[アナリスト銘柄分析]の記事一覧
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記事一覧 (04/15)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】日本エム・ディ・エム調整一巡して出直り、17年3月期も増益基調期待
記事一覧 (04/15)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アールシーコアはカナダ子会社売却してファブレス化、17年3月期収益改善期待
記事一覧 (04/15)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】新日本建物は新規事業用地取得を積極推進、17年3月期も収益改善基調期待
記事一覧 (04/14)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ジャパンフーズは調整一巡して上値試す、17年3月期も増益基調期待
記事一覧 (04/14)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】JSPは4月上旬に急落したが売り一巡して反発、17年3月期増益基調期待
記事一覧 (04/14)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】第一実業は調整一巡して反発、17年3月期の収益改善期待
記事一覧 (04/14)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】キーコーヒーは調整一巡して戻り試す、新事業領域開拓して17年3月期増収増益基調期待
記事一覧 (04/14)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】物語コーポレーションは15年12月の上場来高値試す、3月既存店売上高は4ヶ月連続前年比プラス
記事一覧 (04/13)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アルコニックスは自律調整一巡して戻り試す、17年3月期増収増益基調期待
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記事一覧 (04/13)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ティー・ワイ・オーは下値切り上げて戻り歩調、16年7月期減益予想だが受注は拡大基調
記事一覧 (04/13)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アドアーズは調整一巡して切り返し、3月既存店売上高は6ヶ月ぶりにプラス転換
記事一覧 (04/13)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】川崎近海汽船は調整一巡して出直り、17年3月期も増益基調期待
記事一覧 (04/13)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】神鋼商事は調整一巡して出直り、指標面の割安感に注目
記事一覧 (04/13)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】トシン・グループは16年5月期第3四半期累計は営業微減益だったが通期は増益予想
記事一覧 (04/13)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エフティグループは下値切り上げて戻り歩調、17年3月期も増収増益基調期待
記事一覧 (04/13)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ヨコレイは自律調整一巡して上値試す、16年9月期は大幅増益基調で増額余地
記事一覧 (04/12)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】テクマトリックスは自律調整一巡して上値試す、17年3月期も増収増益基調期待
記事一覧 (04/12)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】生化学工業は出直りの動き本格化、17年3月期増収増益基調期待
2016年04月15日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】日本エム・ディ・エム調整一巡して出直り、17年3月期も増益基調期待

 日本エム・ディ・エム<7600>(東1)は整形外科分野の医療機器商社である。米国子会社ODEV製品の拡販を推進し、自社製品売上構成比が大幅に上昇して収益拡大基調である。16年3月期大幅増益予想であり、17年3月期も増益基調が期待される。株価は2月安値からの戻りがやや鈍い形だが、4月6日の直近安値から切り返して徐々に下値を切り上げている。調整一巡して出直り展開だろう。なお4月28日に16年3月期決算発表を予定している。

■整形外科分野の医療機器商社、メーカー機能を強化して自社製品構成比上昇

 人工関節製品、骨接合材料、脊椎固定器具など整形外科分野を主力とする医療機器商社である。メーカー機能の強化によって高収益体質への転換を推進している。

 ジョンソン・エンド・ジョンソンとの販売契約が13年3月期に終了し、米国子会社オーソデベロップメント(ODEV)社製品の拡販を推進している。自社製品比率上昇による売上原価率低下効果で収益拡大基調だ。米ODEV社製の人工膝関節製品は中国でも薬事承認を取得している。

 なおコーポレートガバナンスの充実に取り組むことを目的として15年12月1日付で組織変更を実施した。取締役の指名・報酬に係る取締役会の機能の独立性・客観性と説明責任を強化することを目的に、取締役会の諮問機関として指名・報酬諮問委員会を設置した。また取締役会において決定した会社経営の基本方針・経営計画等に従い、会社経営の常務に関する重要な事項について必要な決議を行い、会社経営の円滑な遂行を図ることを目的として、業務執行取締役をもって構成する業務執行役員会を設置した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:07 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アールシーコアはカナダ子会社売却してファブレス化、17年3月期収益改善期待

