[アナリスト銘柄分析]の記事一覧
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記事一覧 (09/28)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】イーブックイニシアティブジャパンは電子書籍事業の中期成長力を見直し
記事一覧 (09/28)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】生化学工業は年初来安値更新したが売られ過ぎ感
記事一覧 (09/28)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】山田コンサルティンググループは16年3月期増収増益基調、3%台の配当利回りや自己株式取得も見直し
記事一覧 (09/28)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】サクセスHDは15年12月期増額余地、アベノミクス重点戦略「子育て支援」で中期成長
記事一覧 (09/28)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】松田産業は16年3月期連続増配や自己株式取得を見直し
記事一覧 (09/28)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】リンテックは16年3月期業績予想は増額含み、3期連続増配も評価
記事一覧 (09/28)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アスカネットは急反発して強基調に転換、空中結像AIプレート事業は着実に進展
記事一覧 (09/28)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】京写は調整一巡して、京都大学と共同研究の次世代無線通信技術にも注目
記事一覧 (09/28)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インテリジェントウェイブは8月安値で底打ちして下値切り上げ、16年6月期営業増益予想
記事一覧 (09/28)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】クレスコは悪地合いの売り一巡して下値固め、16年3月期増収増益・増配予想
記事一覧 (09/28)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ティー・ワイ・オーは8月安値で底打ち、16年7月期増収増益基調で戦略的M&Aも積極化
記事一覧 (09/28)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ジオネクストは8月安値で底打ち、15年12月期収益改善基調に変化なし
記事一覧 (09/28)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】サンコーテクノは急落した8月安値で底打ち、16年3月期増配予想を評価
記事一覧 (09/28)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アルコニックスは調整一巡して下値切り上げ、割安感や中期成長力を評価
記事一覧 (09/28)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】JPホールディングスはアベノミクス重点戦略「子育て支援」で中期成長力を見直し
記事一覧 (09/25)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】カーリットホールディングスは売り一巡して下値固め完了、0.6倍近辺の低PBRも見直し
記事一覧 (09/25)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】クリナップは9月7日の年初来安値で底打ち、0.6倍近辺の低PBRを見直し
記事一覧 (09/25)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エスアールジータカミヤは中期的に良好な事業環境や海外展開の本格化を見直し
記事一覧 (09/25)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】カナモトは15年10月期利益減額修正で急落したが売られ過ぎ感
記事一覧 (09/25)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】Jトラストは8月安値で底打ち、業容拡大戦略や自己株式取得を評価
2015年09月28日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】イーブックイニシアティブジャパンは電子書籍事業の中期成長力を見直し

 イーブックイニシアティブジャパン<3658>(東1)は電子書籍のリーディングカンパニーである。M&Aを活用して事業領域を拡大し、グローバル展開も加速している。株価は悪地合いに9月8日発表の16年1月期利益予想減額修正も嫌気して水準を切り下げたが、その後は下げ渋り感を強めている。電子書籍事業の中期成長力を見直して反発のタイミングだろう。

■電子書籍配信サービスの大手

 電子書籍書店「eBookJapan」を運営し、パソコン・モバイル向け電子書籍配信サービスなどを展開している。漫画コミックの分野で世界最大級の品揃えに強みを持ち、00年創業以来の累計販売数は15年4月に5000万冊を突破した。電子書籍のリーディングカンパニーである。

 なおM&A子会社の新規連結などに伴って、事業セグメント区分を16年1月期から、電子書籍事業(電子書籍配信、電子書籍提供)およびクロスメディア事業とした。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:29 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】生化学工業は年初来安値更新したが売られ過ぎ感

 生化学工業<4548>(東1)は関節機能改善剤アルツが主力の医薬品メーカーである。株価は悪地合いも影響して9月25日に年初来安値1417円まで調整する場面があったが売られ過ぎ感を強めている。16年3月期営業利益横ばい、最終減益予想は織り込み済みであり、反発のタイミングだろう。

