[アナリスト銘柄分析]の記事一覧
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記事一覧 (07/30)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】リミックスポイントは07年以来の高値圏で堅調、収益改善基調を評価
記事一覧 (07/30)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ジオネクストは収益改善基調を評価して切り返し
記事一覧 (07/30)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】日本アジアグループは調整一巡感、16年3月期業績増額余地や復配の可能性も注目点
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記事一覧 (07/30)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アーバネットコーポレーションは売り一巡して調整の最終局面、16年6月期も増収増益基調
記事一覧 (07/30)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】メディアスHDは16年6月期の収益改善期待で反発のタイミング
記事一覧 (07/30)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】物語コーポレーションは上場来高値圏で堅調、16年6月期も収益拡大基調
記事一覧 (07/30)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ストリームは年初来安値から急反発、インバウンド需要関連も注目
記事一覧 (07/30)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ラクーンは06年以来の高値水準まで上伸、16年4月期増収増益基調を評価
記事一覧 (07/30)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エフティコミュニケーションズは株式分割と配当増額修正を好感して年初来高値圏
記事一覧 (07/30)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】トシン・グループは16年5月期増益予想、割安感を見直して反発期待
記事一覧 (07/30)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】翻訳センターはモミ合い上放れて強基調に転換、インバウンド関連として注目
記事一覧 (07/29)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ワイヤレスゲートは調整の最終局面、中期成長力を見直して出直り、インバウンド関連も注目点
記事一覧 (07/29)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】Jトラストは下値支持線に到達して反発のタイミング、自己株式取得も評価材料
記事一覧 (07/29)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】リンテックは調整の最終局面、16年3月期増収増益・連続増配予想を評価して反発
記事一覧 (07/29)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】クリナップは調整一巡感、0.6倍近辺の低PBRを見直し
記事一覧 (07/29)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】松田産業は調整局面だが下値も限定的、指標面の割安感を見直して反発期待
記事一覧 (07/29)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アライドテレシスHDは調整の最終局面、サイバーセキュリティ関連のテーマ性
記事一覧 (07/29)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】サクセスHDはTOB終了して安値圏モミ合いだが、中期成長力を見直し
記事一覧 (07/29)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】MRTは第1四半期進捗率高水準で16年3月期予想は増額濃厚、底値圏から反発
2015年07月30日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】リミックスポイントは07年以来の高値圏で堅調、収益改善基調を評価

 リミックスポイント<3825>(東マ)は電力売買事業や中古車売買事業が拡大している。16年3月期は大幅増収増益予想で収益改善基調だ。株価は収益改善基調や株式5分割を評価して7月7日の550円まで上伸した。07年以来の高値水準だ。その後も高値圏450円〜500円近辺で堅調に推移している。目先的な過熱感が解消して上値を試す展開だろう。なお8月13日に第1四半期(4月〜6月)の業績発表を予定している。

■電力売買事業と中古車売買事業を拡大

 エネルギー関連事業(エネルギー管理システム開発・販売、省エネルギー化支援コンサルティング、省エネルギー関連設備販売、電力売買)、および自動車関連事業(中古車査定システム開発・販売、中古車売買に関するコンサルティング、中古車売買)を展開している。

 エネルギー関連事業に関しては、13年12月に商業用施設のエネルギー消費量削減に貢献できるエネルギー管理システム「ENeSYS(エネシス)」を開発した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:58 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ジオネクストは収益改善基調を評価して切り返し

 ジオネクスト<3777>(JQS)は収益柱を再生可能エネルギー事業にシフトし、15年12月期は営業黒字化予想である。株価は3月30日の年初来安値122円から7月7日の年初来高値174円まで上伸した。その後は全般地合い悪化も影響して調整局面の形だが、収益改善基調を評価して切り返し展開だろう。

■新規領域の再生可能エネルギー事業、ヘルスケア事業に収益柱をシフト

 14年4月にターボリナックスHDから現社名ジオネクストに商号変更した持株会社である。従来のIT関連事業(ターボリナックスのITソリューション関連)、環境事業(東環のビルメンテナンスサービス)に加えて、新規領域の再生可能エネルギー事業(エリアエナジーの太陽光発電・O&Mサービス、日本地熱発電の地熱・温泉バイナリー発電)、およびヘルスケア事業(仙真堂の調剤薬局・サプリメント事業)を展開している。先端医療関連の遺伝子治療研究所については15年2月の第三者割当増資で持分法適用関連会社に移行した。

