[アナリスト銘柄分析]の記事一覧
  (ブログ内の記事検索は右サイドバーの検索窓から)

記事一覧 (08/22)セキドは17年3月期第1四半期赤字縮小して通期黒字化予想
記事一覧 (08/19)日本エンタープライズはフォー・クオリアとアットザラウンジを合併することを決議
記事一覧 (08/19)ピックルスコーポレーションは自律調整一巡して上値試す、17年2月期通期予想は増額の可能性
記事一覧 (08/19)パシフィックネットの17年5月期は中古モバイル好調で大幅増益予想、配当利回り3%台後半
記事一覧 (08/19)山下医科器械は調整一巡して戻り歩調、17年5月期営業減益予想だが上振れ余地
記事一覧 (08/19)フライトホールディングスは新製品がドコモ「iD」に対応、17年3月期は新製品寄与して黒字化予想
記事一覧 (08/18)トレジャー・ファクトリーは自己株式取得を評価して出直り本格化、17年2月期営業増益・増配予想
記事一覧 (08/18)マルマエは半導体分野の受注拡大基調、下値切り上げの動き継続して5月高値目指す
記事一覧 (08/18)ティムコは下値切り上げて上昇基調へ転換の動き、17年11月期の収益改善期待
記事一覧 (08/18)うかいは年初来高値更新で15年の高値が視野、既存店好調で9月末の株主優待も注目
記事一覧 (08/18)トシン・グループは長期調整が完了して基調転換、自己株式取得や割安感を評価
記事一覧 (08/16)アンジェス MGはHGF遺伝子治療薬の国内3例目の投与開始、年内承認申請期待
記事一覧 (08/12)翻訳センターは下値固め完了して出直り、17年3月期業績予想を増額修正
記事一覧 (08/12)セーラー万年筆の16年12月期第2四半期は累計営業減益だが通期黒字化予想
記事一覧 (08/10)久世は3月の年初来高値目指す、17年3月期第1四半期黒字化
記事一覧 (08/09)ジャパンフーズは調整一巡して出直り、17年3月期増益予想で猛暑本番も追い風
記事一覧 (08/09)星光PMCは16年12月期第2四半期累計は計画超の大幅増益、通期利益予想も増額修正
記事一覧 (08/09)キムラユニティーは底値圏から反発期待、17年3月期第1四半期2桁営業増益で通期も増益予想
記事一覧 (08/08)ゼリア新薬工業は17年3月期第1四半期大幅増益、通期も増収増益・増配予想で増額余地
記事一覧 (08/08)インフォメーションクリエーティブは16年9月期第3四半期累計大幅増益、通期も大幅増益予想
2016年08月22日

セキドは17年3月期第1四半期赤字縮小して通期黒字化予想

 セキド<9878>(東2)は海外ブランド品などを扱うファッション専門店チェーンを展開している。17年3月期第1四半期は赤字が縮小し、通期は黒字化予想である。美容分野「マスク・シート」や中古品販売も強化する。株価は下値固めが完了して反発展開が期待される。

■ファッション専門店事業を展開

 12年10月に家電の店舗販売事業から撤退してファッション専門店事業に経営資源を集中し、海外ブランド品などを扱うファッション専門店「GINZA LoveLove」「Super Select Shop LoveLove」を直営で展開している。

 14年7月にラオックス<8202>と業務提携し、ネット通販についてはストリーム<3071>と業務提携している。訪日外国人旅行客のインバウンド需要対応で15年6月から既存23店舗すべてで免税販売を開始した。
>>>記事の全文を読む
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:25 | アナリスト銘柄分析
2016年08月19日

日本エンタープライズはフォー・クオリアとアットザラウンジを合併することを決議

■アットザラウンジのコンテンツ制作力・営業支援力とフォー・クオリアの開発力・サポート力を一体化

 日本エンタープライズ<4829>(東1)は18日、フォー・クオリアとアットザラウンジを合併することを決議した。

 今後、スマートフォンを活用した法人ニーズの拡大やIT投資の活性化が予想されることから、当社としてはアットザラウンジが有するコンテンツ制作力・営業支援力と、フォー・クオリアが有する開発力・サポート力を一体化させる。

