[アナリスト銘柄分析]の記事一覧
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記事一覧 (01/18)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エイジアはデジタルポスト関連で急伸、06年以来の高値圏
記事一覧 (01/18)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】平山は軟調展開だが底値圏、16年6月期増収増益予想で改正労働者派遣法も追い風
記事一覧 (01/18)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】京写は軟調展開だが売られ過ぎ感、LED照明関連や次世代無線通信技術に注目
記事一覧 (01/18)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】フォーカスシステムズは軟調展開だが売られ過ぎ感、マイナンバーやサイバーセキュリティ関連
記事一覧 (01/18)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インフォコムは16年3月期営業増益・増配予想、IoT領域の事業創出を加速
記事一覧 (01/18)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】メディカル・データ・ビジョンは戻り高値圏で堅調、ビッグデータ関連の中期成長力を評価
記事一覧 (01/18)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】綿半ホールディングスは12月25日付で東証1部指定、1月15日に16年3月期配当予想増額
記事一覧 (01/15)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インフォマートはストック型ビジネスモデルで中期成長シナリオに変化なし
記事一覧 (01/15)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エスアールジータカミヤは調整の最終局面、中期的に事業環境良好
記事一覧 (01/15)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】日本アジアグループは地合い悪化の状況でも戻り高値圏で堅調、依然として指標面に割安感
記事一覧 (01/15)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】マーケットエンタープライズは調整の最終局面、16年6月期大幅増収増益予想で中期成長力を評価
記事一覧 (01/15)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】山下医科器械の16年5月期第2四半期累計は増収増益、割安感や積極還元姿勢も評価
記事一覧 (01/14)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ティムコは16年11月期は収益改善基調期待、0.2倍近辺の低PBRも見直し
記事一覧 (01/14)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】プラマテルズは16年3月期増収増益・増配予想で増額余地
記事一覧 (01/14)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】キムラユニティーの16年3月期業績は過去最高更新予想で増額含み、指標面に割安感
記事一覧 (01/14)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】神鋼商事はグローバル展開の加速や指標面の割安感を見直し
記事一覧 (01/14)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】JSPは高付加価値製品の開発・拡販を推進、16年3月期は最高益予想
記事一覧 (01/13)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】寿スピリッツは高値圏での自律調整が一巡、16年3月期業績予想は再増額の可能性
記事一覧 (01/13)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ケンコーマヨネーズは急伸した上場来高値後の自律調整一巡、16年3月期業績予想増額含み
記事一覧 (01/13)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】テクマトリックスは目先的な過熱感解消して上値試す、16年3月期増収増益・増配予想
2016年01月18日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エイジアはデジタルポスト関連で急伸、06年以来の高値圏

 エイジア<2352>(東マ)はメール配信システムの大手である。アライアンスも積極活用してeコマース関連分野を強化し、16年3月期増収増益・連続増配予想である。1月15日の株価は地合い悪化の状況でもデジタルポスト関連を材料視して急伸し、14年1月1989円を突破して06年以来となる2000円台に乗せる場面があった。上値追いの展開だろう。なお1月29日に第3四半期累計(4月〜12月)の業績発表を予定している。

■メール配信システム「WEBCAS」のアプリケーション事業が主力

 自社開発のメールマーケティング・プラットフォーム「WEBCAS」シリーズを提供するアプリケーション事業を主力として、システム受託開発やマーケティングコンサルティングなどのサービスソリューション事業も展開している。

■「WEBCAS」シリーズは導入企業数2500社突破

 01年に発売した自社開発のメール配信システム「WEBCAS e−mail」は顧客の嗜好、属性、購買履歴などに基づいたOne to Oneメールを、世界トップレベルの最高300万通/時で送信することが可能な超高速性が強みである。総合通販企業、メーカー、生命保険、情報サービス会社など多様な業界の企業や官公庁に導入され、国内メール配信パッケージ市場でのシェアは1位である。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:24 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】平山は軟調展開だが底値圏、16年6月期増収増益予想で改正労働者派遣法も追い風

