[アナリスト銘柄分析]の記事一覧
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記事一覧 (10/02)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ケンコーマヨネーズは7月高値を突破、上値追い
記事一覧 (10/02)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】東京個別指導学院は調整局面だったが、第2四半期利益増額修正を好感して反発期待
記事一覧 (10/01)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】翻訳センターは目先的な売りが一巡して強基調に転換
記事一覧 (10/01)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】JFEシステムズは高値圏で堅調推移、7月高値突破すれば上げ足加速の可能性
記事一覧 (10/01)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ライドオン・エクスプレスは日柄整理完了して6月戻り高値試す
記事一覧 (10/01)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ジャパンディスプレイは下値支持線を確認して切り返し局面
記事一覧 (10/01)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】日本ライフラインは短期調整が一巡して6月の戻り高値に接近、2月の年初来高値も視野
記事一覧 (10/01)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】川崎近海汽船は調整一巡して水準切り上げ、6月高値試す
記事一覧 (09/30)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インタースペースは、戻り高値圏で堅調、8月戻り高値突破すれば上げ足速める可能性
記事一覧 (09/30)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インフォマートは、7月高値から反落したが調整一巡感、反発のタイミング
記事一覧 (09/30)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】トシン・グループは、07年8月以来の3000円台乗せで強基調を確認、上値追い
記事一覧 (09/30)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インフォメーションクリエーティブは配当落ちで急反落したが下値は限定的
記事一覧 (09/30)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】マルマエは8月高値から一旦反落したが過熱感解消して再動意のタイミング
記事一覧 (09/30)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】キトーは失望売り一巡して切り返し
記事一覧 (09/30)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】松田産業は7月の戻り高値を突破、1月の年初来高値試す
記事一覧 (09/30)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ティムコは1月の年初来高値に面合わせ、強基調に転換の可能性
記事一覧 (09/30)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】神鋼商事は中段保ち合いから上放れて強基調、上値追い
記事一覧 (09/30)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】陽光都市開発は強基調に転換して1月高値突破、13年4月高値目指す
記事一覧 (09/29)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ジャパンフーズは売り一巡して調整のほぼ最終局面、反発のタイミング
記事一覧 (09/29)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アスカネットは再動意で中段保ち合い上放れ
2014年10月02日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ケンコーマヨネーズは7月高値を突破、上値追い

 業務用マヨネーズ・ドレッシング類大手でサラダ・総菜関連も展開するケンコーマヨネーズ<2915>(東1)の株価は、7月高値1169円から利益確定売りで一旦反落したが、9月26日に1179円まで上伸して7月高値を突破した。強基調を確認した形だ。中期成長力を評価する流れに変化はなく上値追いの展開だろう。なお11月7日に第2四半期累計(4月〜9月)の業績発表を予定している。

 サラダ類、マヨネーズ・ドレッシング類、タマゴ加工品などの調味料・加工食品事業、フレッシュ総菜などの総菜関連事業、その他事業(ショップ事業、海外事業)を展開している。中期経営計画で掲げた「サラダカフェ」「サラダ料理」「世界のソース」「タマゴ製品」など、タマゴ加工品や総菜関連分野への事業領域拡大戦略が加速している。14年3月には静岡富士山工場(静岡県富士市)が竣工した。

 サラダカフェ事業は30店舗構想を掲げて百貨店やショッピングモールへのショップ展開を進めている。さらに業務用メーカーからの脱皮を目指し、新商品の積極投入でBtoC市場への事業展開を強化している。14年秋冬新商品では注目の素材「ユーグレナ」を配合したドレッシングも発売する。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:02 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】東京個別指導学院は調整局面だったが、第2四半期利益増額修正を好感して反発期待

 小中高校生向け個別指導学習塾を展開する東京個別指導学院<4745>(東1)は10月1日、第2四半期累計(3月〜8月)利益見通しの増額修正を発表した。株価は9月9日に戻り高値446円まで一旦反発したが、買いが続かず反落して9月24日の355円まで調整した。上値を切り上げて調整局面のようだ。ただし15年2月期通期見通しにも増額の可能性があり、反発局面となりそうだ。

