[アナリスト水田雅展の銘柄分析]の記事一覧
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記事一覧 (08/17)【アナリスト水田雅展の銘柄診断】ケンコーマヨネーズは高値圏で堅調、中期成長力を評価して上値試す
記事一覧 (08/17)【アナリスト水田雅展の銘柄診断】セキドは急伸後の日柄調整局面だが、19日発表の外国人旅行客数に注目
記事一覧 (08/17)【アナリスト水田雅展の銘柄診断】セーラー万年筆は急伸後の日柄調整局面だが、収益改善基調を評価
記事一覧 (08/17)アナリスト水田雅展の「8月17日〜21日の株式・為替相場展望」
記事一覧 (08/14)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】うかいは6月の年初来高値に接近、9月末に向けて株主優待権利取りも注目
記事一覧 (08/14)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ワークマンは16年3月期第1四半期増収増益で順調、自律調整一巡して7月高値試す
記事一覧 (08/14)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ジャパンインベストメントアドバイザーはM&A戦略を加速、中期成長力に対して評価不足
記事一覧 (08/14)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】トーソーは第1四半期赤字を嫌気した売り一巡、0.5倍近辺の低PBRに見直し余地
記事一覧 (08/13)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】川崎近海汽船は指標面の割安感見直して反発期待、原油価格下落もプラス要因
記事一覧 (08/13)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】イーブックイニシアティブジャパンは調整一巡の可能性、電子書籍事業の成長力を評価して反発期待
記事一覧 (08/13)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】フォーカスシステムズは自律調整一巡して7月高値目指す、マイナンバーやサイバーセキュリティ関連
記事一覧 (08/13)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アールシーコアは受注底打ちと4%台の高配当利回りを評価、戻り歩調に変化なし
記事一覧 (08/11)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】キーウェアソリューションズの第1四半期は赤字縮小、収益改善基調を見直し
記事一覧 (08/11)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】新日本建物の16年3月期第1四半期は黒字化、収益改善基調を評価して出直り
記事一覧 (08/11)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インテージHDは第1四半期の大幅営業増益を好感、4月の上場来高値を試す
記事一覧 (08/10)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ジャパンフーズの第1四半期は過去最高益、猛暑が追い風で低PBRに依然として評価余地
記事一覧 (08/10)【アナリスト水田雅展の相場展望】「8月10日〜14日の株式・為替相場展望」米利上げ開始時期を巡る思惑が交錯してモミ合い
記事一覧 (08/10)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】三洋貿易の第3四半期累計は大幅増益、指標面の割安感強く6月高値試す
記事一覧 (08/10)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】JSPは第1四半期の大幅増益を好感して出直り
記事一覧 (08/10)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ミロク情報サービスの第1四半期は2桁増益と順調、割高感なく99年以来の1000円台も視野
2015年08月17日

【アナリスト水田雅展の銘柄診断】ケンコーマヨネーズは高値圏で堅調、中期成長力を評価して上値試す

 ケンコーマヨネーズ<2915>(東1)はマヨネーズ・ドレッシング分野を主力として、タマゴ加工品・サラダ類・総菜関連分野への事業領域拡大戦略を加速している。第1四半期(4月〜6月)は大幅増益で、16年3月期業績予想は増額含みだ。株価の反応は限定的だったが、高値圏1700円近辺で堅調に推移して日柄調整一巡感も強めている。指標面に割高感はなく、中期成長力を評価して上値を試す展開だろう。

■タマゴ加工品・サラダ類などへ事業領域拡大

 マヨネーズ・ドレッシング類、タマゴ加工品、サラダ類などの調味料・加工食品事業、フレッシュ総菜などの総菜関連事業、その他事業(ショップ事業、海外事業)を展開している。マヨネーズ・ドレッシング類は国内2位、ロングライフサラダは国内1位の市場シェアである。

