[アナリスト水田雅展の銘柄分析]の記事一覧
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記事一覧 (06/28)アドアーズは調整一巡して戻り歩調、17年3月期大幅営業増益予想で収益改善期待
記事一覧 (06/28)ワイヤレスゲートは地合い悪化の影響受けたが中期成長力を評価、16年12月期は増額余地
記事一覧 (06/27)マーケットエンタープライズの17年6月期は成長軌道への回帰を期待
記事一覧 (06/27)セレスは16年12月期増収増益予想、仮想通貨・フィンテック・O2Oのテーマ性
記事一覧 (06/27)TACは新領域への事業展開を強化、17年3月期大幅増益・増配予想
記事一覧 (06/27)フォーカスシステムズは17年3月期先行投資負担だが受注は高水準、AI活用の共同研究開始
記事一覧 (06/27)星光PMCは地合い悪化で急落だが売られ過ぎ感、16年12月期増収増益予想
記事一覧 (06/27)エイジアは高値圏から急反落したが売られ過ぎ感、17年3月期増収増益・連続増配予想
記事一覧 (06/24)インフォマートは調整一巡して反発期待、16年12月期増収増益予想
記事一覧 (06/24)キーコーヒーはモミ合い上放れ期待、17年3月期2桁増益・増配予想
記事一覧 (06/24)プラマテルズは指標面の割安感を見直し、17年3月期は高付加価値商材好調
記事一覧 (06/24)電算システムは調整一巡して反発期待、16年12月期増収増益・連続増配予想
記事一覧 (06/24)ゼリア新薬工業は下値固め完了して戻り歩調、17年3月期増収増益・増配予想
記事一覧 (06/24)平山はモミ合い煮詰まり感、17年6月期の収益改善基調を期待
記事一覧 (06/24)JSPは調整一巡して反発期待、17年3月期業績予想に上振れ余地
記事一覧 (06/24)キムラユニティーは調整一巡して反発期待、17年3月期増収増益予想
記事一覧 (06/24)ジェイテックは調整一巡して反発期待、17年3月期2桁増収増益予想
記事一覧 (06/23)パシフィックネットは17年5月期の収益拡大期待、6月25日専門店Rmobileオープン
記事一覧 (06/23)トレジャー・ファクトリーは調整一巡して反発期待、17年2月期は増収・営業増益・増配予想
記事一覧 (06/23)物語コーポレーションは16年6月期増益・増配予想、6月期末の株主優待も注目点
2016年06月28日

アドアーズは調整一巡して戻り歩調、17年3月期大幅営業増益予想で収益改善期待

 アドアーズ<4712>(JQS)は、アミューズメント施設運営の総合エンターテインメント事業を主力として、不動産事業なども展開している。17年3月期は介護事業休止も寄与して大幅営業・経常増益、最終黒字化予想である。オリーブスパと業務提携した店舗サブリース事業の寄与も期待される。株価は調整一巡して戻り歩調だ。

■Jトラストグループで総合エンターテインメント事業や不動産事業を展開

 13年2月に、親会社Jトラスト<8508>グループで戸建て住宅分譲や商業建築など展開するキーノート、アミューズメント施設向け景品製作・販売など展開するブレイクを子会社化した。Jトラストグループ内で、総合エンターテインメント事業、不動産事業、商業施設建築事業の中核を担う位置付けである。

 アミューズメント施設を運営する総合エンターテインメント事業は、利益率の高いメダルゲームジャンルを注力分野として収益改善を目指し、新業態開発やゲーム景品製造も強化している。不動産事業では一戸建分譲事業のエリア拡大や不動産アセット部門の強化を推進している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:07 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

ワイヤレスゲートは地合い悪化の影響受けたが中期成長力を評価、16年12月期は増額余地

 ワイヤレスゲート<9419>(東1)はワイヤレス・ブロードバンドサービスを主力として、Wi−Fiインフラ構築・運用サポートやM2M/IoTサービスなども積極推進している。16年12月期2桁営業増益予想で増額余地がありそうだ。株価は地合い悪化の影響で反落したが中期成長力を評価して出直り展開だろう。なお8月4日に第2四半期累計の業績発表を予定している。

■ワイヤレス・ブロードバンドサービスを提供

 通信事業者からインフラを借り受けてワイヤレス・ブロードバンドサービス(Wi−Fi、WiMAX、LTE)を提供するMVNO(仮想移動体通信事業者)である。中期成長に向けた重点戦略として、サービス提供エリア拡大、サービスラインナップ拡充、新規事業推進などを掲げている。

