[アナリスト水田雅展の銘柄分析]の記事一覧
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記事一覧 (06/19)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アルコニックスは上場来高値更新、16年3月期業績増額含みや割安感を評価
記事一覧 (06/19)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ヨコレイはボックス上放れて13年4月高値突破、低PBRも評価
記事一覧 (06/19)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インフォマートは高値更新の展開、15年12月期も増収増益基調で中期成長力を評価
記事一覧 (06/18)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】キャリアリンクは日柄調整一巡、16年2月期は増収増益基調で増額含み
記事一覧 (06/18)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】東洋ドライルーブは15年6月期配当予想を増額、低PERと低PBRも評価
記事一覧 (06/18)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】クリーク・アンド・リバー社は調整の最終局面、16年2月期業績の増額含みを評価
記事一覧 (06/18)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アーバネットコーポレーションは公募増資の売り一巡、16年6月期も増収増益期待
記事一覧 (06/18)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】きちりはEATALY事業も好感して年初来高値
記事一覧 (06/18)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ピックルスコーポレーションは自律調整一巡、1桁台の予想PERに割安感
記事一覧 (06/18)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ジェイテックは日柄調整一巡、16年3月期の収益改善基調を評価
記事一覧 (06/18)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エスプールは自律調整一巡して切り返し、15年11月期増収増益予想を評価
記事一覧 (06/18)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】DNAチップ研究所は調整のほぼ最終局面、16年3月期赤字縮小見込みで中期成長期待
記事一覧 (06/17)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ジャパンフーズは下値固め完了、16年3月期の営業損益改善基調で低PBRも評価
記事一覧 (06/17)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】イワキは下値切り上げトレンドに変化なし、0.5倍近辺の低PBRも評価
記事一覧 (06/17)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】京写は16年3月期業績予想に増額余地、1桁台の予想PERに割安感
記事一覧 (06/17)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インテリジェントウェイブは収益改善基調を評価、セキュリティ関連も注目
記事一覧 (06/17)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】協立情報通信は下値固め完了して強基調に転換の動き、16年2月期営業増益予想を評価
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記事一覧 (06/17)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エスアールジータカミヤは調整の最終局面、収益拡大基調に変化なし
2015年06月19日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アルコニックスは上場来高値更新、16年3月期業績増額含みや割安感を評価

 アルコニックス<3036>(東1)は商社機能と製造業を融合した「非鉄金属の総合企業」を目指している。株価は1800円近辺でのモミ合いから上放れ、6月12日には上場来高値2198円まで上伸した。16年3月期業績は増額含みで依然として指標面の割安感も強い。上値追いの展開だろう。

 軽金属・銅製品(伸銅品、銅管、アルミフィンなど)、電子・機能材(レアメタル・レアアース、チタン・ニッケル製品など)、非鉄原料(アルミ・亜鉛地金など)、建設・産業資材(配管機材など)を取り扱う非鉄金属商社である。

 レアメタル分野に強みを持つことも特徴だが、中期成長に向けて商社機能と製造業を融合した「非鉄金属の総合企業」を目指し、M&Aも積極活用して、非鉄金属の周辺分野も含めた川上(製造)〜川中(流通)〜川下(問屋)を網羅するビジネス展開を推進している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:00 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ヨコレイはボックス上放れて13年4月高値突破、低PBRも評価

 ヨコレイ(横浜冷凍)<2874>(東1)は冷蔵倉庫の大手で食品販売事業も展開している。株価はボックスレンジから上放れて13年4月高値を突破した。0.8倍近辺の低PBRも評価材料として上値追いの展開だろう。06年6月以来の1000円台も射程圏だ。

 冷蔵倉庫事業、および水産品・畜産品・農産品などの食品販売事業を展開している。

 14年10月スタートの第5次中期経営計画「Flap The Wings 2017」に基づいて、冷蔵倉庫事業では「COOLネットワークのリーディングカンパニー」を目指し、食品販売事業では「安定的な利益追求を基本としながらも、強みのある商材を全社的に展開する」ことを命題としている。

 目標数値としては17年9月期の売上高1500億円(冷蔵倉庫事業258億円、食品販売事業1242億円)、営業利益57億円、経常利益57億円、純利益32億円、ROE5.1%、配当性向40%以上、EBITDA100億円、自己資本比率52.0%を掲げている。安定・着実な成長で持続的な企業価値向上を目指す方針だ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:56 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インフォマートは高値更新の展開、15年12月期も増収増益基調で中期成長力を評価

