[アナリスト銘柄分析]の記事一覧
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記事一覧 (05/17)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】巴工業は指標面の割安感を見直し、原油価格上昇も追い風
記事一覧 (05/17)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】鉄人化計画は調整一巡してモミ合い上放れ、16年8月期通期の収益改善期待
記事一覧 (05/17)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】JFEシステムズは年初来高値更新して15年高値に接近、17年3月期も増収増益・増配予想
記事一覧 (05/16)【アナリスト水田雅展の銘柄診断】VOYAGE GROUPの16年9月期第2四半期累計は減益だが、通期は増収増益期待
記事一覧 (05/16)【アナリスト水田雅展の銘柄診断】インテリジェントウェイブは年初来高値に接近、16年6月期第3四半期累計は大幅営業増益、通期増額の可能性
記事一覧 (05/16)【アナリスト水田雅展の銘柄診断】キムラユニティーは下値固め完了して反発、17年3月期も増収営業増益予想
記事一覧 (05/16)【アナリスト水田雅展の銘柄診断】トシン・グループの16年5月期は増益予想で配当予想を増額、株主還元姿勢を評価
記事一覧 (05/11)【アナリスト水田雅展の銘柄診断】キャリアリンクは17年2月期も2桁増収増益・連続増配予想、6月1日付で株式2分割
記事一覧 (05/11)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】建設技術研究所は指標面に割安感、景気対策関連や災害復旧・復興関連で注目
記事一覧 (05/11)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ティムコは調整一巡してモミ合い上放れ、16年11月期収益改善基調
記事一覧 (05/11)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ワークマンはモミ合い上放れ、17年3月期増収増益で6期連続最高純益予想
記事一覧 (05/10)メディアスホールディングスは出直りの動き本格化、6月期末一括で3%台の予想配当利回りも注目
記事一覧 (05/10)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インフォメーションクリエーティブは安値圏モミ合いから上放れ、16年9月期第2四半期累計は大幅増益
記事一覧 (05/10)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ミロク情報サービスは99年の上場来高値試す、17年3月期も増収増益基調期待
記事一覧 (05/10)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ラクーンは調整が一巡して高値圏目指す、17年4月期も増収増益基調期待
記事一覧 (05/06)【水田雅展の銘柄分析】インフォマートは16年12月期第1四半期減益だが、通期は増収増益基調期待
記事一覧 (05/06)【水田雅展の銘柄分析】PCIホールディングスは自動車向け組み込み系ソフトウェア開発に強み、16年9月期増収増益予想
記事一覧 (05/06)【水田雅展の銘柄分析】山下医科器械は15年6月以来の高値水準、16年5月期営業微減益予想だが増額余地
記事一覧 (04/28)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】トレジャー・ファクトリーは調整一巡して出直り、17年2月期増収営業増益予想
記事一覧 (04/28)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】久世は調整一巡して出直り、16年3月期黒字化で17年3月期も収益改善基調期待
2016年05月17日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】巴工業は指標面の割安感を見直し、原油価格上昇も追い風

 巴工業<6309>(東1)は遠心分離機械や化学工業製品を主力として、中国ではコンパウンド加工事業も展開している。16年10月期は油井関連市況の悪化や中国の景気減速などで減益予想としているが、原油価格上昇が追い風となりそうだ。株価は16年10月期減益予想の織り込みが完了し、予想配当利回り3%近辺や実績PBR0.6倍近辺という指標面の割安感を見直す動きが本格化しそうだ。

■機械製造販売事業と化学工業製品販売事業を展開

 遠心分離機械を中心とする機械製造販売事業、合成樹脂や化学工業薬品などを中心とする化学工業製品販売事業を2本柱として、中国・深圳ではコンパウンド加工事業も展開している。

 13年11月には、中国の連結子会社・星科工程塑料に対するテクノポリマーおよび日本カラリングの出資持分をすべて譲り受け、両社との資本・業務提携を解消して当社主導で収益立て直しを進めている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:25 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】鉄人化計画は調整一巡してモミ合い上放れ、16年8月期通期の収益改善期待