 平山<7781>(JQS)は国内製造業向けアウトソーシング事業(製造請負)が主力で、大手優良企業グループと強固な取引関係を構築している。16年6月期増収増益予想で、改正労働者派遣法や円安に伴う製造業の国内回帰も追い風となる。株価は地合い悪化も影響して軟調展開だが、指標面の割安感も強めて底値圏だろう。なお2月12日に第2四半期累計(7月〜12月)の業績発表を予定している。

■国内製造業向けアウトソーシング事業(製造請負)が主力

 1955年創業(1967年設立)で、15年7月JASDAQに新規上場した。国内製造業向けのアウトソーシング事業(製造請負)を主力として、連結子会社トップエンジニアリングの技術者派遣事業、その他事業(現場改善コンサルティングサービス、教育サービス、有料職業紹介など)も展開している。11年には製造請負事業者改善推進協議会が運営している製造請負優良適正事業者認定制度を第1号で取得(14年4月更新)した。

 「設備と敷地を持たない製造業」を標榜して「人に付いた技術で日本のものづくりを支援する」をコンセプトとしている。主力のアウトソーシング事業では当社に所属する現場改善コンサルタントと連携したサービスを提供して、顧客企業の製造現場における生産性向上、コスト削減、さらに「ものづくり力」強化に繋げていることが強みだ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:20 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】京写は軟調展開だが売られ過ぎ感、LED照明関連や次世代無線通信技術に注目

 京写<6837>(JQS)はプリント配線板の大手メーカーである。自動車ヘッドライトのLED化進展や、京都大学との次世代無線通信技術「カオスCDMA」の共同研究が注目され、政府がLED照明の普及を促進するため白熱灯に対する規制を強化する方針であることも追い風だ。株価は地合い悪化も影響して軟調展開だが売られ過ぎ感を強めている。16年3月期減益予想の織り込みが完了して反発のタイミングだろう。

■プリント配線板の大手メーカー

 プリント配線板の大手メーカーである。世界最大の生産能力を誇る片面プリント配線板、および両面プリント配線板を収益柱として、実装治具関連事業も展開している。

 プリント配線板は防塵対策基板、高熱伝導・放熱基板、ファイン回路片面基板などに技術的な強みを持ち、生産は国内および中国、インドネシアに拠点展開している。また実装治具関連事業も強化し、14年10月にはキクデンインターナショナルからフロー半田付け搬送キャリア事業を譲り受けた。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:16 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】フォーカスシステムズは軟調展開だが売られ過ぎ感、マイナンバーやサイバーセキュリティ関連

 フォーカスシステムズ<4662>(東2)は、システム構築・保守・運用・機器関連事業を展開し、マイナンバー関連やサイバーセキュリティ関連としても注目される。株価は地合い悪化も影響して軟調展開だが売られ過ぎ感を強めている。そして指標面にも割安感が台頭している。反発のタイミングだろう。

■システム構築・保守・運用を主力としてセキュリティ機器関連事業も展開

 公共関連・民間関連のシステム構築・保守・運用・管理サービスを主力として、セキュリティ機器関連事業も展開している。

 顧客別に見るとNTTデータ<9613>関連、および日本IBM関連を主力として、CTC(伊藤忠テクノソリューションズ)<4739>関連、沖電気<6703>関連、ソフトバンク<9984>関連などが続いている。主要顧客上位3社向け売上高の占める割合は14年3月期が47.4%、15年3月期が47.8%だった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:13 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インフォコムは16年3月期営業増益・増配予想、IoT領域の事業創出を加速

 インフォコム<4348>(JQS)はITサービスや電子書籍配信サービスを主力としている。16年3月期は特別損失発生で最終減益予想だが一過性要因であり、営業・経常増益・増配予想である。12月にはIoT領域における事業創出を加速するため専任組織の創設と米Afero社との事業提携を発表した。株価は12月の昨年来高値から地合い悪化の影響で一旦反落したが、調整一巡して上値を試す展開だろう。なお1月28日に第3四半期累計(4月〜12月)の業績発表を予定している。