 ベネッセコーポレーション<9783>グループで、小中高校生向けの個別指導学習塾を展開している。前期(14年2月期)末の教室数は首都圏158教室、関西地区37教室、東海地区8教室、九州地区5教室の合計208教室で、小中高校生合計の期中平均在籍人数は前々期比8.6%増の2万3790人だった。

 テレビCMの実施、Webマーケティングの積極的活用、ベネッセコーポレーションとの連携強化、自社コールセンターの強化、新規教室開校、顧客の利便性や収益性の改善を目指した教室移転・リニューアル・増床、iPadを活用した映像学習の全教室導入、目的別・学力別・性格別完全オーダーメイド個別指導の強化などで、新規入会者・在籍生徒数の増加を推進している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:59 | アナリスト銘柄分析
2014年10月01日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】翻訳センターは目先的な売りが一巡して強基調に転換

 国内最大規模の翻訳会社である翻訳センター<2483>(JQS)の株価は、第1四半期(4月〜6月)の大幅減益を嫌気する形で7月29日の戻り高値3910円から8月13日の3200円まで調整したが、足元では出直りの動きを強めている。9月30日には3655円まで戻す場面があった。目先的な売りが一巡して強基調に転換した形であり、中期成長力を評価して出直り展開だろう。

 特許・医薬・工業(IT関連)・法務・金融分野を中心として企業向け翻訳サービス事業を展開し、12年9月に通訳・翻訳・国際会議運営のアイ・エス・エス(ISS)を子会社化して業容を拡大した。グループ全体で約6200名の登録者を確保し、翻訳事業での対応可能言語は約70言語と国内最大規模である。

 企業の知的財産権関連、新薬開発関連、新製品開発関連、海外展開関連、ディスクロージャー関連など翻訳サービス需要は拡大基調である。子会社化したISSは国際会議運営の実績が豊富であり、20年東京夏季五輪開催に向けて通訳や国際会議の需要増加が予想される。13年6月にはアイタスからIT関連のローカライゼーション/マニュアル翻訳事業の一部を譲り受けた。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:09 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】JFEシステムズは高値圏で堅調推移、7月高値突破すれば上げ足加速の可能性

 システム開発のJFEシステムズ<4832>(東2)の株価は、7月の年初来高値1030円から利益確定売りで一旦反落したが、950円〜1000円近辺の高値圏で堅調に推移している。今期(15年3月期)増益・増配見通しや指標面の割安感を評価して上値を試す展開だろう。7月高値1030円を突破すれば中段保ち合い上放れの形となって上げ足を速めそうだ。なお10月28日に第2四半期累計(4月〜9月)の業績発表を予定している。

 川崎製鉄(現JFEスチール)のシステム部門を分離した情報サービス企業である。鉄鋼向け情報システム開発・構築事業を主力として、ERPと自社開発ソリューションを組み合わせた一般顧客向けSI(システム・インテグレーション)事業や、自社開発のプロダクト・ソリューション事業も展開している。戦略的アライアンス戦略では、13年5月に大阪ガス<9532>子会社オージス総研と協業、ビジネスブレイン太田昭和<9658>と資本・業務提携した。

 中期成長戦略として、鉄鋼事業でのJFEスチールと連携した製鉄所システム統合・共通化推進、JFEスチールの海外展開へのIT支援、製造流通ソリューション拡充とERPソリューションの複合提案、自社プロダクト・ソリューション事業の強化(帳簿データ保存ソリューション、電子帳票システム「FiBridgeU」のタブレット対応、MQネットによる原料規格書サービスなど)を掲げている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:06 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ライドオン・エクスプレスは日柄整理完了して6月戻り高値試す

 フードデリバリー事業のライドオン・エクスプレス<6082>(東マ)の株価は、6月戻り高値3590円から反落して2600円〜3000円近辺でモミ合う展開だったが、足元では水準切り上げの動きを強めている。9月12日には3395円、9月29日には3370円まで上伸した。日柄整理が完了して6月戻り高値を試す展開だろう。中期成長力を評価して1月の上場来高値3835円も視野に入りそうだ。なお第2四半期累計(4月〜9月)業績発表は11月14日の予定である。

