[アナリスト水田雅展の銘柄分析]の記事一覧
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記事一覧 (08/05)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ワークマンは6月高値から反落だが、自律調整一巡し動意のタイミング
記事一覧 (08/04)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】陽光都市開発はモミ合い上放れて急動意
記事一覧 (08/04)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】松田産業は戻り歩調に変化なく動意のタイミング
記事一覧 (08/04)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】キトーは今期上振れ期待で上値追いの展開
記事一覧 (08/04)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インフォメーションクリエーティブは過熱感解消して動意のタイミング
記事一覧 (08/04)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インタースペースはボックス上放れ、今期業績見通し増額の可能性評価
記事一覧 (08/04)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】翻訳センターは出直りの流れに変化なし、中期成長力を評価
記事一覧 (08/03)【アナリスト水田雅展の株式・為替相場展望】4〜6月期業績に対して個別物色の展開へ
記事一覧 (08/01)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】メディアフラッグはモミ合い煮詰まり感、上放れのタイミング
記事一覧 (08/01)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】サクセスHDは下値固めが完了して強基調に転換の可能性
記事一覧 (08/01)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】日本エンタープライズは戻り鈍いが下値固めは完了
記事一覧 (08/01)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】フォトクリエイトは5月安値で底打ち、出直りの流れに変化なし
記事一覧 (08/01)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】日本アジアグループは上値重いが下値固めは完了
記事一覧 (07/31)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エスプールは急伸後の反動調整に一巡感、中期成長力を評価して反発のタイミング
記事一覧 (07/31)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】パシフィックネットは好業績を評価して反発のタイミング
記事一覧 (07/31)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】山下医科器械は減収減益見通しで売りが一巡して反発のタイミング
記事一覧 (07/31)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エストラストは下値支持線に接近して反発のタイミング
記事一覧 (07/30)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ジャパンフーズはエルニーニョ発生遅れによる猛暑が追い風、割安感も支援材料で出直り本格化の可能性
記事一覧 (07/30)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ワイヤレスゲートは高値更新の展開
記事一覧 (07/30)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】トーソーは着実に水準切り上げて1月高値に接近
2014年08月05日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ワークマンは6月高値から反落だが、自律調整一巡し動意のタイミング

 作業服店チェーンのワークマン<7564>(JQS)の株価は、5月19日に4545円を付けて2月高値4470円を突破し、6月25日の5930円まで上伸した。その後は利益確定売りで一旦反落したが、5000円近辺では下げ渋りの動きを強めている。今期(15年3月期)増収増益見通しや中期成長力を評価する流れに変化はなく、自律調整が一巡して動意のタイミングだろう。

 ワーキングウェアや作業関連用品などの大型専門店チェーンをFC中心に全国展開している。ローコスト経営を特徴とするとともに、他社との差別化戦略としてPB商品「WORKMAN BEST」の開発・拡販、さらに単品管理プロジェクトの推進、地域特性に合わせた売り場づくりなどを強化している。

 前期(14年3月期)末店舗数は1都2府37県下にFC店(加盟店A契約店舗)618店舗、直営店(加盟店B契約店舗およびトレーニング・ストア)112店舗の合計730店舗である。中期的には22年3月期に全国1000店舗、28年3月期に全国1300店舗の展開を目指している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:35 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2014年08月04日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】陽光都市開発はモミ合い上放れて急動意

 投資用マンション企画・販売の陽光都市開発<8946>(JQS)の株価は、150円〜170円近辺でのモミ合い展開から上放れて急動意の展開となり、7月28日には247円まで上伸した。今期(14年12月期)の収益改善、財務基盤強化、中期成長に向けた積極投資を評価して1月高値270円を目指す展開だろう。

 投資用マンション「グリフィンシリーズ」の企画・販売事業を縮小し、不動産管理・賃貸・仲介事業のストック型フィービジネスへの事業構造転換で収益基盤を強化している。13年8月にアパマンショップホールディングス<8889>の子会社アパマンショップネットワークとFC加盟契約を締結し、13年10月にストライダーズ<9816>と資本業務提携した。

