[アナリスト銘柄分析]の記事一覧
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記事一覧 (10/06)ピックルスコーポレーション 第2四半期業績予想を修正
記事一覧 (10/06)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】久世は、上値重いが下値も限定的、反発のタイミング
記事一覧 (10/06)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ミロク情報サービスは高値更新の展開、中期成長力を評価して上値追い
記事一覧 (10/06)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】立花エレテックは9月高値から一旦反落したが自律調整の範囲、切り返しのタイミング
記事一覧 (10/06)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】シンプロメンテは下値固め完了して出直りの動き、今期増収増益見通しを評価
記事一覧 (10/06)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】きちりは9月の既存店売上高は2ヵ月連続プラスと好調、中期成長力を評価して上値試す
記事一覧 (10/06)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】キーコーヒーは高値圏から急反落だが売られ過ぎ感、反発のタイミング
記事一覧 (10/06)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エイジアは売り一巡して下値固め完了、中期成長力を評価して出直り
記事一覧 (10/06)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】大和小田急建設は過熱感が解消して再動意のタイミング
記事一覧 (10/05)【アナリスト水田雅転の株式・為替相場展望】重要イベント通過と9月中間決算発表前で材料難、ただし3日のドル買いと米国株上昇で一旦は安心感優勢
記事一覧 (10/03)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】キャリアリンクは15年2月期業績見通しを増額修正し3回目の増額も濃厚、16年2月期以降はマイナンバー制度も追い風
記事一覧 (10/03)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】NSユナイテッド内航海運は調整一巡して強基調に転換の可能性
記事一覧 (10/03)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】山田コンサルティンググループ売られ過ぎ感強めて反発のタイミング
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記事一覧 (10/02)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】東京個別指導学院は調整局面だったが、第2四半期利益増額修正を好感して反発期待
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2014年10月06日

ピックルスコーポレーション 第2四半期業績予想を修正

■売上高、営業利益は前回予想を上回るが、最終利益は特損の影響で当初予想を下回る

 ピックルスコーポレーション<2925>(JQS)は3日、当初業績予想を修正し、第2四半期連結業績を発表した。

 第2四半期連結売上高は、前回予想を1億12百万円上回る141億22百万円(前期比4.8%増)、営業利益は10百万円上回る6億77百万円(同12.1%減)、経常利益は03百万円下回る7億19百万円(同16.7%減)、純利益は1億55百万円下回る2億69百万円(同50.4%減)となった。

 売上高、営業利益、経常利益はほぼ予想通りであった。しかし、最終利益については、子会社のピックルスコーポレーション札幌の新工場完成に伴い、旧工場の固定資産の現存損失1億32百万円を第1四半期に特別損失として計上したことで、大幅減益となった。

 通期業績予想に対する進捗率は、売上高51.7%、営業利益59.9%、経常利益58.6、純利益36.4と純利益を除き、計画を上回るペースで推移している。従って、今期通期連結業績予想は当初予想を据え置いている。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:25 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】久世は、上値重いが下値も限定的、反発のタイミング

 業務用食材卸の久世<2708>(JQS)の株価は、7月29日に700円まで戻す場面があったが上値が重く、8月以降は680円〜690近辺の小幅レンジでモミ合う展開だ。9月中旬以降は水準をやや切り下げた。ただし5月安値圏610円近辺まで下押す動きは見られない。下値は限定的であり、モミ合い煮詰まり感を強めて反発のタイミングだろう。なお11月10日に第2四半期累計(4月〜9月)の業績発表を予定している。

 首都圏を中心にファーストフード・ファミレス・カフェ、居酒屋・パブ、ディナーレストラン・ホテル・会館、惣菜・デリカ・娯楽施設・ケータリングなど、外食・中食産業向けに業務用食材の卸売事業を展開し、大手飲食チェーンも主要顧客としている。子会社のキスコフーズは国内(静岡市)とニュージーランドで業務用高級ソース・高級スープの製造、久世フレッシュワンは東京都内で生鮮野菜など農産品の卸売を展開している。