 中期成長に向けた基本戦略としては、14年に開始した新規分野の再生可能エネルギー事業に収益柱をシフトし、従来のIT関連事業と環境事業の収益性を確保しつつ、新規分野のヘルスケア事業の拡大・収益化も目指す方針としている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:53 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】日本アジアグループは調整一巡感、16年3月期業績増額余地や復配の可能性も注目点

 日本アジアグループ<3751>(東1)は社会インフラ・環境・エネルギー関連事業の成長戦略を強化している。株価は東証1部への市場変更を好感した5月の年初来高値701円から反落して調整局面の形だ。ただし調整一巡感も強めている。16年3月期は減益予想だが増額余地があり、16年3月期復配の可能性も注目点だ。切り返し展開だろう。

■社会インフラ・環境・エネルギー関連に経営資源を集中

 社会インフラ・環境・エネルギー関連にグループ経営資源を集中し、空間情報コンサルティング事業(国際航業の社会インフラ関連事業)、グリーンプロパティ事業(土壌・地下水保全コンサルティング、戸建住宅・不動産、太陽光発電施設の設計施工)、グリーンエネルギー事業(太陽光発電所の開発・運営・売電事業)、ファイナンシャルサービス事業(日本アジア証券などの証券業)を展開している。防災・減災・社会インフラ更新関連、環境関連、メガソーラー関連、再生可能エネルギー関連などテーマ性は多彩である。

 再生可能エネルギー関連事業に関して、14年10月に子会社JAG国際エナジーが、東京都が創設する官民連携再生可能エネルギーファンドの運営事業者に選定された。そして15年4月には第1号案件として、当社グループが開発したメガソーラー発電所「足柄大井ソーラーウェイ」と「行田ソーラーウェイ」を運営する合同会社に投融資を実行した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:49 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ソフトクリエイトHDはモミ合い煮詰まり感、16年3月期業績予想の増額余地を評価して上放れ期待

 ソフトクリエイトホールディングス<3371>(東1)は、ECサイト構築パッケージソフトを主力としてソリューション事業を展開している。株価は概ね930円〜960円近辺の小幅レンジでモミ合う展開が続いているが、煮詰まり感を強めている。16年3月期業績予想の増額余地を評価して上放れの展開だろう。上値フシの1000円近辺を突破すれば上げ足に弾みがつきそうだ。

■ECサイト構築ソフトで首位

 ECソリューション事業(ECサイト構築パッケージソフト「ecbeing」の販売・保守から、ECサイト構築・運用支援、データセンターでのホスティングサービス提供、ECプロモーション提供までの総合サービス)を主力として、SI事業(自社グループ開発ソフトの販売、基幹系システムの受託開発)、物品販売事業(法人向けIT機器販売など)も展開している。

 顧客のEC事業立ち上げ時の戦略コンサルティングから、ECサイト構築パッケージソフト「ecbeing」の販売・カスタマイズ・保守、ECサイト構築・運用支援、さらにリスティング広告・SEO対策などのプロモーションサービスまで、総合的なサービスを提供していることが強みだ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:44 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アーバネットコーポレーションは売り一巡して調整の最終局面、16年6月期も増収増益基調

 アーバネットコーポレーション<3242>(JQS)は投資用マンション開発・販売を主力としている。株価は年初来高値圏370円〜380円近辺から公募増資を嫌気して反落し、地合い悪化も影響して9日に285円まで下押す場面があったが、その後は売り一巡して310円〜320円近辺で推移している。調整の最終局面のようだ。16年6月期も増収増益基調が期待され、高配当利回りも評価して切り返し展開だろう。なお8月6日に15年6月期の決算発表を予定している。

■投資用・分譲用マンションの開発・販売が主力

 東京23区で投資用・分譲用マンションの開発・販売事業を展開している。収益基盤強化に向けて、15年3月に子会社アーバネットリビングを設立(7月操業)した。戸別分譲事業、マンション管理事業、賃貸事業を展開する。

 REIT、ファンド、海外投資家の参入などで投資用ワンルームマンションに対する投資・購入マインドは旺盛だ。日銀の異次元金融緩和、20年東京夏季五輪、脱デフレ、そして日本経済再生の流れも追い風となる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:40 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】メディアスHDは16年6月期の収益改善期待で反発のタイミング

 メディアスホールディングス<3154>(JQS)は医療機器販売事業を展開している。株価は戻り高値圏2600円台から反落して調整局面だ。7月9日には全般地合い悪化も影響して2301円まで調整する場面があった。ただし16年6月期の収益改善期待で2300円近辺の下値支持線から反発のタイミングだろう。