 中期経営計画で掲げた「サラダカフェ」「サラダ料理」「世界のソース」「タマゴ製品」など、タマゴ加工品・サラダ類・総菜関連分野への事業拡大戦略を加速し、新商品を積極投入している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:59 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄診断】セキドは急伸後の日柄調整局面だが、19日発表の外国人旅行客数に注目

 セキド<9878>(東2)は海外ブランド品などを扱うファッション専門店チェーンを展開している。株価は高値圏280円近辺から12日の180円まで調整して売られ過ぎ感を強めている。中国・上海株の急落や中国・人民元切り下げで、中国からの旅行客の「爆買い」に悪影響が出ると警戒された。急伸後の日柄調整局面だが、収益改善期待で反発のタイミングだろう。8月19日発表の訪日外国人旅行客数も注目される。

■ファッション専門店事業を展開、インバウンド需要対応も強化

 12年10月に家電の店舗販売事業から撤退してファッション専門店事業に経営資源を集中した。海外ブランド品などを扱うファッション専門店「GINZA LoveLove」「スーパーセレクトショップラブラブ」を直営で展開している。15年2月20日期末の店舗数は首都圏中心に23店舗である。

 収益力強化に向けた中期成長戦略として「GINZA LoveLove」のブランディング強化、小売法人向け商品供給や販売業務委託事業の強化、EC事業の強化を推進している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:54 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄診断】セーラー万年筆は急伸後の日柄調整局面だが、収益改善基調を評価

 セーラー万年筆<7992>(東2)は万年筆の老舗でロボット機器事業も展開している。第2四半期累計(1月〜6月)は大幅営業増益となり、経常利益と純利益も黒字化した。株価は急伸した7月下旬の年初来高値圏から反落して日柄調整局面だが、ロボット関連のテーマ性も注目材料であり、収益改善基調を評価して切り返しのタイミングだろう。

■文具事業やロボット機器事業を展開

 文具事業(万年筆、ボールペン、電子文具、景品払出機、ガラスCD、窓ガラス用断熱塗料など)、およびロボット機器事業(プラスチック射出成形品自動取出装置・自動組立装置など)を展開している。なお中国の写楽精密機械(上海)については15年中に清算結了予定としている。

 文具事業はブランド力の高い万年筆を主力として、中期成長に向けて電子文具への事業展開も加速している。また熱を逃がす“冷めやすい塗料”の屋根・壁用太陽光反射・遮熱塗料「アドグリーンコート」の拡販も強化している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:49 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

アナリスト水田雅展の「8月17日〜21日の株式・為替相場展望」

■中国・人民元ショック後退だが、米国の利上げ開始時期を巡る思惑が交錯

 8月17日〜21日の株式・為替相場は、中国・人民元切り下げショックが後退し、オプションSQ(特別清算指数)も通過したが、米FRB(連邦準備制度理事会)の利上げ開始時期に対する思惑が交錯して引き続きモミ合い展開を想定する。

 前週の波乱要因となった中国・人民元切り下げショックに対するリスクオフの動きは概ね落ち着いた。17日発表の日本4〜6月期GDP1次速報値で市場予想どおりにマイナス成長となれば、補正予算による公共投資上積みなど政策発動に対する期待感や、日銀の追加金融緩和に対する期待感が高まる。需給面では夏季休暇明けで市場参加者が増加し、高水準の空売りの買い戻しも期待される。そして為替はドル高・円安の進行、日本株は年初来高値更新の期待が高まる。

 ただし一方で、米FRBの利上げ開始時期に対する思惑は9月16日〜17日開催の米FOMC(連邦公開市場委員会)まで続くだろう。米7月雇用統計の結果を受けて9月利上げ開始という見方が優勢のようだが、米10年債利回りは2.1%台と依然低水準だ。利上げ開始後の米景気減速を警戒しているとも言える。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:41 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2015年08月14日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】うかいは6月の年初来高値に接近、9月末に向けて株主優待権利取りも注目

