菓子製造・販売の寿スピリッツ<2222>(東1)は2月2日に第3四半期累計(4月〜12月)業績と、今期(15年3月期)見通し減額修正を発表した。株価は14年5月高値2671円を突破して2月2日に2752円まで上伸した。3日は2390円まで急落する場面があったが、4日以降は終値で2500円台まで戻している。減額修正による目先的な売りが一巡し、来期(16年3月期)の収益回復期待を強める動きとなりそうだ。
山陰地区中心に「因幡の白うさぎ」ブランドなどを展開する寿製菓、北海道中心に「ルタオ」ブランドを展開するケイシイシイ、首都圏中心に洋菓子を展開するシュクレイ、九州中心に「赤い風船」ブランドを展開する九十九島グループ、関西中心に「遊月亭」ブランドを展開する但馬寿、そして販売子会社(東海地区3社、中国・九州地区4社、関西地区2社)などの地域事業会社を傘下に置き、地域限定ブランド菓子の製造・販売を主力としている。駅・空港・高速道路SAなど交通機関チャネルでの販売比率が高いことも特徴だ。
全国各地のお菓子のオリジナルブランドとショップブランドを創造する「お菓子の総合プロデューサー」を企業ビジョンに掲げ、製造卸から製造小売に事業モデルを転換して高収益化を推進している。さらに「ニューコンセプトメーカー」として、ローカル・プレミアムブランドの創出と育成を目指し、地域やチャンネル特性にマッチした商品開発、販路拡大やリアル店舗と通販の融合、独自の販売スタイル構築、新ビジネス開発、海外展開を推進する方針だ。中期経営目標の指標は売上高経常利益率20%としている。
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(02/09)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】寿スピリッツは15年3月期減額修正による目先的な売り一巡
(02/09)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】立花エレテックは高値圏で堅調、15年3月期再増額の可能性や割安感を評価して上値追い
(02/05)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】第一実業の第3四半期累計は2桁増収増益、今期好業績見通しを評価して14年9月高値試す、フシ抜けで一段高も期待
(02/05)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】星光PMCの14年12月期業績修正に対する反応は限定的、今期の収益改善期待で下値支持線から反発のタイミング
(02/05)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】生化学工業は第3四半期累計は減収減益だが高進捗率、14年11月高値を試す
(02/05)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】イーグランドは第3四半期累計の減益で急落したが、目先的な売り一巡の可能性
(02/05)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】キーコーヒーは今期利益見通し減額だが、ネガティブ反応は限定的で高値更新
(02/05)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エイジアは第3四半期累計業績を嫌気して急反落したが目先の売り一巡、中期成長力を評価して出直
(02/04)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】フランスベッドHDの今期下振れ懸念は織り込み済みの可能性、16年3月期の収益改善期待で反発
(02/04)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】PALTEKは今期の好業績期待で12月の戻り高値目指す
(02/04)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】パイプドビッツは13年8月以来の2000円台回復、中期成長力を評価して上値追い
(02/04)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ラクーンは今期業績と配当の増額を好感して戻り高値突破、中期成長力を評価して上値追い
(02/04)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ジェイテックは調整一巡感、営業損益改善基調を評価して1月の戻り高値目指す
(02/04)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】NSユナイテッド内航海運は自律調整一巡感、今期増額の可能性を評価して14年1月高値試す
(02/03)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】神鋼商事は三角保ち合いに煮詰まり感、今期利益増額の可能性や割安感を評価して上放れ
(02/03)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】日本ライフラインは第3四半期累計の高進捗率を好感、中期成長力を評価して14年11月高値試す
(02/03)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アライドテレシスHDは下値固め完了感、今期の収益改善期待で反発
(02/03)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】山下医科器械はモミ合い煮詰まり感、15年5月期増額の可能性を評価して上放れ
(02/03)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アスカネットは今期業績増額の可能性、空中結像AIプレート量産化期待にも変化なく反発のタイミング
(02/03)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】DNAチップ研究所は第3四半期累計の赤字幅拡大に対するネガティブ反応は限定的
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(02/03)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】DNAチップ研究所は第3四半期累計の赤字幅拡大に対するネガティブ反応は限定的
2015年02月09日