 15年12月期の事業別売上高構成比は、ワイヤレス・ブロードバンド事業のモバイルインターネットサービス90.7%、公衆無線LANサービス6.9%、ワイヤレス・プラットフォーム事業1.1%、その他1.3%だった。販売チャネルはヨドバシカメラおよび携帯電話販売最大手ティーガイアを主力としている。月額有料会員数の積み上げに伴って収益が拡大するストック型収益構造である。16年3月末現在の社員数19名で、社員1人当たり営業利益額の高さも特徴だ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:02 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2016年06月27日

マーケットエンタープライズの17年6月期は成長軌道への回帰を期待

 マーケットエンタープライズ<3135>(東マ)はネット型リユース事業を展開し、新サービス構築による事業ドメイン拡大も推進している。16年6月期は一時的要因で減益予想だが、17年6月期は成長軌道への回帰が期待される。株価は地合い悪化も影響して安値圏モミ合いだが、市場が落ち着けば戻りを試す展開が期待される。

■インターネットに特化したリユース品買取・販売事業を展開

 インターネットに特化してリユース(再利用)品を買取・販売するネット型リユース事業を展開している。

 買取総合窓口サイト「高く売れるドットコム」など自社運営26カテゴリーWEB買取サイトを通じて一般消費者や法人からリユース品を仕入れ、全国のリユースセンター(16年4月現在、東京、仙台、横浜、埼玉、名古屋、大阪、神戸、福岡の8拠点)で在庫を一括管理する。そして複数の主要Eマーケットプレイス(ヤフオク、楽天市場、Amazon、Ebayなど)に出店した自社運営サイトで一般消費者や法人向けに販売する。なお販売サイトのサービスブランドは15年9月リリースの新リユースブランド「ReRe(リリ)」に統一した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:10 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

セレスは16年12月期増収増益予想、仮想通貨・フィンテック・O2Oのテーマ性

 セレス<3696>(東マ)はスマホ向けポイントサイト運営が主力のスマートフォンメディア事業を展開している。16年12月期はポイントメディア登録会員数の増加などで増収増益予想である。第1四半期の利益進捗率が高水準のため通期会社予想に増額余地があるだろう。株価は6月6日の上場来高値から過熱感や地合い悪化で反落したが、仮想通貨・フィンテック・O2O関連などのテーマ性も注目され、市場が落ち着けば出直り展開だろう。

■ポイントサイト運営などスマートフォンメディア事業を展開

 国内最大級のスマホ向けポイントサイトである「モッピー」をはじめ、ポイントメディア「モバトク」「お財布.com」およびHRメディア「モッピージョブ」を運営するスマートフォンメディア事業を展開している。

 ポイントメディア事業の「モッピー」「モバトク」「お財布.com」は、広告の閲覧、スマホアプリのダウンロード、ショッピング、アンケートなどのアクションに応じて、現金・電子マネー・ビットコイン等との交換が可能なポイントが貯まる無料会員サービスを提供している。HRメディア事業の「モッピージョブ」は、アルバイト求人広告サイトである。成功報酬型などの広告収入が収益柱である。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:05 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

TACは新領域への事業展開を強化、17年3月期大幅増益・増配予想

 TAC<4319>(東1)は「資格の学校」運営を主力に、M&Aも活用して教員、医療、介護、語学など新領域への事業展開を強化している。17年3月期大幅増益・増配予想である。株価は地合い悪化の影響で急落したが、指標面に割安感があり、市場が落ち着けば好業績を評価して出直り展開だろう。

■財務・会計分野を中心に「資格の学校」を運営

 財務・会計分野(簿記検定・公認会計士など)、経営・税務分野(税理士・中小企業診断士など)、金融・不動産分野(宅建・不動産鑑定士・FPなど)、法律分野(司法試験・司法書士など)、公務員・労務分野(社会保険労務士・国家総合職など)、その他分野(情報・国際、医療・福祉など)といった幅広い分野で「資格の学校」を運営している。また法人研修事業、出版事業、人材事業も展開している。

■M&Aも積極活用して新事業領域への展開を強化

 財務・会計、経営・税務、法律など既存領域の市場が縮小傾向のため、中期成長に向けて、オンライン教育サービス(Webなどの通信系講座)や、M&Aも積極活用して教員、医療、介護、語学など新領域への事業展開を強化している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:59 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

