[アナリスト銘柄分析]の記事一覧
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記事一覧 (08/28)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】寿スピリッツは地合い悪の売り一巡、中期成長力を評価する流れに変化なし
記事一覧 (08/28)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】イワキは地合い悪化の売り一巡、0.4倍近辺の低PBRも見直し
記事一覧 (08/28)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ティムコは地合い悪化の売り一巡感、低PBRも見直して切り返し
記事一覧 (08/28)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インテリジェントウェイブは地合い悪化の売り一巡して切り返し、16年6月期も増収増益基調
記事一覧 (08/28)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ソフトクリエイトHDは地合い悪化の影響は限定的、モミ合い上放れ期待
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記事一覧 (08/28)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】山下医科器械は地合い悪化の売り一巡感、16年5月期業績の会社予想に増額余地
記事一覧 (08/28)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エスアールジータカミヤの16年3月期第1四半期は大幅減益だったが通期は増収増益基調
記事一覧 (08/27)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】カーリットホールディングスは水準切り下げたが売られ過ぎ感、0.6倍近辺の低PBRを見直し
記事一覧 (08/27)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エフティグループは自己株式取得を発表、3%台の配当利回りも注目して7月高値目指す
記事一覧 (08/27)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】京写は悪地合いの売り一巡して切り返し、次世代無線通信技術を京都大学と共同研究
記事一覧 (08/27)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】日本スキー場開発は地合い悪化の売り一巡、16年7月期も増収増益基調
記事一覧 (08/27)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】MRTは売り一巡して底打ちの可能性、16年3月期業績予想は増額濃厚
記事一覧 (08/27)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インフォコムは悪地合いの売り一巡、16年3月期増収増益・増配予想を見直し
記事一覧 (08/27)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】TACは急伸後の日柄調整だが収益改善基調を評価して切り返し
記事一覧 (08/27)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ピックルスコーポレーションは地合い悪化の売り一巡、指標面の割安感を見直し
記事一覧 (08/26)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】サンバイオは日本発・世界初の再生細胞薬の開発目指す創薬ベンチャー
記事一覧 (08/26)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】生化学工業は地合い悪化で急落したが、売り一巡感
記事一覧 (08/26)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ティー・ワイ・オーは地合い悪化で急落したが売られ過ぎ感、16年7月期も増収増益基調
2015年08月28日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】寿スピリッツは地合い悪の売り一巡、中期成長力を評価する流れに変化なし

 寿スピリッツ<2222>(東1)は「お菓子の総合プロデューサー」を掲げて地域限定ブランド菓子の製造・販売を展開している。第1四半期(4月〜6月)は大幅増収増益だった。株価は地合い悪化の影響で急落する場面があったが素早く切り返している。目先的な売りは一巡したようだ。16年3月期増収増益基調であり、インバウンド消費関連、地方創生関連、伊勢志摩サミット関連も注目点だ。中期成長力を評価する流れに変化はなく上値を試す展開だろう。

■地域限定ブランド菓子を製造・販売

 地域事業会社を傘下に置き、地域限定ブランド菓子の製造・販売を主力としている。駅・空港・高速道路SAなど交通機関チャネルでの販売比率が高いことも特徴だ。

 主要子会社は、山陰地区中心に「お菓子の壽城」「ラングドシャ」ブランドなどを展開する寿製菓、北海道中心に「ルタオ」ブランドを展開するケイシイシイ、首都圏中心に「東京ミルクチーズ工場」「ザ・メープルマニア」など洋菓子を展開するシュクレイ、九州中心に「赤い風船」ブランドを展開する九十九島グループ、関西中心に「遊月亭」ブランドを展開する但馬寿、そして販売子会社(東海地区3社、中国・九州地区4社、関西地区2社)である。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:40 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】イワキは地合い悪化の売り一巡、0.4倍近辺の低PBRも見直し