 アールシーコア<7837>(JQS)はログハウスのオリジナルブランド「BESS」の販売を展開している。カントリーログハウスのキット部材を製造販売するカナダの連結子会社BFM社の株式を譲渡し、ファブレス化で経営資源をマーケティングや商品開発に集中させる。16年3月期減益予想だが利益再増額余地があり、受注回復基調で17年3月期の収益改善が期待される。株価は地合い悪化も影響して年初来安値を更新したが、4%台後半の高配当利回りも注目点だ。出直り展開だろう。

■ログハウスのオリジナルブランド「BESS」を販売

 自然材をふんだんに使った個性的な木の家であるログハウスのオリジナルブランド「BESS」の販売を国内直販部門、連結子会社BESSパートナーズ(BP)社、および国内販社で展開している。

 国内直販部門では東京・代官山「BESSスクエア」と神奈川県「BESS藤沢展示場」の直営展示場2拠点、およびタイムシェア別荘施設「フェザント山中湖」も運営している。

■中期経営計画で17年3月期ROE18%目標

 中期経営計画では、目標数値として17年3月期の契約棟数1600棟、売上高180億円、営業利益率8%、ROE18%を掲げている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:05 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】新日本建物は新規事業用地取得を積極推進、17年3月期も収益改善基調期待

 新日本建物<8893>(JQS)は首都圏地盤の不動産デベロッパーである。事業再生計画を前倒しで達成し、新規事業用地取得を積極推進している。事業ポートフォリオ拡充策として資産運用型マンション・アパート開発事業にも参入し、4月7日には資産運用型アパート開発事業2件の新規事業用地取得を発表している。17年3月期も収益改善基調が期待される。株価は戻り一服の形だが、調整が一巡して出直り展開だろう。

■首都圏地盤の不動産デベロッパー、事業再生計画を前倒しで終結

 首都圏地盤の不動産デベロッパーである。流動化事業(他デベロッパー向けマンション用地販売)、マンション販売事業(自社開発物件の分譲、新築マンションの買取再販)、戸建販売事業(戸建住宅・宅地分譲)、その他事業(不動産賃貸や建築工事請負)を展開している。

 10年11月に提出した事業再生計画に基づいて事業の選択と集中を行い、マンション販売事業の買取再販、流動化事業の専有卸、戸建住宅販売事業を主力として経営再建に取り組んだ。そして15年3月期に事業再生計画決定後4期連続の最終黒字を達成し、15年5月15日に事業再生計画の終結を発表した。18年3月末返済予定の事業再生ADR債務を計画より2年度繰り上げて15年5月14日付で完済した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:03 | アナリスト銘柄分析
2016年04月14日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ジャパンフーズは調整一巡して上値試す、17年3月期も増益基調期待

 ジャパンフーズ<2599>(東1)は飲料受託生産の最大手である。飲料受託生産の収益力強化に加えて、新規事業分野への展開も強化している。16年3月期は期初計画を上回る大幅増益(3月17日に利益を増額修正)で、17年3月期も増益基調が期待される。株価は3月の年初来高値圏から一旦反落したが、0.8倍近辺の低PBRも評価材料であり、調整が一巡して上値を試す展開だろう。

■飲料受託生産の国内最大手、フレキシブルで効率的な生産に強み

 伊藤忠商事<8001>系で飲料受託生産(OEM)の国内最大手である。品目別では炭酸飲料と茶系飲料を主力として、コーヒー飲料、果汁飲料、機能性飲料、酒類飲料、ファーストフード店のディスペンサーでサービスされる業務用濃縮飲料(ウーロン茶、アイスコーヒーなど)を製造している。

 主要得意先はアサヒ飲料、キリンビバレッジ、伊藤園<2593>、サントリー食品インターナショナル<2587>などの大手飲料メーカーである。容器別ではペットボトル飲料が主力で、缶飲料は戦略的に減少させている。

 さまざまな容器(ペットボトル、瓶、缶)の飲料を世界最大級の本社1工場で生産し、市場環境や顧客ニーズの変化に対応したフレキシブルで効率的な生産を強みとしている。容器のコストダウンなどにも積極的に取り組んでいる。また本社工場のある千葉県長柄町は、首都圏に近いロケーションという競争優位性に加えて、表層地盤の揺れやすさが0.4〜0.6と安定しているため災害優位性にも優れている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:59 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】JSPは4月上旬に急落したが売り一巡して反発、17年3月期増益基調期待