フォーカスシステムズは17年3月期先行投資負担だが受注は高水準、AI活用の共同研究開始

 フォーカスシステムズ<4662>(東1)は、公共関連・民間関連のシステム構築・保守・運用を主力としてセキュリティ機器関連事業も展開している。医療事業への人工知能(AI)活用に向けた共同研究も開始する。17年3月期は先行投資負担で減益予想だが受注は高水準である。株価はAI関連として急伸したが、地合い悪化の影響で急反落した。ただし指標面には割安感があり、市場が落ち着けばAI関連として再動意の可能性があるだろう。

■システム構築・保守・運用を主力としてセキュリティ機器関連事業も展開

 公共関連・民間関連のシステム構築・保守・運用・管理サービスを主力として、セキュリティ機器関連事業も展開している。16年3月期の事業別売上高構成比は公共関連事業が34.8%、民間関連事業が59.1%、セキュリティ機器関連事業が6.1%だった。

 顧客別に見ると、NTTデータ<9613>関連および日本IBM関連を主力として、CTC(伊藤忠テクノソリューションズ)<4739>関連、沖電気<6703>関連、ソフトバンク<9984>関連などが続いている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:53 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

星光PMCは地合い悪化で急落だが売られ過ぎ感、16年12月期増収増益予想

 星光PMC<4963>(東1)は製紙用薬品事業、印刷インキ用・記録材料用樹脂事業、化成品事業を展開し、次世代素材セルロースナノファイバー(CNF)など新分野開拓を推進している。製品構成改善などで16年12月期増収増益予想である。株価は地合い悪化の影響で急落したが売られ過ぎ感を強めている。市場が落ち着けば戻りを試す展開だろう。

■製紙用薬品、印刷インキ・記録材料用樹脂、および化成品を展開

 DIC<4631>の連結子会社で、製紙用薬品事業、印刷インキ用・記録材料用樹脂事業、および化成品事業(14年4月、興人フィルム&ケミカルズの化成品事業を承継したKJケミカルズを子会社化)を展開している。15年12月期売上高構成比は製紙用薬品事業64.4%、印刷インキ用・記録材料用樹脂事業21.8%、化成品事業13.8%だった。

 高付加価値製品の拡販、中国事業の再構築、東南アジア市場への積極展開、次世代素材セルロースナノファイバー(CNF)、導電性ナノ材料(銀ナノワイヤー)、光学弾性樹脂(OCA)など、成長市場・新分野開拓の戦略を推進している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:48 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

エイジアは高値圏から急反落したが売られ過ぎ感、17年3月期増収増益・連続増配予想

 エイジア<2352>(東マ)はメール配信システムの大手である。eコマース関連分野を強化し、16年6月には新製品オートメーションツールなどの発売を予定している。17年3月期増収増益・連続増配予想である。株価は06年以来の高値圏から急反落したが売られ過ぎ感を強めている。好業績を評価して一旦はリバウンド局面だろう。

■メール配信などe−CRMシステム「WEBCAS」シリーズが主力

 自社開発e−CRMシステム「WEBCAS」シリーズを提供するアプリケーション事業を主力として、システム受託開発やマーケティングコンサルティングなどのサービスソリューション事業も展開している。16年3月期の事業別売上高構成比はアプリケーション事業が84%、サービスソリューション事業が16%だった。

 メール配信システム「WEBCAS e−mail」は顧客の嗜好、属性、購買履歴などに基づいたOne to Oneメールを、世界トップレベルの最高300万通/時で送信することが可能な超高速性が強みである。通販企業、メーカー、生命保険、情報サービス会社など多様な業界の企業や官公庁に導入され、国内メール配信パッケージ市場でシェア1位である。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:44 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2016年06月24日

インフォマートは調整一巡して反発期待、16年12月期増収増益予想

 インフォマート<2492>(東1)は企業間電子商取引「BtoBプラットフォーム」各種システムを提供している。フード業界中心に利用企業数が増加基調であり、16年12月期増収増益予想である。株価は調整一巡して反発が期待される。

■BtoB(企業間取引)プラットフォームを運営

 企業間で行われている世界共通の商行為を電子化する企業間電子商取引プラットフォーム「BtoBプラットフォーム」を運営している。

 16年1月サービスブランドを「BtoBプラットフォーム」に変更し、新サービスは、企業間受発注業務をWeb上で行うBtoBプラットフォーム受発注、食の安全・安心の商品仕様書DBであるBtoBプラットフォーム規格書、企業間請求書発行・受取業務をWeb上で行うBtoBプラットフォーム請求書、BtoB専用の販売・購買システムであるBtoBプラットフォーム商談とした。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:25 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