 うかい<7621>(JQS)は高級和食・洋食料理店を展開している。第1四半期(4月〜6月)の利益は第2四半期累計(4月〜9月)予想を超過達成した。株価は水準切り上げの動きで、急伸した6月の年初来高値3220円に接近している。収益改善基調を評価する流れに変化はなく、9月末に向けて株主優待権利取りの動きも注目される。6月の年初来高値3220円、そして99年11月上場時の高値3520円が視野に入る。

■高級和食・洋食料理店チェーンを展開

 飲食事業(高級和食・洋食料理店)を主力に、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。新たな成長ステージに向けた戦略として、商圏1万キロに向けたブランド構築、新業態の定着と新規出店、サービス向上のための人材育成、製菓工房「アトリエうかい」の本格稼働、和食店のお土産品強化、物販における販路開拓、海外へのブランド発信と海外企業との業務提携などを推進している。

 14年4月には、国内で4年ぶりの新店となる新業態の割烹料理店「銀座kappou ukai(呼称:割烹うかい)」をオープンした。海外は13年5月に、台湾・高雄市FIHリージェントグループホテル内レストランのコンサルティング契約を締結して海外初出店を決定し、16年オープンに向けて準備を進めている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:38 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ワークマンは16年3月期第1四半期増収増益で順調、自律調整一巡して7月高値試す

 ワークマン<7564>(JQS)はワーキングウェア・作業用品専門店チェーンをFC中心に全国展開している。第1四半期(4月〜6月)は増収増益で通期予想に対する進捗率も順調な水準だった。株価は急伸した7月の上場来高値後の自律調整局面のようだが、16年3月期も増収増益基調であり、自律調整が一巡して7月高値を試す展開だろう。

■ワーキングウェア・作業用品の専門店チェーン

 ワーキングウェア・作業用品の大型専門店チェーンをFC中心に全国展開している。ローコスト経営を特徴として「エブリデー・ロー・プライス」戦略を推進し、他社との差別化戦略としてPB商品「WORKMAN BEST」の開発・拡販、販売分析データの活用や単品管理プロジェクトの推進、より緻密な品揃えと地域特性に合わせた売り場づくりなどを強化している。PB商品については売上構成比30%達成を目指している。

 15年3月期末の店舗数は42都道府県下に、FC店(加盟店A契約店舗)が14年3月期末比23店舗増加の641店舗、直営店(加盟店B契約店舗およびトレーニングストア)が同4店舗減の108店舗、合計が同19店舗増加の749店舗である。FC比率は同0.9ポイント上昇して85.6%となった。なお14年11月に北海道、15年3月に熊本県に初出店した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:34 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ジャパンインベストメントアドバイザーはM&A戦略を加速、中期成長力に対して評価不足

 ジャパンインベストメントアドバイザー(JIA)<7172>(東マ)は金融ソリューション事業を展開し、中期成長に向けてM&A戦略を加速している。5日にプライベート・エクイティ(PE)事業への本格進出と日本マンパワーのグループ会社NMPスペシャリストの買収、13日に日本証券新聞および日本証券新聞リサーチの買収を発表した。株価は年初来安値圏で推移して調整局面だが、15年12月期業績予想の増額修正、そして中期成長力を考慮すれば評価不足だろう。

■オペレーティング・リース事業を主力として投資銀行分野に事業領域を拡大

 06年9月設立、14年9月東証マザーズに新規上場した。設立時からのオペレーティング・リース事業を主力として、07年2月M&Aアドバイザリー事業、14年5月太陽光発電の第1号ファンドを組成して環境エネルギーファンド事業に参入した。さらに14年12月には投資銀行本部を設置し、投資銀行分野に事業領域を拡げて金融ソリューション事業を展開している。