 宅配寿司NO.1の「銀のさら」を中心に「食」を通じた「宅配」サービスを、主に「団塊〜シニア」マーケット向けに「ビッグデータ」を活用して「FC展開」する企業である。

 主力のフードデリバリー事業(調理済み食材宅配事業)では、宅配寿司「銀のさら」、宅配御膳「釜虎」、シニア向け宅配弁当「銀のお弁当」、宅配とんかつ「あげ膳」、宅配カレー「カレーキャリー」を全国展開し、提携レストラン宅配代行サービスの「ファインダイン」事業、アート創作サービスの「リトルアーティスト」事業も展開している。14年4月には「銀のさら」よりも低価格の新ブランド宅配寿司「ろくめいかん(鹿鳴館)」も開始した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:00 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ジャパンディスプレイは下値支持線を確認して切り返し局面

 中小型液晶ディスプレイ製造のジャパンディスプレイ<6740>(東1)の株価は、8月安値圏500円近辺から切り返す展開だったが、一部証券会社による投資判断引き下げで反落し、9月29日には504円まで調整した。ただし5月安値499円、8月安値501円を割り込むことなく、9月30日には542円まで反発している。下値支持線を確認し、今期(15年3月期)大幅営業増益見通しを再評価して切り返し局面だろう。なお第2四半期累計(4月〜9月)業績発表は11月13日予定としている。

 ソニーモバイルディスプレイ、東芝モバイルディスプレイ、日立ディスプレイズの3社が統合して12年4月に事業を開始し、14年3月東証1部市場に新規上場した。

 モバイル分野(スマートフォン・タブレット)向けを主力として、車載・C&I・その他分野(車載分野、デジタルカメラ分野、医療分野)向けに、高精細・高画質・低消費電力・薄型・軽量の中小型液晶ディスプレイを製造・販売している。前期(14年3月期)の得意先別売上構成比は米アップル向けが約3割を占めた。製造は国内5拠点と海外は中国、フィリピン、台湾に展開し、車載事業強化に向けて米デトロイトに新規オフィスを開設している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:56 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】日本ライフラインは短期調整が一巡して6月の戻り高値に接近、2月の年初来高値も視野

 医療機器輸入商社の日本ライフライン<7575>(JQS)の株価は、6月戻り高値892円から反落して750円〜800円近辺でモミ合う展開だったが、9月中旬以降は850円〜860円近辺まで水準を切り上げ、6月戻り高値に接近してきた。中期成長力を評価する流れに変化はなく、短期調整が一巡して6月戻り高値を試す展開だろう。2月の年初来高値965円も視野に入りそうだ。

 心臓ペースメーカやカテーテルなど心臓循環器領域を中心とする医療機器輸入商社である。品目区分としては心臓ペースメーカ、ICD(植込み型除細動器)、CRT−D(除細動機能付き両心室ペースメーカ)などのリズムディバイス部門、EPカテーテル、アブレーションカテーテル、心腔内除細動カテーテル、高周波心房中隔穿刺針などのEP/アブレーション部門、人工心臓弁、人工血管、ステントグラフトなどの外科関連部門、バルーンカテーテル、ガイドワイヤーなどのインターベンション部門、および血液浄化関連などのその他部門を展開している。

 国内を網羅する販売代理店ネットワークを構築した商社機能に加えて、メーカー機能の強化に向けて、09年に人工血管などを製造するJUNKEN MEDICAL社、10年にガイドワイヤーなどを製造するSYNEXMED社(香港)を子会社化した。採算性の高い自社製品の売上構成比上昇に向けて生産体制を一段と強化する方針で、14年10月には新工場となる小山ファクトリー(栃木県小山市)が稼動する。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:52 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】川崎近海汽船は調整一巡して水準切り上げ、6月高値試す

 川崎近海汽船<9179>(東2)の株価は、6月高値363円から利益確定売りで一旦反落したが、8月の直近安値312円から切り返して340円台まで戻している。短期調整が一巡して水準を切り上げる動きだ。低PER、低PBRなど指標面の割安感も支援材料であり、6月高値を試す展開だろう。なお10月31日に第2四半期累計(4月〜9月)の業績発表を予定している。