■関節機能改善剤アルツなど糖質科学分野が主力の医薬品メーカー

 国内医薬品(関節機能改善剤アルツ、白内障手術補助剤オペガン、内視鏡用粘膜下注入材ムコアップ)、海外医薬品(米国向け関節機能改善剤スパルツ、米国向け単回投与関節機能改善剤ジェル・ワン、中国向けアルツ)、医薬品原体(ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸)、およびLAL事業(エンドトキシン測定用試薬関連)を展開している。高齢者人口増加を背景に関節機能改善剤の需要拡大が期待される。

 生産面では15年1月にアルツディスポ新製剤設備(高萩工場第5製剤棟)が稼働した。第5製剤棟および第4製剤棟にアルツディスポの生産を集約することで効率化を推進するとともに、アルツディスポの中長期的な安定供給を図る。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:24 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】山田コンサルティンググループは16年3月期増収増益基調、3%台の配当利回りや自己株式取得も見直し

 山田コンサルティンググループ<4792>(JQS)は経営・財務・M&A関連のコンサルティング事業などを展開している。株価は7月の年初来高値4540円から反落し、悪地合いも影響して水準を切り下げたが、3000円近辺で下値を固める動きだ。16年3月期増収増益基調であり、3%台の配当利回りや自己株式取得も見直して反発展開だろう。

■各種コンサルティング事業を展開する純粋持株会社

 各種コンサルティング事業を展開するグループの純粋持株会社である。傘下の事業会社で、山田ビジネスコンサルティングが経営・財務・事業承継・M&A支援などの経営コンサルティング事業、山田FASがM&A・企業再編の財務アドバイザイリー業務や中堅・中小企業対応M&A関連業務などの資本・株式・株主に関するコンサルティング事業、山田不動産コンサルティングが不動産有効活用などの不動産コンサルティング事業、東京ファイナンシャルプランナーズがFP資格取得講座などのFP関連事業、キャピタルソリューションおよび投資事業有限責任組合が投資・ファンド事業(事業承継・再生関連のファンド)を展開している。

 中期経営目標としてROE20%以上を掲げ、重点戦略としては大手金融機関・証券会社・地方金融機関・提携会計事務所との連携強化、中堅・中小企業対応M&A関連分野の拡大、中国現地法人およびシンガポール支店を拠点とした中国・アジア展開の強化などを推進している。投資・ファンド事業では、事業承継問題を抱えている優良な中堅・中小企業をターゲットとして、投資リスクを最小限に抑えながら投資案件を発掘している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:19 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】サクセスHDは15年12月期増額余地、アベノミクス重点戦略「子育て支援」で中期成長

 サクセスホールディングス<6065>(東1)は保育園運営事業を展開している。株価は24日の安倍晋三首相の記者会見を受けて25日に急伸した。8月の上場来安値で底打ちして強基調に転換する動きだ。15年12月期業績予想に増額余地があり、アベノミクス重点戦略「子育て支援」を背景として中期成長シナリオに変化はない。出直り展開だろう。

■神奈川と東京を地盤に保育園運営

 保育園を運営するサクセスアカデミーの持株会社で、病院・大学・企業などが設置主体の事業所内保育室を受託運営する受託保育事業と、認可保育園・認証保育所・学童クラブ・児童館・全児童対策事業施設など公的保育施設を運営する公的保育事業を展開している。保育園業界3位の売上規模である。

 「自然共育(しぜんともいく)」を軸とした保育で、従量制の請求方法や24時間365日の運営対応など、利用者の視点に立った最適な保育サービスを提供していることが強みだ。受託保育事業では委託先の予算や要望に合わせた保育設計・施設運営で、さまざまな利用定員数、施設場所、利用時間帯、保育内容などを実現している。公的保育事業は自治体から受け取る施設運営料(認可保育園)または利用者から徴収する利用料(認証保育所)、および自治体からの補助金が当社の収入となる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:15 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】松田産業は16年3月期連続増配や自己株式取得を見直し