 中期経営計画では20年3月期売上高1000億円、営業利益20億円を目標としている。重点戦略として首都圏・関西圏・中部圏での販路拡大、全国物流ネットワークの強化、中食市場や高齢者施設給食市場の開拓強化、PB商品の拡販や製造利益の拡大、海外事業の基盤確立などを掲げている。中国・成都の子会社は15年3月期に単年度黒字化の見込みとしている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:54 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ミロク情報サービスは高値更新の展開、中期成長力を評価して上値追い

 財務・会計ソフトのミロク情報サービス<9928>(東1)の株価は高値更新の展開が続いている。9月10日に550円を付けて7月高値を突破し、10月3日には608円まで上値を伸ばした。指標面に割高感はなく、中期成長力を評価して上値追いの展開だろう。

 会計事務所(税理士・公認会計士事務所)と、その顧問先企業である中堅・中小企業向けに、業務用アプリケーションソフト開発・販売、汎用サーバ・パソコン・サプライ用品販売、運用支援・保守サービス、経営情報・コンサルティングサービスなどを展開し、システム導入契約売上とサービス収入が収益柱である。全国約8400の会計事務所ユーザーおよび約1万7000社の中堅・中小企業ユーザーを有し、サービス収入などのストック型収益構造を特徴としている。

 会計事務所が抱えている課題を解決することで中堅・中小企業支援にも繫がるトータルソリューションが強みだ。13年10月には連結会計システム開発のプライマルと資本・業務提携して、連結会計や連結納税までグループ経営支援ソリューションの提供を強化している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:11 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】立花エレテックは9月高値から一旦反落したが自律調整の範囲、切り返しのタイミング

 電機・電子技術商社の立花エレテック<8159>(東1)の株価は、8月末に1400円台の上値フシを突破し、9月25日の高値1580円まで上値を伸ばした。その後は全般地合い悪化も影響して10月3日に1421円まで調整する場面があったが、自律調整の範囲で切り返しのタイミングだろう。今期(15年3月期)業績見通し上振れの可能性、指標面での低PERと低PBRが支援材料であり、ロボット関連や3Dプリンタ関連のテーマ性も注目されそうだ。

 FAシステム事業、半導体デバイス事業を主力として、施設事業、産業デバイスコンポーネント事業、その他事業(ソリューション事業とMS事業)を展開している。MS(マニュファクチャリング・サービス)事業は金属加工の製造受託(MMS)と電子機器の製造受託(EMS)を統合した。

 積極的なM&A戦略も推進し、10年にFA機器専門商社の大電社を完全子会社化、12年に関東圏を地盤とするFA機器専門商社の高木商会と資本・業務提携して持分法適用会社化した。13年2月には、ルネサスエレクトロニクス<6723>の販売子会社からコンポーネント事業と半導体製品再販事業の移管を受けて、子会社の立花デバイスコンポーネントを設立した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:07 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】シンプロメンテは下値固め完了して出直りの動き、今期増収増益見通しを評価

 飲食店などに店舗設備・機器メンテナンスサービスを提供するシンプロメンテ<6086>(東マ)の株価は、8月中旬〜9月中旬の安値圏1150円〜1200円近辺のモミ合い展開から上放れ、9月22日に1390円まで戻した。足元は1200円近辺まで一旦反落したが、10月3日には終値で前日比37円高の1237円に反発して下値固め完了感を強めている。今期(15年2月期)の増収増益見通しを評価して出直りの動きが本格化しそうだ。

 大手飲食・小売チェーンを主要顧客として、店舗における内外装および各種設備・機器(厨房機器、給排水・衛生設備、空調・給排気・ダクト設備、電機設備、照明機器、ガス設備、看板、自動ドア・ガラス・鍵・シャッターなど)の不具合を解決するメンテナンスサービスを提供している。

 事業区分としては、ワンストップメンテナンスサービスとメンテナンスアウトソーシングサービスを展開している。ワンストップメンテナンスサービスでは、各種設備・機器の突発的なトラブル発生時に対応する緊急メンテナンスサービスを主力として、各種設備・機器の点検・整備・洗浄・清掃を定期的に行う予防メンテナンスサービスも提供している。メンテナンスアウトソーシングサービスは、当社のメンテナンス体制を厨房機器メーカーにOEM的に提供することで、メーカーのメンテナンス業務のサポートを行っている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:59 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】きちりは9月の既存店売上高は2ヵ月連続プラスと好調、中期成長力を評価して上値試す