 イワキ<8095>(東1)は医薬品・医薬品原料・化成品などを主力とする専門商社である。株価は地合い悪化の影響で8月25日に年初来安値198円まで急落する場面があったが、26日と27日には218円まで戻して売り一巡感を強めている。ジェネリック医薬品に関する政府の骨太方針やインバウンド需要も追い風であり、2%台後半の配当利回りや0.4倍近辺の低PBRも見直して切り返す展開だろう。

■医薬品・医薬品原料・化成品などを主力とする専門商社

 1914年創業の医薬品商社で、医薬品事業(医療用・一般用・動物用医薬品の製造・販売、調剤薬局経営)、医薬品原料・香粧品原料事業(医薬品・香粧品原料の製造・販売、化粧品OEM製造)、化成品事業(電子工業用薬品・表面処理用薬品・化成品の製造・販売)、食品原料・機能性食品事業(食品原料の製造・販売、サプリメントOEM製造)、その他事業(医療機器の販売、化粧品の製造・販売)を展開している。

■中期成長に向けて卸売・商社・メーカー機能の連携を強化

 全国の医薬品卸・医療機関・ドラッグストアなどに医薬品や機能性食品などを供給する卸売機能、国内外のメーカーなどを開拓して輸出入する商社機能、グループ内の岩城製薬(ジェネリック医薬品・医薬品原料、医療機関向け化粧品など)とメルテックス(表面処理薬品など)のメーカー機能を併せ持つことが強みで、卸売・商社・メーカー機能の連携を強化している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:36 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ティムコは地合い悪化の売り一巡感、低PBRも見直して切り返し

 ティムコ<7501>(JQS)はフィッシング用品とアウトドア用品の企画・販売事業を展開している。株価は地合い悪化で急落する場面があったが、売り一巡感を強めている。15年11月期は収益改善基調が期待され、0.2倍近辺の低PBRも見直して切り返す展開だろう。

■フィッシング用品とアウトドア用品の企画・販売

 フィッシング用品とアウトドア用品の企画・開発・販売事業を展開し、アウトドア衣料ブランド「フォックスファイヤー」の商品力強化や、直営店舗「フォックスファイヤーストア」の収益力向上に取り組んでいる。

 20年東京夏季五輪開催に向けて、登山・アウトドア・スポーツ関連の需要盛り上がりも期待される。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:31 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インテリジェントウェイブは地合い悪化の売り一巡して切り返し、16年6月期も増収増益基調

 インテリジェントウェイブ<4847>(JQS)は金融分野や情報セキュリティ分野を中心にシステムソリューション事業を展開している。株価は地合い悪化の影響で25日に389円まで急落したが、27日には494円まで戻した。地合い悪化の売りが一巡したが依然として売られ過ぎ感の強い水準だ。16年6月期の増収増益基調を評価して切り返す展開だろう。サイバーセキュリティ関連も注目点だ。

■金融システムや情報セキュリティ分野のソリューションが主力

 大日本印刷<7912>の連結子会社で、ソフトウェア開発中心にソリューションを提供する金融システムソリューション事業、情報セキュリティ分野中心にパッケージソフトウェアや保守サービスを提供するプロダクトソリューション事業を展開している。クレジットカード会社、ネット銀行、証券会社など金融関連のシステム開発受託・ハードウェア販売・保守サービスが収益柱だ。

 金融システムソリューション事業では、クレジットカード決済のフロント業務関連システムから、バックオフィス業務関連など基幹業務システム関連への事業領域拡大を目指している。またプロダクトソリューション事業では、サイバー攻撃や情報漏えいに対応したセキュリティ関連のソリューションを強化している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:27 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ソフトクリエイトHDは地合い悪化の影響は限定的、モミ合い上放れ期待

