[アナリスト銘柄分析]の記事一覧
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記事一覧 (10/28)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】日本ライフラインは今期増額修正を好感して年初来高値更新、中期成長力も評価して上値追い
記事一覧 (10/28)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】第一実業は直近安値から切り返して調整一巡、9月高値試す
記事一覧 (10/28)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】新日本建物は調整一巡して切り返し局面、収益改善基調を評価
記事一覧 (10/28)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】トシン・グループは着実に下値切り上げて強基調、8月高値試す
記事一覧 (10/27)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】セーラー万年筆は戻り高値圏から反落したが8月安値を割り込まず切り返し、収益改善基調を評価
記事一覧 (10/27)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】クリナップは地合い悪化でも下値限定的、低PBR支援材料でモミ合い上放れ期待
記事一覧 (10/27)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】FPGは中期成長力を評価して9月の戻り高値試す、10月30日に14年9月期決算発表予定
記事一覧 (10/27)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アライドテレシスHDは80円近辺が下値支持線、営業損益改善基調を評価して切り返し
記事一覧 (10/27)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ジャパンディスプレイは今期見通し下方修正で急落したが売り一巡、反発のタイミング
記事一覧 (10/27)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】チムニーは9月戻り高値から一旦反落したが調整一巡感、4月高値目指す
記事一覧 (10/27)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】P&Pホールディングスは調整一巡して切り返しの動き、7月の戻り高値目指す
記事一覧 (10/26)【アナリストの株式・為替相場展望】バウンド一巡、週前半は様子見ムード、後半は相次ぐ重要イベントの結果しだいで不安定な動き
記事一覧 (10/24)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】川崎近海汽船は下値切り上げて短期調整一巡、指標面の割安感も支援材料で6月高値目指す
記事一覧 (10/24)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】神鋼商事は8月安値を割り込まず切り返しの動き、9月高値目指す
記事一覧 (10/24)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ティムコは8月安値まで下押すことなく下値切り上げ、収益改善期待でボックス上放れを目指す展開
記事一覧 (10/24)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】フォーカスシステムズは10月9日高値から急反落したが素早く切り返しの動き
記事一覧 (10/24)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アスカネットは調整一巡して再動意、10月末の株式4分割も支援材料
記事一覧 (10/23)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アスラポート・ダイニングは9月末の株主優待権利落ちで反落したが下値は限定的、8月高値試す
記事一覧 (10/23)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】トレックスは過熱感解消し再動意、ウェアラブル端末等テーマ性を評価
記事一覧 (10/23)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】朝日ラバーは調整一巡して再動意、マイクロ流体デバイス人気が持続して9月高値試す
2014年10月28日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】日本ライフラインは今期増額修正を好感して年初来高値更新、中期成長力も評価して上値追い

 医療機器輸入商社の日本ライフライン<7575>(JQS)の株価は、足元では800円〜850円近辺でモミ合う展開だったが、10月24日発表の今期(15年3月期)業績見通しの増額修正を好感して10月27日はストップ高水準の970円まで急伸し、2月高値965円を突破して年初来高値を更新した。指標面には割安感があり、中期成長力も評価して上値追いの展開だろう。なお11月5日に第2四半期累計(4月〜9月)の業績発表を予定している。

 心臓循環器領域を中心とする医療機器輸入商社で、心臓ペースメーカ、ICD(植込み型除細動器)、CRT−D(除細動機能付き両心室ペースメーカ)などのリズムディバイス部門、EPカテーテル、アブレーションカテーテル、心腔内除細動カテーテル、高周波心房中隔穿刺針などのEP/アブレーション部門、人工心臓弁、人工血管、ステントグラフトなどの外科関連部門、バルーンカテーテル、ガイドワイヤーなどのインターベンション部門、および血液浄化関連などのその他部門を展開している。

 国内を網羅する販売代理店ネットワークを構築した商社機能に加えて、メーカー機能の強化に向けて、09年に人工血管などを製造するJUNKEN MEDICAL社、10年にガイドワイヤーなどを製造するSYNEXMED社(香港)を子会社化した。採算性の高い自社製品の売上構成比上昇に向けて生産体制を一段と強化する方針で、14年10月には新工場となる小山ファクトリー(栃木県小山市)が稼動する。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:07 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】第一実業は直近安値から切り返して調整一巡、9月高値試す

