[アナリスト銘柄分析]の記事一覧
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記事一覧 (10/22)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】東洋ドライルーブ 地合い悪化でも下値限定的、割安感強くモミ合い上放れのタイミング
記事一覧 (10/22)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】スターティア 短期調整が一巡して切り返しのタイミング、中期成長力を評価
記事一覧 (10/22)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】山下医科器械 短期調整一巡して切り返し局面、今期減収減益見通しは織り込み完了
記事一覧 (10/22)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】寿スピリッツ 調整一巡して切り返し局面、首都圏の新業態や洋菓子が好調
記事一覧 (10/22)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】テラ 8月安値を割り込まず切り返し、中期成長力を評価して出直り展開
記事一覧 (10/21)【アナリスト水田雅展の銘柄診断】インフォコム 下値支持線に到達して切り返しのタイミング
記事一覧 (10/21)【アナリスト水田雅展の銘柄診断】インテリジェントウェイブ 調整一巡感、収益改善基調を評価して切り返し局面
記事一覧 (10/21)【アナリスト水田雅展の銘柄診断】キーウェアソリューションズ 売られ過ぎ感の強い水準で反発のタイミング
記事一覧 (10/21)【アナリスト水田雅展の銘柄診断】ネットワークバリューコンポネンツ 目先は乱高下だが上値を試す可能性、今期業績増額の可能性も支援材料
記事一覧 (10/21)【アナリスト水田雅展の銘柄診断】トレジャー・ファクトリー 中期成長力を評価して上昇トレンド継続
記事一覧 (10/20)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】日本マニュファクチャリングサービス 地合い悪化でも比較的堅調な動き、収益改善基調を評価
記事一覧 (10/20)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エフティコミュニケーションズは売られ過ぎ感を強めて反発のタイミング、15年3月期好業績見通しを評価
記事一覧 (10/20)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ピックルスコーポレーションはTOBによる自己株式取得を好感、調整一巡して高値圏目指す
記事一覧 (10/20)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アートスパークホールディングスは9月の年初来高値から急反落したが、切り返しのタイミング
記事一覧 (10/20)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】陽光都市開発は10月17日に今期業績見通しの増額修正を発表
記事一覧 (10/20)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アールシーコアは売られ過ぎ感強めて反発のタイミング、高配当利回りも支援材料
記事一覧 (10/20)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】うかいは9月戻り高値から反落したが足元で下げ渋り感、短期調整が一巡して切り返しのタイミング
記事一覧 (10/20)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】京写は調整一巡して切り返しのタイミング、今期業績見通し再増額の可能性に注目
記事一覧 (10/20)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ゼリア新薬工業は3月〜4月の安値圏に接近して調整の最終局面、反発のタイミング
記事一覧 (10/19)【アナリストの株式・為替相場展望】一旦はリバウンド、世界経済減速に対する警戒感は強く米国市場の落ち着きが焦点
2014年10月22日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】東洋ドライルーブ 地合い悪化でも下値限定的、割安感強くモミ合い上放れのタイミング

 ドライルーブ製品コーティング加工の東洋ドライルーブ<4976>(JQS)の株価は、全般地合い悪化が影響して9月26日1680円から反落し、10月20日には寄り付きで1560円まで調整した。しかし20日は終値で1650円まで戻している。大勢としては1600円近辺でのモミ合い展開だが、地合い悪化の状況でも下値は限定的のようだ。低PERと低PBRに割安感が強く、煮詰まり感も強めてモミ合い上放れのタイミングだろう。