 ソフトクリエイトホールディングス<3371>(東1)は、ECサイト構築パッケージソフトを主力としてソリューション事業を展開している。株価は地合い悪化の影響で急落する場面があったが、売り一巡して素早くモミ合いレンジに回帰する動きだ。影響は一時的・限定的のようだ。16年3月期業績予想に増額余地があり、煮詰まり感を強めてモミ合い上放れの展開だろう。

■ECサイト構築ソフトで首位

 ECソリューション事業(ECサイト構築パッケージソフト「ecbeing」の販売・保守から、ECサイト構築・運用支援、データセンターでのホスティングサービス提供、ECプロモーション提供までの総合サービス)を主力として、SI事業(自社グループ開発ソフトの販売、基幹系システムの受託開発)、物品販売事業(法人向けIT機器販売など)も展開している。

 顧客のEC事業立ち上げ時の戦略コンサルティングから、ECサイト構築パッケージソフト「ecbeing」の販売・カスタマイズ・保守、ECサイト構築・運用支援、さらにリスティング広告・SEO対策などのプロモーションサービスまで、総合的なサービスを提供していることが強みだ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:23 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アールテック・ウエノは米スキャンポ社がTOB発表、株価はTOB価格にさや寄せ

 アールテック・ウエノ<4573>(JQS)は眼疾患領域や皮膚疾患領域を中心に展開する創薬ベンチャーである。8月26日にスキャンポファーマ合同会社が当社株式に対するTOBを発表し、当社も賛同意見を表明した。株価はTOB価格1900円にさや寄せする動きだ。なお完全子会社化を目指しているため当社株式は上場廃止となる予定だ。

■米スキャンポ社が当社に対するTOBを発表

 8月26日に米スキャンポ社がスキャンポファーマ合同会社を通じて、当社株式に対するTOB(株式公開買付)を発表した。買付価格は普通株式1株あたり1900円、買付期間は8月27日〜10月13日で、完全子会社化を目指す。

 当社も8月26日、TOBに賛同の意見を表明し、当社株主に対して本公開買付への応募を推奨することを決議した。公開買付者が完全子会社化を目指しているため、当社株式は上場廃止となる予定だ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:17 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アルコニックスは地合い悪化の売り一巡して切り返し、指標面の割安感も見直し

 アルコニックス<3036>(東1)は商社機能と製造業を融合した「非鉄金属の総合企業」を目指している。株価は地合い悪化の影響で急落する場面があったが、目先的な売りが一巡して切り返す動きだ。そして依然として売られ過ぎ感の強い水準だ。16年3月期業績の会社予想は増額含みであり、指標面の割安感や中期成長力を見直して反発展開だろう。

■商社機能と製造業を融合した「非鉄金属の総合企業」

 軽金属・銅製品(伸銅品、銅管、アルミフィン材など)、電子・機能材(レアメタル・レアアース、チタン・ニッケル製品など)、非鉄原料(アルミ・亜鉛地金など)、建設・産業資材(配管機材など)を取り扱う非鉄金属商社である。

 レアメタル分野に強みを持つことも特徴だが、中期成長に向けて商社機能と製造業を融合した「非鉄金属の総合企業」を目指し、M&Aも積極活用して、非鉄金属の周辺分野も含めた川上(製造)〜川中(流通)〜川下(問屋)を網羅するビジネス展開を推進している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:14 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】山下医科器械は地合い悪化の売り一巡感、16年5月期業績の会社予想に増額余地

 山下医科器械<3022>(東1)は九州を地盤とする医療機器専門商社である。株価は地合い悪化の影響で急落したが、1月の年初来安値を割り込まず売り一巡感を強めている。1600円近辺が下値支持線の形だ。指標面には割安感があり、16年5月期業績の会社予想の増額余地も見直して、下値支持線から切り返し展開が期待される。

■九州を地盤とする医療機器専門商社

 九州を地盤とする医療機器専門商社である。医療機器の販売・メンテナンスおよび医療材料・消耗品などの販売を主力として、子会社イーピーメディックは整形インプラントを製造販売している。