 インフォマート<2492>(東マ)は企業間電子商取引プラットフォーム事業を展開している。株価は1200円近辺のフシを突破して高値更新の展開となり、6月17日には上場来高値1386円まで上伸した。15年12月期も増収増益基調であり、中期成長力を評価して上値追いの展開だろう。

 フード業界向けの電子商取引(EC)プラットフォーム「FOODS info Mart」で、企業間(BtoB)電子商取引の「ASP受発注システム」「ASP規格書システム」「ASP商談システム」「ASP受注・営業システム」「クラウドサービス」などを提供し、14年11月には全ての業界に対応できる電子請求の新サービス「ASP請求書システム」を開始した。

 月額システム使用料収入が収益柱のストック型収益構造である。15年3月末時点の「FOODS info Mart」利用企業数(海外事業除く)は、14年12月末比573社増加の3万7733社(売り手企業が同537社増加の3万456社、買い手企業が同36社増加の7277社)となった。大手の食材卸売企業や外食・中食チェーンも利用し、電話やFAXからWebに切り替えて受発注する企業・店舗が増加基調だ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:53 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2015年06月18日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】キャリアリンクは日柄調整一巡、16年2月期は増収増益基調で増額含み

 キャリアリンク<6070>(東1)は総合人材サービス事業を展開している。株価は戻り高値圏の1800円台近辺で推移して日柄調整一巡感を強めている。16年2月期も増収増益基調であり増額含みだ。中期成長力を評価して2月高値2048円を試す展開だろう。なお6月30日に第1四半期(3月〜5月)の業績発表を予定している。

 官公庁・地方公共団体・民間企業向けのBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)関連事業を主力として、企業等のコンタクトセンター(コールセンター)向けCRM(カスターマー・リレーションシップ・マネジメント)関連事業、一般事務職分野の一般事務事業、さらに製造・物流分野の製造技術系事業など、人材派遣・紹介や業務請負などの総合人材サービス事業を展開している。

 なお15年2月期の事業別売上構成比は、BPO関連事業が60.3%、CRM関連事業が21.8%、一般事務事業が6.8%、そして製造技術系事業が11.1%だった。

 顧客の業務効率化や品質向上などを実現する企画提案型の人材派遣および業務請負が特徴である。特にBPO関連事業では、企画提案による顧客企業の業務効率化や業務処理の品質向上を強みとして、それらを実現するために「単なるスタッフ派遣」ではなく、経験豊富な社員をリーダーとして編成したチームを派遣する「チーム派遣」を特徴としている。顧客にとっては、自社による導入時の研修や導入後の業務指導などに係る負担が軽減され、発注から短期間で大量業務処理の稼働開始が可能になるというメリットもある。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:34 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】東洋ドライルーブは15年6月期配当予想を増額、低PERと低PBRも評価

 東洋ドライルーブ<4976>(JQS)はドライルーブ製品のコーティング加工事業を展開している。6月16日に15年6月期配当予想を増額した。株価は配当増額に低PERと低PBRも評価して、長期ボックスレンジから上放れの展開だろう。13年5月の高値も視野に入る。

 ドライルーブ(固体皮膜潤滑剤)製品のコーティング加工を主力として、その他事業ではナノカーボン製品の製造も展開している。海外は中国、タイ、ベトナムに展開している。

 ドライルーブとは二硫化モリブデン、フッ素樹脂、グラファイトなどの潤滑物質と各種特殊バインダーをハイブリッド配合し、各種溶剤または水に分散させた有機結合型の多機能皮膜である。ドライルーブでコーティング加工することにより各種素材の摩擦係数を大幅に低減できるなど、耐摩耗性に優れているため自動車機器、デジタル家電、デジタルカメラなどの駆動伝達部で、オイルやグリースなどの液体潤滑剤を使用できない部位にコーティング皮膜として使用される。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:02 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】クリーク・アンド・リバー社は調整の最終局面、16年2月期業績の増額含みを評価

 クリーク・アンド・リバー社<4763>(JQS)はクリエイティブ分野を中心にエージェンシー事業を展開している。株価は水準を切り下げたが1月安値に接近して調整のほぼ最終局面のようだ。16年2月期業績の増額含みを評価して切り返し展開だろう。なお7月2日に第1四半期(3月〜5月)の業績発表を予定している。