■ITサービス事業とネットビジネス事業を展開

 帝人<3401>グループで、企業向けにITソリューションを提供するITサービス事業(医療機関・製薬企業向けヘルスケア事業、一般企業向けSIのエンタープライズ事業、ERPソフト「GRANDIT」や緊急連絡・安全確認サービスなどのサービスビジネス事業)と、一般消費者向けに電子書籍配信サービス、eコマース、各種デジタルコンテンツを提供するネットビジネス事業(子会社アムタス)を展開している。

 サービスビジネス事業では、完全Web−ERPソフト「GRANDIT」の導入企業数850社超、3800サイト超で、緊急連絡・安全確認サービス「エマージェンシーコール」は導入企業数800社超、登録従業員数200万人超の規模に達している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:10 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】メディカル・データ・ビジョンは戻り高値圏で堅調、ビッグデータ関連の中期成長力を評価

 メディカル・データ・ビジョン<3902>(東マ)は医療分野のビッグデータ関連ビジネスを展開している。15年12月期増収増益予想で16年12月期も一段の収益拡大が期待される。株価は地合い悪化の状況でも戻り高値圏で堅調に推移している。ビッグデータ関連のテーマ性や中期成長力を評価する流れに変化はなく水準切り上げの展開だろう。なお2月8日に15年12月期の決算発表を予定している。

■医療情報のネットワーク化を推進

 医療情報のネットワーク化を推進する企業で、医療機関向けに医療情報システムを開発・販売するデータネットワークサービス、および製薬会社向けに各種データ分析ツールを販売するデータ利活用サービスを展開している。

 データネットワークサービスで医療機関向けに医療情報システムを販売するとともに、2次利用許諾を得た患者の医療・健康関連情報を集積する。そして集積した各種情報をビッグデータとして活用するためのデータ分析ツール・サービスを、製薬会社向けに販売するビジネスモデルだ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:05 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】綿半ホールディングスは12月25日付で東証1部指定、1月15日に16年3月期配当予想増額

 綿半ホールディングス<3199>(東1)はホームセンター事業や建設事業などを展開するグループ持株会社である。15年12月25日付で東証1部指定となり、1月15日には16年3月期配当予想の増額を発表した。16年3月期増収営業増益基調である。ホームセンター既存店売上は暖冬の影響で15年11月と12月が前年割れとなったが、利益面への影響は限定的のようだ。株価は地合い悪化の状況でも上場来高値圏で堅調に推移している。配当予想増額も好感して上値を試す展開だろう。

■ホームセンター事業や建設事業などを展開するグループ持株会社

 1598年(慶長3年)に初代・綿屋半三郎が長野県飯田市で創業した綿商いから400年以上の歴史を有している。現在は持株会社に移行して、事業会社の綿半ホームエイドが長野県中心にチェーン展開するホームセンター事業、綿半鋼機と綿半テクノス(両社は16年4月1日付で合併予定)が展開する建設事業、10年に子会社化したミツバ貿易が医薬品原料などを輸入販売する貿易事業を展開している。

 なお15年3月期の売上高構成比は、ホームセンター事業が54.7%、建設事業が40.5%(内訳は内外装工事が43.9%、立体駐車場が14.9%、鉄構分野が21.2%、建設資材販売が13.0%など)、貿易事業が4.5%、その他事業(不動産賃貸事業)が0.3%である。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:01 | アナリスト銘柄分析
2016年01月15日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インフォマートはストック型ビジネスモデルで中期成長シナリオに変化なし

