[アナリスト銘柄分析]の記事一覧
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記事一覧 (09/29)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ユーグレナは、1300円台固めてモミ合い煮詰まり感、動意のタイミング
記事一覧 (09/29)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】協立情報通信は、7月の戻り高値を突破すれば上げ足速める可能性
記事一覧 (09/29)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】フォーカスシステムズは13年11月高値突破して上伸、指標面に割高感なく上値追い
記事一覧 (09/29)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】日本エンタープライズは急騰の反動調整局面だが過熱感解消して反発のタイミング
記事一覧 (09/29)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】星光PMCは調整一巡して反発のタイミング
記事一覧 (09/29)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】サクセスHDは上場来安値更新したが調整の最終局面、アベノミクス成長戦略が支援材料
記事一覧 (09/29)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】第一実業は今期好業績見通しを評価して07年8月以来の高値水準
記事一覧 (09/28)【アナリスト水田雅展の為替・株式相場展望】3日の米9月雇用統計が焦点だが大勢として円安・株高の流れ
記事一覧 (09/26)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】新日本建物は5月と8月の安値が下値支持線、収益改善基調を評価して反発のタイミング
記事一覧 (09/26)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】セーラー万年筆は下値を着実に切り上げて強基調に転換の可能性
記事一覧 (09/26)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】朝日ラバーはマイクロ流体デバイスを材料視してほぼ10倍水準まで急騰
記事一覧 (09/26)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インテリジェントウェイブは利益確定売り一巡して再動意13年11月高値目指す
記事一覧 (09/26)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ゼリア新薬工業は3月起点の上昇トレンド継続、短期調整一巡して反発のタイミング
記事一覧 (09/26)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】テクマトリックスは着実に下値を切り上げて強基調、13年3月高値目指す
記事一覧 (09/26)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】フライトHDは8月安値に接近して調整のほぼ最終局面、反発のタイミング
記事一覧 (09/26)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エストラストは下値支持線から切り返しのタイミング、アベノミクス「地方創生」は追い風
記事一覧 (09/26)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】テラは8月直近安値から反発して強基調へ転換
記事一覧 (09/26)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】日本マニュファクチャリングサービスは収益改善基調を評価して反発のタイミング
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記事一覧 (09/25)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】寿スピリッツはモミ合い煮詰まり感強めて反発のタイミング
2014年09月29日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ユーグレナは、1300円台固めてモミ合い煮詰まり感、動意のタイミング

 ユーグレナ<2931>(東マ)の株価は、1300円台を固めてモミ合い煮詰まり感を強めている。9月26日には一時1422円まで上伸する場面があった。次世代バイオ燃料に対する注目度は高く、モミ合い煮詰まり感を強めて動意のタイミングだろう。9月30日から貸借銘柄となるため、取り組みに厚さが増すことも刺激材料となりそうだ。

 59種類の豊富な栄養素を有する微細藻類ユーグレナ(和名ミドリムシ)の屋外大量培養技術をコア技術として、ユーグレナを活用した機能性食品・化粧品の販売を行うとともに、バイオ燃料、バイオフィルム、水質浄化など関連分野への研究開発を進めている。

 13年3月にユーグレナ粉末受託生産と微細藻類クロレラ生産の八重山殖産を子会社化した。13年11月にはバイオベンチャーの植物ハイテック研究所を子会社化して形質転換技術による「スーパーユーグレナ」の開発を強化している。また14年8月には、バングラデシュのGYM社の株式を雪国まいたけ<1378>から取得(14年10月1日付)する株式譲渡契約を締結した。GYM社は、貧困に苦しむ農村地区の所得向上や生活改善を目指したソーシャルビジネスとして、もやしの原料となる緑豆栽培に取り組み、国内外で高い評価を集めている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:25 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】協立情報通信は、7月の戻り高値を突破すれば上げ足速める可能性

 ソリューション事業やモバイル事業を展開する協立情報通信<3670>(JQS)の株価は、7月戻り高値後に上げ一服の形となったが概ね1800円〜2000円近辺で堅調に推移している。今期(15年2月期)利益増額の可能性を評価する流れに変化なく、7月の戻り高値2000円、1月の年初来高値2080円を突破すれば上げ足を速めそうだ。なお10月10日に第2四半期累計(3月〜8月)の業績発表を予定している。