 鉄人化計画<2404>(東2)はカラオケルーム運営事業への経営資源集中を進め、財政状態が相当程度改善したため新たな成長ステージに向けて新規出店の検討を開始している。16年8月期第2四半期累計は減収減益だったが、通期は増収増益予想である。収益改善が期待される。株価はモミ合い上放れの動きを強めている。調整が一巡して出直り展開だろう。

■カラオケルーム運営事業が主力

 首都圏中心に展開する「カラオケの鉄人」ブランドのカラオケルーム運営事業を主力としている。また「カラオケの鉄人モバイル(カラ鉄モバイル)」サイト運営やコンテンツ配信ASPサービスのCP事業、まんが喫茶(複合カフェ)運営事業、音響設備販売、海外事業(グアムのエンターテイメントレストラン運営)なども展開している。

 カラオケルーム運営事業は、すべてのルームで複数の通信カラオケメーカーの機種が利用できる独自開発のカラオケ集中管理システム「鉄人システム」をベースとして、50万曲を超える豊富な楽曲配信、独自分析によるオリジナル楽曲の配信、顧客情報のデータベース化などを特徴としている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:22 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】JFEシステムズは年初来高値更新して15年高値に接近、17年3月期も増収増益・増配予想

 JFEシステムズ<4832>(東2)は鉄鋼向けシステム構築を主力とする情報サービス企業で、一般顧客向け複合ソリューション事業なども拡大している。16年3月期は計画超の増益で過去最高益を更新した。17年3月期も増収増益・増配予想で、さらに上振れ余地がありそうだ。株価は年初来高値を更新して15年1月高値に接近している。指標面の割安感も強く、好業績や増配を評価して上値を試す展開だろう。

■JFEグループの情報サービス企業

 川崎製鉄(現JFEスチール)のシステム部門を分離した情報サービス企業である。鉄鋼向け情報システム構築事業を主力として、ERPと自社開発ソリューションを組み合わせた一般顧客向け複合ソリューション事業や、自社開発のプロダクト・ソリューション事業も強化している。なお16年4月に連結子会社KITシステムズの商号をJFEコムサービスに変更した。

 16年3月期の事業別売上高は、鉄鋼が161億円、一般顧客が143億円(内訳は自動車が約40〜50億円、金融が約30億円、ソリューションが約40億円、プロダクトが約20億円)、基盤サービスが28億円、子会社(JFEコムサービス)が38億円だった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:18 | アナリスト銘柄分析
2016年05月16日

【アナリスト水田雅展の銘柄診断】VOYAGE GROUPの16年9月期第2四半期累計は減益だが、通期は増収増益期待

 VOYAGE GROUP<3688>(東1)は、インターネット広告配信プラットフォーム運営などのアドテクノロジー事業、ポイントサイト「ECナビ」などオンラインメディア運営のメディア事業などを展開している。また日本ブロックチェーン協会の設立に参画するなど、FinTech(フィンテック)領域への取り組みも強化している。16年9月期第2四半期累計は減益だったが、需要拡大基調で通期は増収増益が期待される。株価は調整が一巡して反発のタイミングだろう。

■インターネット領域でアドテクノロジー事業とメディア事業などを展開

 インターネット領域において、広告配信プラットフォーム運営などのアドテクノロジー事業、ポイントサイト「ECナビ」などオンラインメディア運営のメディア事業を展開する事業持株会社である。戦略的投資・アライアンス戦略も活用して、その他インターネット関連事業などにも業容を拡大している。さらにフィンテック領域への取り組みも強化している。

■アドテクノロジー事業はSSP運営が主力

 アドテクノロジー事業では、媒体社(広告を掲載するWebサイトやアプリを運営する会社)に対して、広告収益の最大化を支援するSSP(Supply Side Platform)運営を中心に展開し、スマートフォン分野においてはアドネットワークも展開している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:12 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄診断】インテリジェントウェイブは年初来高値に接近、16年6月期第3四半期累計は大幅営業増益、通期増額の可能性