【アナリスト水田雅展の銘柄分析】寿スピリッツは15年3月期減額修正による目先的な売り一巡
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:35
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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】立花エレテックは高値圏で堅調、15年3月期再増額の可能性や割安感を評価して上値追い
電機・電子技術商社の立花エレテック<8159>(東1)は、2月4日に第3四半期累計(4月〜12月)業績を発表して増収増益だった。株価は1月5日の高値1750円から上げ一服の形となったが、高値圏1600円近辺で堅調に推移している。今期15年3月期)の業績見通しに再増額の可能性があり、低PERや低PBRも評価して上値追いの展開だろう。
FAシステム事業、半導体デバイス事業を主力として、施設事業、産業デバイスコンポーネント事業、その他事業(ソリューション事業とMS事業)を展開している。MS(マニュファクチャリング・サービス)事業は金属加工の製造受託(MMS)と電子機器の製造受託(EMS)を統合した事業である。
積極的なM&A戦略を推進し、10年にFA機器専門商社の大電社を完全子会社化、12年に関東圏を地盤とするFA機器専門商社の高木商会と資本・業務提携して持分法適用会社化(14年12月に株式を追加取得して連結子会社化)した。13年2月には、ルネサスエレクトロニクス<6723>の販売子会社からコンポーネント事業と半導体製品再販事業の移管を受けて、子会社の立花デバイスコンポーネントを設立した。海外は中国などアジア地域に子会社8社で合計14営業拠点を展開している。
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FAシステム事業、半導体デバイス事業を主力として、施設事業、産業デバイスコンポーネント事業、その他事業(ソリューション事業とMS事業)を展開している。MS(マニュファクチャリング・サービス)事業は金属加工の製造受託(MMS)と電子機器の製造受託(EMS)を統合した事業である。
積極的なM&A戦略を推進し、10年にFA機器専門商社の大電社を完全子会社化、12年に関東圏を地盤とするFA機器専門商社の高木商会と資本・業務提携して持分法適用会社化(14年12月に株式を追加取得して連結子会社化)した。13年2月には、ルネサスエレクトロニクス<6723>の販売子会社からコンポーネント事業と半導体製品再販事業の移管を受けて、子会社の立花デバイスコンポーネントを設立した。海外は中国などアジア地域に子会社8社で合計14営業拠点を展開している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:29
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2015年02月05日
【アナリスト水田雅展の銘柄分析】第一実業の第3四半期累計は2桁増収増益、今期好業績見通しを評価して14年9月高値試す、フシ抜けで一段高も期待
機械専門商社の第一実業<8059>(東1)が2月4日の取引時間中に発表した第3四半期累計(4月〜12月)業績は2桁増収増益だった。株価は昨年来高値圏600円近辺で堅調に推移している。4日は発表直後に前日比マイナス圏に転じる場面があったが、終値では前日比8円高の610円まで切り返した。今期(15年3月期)好業績見通しを評価して14年9月高値623円を試す展開だろう。これを突破すればフシ抜けで一段高が期待される。
機械の専門商社で、プラント・エネルギー事業、エレクトロニクス事業、産業機械事業などを展開し、海外は米州、中国、東南アジア・インド、欧州の世界18カ国36拠点で事業展開している。
13年5月発表の新経営計画「AIM2015」では、最終年度16年3月期の売上高1550億円、営業利益57億円、経常利益59億円、純利益37億円を目標値として掲げている。グローバルビジネスを積極展開する方針だ。
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機械の専門商社で、プラント・エネルギー事業、エレクトロニクス事業、産業機械事業などを展開し、海外は米州、中国、東南アジア・インド、欧州の世界18カ国36拠点で事業展開している。
13年5月発表の新経営計画「AIM2015」では、最終年度16年3月期の売上高1550億円、営業利益57億円、経常利益59億円、純利益37億円を目標値として掲げている。グローバルビジネスを積極展開する方針だ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:33
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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】星光PMCの14年12月期業績修正に対する反応は限定的、今期の収益改善期待で下値支持線から反発のタイミング
製紙用薬品の星光PMC<4963>(東1)は、1月30日に前期(14年12月期)業績の修正を発表し、売上高と営業利益を減額、経常利益と純利益を増額した。修正に対する株価のネガティブ反応は限定的のようだ。調整局面が続いたが、次世代素材セルロースナノファイバー(CNF)のテーマ性に変化はなく、今期(15年12月期)の収益改善期待で下値支持線から反発のタイミングだろう。
DIC<4631>の子会社で製紙用薬品事業、印刷インキ用・記録材料用樹脂事業を展開している。高付加価値商品の拡販、次世代素材セルロースナノファイバー(CNF)、導電性ナノ材料(銀ナノワイヤー)、光学弾性樹脂(OCA)など成長市場・新分野開拓の戦略を推進している。さらに事業領域拡大に向けて14年4月には、興人フィルム&ケミカルズの化成品事業を承継したKJケミカルズを子会社化した。
次世代素材CNFは、すべての植物の植物細胞壁の骨格成分であるセルロースをナノサイズまで細かくほぐすことにより得られる繊維である。鋼鉄の5分の1の軽さで5倍以上強く、熱による変形が少ないなどの特徴を持ち、樹脂の補強材として機能させることにより、自動車用樹脂の強度向上や金属部材からの置き換え、家電・モバイル機器の軽量化などでの需要が期待されている。
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DIC<4631>の子会社で製紙用薬品事業、印刷インキ用・記録材料用樹脂事業を展開している。高付加価値商品の拡販、次世代素材セルロースナノファイバー(CNF)、導電性ナノ材料(銀ナノワイヤー)、光学弾性樹脂(OCA)など成長市場・新分野開拓の戦略を推進している。さらに事業領域拡大に向けて14年4月には、興人フィルム&ケミカルズの化成品事業を承継したKJケミカルズを子会社化した。
