[アナリスト水田雅展の銘柄分析]の記事一覧
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記事一覧 (07/28)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ワークマンは上場来高値更新の展開、16年3月期も増収増益基調で中期成長力を評価
記事一覧 (07/28)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】クレスコは01年以来の高値水準で堅調、16年3月期業績予想の増額余地も評価
記事一覧 (07/28)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】TACは下値固め完了、収益改善基調を評価してモミ合い上放れ期待
記事一覧 (07/28)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】フライトHDは8月1日付で東証2部に上場市場変更、モミ合い上放れ期待
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記事一覧 (07/27)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】京写は調整一巡して出直り期待、1桁台の予想PERに割安感
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記事一覧 (07/27)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アルファは収益改善基調、8月期末一括で2%台の配当利回りも注目点
記事一覧 (07/27)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】生化学工業はボックスレンジ下限から切り返し
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記事一覧 (07/27)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】JPホールディングスの16年3月期は2桁営業増益・増配予想、中期成長力を見直して反発局面
記事一覧 (07/27)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インフォマートは自律調整一巡、15年12月期も増収増益基調で中期成長力を評価
記事一覧 (07/27)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エイジアは急騰後の調整局面だが、16年3月期増収増益・連続増配予想を評価
2015年07月28日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ワークマンは上場来高値更新の展開、16年3月期も増収増益基調で中期成長力を評価

 ワークマン<7564>(JQS)はワーキングウェア・作業用品専門店チェーンをFC中心に全国展開している。株価は上場来高値更新の展開で、7月21日には8910円まで急伸した。その後は過熱感を強めて利益確定売りが一旦優勢になったが、16年3月期も増収増益基調であり、中期成長力を評価する流れに変化はないだろう。なお7月31日に第1四半期(4月〜6月)の業績発表を予定している。

■ワーキングウェア・作業用品の専門店チェーン

 ワーキングウェア・作業用品の大型専門店チェーンをFC中心に全国展開している。ローコスト経営を特徴として「エブリデー・ロー・プライス」戦略を推進し、他社との差別化戦略としてPB商品「WORKMAN BEST」の開発・拡販、販売分析データの活用や単品管理プロジェクトの推進、より緻密な品揃えと地域特性に合わせた売り場づくりなどを強化している。PB商品については売上構成比30%達成を目指している。

 15年3月期末の店舗数は42都道府県下に、FC店(加盟店A契約店舗)が14年3月期末比23店舗増加の641店舗、直営店(加盟店B契約店舗およびトレーニングストア)が同4店舗減の108店舗、合計が同19店舗増加の749店舗である。FC比率は同0.9ポイント上昇して85.6%となった。なお14年11月に北海道、15年3月に熊本県に初出店した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:51 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】クレスコは01年以来の高値水準で堅調、16年3月期業績予想の増額余地も評価

 クレスコ<4674>(東1)は独立系のIT企業でビジネス系ソフトウェア開発を主力としている。株価は7月14日に2198円まで上伸して5月の2169円を突破した。01年以来の高値水準だ。依然として指標面に割高感はなく、16年3月期増収増益・増配予想や増額余地を評価して上値追いの展開だろう。なお8月7日に第1四半期(4月〜6月)の業績発表を予定している。

■ビジネス系ソフトウェア開発が主力のIT企業

 ビジネス系ソフトウェア開発(アプリケーション開発、基盤システム構築)事業を主力として、組込型ソフトウェア開発事業、その他事業(商品・製品販売)も展開している。15年3月期の顧客業種別売上構成比は、ソフトウェア開発の金融・保険関連41.2%、公共・サービス20.1%、流通・その他21.3%、組込型ソフトウェア開発のカーエレクトロニクス6.2%、通信システム3.8%、情報家電・その他6.9%だった。

 中期成長に向けた重点施策としては、品質管理とプロジェクトマネジメント力の向上、組込型ソフトウェア開発事業の再構築、新ビジネスモデル創出と事業領域拡大、クラウド関連ソリューションの展開、グループ連携強化による収益性改善、ニアショア開発・オフショア開発の推進(地方分散開発体制強化と海外開発体制整備)などを掲げている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:47 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】TACは下値固め完了、収益改善基調を評価してモミ合い上放れ期待

 TAC<4319>(東1)は「資格の学校」を運営し、新領域への事業展開も強化している。株価は安値圏210円〜220円近辺でモミ合う展開だが下値固めは完了しているようだ。収益改善基調を評価してモミ合い上放れの展開が期待される。