 現在は当社がグループ戦略立案、およびM&Aアドバイザリー事業、環境エネルギーファンド事業などを行う投資銀行の位置付けだ。オペレーティング・リース事業については11年8月設立の子会社JPリースプロダクツ&サービシイズ(JLPS)が第二種金融商品取引業登録業者として、航空機や海運コンテナを主対象として展開している。なお米CAI社(NY証券取引所上場)と07年1月合弁で設立したCAIJ社(コンテナ・オペレーティング・リース事業)を持分法適用関連会社としている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:30 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】トーソーは第1四半期赤字を嫌気した売り一巡、0.5倍近辺の低PBRに見直し余地

 トーソー<5956>(東2)はカーテンレール・ブラインド類の大手である。株価は第1四半期(4月〜6月)が赤字となったことで、戻り高値535円から505円まで急落したが、その後は切り返しの動きを強めている。500円近辺が下値支持線の形だ。0.5倍近辺の低PBRに見直し余地があり、第1四半期の赤字を嫌気した売りが一巡して下値支持線から切り返し展開だろう。

■カーテンレール・ブラインド類の大手

 カーテンレールやブラインド類の大手で、室内装飾関連事業を主力として、ステッキなど介護用品事業も展開している。

 中期戦略では「窓辺の総合インテリアメーカー」として、高付加価値商品の拡販、新商品開発のスピードアップ、ホテル・商業施設など非住宅分野における需要の取り込み、海外売上高の拡大、原価低減や総費用低減、新規領域としての介護用品事業の拡大などを掲げている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:24 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2015年08月13日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】川崎近海汽船は指標面の割安感見直して反発期待、原油価格下落もプラス要因

 川崎近海汽船<9179>(東2)は近海輸送と内航輸送を展開している。第1四半期(4月〜6月)は営業損益が大幅改善し、原油価格下落もプラス要因となって16年3月期業績は増額含みだ。株価は高値圏から反落して水準を切り下げたが、1桁台の予想PERや0.5倍近辺の実績PBRなど指標面の割安感も見直して反発展開だろう。

■近海輸送と内航輸送を展開、新規のオフショア支援船は16年竣工予定

 石炭・木材・鋼材輸送などの近海部門、石炭・石灰石・紙製品・農産品輸送やフェリー輸送などの内航部門を展開している。

 中期成長に向けた新規分野として、13年10月オフショア・オペレーションと均等出資で合弁会社オフショア・ジャパンを設立した。日本近海における海洋資源開発・探査・掘削設備・洋上再生可能エネルギー設備に関わるオフショア支援船業務に進出する。オフショア支援船は16年2月竣工予定だ。なお15年5月1日付でオフショア支援船事業推進室を新設した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:55 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】イーブックイニシアティブジャパンは調整一巡の可能性、電子書籍事業の成長力を評価して反発期待

 イーブックイニシアティブジャパン<3658>(東1)は電子書籍配信サービスを展開している。株価は年初来安値圏900円台でモミ合う展開だったが、8月12日は前日比101円高の1059円まで急伸する場面があった。調整が一巡した可能性がありそうだ。電子書籍事業の成長力を評価して反発展開だろう。なお9月8日に第2四半期累計(2月〜7月)の業績発表を予定している。

■電子書籍配信サービスの大手

 電子書籍書店「eBookJapan」を運営し、パソコン・モバイル向け電子書籍配信サービスなどを展開している。漫画コミックの分野で世界最大級の品揃えに強みを持ち、00年創業以来の累計販売数は15年4月に5000万冊を突破した。

 なおM&A子会社の新規連結などに伴って事業セグメント区分を16年1月期から、電子書籍事業(電子書籍配信、電子書籍提供)およびクロスメディア事業とした。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:51 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】フォーカスシステムズは自律調整一巡して7月高値目指す、マイナンバーやサイバーセキュリティ関連