 ドライルーブ(固体皮膜潤滑剤)製品のコーティング加工を主力として、その他事業ではナノカーボン製品の製造も展開している。海外は中国、タイ、ベトナムに展開している。

 ドライルーブとは二硫化モリブデン、フッ素樹脂、グラファイトなどの潤滑物質と各種特殊バインダーをハイブリッド配合し、各種溶剤または水に分散させた有機結合型の多機能皮膜である。ドライルーブでコーティング加工することにより各種素材の摩擦係数を大幅に低減できるなど、耐摩耗性に優れているため自動車機器、デジタル家電、デジタルカメラなどの駆動伝達部で、オイルやグリースなどの液体潤滑剤を使用できない部位にコーティング皮膜として使用される。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:34 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】スターティア 短期調整が一巡して切り返しのタイミング、中期成長力を評価

 電子書籍関連のスターティア<3393>(東1)の株価は、急伸した9月30日戻り高値1940円から利益確定売りで反落し、全般地合い悪化も影響して10月17日の1552円まで調整した。しかし8月安値圏まで下押すことなく20日と21日は1600円台に戻している。短期調整が一巡して切り返しのタイミングだろう。なお10月31日に第2四半期累計(4月〜9月)の業績発表を予定している。

 電子ブック作成ソフト「ActiBook」を主力として、Webアプリケーションを開発・販売するウェブソリューション関連事業、ネットワークアウトソーシング環境やクラウドサービスなどを提供するネットワークソリューション関連事業、ビジネスホンやMFP(複合機)などOA機器を販売するビジネスソリューション関連事業を展開している。

 大手と競合しない全国中堅・中小企業をターゲットとして、ITインフラのワンストップソリューションを提供するとともに、ストック型収益の向上を推進している。アジア市場へも本格的に事業展開する方針だ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:31 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】山下医科器械 短期調整一巡して切り返し局面、今期減収減益見通しは織り込み完了

 医療機器商社の山下医科器械<3022>(東1)の株価は、7月〜8月の安値圏1600円近辺で下値固めが完了し、9月末の1743円まで切り返した。その後は全般地合い悪化も影響して10月20日の1637円まで調整したが、8月安値1588円まで下押すことなく、21日には1696円まで戻す場面があった。今期(15年5月期)の減収減益見通しの織り込みは完了した可能性が高く、短期調整が一巡して切り返し局面だろう。

 九州を地盤とする医療機器商社である。医療機器の販売・メンテナンス、医療材料・消耗品などの販売を主力として、子会社イーピーメディックは整形インプラントを製造販売している。

 中期成長に向けて、九州最大の需要地である福岡県での市場シェア拡大を最重点戦略としている。医療機関向けSPD(病院医療材料管理業務)の契約施設数増加に対応するため、13年7月に福岡SPDセンター(福岡県福岡市)を新設し、鳥栖SPDセンター(佐賀県鳥栖市)との2拠点体制とした。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:28 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】寿スピリッツ 調整一巡して切り返し局面、首都圏の新業態や洋菓子が好調

 菓子製造・販売の寿スピリッツ<2222>(東1)の株価は、全般地合い悪化の影響を受けて2200円〜2300円近辺でのモミ合いから下放れの形となり、10月17日の2038円まで調整した。ただし21日には2100円台まで戻す場面があった。首都圏の新業態や洋菓子が好調であり、調整が一巡して切り返し局面だろう。なお11月4日に第2四半期累計(4月〜9月)の業績発表を予定している。

 山陰地区中心に「因幡の白うさぎ」ブランドなどを展開する寿製菓、北海道中心に「ルタオ」ブランドを展開するケイシイシイ、首都圏中心に洋菓子を多ブランド展開するシュクレイ、九州中心に「赤い風船」ブランドを展開する九十九島グループ、関西中心に「遊月亭」ブランドを展開する但馬寿、そして販売子会社(東海地区3社、中国・九州地区4社、関西地区2社)などの地域事業会社を傘下に置き、地域限定ブランド菓子の製造・販売を主力としている。駅・空港・高速道路など交通機関チャネルの出店・販売比率が高いことも特徴だ。