キーコーヒーはモミ合い上放れ期待、17年3月期2桁増益・増配予想

 キーコーヒー<2594>(東1)はレギュラーコーヒーの大手である。パッケージカフェ「KEYS CAFE」など新事業領域開拓で業容を拡大し、17年3月期2桁増益・増配予想である。株価は安値圏でモミ合う展開だが徐々に下値を切り上げている。煮詰まり感を強めてモミ合い上放れの展開が期待される。

■コーヒー関連事業を主力として飲食関連事業も展開

 コーヒー関連事業(業務用・家庭用レギュラーコーヒーの製造・販売)を主力として、飲食関連事業(イタリアントマト、アマンド)も展開している。16年3月期のセグメント別売上高構成比は、コーヒー関連事業が86%、飲食関連事業が8%、その他(ニック食品、honu加藤珈琲店など)が6%だった。

 ブランド力強化、収益力強化、グループ連携強化を柱として、新商品の開発・投入、新たな事業領域の開拓を積極推進している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:19 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

プラマテルズは指標面の割安感を見直し、17年3月期は高付加価値商材好調

 プラマテルズ<2714>(JQS)は合成樹脂の専門商社で高付加価値商材の拡販を推進している。17年3月期業績は横ばい予想だが、高付加価値商材の好調で上振れ余地があるだろう。株価は地合い悪化も影響して安値圏だが、指標面の割安感を見直して反発が期待される。

■双日グループの合成樹脂専門商社、高付加価値商材を拡販

 双日<2768>グループのプラスチック原材料・製品・関連機器専門商社である。エンジニアリング系樹脂、スチレン系樹脂を主力として、オレフィン系樹脂、塩化ビニール系材料なども取り扱っている。

 16年3月期の取扱商材別売上構成比(連結ベース)は、エンジニアリング系樹脂44.1%、スチレン系樹脂18.8%、オレフィン系樹脂9.9%、塩化ビニール系材料5.0%、その他樹脂2.7%、PET樹脂2.1%、製品(合成樹脂関連他)15.3%、合成樹脂関連機械・シート2.1%だった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:14 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

電算システムは調整一巡して反発期待、16年12月期増収増益・連続増配予想

 電算システム<3630>(東1)は情報サービス事業と収納代行サービス事業を展開し、クラウドサービスや収納代行サービスの海外展開も強化している。16年12月期は不採算案件の一巡や収納代行サービスの伸長で増収増益・連続増配予想である。株価は地合い悪化も影響して安値圏だが、調整一巡して反発が期待される。

■情報サービス事業と収納代行サービス事業を展開

 情報サービス事業(SI・ソフト開発、情報処理サービス、商品販売)と、収納代行サービス事業(コンビニ収納代行、郵便振替決済代行、ネットショッピング決済、電子マネー決済など)を展開し、クラウドサービスや電子マネーなどへの対応を強化している。

 15年12月期の売上高構成比は情報サービス事業52.2%(SI・ソフト開発31.3%、情報処理サービス15.7%、商品販売5.2%)、収納代行サービス47.8%、営業利益構成比(連結調整前)は情報サービス事業47.1%、収納代行サービス52.9%だった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:10 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

ゼリア新薬工業は下値固め完了して戻り歩調、17年3月期増収増益・増配予想

 ゼリア新薬工業<4559>(東1)は消化器分野が中心の医療用医薬品事業、および一般用医薬品のコンシューマーヘルスケア事業を展開している。潰瘍性大腸炎治療剤「アサコール」やヘパリーゼ群の好調で、17年3月期増収増益・増配予想である。株価は下値固めが完了して戻り歩調の展開だろう。

■消化器分野が中心の医薬品メーカー

 消化器分野が中心の医療用医薬品事業、および一般用医薬品のコンシューマーヘルスケア事業を展開している。16年3月期のセグメント別売上高構成比は、医療用医薬品事業53.8%、コンシューマーヘルスケア事業46.0%、その他(保険代理業・不動産賃貸収入)0.3%だった。海外売上高比率は20.0%だった。