 フォーカスシステムズ<4662>(東2)はシステム構築・保守・運用・機器関連事業を展開している。第1四半期(4月〜6月)は一時的費用の計上も影響して営業減益だったが、通期ベースではマイナンバー関連やサイバーセキュリティ関連も寄与して好業績が期待される。株価は7月の年初来高値から利益確定売りで一旦反落したが、自律調整が一巡して切り返しのタイミングのようだ。7月の年初来高値を目指す展開だろう。

■システム構築・保守・運用を主力としてセキュリティ機器関連事業も展開

 公共関連・民間関連のシステム構築・保守・運用・管理サービスを主力として、セキュリティ機器関連事業も展開している。

 顧客別に見るとNTTデータ<9613>関連、および日本IBM関連を主力として、CTC(伊藤忠テクノソリューションズ)<4739>関連、沖電気<6703>関連、ソフトバンク<9984>関連などが続いている。主要顧客上位3社向け売上高の占める割合は14年3月期が47.4%、15年3月期が47.8%だった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:45 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アールシーコアは受注底打ちと4%台の高配当利回りを評価、戻り歩調に変化なし

 アールシーコア<7837>(JQS)はログハウスのオリジナルブランド「BESS」の販売を展開している。第1四半期(4月〜6月)は増収営業増益となり受注底打ち感を強めている。株価は7月の年初来高値から一旦反落したが緩やかな戻り歩調に変化はなく、受注底打ちや4%台の高配当利回りを評価して続伸展開だろう。

■ログハウスのオリジナルブランド「BESS」を販売

 自然材をふんだんに使った個性的な木の家であるログハウスのオリジナルブランド「BESS」の販売(国内直販部門、連結子会社のBP社、および国内販社)を展開し、東京・代官山「BESSスクエア」と神奈川県「BESS藤沢展示場」の直営展示場2拠点も運営している。

 中期経営計画では、目標数値(事業環境変化を勘案して契約棟数を1900棟から1600棟に修正)として、17年3月期の売上高180億円、営業利益率8%、ROE18%を掲げている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:42 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2015年08月11日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】キーウェアソリューションズの第1四半期は赤字縮小、収益改善基調を見直し

 キーウェアソリューションズ<3799>(東2)はシステム開発事業やSI事業を展開している。株価は第1四半期(4月〜6月)の赤字を嫌気する形で年初来高値圏から反落したが、売られ過ぎ感を強めている。第1四半期は赤字が縮小して16年3月期は大幅増益・復元配予想だ。マイナンバー制度関連やサイバーセキュリティ関連のシステム開発需要も期待される。収益改善基調を見直して切り返し展開だろう。

■NEC向け主力にシステム開発事業やSI事業を展開

 公共システムやネットワークシステムなどのシステム開発事業、SI(システムインテグレーション)事業、プラットフォーム事業、その他事業(運用・保守、機器販売、フロンティア事業など)を展開している。

 主要顧客は、筆頭株主であるNEC<6701>グループ向けが約4割を占め、NTT<9432>グループ、JR東日本<9020>グループ、三菱商事<8058>グループ、日本ヒューレット・パッカードなどが続いている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:57 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】新日本建物の16年3月期第1四半期は黒字化、収益改善基調を評価して出直り

 新日本建物<8893>(JQS)は首都圏地盤の不動産デベロッパーである。7日に発表した第1四半期(4月〜6月)業績は大幅増収で各利益とも黒字化した。株価は下値固めが完了し、16年3月期収益改善基調を評価して出直り展開だろう。なお10月1日付で株式併合を予定している。

■首都圏地盤の不動産デベロッパー、事業再生計画を前倒しで終結

 首都圏地盤の不動産デベロッパーで、流動化事業(他デベロッパー向けマンション用地販売)、マンション販売事業(自社開発物件の分譲、新築マンションの買取再販)、戸建販売事業(戸建住宅・宅地分譲)、その他事業(不動産賃貸や建築工事請負)を展開している。