 中期成長に向けて、九州最大の需要地である福岡県での市場シェア拡大を最重点戦略としている。医療機関向けSPD(病院医療材料管理業務)の契約施設数増加に対応するため、13年7月に福岡SPDセンター(福岡県福岡市)を新設し、鳥栖SPDセンター(佐賀県鳥栖市)との2拠点体制とした。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:09 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エスアールジータカミヤの16年3月期第1四半期は大幅減益だったが通期は増収増益基調

 エスアールジータカミヤ<2445>(東1)は建設用仮設機材販売・レンタルの大手である。株価は第1四半期(4月〜6月)大幅減益に対するネガティブ反応は限定的だったが、その後の地合い悪化の影響を受けてモミ合いから下放れの形となった。ただし27日は急反発して調整一巡感を強めている。反発展開が期待される。

■建設用仮設機材販売・レンタルの大手

 建築・土木・橋梁用仮設機材、移動昇降式足場「リフトクライマー」や、子会社ホリーの太陽光パネル架台などの販売・レンタル事業を展開している。戦略商品として作業環境改善・作業効率向上につながる次世代足場「Iq(アイ・キュー)システム」の拡販を推進している。

 グループ力強化に向けた動きも積極化し、14年4月に海洋土木・港湾分野に実績を持つ土木・建築用仮設資材のアサヒ工業(大阪市)を子会社化した。15年4月には子会社ホリーの仮設営業部門を当社に移管し、仮設事業に関連する営業部門を統合した。グループの経営資源を集約して仮設事業におけるシナジーを高める戦略だ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:04 | アナリスト銘柄分析
2015年08月27日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】カーリットホールディングスは水準切り下げたが売られ過ぎ感、0.6倍近辺の低PBRを見直し

 カーリットホールディングス<4275>(東1)は自動車用緊急保安炎筒を主力として化学品、ボトリング、産業用部材などに事業展開している。株価は7月発表の公募増資を懸念し、さらに地合い悪化も影響して水準を切り下げたが売られ過ぎ感を強めている。16年3月期営業増益予想や0.6倍近辺の低PBRを見直して反発展開だろう。

■化学品、ボトリング、産業用部材を展開、M&Aで事業多様化

 日本カーリットが株式移転で設立した純粋持株会社である。化学品事業(産業用爆薬、自動車用緊急保安炎筒、信号炎管、化成品関連、電子材料・機能性材料、危険性評価試験受託、2次電池充放電試験受託など)、ボトリング事業、産業用部材事業(半導体用シリコンウェーハ、研削材、耐火・耐熱金物、スプリングワッシャーなど)を展開している。

 自動車用緊急保安炎筒は新車装着用・車検交換用を展開し、国内市場シェアは約8〜9割と想定されている。ボトリング事業は伊藤園<2593>向けが主力である。半導体用シリコンウェーハは小口径4〜6インチの市場を主力としている。海外は中国・上海、シンガポールに展開している。

 前中期経営計画「飛躍500」では「事業領域の拡大、市場の拡大、シェアの拡大という3つの拡大戦略により売上高500億円の化学会社への成長」を基本方針として、グループ収益基盤と総合力強化に向けたM&A戦略で事業の多角化を推進した。12年1月に工業用塗料販売・塗装工事の富士商事、12年8月に耐火・耐熱金物等製造販売の並田機工、13年10月に一級建築士事務所の総合設計、14年2月に各種スプリング製造・販売の東洋発條工業を子会社化した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:06 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エフティグループは自己株式取得を発表、3%台の配当利回りも注目して7月高値目指す

 エフティグループ<2763>(JQS)法人向けの情報通信機器・環境関連商品の販売を主力としている。株価は地合い悪化の影響で25日に年初来安値1700円まで急落する場面があったが、終値では1933円まで戻し、さらに26日は自己株式取得発表を好感して2053円まで上伸した。自己株式取得、10月1日付株式3分割、16年3月期増収増益基調を評価して7月高値を目指す展開だろう。3%台の高配当利回りも注目点だ。