 石炭・木材・鋼材輸送などの近海部門と、石炭・石灰石・紙製品・農産品輸送やフェリー輸送などの内航部門、その他事業(北海道地区における不動産賃貸事業など)を展開している。

 14年4月に発表した中期経営計画では、目標値として17年3月期売上高490億円(近海部門180億円、内航部門310億円)、営業利益37億50百万円(近海部門4億円の赤字、内航部門41億50百万円の利益)、経常利益37億円、純利益24億円、新造船建造等に対する3年間総額の投資額135億円を掲げている。近海部門では船隊大型化、バルク輸送の船隊整備、内航部門では不定期船輸送の船隊整備などを推進する方針だ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:48 | アナリスト銘柄分析
2014年09月30日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インタースペースは、戻り高値圏で堅調、8月戻り高値突破すれば上げ足速める可能性

 ネット広告やソーシャルアプリを展開するインタースペース<2122>(東マ)の株価は、8月8日の直近安値1080円から9月1日1460円まで切り返し、その後も戻り高値圏1300円〜1400円近辺で堅調に推移している。今期(14年9月期)の利益見通し再増額の可能性が評価材料だ。8月4日の戻り高値1467円を突破すれば上げ足を速める可能性があり、13年12月高値1716円を目指す流れに変化はないだろう。

 アフィリエイト(成果報酬)型のインターネット広告事業を主力として、コンテンツやソーシャルアプリなどのメディア運営事業も展開している。

 インターネット広告事業はアフィリエイトサービス「アクセストレード」を中心に事業展開し、携帯電話ショップをネットワーク化した店舗アフィリエイトサービス「ストアフロントアフィリエイト」も日本最大規模の店舗ネットワークに成長している。メディア運営事業では、日本最大級のママ向けコミュニティサイト「ママスタジアム」月間利用者数が200万人を突破している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:31 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インフォマートは、7月高値から反落したが調整一巡感、反発のタイミング

 企業間電子商取引プラットフォームを提供するインフォマート<2492>(東マ)の株価は、7月高値2377円から利益確定売りで反落し、足元は概ね1800円〜1900円近辺で推移している。高値更新後の自律調整局面のようだ。ただし足元では調整一巡感も強めている。中期成長力を評価する流れに変化はなく反発のタイミングだろう。押し目買いの好機だ。

 フード業界向けのプラットフォーム「FOODS info Mart」で企業間(BtoB)電子商取引の「ASP受発注システム」「ASP規格書システム」「ASP商談システム」「ASP受注・営業システム」「クラウドサービス」を提供している。月額システム使用料収入が収益柱のストック型収益モデルだ。

 子会社はインフォライズがクラウドサービス事業、インフォマートインターナショナル(香港)が海外「FOODS info Mart」事業を展開している。アライアンス戦略では13年5月にJFEシステムズ<4832>、13年6月に東芝テック<6588>、13年11月に東京システムハウスと連携した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:28 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】トシン・グループは、07年8月以来の3000円台乗せで強基調を確認、上値追い

 電設資材商社のトシン・グループ<2761>(JQS)の株価は強基調の展開だ。8月29日に3145円まで急伸して12年12月の2750円を突破し、07年8月以来の3000円台に乗せた。その後一旦は2700円台まで反落したが、9月25日に3080円まで上伸して水準切り上げの動きを継続している。強基調を確認した形であり、自己株式取得や低PBRも支援材料として上値追いの展開だろう。

 首都圏を中心として、電設資材や住宅設備機器などの卸売事業を展開する持株会社である。小口多数販売や、他社にはない専門部署による得意先営業活動支援サービスを特徴としている。取扱商品や営業拠点網の拡充などで事業基盤強化を推進しており、14年4月に伊勢崎営業所、14年8月に太田足利営業所を開設した。

