[アナリスト銘柄分析]の記事一覧
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記事一覧 (12/18)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アートスパークHDは売られ過ぎ感強めて切り返し局面、15年1月「オートモーティブ ワールド2015」に出展も好感の可能性
記事一覧 (12/18)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アルコニックスは15年3月期利益再増額の可能性を評価して上値追い
記事一覧 (12/17)【アナリスト水田雅展の銘柄診断】Jトラストは調整の最終局面、積極的な業容拡大戦略を評価して切り返し
記事一覧 (12/17)【アナリスト水田雅展の銘柄診断】リンテックは15年3月期の好業績見通しを評価して上値追い
記事一覧 (12/17)【アナリスト水田雅展の銘柄診断】クリナップは今期減額修正の調整が一巡、低PBRも支援材料で切り返し局面
記事一覧 (12/17)【アナリスト水田雅展の銘柄診断】インテージHDは利益確定売り一巡、収益拡大基調を評価して上値を試す
記事一覧 (12/17)【アナリスト水田雅展の銘柄診断】モブキャストはレンジ下限から切り返し、新作「ドラゴン★スピンZ」や来期の収益拡大を期待
記事一覧 (12/16)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】パイプドビッツは今期大幅増収増益見通しを評価してボックス上放れ
記事一覧 (12/16)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エフティコミュニケーションズは調整の最終局面、低PER、高配当利回りを評価して出直り
記事一覧 (12/16)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】DNAチップ研究所は急騰後の調整が一巡して反発局面、エンプラスとの資本業務提携効果に期待
記事一覧 (12/16)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】寿スピリッツは調整一巡してモミ合い上放れ、首都圏の新業態や洋菓子が好調
記事一覧 (12/16)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インタースペースは中期成長力を評価してレンジ下限から反発局面
記事一覧 (12/16)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アドアーズは下値固め完了、収益改善基調を評価して出直り
記事一覧 (12/15)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】星光PMCは下値固め完了、今期収益改善期待で出直り
記事一覧 (12/15)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インフォメーションクリエーティブは今期増収増益見通しを評価して9月高値試す
記事一覧 (12/15)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ゼリア新薬工業は15年3月期減益見通しを織り込んで反発局面
記事一覧 (12/15)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】フライトホールディングスは年初来安値から一転して2営業日連続のストップ高、底打ちして出直り
記事一覧 (12/15)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エイジアは下値切り上げ、中期成長力を評価して出直り
記事一覧 (12/15)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】シンプロメンテは下値固め完了して出直り
記事一覧 (12/12)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】協立情報通信はモミ合い煮詰まり感、今期増額の可能性を評価して上放れ
2014年12月18日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アートスパークHDは売られ過ぎ感強めて切り返し局面、15年1月「オートモーティブ ワールド2015」に出展も好感の可能性

 電子書籍ビューアやグラフィクス制作支援ソフトのアートスパークホールディングス<3663>(東2)は12月17日、15年1月開催の「オートモーティブ ワールド2015」への出展を発表した。株価は11月27日の戻り高値736円から12月17日の533円まで調整したが、目先的な売られ過ぎ感を強めている。自動車の自動運転関連というテーマ性もあり、再人気化して9月の年初来高値872円を試す可能性があるだろう。

 グラフィクス技術のセルシスとエイチアイが12年4月に統合した持株会社で、電子書籍ビューア「BS Reader」やグラフィクスソリューションなどのコンテンツソリューション事業、グラフィクスコンテンツ制作支援ツールなどのクリエイターサポート事業、3Dグラフィックス描画エンジンなどのUI/UX事業を展開している。アプリケーション事業は戦略的に事業縮小を進めている。

 マルチデバイス対応の電子書籍ビューア「BS Reader」は、インフォコム<4348>グループのアムタスの電子書籍配信サービス「ekubostore」や、ソフトバンクモバイルのスマートフォン向け総合電子書籍サービス「スマートブックストア」など897以上の電子書籍配信サービスで利用されている。またマンガ制作ソフト「ComicStudio」は累計出荷本数が160万本を超え、マンガ・イラスト制作ソフト「CLIP STUDIO」は40万本を超えている。クリエイターの創作活動を支援するサイト「CLIP」は14年6月末時点の登録者数が41万人となった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:34 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アルコニックスは15年3月期利益再増額の可能性を評価して上値追い