■法人向けLED照明、ビジネスホン、OA機器などの販売が主力

 13年6月にTOBで光通信<9435>の連結子会社となり、15年8月3日付で会社分割によって持株会社へ移行し、社名をエフティコミュニケーションズからエフティグループに変更した。

 事業を承継した新設のエフティコミュニケーションズとエフティコミュニケーションズウエストなど傘下の事業会社で、法人事業(中小企業・個人事業主向けLED照明等環境関連商品、ビジネスホン・OA機器・SOHOスモールサーバー等情報通信機器の販売、およびWEB制作サービスやインターネットサービスの提供)、コンシューマ事業(一般消費者向けインターネットサービスの提供、およびドコモショップ運営)を展開している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:11 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】京写は悪地合いの売り一巡して切り返し、次世代無線通信技術を京都大学と共同研究

 京写<6837>(JQS)はプリント配線板の大手メーカーである。京都大学と次世代無線通信技術「カオスCDMA」の共同研究契約を締結した。株価は急伸した8月11日高値849円から地合い悪化で急反落したが、目先的な売りが一巡して切り返す動きだ。16年3月期増収増益予想であり、今期予想PERに割安感が強い。上値を試す展開だろう。

■プリント配線板の大手メーカー

 世界最大の生産能力を誇る片面プリント配線板、および両面プリント配線板を収益柱として、実装治具関連事業も展開している。

 プリント配線板は防塵対策基板、高熱伝導・放熱基板、ファイン回路片面基板などに技術的な強みを持ち、生産は国内および中国、インドネシアに拠点展開している。また実装治具関連事業も強化し、14年10月にはキクデンインターナショナルからフロー半田付け搬送キャリア事業を譲り受けた。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:06 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】日本スキー場開発は地合い悪化の売り一巡、16年7月期も増収増益基調

 日本スキー場開発<6040>(東マ)は関東甲信越を中心にスキー場運営事業を展開している。株価は地合い悪化の影響で急落する場面があったが、目先的な売りが一巡して切り返す動きだ。16年7月期も増収増益基調が期待され、22年中国・北京冬季五輪も収益拡大に向けた追い風となりそうだ。

■関東甲信越を中心にスキー場を運営

 05年12月に日本駐車場開発<2353>の戦略子会社として設立し、関東甲信越を中心にスキー場運営事業を展開している。スキー場運営専業として国内初の上場企業だ。

 15年3月時点で長野県・HAKUBA VALLEYエリアの4スキー場(白馬八方尾根スキー場、白馬岩岳スノーフィールド、栂池高原スキー場、鹿島槍スキー場)、長野県・竜王スキーパーク、群馬県・川場スキー場、および岐阜県・めいほうスキー場の7スキー場を運営している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:02 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】MRTは売り一巡して底打ちの可能性、16年3月期業績予想は増額濃厚

 MRT<6034>(東マ)は医師プラットフォームを運営して医療人材紹介事業を主力としている。株価は地合い悪化の影響で8月25日に上場来安値991円まで下押す場面があったが、26日は1213円まで切り返した。売りが一巡して底打ちした可能性がありそうだ。16年3月期業績の会社予想は増額が濃厚であり、底打ちを確認して切り返す展開だろう。

■医師プラットフォーム運営で医療人材紹介事業が主力

 インターネットを活用した医師プラットフォームを運営し、医師を中心とする医療人材紹介事業を主力としている。東京大学医学部附属病院の医師互助組織を母体としているため、医師視点のサービスや医師を中心とする医療分野の人材ネットワークが強みであり、東大卒医師の3人に1人はMRT会員に登録している。