 松田産業<7456>(東1)は貴金属リサイクル事業を主力として農林水産品販売事業も展開している。株価は悪地合いで水準を切り下げたが売り一巡感を強めている。調整の最終局面のようだ。1桁台の予想PER、0.7倍近辺の実績PBRと指標面の割安感は強い。16年3月期連続増配や自己株式取得も見直して反発展開が期待される。

■貴金属リサイクルや農林水産品販売を展開

 貴金属リサイクルを主力とする貴金属関連事業、および農林水産品を扱う食品関連事業を展開している。貴金属関連事業では「東アジアNO.1リファイナー」を目指し、国内外の拠点拡充、貴金属原料の確保と化成品などの製品販売強化、および製品・技術開発強化を推進している。

 海外は貴金属関連事業で中国、台湾、シンガポール、タイ、フィリピン、マレーシア、ベトナムに展開し、ベトナムでは貴金属製錬工場の建設を進めている。食品関連事業は中国、タイに拠点展開している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:10 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】リンテックは16年3月期業績予想は増額含み、3期連続増配も評価

 リンテック<7966>(東1)は粘着製品の大手である。株価は悪地合いの影響で軟調展開だったが、売り一巡して調整のほぼ最終局面だろう。16年3月期業績予想は増額含みで指標面に割高感はない。3期連続増配予想も評価して反発のタイミングだろう。

■高度な粘着技術と表面改質技術をベースとして幅広い分野に事業展開

 高度な粘着応用技術と表面改質技術(粘着剤や表面コート剤の開発・配合・塗工技術)に強みを持ち、印刷材・産業工材関連(シール・ラベル用粘着紙・粘着フィルム、ウインドーフィルム、自動車用・工業用粘着製品など)、電子・光学関連(半導体関連粘着テープ・装置、積層セラミックコンデンサー製造用コートフィルム、液晶用偏光・位相差フィルム粘着加工など)、洋紙・加工材関連(カラー封筒用紙、粘着製品用剥離紙・剥離フィルム、炭素繊維複合材料用工程紙など)の分野に幅広く事業展開している。

■中期経営計画で17年3月期ROE8%以上目標

 14年4月にスタートした3ヵ年中期経営計画「LIP−2016」では重点テーマを、グローバル展開のさらなる推進、次世代を担う革新的新製品の創出、強靭な企業体質への変革、戦略的M&Aの推進、人財の育成とした。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:06 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アスカネットは急反発して強基調に転換、空中結像AIプレート事業は着実に進展

 アスカネット<2438>(東マ)は写真加工関連事業が安定収益源で、新規分野の空中結像AIプレート事業も製品化に向けて着実に進展している。株価は9月10日に「CEATEC JAPAN 2015」出展内容を発表したことを好感して急反発した。強基調に転換する動きだ。16年4月期増収増益・増配予想も見直して続伸展開だろう。

■写真加工関連事業が安定収益源、新規事業も育成

 葬儀社・写真館向け遺影写真合成・加工関連のメモリアルデザインサービス(MDS)事業、写真館・コンシューマー向けオリジナル写真集製作関連のパーソナルパブリッシングサービス(PPS)事業を主力としている。

 MDS事業では葬儀社や写真館との間にネットワークを構築し、約2130ヶ所の葬儀社向けBtoBを中心として、年間約32万枚の写真画像を提供している。PPS事業では「1冊からの本格的写真集」をインターネットから受注して制作し、約3400社の写真館向けを中心として、BtoBおよびBtoCで年間約36万冊を提供している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:02 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】京写は調整一巡して、京都大学と共同研究の次世代無線通信技術にも注目