 インテリジェントウェイブ<4847>(JQS)は金融分野や情報セキュリティ分野を中心にシステムソリューション事業を展開している。金融分野の案件増加やサイバーセキュリティ関連の好調などで、16年6月期第3四半期累計は大幅営業増益だった。通期は2桁営業増益予想で増額の可能性が高まっている。株価は1月の年初来高値に接近して出直りの動きが本格化している。好業績を評価して15年7月高値を目指す展開だろう。

■金融システムや情報セキュリティ分野のソリューションが主力

 大日本印刷<7912>の連結子会社で、ソフトウェア開発を中心にソリューションを提供する金融システムソリューション事業、情報セキュリティ分野を中心にパッケージソフトウェアや保守サービスを提供するプロダクトソリューション事業を展開している。

 高度な専門性が要求されるクレジットカード決済のフロント業務関連システムで特に高シェアを持ち、クレジットカード会社、ネット銀行、証券会社など金融関連のシステム開発受託・ハードウェア販売・保守サービスを収益柱としている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:44 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄診断】キムラユニティーは下値固め完了して反発、17年3月期も増収営業増益予想

 キムラユニティー<9368>(東1)はトヨタ自動車向け部品包装が主力の総合物流サービス企業である。ネット通販市場拡大も背景として物流請負のNLS事業が成長し、北米や中国の収益改善も進展している。16年3月期は経常利益と純利益が減益だったが、6期連続増収となり、営業利益は大幅増益だった。そして17年3月期も増収営業増益予想である。株価は安値圏でモミ合う展開だがPBR0.5倍近辺と割安感が強い。下値固めが完了して反発のタイミングだろう。

■トヨタ向けが主力の総合物流サービス企業

 トヨタ自動車<7203>の補修部品・KD部品の包装・物流、および一般物流請負を主力とする総合物流サービス企業である。自動車販売・リース・整備などの自動車サービス事業、物流分野における情報サービス事業、派遣・アウトソーシングなどの人材サービス事業、太陽光発電による売電事業なども展開している。

■物流請負のNLS事業が拡大基調

 物流サービス事業では、ネット通販市場の拡大も追い風として、物流請負のNLS(ニューロジスティクスサービス)事業が拡大基調である。新規顧客開拓や生産性改善を積極推進し、NLS事業の売上高(海外現地子会社分を含む)は16年3月期に15年3月期比10.1%増の92億42百万円まで拡大した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:40 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄診断】トシン・グループの16年5月期は増益予想で配当予想を増額、株主還元姿勢を評価

 トシン・グループ<2761>(JQS)は首都圏を中心に電設資材などの卸売事業を展開する持株会社である。専門部署による得意先営業活動支援サービスなどを特徴として、営業拠点網拡充などで事業基盤を強化している。16年5月(20日)期は増益予想で、5月10日には配当予想の増額を発表した。株価は年初来安値圏だが、増配や継続的な自己株式取得という積極的な株主還元姿勢、さらに0.6倍近辺の低PBRも評価して反発のタイミングだろう。

■首都圏中心に電設資材や住宅設備機器の卸売事業を展開

 首都圏を中心として、電設資材や住宅設備機器などの卸売事業を展開する持株会社である。小口多数販売や、専門部署による得意先営業活動支援サービスなどを特徴としている。

 取扱商品や営業拠点網の拡充などで事業基盤強化を推進している。15年1月に小山営業所、15年6月に佐野営業所、16年2月に橋本営業所、16年3月にひたちなか営業所、16年4月に船橋営業所を開設した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:36 | アナリスト銘柄分析
2016年05月11日

【アナリスト水田雅展の銘柄診断】キャリアリンクは17年2月期も2桁増収増益・連続増配予想、6月1日付で株式2分割

 キャリアリンク<6070>(東1)は「チーム派遣」を強みとする総合人材サービス企業である。16年2月期はBPO関連事業の受注拡大が牽引し、採用費や研修費などの増加を吸収して2桁増収増益・増配だった。そして17年2月期も2桁増収増益・連続増配予想である。マイナンバー関連BPO大型案件も本格化する。また6月1日付で株式2分割を実施する。株価はモミ合いから上放れて年初来高値を更新した。好業績や株式2分割を評価して15年8月の上場来高値を目指す展開だろう。