■財務・会計分野を中心に幅広い分野で「資格の学校」を運営

 財務・会計分野(簿記検定・公認会計士など)、経営・税務分野(税理士・中小企業診断士など)、金融・不動産分野(宅建・不動産鑑定士・FPなど)、法律分野(司法試験・司法書士など)、公務員・労務分野(社会保険労務士・国家総合職など)といった幅広い分野で「資格の学校」を運営し、法人研修事業、出版事業、人材事業も展開している。

■新領域への事業展開を強化

 財務・会計、経営・税務、法律など既存領域の市場が縮小傾向のため、中期成長に向けてオンライン教育サービス(Webなどの通信系講座)や、教員、医療、介護、語学など新領域への事業展開も強化している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:42 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】フライトHDは8月1日付で東証2部に上場市場変更、モミ合い上放れ期待

 フライトホールディングス<3753>(東マ)はシステム開発や電子決済ソリューションなどを展開している。7月24日に8月1日付での東証2部への上場市場変更を発表した。株価は安値圏550円近辺でモミ合う展開だが下値固めは完了しているようだ。調整のほぼ最終局面だろう。東証2部への上場市場変更や16年3月期の営業黒字化予想を評価してモミ合い上放れが期待される。マイナンバー制度関連も注目点だ。

■システム開発や電子決済ソリューションなどを展開

 フライトシステムコンサルティングが13年10月、持株会社に移行してフライトホールディングスに商号変更した。システム開発・保守などのコンサルティング&ソリューション(C&S)事業、電子決済ソリューションなどのサービス事業、およびB2B向けECサイト構築パッケージなどのECソリューション事業を展開している。

 電子決済ソリューションの分野では、スマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末「インクレディスト」およびスマートデバイス決済専用アプリケーション「ペイメント・マスター」の展開を強化している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:36 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】サンコーテクノは下値固め完了して出直り、16年3月期営業増益・増配予想を評価

 サンコーテクノ<3435>(東2)は建設用あと施工アンカーの最大手である。株価は1300円近辺のモミ合いから上放れて7月21日の1527円まで上伸した。下値固めが完了して強基調に転換した形であり、16年3月期の営業増益・増配予想を評価して出直りの動きが本格化しそうだ。15年1月の上場来高値1830円を目指す展開だろう。

■あと施工アンカーの最大手

 ファスニング事業(あと施工アンカー、ドリルビット、電動油圧工具などの開発・製造・販売)を主力として、リニューアル事業(外壁補修関連やFRP関連製品などの製造・販売)、センサー事業(電子プリント基板や各種測定器の製造・販売)を展開している。あと施工アンカーはコンクリート用特殊ネジ・釘類のことで、あと施工アンカーおよびオールアンカーの最大手である。

 なお16年3月期から組織変更を実施して事業セグメント区分を変更した。新事業セグメント区分は、ファスニング事業(ファスニング事業、工事部門)と、機能材事業(電動油圧工具製造・販売の子会社IKK、工事部門以外のリニューアル事業、センサー事業)とする。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:31 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】スターティアは急伸して11年1月以来の高値水準、16年3月期大幅営業増益予想を評価

 スターティア<3393>(東1)は電子ブック作成ソフトやITインフラソリューションなどを展開している。株価はボックスレンジから上放れて7月23日の2233円まで急伸した。11年1月2778円以来の高値水準だ。目先的には過熱感を強めているが強基調に転換した形であり、16年3月期大幅営業増益予想を評価して続伸展開だろう。

■電子ブック作成ソフトやITインフラソリューションなどを展開

 電子ブック作成ソフト「ActiBook」やWebアプリケーションを開発・販売するウェブソリューション関連事業、ネットワークアウトソーシング環境やクラウドサービスを提供するネットワークソリューション関連事業、ビジネスホンやMFP(複合機)などOA機器を販売するビジネスソリューション関連事業を展開している。

 主力の電子ブック作成ソフト「ActiBook」は、一つのソフトでマルチデバイスへの書き出しが可能な「ワンオーサリングマルチデバイス」を実現し、拠点間で利用可能なSaaS型サービスを提供している。導入実績は15年3月末現在で2365社に達している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:27 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ビューティガレージは自律調整一巡、中期成長力を評価して6月高値試す