 京写<6837>(JQS)はプリント配線板の大手メーカーである。株価は急伸後の調整が一巡し、8月の直近安値から下値を切り上げている。16年3月期は大幅増収増益予想であり、今期予想PERにも割安感が強い。自動車ヘッドライトのLED化進展や、京都大学との次世代無線通信技術「カオスCDMA」の共同研究も注目される。

■プリント配線板の大手メーカー

 プリント配線板の大手メーカーで、世界最大の生産能力を誇る片面プリント配線板、および両面プリント配線板を収益柱として、実装治具関連事業も展開している。

 プリント配線板は防塵対策基板、高熱伝導・放熱基板、ファイン回路片面基板などに技術的な強みを持ち、生産は国内および中国、インドネシアに拠点展開している。また実装治具関連事業も強化し、14年10月にはキクデンインターナショナルからフロー半田付け搬送キャリア事業を譲り受けた。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:57 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インテリジェントウェイブは8月安値で底打ちして下値切り上げ、16年6月期営業増益予想

 インテリジェントウェイブ<4847>(JQS)は金融分野や情報セキュリティ分野を中心にシステムソリューション事業を展開している。株価は8月の直近安値で底打ちして下値を切り上げる展開だ。サイバーセキュリティ関連としても注目され、16年6月期営業増益予想を評価して出直り展開だろう。

■金融システムや情報セキュリティ分野のソリューションが主力

 大日本印刷<7912>の連結子会社で、ソフトウェア開発中心にソリューションを提供する金融システムソリューション事業、情報セキュリティ分野中心にパッケージソフトウェアや保守サービスを提供するプロダクトソリューション事業を展開している。クレジットカード会社、ネット銀行、証券会社など金融関連のシステム開発受託・ハードウェア販売・保守サービスが収益柱だ。

 金融システムソリューション事業では、クレジットカード決済のフロント業務関連システムから、バックオフィス業務関連など基幹業務システム関連への事業領域拡大を目指している。またプロダクトソリューション事業では、サイバー攻撃や情報漏えいに対応したセキュリティ関連のソリューションを強化している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:52 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】クレスコは悪地合いの売り一巡して下値固め、16年3月期増収増益・増配予想

 クレスコ<4674>(東1)は独立系のIT企業でビジネス系ソフトウェア開発を主力としている。株価は悪地合いに伴う売りが一巡して下値を固める動きだ。16年3月期増収増益・連続増配予想であり、指標面の割安感も強めている。切り返し展開だろう。

■ビジネス系ソフトウェア開発が主力のIT企業

 ビジネス系ソフトウェア開発(アプリケーション開発、基盤システム構築)事業を主力として、組込型ソフトウェア開発事業、その他事業(商品・製品販売)も展開している。15年3月期の顧客業種別売上構成比は、ソフトウェア開発の金融・保険関連41.2%、公共・サービス関連20.1%、流通・その他21.3%、組込型ソフトウェア開発のカーエレクトロニクス6.2%、通信システム3.8%、情報家電・その他6.9%だった。

 中期成長に向けた重点施策としては、品質管理とプロジェクトマネジメント力の向上、組込型ソフトウェア開発事業の再構築、新ビジネスモデル創出と事業領域拡大、クラウド関連ソリューションの展開、グループ連携強化による収益性改善、ニアショア開発・オフショア開発の推進(地方分散開発体制強化と海外開発体制整備)などを掲げている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:47 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ティー・ワイ・オーは8月安値で底打ち、16年7月期増収増益基調で戦略的M&Aも積極化

 ティー・ワイ・オー<4358>(東1)はTV−CM制作の大手である。15年7月期は2桁増益となり、16年7月期も増収増益基調だ。中期成長に向けた戦略的M&Aも積極化している。株価は8月安値で底打ちして下値を切り上げる動きだ。予想PERや配当利回りは割安感を強めている。出直り展開だろう。