 インフォマート<2492>(東1)はフード業界向け企業間(BtoB)電子商取引プラットフォームをベースとして各種システムを提供している。1月4日にはサービスブランドを、企業間で行われている世界共通の商行為を電子化するサービスとして「BtoBプラットフォーム」に変更すると発表した。ストック型ビジネスモデルで15年12月期、16年12月期とも増収増益基調が予想される。株価は地合い悪化の影響を受けたが、中期成長シナリオに変化はなく調整の最終局面だろう。なお2月15日に15年12月期の決算発表を予定している。

■フード業界向け企業間ECプラットフォームが主力

 フード業界向けの企業間(BtoB)電子商取引(EC)プラットフォーム「FOODS info Mart」をベースとして、ASP受発注システム(飲食店チェーンと食材卸売の間の受発注)、ASP規格書システム(食の安全・安心の商品仕様書DB)、ASP商談システム(BtoB専用の販売・購買システム)などをネット経由で提供している。

 14年11月には全ての業界・企業に対応し、企業間の請求書を電子化して請求業務をWeb上で行える「BtoB電子請求書プラットフォーム」(旧名称ASP請求書システム)を開始した。15年9月には支払通知書を電子化した「通知書機能」を追加リリースした。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:46 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エスアールジータカミヤは調整の最終局面、中期的に事業環境良好

 エスアールジータカミヤ<2445>(東1)は建設用仮設機材販売・レンタルの大手で、次世代足場「Iq(アイ・キュー)システム」拡販と海外展開を推進している。ダイサン<4750>との株式相互保有を解消して12日に自己株式取得を実施した。そして13日には投資有価証券売却益の計上を発表した。中期的に事業環境は良好で収益改善基調だ。農業施設分野の金属加工品への進出でTPP(環太平洋パートナーシップ)関連も注目テーマとなる。株価は調整の最終局面だろう。なお2月5日に16年3月期第3四半期累計(4月〜12月)の業績発表を予定している。

■建設用仮設機材販売・レンタルの大手

 建築・土木・橋梁用仮設機材、移動昇降式足場「リフトクライマー」や、子会社ホリーの太陽光パネル架台などの販売・レンタル事業を展開している。

 戦略商品として作業環境改善・作業効率向上につながる次世代足場「Iq(アイ・キュー)システム」の従来品からの入れ替えを促進し、スパイダーパネルなど修繕工事向け商品の拡販も推進している。また太陽光発電関連の需要が一巡したため、新規分野として住宅用制震装置など住宅関連分野、構造機材分野、さらに植物工場など農業施設分野における金属加工品の開発を推進する方針だ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:42 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】日本アジアグループは地合い悪化の状況でも戻り高値圏で堅調、依然として指標面に割安感

 日本アジアグループ<3751>(東1)は社会インフラ・環境・エネルギー関連事業に経営資源を集中して成長戦略を強化している。株価は地合い悪化の状況でも戻り高値圏で堅調な動きだ。1桁台の予想PER、1倍割れ水準の実績PBR、4%台の予想配当利回りと指標面の割安感は依然として強い。テーマ性も多彩だ。15年5月の昨年来高値701円を目指す展開だろう。なお2月12日に第3四半期累計(4月〜12月)の業績発表を予定している。

■社会インフラ・環境・エネルギー関連に経営資源を集中

 社会インフラ・環境・エネルギー関連にグループ経営資源を集中し、空間情報コンサルティング事業(国際航業の社会インフラ関連事業)、グリーンエネルギー事業(太陽光発電の受託および売電事業、土壌・地下水保全コンサルティング事業、戸建住宅・不動産事業)、ファイナンシャルサービス事業(日本アジア証券などの証券業)を展開している。

 防災・減災・社会インフラ更新関連、環境関連、メガソーラー関連、再生可能エネルギー関連などテーマ性は多彩である。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:38 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】マーケットエンタープライズは調整の最終局面、16年6月期大幅増収増益予想で中期成長力を評価

 マーケットエンタープライズ<3135>(東マ)はネット型リユース事業を展開し、新サービス構築による事業ドメイン拡大も推進している。16年1月1日付で株式2分割を実施した。株価は地合い悪化も影響して上場来安値圏だが、IPO直後の15年7月高値からほぼ3分の1水準で調整の最終局面と考えられる。16年6月期大幅増収増益予想であり、ネット型リユース事業の中期成長力を評価して反発のタイミングだろう。