 「非鉄金属の総合商社」を目指すアルコニックス<3036>(東1)の株価は、12月8日に上場来高値となる2107円まで上伸した。その後利益確定売りや地合い悪化で一旦反落したが、今期(15年3月期)利益見通し再増額の可能性を評価して上値追いの展開だろう。

 軽金属・銅製品(伸銅品、銅管、アルミフィンなど)、電子・機能材(レアメタル・レアアース、チタン・ニッケル製品など)、非鉄原料(アルミ・亜鉛地金など)、建設・産業資材(配管機材など)を取り扱う非鉄金属分野の専門商社である。

 レアメタル分野に強みを持つことも特徴だが、中期成長に向けては「非鉄金属の総合商社」を目指し、非鉄金属の周辺分野も含めた川上(製造)〜川中(流通)〜川下(問屋)を網羅するビジネス展開で、積極的なM&A戦略を推進している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:31 | アナリスト銘柄分析
2014年12月17日

【アナリスト水田雅展の銘柄診断】Jトラストは調整の最終局面、積極的な業容拡大戦略を評価して切り返し

 Jトラスト<8508>(東2)の株価は、11月28日の1163円から12月16日の978円まで調整した。全般地合い悪化も影響したようだ。ただし10月と11月の直近安値圏950円近辺に接近して調整の最終局面であり、積極的な業容拡大戦略を評価して切り返しのタイミングだろう。

 M&Aや債権承継などを積極活用して業容拡大戦略を推進し、金融サービス事業(事業者向け貸付、消費者向け貸付、クレジット・信販、信用保証、債権買取)、不動産事業、アミューズメント事業、海外金融事業(消費者金融業、貯蓄銀行業)、その他事業(システム開発など)を展開している。

 国内金融分野では、日本保証(12年3月ロプロが武富士の消費者金融事業を承継、12年9月ロプロと日本保証が合併)、KCカード(11年8月楽天KCを子会社化)、クレディア(12年7月子会社化)、個品割賦事業のNUCS(14年3月子会社化)、国内不動産分野・アミューズメント分野ではアドアーズ<4712>(12年6月子会社化)を傘下に置いている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:33 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄診断】リンテックは15年3月期の好業績見通しを評価して上値追い

 粘着製品大手のリンテック<7966>(東1)の株価は、12月9日の年初来高値2750円まで上伸した。第2四半期累計(4月〜9月)の大幅増益を評価し、為替の円安進行も追い風となって今期(15年3月期)業績上ブレ期待が高まった。地合い悪化の影響で12月16日に2511円まで調整したが、好業績見通しを評価する流れに変化はなく上値追いの展開だろう。

 高度な粘着応用技術と表面改質技術(粘着剤や表面コート剤の開発・配合・塗工技術)に強みを持ち、印刷材・産業工材関連(シール・ラベル用粘着フィルム、ウインドーフィルム、太陽電池用バックシート、自動車用・工業用特殊粘着製品など)、電子・光学関連(半導体製造用粘着テープ、タッチパネル用シート材、液晶用偏光・位相差フィルム粘着加工など)、洋紙・加工材関連(カラー封筒用紙、粘着製品用剥離紙・剥離フィルム、炭素繊維複合材料用工程紙など)の分野に幅広く事業展開している。

 14年3月発表の新中期経営計画「LIP−2016」では、重点テーマをグローバル展開のさらなる推進、次世代を担う革新的新製品の創出、強靭な企業体質への変革、戦略的M&Aの推進、人財の育成とした。目標数値に17年3月期売上高2400億円、営業利益200億円、経常利益200億円、純利益130億円、売上高営業利益率8%以上、ROE8%以上を掲げ、セグメント別には印刷材・産業工材関連が売上高1025億円、営業利益57億円、電子・光学関連が売上高943億円、営業利益88億円、洋紙・加工材関連が売上高432億円、営業利益55億円としている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:28 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄診断】クリナップは今期減額修正の調整が一巡、低PBRも支援材料で切り返し局面