■BPO関連事業が主力の総合人材サービス企業

 官公庁・地方公共団体・民間企業向けBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)関連事業を主力として、企業等のコンタクトセンター(コールセンター)向けCRM(カスターマー・リレーションシップ・マネジメント)関連事業、製造・物流分野の製造技術系事業、一般事務職分野の一般事務事業など、人材派遣・紹介や業務請負などの総合人材サービス事業を展開している。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 18:53 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】建設技術研究所は指標面に割安感、景気対策関連や災害復旧・復興関連で注目

 建設技術研究所<9621>(東1)は総合建設コンサルタントの大手である。中期成長戦略として新たな事業フィールドの開拓も推進している。16年12月期は減益予想だが、景気対策関連や災害復旧・復興関連が注目点となる。株価は第1四半期の赤字を嫌気して反落したが、3月安値まで下押すことなく下値固め完了感を強めている。1桁台の予想PER、0.5倍近辺の低PBRなど指標面の割安感は強い。反発のタイミングだろう。

■総合建設コンサルタントの大手

 総合建設コンサルタントの大手で、河川・ダム・海岸・海洋、道路、橋梁、トンネル、都市・地方計画などの分野に強みを持っている。

 13年9月には、農業・農村関連ビジネスへの参入を視野に入れて子会社CTIフロンティアを立ち上げた。また14年4月には太陽光発電事業に着手した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:43 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ティムコは調整一巡してモミ合い上放れ、16年11月期収益改善基調

 ティムコ<7501>(JQS)はフィッシング用品およびアウトドア用品の企画・販売事業を展開している。16年11月期第1四半期は赤字が縮小した。通期ベースでも収益改善基調が期待される。0.2倍近辺の低PBRも注目され、株価は調整が一巡してモミ合い上放れの展開だろう。

■フィッシング用品とアウトドア用品の企画・販売

 フィッシング用品とアウトドア用品の企画・開発・販売事業を展開し、当社オリジナルアウトドア衣料ブランドである「Foxfire(フォックスファイヤー)」の商品力強化や、直営店舗「Foxfire Store(フォックスファイヤーストア)」の収益力向上に取り組んでいる。

■15年11月期は減損損失計上

 15年11月期は消費マインド低迷、商品納期遅延発生、在庫商品値引き販売などで減収減益だった。差引売上総利益率は45.8%で14年11月期比0.2ポイント上昇、販管費比率は45.0%で同0.2ポイント上昇した。特別損失に本社および商品センター等の土地・建物等の有形固定資産等について減損損失13億96百万円を計上したため純利益は赤字だった。自己資本比率は82.8%で同3.7ポイント低下した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:36 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ワークマンはモミ合い上放れ、17年3月期増収増益で6期連続最高純益予想

 ワークマン<7564>(JQS)はワーキングウェア・作業用品専門店チェーンをFC中心に全国展開している。16年3月期は既存店売上が堅調に推移して増収増益だった。17年3月期も増収増益で6期連続最高純益更新予想である。株価はモミ合いから上放れの動きを強めている。調整が一巡して15年7月高値を目指す展開だろう。

■ワーキングウェア・作業用品の専門店チェーンを全国展開

 ワーキングウェアや作業用品などの大型専門店チェーンを、FC中心に全国展開している。ローコスト経営を特徴として「エブリデー・ロー・プライス」戦略を推進し、他社との差別化戦略としてPB商品「WORKMAN BEST」の開発・拡販、販売分析データの活用や単品管理プロジェクトの推進、より緻密な品揃えと地域特性に合わせた売り場づくりなどを強化している。PB商品については売上構成比30%達成を目指している。

 16年3月期末店舗数は44都道府県下に、FC店が15年3月期末比12店舗増加の653店舗、直営店業務委託店舗が同5店舗増加の82店舗、直営店トレーニング・ストアが同横ばいの31店舗で、総合計が同17店舗増加の766店舗となった、FC比率は同0.4ポイント低下して85.2%となった。16年3月期は大分県、沖縄県に初出店した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:33 | アナリスト銘柄分析
2016年05月10日