 飲食店チェーン事業と飲食店運営プラットフォーム事業を展開するきちり<3082>(東1)の株価は、9月22日に620円を付けて13年12月高値612円を突破し、10月3日には1064円まで上伸する場面があった。当面は急伸の反動で高値圏乱高下の可能性だが、ボックスレンジから上放れた形であり、中期成長力を評価して上値を試す場面があるだろう。10月3日発表の9月既存店売上高が2ヵ月連続の前年比プラスだったことも支援材料だ。なお11月4日に第1四半期(7月〜9月)の業績発表を予定している。

 カジュアルダイニング「KICHIRI」や「いしがまやハンバーグ」を主力業態とする直営店の自社ブランド展開事業、および飲食店運営のプラットフォーム提供や他業種企業のブランド・コンテンツ活用のプラットフォームシェアリング事業を展開している。

 前期(14年6月期)末時点の店舗数は70店舗(関西エリア42店舗、関東エリア28店舗)で、新業態開発にも取り組みながら出店余地の大きい首都圏への新規出店戦略を強化している。14年3月には新業態「igu&peace」を出店した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:55 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】キーコーヒーは高値圏から急反落だが売られ過ぎ感、反発のタイミング

 レギュラーコーヒー大手のキーコーヒー<2594>(東1)の株価は、8月25日に1654円を付けて13年2月と14年3月の高値1650円を突破し、9月22日の高値1700円まで上伸した。その後は反落して10月3日の1621円まで調整した。利益確定売りが優勢になり、配当落ちや全般地合い悪化も影響したようだが、特に個別の悪材料は見当たらず売られ過ぎ感も強めている。積極的な業容拡大戦略を評価して反発のタイミングだろう。

 コーヒー関連事業(業務用・家庭用レギュラーコーヒーの製造・販売)を主力として、飲食事業(イタリアントマト、アマンド)も展開している。ブランド強化、収益力強化、グループ連携強化を3つの柱として、新商品の開発・投入、新たな事業領域の開拓を強化している。積極的な業容拡大戦略で中期成長が期待される。

 市場開発に対する施策として取り組んでいる「キーズカフェ」導入店舗は、前期(14年3月期)末時点で15店舗となった。8月には新名所として賑わう東京・新虎通りに面した本社1階に「キーズカフェ クラッセ」をスケールアップしてオープンした。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:49 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エイジアは売り一巡して下値固め完了、中期成長力を評価して出直り

 メール配信ソフト大手のエイジア<2352>(東マ)の株価は、第1四半期(4月〜6月)業績を嫌気した8月8日の直近安値880円から徐々に下値を切り上げ、足元は概ね1000円近辺でモミ合う展開だ。売りが一巡して下値固めが完了したようだ。中期成長力を評価して出直り展開だろう。なお10月31日に第2四半期累計(4月〜9月)の業績発表を予定している。

 自社開発CRMアプリケーションソフト「WEBCAS」シリーズなどのアプリケーション事業を主力として、マーケティングコンサルティングなどのサービスソリューション事業も展開している。自社開発のメール配信ソフト「WEBCAS e−mail」の導入実績は約1600社以上に達し、国内メール配信パッケージ市場でのシェアは1位である。

 重点戦略として「メールアプリケーションソフトのエイジア」から、販売促進・マーケティング支援分野に事業領域を拡大して「eコマースの売上UPソリューションを世界に提供するエイジア」への発展を目指している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:44 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】大和小田急建設は過熱感が解消して再動意のタイミング

 中堅ゼネコンの大和小田急建設<1834>(東1)の株価は、急伸した9月3日高値960円から利益確定売りで700円近辺まで調整した。日柄整理局面のようだ。ただし700円近辺では下げ渋る動きを強め、10月3日には前日比34円高の749円まで反発している。今期(15年3月期)の営業増益見通しや、中期的に良好な事業環境を評価する流れに変化はなく、過熱感が解消して再動意のタイミングだろう。

 大和ハウス工業<1925>と小田急電鉄<9007>が主要株主の中堅ゼネコンで、マンション建築、宅地開発、鉄道関連工事などを主力としている。公共インフラ補修・更新、マンション・鉄道関連耐震化、都市再開発、20年東京夏季五輪関連、リニア中央新幹線関連などで中期的に事業環境は良好だ。