■医療機器・医療材料の販売が主力、M&Aで営業エリアと規模拡大を推進

 医療機器・医療材料の販売事業を主力として、介護・福祉機器の販売・レンタル事業も展開している。静岡県・神奈川県を地盤とする協和医科器械、およびオズの首都圏・愛知県エリアへの営業強化策に加えて、M&Aを積極活用して営業エリアと規模の拡大戦略を推進している。

 10年7月に栗原医療器械店(群馬県太田市)、12年7月にネットワーク(東京都新宿区)、13年7月に秋田医科器械店(秋田県秋田市)、14年7月にジオット(福島県郡山市)を完全子会社化し、14年10月には福井県内でトップシェアを誇る福井医療(福井県福井市)と資本業務提携した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:36 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】物語コーポレーションは上場来高値圏で堅調、16年6月期も収益拡大基調

 物語コーポレーション<3097>(東1)は焼肉店やラーメン店などの飲食チェーンを展開している。株価は7月8日の上場来高値4635円まで上伸し、その後も上場来高値圏で堅調に推移している。16年6月期も収益拡大基調で続伸展開だろう。

■中部圏と関東圏を中心に焼肉店やラーメン店などをチェーン展開

 中部圏と関東圏を中心に飲食チェーンを直営とFCで全国展開している。郊外型立地を基本として、業態別には「焼肉きんぐ」などの焼肉部門、「丸源ラーメン」などのラーメン部門、「お好み焼き本舗」のお好み焼部門、寿司・しゃぶしゃぶ「ゆず庵」などの専門店部門を展開している。「焼肉きんぐ」は焼肉テーブルバイキング市場のトップブランドが特徴である。

 12年10月には中国・上海に「鍋源(GUO YUAN)」をオープンして海外初出店した。また15年4月には国内で当社初の繁華街型店舗となるプロトタイプ焼肉店「熟成焼肉 肉源」1号店を東京・赤坂にオープンした。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:32 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ストリームは年初来安値から急反発、インバウンド需要関連も注目

 ストリーム<3071>(東マ)は家電やパソコンなどのインターネット通販事業を主力として事業の多角化を推進し、化粧品のインバウンド需要対応も強化している。株価は全般地合い悪化も影響した7月9日の年初来安値145円から急反発し、27日には235円まで上伸する場面があった。調整が一巡して強基調に転換する動きだ。16年1月期大幅増益見通しを再評価して出直り展開だろう。インバウンド需要関連も注目点だ。

■家電製品などのインターネット通販が主力

 家電製品、パソコン、デジタルカメラなどを販売するネット通販サイト「ECカレント」「イーベスト」「特価COM」の運営(インターネット通販事業)を主力としている。

 14年2月には扶桑化学工業<4368>から、化粧品・健康食品の無店舗販売を展開するエックスワンの株式80%を取得して連結子会社化し、化粧品・健康食品を中心とした生活必需品の販売事業を開始した。また他社のネット通販を支援する各種販売支援事業(ECサイト運営業務代行サービス)も展開している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:28 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ラクーンは06年以来の高値水準まで上伸、16年4月期増収増益基調を評価

 ラクーン<3031>(東マ)は企業間電子商取引(EC)サイト運営を主力として事業領域拡大戦略を加速している。株価(8月1日付の株式3分割遡及修正後)は400円近辺のフシを突破して7月23日の599円まで上伸した。06年以来の高値水準だ。その後は目先的な過熱感を強めて利益確定売りが優勢の形だが、16年4月期の増収増益基調を評価する流れに変化はないだろう。

■アパレル・雑貨分野の企業間ECサイト「スーパーデリバリー」運営が主力

 アパレル・雑貨分野の企業間(BtoB)ECサイト・スーパーデリバリー運営を主力として、クラウド受発注ツールのCOREC(コレック)事業、BtoB掛売り・請求書決済代行サービスのPaid(ペイド)事業、売掛債権保証事業など周辺分野にも事業領域を広げている。

 なお15年4月期からセグメント区分を、スーパーデリバリーとCORECのEC事業、およびPaid事業、売掛債権保証事業の3区分とした。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:24 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エフティコミュニケーションズは株式分割と配当増額修正を好感して年初来高値圏

 エフティコミュニケーションズ<2763>(JQS)は法人向けのLED照明、ビジネスホン、OA機器などの販売事業を主力としている。株価は7月17日に発表した株式分割と配当増額修正を好感して、7月21日に年初来高値2500円まで急伸した。16年3月期増収増益基調や3%台の高配当利回りも評価して続伸展開だろう。なお8月10日に第1四半期(4月〜6月)の業績発表を予定している。