メディアスホールディングスは出直りの動き本格化、6月期末一括で3%台の予想配当利回りも注目

 メディアスホールディングス<3154>(JQS)は医療機器販売事業を展開する持株会社である。M&Aを積極活用して営業エリアと規模の拡大戦略を推進している。16年6月期大幅増益予想で、株価は出直りの動きが本格化している。6月期末一括で3%台の予想配当利回りも注目点となる。続伸展開だろう。

■医療機器・医療材料販売事業、M&Aで営業エリアと規模の拡大を推進

 医療機器・医療材料販売事業を主力として、介護・福祉機器の販売・レンタル事業も展開している。静岡県・神奈川県を地盤とする協和医科器械、およびオズの首都圏・愛知県エリアへの営業強化策に加えて、M&Aを積極活用して営業エリアおよび規模の拡大戦略を推進している。

 10年7月栗原医療器械店(群馬県太田市)、12年7月ネットワーク(東京都新宿区)、13年7月秋田医科器械店(秋田県秋田市)、14年7月ジオット(福島県郡山市)を完全子会社化した。14年10月には福井県内でトップシェアを誇る福井医療(福井県福井市)と資本業務提携した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:14 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インフォメーションクリエーティブは安値圏モミ合いから上放れ、16年9月期第2四半期累計は大幅増益

 インフォメーションクリエーティブ<4769>(JQS)は、ソフトウェア開発を中心にソリューションサービスを提供している。5月6日発表した16年9月期第2四半期累計業績は大幅増益だった。通期も大幅増益予想である。株価は安値圏モミ合いから上放れる動きだ。指標面に割安感があり、サイバーセキュリティ関連も注目点となる。出直りの動きが本格化しそうだ。

■ソフトウェア開発を中心にソリューションサービスを提供

 ソフトウェア開発事業、システム運用事業、その他(パッケージ開発・販売)事業を展開し、顧客に常駐する型で情報サービス分野における総合的なソリューションサービスを提供している。

 顧客別に見ると日立システムズや日立ソリューションズなど、日立製作所<6501>グループ向けが全体の約6割を占めて収益源となっている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:43 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ミロク情報サービスは99年の上場来高値試す、17年3月期も増収増益基調期待

 ミロク情報サービス<9928>(東1)は財務・会計ソフトの開発・販売やコンサルティングサービスなどを展開し、M&Aやアライアンスも積極活用してクラウドサービスやFinTech分野など新規事業を強化している。16年3月期増収増益予想で、17年3月期も増収増益基調が期待される。株価は4月高値1268円後の自律調整が一巡し、99年の上場来高値1284円を試す展開だろう。

■財務・会計ソフトの開発・販売およびサービス収入が収益柱

 会計事務所(税理士・公認会計士事務所)と、その顧問先企業である中堅・中小企業向けに、財務・会計ソフトなど業務用アプリケーションソフト開発・販売、汎用サーバ・パソコン・サプライ用品販売、運用支援・保守サービス、経営情報・コンサルティングサービスなどを展開している。

 収益柱は、システム導入契約売上高(システム導入契約時のハードウェア、ソフトウェア、およびシステム導入支援サービスなどのユースウェアの販売)と、サービス収入(会計事務所向け総合保守サービスTVS、ソフト使用料収入、企業向けソフトウェア運用支援サービス、ハードウェア・ネットワーク保守サービス収入など継続的な役務の対価)である。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:40 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ラクーンは調整が一巡して高値圏目指す、17年4月期も増収増益基調期待

 ラクーン<3031>(東1)はアパレル・雑貨分野の企業間電子商取引サイト「スーパーデリバリー」運営を主力として、クラウド受発注ツール「COREC」事業、BtoB掛売り・請求書決済代行サービスのPaid事業、売掛債権保証事業など周辺領域への拡大戦略を加速している。ストック型収益構造で17年4月期も増収増益基調が期待される。株価は調整が一巡して高値圏を目指す展開だろう。なお6月10日に16年4月期決算発表を予定している。