 製造卸から製造小売に事業モデルを転換して高収益化を推進するとともに、全国各地のお菓子のオリジナルブランドとショップブランドを創造する「お菓子の総合プロデューサー」を企業ビジョンに掲げ、新商品・新業態・新ブランド創り、新ビジネス開発、海外展開を推進している。中期経営目標の指標は売上高経常利益率20%としている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:25 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】テラ 8月安値を割り込まず切り返し、中期成長力を評価して出直り展開

 がん治療関連バイオベンチャーのテラ<2191>(JQS)の株価は、全般地合い悪化も影響して10月14日と17日の1332円まで調整した。ただし8月安値1305円を割り込まず、21日には1494円まで切り返す場面があり調整一巡感を強めている。中期成長力を評価して出直り展開だろう。

 東京大学医科学研究所発のバイオベンチャーで、細胞医療事業(樹状細胞ワクチン「バクセル」を中心とした独自開発のがん治療技術を契約医療機関に提供)を主力として、医薬品事業(樹状細胞ワクチン「バクセル」の薬事承認取得に向けた開発活動)、および医療支援事業(研究機関・医療機関から受託する細胞加工施設の運営・保守管理サービス、細胞培養関連装置の販売、治験支援サービス)を展開している。

 樹状細胞ワクチン療法は第4のがん治療法と呼ばれる免疫細胞療法の一種である。細胞医療事業は症例数に応じた収入が収益柱で、14年6月末時点の契約医療機関数は全国34カ所、契約医療機関における累計症例数は約8250症例に達している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:22 | アナリスト銘柄分析
2014年10月21日

【アナリスト水田雅展の銘柄診断】インフォコム 下値支持線に到達して切り返しのタイミング

 ITソリューションや電子書籍配信サービスなどを展開するインフォコム<4348>(JQS)の株価は、8月以降の900円〜950円近辺のモミ合いから下放れて10月17日の797円まで調整した。全般地合い悪化が影響したようだ。ただし5月安値788円を割り込まず、10月20日には841円まで急反発して調整一巡感を強めている。800円近辺の下値支持線に到達して切り返しのタイミングだろう。なお10月29日に第2四半期累計(4月〜9月)の業績発表を予定している。

 企業向けITソリューションを提供するITサービス事業、一般消費者向け各種デジタルコンテンツを提供するネットビジネス事業(子会社アムタス)を展開している。業容拡大に向けて戦略的M&A・アライアンスを積極活用し、13年9月に医薬品業界のCRM事業強化に向けてミュートスと合弁会社インフォミュートスを設立、BCP(事業継続計画)分野のビジネス拡大に向けて危機管理関連ソリューションを手掛ける江守商事<9963>と協業した。

 グループ会社の統合・再編では、14年3月にEC事業の運営効率化に向けてアムタスグループ内で食品EC事業を展開する持分法適用関連会社のドゥマンを連結子会社化し、連結子会社イー・ビー・エスのアパレルEC事業をドゥマンへ譲渡して事業統合した。また14年7月には連結子会社(孫会社)である米国SYSCOMの株式譲渡(15年2月予定)を発表した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:30 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄診断】インテリジェントウェイブ 調整一巡感、収益改善基調を評価して切り返し局面

 システムソリューション事業のインテリジェントウェイブ<4847>(JQS)の株価は、9月9日の年初来高値391円から利益確定売りで反落し、その後の全般地合い悪化も影響して10月17日の260円まで調整した。ただし20日には280円まで反発して調整一巡感を強めている。収益改善基調を評価して切り返し局面だろう。

 大日本印刷<7912>の連結子会社で、金融システムソリューション事業とプロダクトソリューション事業を展開している。クレジットカード会社、ネット銀行、証券会社など金融関連のシステム開発受託・ハードウェア販売・保守サービスが収益柱だ。