 医療用医薬品事業は潰瘍性大腸炎治療剤「アサコール」を主力として、H2受容体拮抗剤「アシノン」や亜鉛含有胃潰瘍治療剤「プロマック」なども展開している。13年6月には自社開発の機能性ディスペプシア治療剤「アコファイド」を発売し、アステラス製薬<4503>と共同で早期の市場浸透を目指している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:06 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

平山はモミ合い煮詰まり感、17年6月期の収益改善基調を期待

 平山<7781>(JQS)は国内製造業向けのアウトソーシング事業(製造請負)を主力としている。16年6月期は取引先の減産などの影響を受けたが、17年6月期は収益改善基調が期待される。株価は安値圏でモミ合う展開だが、煮詰まり感を強めて出直りが期待される。

■国内製造業向けアウトソーシング事業(製造請負)が主力

 国内製造業向けのアウトソーシング事業(製造請負)を主力として、連結子会社トップエンジニアリングの技術者派遣事業、その他事業(現場改善コンサルティングサービス、教育サービス、有料職業紹介など)も展開している。11年には製造請負事業者改善推進協議会が運営している製造請負優良適正事業者認定制度を第1号で取得(14年4月更新)した。15年6月期のセグメント別売上高構成比はアウトソーシング事業88%、技術者派遣事業10%、その他2%だった。

 主力のアウトソーシング事業では当社に所属する現場改善コンサルタントと連携したサービスを提供して、顧客企業の製造現場における生産性向上、コスト削減、さらに「ものづくり力」強化に繋げていることが強みだ。請負現場「ものづくり力」高度化のために、中核になる生産管理者の育成を強化するとともに、製造企業OBシニア層の技術を再開発して、製造現場の改善をワンストップで提案できる体制を構築することに経営資源を最優先で投資している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:01 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

JSPは調整一巡して反発期待、17年3月期業績予想に上振れ余地

 JSP<7942>(東1)は発泡プラスチック製品専業の大手で、自動車用や住宅用など高付加価値製品の拡販を推進している。17年3月期は円高影響などで営業微減益予想だが、高付加価値製品の拡販進展などで上振れ余地があるだろう。株価は地合い悪化の影響で安値圏だが、調整一巡して反発が期待される。

■発泡プラスチック製品専業大手、高機能・高付加価値製品を開発・拡販

 発泡プラスチック製品専業の大手である。三菱瓦斯化学<4182>がTOBを実施し、15年3月に同社の連結子会社となった。

 押出発泡技術をベースとするポリスチレン・ポリエチレン・ポリプロピレンシートなどの押出事業(産業用包装材、食品用包装材、広告用ディスプレー材、住宅用断熱材など)、ビーズ発泡技術をベースとする発泡ポリプロピレン・発泡ポリエチレン・発泡性ポリスチレン製品などのビーズ事業(自動車衝撃緩衝材、家電製品緩衝材、IT製品輸送用通い函など)、その他事業(一般包材など)を展開している。16年3月期のセグメント別売上構成比は押出事業が33%、ビーズ事業が62%、その他が5%だった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:57 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

キムラユニティーは調整一巡して反発期待、17年3月期増収増益予想

 キムラユニティー<9368>(東1)はトヨタ自動車向け部品包装が主力の総合物流サービス企業である。物流請負のNLS事業が成長し、北米や中国の収益改善も進展して17年3月期増収増益予想である。株価は安値圏だが調整一巡して反発が期待される。

■トヨタ向けが主力の総合物流サービス企業

 トヨタ自動車<7203>の補修部品・KD部品の包装・物流、および一般物流請負を主力とする総合物流サービス企業である。自動車販売・リース・整備などの自動車サービス事業、物流分野における情報サービス事業、派遣・アウトソーシングなどの人材サービス事業、太陽光発電による売電事業なども展開している。

 16年3月期のセグメント別売上構成比(連結調整前)は、物流サービス事業が65%、自動車サービス事業が31%、情報サービス事業+人材サービス事業+その他が3%だった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:52 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

ジェイテックは調整一巡して反発期待、17年3月期2桁増収増益予想

 ジェイテック<2479>(JQS)は「技術職知財リース事業」の人材サービス事業を展開し、飲食店向け多言語対応注文支援システム「グルくる」拡販も推進している。17年3月期は2桁増収増益予想で収益改善基調が期待される。株価は調整一巡して反発が期待される。