 10年11月に提出した事業再生計画に基づいて事業の選択と集中を行い、マンション販売事業の買取再販、流動化事業の専有卸、戸建住宅販売事業を主力として経営再建に取り組んだ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:50 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インテージHDは第1四半期の大幅営業増益を好感、4月の上場来高値を試す

 インテージホールディングス<4326>(東1)は市場調査の最大手で、国内外におけるM&Aも積極活用して業容を拡大している。株価は7日発表の第1四半期(4月〜6月)大幅営業増益を好感し、10日には戻り高値となる2120円まで上伸した。指標面に割高感はなく、中期成長力も評価して4月の上場来高値2260円を試す展開だろう。

■市場調査事業を主力にM&Aも活用して業容拡大

 13年10月に持株会社へ移行した。小売店パネル調査や消費者パネル調査などの市場調査事業を主力として、システムソリューション分野や医薬情報分野にも事業展開している。

 国内外における積極的なM&A戦略で業容を拡大している。11年9月ベトナムの市場調査会社FTA、12年9月医療情報総合研究所、12年11月医療関連インターネット調査会社プラメド、13年8月香港の市場調査会社CSG香港を子会社化し、14年5月には子会社INTAGE INDIAがインドの市場調査会社RSMRS社の株式を取得してグループ化した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:45 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2015年08月10日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ジャパンフーズの第1四半期は過去最高益、猛暑が追い風で低PBRに依然として評価余地

 ジャパンフーズ<2599>(東1)は飲料受託生産の最大手である。第1四半期(4月〜6月)は受託製造量増加や生産性向上効果で過去最高益を記録した。これを好感して株価は7月27日に年初来高値1210円まで急伸する場面があった。その後は上げ一服の形だが、猛暑も追い風として16年3月期の営業損益は改善基調だ。0.8倍近辺の低PBRに依然として評価余地があり、上値を試す展開だろう。

■飲料受託生産の国内最大手、フレキシブルで効率的な生産に強み

 伊藤忠商事<8001>系で飲料受託生産(OEM)の国内最大手である。品目別には炭酸飲料と茶系飲料を主力として、コーヒー飲料、果汁飲料、機能性飲料、酒類飲料、ファーストフード店のディスペンサーでサービスされる業務用濃縮飲料(ウーロン茶、アイスコーヒーなど)を製造している。

 主要得意先はアサヒ飲料、キリンビバレッジ、伊藤園<2593>サントリー食品インターナショナル<2587>などの大手飲料メーカーである。容器別にはペットボトル飲料を主力として、缶飲料は戦略的に減少させている。

 さまざまな容器(ペットボトル、瓶、缶)の飲料を世界最大級の本社1工場で生産するため、市場環境や顧客ニーズの変化に対応したフレキシブルで効率的な生産を強みとしている。容器のコストダウンなどにも積極的に取り組んでいる。また本社工場のある千葉県長柄町は、首都圏に近いロケーションという競争優位性に加えて、表層地盤の揺れやすさが0.4〜0.6と安定しているため災害優位性にも優れている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:37 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の相場展望】「8月10日〜14日の株式・為替相場展望」米利上げ開始時期を巡る思惑が交錯してモミ合い

 8月10日〜14日の株式・為替相場は引き続きモミ合い展開を想定する。前週末7日の米7月雇用統計を通過して日本株は年初来高値更新の期待も高まるが、米7月雇用統計を受けて米国株は下落、為替はドル安・円高方向とやや悩ましい展開となった。国内主要企業の4〜6月期業績発表がほぼ一巡し、多くの投資家が盆休みに入ることもあり、米利上げ開始時期を巡る思惑が交錯して様子見ムードを強めそうだ。

 前週6日の取引時間中に日経平均株価が2万817円48銭まで上昇し、6月24日の2万952円71銭に接近した。そして7日の米7月雇用統計という重要イベントを通過したことで、今週は日経平均株価の年初来高値更新への期待が高まる。日経平均株価が年初来高値を更新すれば、売り方の買い戻しを誘って上げ足に弾みがつく可能性もあるだろう。