 今期(15年5月20日期)の連結業績見通し(7月4日公表)は、売上高が前期比1.1%増の470億円、営業利益が同0.7%増の26億90百万円、経常利益が同1.2%増の35億90百万円、そして純利益が同1.1%増の21億円で、配当予想は前期と同額の年間52円(第2四半期末26円、期末26円)としている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:24 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インフォメーションクリエーティブは配当落ちで急反落したが下値は限定的

 ソフトウェア開発やシステム運用のインフォメーションクリエーティブ<4769>(JQS)の株価は、8月の直近安値714円から切り返しの展開となり、9月25日に835円まで上伸して年初来高値を更新した。9月26日には配当落ちも影響して764円まで急反落する場面があったが、終値では780円台に戻している。下値は限定的であり、来期(15年9月期)業績に対する期待感で9月高値を試す展開だろう。

 ソフトウェア開発事業、システム運用事業、その他事業(パッケージ開発・販売)を展開し、顧客に常駐する型で情報サービス分野における総合的なソリューションサービスを提供している。顧客別に見ると、日立システムズや日立ソリューションズなど、日立製作所<6501>グループ向けが全体の約6割を占めて収益源となっていることも特徴だ。

 13年11月発表の新中期経営計画(14年9月期〜16年9月期)では、基本戦略としてソフトウェア開発・システム運用などのITソリューション事業の安定成長、自社パッケージ開発・販売のITサービス事業の成長加速、強固な人材・組織基盤の構築を推進している。経営目標値は16年9月期売上高80億円(ITソリューション事業76億円、ITサービス事業4億円)、売上高経常利益率8.0%として、長期ビジョンでは100億円企業、東証2部上場を目指している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:21 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】マルマエは8月高値から一旦反落したが過熱感解消して再動意のタイミング

 精密部品加工のマルマエ<6264>(東マ)の株価は、急伸した8月26日高値1468円から反落し、9月24日の908円まで調整した。ただし9月29日には997円まで戻して調整一巡感を強めている。収益改善を評価する流れに変化はなく、過熱感が解消して再動意のタイミングだろう。なお10月14日に前期(14年8月期)の決算発表を予定している。今期(15年8月期)の一段の収益改善に対する期待感が高まる可能性もあるだろう。

 半導体やFPD(フラットパネルディスプレー)などの製造装置に使用される真空部品や電極などの精密加工事業を展開し、新規分野として光学装置分野の精密加工も強化している。8月9日には半導体分野の拡大戦略の一環としてマシニングセンタの取得を決定したと発表している。

 前期(14年8月期)の業績(非連結)見通しについては8月8日に増額修正を発表し、売上高が前々期比36.0%増の15億80百万円、営業利益が同2.1倍の2億60百万円、経常利益が同95.3%増の2億50百万円、純利益が同3.7倍の3億円としている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:17 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】キトーは失望売り一巡して切り返し

 搬送機器メーカーのキトー<6409>(東1)の株価は、第1四半期(4月〜6月)の大幅減益を嫌気する形で急落したが、8月下旬以降は失望売りが一巡して切り返しの展開となり、9月29日には1395円まで上伸して出直りの動きを強めている。急落で開けた窓埋めを完了して強基調に回帰した形であり、株式2分割も好感した7月高値1532円50銭を試す展開だろう。円安メリットも評価材料だ。

 工場内で使用されるチェーンブロック、ロープホイスト、クレーンなどを主力とする搬送機器の大手メーカーである。中期経営計画では「真のグローバルNO.1のホイストメーカー」を目指し、日本、北米、中国、アジア、欧州の地域別戦略などでグローバル化を加速している。目標数値としては16年3月期売上高580億円、営業利益70億円を掲げ、M&Aも積極活用してグローバル売上1000億円企業を目指している。

 地域戦略としては、日本・北米・中国での強固な代理店網構築、アジア新興国での直販体制強化を推進し、特にアジアへの積極投資を実行している。製品戦略としては、日本および北米ではワイヤーロープホイストやシアターホイストなどの品揃えを強化する。生産戦略としては海外生産能力を拡充し、為替リスク分散や調達コスト低減への取り組みを強化する方針だ。アジアでは13年4月に韓国、13年7月にタイで新クレーン工場が本格稼働した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:14 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】松田産業は7月の戻り高値を突破、1月の年初来高値試す