 機械専門商社の第一実業<8059>(東1)の株価は、9月の年初来高値623円から反落し、全般地合い悪化が影響して10月14日の522円まで調整した。しかし足元では550円〜560円近辺まで切り返して調整一巡感を強めている。今期(15年3月期)増収増益見通しを評価する流れに変化はなく9月高値を目指す展開だろう。なお11月4日に第2四半期累計(4月〜9月)の業績発表を予定している。

 機械の専門商社で、プラント・エネルギー事業、エレクトロニクス事業、産業機械事業、その他事業を展開し、海外は米州、中国、東南アジア・インド、欧州の世界18カ国36拠点で事業展開している。13年5月発表の新経営計画「AIM2015」では、最終年度16年3月期の売上高1550億円、営業利益57億円、経常利益59億円、純利益37億円を目標値として掲げている。グローバルビジネスを積極展開する方針だ。

 新規事業としては、植物工場システムの販売に関するプロジェクトを立ち上げて、埼玉県入間市にパイロットプラントを建設した。また14年3月には長野県飯田市でメガソーラー「第一実業飯田太陽光発電所」が竣工した。茨城県笠間市の太陽光発電所に続く2カ所目のメガソーラーだ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:04 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】新日本建物は調整一巡して切り返し局面、収益改善基調を評価

 マンション・戸建販売の新日本建物<8893>(JQS)の株価は、全般地合い悪化も影響して5月安値41円を割り込んだ。ただし10月17日に付けた年初来安値36円から切り返しの動きを強め、10月27日には41円まで戻している。収益改善基調であり、調整が一巡して切り返し局面だろう。なお11月7日に第2四半期(4月〜9月)の業績発表を予定している。

 首都圏地盤の不動産デベロッパーで、流動化事業(他デベロッパー向けマンション用地販売)、マンション販売事業(自社開発物件の分譲、新築マンションの買取再販)、戸建販売事業(戸建住宅・宅地分譲)、その他事業(不動産賃貸や建築工事請負)を展開している。

 10年11月に提出した事業再生計画に基づいて、マンション販売事業の買取再販、流動化事業の専有卸、戸建住宅販売事業を主力として経営再建に取り組んでいる。そして前期(14年3月期)は事業再生計画決定後3期連続の最終黒字を達成し、前期末の自己資本比率は27.5%まで改善した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:59 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】トシン・グループは着実に下値切り上げて強基調、8月高値試す

 電設資材商社のトシン・グループ<2761>(JQS)の株価は、やや小動きだが着実に下値を切り上げて強基調の展開が続いている。8月29日に付けた高値3145円から9月上旬の2700円台前半まで一旦反落したが、足元では3000円近辺まで戻している。自己株式取得や低PBRも支援材料として8月高値3145円を試す展開だろう。

 首都圏を中心として、電設資材や住宅設備機器などの卸売事業を展開する持株会社である。小口多数販売や、他社にはない専門部署による得意先営業活動支援サービスを特徴としている。取扱商品や営業拠点網の拡充などで事業基盤強化を推進しており、14年4月に伊勢崎営業所、14年8月に太田足利営業所を開設した。

 10月3日に発表した今期(15年5月20日期)第1四半期(5月21日〜8月20日)の連結業績は売上高が前年同期比0.7%増の110億05百万円、営業利益が同26.0%減の4億81百万円、経常利益が同19.8%減の6億56百万円、純利益が同12.0%減の3億83百万円だった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:56 | アナリスト銘柄分析
2014年10月27日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】セーラー万年筆は戻り高値圏から反落したが8月安値を割り込まず切り返し、収益改善基調を評価

 文具老舗でロボット機器事業も展開するセーラー万年筆<7992>(東2)の株価は、10月1日に戻り高値48円まで急伸して1月の年初来高値51円に接近する場面があった。その後は全般地合い悪化が影響して10月10日の35円まで調整したが、8月安値34円を割り込むことなく足元では40円近辺まで切り返している。下値を切り上げる形であり、短期調整が一巡して10月1日の戻り高値48円を試す展開だろう。

 文具事業(万年筆、ボールペン、電子文具、景品払出機、ガラスCD、窓ガラス用断熱塗料など)、およびロボット機器事業(プラスチック射出成形品自動取出装置・自動組立装置など)を展開している。