 日本のクリエイティブ分野(映像・テレビ番組・ゲーム・Web・広告などの制作)で活躍するクリエイターを対象としたエージェンシー(派遣・紹介)事業、ライツマネジメント(著作権管理)事業、およびプロデュース(制作請負・アウトソーシング)事業を主力として、韓国のクリエイティブ分野、医療・IT・法曹・会計などの分野にも事業展開している。

 クリエイティブ分野(日本)では、13年8月公開のテレビ朝日開局55周年記念劇場公開映画「少年H」(モスクワ映画祭特別賞受賞)の制作を担当したことが評価され、番組制作受託事業が急拡大している。15年2月期の当社制作番組はレギュラーと特番を合わせて24本となった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:59 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アーバネットコーポレーションは公募増資の売り一巡、16年6月期も増収増益期待

 アーバネットコーポレーション<3242>(JQS)は投資用マンションの開発・販売事業を展開している。株価は公募増資により年初来高値圏から反落したが売り一巡したようだ。16年6月期も増収増益基調が期待され、高配当利回りも評価して切り返し展開だろう。

 東京23区で投資用・分譲用マンションの開発・販売事業を展開している。15年3月には子会社アーバネットリビングを設立(7月操業予定)した。戸別分譲事業、マンション管理事業、賃貸事業を展開する。

 REIT、ファンド、海外投資家の参入などで投資用ワンルームマンションに対する投資・購入マインドは旺盛だ。日銀の異次元金融緩和、20年東京夏季五輪、脱デフレ、そして日本経済再生の流れも追い風となる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:56 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】きちりはEATALY事業も好感して年初来高値

 きちり<3082>(東1)は自社ブランドの飲食店チェーン事業と飲食店運営プラットフォーム事業を展開している。株価は15日に発表したイタリア食材の複合型施設「EATALY」事業も好感して年初来高値を更新した。中期成長力を評価して続伸展開だろう。

 カジュアルダイニング「KICHIRI」や「いしがまやハンバーグ」を主力業態とする直営店の自社ブランド展開事業、および飲食店運営のプラットフォーム提供や他業種企業のブランド・コンテンツ活用のプラットフォームシェアリング(PFS)事業を展開している。

 14年6月期末時点の店舗数は70店舗(関西エリア42店舗、関東エリア28店舗)で、新業態開発にも取り組みながら出店余地の大きい首都圏への新規出店戦略を強化している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:50 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ピックルスコーポレーションは自律調整一巡、1桁台の予想PERに割安感

 ピックルスコーポレーション<2925>(JQS)は漬物やキムチ製品の最大手である。株価は1200円〜1300円近辺でモミ合う展開だが、自律調整一巡感を強めている。予想PERが1桁台で割安感が強い。16年2月期増収増益予想で中期成長力を評価する流れに変化はなく、5月高値を試す展開だろう。

 漬物・浅漬・キムチなど漬物製品の最大手メーカーである。セブン&アイ・ホールディングス<3382>など大手量販店・コンビニエンスストアが主要取引先であり、ブランド力の向上、新製品の積極投入、成長市場である惣菜製品の強化などを推進している。主力の「ご飯がススム キムチ」シリーズのブランド力向上とともに収益力も大幅に高まっている。

 事業エリア拡大や供給能力増強に向けた動きも加速し、中・四国エリアでは広島新工場(ピックルスコーポレーション関西)、北海道エリアでは札幌新工場(ピックルスコーポレーション札幌)が稼動している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:47 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ジェイテックは日柄調整一巡、16年3月期の収益改善基調を評価

 ジェイテック<2479>(JQS)は技術職知財リース事業を主力として人材サービス事業を展開している。株価は300円近辺でモミ合う展開だが、3月急伸後の日柄調整一巡感を強めている。16年3月期の収益改善基調を評価して3月高値を目指す展開だろう。

 製造業の開発・設計部門向けに技術者を派遣する技術職知財リース事業(特定派遣事業および請負事業)を主力として、子会社ジオトレーディングは製造業向け一般派遣・エンジニア派遣事業を展開している。12年10月にエル・ジェイ・エンジニアリング(旧トステム・エンジニアリング・オフィス)を子会社化して建築設計分野にも事業領域を広げた。