次世代素材CNFは、すべての植物の植物細胞壁の骨格成分であるセルロースをナノサイズまで細かくほぐすことにより得られる繊維である。鋼鉄の5分の1の軽さで5倍以上強く、熱による変形が少ないなどの特徴を持ち、樹脂の補強材として機能させることにより、自動車用樹脂の強度向上や金属部材からの置き換え、家電・モバイル機器の軽量化などでの需要が期待されている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:30
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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】生化学工業は第3四半期累計は減収減益だが高進捗率、14年11月高値を試す
関節機能改善剤アルツが主力の生化学工業<4548>(東1)は2月3日に第3四半期累計(4月〜12月)業績を発表した。減収減益だったが通期見通しに対する進捗率は高水準だ。株価は12月の直近安値から切り返して戻り歩調の展開だ。今期(15年3月期)利益見通し増額の可能性を評価して14年11月高値2288円を試す展開だろう。
国内医薬品(関節機能改善剤アルツ、白内障手術補助剤オペガン、内視鏡用粘膜下注入材ムコアップ)、海外医薬品(米国向け関節機能改善剤スパルツ、米国向け単回投与関節機能改善剤ジェル・ワン、中国向けアルツ)、医薬品原体(ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸)、およびLAL事業(エンドトキシン測定用試薬関連)を展開している。高齢者人口増加を背景に関節機能改善剤の需要拡大が期待される。
09年3月策定の「生化学工業10年ビジョン」に基づいて、研究開発は糖質科学分野に焦点を絞っている。開発中の新薬としては、腰椎椎間板ヘルニア治療剤SI−6603(コンドリアーゼ)、アルツの腱・靭帯付着部症の国内適応症追加SI−657、変形性膝関節症改善剤SI−613、ドライアイ治療剤SI−614、関節リウマチ治療剤SI−615(導入品)などがある。
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国内医薬品(関節機能改善剤アルツ、白内障手術補助剤オペガン、内視鏡用粘膜下注入材ムコアップ)、海外医薬品(米国向け関節機能改善剤スパルツ、米国向け単回投与関節機能改善剤ジェル・ワン、中国向けアルツ)、医薬品原体(ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸)、およびLAL事業(エンドトキシン測定用試薬関連)を展開している。高齢者人口増加を背景に関節機能改善剤の需要拡大が期待される。
09年3月策定の「生化学工業10年ビジョン」に基づいて、研究開発は糖質科学分野に焦点を絞っている。開発中の新薬としては、腰椎椎間板ヘルニア治療剤SI−6603(コンドリアーゼ)、アルツの腱・靭帯付着部症の国内適応症追加SI−657、変形性膝関節症改善剤SI−613、ドライアイ治療剤SI−614、関節リウマチ治療剤SI−615(導入品)などがある。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:26
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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】イーグランドは第3四半期累計の減益で急落したが、目先的な売り一巡の可能性
中古住宅再生事業のイーグランド<3294>(JQS)は1月30日に第3四半期累計(4月〜12月)の業績を発表した。大幅減益で株価は800円近辺でのモミ合いから2月3日の697円まで急落した。ただし4日は711円まで反発した。目先的な売りが一巡した可能性があり、切り返しの展開が期待される。
首都圏を地盤に、中古マンション・戸建住宅の再生事業を主力として、その他不動産事業(不動産賃貸、リフォーム工事請負など)も展開している。中古住宅再生事業は、競売や任売(任意取引)で仕入れた中古住宅を個々の状況に応じてリフォームし、中古再生住宅として販売する。
長年の不動産競売取引で培った価格算定力を活かして、首都圏(1都3県)での不動産競売において業界一の落札実績を持ち、若年ファミリー層などをメインターゲットとして、ボリュームゾーン2000万円以下の低価格帯居住用物件の取り扱いを主力としている。リフォームコストを抑えることで良質で安価な中古住宅を提供するとともに、家具付き販売や最低10年アフターサービス保証などで他社物件との差別化を図っていることも特徴だ。
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首都圏を地盤に、中古マンション・戸建住宅の再生事業を主力として、その他不動産事業(不動産賃貸、リフォーム工事請負など)も展開している。中古住宅再生事業は、競売や任売(任意取引)で仕入れた中古住宅を個々の状況に応じてリフォームし、中古再生住宅として販売する。
長年の不動産競売取引で培った価格算定力を活かして、首都圏(1都3県)での不動産競売において業界一の落札実績を持ち、若年ファミリー層などをメインターゲットとして、ボリュームゾーン2000万円以下の低価格帯居住用物件の取り扱いを主力としている。リフォームコストを抑えることで良質で安価な中古住宅を提供するとともに、家具付き販売や最低10年アフターサービス保証などで他社物件との差別化を図っていることも特徴だ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:23
| アナリスト水田雅展の銘柄分析
【アナリスト水田雅展の銘柄分析】キーコーヒーは今期利益見通し減額だが、ネガティブ反応は限定的で高値更新
レギュラーコーヒー大手キーコーヒー<2594>(東1)は1月30日、第3四半期累計(4月〜12月)の連結業績を発表し、今期(15年3月期)の利益見通しを減額修正した。ただし減額修正に対するネガティブ反応は限定的で株価は高値を更新した。3月期末の株主優待制度の権利取りに向けた動きも注目され、中期的な収益拡大期待で上値追いの展開だろう。08年5月の高値も視野に入りそうだ。