 JSP<7942>(東1)は発泡プラスチック製品専業の大手で、自動車用や住宅用など高付加価値製品の開発・拡販を推進している。16年3月期は増益・増配予想である。高付加価値製品の拡販、原料価格と販売価格の差であるスプレッドの適正水準への回復などが寄与して、17年3月期も増益基調が期待される。株価は4月上旬に急落する場面があったが、売り一巡して反発展開だろう。

■発泡プラスチック製品専業大手、高機能・高付加価値製品を開発・拡販

 三菱瓦斯化学<4182>がTOB(買付価格2686円)を実施し、15年3月16日をもって同社の連結子会社となった。

 発泡プラスチック製品専業の大手である。押出発泡技術をベースとするポリスチレン・ポリエチレン・ポリプロピレンシートなどの押出事業(産業用包装材、食品用包装材、広告用ディスプレー材、住宅用断熱材など)、ビーズ発泡技術をベースとする発泡ポリプロピレン・発泡ポリエチレン・発泡性ポリスチレン製品などのビーズ事業(自動車衝撃緩衝材、家電製品緩衝材、IT製品輸送用通い函など)、その他事業(一般包材など)を展開している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:35 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】第一実業は調整一巡して反発、17年3月期の収益改善期待

 第一実業<8059>(東1)は各種産業機械が主力の総合機械商社である。グローバルビジネスを積極展開し、新規事業として植物工場システムやバイナリー発電関連への展開も強化している。16年3月期は大口案件減少や排水処理プラント建設におけるコスト増加などで減益予想だが、17年3月期は一時的コスト増加要因が一巡して収益改善が期待される。株価は3月の戻り高値圏から反落したが、2月安値まで下押す動きは見られない。そして3%台の予想配当利回りや0.7倍近辺の実績PBRと指標面の割安感は強い。調整が一巡して反発展開だろう。

■産業機械を主力とする総合機械商社

 各種産業機械を主力とする総合機械商社である。海外は米州、中国、東南アジア・インド、欧州の世界18カ国36拠点に展開している。セグメント区分は16年3月期から、プラント・エネルギー事業、産業機械事業、エレクトロニクス事業、ファーマ事業、航空事業とした。

 13年5月発表の新経営計画「AIM2015」では、最終年度16年3月期の売上高1550億円、営業利益57億円、経常利益59億円、純利益37億円、ROE10.7%を目標値として掲げ、広範囲な営業力とエンジニアリング集団としての強みを活かしてグローバルビジネスを積極展開している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:32 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】キーコーヒーは調整一巡して戻り試す、新事業領域開拓して17年3月期増収増益基調期待

 キーコーヒー<2594>(東1)はレギュラーコーヒーの大手である。中期成長に向けて、パッケージカフェ「KEYS CAFE」の出店加速など、新事業領域の開拓も積極推進している。16年3月期増収増益予想であり、17年3月期も増収増益基調が期待される。株価は3月の年初来高値圏から反落したが切り返しの動きを強めている。調整が一巡して戻りを試す展開だろう。なお5月13日に16年3月期決算発表を予定している。

■コーヒー関連事業を主力として飲食関連事業も展開

 コーヒー関連事業(業務用・家庭用レギュラーコーヒーの製造・販売)を主力として、飲食関連事業(イタリアントマト、アマンド)も展開している。ブランド力強化、収益力強化、グループ連携強化を柱として、新商品の開発・投入、新たな事業領域の開拓を積極推進している。

 イタリアントマトは、15年3月期の新規出店17店舗、閉店27店舗で、15年3月期末店舗数は直営64店舗、FC228店舗の合計292店舗だった。「国内は充実、海外は拡大」という基本方針に加えて、新業態店舗開発を促進し、中国やASEAN地域へ積極展開している。また効率的な生産・供給体制を構築するため、首都圏の3工場を集約した東京工場グランデを14年11月に竣工した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:29 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】物語コーポレーションは15年12月の上場来高値試す、3月既存店売上高は4ヶ月連続前年比プラス