 文具事業はブランド力の高い万年筆を主力に、中期成長に向けて電子文具への事業展開も加速している。ロボット機器事業は1969年に開発に着手した歴史を持ち、09年にはプラスチック射出成形品用自動取出ロボットで世界初の無線ハンディコントローラ搭載RZ−Σシリーズを開発した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:46 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】クリナップは地合い悪化でも下値限定的、低PBR支援材料でモミ合い上放れ期待

 システムキッチン大手のクリナップ<7955>(東1)の株価は、やや上値が重く900円〜960円近辺でのボックス展開だ。ただし全般地合い悪化の影響で10月中旬に900円台を割り込む場面があったが、足元では940円近辺まで戻している。消費増税の影響は織り込み済みで下値は限定的のようだ。低PBRも支援材料であり、9月の戻り高値965円を突破すればモミ合いから上放れて弾みがつきそうだ。なお11月7日に第2四半期累計(4月〜9月)の業績発表を予定している。

 厨房部門(システムキッチン)を主力として、浴槽・洗面部門(システムバスルーム・洗面化粧台)も展開している。中期経営計画では「ザ・キッチンカンパニー」の確立を掲げ、システムキッチン「S.S.」「クリンレディ」「ラクエラ」を軸にした商品ラインナップの充実、ブランド力の強化、中高級システムキッチンの市場シェア上昇、全国102カ所のショールームへの集客強化、総合競争力の強化、会員登録制組織「水まわり工房」加盟店との連携強化、リフォーム需要の取り込み、トータルコストの低減、海外事業の戦略的推進などを重点施策としている。

 今期(15年3月期)の連結業績見通しは前回予想(5月8日公表)を据え置いて売上高が前期比1.4%減の1270億円、営業利益が同24.5%減の67億円、経常利益が同24.4%減の64億円、純利益が同25.6%減の37億円、そして配当予想は記念配当5円を落として年間20円(第2四半期末10円、期末10円)としている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:43 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】FPGは中期成長力を評価して9月の戻り高値試す、10月30日に14年9月期決算発表予定

 タックス・リース・アレンジメント事業を主力にワンストップ型ファイナンシャルサービス業を展開するFPG<7148>(東1)の株価は、9月の戻り高値1098円から利益確定売りや全般地合い悪化の影響で10月16日の875円まで調整した。ただし6月安値859円を割り込むことなく、足元では960円台まで戻す場面があり調整一巡感を強めている。中期成長力を評価して9月の戻り高値を試す展開だろう。なお10月30日に前期(14年9月期)の決算発表を予定している。

 子会社(特別目的会社SPC)が運営するオペレーティング・リース事業の組成・販売・管理などを行うタックス・リース・アレンジメント事業を主力として、保険事業(保険仲立人)、M&Aアドバイザリー事業、プライベートバンキング事業、不動産関連事業なども展開している。

 タックス・リース・アレンジメント事業は、航空機・船舶・海上輸送用コンテナなど大型輸送設備を主対象としてリース組成し、出資金販売に伴うSPCからの手数料収入を収益柱としている。販売ネットワークの開拓を積極的に進め、14年6月末時点で会計事務所1723、地銀等65行、証券会社14社と提携している。13年11月には独立系の大手航空機リースマネジメント会社であるアメンタム社(アイルランド)の株式25%を取得して資本業務提携し、航空機リース組成事業を強化した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:39 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アライドテレシスHDは80円近辺が下値支持線、営業損益改善基調を評価して切り返し

 ネットワーク機器製造・販売のアライドテレシスホールディングス<6835>(東2)の株価は、全般地合い悪化も影響して9月24日94円から10月16日と17日の80円まで調整したが、8月安値80円近辺が下値支持線の形だ。営業損益改善基調を評価して切り返しの展開だろう。7月と9月の戻り高値94円を突破すれば上げ足に弾みがつきそうだ。なお11月11日に第3四半期累計(1月〜9月)の業績発表を予定している。