■法人向けLED照明、ビジネスホン、OA機器などの販売が主力

 13年6月にTOBで光通信<9435>の連結子会社となり、法人向けLED照明等環境関連商品、ビジネスホン等情報通信機器、OA機器、SOHOスモールサーバーなどを販売する法人事業、一般消費者向け光回線サービス取次販売やドコモショップ運営などのコンシューマ事業を展開している。

 なお5月14日に会社分割による持株会社への移行と商号変更を発表した。15年8月3日を効力発生日(予定)として、ソリューション事業を新設のエフティコミュニケーションズとエフティコミュニケーションズウエストの2社に承継し、持株会社となる当社の社名をエフティグループに変更する。持株会社として上場を維持する。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:19 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】トシン・グループは16年5月期増益予想、割安感を見直して反発期待

 トシン・グループ<2761>(JQS)は電設資材などの卸売事業を展開している。株価は全般地合い悪化の影響を受けて安値圏2600円近辺でのモミ合いから下放れる場面があったが、影響は一時的のようだ。16年5月期は増益予想であり、指標面の割安感を見直して反発展開が期待される。

■首都圏中心に電設資材や住宅設備機器の卸売事業を展開

 首都圏を中心として、電設資材や住宅設備機器などの卸売事業を展開する持株会社である。小口多数販売や、専門部署による得意先営業活動支援サービスなどを特徴としている。

 取扱商品や営業拠点網の拡充などで事業基盤強化を推進している。15年1月には小山営業所、15年6月には佐野営業所を開設した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:15 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】翻訳センターはモミ合い上放れて強基調に転換、インバウンド関連として注目

 翻訳センター<2483>(JQS)は翻訳・通訳事業を展開している。株価は長期モミ合いから上放れて強基調に転換する動きだ。インバウンド関連として注目され、16年3月期の増収増益基調も評価して続伸展開だろう。なお8月10日に第1四半期(4月〜6月)の業績発表を予定している。

■企業向け翻訳サービス事業を主力に業容拡大

 特許・医薬・工業・法務・金融分野を中心として企業向け翻訳サービス事業を展開している。また業容拡大に向けて、12年9月に通訳・翻訳・国際会議運営のアイ・エス・エス(ISS)を子会社化、13年6月にアイタスからIT関連のローカライゼーション/マニュアル翻訳事業の一部譲り受けた。14年10月には医薬品承認申請・取得に関するメディカルライティング業務を専門に受託する子会社パナシアを設立した。

 主力の翻訳事業では専門性の高い産業翻訳に特化している。グループ全体で約6200名の登録者を確保し、対応可能言語は約70言語と国内最大規模である。また取引社数は4000社、年間受注件数は5万9000件に達している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:11 | アナリスト銘柄分析
2015年07月29日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ワイヤレスゲートは調整の最終局面、中期成長力を見直して出直り、インバウンド関連も注目点

 ワイヤレスゲート<9419>(東マ)はワイヤレス・ブロードバンドサービスを基盤として事業展開している。株価は地合い悪化の影響で7月9日に年初来安値2505円まで調整する場面があったが、素早く3000円近辺まで戻している。調整の最終局面だろう。15年12月期も増収増益基調であり、インバウンド関連や地方創生関連のテーマ性も注目される。中期成長力を見直して出直り展開だろう。なお8月4日に第2四半期累計(1月〜6月)の業績発表を予定している。

■ワイヤレス・ブロードバンドサービスを提供

 通信事業者からインフラを借り受けてワイヤレス・ブロードバンドサービス(Wi−Fi、WiMAX、LTE)を提供するMVNO(仮想移動体通信事業者)である。販売チャネルはヨドバシカメラ、および携帯電話販売最大手ティーガイア<3738>を主力としている。月額有料会員数の積み上げに伴って収益が拡大するストック型収益構造で、社員1人当たり営業利益額の高さも特徴だ。

■中期成長に向けてインフラ構築・運用支援など新規事業も推進

 中期成長に向けた重点戦略として、M&A・提携も活用したサービス提供エリア拡大、サービスラインナップ拡充、新規事業推進などを掲げている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:41 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】Jトラストは下値支持線に到達して反発のタイミング、自己株式取得も評価材料