 合併については、フォー・クオリアを存続会社とする吸収合併方式で、消滅会社とするアットザラウンジの事業は、フォー・クオリアが継続する。

 合併期日は、10月1日を予定している。

提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:37 | アナリスト銘柄分析

ピックルスコーポレーションは自律調整一巡して上値試す、17年2月期通期予想は増額の可能性

 ピックルスコーポレーション<2925>(JQ)は漬物・キムチ製品の最大手である。主力の「ご飯がススム キムチ」のブランド力が向上し、惣菜分野への事業展開も加速している。17年2月期大幅増収増益予想である。そして増額の可能性が高いだろう。株価は急伸した7月の上場来高値から一旦反落したが、指標面の割安感は強い。自律調整が一巡して上値を試す展開だろう。

■漬物製品の最大手、主力の「ご飯がススム キムチ」のブランド力向上

 漬物・浅漬・キムチなど漬物製品の最大手メーカーで、ブランド力の向上、新製品の積極投入、成長市場である惣菜製品の強化などを推進し、主力の「ご飯がススム キムチ」シリーズのブランド力向上とともに収益力が大幅に向上している。

 M&Aも活用して業容を拡大している。14年8月尾花沢食品を設立して漬物製造の尾花沢食品から事業を承継、15年6月青果市場運営の県西中央青果(茨城県古河市)を子会社化(15年9月から連結)、16年3月フードレーベルホールディングス(FLH)を子会社化(17年2月期から連結)した。
>>>記事の全文を読む
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:00 | アナリスト銘柄分析

パシフィックネットの17年5月期は中古モバイル好調で大幅増益予想、配当利回り3%台後半

 パシフィックネット<3021>(東マ)は中古パソコン・モバイル機器のリユースやデータ消去を展開するセキュリティサービス企業である。17年5月期は中古モバイル機器の好調などで大幅増益予想である。株価は安値圏だが3%台後半の配当利回りも注目点であり、調整一巡して出直りが期待される。

■中古情報機器のリユース・データ消去などを展開

 中古パソコン・モバイル機器のリユースやデータ消去を展開するセキュリティサービス提供企業である。パソコン、タブレット端末、スマホなど中古情報機器の引取回収・販売事業を主力として、事業者向けレンタル事業も展開している。16年5月期のセグメント別売上構成比は引取回収・販売事業84%、レンタル事業16%、営業利益構成比は引取回収・販売事業28%、レンタル事業72%だった。

 旗艦店「PC−NETアキバ本店」など全国主要都市に店舗展開し、インバウンド需要対応で15年5月期に7店舗を免税店化した。16年6月には中古モバイル買取・販売専門店としてRmobile(アールモバイル)日本橋店(大阪市)をオープンした。また主要仕入先のリース・レンタル会社や一般企業からの引取回収強化、生産性向上、業務プロセス効率化などで収益力を高めている。
>>>記事の全文を読む
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:56 | アナリスト銘柄分析

山下医科器械は調整一巡して戻り歩調、17年5月期営業減益予想だが上振れ余地

 山下医科器械<3022>(東1)は九州を地盤とする医療機器専門商社で、福岡県での市場シェア拡大を重点戦略としている。17年5月期は長崎TMSセンター稼働に伴う先行費用などで営業減益予想だが、期初時点では保守的な計画を打ち出す傾向が強く上振れ余地があるだろう。株価は調整一巡して戻り歩調の形だ。

■九州を地盤とする医療機器専門商社

 九州を地盤とする医療機器専門商社である。医療機器の販売・メンテナンスおよび医療材料・消耗品などの販売を主力として、子会社イーピーメディックは整形インプラントを製造販売している。中期成長に向けて、九州最大の需要地である福岡県での市場シェア拡大を最重点戦略としている。