 ビューティガレージ<3180>(東マ)はプロ向け美容商材ネット通販の最大手で、美容サロン向けにBtoBで美容商材物販事業や開業・経営ソリューション事業を展開している。株価は6月の上場来高値1470円から利益確定売りで一旦反落したが素早く切り返している。16年4月期は大幅営業増益予想で増額含みだ。中期成長力を評価する流れに変化はなく、自律調整が一巡して6月高値を試す展開だろう。

■プロ向け美容商材ネット通販の最大手

 プロ向け美容商材ネット通販の最大手である。美容業界に新しい価値を創造し、サロンビジネスの繁栄に貢献することをミッションとして、IT(ネットでの通販)とリアル(ショールームでの販売)を融合連携させたBtoBビジネスモデルである。

 理美容室、エステサロン、ネイルサロン、リラクゼーションサロンなど、全国の美容サロン向けに、業務用理美容・エステ機器(スタイリングチェア、シャンプーユニット、パーマ機器、エステスチーマーなど)や、業務用化粧品・消耗品(ヘアケア製品、エステティック化粧品、マッサージオイル、ネイル商材など)を販売するプロ向け美容商材の物販事業を主力として、サロンの店舗設計デザイン事業、美容サロン開業・経営に関するソリューション事業なども展開している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:22 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ジェイテックは日柄調整一巡してモミ合い上放れ期待、16年3月期の収益改善基調を評価

 ジェイテック<2479>(JQS)は技術職知財リース事業を主力として人材サービス事業を展開している。株価は概ね300円近辺でモミ合う展開だが、急伸した3月高値後の日柄調整が一巡し、16年3月期の収益改善基調を評価してモミ合い上放れの展開が期待される。

■技術者派遣の技術職知財リース事業を展開

 製造業の開発・設計部門向けに技術者を派遣する技術職知財リース事業(特定派遣事業および請負事業)を主力として、子会社ジオトレーディングは製造業向け一般派遣・エンジニア派遣事業を展開している。12年10月にエル・ジェイ・エンジニアリング(旧トステム・エンジニアリング・オフィス)を子会社化して建築設計分野にも事業領域を広げた。

 専門教育による知識を基盤として新たな付加価値を顧客に提供する社員を「テクノロジスト」と呼称し、一般的な「エンジニア」と区別していることが特徴だ。そして「技術商社」を標榜し、当社のテクノロジストが保有する知恵を提供(リース)することで、顧客とともに新たな価値を創造する「技術職知財リース事業」としている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:17 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】寿スピリッツは上場来高値圏で堅調、インバウンド消費関連も注目点で上値追い

 寿スピリッツ<2222>(東1)は「お菓子の総合プロデューサー」を掲げて地域限定ブランド菓子の製造・販売を展開している。株価は7月2日の上場来高値4070円から一旦反落したが、素早く切り返して上場来高値圏で堅調に推移している。16年3月期増収増益予想に加えて、インバウンド消費関連、地方創生関連、伊勢志摩サミット関連も注目点であり、上値追いの展開だろう。なお8月3日に第1四半期(4月〜6月)の業績発表を予定している。

■地域限定ブランド菓子を製造・販売

 地域事業会社を傘下に置き、地域限定ブランド菓子の製造・販売を主力としている。駅・空港・高速道路SAなど交通機関チャネルでの販売比率が高いことも特徴だ。

 主要子会社は、山陰地区中心に「お菓子の壽城」「ラングドシャ」ブランドなどを展開する寿製菓、北海道中心に「ルタオ」ブランドを展開するケイシイシイ、首都圏中心に「東京ミルクチーズ工場」「ザ・メープルマニア」など洋菓子を展開するシュクレイ、九州中心に「赤い風船」ブランドを展開する九十九島グループ、関西中心に「遊月亭」ブランドを展開する但馬寿、そして販売子会社(東海地区3社、中国・九州地区4社、関西地区2社)である。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:11 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インタースペースは下値固め完了してモミ合い上放れ、16年9月期の収益改善期待で出直り

 インタースペース<2122>(東マ)はアフィリエイト型のインターネット広告事業を主力としている。株価は年初来安値圏850円〜900円近辺でモミ合う展開だったが、27日は前日比112円高の990円まで急伸する場面があった。下値固めが完了し、モミ合い上放れて強基調に転換する動きだ。16年9月期の収益改善期待で出直り展開だろう。なお8月11日に第3四半期累計(10月〜6月)の業績発表を予定している。