 主力のサービスは、非常勤医師を紹介する外勤紹介サービスの「Gaikin」、常勤医師を紹介する転職紹介サービスの「career」、医局向けサービスの「ネット医局」である。15年3月期末時点で医師紹介件数は累計70万件を突破した。また看護師・薬剤師・臨床検査技師・臨床工学技士・放射線技師などの転職・アルバイト情報サイト「コメディカル」も運営し、15年4月には医師とコンシューマを繋ぐ医療情報発信メディア「Good Doctors」も開始した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:56 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インフォコムは悪地合いの売り一巡、16年3月期増収増益・増配予想を見直し

 インフォコム<4348>(JQS)はITサービスや電子書籍配信サービスを主力としている。株価は地合い悪化の影響で25日に981円まで調整したが、2月の年初来安値882円まで下押すことなく、26日は1095円まで戻している。悪地合いに伴う目先的な売りが一巡したようだ。指標面に割高感はなく、16年3月期の増収増益・増配予想を見直して切り返す展開だろう。

■ITサービス事業とネットビジネス事業を展開

 帝人<3401>グループで、企業向けにITソリューションを提供するITサービス(ヘルスケア、エンタープライズ、サービスビジネス)事業と、一般消費者向けに電子書籍配信サービス、eコマース、各種デジタルコンテンツなどを提供するネットビジネス事業(子会社アムタス)を展開している。

 06年11月開始のスマートフォン・フィーチャーフォン向け電子書籍配信サービス「めちゃコミック」は、各携帯キャリアのスマートフォン公式キャリアサービス電子書籍カテゴリーで1位を独占し、月間利用者数が500万人を記録するなど国内トップクラスの地位を強固にしている。また13年11月開始のマルチデバイス対応電子書籍配信サービス「ekubostore(エクボストア)」も拡大基調だ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:52 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】TACは急伸後の日柄調整だが収益改善基調を評価して切り返し

 TAC<4319>(東1)は「資格の学校」を運営し、新領域への事業展開も強化している。株価は第1四半期(4月〜6月)の大幅増益を好感して8月7日の年初来高値357円まで急伸した。その後は利益確定売りや地合い悪化の影響で反落して急伸後の日柄調整局面だが下値固めは完了している。M&Aも活用した新領域への事業展開戦略、そして収益改善基調を評価して切り返す展開だろう。

■財務・会計分野を中心に幅広い分野で「資格の学校」を運営

 財務・会計分野(簿記検定・公認会計士など)、経営・税務分野(税理士・中小企業診断士など)、金融・不動産分野(宅建・不動産鑑定士・FPなど)、法律分野(司法試験・司法書士など)、公務員・労務分野(社会保険労務士・国家総合職など)、その他分野(情報・国際、医療・福祉など)といった幅広い分野で「資格の学校」を運営している。また法人研修事業、出版事業、人材事業も展開している。

■M&Aも活用して新領域への事業展開を強化

 財務・会計、経営・税務、法律など既存領域の市場が縮小傾向のため、中期成長に向けて、オンライン教育サービス(Webなどの通信系講座)や、M&Aも積極活用して教員、医療、介護、語学など新領域への事業展開も強化している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:46 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ピックルスコーポレーションは地合い悪化の売り一巡、指標面の割安感を見直し

 ピックルスコーポレーション<2925>(JQS)は漬物やキムチ製品の最大手である。株価は地合い悪化も影響して8月25日に950円まで急落する場面があったが、26日は1078円まで切り返している。地合い悪化に伴う売りが一巡したようだ。1桁台の予想PER、1倍割れ水準の実績PBRなど、指標面の割安感を見直して反発展開だろう。

■漬物製品の最大手、主力の「ご飯がススム キムチ」のブランド力向上

 漬物・浅漬・キムチなど漬物製品の最大手メーカーである。セブン&アイ・ホールディングス<3382>など大手量販店・コンビニエンスストアが主要取引先であり、ブランド力の向上、新製品の積極投入、成長市場である惣菜製品の強化などを推進している。主力の「ご飯がススム キムチ」シリーズのブランド力向上とともに収益力も大幅に高まっている。