 14年8月には大和ハウス工業と共同で、新しい耐震補強技術「大和式圧縮ブレース耐震補強工法」を開発した。従来工法に比べて既存躯体との接合部の簡素化を図ったもので、施工時間の短縮やコスト削減に繫がるとしている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:39 | アナリスト銘柄分析
2014年10月05日

【アナリスト水田雅転の株式・為替相場展望】重要イベント通過と9月中間決算発表前で材料難、ただし3日のドル買いと米国株上昇で一旦は安心感優勢

(6日〜10日)

 10月6日〜10日の株式・為替相場では、前週末3日の米9月雇用統計を通過し、11日〜13日の3連休、そして10月下旬から本格化する9月中間決算発表前でやや材料難となる。ただし米9月雇用統計を好感してドルが買われ、米国株も大幅上昇したことで、一旦は安心感優勢の展開となりそうだ。

 6日〜7日の日銀金融政策決定会合に関しては金融政策の現状維持が予想され、事前に追加緩和への期待感が高まっている状況でもないため、波乱なく通過しそうだ。アベノミクス重点戦略は「地方創生」「女性活躍推進」で具体的な銘柄に繋がりにくいが、臨時国会における安倍首相の答弁などでテーマ関連株への関心が高まるかどうか、出遅れ感の強い金融・不動産セクターや東証マザーズ市場へ関心が向かうかも注目点だ。ただし9月中間決算発表前の業績見通しの修正に対して個別物色の動きが基本だろう。

 なお海外要因では、香港の民主化要求デモに対して政府側がデモ排除策を強行すれば波乱要因となる。また8日公表の米FOMC(連邦公開市場委員会)9月16日〜17日開催分議事要旨で早期利上げ観測が強まるかどうかも注目点だ。

 前週は1日の外国為替市場で1ドル=110円09銭までドル高・円安方向に傾く場面があったが、日本株は利益確定売りが優勢になって上値の重い展開だった。そして2日は逆に1ドル=108円01銭までドル安・円高方向に傾き、株式市場では日経平均株価が終値で前日比420円26銭安と急落した。国内の景気減速懸念に加えて、香港の民主化要求デモの混乱拡大懸念、中国や欧州の景気減速懸念、米国内でのエボラ出血熱感染患者の確認、欧米の弱い経済指標などが重なって米国株が高値波乱となったことで警戒感を強めた。海外ヘッジファンドを中心に手仕舞い売りが膨らんだようだ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:58 | アナリスト銘柄分析
2014年10月03日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】キャリアリンクは15年2月期業績見通しを増額修正し3回目の増額も濃厚、16年2月期以降はマイナンバー制度も追い風

■中期成長力を評価する流れに変化なくIPO直後の12年11月高値視野

 総合人材サービス事業のキャリアリンク<6070>(東2)の株価は、9月22日発表の今期(15年2月期)業績見通し2回目の増額修正を好感し、9月29日758円まで上伸して13年4月754円を上抜いた。10月2日には地合い悪化が影響して660円まで調整したが、来期(16年2月期)から本格化するマイナンバー制度関連も追い風であり、中期成長力を評価する流れに変化はなく上値を試す展開だろう。13年3月戻り高値780円は射程圏であり、12年11月IPO直後の上場来高値929円が視野に入る。

 96年設立で、12年11月東証マザーズ新規上場、13年8月東証2部に市場変更した。BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)関連事業を主軸に、人材派遣・紹介や業務請負などの総合人材サービス事業を展開している。顧客の業務効率化や品質向上などを実現する企画提案型の人材派遣および業務請負を特徴としており、行動規範には「日本一親身な人材サービスカンパニー」を掲げている。

 事業区分は、官公庁・地方公共団体・民間企業向け業務プロセス関連のBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)関連事業を主力として、テレマーケティング事業者や企業コンタクトセンター(コールセンター)向けのCRM(カスターマー・リレーションシップ・マネジメント)関連事業、一般事務職分野の一般事務事業、製造・物流分野の製造技術系事業も展開している。

 主力のBPO関連事業では、企画提案による顧客企業の業務効率化や業務処理の品質向上を強みとしており、それらを実現するために、いわゆる「単なるスタッフ派遣」ではなく、「経験豊富な社員をリーダーとして編成したチーム」を派遣する「チーム派遣」を特徴としている。顧客にとっては、導入時の研修や導入後の業務指導などに係る負担が軽減され、短期間で定型業務の大量処理が可能になるというメリットもある。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:01 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】NSユナイテッド内航海運は調整一巡して強基調に転換の可能性