■アフィリエイト型インターネット広告事業が主力

 アフィリエイト(成果報酬)型のインターネット広告事業を主力として、メディア広告やネイティブアプリなどのメディア運営事業も展開している。

 インターネット広告事業はアフィリエイトサービス「アクセストレード」を中心に事業展開し、携帯電話ショップをネットワーク化した店舗アフィリエイトサービス「ストアフロントアフィリエイト」も日本最大規模の店舗ネットワークに成長している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:05 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2015年07月27日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】うかいは収益改善基調を評価、9月末に向けて株主優待権利取りも注目

 うかい<7621>(JQS)は高級料理店をチェーン展開している。株価は2600円〜2800円近辺でモミ合う展開だが、2400円近辺でのモミ合いから上放れて6月22日に3220円まで急伸する場面があった。99年11月上場時以来の高値水準だ。16年3月期の収益改善基調を評価する流れに変化はなく、9月末に向けて株主優待制度の権利取りの動きも注目される。そして99年11月上場時の高値3520円が視野に入る。

■高級和食・洋食店チェーンを展開

 飲食事業(高級和食・洋食店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。新たな成長ステージに向けた戦略として、商圏1万キロに向けたブランド構築、新業態の定着と新規出店、サービス向上のための人材育成、製菓工房「アトリエうかい」の本格稼働、和食店のお土産品強化、物販における販路開拓、海外へのブランド発信と海外企業との業務提携などを推進している。

 14年4月には、国内で4年ぶりの新店となる新業態の割烹料理店「銀座kappou ukai(呼称:割烹うかい)」をオープンした。海外は13年5月に、台湾・高雄市FIHリージェントグループホテル内レストランのコンサルティング契約を締結して海外初出店を決定し、16年オープンに向けて準備を進めている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:51 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】京写は調整一巡して出直り期待、1桁台の予想PERに割安感

 京写<6837>(JQS)はプリント配線板の大手メーカーである。株価は水準を切り下げて調整局面だったが、地合い悪化の影響も受けた7月9日の直近安値440円から切り返しの動きを強めている。調整が一巡したようだ。16年3月期は大幅増収増益予想であり、さらに増額余地がありそうだ。そして1桁台の今期予想PERには割安感が強い。中期成長力を評価して出直り展開が期待される。

■プリント配線板の大手メーカー

 世界最大の生産能力を誇る片面プリント配線板、および両面プリント配線板を収益柱として、実装治具関連事業も展開している。プリント配線板は防塵対策基板、高熱伝導・放熱基板、ファイン回路片面基板などに技術的な強みを持ち、生産は国内および中国、インドネシアに拠点展開している。

 また14年10月にキクデンインターナショナルからフロー半田付け搬送キャリア事業を譲り受けて、実装治具関連事業も強化している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:46 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】イードは下値固め完了、16年6月期も増収増益基調

 イード<6038>(東マ)は、Webメディア運営とコンテンツ提供を主力としている。株価はIPO人気一巡して調整局面だったが、7月上旬の地合い悪化局面でも6月19日の上場来安値1497円を割り込むことなく、足元では1600円台に戻している。下値固めが完了したようだ。16年6月期も増収増益基調が予想される。中期成長力を評価して切り返し局面だろう。なお8月13日に15年6月期の決算発表を予定している。

■Webメディア運営とコンテンツ提供が主力のメディアコングロマリット

 00年4月設立で、15年3月東証マザーズに新規上場した。M&Aや新規事業開発などで獲得した多数のバーティカルメディア(専門分野に特化した情報を扱うWebメディア)を運営するとともに、顧客にマーケティングサービスやコンテンツを提供するメディアコングロマリットである。

 コンテンツマーケティング企業として、Webメディア運営ノウハウの集合体である自社プラットフォーム「iid−CMP(イード・コンテンツ・マーケティング・プラットフォーム)」をビジネス基盤と位置付けている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:43 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アルファは収益改善基調、8月期末一括で2%台の配当利回りも注目点

 アルファ<4760>(JQS)はPOP広告など店舗販促用品を企画・製作・販売する総合販売促進企業である。株価は200円〜220円近辺でモミ合う展開で、第3四半期累計(9月〜5月)の増益に対する反応も限定的のようだ。ただし8月期末一括で2%台の配当利回り、0.7倍近辺の低PBRも注目点であり、収益改善基調を評価してモミ合い上放れの展開が期待される。