■インターネットに特化したリユース品買取・販売事業を展開

 06年7月設立(事業開始04年11月)で、15年6月東証マザーズに新規上場した。インターネットに特化してリユース(再利用)品を買取・販売するネット型リユース事業を展開している。

 買取総合窓口サイト「高く売れるドットコム」など自社運営26カテゴリーのWEB買取サイトを通じて一般消費者や法人からリユース品を仕入れ、全国6拠点(15年6月末時点)のリユースセンターで在庫を一括管理し、複数の主要Eマーケットプレイス(ヤフオク、楽天市場、Amazon、Ebayなど)に出店した自社運営サイト「安く買えるドットコム」で一般消費者や法人向けに販売する。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:35 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】山下医科器械の16年5月期第2四半期累計は増収増益、割安感や積極還元姿勢も評価

 山下医科器械<3022>(東1)は九州を地盤とする医療機器専門商社である。1月8日発表の16年5月期第2四半期累計連結業績は、一部の設備案件が下期にズレ込んだため期初計画を下回ったが、全体的に堅調に推移して増収増益だった。指名停止の影響も一巡して収益改善基調が期待される。株価は第2四半期累計業績の計画未達を嫌気して急落する場面があったが、素早く切り返しの動きを強めている。指標面の割安感や積極還元姿勢を評価して出直り展開だろう。

■九州を地盤とする医療機器専門商社

 九州を地盤とする医療機器専門商社である。医療機器の販売・メンテナンスおよび医療材料・消耗品などの販売を主力として、子会社イーピーメディックは整形インプラントを製造販売している。

 中期成長に向けて、九州最大の需要地である福岡県での市場シェア拡大を最重点戦略としている。医療機関向けSPD(病院医療材料管理業務)の契約施設数増加に対応するため、13年7月に福岡SPDセンター(福岡県福岡市)を新設し、鳥栖SPDセンター(佐賀県鳥栖市)との2拠点体制とした。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:31 | アナリスト銘柄分析
2016年01月14日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ティムコは16年11月期は収益改善基調期待、0.2倍近辺の低PBRも見直し

 ティムコ<7501>(JQS)はフィッシング用品およびアウトドア用品の企画・販売事業を展開している。株価は地合い悪化も影響して昨年来安値圏だが売られ過ぎ感を強めている。16年11月期は収益改善基調が期待され、0.2倍近辺の低PBRを見直して反発のタイミングだろう。なお1月19日に15年11月期の決算発表を予定している。

■フィッシング用品とアウトドア用品の企画・販売

 フィッシング用品とアウトドア用品の企画・開発・販売事業を展開し、アウトドア衣料ブランド「フォックスファイヤー」の商品力強化や、直営店舗「フォックスファイヤーストア」の収益力向上に取り組んでいる。

 20年東京夏季五輪開催に向けて、登山・アウトドア・スポーツ関連の需要盛り上がりも期待される。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:41 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】プラマテルズは16年3月期増収増益・増配予想で増額余地

 プラマテルズ<2714>(JQS)は合成樹脂の専門商社で高付加価値商材の拡販を推進している。16年3月期は増収増益・増配予想で、さらに増額余地がありそうだ。株価は地合い悪化も影響して水準を切り下げたが、昨年来安値を割り込まずに切り返しの動きを強めている。8倍近辺の低PER、0.5倍近辺の低PBR、3%台の高配当利回りという割安感も評価して出直り展開だろう。

■双日グループの合成樹脂専門商社、高付加価値商材を拡販

 双日<2768>グループで、プラスチック原材料・製品・関連機器の専門商社である。エンジニアリング系樹脂、スチレン系樹脂を主力として、オレフィン系樹脂、塩化ビニール系材料なども取り扱っている。