■技術者派遣の「技術職知財リース事業」が主力

 製造業の開発・設計部門向けに技術者を派遣する「技術職知財リース事業」を主力としている。専門教育による知識を基盤として新たな付加価値を顧客に提供する社員を「テクノロジスト」と呼称し、一般的な「エンジニア」と区別していることが特徴である。そして「技術商社」を標榜し、テクノロジストが保有する知恵を提供(リース)することで顧客とともに新たな価値を創造する「技術職知財リース事業」としている。

 子会社のジェイテックアーキテクト(12年10月子会社化したエル・ジェイ・エンジニアリングが15年10月商号変更)は建築設計分野の技術者派遣、子会社ジェイテックアドバンストテクノロジ(ジオトレーディングが15年10月商号変更)は製造業向け一般派遣・エンジニア派遣事業を展開している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:47 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2016年06月23日

パシフィックネットは17年5月期の収益拡大期待、6月25日専門店Rmobileオープン

 パシフィックネット<3021>(東マ)は中古パソコン・モバイル機器のリユースやデータ消去を展開するセキュリティサービス企業である。6月25日大阪市に中古モバイル買取・販売専門のRmobile(アールモバイル)日本橋店をオープンする。17年5月期はマイナンバー対応本格化などで収益拡大が期待される。株価は安値圏だが調整一巡して反発が期待される。なお7月15日に16年5月期決算発表を予定している。

■中古情報機器のリユース・データ消去などを展開

 中古パソコン・モバイル機器のリユースやデータ消去を展開するセキュリティサービス提供企業である。パソコン、タブレット端末、スマホなど中古情報機器の引取回収・販売事業を主力として、レンタル事業も展開している。主要仕入先のリース・レンタル会社や一般企業からの引取回収強化、生産性向上、業務プロセス効率化などで収益力を高めている。

 旗艦店「PC−NETアキバ本店」など全国主要都市に10店舗を展開し、インバウンド需要対応で15年5月期に7店舗を免税店化した。6月25日には中古モバイル買取・販売専門店としてRmobile(アールモバイル)日本橋店(大阪市)をオープンする。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:01 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

トレジャー・ファクトリーは調整一巡して反発期待、17年2月期は増収・営業増益・増配予想

 トレジャー・ファクトリー<3093>(東1)はリユースショップを展開し、新規出店、新業態開発、買い取り強化を積極推進している。17年2月期は特別利益一巡で最終減益だが、増収・営業増益・増配予想である。株価は5月既存店売上の前年割れを嫌気し、地合い悪化も影響して水準を切り下げたが、調整一巡して反発が期待される。

■リユースショップを首都圏中心にチェーン展開

 総合リユース業態「トレジャー・ファクトリー」や服飾専門リユース業態「トレファクスタイル」などのリユースショップを、首都圏直営店中心にチェーン展開している。

 16年2月期末時点の店舗数は8都府県に、直営総合業態「トレジャー・ファクトリー」54店舗、直営服飾業態「トレファクスタイル」27店舗、古着アウトレット業態「ユーズレット」2店舗、スポーツ・アウトドア業態「トレファクスポーツ」2店舗、事業譲り受けた「ブランドコレクト」業態2店舗、およびFC総合業態「トレジャー・ファクトリー」4店舗の合計91店舗である。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:56 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

物語コーポレーションは16年6月期増益・増配予想、6月期末の株主優待も注目点

 物語コーポレーション<3097>(東1)は焼肉店やラーメン店などの飲食チェーンを全国展開し、16年6月期増益・増配予想である。5月既存店売上は6ヶ月ぶりの前年割れだったが、累計ベースでは計画水準の前年比プラスを維持している。株価は戻り高値圏でモミ合う形だが、自律調整が一巡して上値を試す展開だろう。6月期末の株主優待も注目点だ。

■中部圏と関東圏を中心に焼肉店やラーメン店などをチェーン展開

 中部圏と関東圏中心に飲食チェーンを直営とFCで全国展開している。郊外型立地を基本として、業態別には「焼肉きんぐ」などの焼肉部門、「丸源ラーメン」などのラーメン部門、「お好み焼き本舗」のお好み焼部門、寿司・しゃぶしゃぶの「ゆず庵」などの専門店部門を展開している。「焼肉きんぐ」は焼肉テーブルバイキング市場のトップブランドが特徴である。

 12年10月中国・上海に「鍋源(GUO YUAN)」をオープンして海外初出店した。15年4月には国内で当社初の繁華街型店舗となるプロトタイプ焼肉店「熟成焼肉 肉源」1号店を東京・赤坂にオープンした。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:51 | アナリスト水田雅展の銘柄分析