コーヒー関連事業(業務用・家庭用レギュラーコーヒーの製造・販売)を主力として、飲食事業(イタリアントマト、アマンド)も展開している。ブランド力強化、収益力強化、グループ連携強化を柱として、新商品の開発・投入、新たな事業領域の開拓を強化している。イタリアントマトの14年12月末店舗数は直営74店舗、FC228店舗の合計302店舗で、海外はASEAN地域へ積極展開している。
積極的な業容拡大戦略で、13年1月に銀座ルノアール<9853>を持分法適用会社化し、14年2月にネット通販事業拡大に向けてコーヒー豆焙煎加工販売のhonu加藤珈琲店を子会社化した。14年9月にはイタリアの世界有数のコーヒーメーカーであるillycaffe S.p.Aと、illyブランドのレギュラーコーヒー製品全般について日本国内での独占販売契約を締結した。
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コーヒー関連事業(業務用・家庭用レギュラーコーヒーの製造・販売)を主力として、飲食事業(イタリアントマト、アマンド)も展開している。ブランド力強化、収益力強化、グループ連携強化を柱として、新商品の開発・投入、新たな事業領域の開拓を強化している。イタリアントマトの14年12月末店舗数は直営74店舗、FC228店舗の合計302店舗で、海外はASEAN地域へ積極展開している。
積極的な業容拡大戦略で、13年1月に銀座ルノアール<9853>を持分法適用会社化し、14年2月にネット通販事業拡大に向けてコーヒー豆焙煎加工販売のhonu加藤珈琲店を子会社化した。14年9月にはイタリアの世界有数のコーヒーメーカーであるillycaffe S.p.Aと、illyブランドのレギュラーコーヒー製品全般について日本国内での独占販売契約を締結した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:19
| アナリスト水田雅展の銘柄分析
【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エイジアは第3四半期累計業績を嫌気して急反落したが目先の売り一巡、中期成長力を評価して出直
メール配信ソフト大手のエイジア<2352>(東マ)は1月30日に第3四半期累計(4〜12月)業績を発表した。株価は通期見通しに対する低進捗率が嫌気され、戻り高値圏1200円近辺から2月2日に951円まで急反落する場面があったが、4日は終値で1000円台を回復した。目先的な売りが一巡し、中期成長力を評価して出直り展開だろう。
自社開発e−CRMシステム「WEBCAS」シリーズなどのアプリケーション事業を主力として、システム受託開発やマーケティングコンサルティングなどのサービスソリューション事業も展開している。自社開発メール配信ソフト「WEBCAS e−mail」の導入実績は総合通販大手など約1600社以上に達し、国内メール配信パッケージ市場でのシェアは1位である。
中期成長戦略として「メールアプリケーションソフトのエイジア」から、販売促進・マーケティング支援分野に事業領域を拡大して「eコマースの売上UPソリューションを世界に提供するエイジア」への発展を目指し、クラウドサービス(ASP、SaaS)の強化、新製品・サービス開発の推進、サービスソリューション事業の拡大に取り組んでいる。
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自社開発e−CRMシステム「WEBCAS」シリーズなどのアプリケーション事業を主力として、システム受託開発やマーケティングコンサルティングなどのサービスソリューション事業も展開している。自社開発メール配信ソフト「WEBCAS e−mail」の導入実績は総合通販大手など約1600社以上に達し、国内メール配信パッケージ市場でのシェアは1位である。
中期成長戦略として「メールアプリケーションソフトのエイジア」から、販売促進・マーケティング支援分野に事業領域を拡大して「eコマースの売上UPソリューションを世界に提供するエイジア」への発展を目指し、クラウドサービス(ASP、SaaS)の強化、新製品・サービス開発の推進、サービスソリューション事業の拡大に取り組んでいる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:15
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2015年02月04日
【アナリスト水田雅展の銘柄分析】フランスベッドHDの今期下振れ懸念は織り込み済みの可能性、16年3月期の収益改善期待で反発
介護関連のフランスベッドホールディングス<7840>(東1)は、1月30日に第3四半期累計(4月〜12月)業績を発表して減収減益だった。株価は安値圏180円近辺でモミ合う展開だが、14年10月安値まで下押す動きは見られず下値固め完了感を強めている。今期(15年3月期)業績の下振れ懸念は織り込み済みの可能性があり、来期(16年3月期)の収益改善を期待して反発のタイミングだろう。
メディカルサービス事業(介護・福祉関連用具のレンタル・販売、介護予防の通所介護施設「悠々いきいき倶楽部」運営など)、インテリア健康事業(家庭用高級ベッド、医療・介護用ベッド、リハビリ商品など)、その他事業(日用品雑貨販売など)を展開している。
成長分野のシニア・シルバービジネスに経営資源をシフトして、医療・介護用電動リクライニングベッド・マットレス、アクティブシニア向け「リハテック」ブランドの電動アシスト三輪自転車やハンドル型電動三輪車いす、さらにリフトアップチェア、リフトアップ車いす、超低床フロアーベッド、在宅・病院・福祉施設向けの徘徊防止通報システムなど、独自の新商品・新サービスの開発を強化して介護・福祉用具レンタル市場でのシェア拡大戦略を推進している。新規販売チャネル開拓で病院・施設向け取引も拡大する方針だ。
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メディカルサービス事業(介護・福祉関連用具のレンタル・販売、介護予防の通所介護施設「悠々いきいき倶楽部」運営など)、インテリア健康事業(家庭用高級ベッド、医療・介護用ベッド、リハビリ商品など)、その他事業(日用品雑貨販売など)を展開している。
成長分野のシニア・シルバービジネスに経営資源をシフトして、医療・介護用電動リクライニングベッド・マットレス、アクティブシニア向け「リハテック」ブランドの電動アシスト三輪自転車やハンドル型電動三輪車いす、さらにリフトアップチェア、リフトアップ車いす、超低床フロアーベッド、在宅・病院・福祉施設向けの徘徊防止通報システムなど、独自の新商品・新サービスの開発を強化して介護・福祉用具レンタル市場でのシェア拡大戦略を推進している。新規販売チャネル開拓で病院・施設向け取引も拡大する方針だ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:40