 今期(15年6月期)から報告セグメントを変更した。金融システムソリューション事業(従来のカードビジネスのフロント業務とシステムソリューション業務)は金融業界やシステム開発会社向けのソフトウェア開発を中心としたソリューションを提供し、プロダクトソリューション事業(従来のセキュリティシステム業務とその他)はパッケージ製品を中心にソリューションを提供する。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:26 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄診断】キーウェアソリューションズ 売られ過ぎ感の強い水準で反発のタイミング

 システム受託開発やシステムインテグレーションのキーウェアソリューションズ<3799>(東2)の株価は、地合い悪化も影響して550円〜650円近辺のモミ合いから下放れの形となり、10月17日に年初来安値460円まで調整した。ただし20日は508円まで戻す場面があった。売られ過ぎ感の強い水準であり反発のタイミングだろう。なお10月31日に第2四半期累計(4月〜9月)の業績発表を予定している。

 システム受託開発事業(公共システム開発、ネットワークシステム開発)、経営とITの総合コンサルティング事業(システムインテグレーション、ITサービス、サポートサービス)、その他事業(機器販売など)を展開している。

 主要顧客は、筆頭株主であるNEC<6701>グループ向けが約4割を占め、NTT<9432>グループ、JR東日本<9020>グループ、三菱商事<8058>グループ、日本ヒューレット・パッカードなどが続いている。NECと連携して医療分野や流通・サービス業分野へ事業領域を広げ、ERP(統合業務パッケージ)関連やセキュリティ関連も強化している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:20 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄診断】ネットワークバリューコンポネンツ 目先は乱高下だが上値を試す可能性、今期業績増額の可能性も支援材料

 ネットワーク関連製品のネットワークバリューコンポネンツ<3394>(東マ)の株価は上げ足を速め、13年5月高値3780円を一気に突破して10月15日の6050円まで急騰した。NVCテレビ会議クラウドサービスなども材料視されたようだ。その後は過熱感を強めて17日の3870円まで一旦反落したが、20日には前日比380円高の4250円まで切り返す場面があった。目先的には乱高下だが上値を試す可能性があるだろう。今期(14年12月期)業績見通し増額の可能性も支援材料だ。

 情報通信ネットワーク関連製品の輸入販売・運用・保守事業(ネットワークソリューション事業およびネットワークサービス事業)を展開している。クラウド関連、モバイル関連、セキュリティ関連、サービス関連などを重点分野として海外の先端技術を開拓し、国内を代表するIT先進企業へ最適なソリューションとして提供する。ライセンス収入や保守・運用収入などの売上構成比が高く、ストック型の収益構造であることも特徴だ。

 13年8月米ニクサン社のネットワーク監視ソリューション製品に関する販売代理店契約、13年10月カナダのノビフロー社が開発したオープンフロー関連製品の国内独占販売代理店契約、14年1月モバイル用作業報告書自動作成アプリを提供するG−Smart社(東京都台東区)と販売代理店契約を締結した。アライアンス戦略では13年5月に新日鉄住金ソリューションズ<2327>と資本・業務提携している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:17 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄診断】トレジャー・ファクトリー 中期成長力を評価して上昇トレンド継続

 リサイクルショップ運営のトレジャー・ファクトリー<3093>(東マ)の株価は、長期上昇トレンドで10月9日の2177円まで上伸した。第2四半期累計(3月〜8月)業績発表で一旦利益確定売りが優勢になり、全般地合い悪化も影響して17日の1850円まで調整したが、20日には2050円まで切り返している。中期成長力を評価する流れに変化はなく、今期(15年2月期)業績見通し増額期待も支援材料となって上値追いの展開だろう。

 首都圏を中心に総合リユースショップ(総合業態)や服飾専門リユースショップ(服飾業態)などを直営とFCで展開している。前期(14年2月期)末の店舗数は、直営総合業態47店舗、直営服飾業態21店舗、新業態の古着アウトレット1店舗、FC総合業態4店舗の合計73店舗である。