 世界23カ国・40連結子会社を統括する純粋持株会社で、ネットワーク関連機器およびソリューションの企画・開発・製造・販売・保守事業などを展開している。

 今期(14年12月期)の連結業績見通しは前回予想(2月12日公表)を据え置いて売上高が前期比14.6%増の343億円、営業利益が7億円(前期は12億84百万円の赤字)、経常利益が同27.8%減の5億50百万円、純利益が同4.8%増の1億円で、配当予想が同1円減配の年間2円(期末一括)としている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:36 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ジャパンディスプレイは今期見通し下方修正で急落したが売り一巡、反発のタイミング

 中小型液晶ディスプレイ製造のジャパンディスプレイ<6740>(東1)の株価は、業績悪化懸念や地合い悪化などで10月7日に8月安値501円を割り込み、10月15日の今期(15年3月期)業績見通し下方修正で10月17日の313円まで急落した。ただしその後は340円近辺でモミ合う展開だ。売りはほぼ一巡したようだ。目先的には売られ過ぎ感も強めている。来期(16年3月期)の収益改善期待で反発のタイミングだろう。なお11月13日に第2四半期累計(4月〜9月)の業績発表を予定している。

 ソニーモバイルディスプレイ、東芝モバイルディスプレイ、日立ディスプレイズの3社が統合して12年4月に事業を開始し、14年3月東証1部市場に新規上場した。

 モバイル分野(スマートフォン・タブレット)向けを主力として、車載・C&I・その他分野(車載分野、デジタルカメラ分野、医療分野)向けに、高精細・高画質・低消費電力・薄型・軽量の中小型液晶ディスプレイを製造・販売している。前期(14年3月期)の得意先別売上構成比は米アップル向けが約3割を占めた。製造は国内5拠点と海外は中国、フィリピン、台湾に展開し、車載向け事業の強化に向けて米デトロイトに新規オフィスを開設している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:32 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】チムニーは9月戻り高値から一旦反落したが調整一巡感、4月高値目指す

 大手居酒屋チェーンのチムニー<3178>(東1)の株価は、8月直近安値1920円から9月戻り高値2390円まで上伸した。その後は地合い悪化が影響して10月17日の2072円まで調整したが、足元では2200円台まで戻す場面があり調整一巡感を強めている。今期(14年12月期)増収増益見通しを評価して4月高値2675円を目指す展開だろう。なお11月7日に第3四半期累計(1月〜9月)の業績発表を予定している。

 売上高が業界5位規模の居酒屋チェーンで、直営とFCの飲食事業の他に、受託食堂のコントラクト事業も展開している。漁業などの一次産業、食材加工などの二次産業、店舗で商品を提供する三次産業まで一括管理する「飲食業の六次産業化」に向けた取り組みを強化している。仕入面では子会社の魚鮮水産が愛媛県で漁業権を保有し、13年には新たに2つの買参権を取得している。

 飲食事業は居酒屋業態を直営とFCで展開し、主力の「はなの舞」「さかなや道場」に加えて、軍鶏(しゃも)をメインとする「龍馬軍鶏農場」や、新鮮な肉と魚の両方を浜焼きスタイルで楽しむ「豊丸水産」の新規出店や業態転換も積極推進している。13年7月には新業態を推進する子会社「めっちゃ魚が好き」を設立した。また今後の新規出店は、競合店が少なく高ROI(投資収益率)が見込める山陰・山陽道エリア、四国エリア、東北エリアへの出店を強化する方針だ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:25 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】P&Pホールディングスは調整一巡して切り返しの動き、7月の戻り高値目指す

 販売支援や物流業務請負などのP&Pホールディングス<6068>(JQS)の株価は、全般地合い悪化も影響して10月14日と15日の302円まで調整した。ただし300円台を割り込むことなく足元では切り返しの動きを強めている。調整がほぼ一巡したようだ。3%台半ばの高配当利回りも支援材料であり、7月の戻り高値350円を目指す展開だろう。

 12年10月に持株会社へ移行して、モバイル関連の販売支援を中心とするSPO(セールス・プロセス・アウトソーシング・サービス)事業、倉庫・物流拠点作業やコンビニエンスストア棚卸などのBYS(バックヤードサポート・サービス)事業、コールセンターを中心とする人材派遣・紹介のHR(ヒューマンリソース・サービス)事業、その他事業(WebSPOサービス「もにったー」など)を展開している。