 システムキッチン大手のクリナップ<7955>(東1)の株価は、11月4日の戻り高値997円から11月21日の直近安値803円まで急落した。今期(15年3月期)業績見通しの減額修正した影響による。ただし足元では850円近辺まで戻して調整一巡感を強めている。低PBRも支援材料として切り返し局面だろう。

 厨房部門(システムキッチン)を主力として、浴槽・洗面部門(システムバスルーム・洗面化粧台)も展開している。中期経営計画では「ザ・キッチンカンパニー」の確立を掲げ、システムキッチン「S.S.」「クリンレディ」「ラクエラ」「コルティ」を軸とした商品ラインナップの充実、ブランド力の強化、中高級システムキッチンの市場シェア上昇、全国のショールーム(101拠点)への集客強化、総合競争力の強化、会員登録制組織「水まわり工房」加盟店との連携強化、リフォーム需要の取り込み、トータルコストの低減、海外事業の戦略的推進などを重点施策としている。

 今期(15年3月期)の連結業績見通し(11月7日に減額修正)は売上高が前期比6.8%減の1200億円、営業利益が同59.4%減の36億円、経常利益が同62.2%減の32億円、純利益が同73.8%減の13億円としている。配当予想は前回予想(5月8日公表)を据え置き、記念配当5円を落として年間20円(第2四半期末10円、期末10円)としている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:25 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄診断】インテージHDは利益確定売り一巡、収益拡大基調を評価して上値を試す

 市場調査最大手のインテージホールディングス<4326>(東1)の株価は、今期(15年3月期)利益見通し増額修正も好感して12月1日の年初来高値1840円まで上伸した。その後は利益確定売りで1500円台まで調整したが、目先的な過熱感が解消した形であり、収益拡大基調を評価して上値を試す展開だろう。

 13年10月に持株会社へ移行した。小売店パネル調査や消費者パネル調査などの市場調査・コンサルティング事業を主力として、システムソリューション事業、医薬品開発支援事業にも事業領域を広げている。

 国内外における積極的なM&A戦略で業容を拡大している。11年9月にベトナムの市場調査会社FTA、12年9月に医療情報総合研究所、12年11月に医療関連インターネット調査会社プラメド、13年8月に香港の市場調査会社CSG香港を子会社化した。14年5月には子会社INTAGE INDIAがインドの市場調査会社RSMRS社の株式を取得してグループ化した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:20 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄診断】モブキャストはレンジ下限から切り返し、新作「ドラゴン★スピンZ」や来期の収益拡大を期待

 ゲーム開発・配信のモブキャスト<3664>(東マ)の株価は、大勢として800円〜1100円近辺でのボックス展開だったが、徐々に下値を切り上げている。そして12月16日に865円まで調整したが概ねレンジ下限に到達した形だ。新作ゲーム「ドラゴン★スピンZ」や来期(15年12月期)の収益拡大への期待感もあり、レンジ下限から切り返し局面だろう。

 プロ野球ゲーム「モバプロ」やサッカーゲーム「モバサカ」など、スポーツ分野に特化したモバイルスポーツメディア「mobcast」運営とゲーム開発・配信を展開している。経営資源をモバイルエンターテインメント事業に集中するため、14年2月に子会社モブキャストグローバルのPCオンラインゲーム事業を譲渡し、4月にはモブキャストグローバルを当社に吸収合併した。

 自社ゲーム開発を強化するとともに、プラットフォームを開放して外部ディベロッパー製のゲーム配信と海外展開も強化している。13年4月には韓国で「mobcast」をオープンして「モバサカ」の配信を開始した。13年8月には世界有数のモバイルゲームディストリビューターであるブースターメディア(オランダ)と業務提携、13年12月には韓国のモバイルゲーム大手COM2USと業務提携した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:10 | アナリスト銘柄分析
2014年12月16日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】パイプドビッツは今期大幅増収増益見通しを評価してボックス上放れ

 情報資産プラットフォーム事業のパイプドビッツ<3831>(東1)の株価は、衆院解散・総選挙観測を材料視して11月12日の1926円まで急伸した。その後は一旦反落したが10月直近安値1370円まで調整することなく1600円〜1700円近辺で推移している。大勢として概ね1400円〜1800円近辺でのボックス展開だが、今期(15年2月期)大幅増収増益見通しを評価してボックス上放れが期待される。