■TV−CM制作の大手

 TV−CM制作の大手で、広告事業(広告代理店向けのTV−CM企画・制作およびポスト・プロダクション業務、広告主向けWEB広告およびプロモーションメディア広告の企画・制作、クロスメディア広告業務)を主力として、映像関連事業(アニメーションおよびミュージックビデオなどの企画・制作)も展開している。

 15年3月には民事再生手続き中のスカイマークに対して、ブランド再生に関する業務支援を行うことが正式決定した。投融資は行わず、スカイマークのブランド再生に必要であると判断される領域のクリエイター、関連スタッフ、ノウハウなどを無償で提供する。スカイマークの再生後は広告受注に繋がると期待される。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:42 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ジオネクストは8月安値で底打ち、15年12月期収益改善基調に変化なし

 ジオネクスト<3777>(JQS)は収益柱を再生可能エネルギー事業にシフトしている。15年12月期業績予想を減額修正したが、営業黒字化予想で収益改善基調に変化はない。株価は悪地合いの影響で急落する場面があったが、8月の年初来安値で底打ちして切り返しの動きを強めている。

■新規領域の再生可能エネルギー事業、ヘルスケア事業に収益柱をシフト

 14年4月にターボリナックスHDから現社名ジオネクストに商号変更した持株会社である。

 従来のIT関連事業(ターボリナックスのITソリューション関連)、環境事業(東環のビルメンテナンスサービス)に加えて、新規領域の再生可能エネルギー事業(エリアエナジーの太陽光発電所開発・運営およびO&Mサービス、日本地熱発電の地熱・温泉バイナリー発電開発)、およびヘルスケア事業(仙真堂の調剤薬局・サプリメント事業)を展開している。先端医療関連の遺伝子治療研究所については持分法適用関連会社に移行した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:37 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】サンコーテクノは急落した8月安値で底打ち、16年3月期増配予想を評価

 サンコーテクノ<3435>(東2)は建設用あと施工アンカーの最大手である。株価は急落した8月の年初来安値で底打ちしたようだ。16年3月期第1四半期(4月〜6月)は大幅減益だったが、通期ベースでは営業増益が期待され、増配予想も評価して出直り展開だろう。

■あと施工アンカーの最大手

 ファスニング事業(あと施工アンカー、ドリルビット、電動油圧工具などの開発・製造・販売)を主力として、リニューアル事業(外壁補修関連やFRP関連製品などの製造・販売)、センサー事業(電子プリント基板や各種測定器の製造・販売)を展開している。あと施工アンカーはコンクリート用特殊ネジ・釘類のことで、あと施工アンカーおよびオールアンカーの最大手である。

 16年3月期から組織変更を実施して事業セグメント区分を変更した。新しい事業セグメント区分は、ファスニング事業(ファスニング事業、工事部門)と、機能材事業(電動油圧工具製造・販売の子会社IKK、工事部門以外のリニューアル事業、センサー事業)としている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:30 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アルコニックスは調整一巡して下値切り上げ、割安感や中期成長力を評価

 アルコニックス<3036>(東1)は商社機能と製造業を融合した「非鉄金属の総合企業」を目指している。9月3日に第2四半期累計(4月〜9月)純利益を減額したが、16年3月期通期業績予想に変更はない。株価は悪地合いの影響で急落する場面があったが、調整一巡して下値を切り上げる動きだ。16年3月期業績の会社予想は増額含みであり、指標面の割安感も強い。中期成長力を評価して出直り展開だろう。

■商社機能と製造業を融合した「非鉄金属の総合企業」

 軽金属・銅製品(伸銅品、銅管、アルミフィン材など)、電子・機能材(レアメタル・レアアース、チタン・ニッケル製品など)、非鉄原料(アルミ・亜鉛地金など)、建設・産業資材(配管機材など)を取り扱う非鉄金属商社である。