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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】PALTEKは今期の好業績期待で12月の戻り高値目指す
半導体輸入商社のPALTEK<7587>(JQS)の株価は、急伸する場面があるが買いが続かず、概ね500円台で推移している。やや上値の重い展開だ。ただし下値は着実に切り上げている。今期(15年12月期)の好業績期待で14年12月の戻り高値640円を目指す展開だろう。なお2月12日に前期(14年12月期)の決算発表を予定している。
ザイリンクス社のFPGA(PLDの一種で設計者が手元で変更を行いながら論理回路をプログラミングできるLSI)を主力として、特定用途IC、汎用IC、アナログ、メモリなどを扱う半導体および関連製品の販売・技術支援事業、試作ボードや量産ボードなどを受託設計・開発および製造(ODM、EMS、OEM)するデザインサービス事業、さらに新規事業としてスマートエネルギー事業(病院・介護施設向け停電対策システムなど)を展開している。海外は香港に拠点展開している。
主要仕入先はFPGAがザイリンクス社、汎用ICがNXPセミコンダクターズ社、マイクロチップテクノロジー社、アナログがリニアテクノロジー社、メモリがマイクロンテクノロジー社である。用途別には産業機器向けを主力として通信機器向け、民生機器向け、コンピュータ向けなどに展開し、成長市場であるセンサー分野のソリューションも強化している。
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ザイリンクス社のFPGA(PLDの一種で設計者が手元で変更を行いながら論理回路をプログラミングできるLSI)を主力として、特定用途IC、汎用IC、アナログ、メモリなどを扱う半導体および関連製品の販売・技術支援事業、試作ボードや量産ボードなどを受託設計・開発および製造(ODM、EMS、OEM)するデザインサービス事業、さらに新規事業としてスマートエネルギー事業(病院・介護施設向け停電対策システムなど)を展開している。海外は香港に拠点展開している。
主要仕入先はFPGAがザイリンクス社、汎用ICがNXPセミコンダクターズ社、マイクロチップテクノロジー社、アナログがリニアテクノロジー社、メモリがマイクロンテクノロジー社である。用途別には産業機器向けを主力として通信機器向け、民生機器向け、コンピュータ向けなどに展開し、成長市場であるセンサー分野のソリューションも強化している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:36
| アナリスト水田雅展の銘柄分析
【アナリスト水田雅展の銘柄分析】パイプドビッツは13年8月以来の2000円台回復、中期成長力を評価して上値追い
情報資産プラットフォーム事業のパイプドビッツ<3831>(東1)の株価は1月26日に2025円まで上伸した。13年8月以来の2000円台回復だ。足元は利益確定売りが優勢になったが自律調整の範囲だろう。強基調の形であり、中期成長力を評価して上値追いの展開だろう。
国内最大規模の情報資産プラットフォーム「スパイラル」を基盤として、情報資産プラットフォーム事業(データ管理などクラウドサービス提供)、広告事業(アフィリエイトASP一括管理サービス「スパイラルアフィリエイト」など)、ソリューション事業(ネット広告制作、アパレル・ファッションに特化したECサイト構築・運営受託、子会社ペーパーレススタジオジャパンのBIMコンサルティング事業など)を展開している。
情報資産プラットフォーム事業は「スパイラル」、アパレル特化型ECプラットフォーム「スパイラルEC」、会計クラウド「ネットde会計」「ネットde青色申告」、クラウド型グループウェア×CMS×SNS連携プラットフォーム「スパイラルプレース」などを主力して展開している。
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国内最大規模の情報資産プラットフォーム「スパイラル」を基盤として、情報資産プラットフォーム事業(データ管理などクラウドサービス提供)、広告事業(アフィリエイトASP一括管理サービス「スパイラルアフィリエイト」など)、ソリューション事業(ネット広告制作、アパレル・ファッションに特化したECサイト構築・運営受託、子会社ペーパーレススタジオジャパンのBIMコンサルティング事業など)を展開している。
情報資産プラットフォーム事業は「スパイラル」、アパレル特化型ECプラットフォーム「スパイラルEC」、会計クラウド「ネットde会計」「ネットde青色申告」、クラウド型グループウェア×CMS×SNS連携プラットフォーム「スパイラルプレース」などを主力して展開している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:33
| アナリスト水田雅展の銘柄分析
【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ラクーンは今期業績と配当の増額を好感して戻り高値突破、中期成長力を評価して上値追い
企業間電子商取引(EC)サイト運営のラクーン<3031>(東マ)の株価は、今期(15年4月期)連結業績と配当予想の増額修正を好感して動意付き、14年6月の戻り高値596円を突破して2月3日には620円まで上伸する場面があった。モミ合い上放れて強基調に転換した形であり、中期成長力を評価する流れに変化はなく、目先的な過熱感を冷ましながら上値追いの展開だろう。なお2月25日に第3四半期累計(5月〜1月)の業績発表を予定している。
アパレル・雑貨分野の企業間ECサイト「スーパーデリバリー」の運営を主力として、クラウド受発注ツール「COREC(コレック)」事業、BtoB掛売り・請求書決済代行サービスのPaid(ペイド)事業、売掛債権保証事業など周辺分野にも事業領域を広げている。
14年10月末時点で、企業間ECサイト「スーパーデリバリー」会員小売店数は14年4月末比2162店舗増加の4万2603店舗、出展企業数は同95社増加の1043社、商材掲載数は同9038点減少の44万4078点となった。14年3月サービス開始(ビジネスプラン課金開始14年9月)したクラウド受発注ツール「COREC」のユーザー数は1110社となった。
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アパレル・雑貨分野の企業間ECサイト「スーパーデリバリー」の運営を主力として、クラウド受発注ツール「COREC(コレック)」事業、BtoB掛売り・請求書決済代行サービスのPaid(ペイド)事業、売掛債権保証事業など周辺分野にも事業領域を広げている。