 貴金属リサイクル事業の松田産業<7456>(東1)の株価は、8月の直近安値1203円から反発し、7月の戻り高値1305円を突破して9月25日には1333円まで上伸した。景気回復に伴って好業績を期待する動きのようだ。出直りの動きを強めて1月の年初来高値1415円を試す展開だろう。

 貴金属リサイクルを主力とする貴金属関連事業、および農林水産品を扱う食品関連事業を展開している。貴金属関連事業では「東アジアNO.1リファイナー」を目指して、国内外の拠点拡充・効率化、製品・技術開発強化を推進している。海外は中国、台湾、シンガポール、タイ、フィリピン、マレーシア、ベトナムに展開し、ベトナムでは14年3月に現地法人を設立して工場建設に着手した。食品関連事業は中国、タイに拠点展開している。

 今期(15年3月期)の連結業績見通しは、前回予想(5月12日公表)を据え置いて売上高が前期比2.8%増の1700億円、営業利益が同4.4%増の47億円、経常利益が同2.2%増の50億円、純利益が同2.4%増の32億70百万円、そして配当予想が前期と同額の年間24円(第2四半期末12円、期末12円)としている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:11 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ティムコは1月の年初来高値に面合わせ、強基調に転換の可能性

 フィッシング用品やアウトドア用品のティムコ<7501>(JQS)の株価は、8月19日の直近安値529円から素早く切り返した。9月24日には600円まで上伸して1月の年初来高値に面合わせる場面があった。ボックスレンジから上放れて強基調に転換した可能性があり、第3四半期累計(12月〜8月)業績発表が接近し、収益改善を期待して水準切り上げの展開だろう。600円台に乗せれば上げ足に弾みがつきそうだ。

 フィッシング用品やアウトドア用品の企画・開発・販売を展開し、アウトドア衣料ブランド「フォックスファイヤー」の商品力強化や、直営店舗「フォックスファイヤーストア」の収益力向上に取り組んでいる。20年東京夏季五輪開催に向けて登山・アウトドア・スポーツ関連の需要盛り上がりが追い風だ。

 今期(14年11月期)の業績(非連結)見通しは前回予想(1月17日公表)を据え置いて、売上高が前期比1.2%増の28億90百万円、営業利益が42百万円の黒字(前期は11百万円の赤字)、経常利益が43百万円の黒字(同2百万円の赤字)、純利益が28百万円の黒字(同16百万円の赤字)、配当予想が前期と同額の年間12円(期末一括)としている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:08 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】神鋼商事は中段保ち合いから上放れて強基調、上値追い

 鉄鋼・非鉄金属関連商社の神鋼商事<8075>(東1)の株価は、235円〜255円近辺での中段保ち合いから上放れて7月高値256円を突破し、9月19日には285円まで上値を伸ばした。08年9月以来の高値水準だ。強基調を確認した形であり、今期(15年3月期)好業績見通しや指標面の割安感を評価して上値追いの展開だろう。

 鉄鋼製品、鉄鋼原料、非鉄金属、機械・情報、溶接材料・機器などを扱う商社である。13年6月発表の中期経営計画(14年3月期〜16年3月期)では、神戸製鋼所<5406>グループの中核となるグローバル商社を目指し、数値目標として16年3月期売上高1兆円、経常利益90億円、海外取引比率40%以上を掲げている。

 14年7月には筒中金属産業が新設分割で設立した国内卸売事業会社の株式70%を取得して子会社化した。筒中金属産業は自動車および液晶・半導体装置分野に多くの優良顧客を有しており、子会社化することによって非鉄金属部門の収益力を強化する。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:05 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】陽光都市開発は強基調に転換して1月高値突破、13年4月高値目指す

 投資用マンション企画・販売の陽光都市開発<8946>(JQS)の株価は、強基調に転換して水準切り上げの動きを強めている。子会社の販売用不動産売買契約締結を好感して9月11日に273円まで急伸し、1月高値270円を突破した。その後220円近辺まで一旦反落したが、9月29日に267円まで戻して上値を試す動きを強めている。収益改善、財務基盤強化、中期成長に向けた積極投資を評価する流れに変化はなく、13年4月高値372円を目指す展開だろう。