 1965年の設立で、2013年2月JASDAQ市場に新規上場した。法人向けのソリューション事業(情報通信システムソリューション、会計情報ソリューション、情報活用教育ソリューション、情報活用レンタルソリューション)、およびモバイル事業(法人向けモバイルソリューション、ドコモショップ6店舗運営)を展開している。

 企業のICT(情報通信技術)化の実現に向けて、NEC<6701>、オービックビジネスコンサルタント<4733>、NTTドコモ<9437>、サイボウズ<4776>、日本マイクロソフトなどパートナー企業の製品・サービスを融合し、情報通信インフラ機器の販売だけでなく、システム構築から導入・保守・運用・教育までをソリューションとして提供している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:22 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】フォーカスシステムズは13年11月高値突破して上伸、指標面に割高感なく上値追い

 システム構築・運用のフォーカスシステムズ<4662>(JQS)の株価は水準切り上げの展開が続いている。9月1日に951円まで急伸して13年11月高値858円を突破し、その後一旦は800円近辺まで反落したが、素早く切り返して9月24日の1038円まで上伸した。強基調の形で指標面に割高感はなく、上値追いの展開だろう。

 公共関連・民間関連のシステム構築・保守・運用・管理サービスを主力として、セキュリティ機器関連事業も展開している。顧客別に見るとNTTデータ<9613>関連、日本IBM関連を主要顧客として、民間関連事業では関東圏・近畿圏に加えて東海圏にも拠点展開して営業を強化している。14年7月には内田洋行<8057>が開発した統合型ERPパッケージ「スーパーカクテルイノーヴァ」の販売代理店契約を締結し、同製品の販売と導入サービスの提供を開始した。

 今期(15年3月期)の業績(非連結)見通しは前回予想(5月8日公表)を据え置いて売上高が前期比2.5%増の145億円、営業利益が同1.4%増の9億円、経常利益が同横ばいの8億50百万円、純利益が同9.7%増の5億円、配当予想が前期と同額の年間20円(期末一括)としている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:18 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】日本エンタープライズは急騰の反動調整局面だが過熱感解消して反発のタイミング

 コンテンツ制作・配信の日本エンタープライズ<4829>(東1)の株価は、アプリ「AplosOne ソフトフォン」開発を材料視して8月15日終値236円から8月26日高値858円まで急騰した。その後は9月26日の466円まで調整している。急騰の反動調整局面だ。ただし今期(15年5月期)の営業増益見通しも支援材料であり、過熱感が解消して反発のタイミングだろう。なお9月30日に第1四半期(6月〜8月)の業績発表を予定している。

 コンテンツ配信などのコンテンツサービス事業と、店頭アフィリエイト(広告販売)や企業向けソリューション(システム受託開発)などのソリューション事業を展開し、中国ではチャイナテレコムの携帯電話販売店運営と電子コミック配信サービスを手掛けている。

 配信コンテンツを自社制作して「権利を自社保有する」ビジネスモデルが基本戦略で、13年3月に音声通信関連ソフトウェア開発のandOneを子会社化し、14年4月にネイティブアプリを主としたモバイルコンテンツ事業を積極推進するため子会社HighLabを設立した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:14 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】星光PMCは調整一巡して反発のタイミング

 製紙用薬品の星光PMC<4963>(東1)の株価は、次世代素材セルロースナノファイバー(CNF)を材料視した流れが一巡し、今期(14年12月期)業績見通し減額修正もあり、概ね1000円〜1200円近辺で推移している。ただし8月安値圏1000円割れ水準まで下押す動きは見られず、調整一巡感を強めている。反発のタイミングだろう。

 DIC<4631>の子会社で製紙用薬品事業、印刷インキ用・記録材料用樹脂事業を展開している。高付加価値・差別化商品の市場投入・拡販、セルロースナノファイバー(CNF)、導電性ナノ材料(銀ナノワイヤ)、光学弾性樹脂(OCA)など、成長市場・新分野開拓の戦略を推進している。さらに事業領域拡大に向けて14年4月、興人フィルム&ケミカルズの化成品事業を承継したKJケミカルズを子会社化した。