 医療機関向けSPD(病院医療材料管理業務)の契約施設数増加に対応するため、13年7月に福岡SPDセンター(福岡県福岡市)を新設し、鳥栖SPDセンター(佐賀県鳥栖市)との2拠点体制とした。そして16年9月に長崎TMSセンター(長崎県諫早市)稼働を予定している。稼働後は物流センター2拠点、SPDセンター3拠点体制となり、物流の効率化と迅速化により信頼性とサービス向上を図る。
>>>記事の全文を読む
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:52 | アナリスト銘柄分析

フライトホールディングスは新製品がドコモ「iD」に対応、17年3月期は新製品寄与して黒字化予想

 フライトホールディングス<3753>(東2)は電子決済ソリューションを主力として、システム開発やECソリューションも展開している。8月17日には新製品「incredist premium」がドコモ「iD」に対応したと発表している。また17年3月期第1四半期は赤字が縮小した。通期は新製品が寄与して黒字化予想である。株価は調整一巡して出直り展開だろう。

■システム開発や電子決済ソリューションなどを展開

 フライトシステムコンサルティングが13年10月持株会社に移行してフライトホールディングスに商号変更した。14年10月にはECサイト構築パッケージソフトのイーシー・ライダー(14年11月DRAGON TECHNOLOGYから商号変更)を子会社化した。

 システム開発・保守などのコンサルティング&ソリューション(C&S)事業、電子決済ソリューションなどのサービス事業、B2B向けECサイト構築パッケージなどのECソリューション事業を展開している。16年3月期セグメント別売上高構成比(連結調整前)はC&S事業29.6%、サービス事業68.6%、ECソリューション事業1.9%だった。
>>>記事の全文を読む
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:48 | アナリスト銘柄分析
2016年08月18日

トレジャー・ファクトリーは自己株式取得を評価して出直り本格化、17年2月期営業増益・増配予想

 トレジャー・ファクトリー<3093>(東1)はリユースショップを展開し、既存店強化、多店舗展開、新業態開発、買い取り強化を積極推進している。8月6日には新業態「トレファクマーケット」をオープンし、16日にはM&Aと自己株式取得を発表した。17年2月期は新規出店や売上総利益率改善などで営業増益・増配予想である。株価は調整局面だったが自己株式取得を好感して急反発した。出直りの動きが本格化しそうだ。

■リユースショップを首都圏中心にチェーン展開

 総合リユース業態「トレジャー・ファクトリー」や服飾専門リユース業態「トレファクスタイル」などのリユースショップを、首都圏直営店中心にチェーン展開している。

 16年2月期末時点の店舗数は8都府県に、直営総合業態「トレジャー・ファクトリー」54店舗、直営服飾業態「トレファクスタイル」27店舗、古着アウトレット業態「ユーズレット」2店舗、スポーツ・アウトドア業態「トレファクスポーツ」2店舗、事業譲り受けた「ブランドコレクト」業態2店舗、およびFC総合業態「トレジャー・ファクトリー」4店舗の合計91店舗である。
>>>記事の全文を読む
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:32 | アナリスト銘柄分析

マルマエは半導体分野の受注拡大基調、下値切り上げの動き継続して5月高値目指す

 マルマエ<6264>(東マ)は半導体・FPD製造装置に使用される真空部品などの精密切削加工事業を展開している。半導体分野の受注が拡大基調であり、16年8月期業績予想は3回目の増額の可能性があるだろう。株価は下値切り上げの動きが継続している。5月の年初来高値を目指す展開だろう。なお流動性向上を目的として7月29日に立会外分売を実施した。

■真空部品や電極などの精密切削加工事業を展開

 半導体・FPD(フラットパネルディスプレー)製造装置に使用される真空部品や電極などの精密切削加工事業を展開し、新規分野として光学装置・通信関連分野なども強化している。

 15年1月に事業再生計画(11年7月事業再生ADR成立)を終結した。16年10月の最終弁済をもって終了する計画だったが、強固な収益体質の確立と財務体質の改善に目途がついたため前倒しした。債務の株式化を行ったA種優先株式については15年5月に取得(246株、1株につき100万円)して消却した。
>>>記事の全文を読む
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:24 | アナリスト銘柄分析