 レアメタル分野に強みを持つことも特徴だが、中期成長に向けて商社機能と製造業を融合した「非鉄金属の総合企業」を目指し、M&Aも積極活用して、非鉄金属の周辺分野も含めた川上(製造)〜川中(流通)〜川下(問屋)を網羅するビジネス展開を推進している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:17 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】JPホールディングスはアベノミクス重点戦略「子育て支援」で中期成長力を見直し

 JPホールディングス<2749>(東1)は保育所運営の最大手で、グループ力を活かした総合子育て支援カンパニーである。株価は24日の安倍晋三首相の記者会見を受けて25日に急伸した。8月の年初来安値で底打ちしたようだ。16年3月期は2桁営業増益・増配予想であり、アベノミクス重点戦略「子育て支援」を背景として中期事業環境も明るい。中期成長力を見直して出直り展開だろう。

■保育所運営の最大手で、グループ力を活かした総合子育て支援カンパニー

 04年持株会社に移行した。保育所・学童クラブ・児童館などを運営する子育て支援事業(日本保育サービス、四国保育サービス)を主力に、保育所向け給食請負事業(ジェイキッチン)、英語・体操・リトミック教室請負事業(ジェイキャスト)、保育関連用品の物品販売事業(ジェイ・プランニング販売)、研究・研修・コンサルティング事業(日本保育総合研究所)を展開している。

 15年3月期末の子育て支援施設数は、首都圏中心に認可園・公設民営14施設、認可園・民設民営102施設、東京都認証保育所26施設、認可外(市認定)4施設、学童クラブ46施設、児童館8施設の合計200施設(14年3月期比18施設増加)である。保育所運営の売上規模で競合他社を大きく引き離す業界最大手だ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:12 | アナリスト銘柄分析
2015年09月25日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】カーリットホールディングスは売り一巡して下値固め完了、0.6倍近辺の低PBRも見直し

 カーリットホールディングス<4275>(東1)は自動車用緊急保安炎筒を主力として化学品、ボトリング、産業用部材などに事業展開している。株価は悪地合いの影響で14年5月以来の安値水準まで調整したが、悪地合いの売りが一巡して下値固め完了感を強めている。0.6倍近辺の低PBRも見直して切り返しのタイミングだろう。

■化学品、ボトリング、産業用部材を展開、M&Aで事業多様化

 日本カーリットが株式移転で設立した純粋持株会社である。化学品事業(産業用爆薬、自動車用緊急保安炎筒、信号炎管、化成品関連、電子材料・機能性材料、危険性評価試験受託、2次電池充放電試験受託など)、ボトリング事業、産業用部材事業(半導体用シリコンウェーハ、研削材、耐火・耐熱金物、スプリングワッシャーなど)を展開している。

 自動車用緊急保安炎筒は新車装着用・車検交換用を展開し、国内市場シェアは約8〜9割と想定されている。ボトリング事業は伊藤園<2593>向けが主力だ。半導体用シリコンウェーハは小口径4〜6インチの市場を主力としている。海外は中国・上海、シンガポールに展開している。

 前中期経営計画「飛躍500」では「事業領域の拡大、市場の拡大、シェアの拡大という3つの拡大戦略により売上高500億円の化学会社への成長」を基本方針として、グループ収益基盤と総合力強化に向けたM&A戦略で事業の多角化を推進した。12年1月に工業用塗料販売・塗装工事の富士商事、12年8月に耐火・耐熱金物製造販売の並田機工、13年10月に一級建築士事務所の総合設計、14年2月に各種スプリング製造・販売の東洋発條工業を子会社化した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:20 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】クリナップは9月7日の年初来安値で底打ち、0.6倍近辺の低PBRを見直し

 クリナップ<7955>(東1)はシステムキッチンの大手である。株価は悪地合いで急落したが、9月7日の年初来安値から急反発している。底打ちしたようだ。16年3月期営業減益予想は織り込み済みであり、0.6倍近辺の低PBRを見直す展開だろう。