 次世代素材CNFは自動車用樹脂の強度・寸法安定性向上や金属部材置換、家電・モバイル機器の軽量化などでの需要が期待され、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のCNF開発プロジェクトの中核企業として早期事業化を目指している。13年2月には経済産業省イノベーション拠点立地推進事業に採択され、補助金を活用して竜ヶ崎工場にパイロットプラントを設置した。また14年6月には、ナノセルロースの研究開発、事業化、標準化を促進するため、産官学連携型のコンソーシアム「ナノセルロースフォーラム」が設立された。当社を含めて100社以上が参画している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:08 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】サクセスHDは上場来安値更新したが調整の最終局面、アベノミクス成長戦略が支援材料

 保育園運営のサクセスホールディングス<6065>(東1)の株価は、安値圏での調整局面が続いている。6月以降は1650円〜1700円近辺でモミ合う展開だったが、9月22日には上場来安値となる1585円まで調整した。ただし調整のほぼ最終局面だろう。アベノミクス成長戦略が支援材料であり、中期成長力を評価して反発のタイミングのようだ。

 保育園運営のサクセスアカデミーの持株会社で、病院・大学・企業などの事業所内保育施設を受託運営する受託保育事業と、認可保育園・認証保育所・公設民営保育園・学童クラブ・児童館・全児童対策事業施設など公的保育施設を運営する公的保育事業を展開している。

 前期(13年12月期)末時点の運営施設数は、受託保育事業が171施設(12年12月期末比20施設増加)、公的保育事業が63施設(うち認可保育園35施設、認証保育所5施設、学童クラブ等23施設)(同9施設増加)の合計234施設(同29施設増加)である。地域別にみると関東181施設、中部34施設、関西17施設、東北2施設で、神奈川県と東京都を地盤としている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:03 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】第一実業は今期好業績見通しを評価して07年8月以来の高値水準

 機械専門商社の第一実業<8059>(東1)の株価は、9月2日に年初来高値623円まで上値を伸ばした後の上げ一服局面だが、高値圏の600円〜610円近辺で堅調に推移している。07年8月以来の高値水準であり、今期(15年3月期)好業績見通しを評価する流れに変化はなく、足元の自律調整が一巡して上値追いの展開だろう。

 機械の専門商社で、プラント・エネルギー事業、エレクトロニクス事業、産業機械事業、その他事業を展開し、海外は米州、中国、東南アジア・インド、欧州の世界18カ国36拠点で事業展開している。13年5月発表の新経営計画「AIM2015」では、最終年度16年3月期の売上高1550億円、営業利益57億円、経常利益59億円、純利益37億円を目標値として掲げている。グローバルビジネスを積極展開する方針だ。

 新規事業としては、植物工場システムの販売に関するプロジェクトを立ち上げて、埼玉県入間市にパイロットプラントを建設した。また14年3月には長野県飯田市でメガソーラー「第一実業飯田太陽光発電所」が竣工した。茨城県笠間市の太陽光発電所に続く2カ所目のメガソーラーだ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:00 | アナリスト銘柄分析
2014年09月28日

【アナリスト水田雅展の為替・株式相場展望】3日の米9月雇用統計が焦点だが大勢として円安・株高の流れ

■出遅れの金融・不動産セクターや東証マザーズ市場への資金流入も注目点

 9月29日〜10月3日の株式・為替相場では、週末3日の米9月雇用統計が重要イベントとなる。急ピッチの上昇に対する警戒感や米国株の高値圏での不安定な動きに対する警戒感もあり、米9月雇用統計に向けて様子見ムードを強める可能性があるが、9月25日の米国株の大幅下落に対して9月26日の日本市場が底堅い動きを見せたことで安心感が広がっているだけに、大勢としては円安・株高の流れが継続しそうだ。

 外国為替市場では早期利上げ観測でドル買いの動きを強め、株式市場ではドル高・円安進行を好感して自動車セクターが牽引する流れだが、出遅れ感の強い金融・不動産セクターや東証マザーズ市場に関心が向かい、資金が流入するかどうかも注目点だ。また2月期決算企業の中間決算発表が本格化し、3月期決算企業の業績修正も活発化するため、好業績銘柄に対する個別物色の動きが注目される。