 関西圏への新規出店を加速させ、13年5月総合業態の関西1号店・神戸新長田店、13年10月服飾業態の関西1号店・尼崎店、14年3月関西3号店で大阪府初出店となる総合業態・岸和田店、14年7月関西4号店となる総合業態・八尾店をオープンした。新業態のスポーツ・アウトドア用品専門リユースショップ「トレファクスポーツ」は、1号店となる青葉台店(横浜市)を9月にオープンした。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:13 | アナリスト銘柄分析
2014年10月20日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】日本マニュファクチャリングサービス 地合い悪化でも比較的堅調な動き、収益改善基調を評価

 製造請負大手の日本マニュファクチャリングサービス<2162>(JQS)の株価は、急伸した9月5日の戻り高値492円から反落して380円〜420円近辺でモミ合う展開だ。ただし全般地合い悪化の状況でも8月の直近安値360円まで下押す動きは見られない。収益改善基調を評価して比較的堅調な動きと言えそうだ。なお11月14日に第2四半期累計(4月〜9月)の業績発表を予定している。

 製造請負・派遣のIS(インラインソリューション)事業、修理・検査受託のCS(カスタマーサービス)事業、技術者派遣のGE(グローバルエンジニアリング)事業、子会社の志摩グループとTKRグループが展開する開発・製造受託のEMS(エレクトロニクス・マニュファクチャリング・サービス)事業を展開している。なお今期(15年3月期)からIS事業、CS事業、GE事業を総称してHS(ヒューマンソリューション)事業とした。

 基本コンセプトとして、日本、中国、アセアン諸国における人材ビジネス事業とEMS事業の融合によるトータルソリューションサービス「neo EMS」を掲げている。製造アウトソーシング企業NO.1を目指す戦略に大きな変化はないが、サービスの一段の高付加価値化に向けて開発・設計といった製造業の上流プロセス分野の機能を強化している。単なる製造アウトソーサーから、キーテクノロジーを有して技術競争力を備えた企業グループへの変革を推進する戦略だ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:47 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エフティコミュニケーションズは売られ過ぎ感を強めて反発のタイミング、15年3月期好業績見通しを評価

 LED照明・OA機器販売などのエフティコミュニケーションズ<2763>(JQS)の株価は、8月〜9月の2200円〜2400円近辺でのモミ合いで一旦は調整一巡感を強めたが、全般地合い悪化も影響してモミ合い下放れの形となり、10月16日には1893円まで調整する場面があった。ただし売られ過ぎ感を強めている。今期(15年3月期)好業績見通しを評価して反発のタイミングだろう。なお11月7日に第2四半期累計(4月〜9月)の業績発表を予定している。

 13年6月にTOBで光通信<9435>の連結子会社となり、法人向けLED照明・OA機器・スモールサーバー販売などの法人事業、一般消費者向け光ファイバー回線サービス取次販売やドコモショップ運営などのコンシューマ事業を展開している。LED照明や空調などオフィスの環境・省エネ関連商材を重点分野と位置付けて、商品ラインナップの拡充、定額保守サービスなどストック型収益の積み上げを強化している。

 新規事業展開に向けたM&Aや子会社設立も推進している。13年10月にネットワークセキュリティ機器製造・販売のアレクソン、13年11月にビジネスホン・OA機器販売のグロースブレイブジャパン、13年12月にノンフロン新自然冷媒ガス販売・施工のニューテックを子会社化し、13年12月にはスマートフォン・タブレット端末での決済・プラットフォーム事業を担う子会社ViewPointを設立した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:42 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ピックルスコーポレーションはTOBによる自己株式取得を好感、調整一巡して高値圏目指す

 漬物やキムチ製品の最大手ピックルスコーポレーション<2925>(JQS)の株価は、7月の戻り高値865円から反落して770円〜810円近辺でモミ合う展開だったが、TOBによる自己株式取得を好感して10月17日に前日比48円(6.12%)高の833円まで急伸する場面があり、モミ合い上放れの動きを強めた。今期(15年2月期)業績見通し上振れの可能性、さらに低PERや低PBRも支援材料であり、調整が一巡して高値圏を目指す展開となりそうだ。