 国内最大規模の情報資産プラットフォーム「スパイラル」を基盤として、情報資産プラットフォーム事業(データ管理などクラウドサービス提供)、広告事業(アフィリエイトASP一括管理サービス「スパイラルアフィリエイト」など)、ソリューション事業(ネット広告制作、アパレル・ファッションに特化したECサイト構築・運営受託、子会社ペーパーレススタジオジャパンのBIMコンサルティング事業など)を展開している。

 情報資産プラットフォーム事業では「スパイラル」、アパレル特化型ECプラットフォーム「スパイラルEC」、会計クラウド「ネットde会計」「ネットde青色申告」、クラウド型グループウェア×CMS×SNS連携プラットフォーム「スパイラルプレース」に加えて、薬剤・医療材料共同購入プラットフォーム「JoyPla」、美容関連のヘアカルテ共有サービス「美歴」、地域密着型SNS「I LOVE 下北沢」、政治・選挙プラットフォーム「政治山」、BIM建築情報プラットフォーム「ArchiSymphony」などを展開し、14年3月にアズベイスを子会社化してコールセンタープラットフォームサービス「BizBase」にも事業領域を広げている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:44 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エフティコミュニケーションズは調整の最終局面、低PER、高配当利回りを評価して出直り

 LED照明・OA機器販売などのエフティコミュニケーションズ<2763>(JQS)の株価は、10月16日の年初来安値1893円から切り返して一旦は2300円台まで戻したが、足元では全般地合い悪化も影響して安値圏2000円近辺まで調整している。ただし売られ過ぎ感を強めている。調整のほぼ最終局面であり、今期(15年3月期)大幅営業増益見通し、低PER、高配当利回りを評価して出直り展開だろう。

 13年6月にTOBで光通信<9435>の連結子会社となり、法人向けLED照明・OA機器・スモールサーバー販売などの法人事業、一般消費者向け光ファイバー回線サービス取次販売やドコモショップ運営などのコンシューマ事業を展開している。LED照明や空調などオフィスの環境・省エネ関連商材を重点分野と位置付けて、商品ラインナップの拡充、定額保守サービスなどストック型収益の積み上げを強化している。

 中期成長に向けた重点戦略として環境商材戦略、M&A・新規事業戦略、既存事業の強化、海外戦略、プラットフォーム事業戦略を推進している。13年10月にネットワークセキュリティ機器製造のアレクソン、13年11月にビジネスホン・OA機器販売のグロースブレイブジャパン、13年12月にノンフロン新自然冷媒ガス販売・施工のニューテックを子会社化し、13年12月にはスマートフォン・タブレット端末での決済・プラットフォーム事業を担う子会社ViewPointを設立した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:36 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】DNAチップ研究所は急騰後の調整が一巡して反発局面、エンプラスとの資本業務提携効果に期待

 バイオベンチャーのDNAチップ研究所<2397>(東マ)の株価は、エンプラス<6961>との資本業務提携を好感して11月26日の1430円まで急騰した。その後は一旦反落したが、急騰後の調整が一巡して反発局面だろう。

 将来の個人化医療や未病社会の実現を見据えた遺伝子発現プロファイル収集・統計受託解析など、DNAチップ(DNAマイクロアレイ)技術の事業化を目指す研究開発企業である。現在は研究受託事業(大学病院・研究機関や製薬・食品メーカー向けDNAチップ関連の受託実験・解析・統計処理サービスなど)を主力として、商品販売事業も展開している。

 時々刻々と変化する体調変化や加齢とともに起こる免疫変化などを遺伝子検査するRNAチェック(血液細胞遺伝子発現マーカー検査)に強みを持ち、中期成長に向けて次世代シークエンス受託解析サービスなど研究受託のメニューを充実させるとともに、RNAチェックによる遺伝子解析検査サービス、独自開発パッケージソフトウェアによる診断支援サービス、健康モニタリングサービスなどの診断関連事業を収益柱に育成する方針だ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:33 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】寿スピリッツは調整一巡してモミ合い上放れ、首都圏の新業態や洋菓子が好調

 菓子製造・販売の寿スピリッツ<2222>(東1)の株価は、10月の直近安値2038円から切り返し、11月以降は概ね2200円近辺でモミ合う展開だ。やや反発力が鈍い形だが、12月15日には全般地合い悪化の状況でも前日比22円高と3営業日続伸した。調整が一巡してモミ合い上放れの展開だろう。