 Jトラスト<8508>(東2)は金融事業を主力として、国内外におけるM&Aや事業再編で業容を拡大させている。株価は5月の年初来高値1335円から反落し、地合い悪化も影響して7月9日に994円、28日に998円まで調整する場面があった。ただし1000円近辺の下値支持線に到達して反発のタイミングだろう。自己株式取得も評価材料だ。なお8月12日に第1四半期(4月〜6月)の業績発表を予定している。

■国内金融事業を主力に、国内外でM&Aを積極活用して業容拡大

 国内金融事業(事業者向け貸付、消費者向け貸付、クレジット・信販、信用保証、債権買取)を主力に、国内外でM&Aや債権承継などを積極活用し、不動産事業、アミューズメント事業、海外事業などに業容拡大戦略を推進している。

 なお16年3月期から事業セグメントを再構成し、国内金融事業(保証および債権回収業)、韓国金融事業(銀行業、リース・割賦業、債権買取・回収業)、東南アジア金融事業(銀行業、販売金融業)からなる金融事業と、アミューズメント事業(アミューズメント施設運営、娯楽機器製造)、不動産事業(注文住宅建設、収益物件の仕入・販売)、その他非金融事業(介護事業、ITシステム事業)からなる非金融事業とする。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:31 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】リンテックは調整の最終局面、16年3月期増収増益・連続増配予想を評価して反発

 リンテック<7966>(東1)は粘着製品の大手である。株価は3000円台の年初来高値圏から反落し、地合い悪化も影響して水準を切り下げた。ただし1月の年初来安値2498円に接近して調整の最終局面のようだ。16年3月期の増収増益・連続増配予想を評価して反発展開だろう。なお8月6日に第1四半期(4月〜6月)の業績発表を予定している。

■高度な粘着技術と表面改質技術をベースとして幅広い分野に事業展開

 高度な粘着応用技術と表面改質技術(粘着剤や表面コート剤の開発・配合・塗工技術)に強みを持ち、印刷材・産業工材関連(シール・ラベル用粘着紙・粘着フィルム、ウインドーフィルム、自動車用・工業用粘着製品など)、電子・光学関連(半導体関連粘着テープ・装置、積層セラミックコンデンサー製造用コートフィルム、液晶用偏光・位相差フィルム粘着加工など)、洋紙・加工材関連(カラー封筒用紙、粘着製品用剥離紙・剥離フィルム、炭素繊維複合材料用工程紙など)の分野に幅広く事業展開している。

■中期経営計画で17年3月期ROE8%以上目標

 14年4月にスタートした3ヵ年中期経営計画「LIP−2016」では重点テーマを、グローバル展開のさらなる推進、次世代を担う革新的新製品の創出、強靭な企業体質への変革、戦略的M&Aの推進、人財の育成とした。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:25 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】クリナップは調整一巡感、0.6倍近辺の低PBRを見直し

 クリナップ<7955>(東1)はシステムキッチンの大手である。株価は860円〜900円近辺の小幅レンジでモミ合う展開だが、16年3月期の営業減益予想を織り込んで調整一巡感を強めている。0.6倍近辺の低PBRも見直してレンジ下限から切り返し展開だろう。

■システムキッチンの大手、システムバスルームも展開

 厨房部門(システムキッチン)を主力として、浴槽・洗面部門(システムバスルーム・洗面化粧台)も展開し、中期経営計画では「ザ・キッチンカンパニー」の確立を目指している。

 そして重点施策として、システムキッチン「S.S.」「クリンレディ」「ラクエラ」を軸とした商品ラインナップの充実、ブランド力の強化、中高級システムキッチンの市場シェア上昇および普及クラスの強化、全国のショールームへの集客強化と総合競争力の強化、会員登録制組織「水まわり工房」加盟店との連携強化とリフォーム需要の取り込み、トータルコストの低減、CPS活動の全社展開による業務効率化、20年サポートを支える業務システムの整備、そして海外事業の強化などを推進している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:21 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】松田産業は調整局面だが下値も限定的、指標面の割安感を見直して反発期待

 松田産業<7456>(東1)は貴金属リサイクル事業を主力として農林水産品販売事業も展開している。株価は年初来高値圏1500円〜1600円近辺でのモミ合い下放れて調整局面だが下値も限定的のようだ。0.7倍近辺の実績PBRなど指標面に割安感があり、調整一巡して反発展開が期待される。

■貴金属リサイクルや農林水産品販売を展開

 貴金属リサイクルを主力とする貴金属関連事業、および農林水産品を扱う食品関連事業を展開している。貴金属関連事業では「東アジアNO.1リファイナー」を目指し、国内外の拠点拡充、貴金属原料の確保と化成品などの製品販売強化、および製品・技術開発強化を推進している。