 漬物・浅漬・キムチなど漬物製品の最大手メーカーで、主力の「ご飯がススムキムチ」シリーズのブランド力が大幅に向上して収益力が高まっている。セブン&アイ・ホールディングス<3382>などの大手量販店・コンビニエンスストアが主要取引先であり、ブランド力向上と新製品積極投入、成長市場である惣菜製品の強化などで中期成長期待は強い。

 事業エリア拡大や供給能力増強に向けた動きも加速し、中・四国エリアでは広島新工場(ピックルスコーポレーション関西)、北海道エリアでは既存の食品工場を買い取った札幌新工場(ピックルスコーポレーション札幌)が稼動している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:39 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アートスパークホールディングスは9月の年初来高値から急反落したが、切り返しのタイミング

 電子書籍ビューアやグラフィクス制作支援ソフトのアートスパークホールディングス<3663>(東2)の株価は、急伸した9月の年初来高値872円から利益確定売りで反落し、さらに全般地合い悪化も影響して10月17日には490円まで調整した。ただし売られ過ぎ感を強めて切り返しのタイミングのようだ。自動運転関連というテーマ性で再人気化の可能性もあるだろう。

 グラフィクス技術のセルシスとエイチアイが12年4月に統合した持株会社で、電子書籍ビューア「BS Reader」やグラフィクスソリューションなどのコンテンツソリューション事業、グラフィクスコンテンツ制作支援ツールなどのクリエイターサポート事業、3Dグラフィックス描画エンジンなどのUI/UX事業を展開している。アプリケーション事業は前期(13年12月期)から戦略的に事業縮小を進めている。

 マルチデバイス対応の電子書籍ビューア「BS Reader」は、インフォコム<4348>グループのアムタスの電子書籍配信サービス「ekubostore」や、ソフトバンクモバイルのスマートフォン向け総合電子書籍サービス「スマートブックストア」など897以上の電子書籍配信サービスで利用されている。またマンガ制作ソフト「ComicStudio」は累計出荷本数が160万本を超え、マンガ・イラスト制作ソフト「CLIP STUDIO」は40万本を超えている。クリエイターの創作活動を支援するサイト「CLIP」は14年6月末時点の登録者数が41万人となった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:35 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】陽光都市開発は10月17日に今期業績見通しの増額修正を発表

 投資用マンション企画・販売の陽光都市開発<8946>(JQS)の株価は、9月30日に年初来高値となる274円まで上値を伸ばした。その後は全般地合い悪化も影響して10月2日の229円まで一旦反落したが、足元では切り返しの動きを強めている。収益改善や財務基盤強化、そして中期成長に向けた積極投資を評価する流れに変化はなく上値追いの展開だろう。13年4月高値372円も視野に入りそうだ。

 投資用マンション「グリフィンシリーズ」の企画・販売事業を一旦縮小し、不動産管理・賃貸・仲介事業のストック型フィービジネスへの事業構造転換で収益基盤を強化した。13年8月にアパマンショップホールディングス<8889>の子会社アパマンショップネットワークとFC加盟契約を締結し、13年10月にはストライダーズ<9816>と資本業務提携した。

 中期成長に向けて中国での不動産関連事業を展開する。14年2月に柏雅資本集団控股有限公司(香港柏雅)の連結子会社化が完了し、香港柏雅の子会社でサービスアパートメント運営・管理コンサルティングを展開する柏雅酒店管理(上海)有限公司(酒店管理)、および孫会社でサービスアパートメントをサブリース管理方式でオーナーから賃借して運営管理する上海柏雅投資管理有限公司(投資管理)も合わせてベルグラビアグループ3社を連結化した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:28 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アールシーコアは売られ過ぎ感強めて反発のタイミング、高配当利回りも支援材料