 前週9月22日〜26日は、外国為替市場でドル買い・円売りの動きが一服したものの、株式市場では9月22日に日経ジャスダック平均、9月25日に日経平均株価、TOPIX、JPX日経400、東証2部総合指数が取引時間中の年初来高値を更新した。7〜9月期実質GDPの回復ペース鈍化や景況感悪化を織り込み、企業業績の上振れを期待する動きのようだ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 18:23 | アナリスト銘柄分析
2014年09月26日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】新日本建物は5月と8月の安値が下値支持線、収益改善基調を評価して反発のタイミング

 マンション・戸建販売の新日本建物<8893>(JQS)の株価は、第1四半期(4月〜6月)の営業赤字を嫌気した8月11日安値41円から9月上旬の47円まで切り返した。足元は戻り一服の形だが、5月と8月の安値41円が下値支持線となり、収益改善基調を評価して反発のタイミングだろう。

 首都圏地盤の不動産デベロッパーで、流動化事業(他デベロッパー向けマンション用地販売)、マンション販売事業(自社開発物件の分譲、新築マンションの買取再販)、戸建販売事業(戸建住宅・宅地分譲)、その他事業(不動産賃貸や建築工事請負)を展開している。

 10年11月に提出した事業再生計画に基づいて、マンション販売事業の買取再販、流動化事業の専有卸、戸建住宅販売事業を主力として経営再建に取り組んでいる。そして前期(14年3月期)は事業再生計画決定後3期連続の最終黒字を達成し、前期末の自己資本比率は27.5%まで改善した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:23 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】セーラー万年筆は下値を着実に切り上げて強基調に転換の可能性

 文具老舗でロボット機器事業も展開するセーラー万年筆<7992>(東2)の株価は、買いが続かず上値の重い展開だが、足元は37円〜41円のレンジで推移して下値を着実に切り上げている。強基調に転換した可能性があり、6月と7月の戻り高値42円を突破すれば上げ足を速めそうだ。

 文具事業(万年筆、ボールペン、電子文具、景品払出機、ガラスCD、窓ガラス用断熱塗料など)、およびロボット機器事業(プラスチック射出成形品自動取出装置・自動組立装置など)を展開している。文具事業はブランド力の高い万年筆を主力として、電子文具への事業展開も加速している。ロボット機器事業は1969年に開発に着手した歴史を持ち、09年にはプラスチック射出成形品用自動取出ロボットで世界初の無線ハンディコントローラ搭載RZ−Σシリーズを開発した。

 今期(14年12月期)連結業績見通しについては7月31日に修正(売上高を増額、利益を減額)して、売上高が前期比14.0%増の63億円、営業利益が2億円(前期は2億87百万円の赤字)、経常利益が70百万円(同3億11百万円の赤字)、純利益が1億46百万円(同3億59百万円の赤字)としている。増収効果で各利益とも黒字化の見通しだ。特別利益での投資有価証券売却益計上も寄与する。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:19 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】朝日ラバーはマイクロ流体デバイスを材料視してほぼ10倍水準まで急騰

 車載照明用ゴム製品の朝日ラバー<5162>(JQS)の株価は、8月下旬に動意付いて9月22日高値3435円まで一本調子に急騰した。8月22日終値355円から1ヶ月でほぼ10倍の水準だ。マイクロ流体デバイスの分子接着技術を材料視したようだ。9月24日と25日は急落して目先的には乱高下の展開が想定されるが、長期底練り展開から上放れた形だけに、人気が持続して9月22日高値を試す可能性があるだろう。

 自動車内装照明関連などの工業用ゴム製品を主力として、スポーツ用ゴム製品(卓球ラケット用ラバー)、医療・衛生用ゴム製品(点滴輸液バッグ用ゴム栓など)、機能製品RFIDタグ用ゴムなども展開している。シリコーンゴムをベースにした製品開発に強みを持ち、車載用小型電球の光源カラーキャップ「ASA COLOR LAMPCAP」や車載用LED照明の光源カラーキャップ「ASA COLOR LED」を主力製品としている。