 NSユナイテッド内航海運(新和内航海運が14年10月1日付で商号変更)<9180>(JQS)の株価は、7月〜8月の480円近辺から9月上旬〜中旬の440円近辺まで一旦反落したが、足元では切り返しの動きを強めている。10月2日には全般地合い悪化の状況でも前日比8円高の492円まで上伸して7月の戻り高値490円を上抜けた。調整が一巡して強基調に転換した可能性があり、指標面の割安感も支援材料として出直り展開だろう。

 NSユナイテッド海運<9110>の子会社である。グループ一員として一体感を醸成し、営業力の一層の強化を図るため、14年10月1日付で商号を新和内航海運からNSユナイテッド内航海運に変更した。鉄鋼向けの原料炭・石灰石・鋼材、電力向けの石炭、建設向けのセメントなどを輸送する内航海運事業を主力として、港湾運送事業やLPGタンクローリー等輸送事業なども展開している。

 今期(15年3月期)の連結業績見通しは前回予想(4月30日公表)を据え置いて、売上高が前期比3.6%増の217億92百万円だが、営業利益は同25.9%減の13億86百万円、経常利益は同26.3%減の13億30百万円、純利益は同30.8%減の8億02百万円としている。配当予想は年間10円(期末一括)としている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:22 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】山田コンサルティンググループ売られ過ぎ感強めて反発のタイミング

 経営・財務・M&Aなど各種コンサルティング事業を展開する山田コンサルティンググループ<4792>(JQS)の株価は、07年3月以来の高値水準まで上伸したが、8月27日の年初来高値3450円から利益確定売りなどで反落し、10月1日の2692円まで調整した。ただし売られ過ぎ感を強めている。高配当利回りも支援材料であり、中期成長力を評価する流れに変化はなく反発のタイミングだろう。

 各種コンサルティング事業を展開するグループの純粋持株会社である。傘下の事業会社では、山田ビジネスコンサルティングが経営・財務・事業承継・M&A支援などの経営コンサルティング事業、山田FASがM&A・企業再編の財務アドバイザイリー業務や中堅・中小企業対応M&A関連業務などの資本・株式・株主に関するコンサルティング事業、山田不動産コンサルティングが不動産有効活用などの不動産コンサルティング事業、東京ファイナンシャルプランナーズがFP資格取得講座などのFP関連事業、キャピタルソリューションおよび投資事業有限責任組合が投資ファンド事業(事業承継ファンド)を展開している。

 中期経営目標としてROE(株主資本当期純利益率)20%以上を掲げ、重点戦略としては、大手金融機関・証券会社・地方金融機関・提携会計事務所との連携強化、事業再生・事業承継を切り口とした中堅・中小企業対応M&A関連分野の拡大、中国現地法人およびシンガポール支店を拠点とした中国・アジア展開の強化などを推進している。投資ファンド事業では、事業承継問題を抱えている優良な中堅・中小企業をターゲットとして、投資リスクを最小限に抑えながら投資案件を発掘している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:18 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】プラマテルズは年初来高値更新後に一旦反落したが、反発のタイミング

 合成樹脂専門商社のプラマテルズ<2714>(JQS)の株価は、1月と7月の高値447円を突破し、9月25日には465円まで上伸した。上値のフシを突破した形だ。その後は配当落ちなどで反落し、10月2日には430円台まで調整したが、自律調整の範囲で反発のタイミングだろう。高配当利回りなど指標面の割安感も支援材料として07年12月以来の500円台が視野に入りそうだ。

 双日<2768>グループの合成樹脂原料・製品・関連機器の専門商社で、エンジニアリング系樹脂(14年3月期の売上構成比44.3%)やスチレン系樹脂(同20.0%)を主力としている。また需要先は事務機・OA・光学機器(同49.2%)を中心として、家電・電子(同13.4%)、建材(同7.0%)、医療機器(同6.9%)、自動車(同4.3%)、容器・化粧品(同2.8%)、玩具・その他(16.3%)と幅広い。