 物語コーポレーション<3097>(東1)は焼肉店やラーメン店などの飲食チェーンを全国展開している。13日発表した16年3月既存店売上高は4ヶ月連続の前年比プラスと好調だった。16年6月期通期業績予想を据え置いているが、既存店売上が好調で増額余地があるだろう。株価は高値圏で堅調に推移している。15年12月の上場来高値を試す展開だろう。なお5月11日に第3四半期累計の業績発表を予定している。

■中部圏と関東圏を中心に焼肉店やラーメン店などをチェーン展開

 中部圏と関東圏を中心に飲食チェーンを直営とFCで全国展開している。郊外型立地を基本として、業態別には「焼肉きんぐ」などの焼肉部門、「丸源ラーメン」などのラーメン部門、「お好み焼き本舗」のお好み焼部門、寿司・しゃぶしゃぶ「ゆず庵」などの専門店部門を展開している。「焼肉きんぐ」は焼肉テーブルバイキング市場のトップブランドが特徴である。

 12年10月には中国・上海に「鍋源(GUO YUAN)」をオープンして海外初出店した。15年4月には国内で当社初の繁華街型店舗となるプロトタイプ焼肉店「熟成焼肉 肉源」1号店を東京・赤坂にオープンした。また新業態として繁華街小型タイプのホルモン専門店「源の屋」を新規出店(16年2月)する。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:26 | アナリスト銘柄分析
2016年04月13日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アルコニックスは自律調整一巡して戻り試す、17年3月期増収増益基調期待

 アルコニックス<3036>(東1)は、商社機能と製造業を融合した「非鉄金属の総合企業」を目指してM&A戦略も積極活用している。16年3月期の純利益は子会社化した平和金属の負ののれん発生益を計上して大幅増益予想である。そして17年3月期も増収増益基調が期待される。株価は3月下旬の戻り高値圏から一旦反落したが、指標面の割安感は強い。自律調整が一巡して戻りを試す展開だろう。なお5月13日に16年3月期決算発表を予定している。

■商社機能と製造業を融合した「非鉄金属の総合企業」

 軽金属・銅製品(伸銅品、銅管、アルミフィン材など)、電子・機能材(レアメタル・レアアース、チタン・ニッケル製品など)、非鉄原料(アルミ・亜鉛地金など)、建設・産業資材(配管機材など)を取り扱う非鉄金属商社である。

 レアメタル分野に強みを持つことも特徴だが、中期成長に向けて商社機能と製造業を融合した「非鉄金属の総合企業」を目指し、M&Aも積極活用して、非鉄金属の周辺分野も含めた川上(製造)〜川中(流通)〜川下(問屋)を網羅するビジネス展開を推進している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:22 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ソフトクリエイトHDは調整一巡して出直り、EC市場拡大を背景に17年3月期も増収増益期待

 ソフトクリエイトホールディングス<3371>(東1)は、EC(電子商取引)サイト構築ソフトや不正接続防止製品を主力としてソリューション事業を強化している。16年3月期増収増益予想であり、EC市場拡大を背景に17年3月期も増収増益が期待される。EC関連やサイバーセキュリティ関連のテーマ性も注目点だ。株価は3月の戻り高値圏から反落したが、2月安値まで下押すことなく切り返している。調整が一巡して出直り展開だろう。

■ECサイト構築ソフトと不正接続防止製品で首位

 ECソリューション事業(ECサイト構築パッケージソフト「ecbeing」の販売・保守から、ECサイト構築・運用支援、データセンターでのホスティングサービス提供、ECプロモーション提供までの総合サービス)を主力として、SI事業(自社グループ開発ソフトの販売、基幹系システムの受託開発)、物品販売事業(法人向けIT機器販売など)も展開している。

 顧客のEC事業立ち上げ時の戦略コンサルティングから、ECサイト構築パッケージソフト「ecbeing」の販売・カスタマイズ・保守、ECサイト構築・運用支援、さらにリスティング広告・SEO対策などのプロモーションサービスまで、総合的なサービスを提供していることが強みだ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:19 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】キーウェアソリューションズは16年3月期減額修正を嫌気した売り一巡、17年3月期の収益改善期待