 13年4月にはSPO事業強化に向けて、流通向け建築・内装施工の子会社P&Pデザイン(PPD)を立ち上げた。BYS事業はネット通販市場の拡大やコンビニエンスストアの新規出店などが追い風であり、13年6月に小売・流通向けセールス・プロモーションや伊藤ハム<2284>向け人材派遣の藤栄テクノサービス(現ジャパンプロスタッフ)(JPS)を子会社化した。また13年10月には経理アウトソーシング事業のリラインを子会社化した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:21 | アナリスト銘柄分析
2014年10月26日

【アナリストの株式・為替相場展望】バウンド一巡、週前半は様子見ムード、後半は相次ぐ重要イベントの結果しだいで不安定な動き

(27〜31日)

■リバウンド一巡、週前半は様子見ムード、後半は相次ぐ重要イベントの結果しだいで不安定な動き、中小型株・新興市場へ資金シフトの可能性

 10月27日〜31日の株式・為替相場は、急ピッチの下落に対するリバウンドが一巡して週前半は様子見ムードを強め、週後半に相次ぐ重要イベントの結果しだいで不安定な展開となる可能性があるだろう。

 週後半に向けて28日〜29日の米FOMC(連邦公開市場委員会)、30日の米7〜9月期GDP速報値、31日の日銀金融政策決定会合・10月展望リポートと重要イベントが相次ぐ。そして国内主要企業の9月中間決算発表が本格化し、発表社数ベースで週末31日が前半のピークとなり、11月1日〜3日の3連休を控えている。

 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の国内株式運用比率引き上げ期待が下値を支えるが、29日の米FOMC声明発表後の米10年債利回りと米国株の動向を睨みながら好業績銘柄の個別物色となりそうだ。中小型株・新興市場へ資金がシフトする可能性もあるだろう。

 前週(20日〜24日)は世界景気の減速に対する過度な警戒感が後退し、米国株、日本株ともリバウンドの流れとなった。米国株ではダウ工業株30種平均株価が週間ベースで425ドル00セント上昇し、前々週(13日〜17日)の下落幅163ドル69セント以上に上昇し、半月ぶりの高値水準まで戻した。米10年債利回りは2.3%台まで上昇する場面があり、外国為替市場でドル・相場は1ドル=108円30銭近辺までドル高・円安方向に傾く場面があった。

 こうした動きを受けて日本株は、日経平均株価が週間ベースで759円13銭上昇し、前々週(14日〜17日)の下落幅768円04銭をほぼ取り戻す形となった。ただし終値ベースで20日が前日比578円72銭高、21日が前日比306円95銭安、22日が前日比391円49銭高と不安定な動きが続き、24日はやや上値の重い動きだった。

 前週末24日の米国市場ではダウ工業株30種平均株価が前日比127ドル51セント高と上昇した。米10年債利回りは2.27%近辺、外国為替市場は小動きでドル・円相場は1ドル=108円10銭〜20銭近辺、ユーロ・円相場は1ユーロ=137円00銭近辺で終了した。CME日経225先物(円建て)は1万5435円だった。

 この動きを受けて来週初27日の日本株は買い優勢で堅調なスタートとなりそうだ。ただし週後半に相次ぐ重要イベントを控えて週前半は様子見ムードを強め、週後半の重要イベントの結果しだいでは先物での仕掛け的な動きも加わって不安定な動きとなる可能性があるだろう。

 28日〜29日の米FOMCでは予定どおり量的緩和策第3弾(QE3)終了を決定する可能性が高く、29日発表の声明でフォワードガイダンスの中の「相当期間」という文言が残されるのか、あるいは削除されるのかが最大の注目点となっている。この文言が残された場合は早期利上げ観測が後退して波乱なく通過となりそうだが、削除された場合は米FRB(連邦準備制度理事会)の早期利上げ観測が高まり、米10年債利回りと米国株の反応が荒くなる可能性があるだろう。

 さらに30日の米7〜9月期GDP速報値が市場予想に対して乖離した場合も、米10年債利回りと米国株が不安定な動きとなる可能性があり、連れて外国為替市場のドル・円相場も大きく振れる可能性があるため1ドル=105円台〜110円台の広いレンジを想定する。