 車載用「ASA COLOR LED」は従来の高級車向けに加えて、小型車や軽自動車向けにも採用が拡大している。新製品では機能製品RFIDタグ用ゴムの増産を進め、医療分野の新製品プレフィルドシリンジ(薬液充填済み注射器)用ガスケットの量産も開始した。NEC<6701>のポータブルDNA解析装置向けマイクロ流体デバイスは、今期(15年3月期)量産開始の計画だ。NEC向け以外の複数案件も商談が進行中のようだ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:15 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インテリジェントウェイブは利益確定売り一巡して再動意13年11月高値目指す

 システムソリューション事業のインテリジェントウェイブ<4847>(JQS)の株価は1月高値344円を突破し、9月9日に391円まで上値を伸ばして13年11月高値405円に接近した。その後は利益確定売りで300円近辺まで一旦反落したが、9月25日には327円まで急反発した。利益確定売りが一巡して再動意のようだ。収益改善基調を評価して13年11月高値を目指す展開だろう。

 大日本印刷<7912>の連結子会社で、システムソリューション事業を展開している。クレジットカード会社、ネット銀行、証券会社など金融関連のシステム開発受託・ハードウェア販売・保守サービスが収益柱だ。

 今期(15年6月期)から報告セグメントを変更した。金融システムソリューション事業(従来のカードビジネスのフロント業務とシステムソリューション業務)は金融業界やシステム開発会社向けのソフトウェア開発を中心としたソリューションを提供し、プロダクトソリューション事業(従来のセキュリティシステム業務とその他)はパッケージ製品を中心にソリューションを提供する。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:12 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ゼリア新薬工業は3月起点の上昇トレンド継続、短期調整一巡して反発のタイミング

 医薬品メーカーのゼリア新薬工業<4559>(東1)の株価は、第1四半期(4月〜6月)の大幅減益で8月6日の2250円まで下げてから2600円近辺まで切り返したが、7月28日の戻り高値2633円に届かず反落した。ただし足元は2400円近辺で下げ渋る動きだ。3月安値を直近起点とする上昇トレンドを継続しており、短期調整が一巡して反発のタイミングだろう。

 消化器分野が中心の医療用医薬品事業、および一般用医薬品のコンシューマーヘルスケア事業を展開している。医療用医薬品事業では潰瘍性大腸炎治療剤「アサコール」を主力として、13年6月には自社開発新薬の機能性ディスペプシア治療剤「アコファイド」を発売し、アステラス製薬<4503>と共同で早期の市場浸透を目指している。コンシューマーヘルスケア事業は「コンドロイチン群」「ヘパリーゼ群」「ウィズワン群」が主力で、認知度向上とともに売上が拡大している。

 M&Aを活用してグローバル展開も推進している。08年10月には基礎化粧品のイオナ、09年9月には「アサコール」の開発会社ティロッツ社(スイス)、10年9月にはコンドロイチン原料のZPD社(デンマーク)を子会社化した。13年8月には、ビフォーファーマ社(スイス)と鉄欠乏症治療剤「Ferinject」の日本国内における独占的開発・販売契約を締結するとともに、ZPD社の株式を追加取得して完全子会社化した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:08 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】テクマトリックスは着実に下値を切り上げて強基調、13年3月高値目指す

 情報サービス事業を展開するテクマトリックス<3762>(東1)の株価は、8月22日に日本HPとの業務提携を好感して前日比100円高の781円まで急伸する場面があり、1月高値740円を突破した。その後は680円〜690円近辺の小幅レンジでモミ合う展開だが、着実に下値を切り上げている。強基調の形であり、8月高値781円、13年3月高値844円を目指す展開だろう。

 ネットワーク・セキュリティ関連のハードウェアを販売する情報基盤事業、医療・CRM・EC・金融を重点分野としてシステム受託開発やクラウドサービスなどを提供するアプリケーション・サービス事業を展開している。

 重点戦略として、ストック型ビジネスの保守・運用・監視サービス関連の戦略的拡大、クラウド関連事業の戦略的・加速度的推進、ネットワーク・セキュリティ関連商材およびサービスの充実、ビッグデータ分析支援サービス、大規模EC事業者向けバックオフィスシステム構築ソリューション「楽楽ECインテグレーションサービス」などを強化している。グループ経営を強化するため14年3月には連結子会社のクロス・ヘッドを完全子会社化した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:00 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】フライトHDは8月安値に接近して調整のほぼ最終局面、反発のタイミング