 事業エリア拡大や供給能力増強に向けた動きも加速し、中・四国エリアでは広島新工場(ピックルスコーポレーション関西)、北海道エリアでは札幌新工場(ピックルスコーポレーション札幌)が稼動している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:42 | アナリスト銘柄分析
2015年08月26日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】サンバイオは日本発・世界初の再生細胞薬の開発目指す創薬ベンチャー

 サンバイオ<4592>(東マ)は日本発・世界初の再生細胞薬の開発を目指す創薬ベンチャーである。株価は地合い悪化も影響して上場来安値圏で調整局面だが売られ過ぎ感を強めている。そして25日は取引時間中に前日比41円高の999円まで戻す場面があった。調整の最終局面のようだ。再生細胞薬「SB623」の超大型新薬としての期待感は強く反発のタイミングだろう。

■脳神経分野で日本発・世界初の再生細胞薬の開発を目指す

 01年2月米国サンバイオ設立、13年2月日本法人サンバイオ設立、14年1月日米親子逆転の企業再編を実施、15年4月東証マザーズに新規上場した。

 脳神経に係る疾患(眼科含む)分野で、慢性期脳梗塞(発症後6ヶ月経過した脳梗塞)、外傷性脳損傷、加齢黄斑変性、パーキンソン病、脊髄損傷、アルツハイマー病など、アンメットメディカルニーズ(未だ有効な治療法がない治療ニーズ)を充たす再生細胞薬の開発・販売を目指している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:53 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】生化学工業は地合い悪化で急落したが、売り一巡感

 生化学工業<4548>(東1)は関節機能改善剤アルツが主力の医薬品メーカーである。株価は地合い悪化の影響で急落し、25日には年初来安値となる1480円まで急落する場面があった。ただし1680円まで戻す場面もあり、売り一巡感を強めている。切り返し展開だろう。

■関節機能改善剤アルツなど糖質科学分野が主力の医薬品メーカー

 国内医薬品(関節機能改善剤アルツ、白内障手術補助剤オペガン、内視鏡用粘膜下注入材ムコアップ)、海外医薬品(米国向け関節機能改善剤スパルツ、米国向け単回投与関節機能改善剤ジェル・ワン、中国向けアルツ)、医薬品原体(ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸)、およびLAL事業(エンドトキシン測定用試薬関連)を展開している。高齢者人口増加を背景に関節機能改善剤の需要拡大が期待される。

 09年3月策定の「生化学工業10年ビジョン」に基づいて研究開発は糖質科学分野(糖鎖や複合糖質を研究する科学分野)に焦点を絞っている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:48 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ティー・ワイ・オーは地合い悪化で急落したが売られ過ぎ感、16年7月期も増収増益基調

 ティー・ワイ・オー<4358>(東1)はTV−CM制作の大手である。株価は地合い悪化の影響で急落したが売られ過ぎ感を強めている。16年7月期も増収増益基調が予想され、3%近辺の配当利回りなど指標面の割安感も強い。目先的な売りが一巡して切り返す展開だろう。なお9月11日に15年7月期の決算発表を予定している。

■TV−CM制作の大手

 TV−CM制作の大手で、広告事業(広告代理店向けのTV−CM企画・制作およびポスト・プロダクション業務、広告主向けWEB広告およびプロモーションメディア広告の企画・制作、クロスメディア広告業務)を主力として、映像関連事業(アニメーションおよびミュージックビデオの企画・制作)も展開している。

 15年3月には民事再生手続き中のスカイマークに対して、ブランド再生に関する業務支援を行うことが正式決定した。投融資は行わず、スカイマークのブランド再生に必要であると判断される領域のクリエイター、関連スタッフ、ノウハウなどを無償で提供する。スカイマークの再生後は広告受注に繋がると期待される。
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