 投資用マンション「グリフィンシリーズ」の企画・販売事業を縮小し、不動産管理・賃貸・仲介事業のストック型フィービジネスへの事業構造転換で収益基盤を強化した。13年8月アパマンショップホールディングス<8889>の子会社アパマンショップネットワークとFC加盟契約を締結し、13年10月ストライダーズ<9816>と資本業務提携した。

 中期成長に向けて中国での不動産関連事業を展開する。14年2月に柏雅資本集団控股有限公司(香港柏雅)の連結子会社化が完了し、香港柏雅の子会社でサービスアパートメント運営・管理コンサルティングを展開する柏雅酒店管理(上海)有限公司(酒店管理)、および孫会社でサービスアパートメントをサブリース管理方式でオーナーから賃借して運営管理する上海柏雅投資管理有限公司(投資管理)も合わせてベルグラビアグループ3社を連結化した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:02 | アナリスト銘柄分析
2014年09月29日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ジャパンフーズは売り一巡して調整のほぼ最終局面、反発のタイミング

 飲料受託生産大手ジャパンフーズ<2599>(東1)の株価は、1150円まで調整して5月安値1145円に接近したが、今期(15年3月期)業績見通しの減額修正の売りが一巡し、調整のほぼ最終局面のようだ。下期(10月〜3月)の収益改善を評価して反発のタイミングだろう。

 伊藤忠商事<8001>系で飲料受託生産の国内最大手である。品目別には炭酸飲料と茶系飲料を主力として、コーヒー飲料、果汁飲料、機能性飲料、酒類飲料、ファーストフード店のディスペンサーでサービスされる業務用濃縮飲料(ウーロン茶、アイスコーヒーなど)を製造している。

 主要得意先はアサヒ飲料、キリンビバレッジ、伊藤園<2593>サントリー食品インターナショナル<2587>などの大手飲料メーカーで、容器別ではペットボトルが主力だ。

 14年4月には中期経営計画「JUMP2015」のレビューと見直しを発表している。成長に向けた基本戦略をコアビジネス(国内飲料受託製造事業)の収益拡大、新規ビジネス(海外事業、水宅配事業、自社ブランド商品、その他)の着実な推進、成長戦略を支える経営基盤の強化として、定量計画(イメージ)には15年度連結ベースの売上高390億円、営業利益15億50百万円、経常利益15億円、純利益10億円、ROE11.4%を掲げている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:37 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アスカネットは再動意で中段保ち合い上放れ

 写真加工関連のアスカネット<2438>(東マ)の株価は、8月高値後に上げ一服となったが、9月5日の「CEATEC JAPAN 2014」への出展発表をきっかけに再動意の形となった。9月11日に1万2930円を付けて8月5日の1万2190円を突破し、9月25日には1万7680円まで上伸した。目先的には乱高下の展開となりそうだが、中段保ち合いから上放れた形であり、空中結像技術エアリアルイメージング(AI)プレート量産化を期待する流れに変化はなく、上値を追う場面があるだろう。

 葬儀社・写真館向け遺影写真合成・加工関連のメモリアルデザインサービス事業、写真館・コンシューマー向けオリジナル写真集製作関連のパーソナルパブリッシングサービス事業を主力としている。遺影写真は葬儀関連、写真集はウエディング関連や卒業・入学イベント関連などが主力市場であり、景気変動の影響を受けにくく安定収益源となっていることが特徴だ。14年12月にはインターネットを活用したBtoC新サービスのリリースを予定している。

 空中結像技術エアリアルイメージング(AI)プレートについては、現状は試作品を販売してプレ量産も可能だが、低価格化と大量生産を可能にする本格量産技術(ファブレス形態で製造して自社ブランドで販売)の確立を最優先課題として、独自技術を強固にするため特許申請も進めている。本格量産開始時期は未定だが、目標としては今期(15年4月期)中に量産技術を確定して本格量産に向けた設備体制等の検討に入りたいとしている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:33 | アナリスト銘柄分析