 システム開発や電子決済ソリューションのフライトホールディングス<3753>(東マ)の株価は、8月13日の年初来安値870円から8月21日の1187円まで切り返したが、再び水準を切り下げて9月25日には902円まで調整した。ただし8月安値に接近して調整のほぼ最終局面のようだ。収益改善基調を評価して反発のタイミングだろう。

 フライトシステムコンサルティング(旧)が13年10月、持株会社に移行してフライトホールディングスに商号変更した。事業承継した子会社フライトシステムコンサルティング(新)が、システム開発などのコンサルティング&ソリューション(C&S)事業、電子決済ソリューションなどのサービス事業を展開している。

 電子決済ソリューションの分野では、スマートデバイス決済専用マルチ電子決済端末「インクレディスト」およびスマートデバイス決済専用アプリケーション「ペイメント・マスター」の展開を強化している。専用アプリ「ペイメント・マスター」は10年9月に提供開始した国内初のBtoB向け決済ソリューションであり、特許出願中の機能も含めて大企業での管理に必要な機能を数多く搭載している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:57 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エストラストは下値支持線から切り返しのタイミング、アベノミクス「地方創生」は追い風

 山口県や福岡県を地盤とする不動産デベロッパーのエストラスト<3280>(東1)は、動意付いた8月5日の794円から反落して680円〜700円近辺の小幅レンジでモミ合う展開だ。ただし消費増税の影響は限定的のもようであり、アベノミクス「地方創生」も追い風となりそうだ。700円台割れ水準の下値支持線から切り返しのタイミングだろう。なお10月10日に第2四半期累計(3月〜8月)の業績発表を予定している。

 山口県および福岡県を地盤とする不動産デベロッパーである。一次取得ファミリー型の新築分譲マンション「オーヴィジョン」シリーズ、および新築戸建住宅「オーヴィジョンホーム」の不動産分譲事業を主力として、連結子会社トラストコミュニティが展開する「オーヴィジョン」マンション管理受託の不動産管理事業、不動産賃貸事業も強化している。

 九州・山口エリアでのNO.1デベロッパーを目指し、福岡県および九州主要都市への進出加速、九州・山口エリアでのマンション年間供給500戸体制構築、山口県での戸建住宅年間供給100戸体制の構築、ストック型ビジネスとなる建物管理受託戸数の拡大、優良賃貸物件のポートフォリオ構築などを推進している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:54 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】テラは8月直近安値から反発して強基調へ転換

 バイオベンチャーのテラ<2191>(JQS)の株価は、8月8日の直近安値1305円から反発して9月16日の1845円まで上伸した。その後は利益確定売りで9月24日の1572円まで反落したが、自律調整の範囲だろう。強基調へ転換の動きを強めており、中期成長力を評価して出直り展開だろう。

 東京大学医科学研究所発のバイオベンチャーで、細胞医療事業(樹状細胞ワクチン「バクセル」を中心とした独自開発のがん治療技術を契約医療機関に提供)を主力として、医薬品事業(樹状細胞ワクチン「バクセル」の薬事承認取得に向けた開発活動)、および医療支援事業(研究機関・医療機関から受託する細胞加工施設の運営・保守管理サービス、細胞培養関連装置の販売、治験支援サービス)を展開している。

 細胞医療事業は症例数に応じた収入が収益柱で、14年6月末時点で契約医療機関数は全国34カ所、契約医療機関における累計症例数は約8250症例に達している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:50 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】日本マニュファクチャリングサービスは収益改善基調を評価して反発のタイミング

 製造請負大手の日本マニュファクチャリングサービス<2162>(JQS)の株価は、8月27日の直近安値360円から反発し、子会社TKRの自動化・省力化装置の受託生産本格開始も好感して9月5日には戻り高値となる492円まで急伸する場面があった。その後は急反落の形となったが、8月安値水準まで下押す動きは見られず、概ね380円近辺で下げ渋る動きだ。収益改善基調を評価して反発のタイミングだろう。