 山陰地区中心に「因幡の白うさぎ」ブランドなどを展開する寿製菓、北海道中心に「ルタオ」ブランドを展開するケイシイシイ、首都圏中心に洋菓子を多ブランド展開するシュクレイ、九州中心に「赤い風船」ブランドを展開する九十九島グループ、関西中心に「遊月亭」ブランドを展開する但馬寿、そして販売子会社(東海地区3社、中国・九州地区4社、関西地区2社)などの地域事業会社を傘下に置き、地域限定ブランド菓子の製造・販売を主力としている。駅・空港・高速道路など交通機関チャネルでの販売比率が高いことも特徴だ。

 製造卸から製造小売に事業モデルを転換して高収益化を推進するとともに、全国各地のお菓子のオリジナルブランドとショップブランドを創造する「お菓子の総合プロデューサー」を企業ビジョンに掲げている。さらに「ニューコンセプトメーカー」として、ローカル・プレミアムブランドの創出と育成を目指し、地域やチャンネル特性にマッチした商品開発、販路拡大やリアル店舗と通販の融合、独自の販売スタイル構築、新ビジネス開発、海外展開を推進する方針で、中期経営目標の指標は売上高経常利益率20%としている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:30 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インタースペースは中期成長力を評価してレンジ下限から反発局面

 ネット広告やソーシャルアプリを展開するインタースペース<2122>(東マ)の株価は、今期(15年9月期)の減益見通しを嫌気した11月17日の直近安値911円から切り返し、概ね1000円〜1100円近辺で推移している。大勢として900円〜1400円のボックス展開だが、中期成長力を評価してレンジ下限から反発局面だろう。

 アフィリエイト(成果報酬)型のインターネット広告事業を主力として、コンテンツやソーシャルアプリなどのメディア運営事業も展開している。

 インターネット広告事業はアフィリエイトサービス「アクセストレード」を中心に事業展開し、携帯電話ショップをネットワーク化した店舗アフィリエイトサービス「ストアフロントアフィリエイト」も日本最大規模の店舗ネットワークに成長している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:28 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アドアーズは下値固め完了、収益改善基調を評価して出直り

 アミューズメント事業や不動産事業を展開するアドアーズ<4712>(JQS)の株価は、9月の戻り高値189円から反落し、11月上旬に日本介護福祉グループに対するM&Aを好感する場面があったが、買いが続かず調整局面の形だ。ただし11月以降は概ね130円〜140円近辺で推移して下値固め完了感を強めている。収益改善基調を評価して出直り展開だろう。

 13年2月に、親会社Jトラスト<8508>グループで戸建て住宅分譲や商業建築など展開するキーノート、アミューズメント施設向け景品製作・販売など展開するブレイクを子会社化し、Jトラストグループ内で建築・不動産事業とアミューズメント事業の中核を担う位置付けとなった。アミューズメント事業ではメダルゲームジャンルを注力分野として収益改善を目指し、新業態開発やゲーム景品製造も強化している。不動産事業では不動産アセット部門を強化している。

 14年9月には、韓国でカジノ事業を展開するJBアミューズメント(JBA、韓国KOSDAQ市場上場)が実施する第三者割当増資を引き受けると発表した。出資比率9.49%で第2位株主となる。韓国・済州新羅ホテルでカジノ事業を行うマジェスターを含むJBAグループと協力関係を構築し、アミューズメント事業におけるシナジー創出や事業拡大を目指す方針だ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:25 | アナリスト銘柄分析
2014年12月15日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】星光PMCは下値固め完了、今期収益改善期待で出直り

 製紙用薬品の星光PMC<4963>(東1)の株価は、10月の直近安値864円から反発して1000円台を回復する場面もあったが、買いが続かず概ね900円〜1000円近辺でモミ合う展開だ。ただし10月安値圏まで下押す動きは見られない。下値固めが完了して来期(15年12月期)の収益改善期待で出直り展開だろう。