 専門教育による知識を基盤として新たな付加価値を顧客に提供する社員を「テクノロジスト」と呼称し、一般的な「エンジニア」と区別していることが特徴だ。そして「技術商社」を標榜し、当社のテクノロジストが保有する知恵を提供(リース)することで、顧客とともに新たな価値を創造する「技術職知財リース事業」としている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:43 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エスプールは自律調整一巡して切り返し、15年11月期増収増益予想を評価

 人材サービスのエスプール<2471>(JQS)はロジスティクス、障がい者雇用支援、スマートメーター、販売促進分野を中心に人材サービス事業を展開している。株価は急伸した5月の年初来高値1350円から反落したが、自律調整が一巡して1000円近辺から切り返す動きだ。15年11月期の増収増益予想を評価して5月高値を目指す展開だろう。なお7月2日に第2四半期(12月〜5月)の業績発表を予定している。

 ビジネスソリューション事業(ロジスティクスアウトソーシング、障がい者雇用支援・就労移行支援サービス、フィールドマーケティングサービス、マーチャンダイジングサービス、販売促進支援業務、顧問派遣サービスなど)、人材ソリューション事業(コールセンター向け派遣、携帯電話販売員派遣、ストアスタッフ派遣など)を展開している。

 ロジスティクスアウトソーシングサービスはネット通販市場拡大が追い風であり、子会社エスプールロジスティクスが、ECサイト出店企業などの物流センター運営・発送代行サービスで新規顧客獲得を推進している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:40 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】DNAチップ研究所は調整のほぼ最終局面、16年3月期赤字縮小見込みで中期成長期待

 DNAチップ研究所<2397>(東マ)はDNAチップ技術の事業化を目指すバイオベンチャー企業である。株価は安値圏750円〜800円近辺でモミ合う展開だが、1月の年初来安値760円に接近して調整のほぼ最終局面だろう。16年3月期は赤字幅が縮小する見込みであり、中期成長期待で反発のタイミングだろう。

 将来の個人化医療や未病社会の実現を見据えた遺伝子発現プロファイル収集・統計受託解析など、DNAチップ(DNAマイクロアレイ)技術の事業化を目指す研究開発企業である。

 研究受託事業(大学病院・研究機関や製薬・食品メーカー向けDNAチップ関連の受託実験・解析・統計処理サービス、および診断サービスなど)を主力として、商品販売事業も展開している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:36 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2015年06月17日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ジャパンフーズは下値固め完了、16年3月期の営業損益改善基調で低PBRも評価

 ジャパンフーズ<2599>(東1)は飲料受託生産の最大手である。株価は下値固め完了感を強めている。16年3月期の営業損益は改善基調であり、0.8倍近辺の低PBRも評価して水準切り上げの展開だろう。

 伊藤忠商事<8001>系で飲料受託生産(OEM)の国内最大手である。品目別には炭酸飲料と茶系飲料を主力として、コーヒー飲料、果汁飲料、機能性飲料、酒類飲料、ファーストフード店のディスペンサーでサービスされる業務用濃縮飲料(ウーロン茶、アイスコーヒーなど)を製造している。

 主要得意先はアサヒ飲料、キリンビバレッジ、伊藤園<2593>サントリー食品インターナショナル<2587>などの大手飲料メーカーである。容器別にはペットボトル飲料を主力として、缶飲料は戦略的に減少させている。

 さまざまな容器(ペットボトル、瓶、缶)の飲料を世界最大級の本社1工場で生産するため、市場環境や顧客ニーズの変化に対応したフレキシブルで効率的な生産を強みとしている。容器のコストダウンなどにも積極的に取り組んでいる。また本社工場のある千葉県長柄町は、首都圏に近いロケーションという競争優位性に加えて、表層地盤の揺れやすさが0.4〜0.6と安定しているため災害優位性にも優れている。

 なお15年3月期の四半期別推移を見ると、売上高は第1四半期(4月〜6月)89億32百万円、第2四半期(7月〜9月)67億28百万円、第3四半期(10月〜12月)45億49百万円、第4四半期(1月〜3月)46億53百万円、営業利益は第1四半期6億37百万円、第2四半期1億54百万円、第3四半期4億67百万円の赤字、第4四半期2億65百万円の赤字だった。