■POP広告やイベント関連用品などの総合販売促進企業

 スーパーや家電量販店などの小売業者や、食品メーカー向けなどに、POP広告やイベント関連商品など、消費関連市場におけるセールスプロモーション(販売促進)に係るさまざまな販促用品を企画・製作・販売する総合販売促進企業である。14年8月期の商品別売上構成比は、自社企画製品15.4%、別注製品54.1%、商品30.5%だった。

 日本最大級の販促通販サイト「POP GALLERY」による自社企画製品の拡販、メーカー・小売のタイアップ企画である消費者向け販促キャンペーンの受注拡大、動画POPなどデジタルサイネージ(デジタル技術を活用した広告媒体)を組み込んだ新販促商品・サービスの企画・提案営業を強化している。五感を刺激して購買意欲を喚起させる新メニューとして、香りのプロモーションツール「かおるくん」が好調だ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:27 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】生化学工業はボックスレンジ下限から切り返し

 生化学工業<4548>(東1)は関節機能改善剤アルツが主力の医薬品メーカーである。株価は1900円〜2100円近辺のレンジでボックス展開のようだが、16年3月期最終減益予想は織り込み済みであり、ボックスレンジ下限から切り返し展開だろう。なお7月31日に第1四半期(4月〜6月)の業績発表を予定している。

■関節機能改善剤アルツなど糖質科学分野が主力の医薬品メーカー

 国内医薬品(関節機能改善剤アルツ、白内障手術補助剤オペガン、内視鏡用粘膜下注入材ムコアップ)、海外医薬品(米国向け関節機能改善剤スパルツ、米国向け単回投与関節機能改善剤ジェル・ワン、中国向けアルツ)、医薬品原体(ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸)、およびLAL事業(エンドトキシン測定用試薬関連)を展開している。高齢者人口増加を背景に関節機能改善剤の需要拡大が期待される。

 09年3月策定の「生化学工業10年ビジョン」に基づいて研究開発は糖質科学分野(糖鎖や複合糖質を研究する科学分野)に焦点を絞っている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:22 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インフォコムは16年3月期増収増益・増配予想を評価して6月高値試す

 インフォコム<4348>(JQS)はITサービスや電子書籍配信サービスを主力としている。株価は地合い悪化の影響で7月9日に1110円まで調整する場面があったが、素早く切り返して1300円近辺まで戻している。調整が一巡して強基調に回帰する動きだ。16年3月期の増収増益・増配予想や中期成長力を評価して6月高値1390円を試す展開だろう。なお7月31日に第1四半期(4月〜6月)の業績発表を予定している。

■ITサービス事業とネットビジネス事業を展開

 帝人<3401>グループで、企業向けにITソリューションを提供するITサービス(ヘルスケア、エンタープライズ、サービスビジネス)事業と、一般消費者向けに電子書籍配信サービス、eコマース、各種デジタルコンテンツなどを提供するネットビジネス事業(子会社アムタス)を展開している。

 06年11月開始のスマートフォン・フィーチャーフォン向け電子書籍配信サービス「めちゃコミック」は、各携帯キャリアのスマートフォン公式キャリアサービス電子書籍カテゴリーで1位を独占し、月間利用者数が500万人を記録するなど国内トップクラスの地位を強固にしている。また13年11月開始のマルチデバイス対応電子書籍配信サービス「ekubostore(エクボストア)」も拡大基調だ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:16 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】パイプドビッツは16年2月期大幅増収増益・増配予想を評価、調整一巡して反発

 パイプドビッツ<3831>(東1)は情報資産プラットフォーム事業やソリューション事業を展開している。株価は地合い悪化も影響して1800円近辺でのモミ合いから下放れの形となったが、7月9日の年初来安値1604円から切り返しの動きを強めている。16年2月期は大幅増収増益・増配予想であり、調整が一巡して反発展開が期待される。マイナンバー制度関連としても注目される。

■国内最大規模の情報資産プラットフォーム「スパイラル」が基盤

 国内最大規模の情報資産プラットフォーム「スパイラル」を基盤として、情報資産プラットフォーム事業(データ管理などクラウドサービス提供)、広告事業(アフィリエイトASP一括管理サービス「スパイラルアフィリエイト」など)、およびソリューション事業(ネット広告制作、アパレル・ファッションに特化したECサイト構築・運営受託、子会社ペーパレススタジオジャパン(PLSJ)のBIMコンサルティング事業など)を展開している。