 キーウェアソリューションズ<3799>(東2)はシステム開発事業やSI事業を展開している。株価は16年3月期業績予想および配当予想の減額修正を嫌気する場面があったが、2月安値まで下押すことなく売り一巡感を強めている。17年3月期の収益改善を期待する動きだろう。サイバーセキュリティ関連に加えて、農業ICT化サービスはTPP(環太平洋パートナーシップ)関連としても注目される。なお4月28日に16年3月期決算発表を予定している。

■NEC向け主力にシステム開発事業やSI事業を展開

 公共システムやネットワークシステムなどのシステム開発事業、SI(システムインテグレーション)事業、プラットフォーム事業、その他事業(運用・保守、機器販売、フロンティア事業など)を展開している。

 主要顧客は、筆頭株主であるNEC<6701>グループ向けが約4割を占め、NTT<9432>グループ、JR東日本<9020>グループ、三菱商事<8058>グループ、日本ヒューレット・パッカードなどが続いている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:16 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ティー・ワイ・オーは下値切り上げて戻り歩調、16年7月期減益予想だが受注は拡大基調

 ティー・ワイ・オー<4358>(東1)はTV−CM制作の大手で、中期成長に向けた戦略的M&Aを積極化している。16年7月期は低利益案件発生などで減益予想となったが、受注は拡大基調である。株価は3月の戻り高値圏から一旦反落したが下値を切り上げている。戻り歩調に変化はないだろう。7月期末一括で3%近辺の予想配当利回りも注目点だ。

■TV−CM制作の大手

 TV−CM制作の大手である。広告事業(広告代理店向けTV−CM企画・制作およびポスト・プロダクション業務、広告主向けWEB広告およびプロモーションメディア広告の企画・制作、クロスメディア広告業務)を主力として、映像関連事業(アニメーションおよびミュージックビデオなどの企画・制作)も展開している。

 15年3月には民事再生手続き中のスカイマークに対して、ブランド再生に関する業務支援を行うことが正式決定した。投融資は行わず、スカイマークのブランド再生に必要であると判断される領域のクリエイター、関連スタッフ、ノウハウなどを無償で提供する。スカイマークの再生後は広告受注に繋がると期待される。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:13 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アドアーズは調整一巡して切り返し、3月既存店売上高は6ヶ月ぶりにプラス転換

 アドアーズ<4712>(JQS)はアミューズメント事業や不動産事業を展開している。12日発表の16年3月既存店売上高は前年同月比101.6%で15年9月以来6カ月ぶりにプラス転換した。16年3月期は減損損失計上で最終赤字予想だが、17年3月期は介護事業休止も寄与して営業損益改善基調が期待される。株価は株主優待制度導入で急伸した3月高値から反落したが、調整が一巡して切り返す展開だろう。なお5月10日に16年3月期決算発表を予定している。

■Jトラストグループで総合エンターテインメント事業が主力

 13年2月に、親会社Jトラスト<8508>グループで戸建て住宅分譲や商業建築など展開するキーノート、アミューズメント施設向け景品製作・販売など展開するブレイクを子会社化した。Jトラストグループ内で総合エンターテインメント事業、不動産事業、商業施設建築事業の中核を担う位置付けである。

 総合エンターテインメント事業では、利益率の高いメダルゲームジャンルを注力分野として収益改善を目指している。新業態開発やゲーム景品製造も強化して、当社独自のアミューズメント機器の開発も視野に入れている。不動産事業では一戸建分譲事業のエリア拡大や不動産アセット部門の強化を推進している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:10 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】川崎近海汽船は調整一巡して出直り、17年3月期も増益基調期待

 川崎近海汽船<9179>(東2)は近海輸送と内航輸送を主力として、新航路の開設や新規分野への進出を積極化している。原油価格下落メリットなどで17年3月期も増益基調が期待される。株価は3月の戻り高値圏から反落したが、5〜6倍近辺の低PER、3%台の高配当利回り、0.4倍近辺の低PBRと指標面の割安感は強い。調整が一巡して出直り展開だろう。なお4月29日に16年3月期決算発表を予定している。