 15年3月期は夏場に消費増税や天候不順の影響も受けたが、冬場の第3四半期と第4四半期は飲料業界全体の不需要期となるため生産量が減少して、営業損益が赤字となる収益構造である。ただ15年3月期の第4四半期は第3四半期に比べて赤字幅が縮小した。営業損益は改善基調だ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:56 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】イワキは下値切り上げトレンドに変化なし、0.5倍近辺の低PBRも評価

 イワキ<8095>(東1)は医薬品・医薬品原料・化成品などを主力とする専門商社である。株価は5月28日の年初来高値254円から利益確定売りで一旦反落したが、6月10日の236円から切り返す動きだ。下値切り上げトレンドに変化はなく、0.5倍近辺の低PBRも評価して14年7月と9月の高値264円を目指す展開だろう。

 1914年創業の医薬品商社で、医薬品事業(医療用・一般用・動物用医薬品の製造・販売、調剤薬局経営)、医薬品原料・香粧品原料事業(医薬品・香粧品原料の製造・販売、化粧品OEM製造)、化成品事業(電子工業用薬品・表面処理用薬品・化成品の製造・販売)、食品原料・機能性食品事業(食品原料の製造・販売、サプリメントOEM製造)、その他事業(医療機器の販売、化粧品の製造・販売)を展開している。

 全国の医薬品卸・医療機関・ドラッグストアなどに医薬品や機能性食品などを供給する卸売機能、国内外のメーカーなどを開拓して輸出入する商社機能、グループ内の岩城製薬(ジェネリック医薬品・医薬品原料、医療機関向け化粧品など)とメルテックス(表面処理薬品など)のメーカー機能を併せ持つことが強みで、卸売・商社・メーカー機能の連携を強化している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:04 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】京写は16年3月期業績予想に増額余地、1桁台の予想PERに割安感

 京写<6837>(JQS)はプリント配線板の大手メーカーである。株価は00年以来の高値圏でのモミ合いから一旦反落したが、切り返しの動きを強めている。16年3月期は大幅増収増益予想であり、さらに増額余地がありそうだ。そして1桁台の今期予想連結PERには割安感が強い。中期成長力を評価して上値を試す展開だろう。

 世界最大の生産能力を誇る片面プリント配線板、および両面プリント配線板を収益柱として、実装治具関連事業も展開している。プリント配線板は防塵対策基板、高熱伝導・放熱基板、ファイン回路片面基板などに技術的な強みを持ち、生産は国内および中国、インドネシアに拠点展開している。14年10月にはキクデンインターナショナルからフロー半田付け搬送キャリア事業を譲り受けて、実装治具関連事業も強化している。

 15年3月期の製品用途別売上構成比は、自動車関連が29.4%、家電製品が26.3%、事務器が12.8%、映像関連が7.0%、アミューズメントが5.6%、その他が18.9%で、幅広い用途と顧客層(国内1000口座、海外300口座)を獲得している。さらにLED照明関連の需要拡大も背景として、製品サイクルの長い自動車関連や家電関連を一段と強化している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:01 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インテリジェントウェイブは収益改善基調を評価、セキュリティ関連も注目

 インテリジェントウェイブ<4847>(JQS)は金融分野を中心にシステムソリューション事業を展開している。株価は5月下旬の400円近辺から6月2日高値650円まで急伸した。07年7月以来の高値水準だ。目先的には過熱感もあるが、15年6月期業績は増額含みであり、収益改善基調を評価して上値を試す展開だろう。サイバーセキュリティ関連も注目点だ。

 大日本印刷<7912>の連結子会社で、ソフトウェア開発を中心にソリューションを提供する金融システムソリューション事業、情報セキュリティ分野を中心に自社開発パッケージソフトウェアや保守サービスを提供するプロダクトソリューション事業を展開している。クレジットカード会社、ネット銀行、証券会社など金融関連のシステム開発受託・ハードウェア販売・保守サービスが収益柱だ。

 金融システムソリューション事業では、クレジットカード決済のフロント業務関連システムから、バックオフィス業務関連など基幹業務システム関連への事業領域拡大を目指している。またプロダクトソリューション事業では、サイバー攻撃や情報漏えいに対応したセキュリティ関連のソリューションを強化している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:58 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】協立情報通信は下値固め完了して強基調に転換の動き、16年2月期営業増益予想を評価