 製造請負・派遣のIS(インラインソリューション)事業、修理・検査受託のCS(カスタマーサービス)事業、技術者派遣のGE(グローバルエンジニアリング)事業、子会社の志摩グループとTKRグループが展開する開発・製造受託のEMS(エレクトロニクス・マニュファクチャリング・サービス)事業を展開している。なお15年3月期からIS事業、CS事業、GE事業を総称してHS(ヒューマンソリューション)事業とした。

 基本コンセプトとして、日本、中国、アセアン諸国における人材ビジネス事業とEMS事業の融合によるトータルソリューションサービス「neo EMS」を掲げている。製造アウトソーシング企業NO.1を目指す戦略に大きな変化はないが、サービスの一段の高付加価値化に向けて開発・設計といった製造業の上流プロセス分野の機能を強化している。単なる製造アウトソーサーから、キーテクノロジーを有して技術競争力を備えた企業グループへの変革を推進する戦略だ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:47 | アナリスト銘柄分析
2014年09月25日

クリーク・アンド・リバー社 本日12時20分、今期第2四半期と通期業績予想の上方修正を発表

■13時現在の株価は前日比57円安の574円

 クリーク・アンド・リバー社<4763>(JQS)は本日12時20分、今期第2四半期と通期業績予想の上方修正を発表した。

 第2四半期連結業績予想の売上高は、前回予想を2億80百万円上回る117億80百万円(前年同期比12.1%増)、営業利益は1億20百万円上回る9億20百万円(同23.9%増)、経常利益は1億40百万円上回る9億40百万円(同26.5%増)、純利益は1億70百万円上回る5億20百万円(同57.5%増)と上方修正により純利益は大幅増益を見込む。

 上方修正の要因としては、同社グループ全体で事業が好調に推移し、全セグメントにおいて前年を上回る業績を達成する見通しとなったことを挙げている。

 通期連結業績予想については、建築、ファッション、作家等、新規エージェンシー事業の需要増に対応した拡大投資、同社ゲーム・アプリ分野における自社開発事業の拡大及び制作受注の増加に伴う拠点拡充等の積極投資を当第3四半期以降に予定していることから、第2四半期連結累計期間において期初予想を超過した額の一部について上方修正を行うとしている。

 今通期連結業績予想は、売上高については、前回予想通りの230億円(前期比11.5%増)、営業利益は前回予想を50百万円上回る14億円(同28.2%増)、経常利益は50百万円上回る14億円(同28.2%増)、純利益は50百万円上回る7億円(同42.5%増)を見込んでいる。

 上方修正は12時20分に発表されたものの、13時現在の株価は前日比57円安の574円となっている。第2四半期の上方修正幅に比較して、通期の修正幅が低かったことが売りにつながったものと思われる。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:06 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】寿スピリッツはモミ合い煮詰まり感強めて反発のタイミング

 菓子製造・販売の寿スピリッツ<2222>(東1)の株価は、2200円〜2300円近辺の小幅レンジでモミ合う展開だ。ただし2200円を割り込んで下押す動きは見られない。第1四半期(4月〜6月)の減収減益を嫌気した売りが一巡し、調整のほぼ最終局面のようだ。中期成長力を評価する流れに変化はなく、モミ合い煮詰まり感を強めて反発のタイミングだろう。

 山陰地区中心に「因幡の白うさぎ」ブランドなどを展開する寿製菓、北海道中心に「ルタオ」ブランドを展開するケイシイシイ、首都圏中心に洋菓子を多ブランド展開するシュクレイ、九州中心に「赤い風船」ブランドを展開する九十九島グループ、関西中心に「遊月亭」ブランドを展開する但馬寿、そして販売子会社(東海地区3社、中国・九州地区4社、関西地区2社)などの地域事業会社を傘下に置き、地域限定ブランド菓子の製造・販売を主力としている。駅・空港・高速道路など交通機関チャネルの出店・販売比率が高いことも特徴だ。

 製造卸から製造小売に事業モデルを転換して高収益化を推進するとともに、全国各地のお菓子のオリジナルブランドとショップブランドを創造する「お菓子の総合プロデューサー」を企業ビジョンに掲げ、新商品・新業態・新ブランド創り、新ビジネス開発、海外展開を推進している。中期経営目標の指標は売上高経常利益率20%としている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:34 | アナリスト銘柄分析