■企業間ECサイト「スーパーデリバリー」運営が主力

 アパレル・雑貨分野の企業間(BtoB)電子商取引(EC)サイト「スーパーデリバリー」運営を主力として、クラウド受発注ツールの「COREC(コレック)」事業、BtoB掛売り・請求書決済代行サービスのPaid(ペイド)事業、売掛債権保証事業など周辺事業領域への拡大戦略を加速している。

 なお15年4月期から事業セグメント区分を「スーパーデリバリー」と「COREC」のEC事業、およびPaid事業、売掛債権保証事業の3区分とした。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:36 | アナリスト銘柄分析
2016年05月06日

【水田雅展の銘柄分析】インフォマートは16年12月期第1四半期減益だが、通期は増収増益基調期待

 インフォマート<2492>(東1)はフード業界向けを中心に、企業間電子商取引プラットフォーム「BtoBプラットフォーム」各種システムを提供している。4月28日発表の16年12月期第1四半期はソフトウェア償却費増加などで減益だったが、利益は期初計画を上回ったようだ。利用企業数増加に伴ってシステム利用収入が増加するストック型ビジネスモデルであり、通期は増収増益基調が期待される。中期経営計画では2020年までに、あらゆる業界にBtoBプラットフォームを提供し、グローバルなBtoBインフラ企業を目指すとしている。株価は年初来安値圏だが中期成長シナリオに変化はなく、下値固めが完了して反発のタイミングだろう。

■BtoB(企業間取引)プラットフォームを運営

 企業間で行われている世界共通の商行為を電子化する企業間電子商取引プラットフォーム「BtoBプラットフォーム」を運営している。16年1月に、従来の商行為ごとに特化した個別ASPシステム(ASP受発注システム、ASP規格書システム、BtoB電子請求書プラットフォーム、ASP商談システム)から発展させて、サービスブランドを「BtoBプラットフォーム」に変更した。

 そして新サービス名は、企業間の受発注業務をWeb上で行うBtoBプラットフォーム受発注、食の安全・安心の商品仕様書DBであるBtoBプラットフォーム規格書、企業間の請求書発行・受取業務をWeb上で行うBtoBプラットフォーム請求書、BtoB専用の販売・購買システムであるBtoBプラットフォーム商談とした。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:04 | アナリスト銘柄分析

【水田雅展の銘柄分析】PCIホールディングスは自動車向け組み込み系ソフトウェア開発に強み、16年9月期増収増益予想

 PCIホールディングス<3918>(東マ)は、情報サービス事業を営む3つの事業会社を傘下に持つ純粋持株会社である。ソフトウェア開発をコアとして事業展開し、自動車業界向け組み込み系(エンベデッド)ソフトウェア開発に強みを持っている。16年9月期は増収増益予想である。株価は戻り一服の形だが、自律調整が一巡して中期成長力を評価する動きを強めそうだ。なお5月10日に第2四半期累計の業績発表を予定している。

■情報サービス事業の純粋持株会社

 05年4月設立、06年11月純粋持株会社に移行、07年4月M&Sから現社名PCIホールディングスに社名変更、15年8月東証マザーズに新規上場した。情報サービス事業を営む3つの事業会社(PCIソリューションズ、PCIアイオス、Inspiration)を傘下に持つ純粋持株会社である。

 事業区分(16年9月期から変更)は、自動車業界向けを中心に車載情報端末・情報家電機器・モバイル端末・ネットワーク機器組み込み系ソフトウェアを開発するエンベデッドソリューション事業(PCIソリューションズ)、金融・製造・流通・その他業界向けに業務システム開発および業務効率化を推進するビジネスソリューション事業(PCIソリューションズ、PCIアイオス)、エンベデッドソリューションの開発実績を背景として自動車業界やエネルギー業界向けに車車間通信モジュールや太陽光発電所遠隔監視システムなどを開発するIOT/IOEソリューション事業(PCIソリューションズ、PCIアイオス、Inspiration)としている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:00 | アナリスト銘柄分析