14年10月末時点で、企業間ECサイト「スーパーデリバリー」会員小売店数は14年4月末比2162店舗増加の4万2603店舗、出展企業数は同95社増加の1043社、商材掲載数は同9038点減少の44万4078点となった。14年3月サービス開始(ビジネスプラン課金開始14年9月)したクラウド受発注ツール「COREC」のユーザー数は1110社となった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:30
| アナリスト水田雅展の銘柄分析
【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ジェイテックは調整一巡感、営業損益改善基調を評価して1月の戻り高値目指す
技術職知財リース事業のジェイテック<2479>(JQS)は2月2日に第3四半期累計(4月〜12月)業績を発表した。大幅減益だったが四半期別に見ると営業損益は改善基調だ。株価は1月5日戻り高値から反落したが、第3四半期累計業績に対するネガティブ反応は限定的であり、調整一巡感を強めている。今期(15年3月期)業績の下振れ懸念は織り込み済みの可能性があり、営業損益改善基調を評価して1月戻り高値を目指す展開だろう。
製造業の開発・設計部門向けに技術者を派遣する技術職知財リース事業(特定派遣事業および請負事業)を主力として、子会社ジオトレーディングは製造業向け一般派遣・エンジニア派遣事業を展開している。12年10月にエル・ジェイ・エンジニアリング(旧トステム・エンジニアリング・オフィス)を子会社化して建築設計分野にも事業領域を広げた。
専門教育による知識を基盤として新たな付加価値を顧客に提供する社員を「テクノロジスト」と呼称し、一般的な「エンジニア」と区別していることが特徴だ。そして「技術商社」を標榜し、当社のテクノロジストが保有する知恵を提供(リース)することで、顧客とともに新たな価値を創造する「技術職知財リース事業」としている。
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製造業の開発・設計部門向けに技術者を派遣する技術職知財リース事業(特定派遣事業および請負事業)を主力として、子会社ジオトレーディングは製造業向け一般派遣・エンジニア派遣事業を展開している。12年10月にエル・ジェイ・エンジニアリング(旧トステム・エンジニアリング・オフィス)を子会社化して建築設計分野にも事業領域を広げた。
専門教育による知識を基盤として新たな付加価値を顧客に提供する社員を「テクノロジスト」と呼称し、一般的な「エンジニア」と区別していることが特徴だ。そして「技術商社」を標榜し、当社のテクノロジストが保有する知恵を提供(リース)することで、顧客とともに新たな価値を創造する「技術職知財リース事業」としている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:26
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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】NSユナイテッド内航海運は自律調整一巡感、今期増額の可能性を評価して14年1月高値試す
NSユナイテッド内航海運<9180>(JQS)は1月30日に第3四半期累計(4月〜12月)業績を発表した。株価は原油価格下落を好感した1月5日の戻り高値630円から一旦反落したが、戻り高値圏で堅調に推移して自律調整一巡感を強めている。指標面に割安感があり、今期(15年3月期)業績見通し増額の可能性も評価して14年1月高値660円を試す展開だろう。
NSユナイテッド海運<9110>グループで、営業力の一層の強化を図るため14年10月1日付で商号を新和内航海運からNSユナイテッド内航海運に変更した。鉄鋼向けの原料炭・石灰石・鋼材、電力向けの石炭、建設向けのセメントなどを輸送する内航海運事業を主力として、港湾運送事業やLPGタンクローリー等輸送事業なども展開している。
1月30日発表の今期(15年3月期)第3四半期累計(4月〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比7.1%増の165億34百万円、営業利益が同28.6%減の10億円、経常利益が同28.5%減の9億69百万円、純利益が同34.7%減の6億02百万円だった。
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NSユナイテッド海運<9110>グループで、営業力の一層の強化を図るため14年10月1日付で商号を新和内航海運からNSユナイテッド内航海運に変更した。鉄鋼向けの原料炭・石灰石・鋼材、電力向けの石炭、建設向けのセメントなどを輸送する内航海運事業を主力として、港湾運送事業やLPGタンクローリー等輸送事業なども展開している。
1月30日発表の今期(15年3月期)第3四半期累計(4月〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比7.1%増の165億34百万円、営業利益が同28.6%減の10億円、経常利益が同28.5%減の9億69百万円、純利益が同34.7%減の6億02百万円だった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:23
| アナリスト水田雅展の銘柄分析
2015年02月03日
【アナリスト水田雅展の銘柄分析】神鋼商事は三角保ち合いに煮詰まり感、今期利益増額の可能性や割安感を評価して上放れ
鉄鋼・非鉄金属関連商社の神鋼商事<8075>(東1)は1月30日、今期(15年3月期)第3四半期累計(4〜12月)の連結業績、および通期見通しの修正(売上高を減額、利益は据え置き)を発表した。株価は三角保ち合いの形だが煮詰まり感も強めている。売上高見通し減額修正に対する反応は限定的であり、今期利益見通し増額の可能性や指標面の割安感を評価して上放れの展開だろう。
鉄鋼製品、鉄鋼原料、非鉄金属、機械・情報、溶接材料・機器などを扱う商社である。13年6月発表の中期経営計画(14年3月期〜16年3月期)では、神戸製鋼所<5406>グループの中核となるグローバル商社を目指し、数値目標として16年3月期売上高1兆円、経常利益90億円、海外取引比率40%以上を掲げている。14年7月には筒中金属産業が新設分割で設立した国内卸売事業会社の株式70%を取得して子会社化した。