 海外は貴金属関連事業で中国、台湾、シンガポール、タイ、フィリピン、マレーシア、ベトナムに展開し、ベトナムでは貴金属製錬工場の建設を進めている。食品関連事業は中国、タイに拠点展開している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:17 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アライドテレシスHDは調整の最終局面、サイバーセキュリティ関連のテーマ性

 アライドテレシスホールディングス<6835>(東2)はネットワーク関連機器を中心に総合ITソリューションを展開している。株価は6月24日に動意づいて104円まで急伸する場面があったが買いが続かず、その後は70円〜75円近辺でモミ合う展開だ。ただし調整の最終局面だろう。サイバーセキュリティ関連のテーマ性も注目点で反発展開が期待される。なお8月12日に第2四半期累計(1月〜6月)の業績発表を予定している。

■ネットワーク関連機器中心に総合ITソリューションを展開

 世界23カ国・40連結子会社を統括する純粋持株会社で、ネットワーク関連機器およびソリューションの企画・開発・製造・販売・保守事業などを展開している。さらにネットワーク機器メーカーからITインフラ・スペシャリストへのシフトを目指し、総合ITソリューションおよびサービスの提供を強化している。

 14年12月に新SDNソリューションを開発した。ストラトスフィア、ラクラス、クオリティソフト、トレンドマイクロ<4704>インターネットイニシアティブ(IIJ)<3774>と連携し、ネットワーク運用管理効率化とセキュリティー強化を実現する新しいコンセプトのソリューションとしている。販売開始は15年12月期第2四半期(4月〜6月)で自治体・文教・医療市場を中心に販促活動を強化する方針だ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:13 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】サクセスHDはTOB終了して安値圏モミ合いだが、中期成長力を見直し

 サクセスホールディングス<6065>(東1)は保育園運営事業を展開している。株価はジェイコムホールディングス<2462>によるTOBが終了して安値圏1200円〜1300円近辺でモミ合う展開だ。ただし5月の年初来安値1166円まで下押す動きは見られない。アベノミクス成長戦略が追い風であり、中期成長力を見直す動きが徐々に強まりそうだ。なお8月7日に第2四半期累計(1月〜6月)の業績発表を予定している。

■神奈川と東京を地盤に保育園運営

 保育園を運営するサクセスアカデミーの持株会社で、病院・大学・企業などが設置主体の事業所内保育室を受託運営する受託保育事業と、認可保育園・認証保育所・学童クラブ・児童館・全児童対策事業施設など公的保育施設を運営する公的保育事業を展開している。保育園業界3位の売上規模である。

 従量制の請求方法や24時間365日の運営対応など、利用者の視点に立った最適な保育サービスを提供していることが強みだ。受託保育事業では委託先の予算や要望に合わせた保育設計で、さまざまな利用定員数、施設場所、利用時間帯、保育内容などを実現している。公的保育事業は利用者から徴収する利用料と自治体からの補助金が当社の収入となる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:08 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】MRTは第1四半期進捗率高水準で16年3月期予想は増額濃厚、底値圏から反発

 MRT<6034>(東マ)は医師プラットフォームを運営して医療人材紹介事業を主力としている。28日発表した第1四半期(4月〜6月)業績の進捗率は高水準で、16年3月期業績の会社予想は増額が濃厚だ。株価は調整局面が続いたが、第1四半期の高進捗率を評価して底値圏から反発展開だろう。

■医師プラットフォーム運営で医療人材紹介事業が主力

 14年12月東証マザーズ市場に新規上場した。インターネットを活用した医師プラットフォームを運営し、医師を中心とする医療人材紹介事業を主力としている。東京大学医学部附属病院の医師互助組織を母体としているため、医師視点のサービスや医師を中心とする医療分野の人材ネットワークが強みであり、東大卒医師の3人に1人はMRT会員に登録している。

 主力のサービスは、非常勤医師を紹介する外勤紹介サービスの「Gaikin」、常勤医師を紹介する転職紹介サービスの「career」、医局向けサービスの「ネット医局」などである。15年3月期末時点で医師紹介件数は累計70万件を突破した。また看護師・薬剤師・臨床検査技師・臨床工学技士・放射線技師などの転職・アルバイト情報サイト「コメディカル」も運営し、15年4月には医師とコンシューマを繋ぐ医療情報発信メディア「Good Doctors」も開始した。
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