 ログハウス(丸太組み工法住宅)のアールシーコア<7837>(JQS)の株価は、1050円〜1100円近辺でのモミ合いから下放れて10月17日940円まで調整した。10月10日発表の第2四半期累計(4月〜9月)利益見通し増額修正に対する反応は限定的だった。ただし売られ過ぎ感を強めて反発のタイミングだろう。消費増税の影響は織り込み済みであり、高配当利回りも支援材料だ。なお11月13日に第2四半期累計の業績発表を予定している。

 ログハウスのオリジナルブランド「BESS」の販売(国内直販部門と販社部門、および連結子会社のBP社)、カントリーログハウスなどキット部材の製造販売(北米部門)を展開し、東京・代官山「BESSスクエア」と神奈川県「BESS藤沢展示場」の直営展示場2拠点も運営している。ブランド知名度の深耕効果で、前期(14年3月期)の全国BESS展示場への新規来場者数は前々期比14.8%増の2万6567件と増加基調だ。

 10月10日に今期(15年3月期)第2四半期累計(4月〜9月)業績見通しの修正を発表した。前回の予想(5月15日公表)に対して売上高は3億40百万円減額して前年同期比1.7%増の60億60百万円、営業利益は1億70百万円増額して同35.8%減の2億90百万円、経常利益は1億70百万円増額して同36.4%減の2億90百万円、純利益は1億08百万円増額して同36.4%減の1億80百万円とした。消費増税の影響が想定以上に長期化しているが、人材開発などの費用の投入時期が遅れ気味となっているため利益を増額した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:24 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】うかいは9月戻り高値から反落したが足元で下げ渋り感、短期調整が一巡して切り返しのタイミング

 高級料理店うかい<7621>(JQS)の株価は、9月25日の戻り高値2389円から株主優待の権利落ちで反落し、その後は全般地合い悪化も影響して10月10日と16日には2101円まで調整した。ただし17日には前日比40円高と反発して下げ渋り感を強めている。短期調整が一巡して切り返しのタイミングだろう。

 飲食事業(高級和食・洋食店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。新たな成長ステージに向けた戦略として、商圏1万キロに向けたブランド構築、新業態の定着と新規出店、海外へのブランド発信と海外企業との業務提携、サービス向上のための人材育成、製菓工房「アトリエうかい」の本格稼働、和食店のお土産品強化、物販における販路開拓などを推進している。

 14年4月には、国内で4年ぶりの新店となる新業態の割烹料理店「銀座kappou ukai(呼称:割烹うかい)」をオープンした。海外は13年5月に、台湾・高雄市FIHリージェントグループホテル内レストランのコンサルティング契約を締結して海外初出店を決定し、16年オープンに向けて準備を進めている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:20 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】京写は調整一巡して切り返しのタイミング、今期業績見通し再増額の可能性に注目

 プリント配線板大手の京写<6837>(JQS)の株価は、急伸した9月1日の高値465円から利益確定売りで反落し、10月16日には377円まで調整した。全般地合い悪化が影響したようだが、今期(15年3月期)業績見通し再増額の可能性が注目され、短期調整が一巡して切り返しのタイミングだろう。低PERも支援材料だ。

 生産量世界トップの片面プリント配線板、および両面プリント配線板を収益柱として、実装関連事業も展開している。前期(14年3月期)の製品用途別売上構成比は家電製品が32%、自動車関連が27%、事務器が15%、映像関連が8%、アミューズメントが7%、その他が11%である。LED照明関連の需要拡大も背景として、製品サイクルの長い自動車関連や家電関連に注力し、幅広い用途と顧客を獲得している。