また14年9月には、メキシコにおける線材二次加工拠点となる合弁会社を設立(出資比率は当社40%、メタルワン25%、神戸製鋼所10%、大阪精工10%、メキシコGrupo Simec10%、米O&k American5%)し、15年末稼働を予定している。メキシコは世界の自動車・自動車部品メーカーの進出で自動車関連産業の成長が期待されており、自動車用ファスナーや冷間鍛造部品などの素材となる冷間圧造用鋼線を製造する。
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鉄鋼製品、鉄鋼原料、非鉄金属、機械・情報、溶接材料・機器などを扱う商社である。13年6月発表の中期経営計画(14年3月期〜16年3月期)では、神戸製鋼所<5406>グループの中核となるグローバル商社を目指し、数値目標として16年3月期売上高1兆円、経常利益90億円、海外取引比率40%以上を掲げている。14年7月には筒中金属産業が新設分割で設立した国内卸売事業会社の株式70%を取得して子会社化した。
また14年9月には、メキシコにおける線材二次加工拠点となる合弁会社を設立(出資比率は当社40%、メタルワン25%、神戸製鋼所10%、大阪精工10%、メキシコGrupo Simec10%、米O&k American5%)し、15年末稼働を予定している。メキシコは世界の自動車・自動車部品メーカーの進出で自動車関連産業の成長が期待されており、自動車用ファスナーや冷間鍛造部品などの素材となる冷間圧造用鋼線を製造する。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:21
| アナリスト水田雅展の銘柄分析
【アナリスト水田雅展の銘柄分析】日本ライフラインは第3四半期累計の高進捗率を好感、中期成長力を評価して14年11月高値試す
医療機器輸入商社の日本ライフライン<7575>(JQS)は1月30日に第3四半期累計(4〜12月)の業績を発表した。株価は1300円近辺でモミ合う展開だったが、2月2日は第3四半期累計の高進捗率を好感して前日比144円高の1435円まで急伸する場面があった。今期(15年3月期)業績見通しに再増額の可能性があり、中期成長力を評価して14年11月高値1679円を試す展開だろう。
心臓循環器領域を中心とする医療機器輸入商社で、心臓ペースメーカ、ICD(植込み型除細動器)、CRT−D(除細動機能付き両心室ペースメーカ)などのリズムディバイス部門、EPカテーテル、アブレーションカテーテル、心腔内除細動カテーテル、高周波心房中隔穿刺針などのEP/アブレーション部門、人工心臓弁、人工血管、ステントグラフトなどの外科関連部門、バルーンカテーテル、ガイドワイヤーなどのインターベンション部門、および血液浄化関連などのその他部門を展開している。
国内を網羅する販売代理店ネットワークを構築した商社機能に加えて、メーカー機能の強化に向けて、09年に人工血管などを製造するJUNKEN MEDICAL社、10年にガイドワイヤーなどを製造するSYNEXMED社(香港)を子会社化した。採算性の高い自社製品の売上構成比上昇に向けて生産体制を一段と強化する方針で、14年10月には新工場となる小山ファクトリー(栃木県小山市)が稼動した。
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心臓循環器領域を中心とする医療機器輸入商社で、心臓ペースメーカ、ICD(植込み型除細動器)、CRT−D(除細動機能付き両心室ペースメーカ)などのリズムディバイス部門、EPカテーテル、アブレーションカテーテル、心腔内除細動カテーテル、高周波心房中隔穿刺針などのEP/アブレーション部門、人工心臓弁、人工血管、ステントグラフトなどの外科関連部門、バルーンカテーテル、ガイドワイヤーなどのインターベンション部門、および血液浄化関連などのその他部門を展開している。
国内を網羅する販売代理店ネットワークを構築した商社機能に加えて、メーカー機能の強化に向けて、09年に人工血管などを製造するJUNKEN MEDICAL社、10年にガイドワイヤーなどを製造するSYNEXMED社(香港)を子会社化した。採算性の高い自社製品の売上構成比上昇に向けて生産体制を一段と強化する方針で、14年10月には新工場となる小山ファクトリー(栃木県小山市)が稼動した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:19
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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アライドテレシスHDは下値固め完了感、今期の収益改善期待で反発
ネットワーク機器や総合ITソリューションのアライドテレシスホールディングス<6835>(東2)の株価は、1月9日の戻り高値108円から反落したが、14年の安値圏80円〜90円近辺まで下押す動きは見られず、95円近辺で推移して下値固め完了感を強めている。今期(15年12月期)の収益改期待で反発のタイミングだろう。なお13日に前期(14年12月期)の決算発表を予定している。
世界23カ国・40連結子会社を統括する純粋持株会社で、ネットワーク関連機器およびソリューションの企画・開発・製造・販売・保守事業などを展開している。ネットワーク機器メーカーからITインフラ・スペシャリストへのシフトを目指し、総合ITソリューションおよびサービスの提供を推進している。
14年12月には新SDNソリューションの開発を発表した。ストラトスフィア、ラクラス、クオリティソフト、トレンドマイクロ<4704>、およびインターネットイニシアティブ(IIJ)<3774>と連携し、ネットワーク運用管理の効率化とセキュリティーの強化を実現する新しいコンセプトのソリューションとしている。販売開始は今期(15年12月期)第2四半期(4月〜6月)の予定で、自治体・文教・医療市場を中心に販促活動を強化する方針だ。
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世界23カ国・40連結子会社を統括する純粋持株会社で、ネットワーク関連機器およびソリューションの企画・開発・製造・販売・保守事業などを展開している。ネットワーク機器メーカーからITインフラ・スペシャリストへのシフトを目指し、総合ITソリューションおよびサービスの提供を推進している。
14年12月には新SDNソリューションの開発を発表した。ストラトスフィア、ラクラス、クオリティソフト、トレンドマイクロ<4704>、およびインターネットイニシアティブ(IIJ)<3774>と連携し、ネットワーク運用管理の効率化とセキュリティーの強化を実現する新しいコンセプトのソリューションとしている。販売開始は今期(15年12月期)第2四半期(4月〜6月)の予定で、自治体・文教・医療市場を中心に販促活動を強化する方針だ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:16