【水田雅展の銘柄分析】山下医科器械は15年6月以来の高値水準、16年5月期営業微減益予想だが増額余地

 山下医科器械<3022>(東1)は、九州を地盤とする医療機器専門商社で、福岡県での市場シェア拡大を再重点戦略としている。16年5月期は営業微減益予想だが増額余地があり、17年5月期は指名停止の影響も一巡して収益改善基調が期待される。株価は15年6月以来の高値水準である。5月期末一括で2%台の予想配当利回り、1倍割れ水準の低PBR、そして5月期末の株主優待制度も注目点となる。15年5月高値を目指す展開だろう。

■九州を地盤とする医療機器専門商社

 九州を地盤とする医療機器専門商社である。医療機器の販売・メンテナンスおよび医療材料・消耗品などの販売を主力として、子会社イーピーメディックは整形インプラントを製造販売している。

 中期成長に向けて、九州最大の需要地である福岡県での市場シェア拡大を最重点戦略としている。医療機関向けSPD(病院医療材料管理業務)の契約施設数増加に対応するため、13年7月に福岡SPDセンター(福岡県福岡市)を新設し、鳥栖SPDセンター(佐賀県鳥栖市)との2拠点体制とした。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:56 | アナリスト銘柄分析
2016年04月28日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】トレジャー・ファクトリーは調整一巡して出直り、17年2月期増収営業増益予想

 トレジャー・ファクトリー<3093>(東1)はリユースショップをチェーン展開している。新業態開発や買い取り強化に向けたアライアンス戦略を積極推進し、タイに合弁で現地法人を設立して海外展開も開始する。16年2月期は計画超の2桁増収増益だった。17年2月期は特別利益が一巡して最終減益だが、増収営業増益・増配予想である。株価は直近安値圏でモミ合う展開だが、中期成長シナリオに変化はなく、調整が一巡して出直り展開だろう。
 なお、4月27日に本社を千代田区に移転することと、16年2月期期末配当を7円50銭とし中間配当5円50銭を合わせ年間配当13円とすることも発表した。

■リユースショップを首都圏中心にチェーン展開、関西へもドミナント出店

 首都圏を中心として、総合リユース業態「トレジャー・ファクトリー」や服飾専門リユース業態「トレファクスタイル」などのリユースショップを直営店中心にチェーン展開している。

 16年2月期末時点の店舗数は8都府県に、直営総合業態「トレジャー・ファクトリー」54店舗、直営服飾業態「トレファクスタイル」27店舗、古着アウトレット業態「ユーズレット」2店舗、スポーツ・アウトドア業態「トレファクスポーツ」2店舗、事業譲り受けた「ブランドコレクト」業態2店舗、およびFC総合業態「トレジャー・ファクトリー」4店舗の合計91店舗である。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:17 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】久世は調整一巡して出直り、16年3月期黒字化で17年3月期も収益改善基調期待

 久世<2708>(JQS)は外食・中食産業向け業務用食材卸売事業を首都圏中心に展開している。仕入価格上昇や物流コスト上昇などで営業損益が悪化していたが、16年3月期は物流費削減などの効果で黒字化予想である。そして17年3月期も収益改善基調が期待される。株価は直近安値圏から反発している。戻り歩調の展開だろう。なお5月10日に16年3月期決算発表を予定している。

■業務用食材卸売事業を首都圏中心に展開

 首都圏を中心に、ファーストフード・ファミリーレストラン・カフェ、居酒屋・パブ、ディナーレストラン・ホテル・専門店、デリカ・惣菜・ケータリング・娯楽施設・その他など、外食・中食産業向けに業務用食材の卸売事業を展開し、大手飲食チェーンも主要顧客としている。子会社のキスコフーズは国内(静岡市)とニュージーランドで業務用高級ソース・高級スープの製造、久世フレッシュ・ワンは東京都内を中心に生鮮野菜など農産品の卸売を展開している。

 16年3月期第2四半期累計(4月〜9月)の販売チャネル別の売上構成比(単体ベース)は、ファーストフード・ファミリーレストラン・カフェが34.8%、居酒屋・パブが28.2%、ディナーレストラン・ホテル・専門店が22.3%、デリカ・惣菜・ケータリング・娯楽施設・その他が14.7%だった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:00 | アナリスト銘柄分析