、目先的な売り一巡して反発を期待したい。なお7月31日に第1四半期決算発表を予定している。

■セキュリティ関連やクラウドサービスなどを展開

 ネットワーク・セキュリティ関連のハードウェアを販売する情報基盤事業、および医療・CRM・EC・金融を重点分野としてシステム受託開発やクラウドサービスを提供するアプリケーション・サービス事業を展開している。

 クラウドサービスでは、コンタクトセンター向け顧客情報・対応履歴一元管理CRMシステム「Fastシリーズ」や、医療情報クラウドサービス「NOBORI」などを展開している。

 18年3月期末の「NOBORI」の契約施設数は800施設、画像保管患者数は2154万6250人、保存検査件数は1億1564万1249件となった。18年5月には、経済産業省と東京証券取引所による「攻めのIT経営銘柄2018」において「IT経営注目企業2018」に選定された。医療情報クラウドサービス「NOBORI」が評価された。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:41 | アナリスト銘柄分析

メディカル・データ・ビジョンは調整一巡感、18年12月期大幅増収増益予想

 メディカル・データ・ビジョン<3902>(東1)は、医療分野のビッグデータ関連ビジネスを展開し、民間最大級の大規模診療データベースを活用して治験事業などにも進出している。18年12月期大幅増収増益予想である。株価は戻りの鈍い展開だが調整一巡感を強めている。

■医療分野のビッグデータ関連ビジネスを展開

 医療分野のビッグデータ関連ビジネスとして、医療機関向けに医療情報システムを開発・販売するデータネットワークサービス、および製薬会社向けに各種データ分析ツール・サービスを販売するデータ利活用サービスを展開している。17年12月期の事業別売上構成比はデータネットワークサービスが49%、データ利活用サービスが51%だった。

 データネットワークサービスで医療機関向けに医療情報システムを販売するとともに、2次利用許諾を得た患者の医療・健康関連情報を集積する。そして集積した各種情報を分析し、データ利活用サービスとして主に製薬会社向けに提供するビジネスモデルだ。

 データネットワークサービスは営業の主軸をDPC分析「EVE」から、病院向け経営支援「Medical Code」にシフトしている。また新規分野として、病院向けデジタルソリューション「CADA−BOX」の導入を推進している。患者自身が診療情報の一部を保管・閲覧できるWEBサービス「カルテコ」と、患者が自由に支払条件を設定できる医療費後払いサービスの「CADA決済」を、電子カルテと連動させて活用するサービスだ。データ利活用サービスはオーダーメード調査・分析サービス「アドホック」を主力としている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:28 | アナリスト銘柄分析

インテージホールディングスは下値固め完了、19年3月期営業増益・6期連続増配予想

 インテージホールディングス<4326>(東1)は市場調査事業を主力として、システムソリューション分野や医薬情報分野にも展開している。19年3月期は各事業が順調に推移して営業増益予想、そして6期連続増配予想である。株価は戻りの鈍い展開だが下値固め完了感を強めている。なお8月10日に第1四半期決算発表を予定している。

■国内首位の市場調査が主力

 子会社インテージのSCI(全国個人消費者パネル調査)やi−SSP(インテージシングルソースパネル)など、国内首位・世界9位の市場調査事業を主力として、システムソリューション分野や医薬情報分野にも展開している。収益面では期後半の構成比が高い特性がある。

 18年3月期のセグメント別売上構成比は、消費財・サービス分野のマーケティング支援事業(事業会社インテージ、インテージリサーチ、アクセス・ジェーピー、海外子会社)66%、ヘルスケア分野のマーケティング支援事業(事業会社アンテリオ、アスクレップ、医療情報総合研究所、プラメドなど)22%、ITソリューション分野のビジネスインテリジェンス事業(事業会社インテージテクノスフィア)12%、営業利益構成比は消費財・サービス分野のマーケティング支援事業54%、ヘルスケア分野のマーケティング支援事業35%、ITソリューション分野のビジネスインテリジェンス事業11%である。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:26 | アナリスト銘柄分析