 情報資産プラットフォーム事業では「スパイラル」、アパレル特化型ECプラットフォーム「スパイラルEC」、会計クラウド「ネットde会計」「ネットde青色申告」、クラウド型グループウェア×CMS×SNS連携プラットフォーム「スパイラルプレース」などを主力としている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:11 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】JPホールディングスの16年3月期は2桁営業増益・増配予想、中期成長力を見直して反発局面

 JPホールディングス<2749>(東1)は保育所運営の最大手で、子育て支援事業を主力に事業展開するグループ持株会社である。株価は調整局面が続いたが、地合い悪化も影響した7月9日の年初来安値303円から切り返しの動きを強めている。調整がほぼ一巡したようだ。16年3月期は2桁営業増益・増配予想であり、中期成長力を見直して反発局面だろう。

■保育所運営の最大手で子育て支援事業を展開

 04年持株会社に移行し、保育所・学童クラブ・児童館などを運営する子育て支援事業(日本保育サービス、四国保育サービス)を主力として、保育所向け給食請負事業(ジェイキッチン)、英語・体操・リトミック教室請負事業(ジェイキャスト)、保育関連用品の物品販売事業(ジェイ・プランニング販売)、研究・研修・コンサルティング事業(日本保育総合研究所)を展開している。

 15年3月期末の子育て支援施設数は、首都圏中心に認可園・公設民営14施設、認可園・民設民営102施設、東京都認証保育所26施設、認可外(市認定)4施設、学童クラブ46施設、児童館8施設の合計200施設(14年3月期比18施設増加)である。保育所運営の売上規模で競合他社を大きく引き離す業界最大手だ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:03 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インフォマートは自律調整一巡、15年12月期も増収増益基調で中期成長力を評価

 インフォマート<2492>(東マ)は企業間電子商取引プラットフォーム事業を展開している。株価は7月1日の上場来高値1690円から利益確定売りで一旦反落したが、9日の1280円から切り返して24日には1556円まで戻した。15年12月期も増収増益基調であり、中期成長力を評価する流れに変化はない。自律調整が一巡して上値追いの展開だろう。なお7月31日に第2四半期(1月〜6月)累計の業績発表を予定している。

■フード業界向け企業間(BtoB)ECプラットフォームが主力

 フード業界向けの企業間(BtoB)電子商取引(EC)プラットフォーム「FOODS info Mart」をベースに、企業間電子商取引の「ASP受発注システム」「ASP規格書システム」「ASP商談システム」「ASP受注・営業システム」「クラウドサービス」などを提供している。14年11月には全ての業界に対応できる電子請求の新サービス「ASP請求書システム」を開始した。

 月額システム使用料収入が収益柱のストック型収益構造である。15年3月末時点の「FOODS info Mart」利用企業数(海外事業除く)は、14年12月末比573社増加の3万7733社(売り手企業が同537社増加の3万456社、買い手企業が同36社増加の7277社)となった。大手の食材卸売企業や外食・中食チェーンも利用し、電話やFAXからWebに切り替えて受発注する企業・店舗が増加基調だ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:59 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エイジアは急騰後の調整局面だが、16年3月期増収増益・連続増配予想を評価

 エイジア<2352>(東マ)はメール配信システムの大手で、eコマースのマーケティングソリューションを提供している。株価は6月下旬急騰後の日柄調整局面のようだ。ただし強基調へ転換した形であり、16年3月期増収増益・連続増配予想を評価して水準切り上げの展開だろう。なお7月31日に第1四半期(4月〜6月)の業績発表を予定している。

■メール配信システム「WEBCAS」のアプリケーション事業が主力

 自社開発のメールマーケティング・プラットフォーム「WEBCAS」シリーズを提供するアプリケーション事業を主力として、システム受託開発やマーケティングコンサルティングなどのサービスソリューション事業も展開している。

 01年に発売した自社開発のメール配信システム「WEBCAS e−mail」は、顧客の嗜好、属性、購買履歴などに基づいたOne to Oneメールを、世界トップレベルの最高300万通/時で送信することが可能な超高速性が強みである。総合通販企業、メーカー、生命保険、情報サービス会社など多様な業界の企業や官公庁に導入され、国内メール配信パッケージ市場でのシェアは1位である。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:54 | アナリスト水田雅展の銘柄分析