 国内では31日に9月中間決算発表の会社数が前半のピークを迎えるとともに、日銀金融政策決定会合が開催されて経済・物価情勢展望(展望リポート)を公表する。金融政策は現状維持を決定する可能性が高いが、展望リポートおよび会合後の黒田総裁の記者会見で、特に物価についてどのような見通しを示すかが注目されている。物価見通しが下振れした場合は追加金融緩和への期待感が高まることになりそうだ。

 世界経済の減速に対する警戒感がくすぶり、QE3終了後の米国株の調整局面入りへの警戒感も強いだけに、当面は米国株と米10年債利回りの動向を睨みながら、主要企業の9月中間決算発表で個別物色の展開だろう。

 主力大型株に対して様子見ムードを強める可能性があり、中小型株・新興市場への資金シフトが注目される。特に週初27日は業績観測報道が出たガンホーオンラインエンターテイメント<3765>の値動きが注目される。10月16日の年初来安値403円まで売り込まれた後、足元では切り返しの動きを強めているだけに、この業績観測報道をさらに好感する動きになれば、ネット・ゲーム関連を中心に中小型株・新興市場への資金シフトを強める可能性があるだろう。

 その他の注目スケジュールとしては、10月26日の欧州の銀行ストレステスト・資産査定の結果公表、ブラジル大統領選、27日の日本9月企業向けサービス価格指数、独10月IFO業況指数、米9月中古住宅販売仮契約指数、28日の日本9月商業販売統計、米8月S&Pケース・シラー住宅価格指数、米9月耐久財受注、米10月コンファレンス・ボード消費者信頼感指数、29日の日本9月鉱工業生産速報、31日の日本9月有効求人倍率、日本9月完全失業率、日本9月家計調査、日本9月住宅着工戸数、日本9月全国・10月東京都区部消費者物価指数、ユーロ圏9月消費者物価指数速報値、米9月個人所得・消費支出、米10月シカゴ地区購買部協会景気指数などがあるだろう。

 その後は11月4日の米中間選挙、5日〜6日の英中銀金融政策委員会、6日のECB理事会、7日の米10月雇用統計、13日〜15日のG20財務相会議などが予定されている(水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:41 | アナリスト銘柄分析
2014年10月24日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】川崎近海汽船は下値切り上げて短期調整一巡、指標面の割安感も支援材料で6月高値目指す

 川崎近海汽船<9179>(東2)の株価は、9月下旬の戻り高値347円から全般地合い悪化が影響して10月16日の320円まで調整した。しかし素早く切り返して10月22日には341円まで戻している。8月安値312円を割り込まず下値を切り上げた形だ。指標面の割安感も支援材料であり、短期調整が一巡して6月の高値363円を目指す展開だろう。なお10月31日に第2四半期累計(4月〜9月)の業績発表を予定している。

 石炭・木材・鋼材輸送などの近海部門と、石炭・石灰石・紙製品・農産品輸送やフェリー輸送などの内航部門、その他事業(北海道地区における不動産賃貸事業など)を展開している。

 14年4月に発表した中期経営計画では、目標値として17年3月期売上高490億円(近海部門180億円、内航部門310億円)、営業利益37億50百万円(近海部門4億円の赤字、内航部門41億50百万円の利益)、経常利益37億円、純利益24億円、新造船建造等に対する3年間総額の投資額135億円を掲げている。近海部門では船隊大型化、バルク輸送の船隊整備、内航部門では不定期船輸送の船隊整備などを推進する方針だ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:33 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】神鋼商事は8月安値を割り込まず切り返しの動き、9月高値目指す

 鉄鋼・非鉄金属関連商社の神鋼商事<8075>(東1)の株価は、全般地合い悪化の影響で9月19日の年初来高値285円から10月17日の243円まで調整した。ただし8月安値238円を割り込むことなく切り返し、10月23日には259円まで戻している。今期(15年3月期)好業績見通しや指標面の割安感を評価して9月高値を目指す展開だろう。なお10月31日に第2四半期累計(4月〜9月)の業績発表を予定している。

 鉄鋼製品、鉄鋼原料、非鉄金属、機械・情報、溶接材料・機器などを扱う商社である。13年6月発表の中期経営計画(14年3月期〜16年3月期)では、神戸製鋼所<5406>グループの中核となるグローバル商社を目指し、数値目標として16年3月期売上高1兆円、経常利益90億円、海外取引比率40%以上を掲げている。