ティムコは下値切り上げて上昇基調へ転換の動き、17年11月期の収益改善期待

 ティムコ<7501>(JQ)は、フィッシング用品およびアウトドア用品の企画・開発・販売事業を展開している。16年11月期の業績予想を減額修正したが、15年11月期比では大幅増益予想である。そして17年11月期は一段の収益改善が期待される。株価は下値を切り上げて上昇基調へ転換の動きを強めている。16年11月期減額修正を織り込み、0.2倍近辺の低PBRも見直して戻り歩調だろう。

■フィッシング用品およびアウトドア用品の企画・販売

 フィッシング用品およびアウトドア用品の企画・開発・販売事業を展開している。15年11月期の事業別売上高構成比はフィッシング事業が32%、アウトドア事業が67%、その他(不動産賃貸収入など)が1%だった。

 オリジナルアウトドア衣料ブランドである「Foxfire(フォックスファイヤー)」の商品力強化や、直営店舗「Foxfire Store(フォックスファイヤーストア)」の収益力向上に取り組んでいる。
>>>記事の全文を読む
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:20 | アナリスト銘柄分析

うかいは年初来高値更新で15年の高値が視野、既存店好調で9月末の株主優待も注目

 うかい<7621>(JQ)は、飲食事業(高級和食・洋食料理店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。箱根大涌谷周辺の火山活動の影響が一巡して17年3月期第1四半期は大幅増益だった。飲食事業の既存店も好調に推移して通期大幅増益・増配予想である。株価は年初来高値更新の展開で15年6月高値が視野に入ってきた。9月末の株主優待も注目点となる。

■高級和食・洋食料理店が主力

 飲食事業(高級和食・洋食料理店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。16年3月期売上高構成比は飲食事業92%(和食47%、洋食43%、物販2%)、文化事業8%だった。

 新たな成長ステージに向けた事業戦略として、商圏1万キロに向けたブランド構築、新業態の定着と新規出店、サービス向上のための人材育成、製菓工房「アトリエうかい」の本格稼働、和食店のお土産品強化、物販における販路開拓、海外へのブランド発信、海外企業との業務提携などを推進している。
>>>記事の全文を読む
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:16 | アナリスト銘柄分析

トシン・グループは長期調整が完了して基調転換、自己株式取得や割安感を評価

 トシン・グループ<2761>(JQS)は首都圏中心に電設資材などの卸売事業を展開し、17年5月20日期営業増益予想である。また8月9日には新たな自己株式取得を発表している。株価は6月安値から切り返して26週移動平均線を突破した。14年8月高値後の長期調整が完了し、基調転換を確認した形である。自己株式取得や指標面の割安感も評価して出直りの動きが本格化しそうだ。

■首都圏中心に電設資材や住宅設備機器の卸売事業を展開

 首都圏を中心に電設資材や住宅設備機器などの卸売事業を展開する持株会社である。小口多数販売や、専門部署による得意先営業活動支援サービスなどを特徴としている。

 取扱商品や営業拠点網の拡充などで事業基盤強化を推進している。15年6月栃木県・佐野営業所、16年2月神奈川県・橋本営業所、16年3月茨城県・ひたちなか営業所を新設、16年4月千葉県・船橋営業所を移転新築した。
>>>記事の全文を読む
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:09 | アナリスト銘柄分析
2016年08月16日

アンジェス MGはHGF遺伝子治療薬の国内3例目の投与開始、年内承認申請期待

 アンジェス MG<4563>(東マ)は遺伝子医薬の創薬バイオベンチャーである。8月15日、HGF遺伝子治療薬の国内開発(医師主導型臨床研究)に関して3例目の投与開始を発表した。条件・期限付早期承認制度を活用し、3例の結果をもって16年内の承認申請の可能性があり、期待が高まる。また開発計画を変更した海外に関しても、米スタンフォード大学との提携が一部で報道されるなど、新たな開発計画への期待が高まっている。

■遺伝子医薬のグローバルリーダー目指す創薬バイオベンチャー

 遺伝子医薬のグローバルリーダーを目指す大阪大学発の創薬バイオベンチャーである。HGF(肝細胞増殖因子)遺伝子治療薬、NF−kBデコイオリゴ核酸医薬、DNA治療ワクチンなど、遺伝子の働きを活用した遺伝子医薬分野で開発を推進している。