■システムキッチンの大手、システムバスルームも展開

 厨房部門(システムキッチン)を主力として、浴槽・洗面部門(システムバスルーム・洗面化粧台)も展開し、中期経営計画では「ザ・キッチンカンパニー」の確立を目指している。

 重点施策として、システムキッチン「S.S.」「クリンレディ」「ラクエラ」を軸とした商品ラインナップの充実、ブランド力の強化、中高級システムキッチンの市場シェア上昇および普及クラスの強化、全国のショールームへの集客強化と総合競争力の強化、会員登録制組織「水まわり工房」加盟店との連携強化とリフォーム需要の取り込み、トータルコストの低減、CPS活動の全社展開による業務効率化、20年サポートを支える業務システムの整備、そして海外事業の強化などを推進している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:59 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エスアールジータカミヤは中期的に良好な事業環境や海外展開の本格化を見直し

 エスアールジータカミヤ<2445>(東1)は建設用仮設機材販売・レンタルの大手である。株価は8月の年初来安値後は下げ渋る動きを強めている。調整のほぼ最終局面のようだ。中期的に良好な事業環境や海外展開の本格化を見直して反発のタイミングだろう。

■建設用仮設機材販売・レンタルの大手

 建築・土木・橋梁用仮設機材、移動昇降式足場「リフトクライマー」や、子会社ホリーの太陽光パネル架台などの販売・レンタル事業を展開している。戦略商品として作業環境改善・作業効率向上につながる次世代足場「Iq(アイ・キュー)システム」の拡販を推進している。

 グループ力強化に向けた動きも積極化し、14年4月に海洋土木・港湾分野に実績を持つ土木・建築用仮設資材のアサヒ工業(大阪市)を子会社化した。また15年4月には子会社ホリーの仮設営業部門を当社に移管し、仮設事業に関連する営業部門を統合した。グループの経営資源を集約して仮設事業におけるシナジーを高める戦略だ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:55 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】カナモトは15年10月期利益減額修正で急落したが売られ過ぎ感

 カナモト<9678>(東1)は建設機械レンタル大手で海外展開も強化している。株価は15年10月期利益減額修正に対する失望感で急落したが、売られ過ぎ感を強めている。中期的に事業環境は良好であり、1桁台に低下した予想PERも見直して反発のタイミングだろう。

■建設機械レンタルの大手

 建設機械レンタルを主力として、海外向け中古建設機械販売、土木・建築工事用鉄鋼製品販売、IT機器・イベント関連レンタルなども展開している。

 北海道を地盤として東北、関東、中部、近畿、九州にも営業拠点網を拡充して全国展開するとともに、12年6月に道路建機レンタルと道路工事施工のユナイトを子会社化して業容を拡大している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:51 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】Jトラストは8月安値で底打ち、業容拡大戦略や自己株式取得を評価

 Jトラスト<8508>(東2)は金融事業を主力として、国内外におけるM&Aや事業再編で業容を拡大させている。株価は8月の年初来安値で底打ちして強基調に転換する動きのようだ。積極的な業容拡大戦略や自己株式取得を評価して出直り展開だろう。

■金融事業を中心に国内外でM&Aを積極活用して業容拡大

 国内金融事業(事業者向け貸付、消費者向け貸付、クレジット・信販、信用保証、債権買取)を主力に、国内外でM&Aや債権承継などを積極活用し、不動産事業、アミューズメント事業、海外金融事業などに業容拡大戦略を推進している。

 なお16年3月期から事業セグメントを再構成し、国内金融事業(保証および債権回収業)、韓国金融事業(銀行業、リース・割賦業、債権買取・回収業)、東南アジア金融事業(銀行業、販売金融業)からなる金融事業と、アミューズメント事業(アミューズメント施設運営、娯楽機器製造)、不動産事業(注文住宅建設、収益物件の仕入・販売)、その他非金融事業(ITシステム事業など)からなる非金融事業とした。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:44 | アナリスト銘柄分析