■近海輸送と内航輸送を展開、新規分野のオフショア支援船は16年竣工予定

 石炭・木材・鋼材輸送などの近海部門、石炭・石灰石・紙製品・農産品輸送やフェリー輸送などの内航部門を展開している。

 中期成長に向けた新規分野として13年10月オフショア・オペレーションと均等出資で合弁会社オフショア・ジャパンを設立した。日本近海における海洋資源開発・探査・掘削設備・洋上再生可能エネルギー設備に関わるオフショア支援船業務に進出する。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:06 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】神鋼商事は調整一巡して出直り、指標面の割安感に注目

 神鋼商事<8075>(東1)は鉄鋼・非鉄金属関連の専門商社である。神戸製鋼所<5406>グループの中核商社としてグローバル展開を加速している。16年3月期は減益予想だが17年3月期は増収増益基調が期待される。株価は3月の戻り高値圏から反落したが、2月安値を割り込まずに切り返す動きだ。調整が一巡して出直り展開だろう。4〜5倍近辺の低PER、4%台の高配当利回り、0.4倍近辺の低PBRという指標面の割安感も注目点だ。なお4月28日に16年3月期決算発表を予定している。

■神戸製鋼所グループの中核商社

 鉄鋼製品、鉄鋼原料、非鉄金属、機械・情報、溶接材料・機器などを扱う専門商社である。中期経営計画(14年3月期〜16年3月期)では、神戸製鋼所<5406>グループの中核となるグローバル商社を目指し、数値目標として16年3月期売上高1兆円、経常利益90億円、海外取引比率40%以上を掲げている。

■M&Aも積極活用

 14年7月には筒中金属産業が新設分割によって設立した国内卸売事業会社(現コベルコ筒中トレーディング)の株式70%を取得して子会社化した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:04 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】トシン・グループは16年5月期第3四半期累計は営業微減益だったが通期は増益予想

 トシン・グループ<2761>(JQS)は首都圏を中心に電設資材などの卸売事業を展開する持株会社である。専門部署による得意先営業活動支援サービスなどを特徴として、営業拠点網拡充などで事業基盤を強化している。16年5月20日期第3四半期累計は営業微減益だったが、通期は増益予想である。株価は年初来安値圏だが調整一巡感を強めている。0.6倍近辺の低PBR、継続的な自己株式取得という積極的な株主還元姿勢も評価して反発のタイミングだろう。

■首都圏中心に電設資材や住宅設備機器の卸売事業を展開

 首都圏を中心として、電設資材や住宅設備機器などの卸売事業を展開する持株会社である。小口多数販売や、専門部署による得意先営業活動支援サービスなどを特徴としている。

 取扱商品や営業拠点網の拡充などで事業基盤強化を推進している。15年1月に小山営業所、15年6月に佐野営業所、16年2月に橋本営業所、16年3月にひたちなか営業所を開設した。また4月25日に船橋営業所を開設する。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:00 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エフティグループは下値切り上げて戻り歩調、17年3月期も増収増益基調期待

 エフティグループ<2763>(JQS)は法人向け環境関連商品・情報通信機器の販売を主力として、ストック型収益・業容拡大戦略を推進している。16年3月期増収増益・増配予想で、17年3月期も増収増益基調が期待される。株価は3月の年初来高値圏から一旦反落したが、素早く反発して下値を切り上げている。戻り歩調に変化はないようだ。15年12月の戻り高値を目指す展開だろう。なお5月12日に16年3月期決算発表を予定している。

■法人向けLED照明、ビジネスホン、OA機器などの販売が主力

 13年6月にTOBで光通信<9435>の連結子会社となり、15年8月には会社分割によって持株会社へ移行し、社名をエフティコミュニケーションズからエフティグループに変更した。

 事業を承継した新設のエフティコミュニケーションズとエフティコミュニケーションズウエストなど傘下の事業会社で、法人事業(中小企業・個人事業主向けLED照明等環境関連商品、ビジネスホン・OA機器・SOHOスモールサーバー等情報通信機器の販売、WEB制作サービスやインターネットサービスの提供)、コンシューマ事業(一般消費者向けインターネットサービスの提供、ドコモショップ運営)を展開している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:53 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ヨコレイは自律調整一巡して上値試す、16年9月期は大幅増益基調で増額余地