 自社開発品の販売権または開発販売権を製薬会社に供与し、契約に基づいて契約一時金収入、開発の進捗に対応したマイルストーン収入、および上市後の売上に対する一定対価のロイヤリティ収入を得る。

 日本では13年5月公布「再生医療推進法」の理念のもと、14年11月施行の「医薬品医療機器等法(改正薬事法)」で新たに再生医療等製品が定義され、遺伝子治療を含む再生医療等製品に対する早期承認制度が導入された。これによって遺伝子治療を含む再生医療分野に関しては、日本が世界で最も早く製品承認を取得できることなり、再生医療・細胞医療の早期実用化の促進が期待されている。なお当社が開発を進めているHGF遺伝子治療薬は、承認取得すれば先進国2番目の遺伝子治療薬となる可能性がある。
>>>記事の全文を読む
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:47 | アナリスト銘柄分析
2016年08月12日

翻訳センターは下値固め完了して出直り、17年3月期業績予想を増額修正

 翻訳センター<2483>(JQ)は70言語に対応した専門性の高い翻訳サービスを主力として、通訳や国際会議運営なども展開している。8月9日発表の17年3月期第1四半期は主力の翻訳事業が好調に推移し、コンベンション事業の大型国際会議運営も寄与して大幅増収増益だった。そして第2四半期累計および通期予想を増額修正した。株価は下値固めが完了し、増額修正も好感して出直りの動きが本格化しそうだ。

■企業向け翻訳サービスを主力として通訳や国際会議運営などにも業容拡大

 特許・医薬・工業・法務・金融分野などの企業向け翻訳サービスを主力として、派遣、通訳、語学教育、コンベンションなどに業容を拡大している。業容拡大に向けて12年9月通訳・翻訳・国際会議運営のアイ・エス・エス(ISS)を子会社化、13年6月アイタスからIT関連ローカライゼーション/マニュアル翻訳事業の一部を譲り受け、14年10月医薬品承認申請・取得に関するメディカルライティング業務を専門に受託する子会社パナシアを設立した。

 グループ再編では15年3月ISSが100%所有する人材紹介事業のISSコンサルティングの全株式を同社代表取締役関口真由美氏に譲渡、15年12月連結子会社の国際事務センターを当社に吸収合併、16年2月連結子会社の中国・北京東櫻花翻訳有限公司を解散すると発表した。

 16年3月期の事業別売上構成比は翻訳事業73.2%(特許分野19.6%、医薬分野25.8%、工業・ローカライゼーション分野20.8%、金融・法務分野6.8%)、派遣事業9.5%、通訳事業6.8%、語学教育事業2.3%、コンベンション事業5.9%、その他1.8%だった。
>>>記事の全文を読む
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:39 | アナリスト銘柄分析

セーラー万年筆の16年12月期第2四半期は累計営業減益だが通期黒字化予想

 セーラー万年筆<7992>(東2)は万年筆の老舗でロボット機器事業も展開している。そして得意分野に経営資源を集中することで収益改善を進めている。16年12月期第2四半期累計は営業減益だったが、通期は黒字化予想である。新中期経営計画では18年12月期純利益1億30百万円を目標としている。株価は下値固め完了して出直りが期待される。

■文具事業とロボット機器事業を展開

 文具事業(万年筆、ボールペン、電子文具、景品払出機、ガラスCD、窓ガラス用断熱塗料など)とロボット機器事業(プラスチック射出成形品自動取出装置・自動組立装置など)を展開し、15年12月期売上高構成比は文具事業68%、ロボット機器事業32%だった。

 連結子会社だった写楽精密機械(上海)については清算手続きに入り、既に事業を取りやめている。中国市場における当社ロボット機器の販売・保守サービスは現地代理店に委託して代行・継続する。

■文具事業はブランド力の高さが強み

 文具事業はブランド力の高い万年筆を主力として、中期成長に向けて電子文具への事業展開も加速している。また熱を逃がす"冷めやすい塗料"の屋根・壁用太陽光反射・遮熱塗料「アドグリーンコート」の拡販も強化している。