 中期経営計画では目標数値として、16年3月期売上高200億円(片面プリント配線板100億円、両面プリント配線板85億円、実装関連事業15億円)、営業利益率6%、ROE(自己資本利益率)15%以上、ROA(総資産利益率)6%以上を掲げている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:16 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ゼリア新薬工業は3月〜4月の安値圏に接近して調整の最終局面、反発のタイミング

 医薬品メーカーのゼリア新薬工業<4559>(東1)の株価は、8月下旬の戻り高値圏2500円台から反落して2400円近辺でモミ合う展開だったが、9月末の配当・株主優待権利落ち、そして全般地合い悪化が影響して10月16日の2004円まで調整した。ただし3月〜4月の安値圏1900円台に接近して調整の最終局面であり、売られ過ぎ感を強めて反発のタイミングだろう。

 消化器分野が中心の医療用医薬品事業と、一般用医薬品のコンシューマーヘルスケア事業を展開している。医療用医薬品事業では潰瘍性大腸炎治療剤「アサコール」を主力としている。そして13年6月には自社開発新薬の機能性ディスペプシア治療剤「アコファイド」を発売し、アステラス製薬<4503>と共同で早期の市場浸透を目指している。コンシューマーヘルスケア事業では「コンドロイチン群」「ヘパリーゼ群」「ウィズワン群」を主力としている。

 M&Aを活用してグローバル展開も推進し、08年10月基礎化粧品のイオナ、09年9月「アサコール」の開発会社ティロッツ社(スイス)、10年9月コンドロイチン原料のZPD社(デンマーク)を子会社化した。13年8月には、ビフォーファーマ社(スイス)と鉄欠乏症治療剤「Ferinject」の日本国内における独占的開発・販売契約を締結し、ZPD社の株式を追加取得して完全子会社化した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:13 | アナリスト銘柄分析
2014年10月19日

【アナリストの株式・為替相場展望】一旦はリバウンド、世界経済減速に対する警戒感は強く米国市場の落ち着きが焦点

■新興市場の先行切り返しに注目

 10月20日〜24日の株式・為替相場は、前週までの急ピッチの下落に対して一旦はリバウンドの動きとなりそうだ。日本株はテクニカル面では売られ過ぎのシグナルを発している。海外投資家のドル買い・株買いポジションを手仕舞う動きはほぼ一巡した可能性があり、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が国内株式での運用比率を大幅に引き上げる方向で調整に入ったとの報道も支援材料だ。

 ただし世界経済の減速に対する警戒感や、米FRB(連邦準備制度理事会)の量的緩和策第3弾(QE3)終了後の米国株の調整局面入りへの警戒感も強い。米国では28日〜29日のFOMC(連邦公開市場委員会)や30日の7〜9月期GDP速報値を控え、国内では主要企業の9月中間決算発表の本格化前であり、31日の日銀金融政策決定会合・10月展望リポートも控えて積極的な買い材料に欠ける状況だ。

 米国市場が落ち着くかどうかが焦点だが、世界経済の減速に対する警戒感が米FRBの利上げ時期後退観測に繋がり、米10年債利回りは2%台前半での推移が予想される。このため外国為替市場のドル・相場は1ドル=105円台〜107円台の展開だろう。株式市場は一旦リバウンドでも9月中間決算発表を控えて主力大型株の戻りが鈍く、新興市場を中心に中小型株が先行して切り返す展開が注目される。

 前週は世界的に金融市場が波乱の展開となった。米国では10年債利回りが2%台割れ水準まで急低下する場面があった。米国株は調整色を強めて、ダウ工業株30種平均株価は15日の取引時間中に前日比460ドル07セント(2.82%)安まで急落する場面があり、16日にも取引時間中に206ドル52セント(1.28%)安まで急落する場面があった。外国為替市場ではドル買いポジション手仕舞いやリスク回避でドル売り・円買いの動きを強め、ドル・円相場は1ドル=105円20銭近辺までドル安・円高方向に傾く場面があった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 21:16 | アナリスト銘柄分析