 需要先はOA・事務機器、光学機器を主力として、家電・電子、医療機器、建材、自動車、容器・化粧品、玩具・その他と幅広い。原材料メーカーと販売先を繋ぐ高い提案営業力を強みとしている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:38 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】キムラユニティーの16年3月期業績は過去最高更新予想で増額含み、指標面に割安感

 キムラユニティー<9368>(東1)はトヨタ向け部品包装が主力の総合物流サービス企業である。ネット通販市場の拡大も背景として物流請負のNLS事業が拡大基調だ。16年3月期業績は過去最高更新予想で増額含みである。低PER、低PBRと指標面の割安感も強い。株価は地合い悪化の影響で水準を切り下げたが反発のタイミングだろう。

■トヨタ向けが主力の総合物流サービス企業

 トヨタ自動車<7203>の補修部品・KD部品の包装・物流、および一般物流請負を主力とする総合物流サービス企業である。自動車販売・リース・整備などの自動車サービス事業、物流分野における情報サービス事業、派遣・アウトソーシングなどの人材サービス事業、太陽光発電による売電事業なども展開している。

■物流請負のNLS事業が拡大基調

 物流サービス事業では、ネット通販市場の拡大も追い風として、物流請負のNLS(ニューロジスティクスサービス)事業が拡大基調である。そして新規顧客開拓や生産性改善を積極推進し、NLS事業の売上高は15年3月期に83億98百万円まで拡大した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:34 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】神鋼商事はグローバル展開の加速や指標面の割安感を見直し

 神鋼商事<8075>(東1)は鉄鋼・非鉄金属関連の専門商社である。グローバル展開を加速してメキシコの線材二次加工拠点が稼働予定である。株価は全般地合い悪化も影響して昨年来安値圏だが調整の最終局面のようだ。5倍近辺の予想PER、3%台の予想配当利回り、0.5倍近辺の実績PBRという指標面の割安感も見直して反発のタイミングだろう。

■神戸製鋼所グループの中核商社

 鉄鋼製品、鉄鋼原料、非鉄金属、機械・情報、溶接材料・機器などを扱う専門商社である。中期経営計画(14年3月期〜16年3月期)では、神戸製鋼所<5406>グループの中核となるグローバル商社を目指し、数値目標として16年3月期売上高1兆円、経常利益90億円、海外取引比率40%以上を掲げている。

■M&Aも積極活用

 14年7月には筒中金属産業が新設分割によって設立した国内卸売事業会社(現コベルコ筒中トレーディング)の株式70%を取得して子会社化した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:30 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】JSPは高付加価値製品の開発・拡販を推進、16年3月期は最高益予想

 JSP<7942>(東1)は発泡プラスチック製品専業の大手である。自動車用や住宅用など高付加価値製品の開発・拡販を推進して16年3月期は最高益更新予想だ。株価は地合い悪化も影響して水準を切り下げたが指標面に割高感はなく、調整が一巡して反発のタイミングだろう。

■発泡プラスチック製品専業大手、高機能・高付加価値製品を開発・拡販

 三菱瓦斯化学<4182>がTOB(買付価格2686円)を実施し、15年3月16日をもって同社の連結子会社となった。

 発泡プラスチック製品専業の大手である。押出発泡技術をベースとするポリスチレン・ポリエチレン・ポリプロピレンシートなどの押出事業(産業用包装材、食品用包装材、広告用ディスプレー材、住宅用断熱材など)、ビーズ発泡技術をベースとする発泡ポリプロピレン・発泡ポリエチレン・発泡性ポリスチレン製品などのビーズ事業(自動車衝撃緩衝材、家電製品緩衝材、IT製品輸送用通い函など)、その他事業(一般包材など)を展開している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:26 | アナリスト銘柄分析
2016年01月13日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】寿スピリッツは高値圏での自律調整が一巡、16年3月期業績予想は再増額の可能性