 ヨコレイ(横浜冷凍)<2874>(東1)は冷蔵倉庫の大手で食品販売事業も展開している。冷蔵倉庫事業では低温物流サービスの戦略的ネットワーク構築に向けて積極投資を継続し、食品販売事業ではノルウェーのHofseth社との資本業務提携などで業容を拡大している。16年9月期は大幅増益基調で増額余地がありそうだ。株価は06年5月の戻り高値を突破し、98年4月以来の高値水準まで上伸した。その後は利益確定売りで一旦反落したが、自律調整が一巡して上値を試す展開だろう。

■冷蔵倉庫事業と食品販売事業を展開

 冷蔵倉庫事業、および水産品・畜産品・農産品などの食品販売事業を展開している。

 食品販売事業ではノルウェーの大手水産加工会社ホフセスインターナショナル(Hofseth社)と、資本参加を含めた包括的業務提携を締結(調印式15年8月)した。

 業務提携によってHofseth社が生産するノルウェー産アトランティックサーモン加工品の北米・欧州の大手量販店向け輸出販売を開始する。日本国内向けビジネスでは鮭ハラス製品の独占販売権を取得した。またHofseth社との共同出資でHFSアライアンス社を設立し、サーモンオイルを成分としたサプリメントの中国向けネット通販を開始する。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:50 | アナリスト銘柄分析
2016年04月12日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】テクマトリックスは自律調整一巡して上値試す、17年3月期も増収増益基調期待

 テクマトリックス<3762>(東1)はシステム受託開発やセキュリティ関連製品販売などの情報サービス事業を展開し、ストック型ビジネスやクラウドサービスを強化している。11日には新たな医療クラウドサービス「NOBORI−PAL」の提供開始を発表した。16年3月期2桁増収増益・増配予想で、17年3月期も増収増益基調が期待される。サイバーセキュリティ関連などのテーマ性も注目点となる。株価は上場来高値圏で堅調に推移している。自律調整が一巡して上値を試す展開だろう。なお5月9日に16年3月期決算発表を予定している。

■システム受託開発やセキュリティ関連製品販売などを展開、クラウドを拡大

 ネットワーク・セキュリティ関連のハードウェアを販売する情報基盤事業、医療・CRM・EC・金融を重点分野としてシステム受託開発やクラウドサービスを提供するアプリケーション・サービス事業を展開している。

 重点戦略として、ストック型ビジネスの保守・運用・監視サービス関連の戦略的拡大、クラウド関連事業の戦略的・加速度的推進、ネットワーク・セキュリティ関連商材およびサービスの充実などを推進している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:06 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】生化学工業は出直りの動き本格化、17年3月期増収増益基調期待

 生化学工業<4548>(東1)は糖質科学分野に焦点を絞り、関節機能改善剤アルツが主力の医薬品メーカーである。高齢者人口増加を背景に関節機能改善剤の需要が拡大し、17年3月期増収増益基調が期待される。株価はアルツの適応症追加の開発中止も嫌気した2月安値から反発して出直りの動きが本格化している。15年12月の戻り高値を試す展開だろう。なお5月12日に16年3月期決算発表を予定している。

■関節機能改善剤アルツなど糖質科学分野が主力の医薬品メーカー

 糖質科学分野が主力の医薬品メーカーで、国内医薬品(関節機能改善剤アルツ、白内障手術補助剤オペガン、内視鏡用粘膜下注入材ムコアップ)、海外医薬品(米国向け関節機能改善剤スパルツ、米国向け単回投与関節機能改善剤ジェル・ワン、中国向けアルツ)、医薬品原体(ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸)、LAL事業(エンドトキシン測定用試薬関連)を展開している。高齢者人口増加を背景に関節機能改善剤の需要拡大が期待される。

 なお内視鏡用粘膜下注入材ムコアップの販売提携先を変更した。ジョンソン・エンド・ジョンソンのメディカルカンパニー(東京都)との独占販売契約を契約期間満了により16年3月31日に終了し、16年4月1日から新たにボストン・サイエンティフィック・ジャパン(東京都)と日本国内における独占販売契約を締結した。ボストン・サイエンティフィックのエンドスコピー事業は、消化器疾患ならびに肺疾患治療用機器の世界的リーダーである。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:02 | アナリスト銘柄分析