 14年7月には、筒中金属産業が新設分割で設立した国内卸売事業会社の株式70%を取得して子会社化した。非鉄金属部門の収益力を強化する。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:30 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ティムコは8月安値まで下押すことなく下値切り上げ、収益改善期待でボックス上放れを目指す展開

 フィッシング用品やアウトドア用品のティムコ<7501>(JQS)の株価は、9月24日600円から全般地合い悪化も影響して10月17日555円まで調整した。しかし22日には571円まで戻している。大勢は540円〜600円近辺でのボックス展開だったが、8月安値529円まで下押すことなく反発して下値を切り上げた形であり、収益改善期待でボックス上放れを目指す展開だろう。

 フィッシング用品やアウトドア用品の企画・開発・販売を展開し、アウトドア衣料ブランド「フォックスファイヤー」の商品力強化や、直営店舗「フォックスファイヤーストア」の収益力向上に取り組んでいる。20年東京夏季五輪開催に向けて登山・アウトドア・スポーツ関連の需要盛り上がりが追い風だ。

 10月3日に発表した今期(14年11月期)第3四半期累計(12月〜8月)の業績(非連結)は売上高が前年同期比3.0%増の21億37百万円、営業利益が19百万円の赤字(前年同期は51百万円の赤字)、経常利益が12百万円の赤字(同45百万円の赤字)、純利益が21百万円の赤字(同35百万円の赤字)だった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:27 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】フォーカスシステムズは10月9日高値から急反落したが素早く切り返しの動き

 システム構築・運用のフォーカスシステムズ<4662>(JQS)の株価は、急伸した10月9日の高値1210円から利益確定売りや全般地合い悪化の影響で10月17日の752円まで調整したが、素早く切り返しの動きを強めている。10月23日には967円まで戻す場面があった。収益改善を評価する流れに変化はないようだ。指標面に割高感はなく上値を試す展開だろう。

 公共関連・民間関連のシステム構築・保守・運用・管理サービスを主力として、セキュリティ機器関連事業も展開している。顧客別に見るとNTTデータ<9613>関連、日本IBM関連を主要顧客として、民間関連事業では関東圏・近畿圏に加えて東海圏にも拠点展開して営業を強化している。

 14年6月には三菱電機インフォーメーションシステムズと共同で電子透かし製品の販売促進活動を行うと発表し、14年7月には内田洋行<8057>が開発した統合型ERPパッケージ「スーパーカクテルイノーヴァ」の販売代理店契約を締結した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:24 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アスカネットは調整一巡して再動意、10月末の株式4分割も支援材料

 写真加工関連のアスカネット<2438>(東マ)の株価は、9月25日の高値1万7680円から利益確定売りで反落し、地合い悪化も影響して10月16日の1万1100円まで調整した。しかし10月23日は1万2620円まで戻す場面があった。調整が一巡して再動意の構えのようだ。空中結像技術エアリアルイメージング(AI)プレート量産化期待に変化はなく、10月末の株式4分割も支援材料となって9月高値を試す展開だろう。

 葬儀社・写真館向け遺影写真合成・加工関連のメモリアルデザインサービス事業、写真館・コンシューマー向けオリジナル写真集製作関連のパーソナルパブリッシングサービス事業を主力としている。遺影写真は葬儀関連、写真集はウエディング関連や卒業・入学イベント関連などが主力市場であり、景気変動の影響を受けにくい安定収益源である。また14年12月にはインターネットを活用したBtoC新サービスのリリースを予定している。

 空中結像技術エアリアルイメージング(AI)プレートについては、現状は試作品を販売してプレ量産も可能だが、低価格化と大量生産を可能にする本格量産技術(ファブレス形態で製造して自社ブランドで販売)の確立を最優先課題として、独自技術を強固にするため特許申請も進めている。本格量産開始時期は未定だが、目標としては今期(15年4月期)中に量産技術を確定して本格量産に向けた設備体制等の検討に入りたいとしている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:20 | アナリスト銘柄分析
2014年10月23日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アスラポート・ダイニングは9月末の株主優待権利落ちで反落したが下値は限定的、8月高値試す