 寿スピリッツ<2222>(東1)は「お菓子の総合プロデューサー」を企業ビジョンに掲げて地域限定ブランド菓子の製造・販売を展開し、首都圏エリアでのブランド展開も強化している。過去最高更新予想の16年3月期業績予想は再増額の可能性が高く、インバウンド消費関連、地方創生関連も注目点となる。株価は高値圏での自律調整が一巡して上値を試す展開だろう。

■地域限定ブランド菓子を製造・販売

 地域事業会社を傘下に置いて、地域限定ブランド菓子の製造・販売を主力としている。駅・空港・高速道路SAなど交通機関チャネルでの土産品としての販売比率が高いことも特徴であり、国内旅行客の増加や訪日外国人旅行客のインバウンド消費も追い風となる。

 主要子会社は、山陰地区中心に「お菓子の壽城」「ラングドシャ」ブランドなどを展開する寿製菓、北海道中心に「ルタオ」ブランドを展開するケイシイシイ、首都圏中心に「東京ミルクチーズ工場」「ザ・メープルマニア」など洋菓子を展開するシュクレイ、九州中心に「赤い風船」ブランドを展開する九十九島グループ、関西中心に「遊月亭」ブランドを展開する但馬寿、そして販売子会社(東海地区3社、中国・九州地区4社、関西地区2社)である。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:55 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ケンコーマヨネーズは急伸した上場来高値後の自律調整一巡、16年3月期業績予想増額含み

 ケンコーマヨネーズ<2915>(東1)はマヨネーズ・ドレッシング分野を主力として、タマゴ加工品・サラダ類・総菜関連分野への事業領域拡大戦略を加速している。16年3月期業績の会社予想は増額含みである。株価は12月30日の上場来高値2500円まで急伸した。その後は地合い悪化も影響して一旦反落したが、好業績や中期成長力を評価する流れに変化はなく、自律調整が一巡して上値追いの展開だろう。なお2月8日に第3四半期累計(4月〜12月)の業績発表を予定している。

■マヨネーズ・ドレッシング類、ロングライフサラダの大手

 マヨネーズ・ドレッシング類、タマゴ加工品、サラダ類などの調味料・加工食品事業、フレッシュ総菜などの総菜関連事業、その他事業(ショップ事業、海外事業)を展開している。マヨネーズ・ドレッシング類は国内2位、ロングライフサラダは国内1位の市場シェアである。

 16年3月期第2四半期累計(15年4月〜9月)の商材別売上構成比はサラダ類が44.8%、タマゴ類が27.4%、マヨネーズ・ドレッシング類が25.9%、その他が1.9%だった。また分野別売上構成比は外食が26.1%、CVS(コンビニエンスストア)が25.9%、量販店が19.5%、パンが14.2%、給食が5.1%、その他が9.2%だった。
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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】テクマトリックスは目先的な過熱感解消して上値試す、16年3月期増収増益・増配予想

 テクマトリックス<3762>(東1)はシステム受託開発やセキュリティ関連製品販売などの情報サービス事業を展開し、ストック型ビジネスやクラウドサービスを強化・拡大している。株価は1月5日の上場来高値から一旦反落したが強基調に変化はないだろう。16年3月期増収増益・増配予想で、サイバーセキュリティ関連やマイナンバー制度関連のテーマ性も注目点となる。目先的な過熱感が解消して上値を試す展開だろう。なお1月29日に第3四半期累計(4月〜12月)の業績発表を予定している。

■システム受託開発やセキュリティ関連製品販売などを展開、クラウドを拡大

 ネットワーク・セキュリティ関連のハードウェアを販売する情報基盤事業、医療・CRM・EC・金融を重点分野としてシステム受託開発やクラウドサービスを提供するアプリケーション・サービス事業を展開している。

 重点戦略として、ストック型ビジネスの保守・運用・監視サービス関連の戦略的拡大、クラウド関連事業の戦略的・加速度的推進、ネットワーク・セキュリティ関連商材およびサービスの充実などを推進している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:44 | アナリスト銘柄分析