 15年6月には新しい超微粒子顔料ボトルインク「STORiA(ストーリア)」が「第24回日本文具大賞2015」デザイン部門・優秀賞に選出された。
>>>記事の全文を読む
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:37 | アナリスト銘柄分析
2016年08月10日

久世は3月の年初来高値目指す、17年3月期第1四半期黒字化

 久世<2708>(JQ)は外食・中食産業向け業務用食材卸売事業を首都圏中心に展開している。8月9日発表した17年3月期第1四半期連結業績は各利益とも黒字化した。通期も売上総利益率上昇や物流改善効果などで営業増益予想である。収益改善基調だ。株価は戻り歩調だ。収益改善基調を評価して3月の年初来高値を目指す展開だろう。

■業務用食材卸売事業を首都圏中心に展開

 首都圏中心に外食・中食産業向け業務用食材の卸売事業を展開し、子会社キスコフーズは国内とニュージーランドで業務用高級ソース・高級スープの製造、久世フレッシュ・ワンは東京都内を中心に生鮮野菜など農産品の卸売を展開している。

 16年3月期のセグメント別売上高構成比は食材卸売事業93%、食材製造事業7%、不動産賃貸事業0%だった。販売チャネル別売上高構成比(単体ベース)はファーストフード・ファミリーレストラン・カフェ36%、居酒屋・パブ27%、ディナーレストラン・ホテル・専門店23%、デリカ・惣菜・ケータリング・娯楽施設・その他15%だった。
>>>記事の全文を読む
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:16 | アナリスト銘柄分析
2016年08月09日

ジャパンフーズは調整一巡して出直り、17年3月期増益予想で猛暑本番も追い風

 ジャパンフーズ<2599>(東1)は飲料受託生産の国内最大手である。17年3月期第1四半期は在庫調整の影響で伸び悩んだが、通期は増益予想である。猛暑本番も追い風となりそうだ。そして中期成長に向けて新規ビジネス分野への展開も積極推進する。株価は水準を切り下げたが指標面の割安感は強い。調整一巡して出直り展開だろう。

■飲料受託生産の国内最大手

 伊藤忠商事<8001>系で飲料受託生産の国内最大手である。主要得意先はアサヒ飲料、キリンビバレッジ、伊藤園<2593>、サントリー食品インターナショナル<2587>などの大手飲料メーカーで、品目別では炭酸飲料と茶系飲料、容器別ではペットボトル飲料を主力としている。

 16年3月期製造数量(ケース数)の品目別構成比は炭酸飲料62.5%、茶系飲料14.0%、酒類飲料6.6%、コーヒー飲料5.7%、果実飲料4.9%、機能性飲料等6.4%だった。容器別構成比はPETボトル70.8%(うち大型PET24.0%、小型PET・ボトル缶46.7%)、缶19.8%、広口ボトル缶(TEC缶含む)6.0%、瓶1.9%、その他1.6%だった。
>>>記事の全文を読む
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:57 | アナリスト銘柄分析

星光PMCは16年12月期第2四半期累計は計画超の大幅増益、通期利益予想も増額修正

 星光PMC<4963>(東1)は製紙用薬品事業、印刷インキ用・記録材料用樹脂事業、化成品事業を展開し、次世代素材セルロースナノファイバー(CNF)など新分野開拓を推進している。8月8日発表した16年12月期第2四半期累計は計画超の大幅増益となり、通期利益予想も増額修正した。株価は調整が一巡し、増額修正を好感して出直りの動きが本格化しそうだ。

■製紙用薬品、印刷インキ・記録材料用樹脂、および化成品を展開

 DIC<4631>の連結子会社で、製紙用薬品事業、印刷インキ用・記録材料用樹脂事業、化成品事業(14年4月、興人フィルム&ケミカルズの化成品事業を承継したKJケミカルズを子会社化)を展開している。15年12月期の売上高構成比は製紙用薬品事業が64%、印刷インキ用・記録材料用樹脂事業が22%、化成品事業14%だった。