 高付加価値商材の拡販、良質な商権を持つ優良会社の営業権取得やM&Aを積極化するとともに、海外は中国、ベトナム、フィリピン、タイなどアジア市場への展開を積極推進している。13年5月にインド、13年8月に台湾に現地法人を設立してアジアでの拠点整備がほぼ完了し、アジアでの本格的な事業展開の体制が整った。中期戦略では17年3月期に向けた目標として経常利益10億円、自己資本比率30%維持、安定配当の継続を掲げている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:14 | アナリスト銘柄分析
2014年10月02日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ジョルダンは9月高値から反落したが、売り一巡し切返しのタイミング

 経路検索ソフトのジョルダン<3710>(JQS)の株価は、5月の高値707円を突破して上げ足を速めた。9月11日の前期(14年9月期)配当予想増額修正も好感して9月12日には884円まで急伸し、13年4月の高値880円を突破した。その後は利益確定売りや配当落ちなどで反落し、10月1日に693円まで調整する場面があった。ただし終値では700円台を維持している。目先的な売りが一巡して切り返しのタイミングだろう。

 乗換案内事業(無料版「乗換案内」、有料サービス「乗換案内NEXT」「乗換案内Plus」、総合旅行サービス「乗換案内トラベル」、および広告、グルメ・運行情報サービスなど)を主力として、マルチメディア事業(電子出版・紙媒体出版、ニュース、教育、その他コンテンツ)や、その他事業(受託ソフトウェア開発、その他新サービス)も展開している。有料サービス「乗換案内NEXT」「乗換案内Plus」の14年3月末有料会員数は約52万人に達している。

 「移動に関するNO.1情報プロバイダー」を目指し、新サービス開発や機能充実に向けてM&Aやアライアンス戦略も積極活用している。12年9月にグルメぴあネットワークを子会社化(13年4月吸収合併)し、12年11月にはネット旅行販売・情報提供のイーツアーを子会社化した。一方ではマルチメディア事業で不採算事業からの撤退を進めるとともに、新たな採算事業を模索している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:21 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】電算システムは利益確定売り一巡して強基調、7月高値試す

 情報サービス事業および収納代行サービス事業を展開する電算システム<3630>(東1)の株価は、7月高値1696円から利益確定売りで一旦反落したが、8月上旬の1400円近辺から切り返し、9月17日には1649円まで戻した。利益確定売りが一巡して強基調を確認した形であり、今期(14年12月期)利益見通し増額の可能性も評価して7月高値を試す展開だろう。なお10月30日に第3四半期(1月〜9月)の業績発表を予定している。

 情報サービス事業(SI・ソフト開発、情報処理サービス、商品販売)と、収納代行サービス事業(コンビニ収納代行、郵便振替決済代行、ネットショッピング決済、電子マネー決済)を収益柱として、クラウドサービスや電子マネーへの対応を強化している。収納代行サービスではコンビニ収納代行を業界で初めてスタートさせ、年間取扱件数は1億3000万件以上に達している。

 中期成長に向けたM&A・アライアンス戦略も活発化している。13年10月にNTTドコモ<9437>と業務提携し、米グーグルの企業向けクラウドビジネスに関する戦略的パートナーとして連携を強化した。14年9月にはキャノンマーケティングジャパン<8060>グループのガーデンネットワークを子会社化した。ガーデンネットワークは全国約2000箇所のガソリンスタンド向けに勘定系システムや情報系システムを提供している。当社と商圏が競合していないためエネルギー業界向けITサービス提供拡大に向けてシナジー効果が期待される。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:15 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アーバネットコーポレーションは、モミ合い上放れのタイミング

 投資用マンション開発・販売のアーバネットコーポレーション<3242>(JQS)の株価は、上値が重く250円〜270円近辺の小幅レンジでモミ合う展開だ。ただし下値は限定的で、低PER、高配当利回りを評価してモミ合い上放れのタイミングだろう。なお11月6日に第1四半期(7月〜9月)の業績発表を予定している。

 東京23区で投資用・分譲用マンションの開発・販売事業を展開している。REITやファンド、さらに海外投資家の参入もあって投資用・分譲用マンションに対する投資・購入マインドは旺盛である。日銀による異次元金融緩和、20年東京夏季五輪開催、脱デフレ、そして日本経済再生の流れが追い風となる。