 DIC<4631>の子会社で製紙用薬品事業、印刷インキ用・記録材料用樹脂事業を展開している。高付加価値商品の拡販、次世代素材セルロースナノファイバー(CNF)、導電性ナノ材料(銀ナノワイヤー)、光学弾性樹脂(OCA)など成長市場・新分野開拓の戦略を推進している。さらに事業領域拡大に向けて14年4月、興人フィルム&ケミカルズの化成品事業を承継したKJケミカルズを子会社化した。

 次世代素材CNFは、すべての植物の植物細胞壁の骨格成分であるセルロースをナノサイズまで細かくほぐすことにより得られる繊維である。鋼鉄の5分の1の軽さで5倍以上強く、熱による変形が少ないなどの特徴を持ち、樹脂の補強材として機能させることにより、自動車用樹脂の強度・寸法安定性向上や金属部材からの置き換え、家電・モバイル機器の軽量化などでの需要が期待されている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:23 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インフォメーションクリエーティブは今期増収増益見通しを評価して9月高値試す

 ソフトウェア開発やシステム運用のインフォメーションクリエーティブ<4769>(JQS)の株価は、10月14日の直近安値722円から切り返し、11月以降は概ね780円〜800円近辺で推移している。調整が一巡したようだ。今期(15年9月期)増収増益見通しを評価して9月の年初来高値835円を試す展開だろう。3%台の高配当利回りも支援材料だ。

 ソフトウェア開発事業、システム運用事業、その他事業(パッケージ開発・販売)を展開し、顧客に常駐する型で情報サービス分野における総合的なソリューションサービスを提供している。顧客別に見ると日立システムズや日立ソリューションズなど、日立製作所<6501>グループ向けが全体の約6割を占めて収益源となっていることも特徴だ。

 13年11月発表の新中期経営計画(14年9月期〜16年9月期)では、基本戦略としてソフトウェア開発・システム運用などのITソリューション事業の安定成長、自社パッケージ開発・販売のITサービス事業の成長加速、強固な人材・組織基盤の構築を推進している。経営目標値は16年9月期売上高80億円(ITソリューション事業76億円、ITサービス事業4億円)、売上高経常利益率8.0%を掲げ、長期ビジョンでは100億円企業、東証2部上場を目指している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:20 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ゼリア新薬工業は15年3月期減益見通しを織り込んで反発局面

 ゼリア新薬工業<4559>(東1)の株価は、今期(15年3月期)業績の減額修正も嫌気して軟調展開となり、11月27日の年初来安値1920円まで調整したが、その後は下げ渋る動きだ。今期大幅減益見通しを織り込み、調整が一巡して反発局面だろう。

 消化器分野が中心の医療用医薬品事業と、一般用医薬品のコンシューマーヘルスケア事業を展開している。医療用医薬品事業では潰瘍性大腸炎治療剤「アサコール」、H2受容体拮抗剤「アシノン」、亜鉛含有胃潰瘍治療剤「プロマック」を主力としている。13年6月には自社開発新薬の機能性ディスペプシア治療剤「アコファイド」を発売し、アステラス製薬<4503>と共同で早期の市場浸透を目指している。コンシューマーヘルスケア事業では「コンドロイチン群」「ヘパリーゼ群」「ウィズワン群」を主力としている。

 M&Aを活用してグローバル展開も推進し、08年10月基礎化粧品のイオナ、09年9月「アサコール」の開発会社ティロッツ社(スイス)、10年9月コンドロイチン原料のZPD社(デンマーク)を子会社化した。13年8月には、ビフォーファーマ社(スイス)と鉄欠乏症治療剤「Ferinject」の日本国内における独占的開発・販売契約を締結し、ZPD社の株式を追加取得して完全子会社化した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:17 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】フライトホールディングスは年初来安値から一転して2営業日連続のストップ高、底打ちして出直り

 システム開発や電子決済ソリューションのフライトホールディングス<3753>(東マ)の株価は、軟調展開が続き12月11日には年初来安値618円まで調整する場面があったが、11日発表の米国子会社設立を好感して急反発し、一転して11日、12日と2営業日連続のストップ高となった。底打ちして強基調に転換した可能性があり、出直りの動きが本格化しそうだ。

 フライトシステムコンサルティング(旧)が13年10月、持株会社に移行してフライトホールディングスに商号変更した。事業承継した子会社フライトシステムコンサルティング(新)が、システム開発などのコンサルティング&ソリューション(C&S)事業、電子決済ソリューションなどのサービス事業を展開している。