 協立情報通信<3670>(JQS)はソリューション事業やモバイル事業を展開している。株価は2000円近辺での下値固めが完了して強基調に転換する動きのようだ。指標面に割高感はなく、16年2月期営業増益予想を評価して水準切り上げの展開だろう。

 法人向けソリューション事業(情報通信システムソリューション、会計情報ソリューション、情報活用教育ソリューション、情報活用レンタルソリューション)、およびモバイル事業(法人向けモバイルソリューション、ドコモショップ6店舗運営)を展開している。

 企業のICT(情報通信技術)化の実現に向けて、NEC<6701>、オービックビジネスコンサルタント<4733>、NTTドコモ<9437>、サイボウズ<4776>、日本マイクロソフトなどパートナー企業の製品・サービスを融合し、情報通信インフラ機器の販売だけでなく、システム構築から導入・保守・運用・教育までをソリューションとして提供している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:54 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エストラストは下値固め完了、1桁台の低PERや中期成長力を評価

 エストラスト<3280>(東1)は山口県および福岡県を地盤とする不動産デベロッパーである。株価は年初来安値圏610円〜620円近辺で下値固めが完了して切り返しの動きを強めている。1桁台の低PERで割安感が強く中期成長力を評価して出直り展開だろう。なお7月9日に第1四半期(3月〜5月)の業績発表を予定している。

 山口県および福岡県を地盤とする不動産デベロッパーである。一次取得ファミリー型の新築分譲マンション「オーヴィジョン」シリーズ、およびハイクオリティ・ミドルプライスの新築戸建住宅「オーヴィジョンホーム」の不動産分譲事業を主力として、不動産賃貸事業も展開している。連結子会社トラストコミュニティは「オーヴィジョン」マンション管理受託の不動産管理事業を展開している。

 15年2月期末時点でマンション供給は累計68棟・3389戸に達した。そして14年のマンション販売実績は九州・山口エリアで5位、山口県では1位(13年に続いて2年連続の1位)である。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:41 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】チムニーは15年12月期増収増益予想や自己株式取得を評価、6月中間期末の株主優待も注目点

 チムニー<3178>(東1)は「飲食業の6次産業化」確立を目指す大手居酒屋チェーンである。株価は上場来高値圏で堅調に推移している。訪日外国人旅行客のインバウンド消費も追い風であり、15年12月期増収増益予想や自己株式取得を評価して4月高値を試す展開だろう。6月中間期末に向けて株主優待制度の権利取りの動きも注目される。

 売上高が業界5位規模の大手居酒屋チェーンで、直営店とFC店の飲食事業の他に、受託食堂のコントラクト事業も展開している。仕入面では子会社の魚鮮水産が愛媛県で漁業権を保有し、13年には新たに2つの買参権を取得している。

 中期目標として18年1000店舗、売上高1000億円を掲げている。中期成長戦略としては、地域活性化・地産地消の深耕を含めて、漁業などの1次産業、食材加工などの2次産業、店舗で商品を提供する3次産業まで一括管理する「飲食業の6次産業化」確立を目指している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:36 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エスアールジータカミヤは調整の最終局面、収益拡大基調に変化なし

 エスアールジータカミヤ<2445>(東1)は建設用仮設機材販売・レンタルの大手である。株価は14年のボックスレンジ下限に接近して調整の最終局面だ。中期経営計画目標値の下方修正で高成長イメージがやや後退した形だが、16年3月期は増収増益予想で収益拡大基調に変化はない。切り返しのタイミングだろう。

 建築・土木・橋梁用仮設機材、移動昇降式足場「リフトクライマー」や、子会社ホリーの太陽光パネル架台などの販売・レンタル事業を展開している。戦略商品として作業環境改善・作業効率向上につながる次世代足場「Iq(アイ・キュー)システム」の拡販を推進している。

 グループ力強化に向けた動きも積極化し、14年4月に海洋土木・港湾分野に実績を持つ土木・建築用仮設資材のアサヒ工業(大阪市)を子会社化した。15年4月には子会社ホリーの仮設営業部門を当社に移管し、仮設事業に関連する営業部門を統合した。グループの経営資源を集約して仮設事業におけるシナジーを高める戦略だ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:32 | アナリスト水田雅展の銘柄分析