 今期(15年6月期)の業績(非連結)見通し(8月7日公表)は、売上高が前期比4.9%増の110億円、営業利益が同5.4%増の12億50百万円、経常利益が同5.9%増の10億50百万円、純利益が同10.3%減の6億85百万円としている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:11 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ケンコーマヨネーズは7月高値を突破、上値追い

 業務用マヨネーズ・ドレッシング類大手でサラダ・総菜関連も展開するケンコーマヨネーズ<2915>(東1)の株価は、7月高値1169円から利益確定売りで一旦反落したが、9月26日に1179円まで上伸して7月高値を突破した。強基調を確認した形だ。中期成長力を評価する流れに変化はなく上値追いの展開だろう。なお11月7日に第2四半期累計(4月〜9月)の業績発表を予定している。

 サラダ類、マヨネーズ・ドレッシング類、タマゴ加工品などの調味料・加工食品事業、フレッシュ総菜などの総菜関連事業、その他事業(ショップ事業、海外事業)を展開している。中期経営計画で掲げた「サラダカフェ」「サラダ料理」「世界のソース」「タマゴ製品」など、タマゴ加工品や総菜関連分野への事業領域拡大戦略が加速している。14年3月には静岡富士山工場(静岡県富士市)が竣工した。

 サラダカフェ事業は30店舗構想を掲げて百貨店やショッピングモールへのショップ展開を進めている。さらに業務用メーカーからの脱皮を目指し、新商品の積極投入でBtoC市場への事業展開を強化している。14年秋冬新商品では注目の素材「ユーグレナ」を配合したドレッシングも発売する。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:02 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】東京個別指導学院は調整局面だったが、第2四半期利益増額修正を好感して反発期待

 小中高校生向け個別指導学習塾を展開する東京個別指導学院<4745>(東1)は10月1日、第2四半期累計(3月〜8月)利益見通しの増額修正を発表した。株価は9月9日に戻り高値446円まで一旦反発したが、買いが続かず反落して9月24日の355円まで調整した。上値を切り上げて調整局面のようだ。ただし15年2月期通期見通しにも増額の可能性があり、反発局面となりそうだ。

 ベネッセコーポレーション<9783>グループで、小中高校生向けの個別指導学習塾を展開している。前期(14年2月期)末の教室数は首都圏158教室、関西地区37教室、東海地区8教室、九州地区5教室の合計208教室で、小中高校生合計の期中平均在籍人数は前々期比8.6%増の2万3790人だった。

 テレビCMの実施、Webマーケティングの積極的活用、ベネッセコーポレーションとの連携強化、自社コールセンターの強化、新規教室開校、顧客の利便性や収益性の改善を目指した教室移転・リニューアル・増床、iPadを活用した映像学習の全教室導入、目的別・学力別・性格別完全オーダーメイド個別指導の強化などで、新規入会者・在籍生徒数の増加を推進している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:59 | アナリスト銘柄分析
2014年10月01日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】翻訳センターは目先的な売りが一巡して強基調に転換

 国内最大規模の翻訳会社である翻訳センター<2483>(JQS)の株価は、第1四半期(4月〜6月)の大幅減益を嫌気する形で7月29日の戻り高値3910円から8月13日の3200円まで調整したが、足元では出直りの動きを強めている。9月30日には3655円まで戻す場面があった。目先的な売りが一巡して強基調に転換した形であり、中期成長力を評価して出直り展開だろう。

 特許・医薬・工業(IT関連)・法務・金融分野を中心として企業向け翻訳サービス事業を展開し、12年9月に通訳・翻訳・国際会議運営のアイ・エス・エス(ISS)を子会社化して業容を拡大した。グループ全体で約6200名の登録者を確保し、翻訳事業での対応可能言語は約70言語と国内最大規模である。

 企業の知的財産権関連、新薬開発関連、新製品開発関連、海外展開関連、ディスクロージャー関連など翻訳サービス需要は拡大基調である。子会社化したISSは国際会議運営の実績が豊富であり、20年東京夏季五輪開催に向けて通訳や国際会議の需要増加が予想される。13年6月にはアイタスからIT関連のローカライゼーション/マニュアル翻訳事業の一部を譲り受けた。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:09 | アナリスト銘柄分析