| アナリスト水田雅展の銘柄分析
【アナリスト水田雅展の銘柄分析】山下医科器械はモミ合い煮詰まり感、15年5月期増額の可能性を評価して上放れ
医療機器商社の山下医科器械<3022>(東1)の株価は、1600円〜1700円近辺でモミ合う展開だが煮詰まり感を強めている。また足元ではレンジ下限から反発して下値固め完了感も強めている。今期(15年5月期)業績見通し増額の可能性を評価してモミ合い上放れの展開だろう。
九州を地盤とする医療機器商社である。医療機器の販売・メンテナンス、医療材料・消耗品などの販売を主力として、子会社イーピーメディックは整形インプラントを製造販売している。
中期成長に向けて、九州最大の需要地である福岡県での市場シェア拡大を最重点戦略としている。医療機関向けSPD(病院医療材料管理業務)の契約施設数増加に対応するため、13年7月に福岡SPDセンター(福岡県福岡市)を新設し、鳥栖SPDセンター(佐賀県鳥栖市)との2拠点体制とした。
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九州を地盤とする医療機器商社である。医療機器の販売・メンテナンス、医療材料・消耗品などの販売を主力として、子会社イーピーメディックは整形インプラントを製造販売している。
中期成長に向けて、九州最大の需要地である福岡県での市場シェア拡大を最重点戦略としている。医療機関向けSPD(病院医療材料管理業務)の契約施設数増加に対応するため、13年7月に福岡SPDセンター(福岡県福岡市)を新設し、鳥栖SPDセンター(佐賀県鳥栖市)との2拠点体制とした。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:13
| アナリスト水田雅展の銘柄分析
【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アスカネットは今期業績増額の可能性、空中結像AIプレート量産化期待にも変化なく反発のタイミング
写真加工関連のアスカネット<2438>(東マ)の株価は、1月15日の戻り高値3300円から反落して2月2日の2390円まで調整したが、目先的に売られ過ぎ感を強めている。今期(15年4月期)業績に増額の可能性があり、来期(16年4月期)は「ギフトネットコム」の収益寄与本格化が期待される。空中結像AIプレートの量産化期待にも変化はなく反発のタイミングだろう。なお3月6日に第3四半期累計(5月〜1月)の業績発表を予定している。
葬儀社・写真館向け遺影写真合成・加工関連のメモリアルデザインサービス事業、写真館・コンシューマー向けオリジナル写真集製作関連のパーソナルパブリッシングサービス事業を主力としている。遺影写真は葬儀関連、写真集はウエディング関連や卒業・入学イベント関連などが主力市場であり、景気変動の影響を受けにくい安定収益源である。
新規事業の空中結像技術エアリアルイメージング(AI)プレートは、画像映像を表す光を受け、特殊なパネルを通過することによって反対側の空中に映像を結像する新技術である。独自技術を強固にするため特許申請も進め、将来的には自ら立体映像を空中に創出する技術の確立も目指している。
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葬儀社・写真館向け遺影写真合成・加工関連のメモリアルデザインサービス事業、写真館・コンシューマー向けオリジナル写真集製作関連のパーソナルパブリッシングサービス事業を主力としている。遺影写真は葬儀関連、写真集はウエディング関連や卒業・入学イベント関連などが主力市場であり、景気変動の影響を受けにくい安定収益源である。
新規事業の空中結像技術エアリアルイメージング(AI)プレートは、画像映像を表す光を受け、特殊なパネルを通過することによって反対側の空中に映像を結像する新技術である。独自技術を強固にするため特許申請も進め、将来的には自ら立体映像を空中に創出する技術の確立も目指している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:10
| アナリスト水田雅展の銘柄分析
【アナリスト水田雅展の銘柄分析】DNAチップ研究所は第3四半期累計の赤字幅拡大に対するネガティブ反応は限定的
バイオベンチャーのDNAチップ研究所<2397>(東マ)の株価は、概ね800円近辺のレンジでモミ合う展開だ。1月22日に発表した第3四半期累計(4〜12月)の営業赤字幅拡大に対するネガティブ反応は限定的のようだ。急伸後の調整が一巡して反発局面が期待される。
将来の個人化医療や未病社会の実現を見据えた遺伝子発現プロファイル収集・統計受託解析など、DNAチップ(DNAマイクロアレイ)技術の事業化を目指す研究開発企業である。現在は研究受託事業(大学病院・研究機関や製薬・食品メーカー向けDNAチップ関連の受託実験・解析・統計処理サービスなど)を主力として、商品販売事業も展開している。
時々刻々と変化する体調変化や加齢とともに起こる免疫変化などを遺伝子検査するRNAチェック(血液細胞遺伝子発現マーカー検査)に強みを持ち、中期成長に向けて次世代シークエンス受託解析サービスなど研究受託のメニューを充実させるとともに、RNAチェックによる遺伝子解析検査サービス、独自開発パッケージソフトウェアによる診断支援サービス、健康モニタリングサービスなどの診断関連事業を収益柱に育成する方針だ。
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将来の個人化医療や未病社会の実現を見据えた遺伝子発現プロファイル収集・統計受託解析など、DNAチップ(DNAマイクロアレイ)技術の事業化を目指す研究開発企業である。現在は研究受託事業(大学病院・研究機関や製薬・食品メーカー向けDNAチップ関連の受託実験・解析・統計処理サービスなど)を主力として、商品販売事業も展開している。
時々刻々と変化する体調変化や加齢とともに起こる免疫変化などを遺伝子検査するRNAチェック(血液細胞遺伝子発現マーカー検査)に強みを持ち、中期成長に向けて次世代シークエンス受託解析サービスなど研究受託のメニューを充実させるとともに、RNAチェックによる遺伝子解析検査サービス、独自開発パッケージソフトウェアによる診断支援サービス、健康モニタリングサービスなどの診断関連事業を収益柱に育成する方針だ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:07
| アナリスト水田雅展の銘柄分析