 高付加価値製品の拡販、中国事業の再構築、東南アジア市場への積極展開、次世代素材セルロースナノファイバー(CNF)、導電性ナノ材料(銀ナノワイヤー)、光学弾性樹脂(OCA)など、成長市場・新分野開拓の戦略を推進している。
>>>記事の全文を読む
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:34 | アナリスト銘柄分析

キムラユニティーは底値圏から反発期待、17年3月期第1四半期2桁営業増益で通期も増益予想

 キムラユニティー<9368>(東1)はトヨタ自動車向け部品包装が主力の総合物流サービス企業である。物流請負のNLS事業が成長し、北米や中国の収益拡大も進展している。17年3月期第1四半期は2桁営業増益となり、通期も増収増益予想である。株価は年初来安値圏だが1000円近辺が下値支持線の形だ。指標面の割安感も見直して底値圏からの反発展開が期待される。

■トヨタ向けが主力の総合物流サービス企業

 トヨタ自動車<7203>の補修部品・KD部品の包装・物流、および一般物流請負を主力とする総合物流サービス企業である。自動車販売・リース・整備などの自動車サービス事業、物流分野における情報サービス事業、派遣・アウトソーシングなどの人材サービス事業、太陽光発電による売電事業なども展開している。

 16年3月期のセグメント別売上構成比(連結調整前)は、物流サービス事業が65%、自動車サービス事業が31%、情報サービス事業+人材サービス事業+その他が3%だった。
>>>記事の全文を読む
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:30 | アナリスト銘柄分析
2016年08月08日

ゼリア新薬工業は17年3月期第1四半期大幅増益、通期も増収増益・増配予想で増額余地

 ゼリア新薬工業<4559>(東1)は消化器分野が中心の医療用医薬品事業、および一般用医薬品のコンシューマーヘルスケア事業を展開している。17年3月期第1四半期はアストラゼネカ社から権利取得した炎症性腸疾患(IBD)治療剤「Entocort」も寄与して大幅増益だった。通期も潰瘍性大腸炎治療剤「アサコール」やヘパリーゼ群が好調に推移して増収増益・増配予想であり、さらに増額余地がありそうだ。株価は強基調に転換した形だ。戻りを試す展開だろう。

■消化器分野が中心の医薬品メーカー

 消化器分野が中心の医療用医薬品事業、および一般用医薬品のコンシューマーヘルスケア事業を展開している。16年3月期のセグメント別売上高構成比は、医療用医薬品事業53.8%、コンシューマーヘルスケア事業46.0%、その他(保険代理業・不動産賃貸収入)0.3%だった。海外売上高比率は20.0%だった。

 医療用医薬品事業は潰瘍性大腸炎治療剤「アサコール」を主力として、H2受容体拮抗剤「アシノン」や亜鉛含有胃潰瘍治療剤「プロマック」なども展開している。13年6月には自社開発の機能性ディスペプシア治療剤「アコファイド」を発売し、アステラス製薬<4503>と共同で早期の市場浸透を目指している。
>>>記事の全文を読む
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:29 | アナリスト銘柄分析

インフォメーションクリエーティブは16年9月期第3四半期累計大幅増益、通期も大幅増益予想

 インフォメーションクリエーティブ<4769>(JQS)はソフトウェア開発中心にソリューションサービスを提供している。8月5日発表した16年9月期第3四半期累計の業績(非連結)は大幅増益だった。需要が高水準で通期も大幅増益予想である。株価は安値圏だが、好業績や指標面の割安感を見直して反発のタイミングだろう。

■ソフトウェア開発中心にソリューションサービスを提供

 ソフトウェア開発事業、システム運用事業、その他(パッケージ開発・販売)事業を展開し、顧客に常駐する型で情報サービス分野における総合的なソリューションサービスを提供している。

 15年9月期の事業別売上高構成比はITソリューション事業が98%、ITサービス事業が2%だった。顧客別に見ると日立システムズや日立ソリューションズなど、日立製作所<6501>グループ向けが全体の約6割を占めて収益源となっている。
>>>記事の全文を読む
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:23 | アナリスト銘柄分析