 外食FC事業や食品製造販売事業を展開するアスラポート・ダイニング<3069>(JQS)の株価は、9月末の株主優待権利落ちで反落し、その後は290円近辺でモミ合う展開だが、4月〜5月安値圏250円近辺まで下押す動きは見られない。下値は限定的であり全般地合い悪化の状況下でも堅調な動きだ。今期(15年3月期)業績再増額の可能性や中期成長力を評価して8月の年初来高値319円を試す展開だろう。なお11月13日に第2四半期累計(4月〜9月)の業績発表を予定している。

 07年1月プライム・リンクの株式移転で設立した持株会社である。傘下の事業会社に、焼肉店「牛角」エリアFC本部運営や釜飯と串焼が特徴の居酒屋「とりでん」FC総本部運営などのプライム・リンク、鶏料理専門居酒屋「とり鉄」FC総本部運営などのとり鉄、たこ焼き事業や洋菓子「GOKOKU」事業(13年12月事業譲受)のフードスタンドインターナショナル、業務用乳製品加工メーカーの弘乳舎(13年9月子会社化)を置いている。

 14年6月末時点の店舗数は、焼肉「牛角」171店舗(直営6店舗、FC165店舗)、居酒屋「とりでん」69店舗(直営4店舗、FC65店舗)、居酒屋「おだいどこ」20店舗(直営7店舗、FC13店舗)、居酒屋「とり鉄」61店舗(直営11店舗、FC50店舗)など総合計344店舗(直営44店舗、FC300店舗)である。焼肉「牛角」のエリアは東北、北関東、北陸、東海、近畿、九州(大分・熊本を除く)、沖縄の27府県である。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:17 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】トレックスは過熱感解消し再動意、ウェアラブル端末等テーマ性を評価

 アナログ電源IC専門メーカーのトレックス・セミコンダクター<6616>(JQS)の株価は、10月9日の上場来高値1万700円から10月17日の7280円まで一旦反落したが、22日には9330円まで切り返した。過熱感が解消して再動意の構えのようだ。22日にはLED照明関連製品のサンプル提供開始を発表した。目先的には乱高下の可能性もあるが指標面に割高感はなく、中期成長力やウェアラブル端末・LED関連というテーマ性を評価して上値追いの展開だろう。

 95年3月設立で14年4月JASDAQ市場に新規上場した。アナログ電源ICに特化して開発・販売する国内唯一の専業メーカーで、電圧レギュレータ(VR)、DC/DCコンバータ、電圧検出器などを主力製品としている。

 小型化と低消費電力化に20年以上の実績を持ち、世界トップクラスの技術力を誇っている。超小型・薄型化と高放熱を両立する独自の超小型パッケージ技術「USP」などをベースとして、顧客の電子機器開発ニーズに対してソリューション提案できる「超小型電源ICに特化したアナログCMOSのプロフェッショナル集団」だ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:25 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】朝日ラバーは調整一巡して再動意、マイクロ流体デバイス人気が持続して9月高値試す

 車載照明用ゴム製品の朝日ラバー<5162>(JQS)の株価は、9月高値3435円から10月17日の1401円まで調整した。しかし終値ベースで20日が1639円、21日が1780円、そして22日はストップ高水準の2180円まで急伸している。調整が一巡して再動意の構えのようだ。目先的には乱高下の可能性だが、マイクロ流体デバイス人気が持続して9月高値を試す展開だろう。

 自動車内装照明関連などの工業用ゴム製品、スポーツ用ゴム製品(卓球ラケット用ラバー)、医療・衛生用ゴム製品(点滴輸液バッグ用ゴム栓など)、機能製品RFIDタグ用ゴムなどを展開し、自動車関連の車載用小型電球の光源カラーキャップ「ASA COLOR LAMPCAP」や車載用LED照明の光源カラーキャップ「ASA COLOR LED」を主力製品としている。

 シリコーンゴムをベースにした製品開発力が強みで、車載用「ASA COLOR LED」は従来の高級車向けに加えて、小型車や軽自動車向けにも採用が拡大している。新製品では機能製品RFIDタグ用ゴムの増産を進め、医療分野の新製品プレフィルドシリンジ(薬液充填済み注射器)用ガスケットの量産を開始した。NEC<6701>のポータブルDNA解析装置向けマイクロ流体デバイスは今期(15年3月期)量産開始の計画で、NEC向け以外の複数案件も商談が進行中のようだ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:19 | アナリスト銘柄分析