 しかし米7月雇用統計を受けて米国市場はやや悩ましい展開となった。米国株はダウ工業株30種平均株価、S&P500指数、ナスダック総合指数とも揃って下落した。ダウ工業株30種平均株価はほぼ4年ぶりの7日続落となった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:09 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】三洋貿易の第3四半期累計は大幅増益、指標面の割安感強く6月高値試す

 三洋貿易<3176>(東1)は自動車関連向けのゴム・化学関連商品を主力とする専門商社である。6日に発表した第3四半期累計(10月〜6月)業績は大幅増益だった。これを好感して株価は6月の上場来高値1830円に接近している。1桁台の予想PER、2%台後半の予想配当利回りなど指標面には依然として割安感が強く、15年9月期連結業績再増額の可能性も評価して6月高値を試す展開だろう。

■自動車向けゴム・化学関連製品が主力の専門商社

 ゴム関連商品、化学品関連商品、産業資材関連商品、科学機器関連商品、機械・資材関連商品の5分野に事業展開する専門商社である。メーカー並みの技術サポート力に加えて、財務面で実質無借金経営であることも特徴だ。

 主力の自動車関連向けは、各種合成ゴム・添加剤、タイヤ用特殊クレー、防振ゴム・ホース原料、自動車用シート部品(レザーシート、シートヒーター、ランバーサポート、シートセンサーなど)といった高付加価値品を中心に展開している。シートヒーターはカーボンファイバー仕様の市場を独占し、ランバーサポートは世界市場6割を占有している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:03 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】JSPは第1四半期の大幅増益を好感して出直り

 JSP<7942>(東1)は発泡プラスチック製品専業の大手で、自動車用や住宅用など高付加価値製品の拡販を強化している。株価は第1四半期(4月〜6月)の大幅増益を好感して切り返した。7月の年初来安値で底打ちして強基調に転換する動きだ。16年3月期2桁増益予想を評価して出直りの動きが本格化しそうだ。

■発泡プラスチック製品専業大手、自動車用「ピーブロック」を拡販

 三菱瓦斯化学<4182>がTOB(買付価格2686円)を実施し、15年3月16日をもって同社の連結子会社となった。

 押出事業(産業用包装材、食品用包装材、広告用ディスプレー材、住宅用断熱材など)、ビーズ事業(自動車衝撃緩衝材、家電製品緩衝材、IT製品輸送用通い函など)、その他事業(一般包材など)を展開している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:58 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ミロク情報サービスの第1四半期は2桁増益と順調、割高感なく99年以来の1000円台も視野

 ミロク情報サービス<9928>(東1)は財務・会計ソフトの開発・販売やコンサルティングサービスなどを展開している。株価は7月21日の950円まで上伸した。その後は目先的な過熱感を強めて上げ一服の形だが、第1四半期(4月〜6月)は2桁増益と順調であり、16年3月期増収増益基調だ。指標面に割高感はなく、自律調整が一巡して上値を試す展開だろう。99年以来の1000円台(株式分割調整後)も視野に入る。

■財務・会計ソフトの開発・販売およびサービス収入が収益柱

 会計事務所(税理士・公認会計士事務所)と、その顧問先企業である中堅・中小企業向けに、財務・会計ソフトなど業務用アプリケーションソフト開発・販売、汎用サーバ・パソコン・サプライ用品販売、運用支援・保守サービス、経営情報・コンサルティングサービスなどを展開している。

 収益柱は、システム導入契約売上高(システム導入契約時のハードウェア、ソフトウェア、およびシステム導入支援サービスなどのユースウェアの販売)と、サービス収入(会計事務所向け総合保守サービスTVS、ソフト使用料収入、企業向けソフトウェア運用支援サービス、ハードウェア・ネットワーク保守サービス収入など継続的な役務の対価)である。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:54 | アナリスト水田雅展の銘柄分析