 電子決済ソリューションの分野では、スマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末「インクレディスト」およびスマートデバイス決済専用アプリケーション「ペイメント・マスター」の展開を強化している。専用アプリ「ペイメント・マスター」は10年9月に提供開始した国内初のBtoB向け決済ソリューションで、高級ホテル、レストラン、観光タクシー、旅行代理店などで導入されている。またマルチ電子決済端末「インクレディスト」は前期の大型案件も寄与して国内で数万台の納入実績がある。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:14 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エイジアは下値切り上げ、中期成長力を評価して出直り

 メール配信ソフト大手のエイジア<2352>(東マ)の株価は、急伸した11月の戻り高値1360円から反落したが、8月と10月の安値圏まで下押す動きは見られず、概ね1000円〜1100円近辺で推移している。下値を切り上げる動きであり、中期成長力を評価して出直り展開だろう。

 自社開発CRMアプリケーションソフト「WEBCAS」シリーズなどのアプリケーション事業を主力として、システム受託開発やマーケティングコンサルティングなどのサービスソリューション事業も展開している。自社開発のメール配信ソフト「WEBCAS e−mail」の導入実績は総合通販大手など約1600社以上に達し、国内メール配信パッケージ市場でのシェアは1位である。

 中期成長戦略として「メールアプリケーションソフトのエイジア」から、販売促進・マーケティング支援分野に事業領域を拡大して「eコマースの売上UPソリューションを世界に提供するエイジア」への発展を目指し、クラウドサービス(ASP、SaaS)の強化、新製品・サービス開発の推進、サービスソリューション事業の拡大に取り組んでいる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:11 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】シンプロメンテは下値固め完了して出直り

 飲食店などに店舗設備・機器メンテナンスサービスを提供するシンプロメンテ<6086>(東マ)の株価は、10月下旬の直近安値圏1000円割れ水準から反発して11月上旬に1100円台を回復する場面があった。その後は1000円〜1050円近辺でモミ合う展開だが、3月の上場来安値940円まで下押す動きは見られない。下値固めが完了して出直り展開だろう。

 大手飲食・小売チェーンを主要顧客として、店舗における内外装および各種設備・機器(厨房機器、給排水・衛生設備、空調・給排気・ダクト設備、電機設備、照明機器、ガス設備、看板、自動ドア・ガラス・鍵・シャッターなど)の不具合を解決するメンテナンスサービスを提供している。

 事業区分としては、ワンストップメンテナンスサービスとメンテナンスアウトソーシングサービスを展開している。ワンストップメンテナンスサービスでは、各種設備・機器の突発的なトラブル発生時に対応する緊急メンテナンスサービスを主力として、各種設備・機器の点検・整備・洗浄・清掃を定期的に行う予防メンテナンスサービスも提供している。メンテナンスアウトソーシングサービスは、当社のメンテナンス体制を厨房機器メーカーにOEM的に提供することで、メーカーのメンテナンス業務のサポートを行っている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:08 | アナリスト銘柄分析
2014年12月12日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】協立情報通信はモミ合い煮詰まり感、今期増額の可能性を評価して上放れ

 ソリューション事業やモバイル事業を展開する協立情報通信<3670>(JQS)の株価は1800円〜2000円近辺でモミ合う展開だ。やや上値が重いが、徐々に下値を切り上げながらモミ合い煮詰まり感を強めている。今期(15年2月期)業績増額の可能性を評価して上放れのタイミングだろう。2000円近辺のフシを突破すれば上げ足を速めそうだ。

 法人向けソリューション事業(情報通信システムソリューション、会計情報ソリューション、情報活用教育ソリューション、情報活用レンタルソリューション)、およびモバイル事業(法人向けモバイルソリューション、ドコモショップ6店舗運営)を展開している。

 企業のICT(情報通信技術)化の実現に向けて、NEC<6701>オービックビジネスコンサルタント<4733>NTTドコモ<9437>サイボウズ<4776>、日本マイクロソフトなどパートナー企業の製品・サービスを融合し、情報通信インフラ機器の販売だけでなく、システム構築から導入・保守・運用・教育までをソリューションとして提供している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:36 | アナリスト銘柄分析