 14年1月には、徳威企業発展有限公司(上海)およびストライダーズによる当社新株予約権行使で自己資本比率が大幅に改善した。今期(14年12月期)第1四半期末(14年3月末)の自己資本は6億66百万円、自己資本比率は25.9%、1株当たり純資産(BPS)は55円33銭となり、前期末(13年12月末)の自己資本1億90百万円、自己資本比率9.0%、BPS19円92銭に対して財務基盤が大幅に改善した。財務基盤強化によってM&Aの積極化や不動産販売事業の再構築も目指している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:26 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】松田産業は戻り歩調に変化なく動意のタイミング

 貴金属リサイクル事業の松田産業<7456>(東1)の株価は、5月19日の年初来安値1117円から切り返しの展開となり、7月8日の1305円まで上伸した。その後は上げ一服の形だが1200円台後半で堅調に推移している。低PBRも支援材料であり、戻り歩調に変化はなく動意のタイミングだろう。なお8月7日に第1四半期(4月〜6月)の業績発表を予定している。

 貴金属リサイクルを主力とする貴金属関連事業、および農林水産品を扱う食品関連事業を展開している。貴金属関連事業では「東アジアNO.1リファイナー」を目指して、国内外の拠点拡充・効率化、および製品・技術開発強化を基本戦略としている。海外は中国、台湾、シンガポール、タイ、フィリピン、マレーシア、ベトナムに展開し、ベトナムでは14年3月に現地法人を設立して工場建設に着手した。食品関連事業は中国、タイに拠点展開している。

 今期(15年3月期)の連結業績見通し(5月12日公表)は売上高が前期比2.8%増の1700億円、営業利益が同4.4%増の47億円、経常利益が同2.2%増の50億円、純利益が同2.4%増の32億70百万円で、配当予想は前期と同額の年間24円(第2四半期末12円、期末12円)としている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:21 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】キトーは今期上振れ期待で上値追いの展開

 搬送機器メーカーのキトー<6409>(東1)の株価は上値追いの展開が続いている。5月30日に1月高値2368円を突破し、7月23日発表の米国PEERLESS社買収や株式2分割も好感して、7月24日には3065円まで上値を伸ばした。指標面に割高感はなく今期(15年3月期)業績上振れ期待で上値追いの展開だろう。9月末の株式2分割も支援材料だ。なお8月8日に第1四半期(4月〜6月)の業績発表を予定している。

 工場内で使用される電気・手動チェーンブロック、ロープホイスト、クレーンなどを主力とする搬送機器の大手メーカーである。中期経営計画では「真のグローバルNO.1のホイストメーカー」を目指し、日本、北米、中国、アジア、欧州の地域別戦略などでグローバル化を加速している。目標数値としては16年3月期売上高580億円、営業利益70億円を掲げ、M&Aも積極活用してグローバル売上1000億円企業を目指している。

 地域戦略としては、日本・北米・中国での強固な代理店網構築、アジア新興国での直販体制強化を推進し、特にアジアへの積極投資を実行している。製品戦略としては、日本および北米ではワイヤーロープホイストやシアターホイストなどの品揃えを強化する。生産戦略としては海外生産能力を拡充し、為替リスク分散や調達コスト低減への取り組みを強化する。アジアでは13年4月に韓国、13年7月にタイで新クレーン工場が本格稼働した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:17 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インフォメーションクリエーティブは過熱感解消して動意のタイミング

 ソフトウェア開発やシステム運用のインフォメーションクリエーティブ<4769>(JQS)の株価は、安値圏690円〜720円近辺のモミ合いから上放れの形となり、6月18日の827円まで急伸して1月815円を上抜いた。その後は上げ一服だが高値圏780円〜810円近辺で堅調に推移している。好業績を評価する流れに変化はなく、目先的な過熱感が解消して動意のタイミングだろう。9月期末一括で3%近辺の高配当利回りも注目点だ。

 ソフトウェア開発事業、システム運用事業、その他事業(パッケージ開発・販売)を展開し、顧客先に常駐する型で情報サービス分野における総合的なソリューションサービスを提供している。顧客別に見ると、日立システムズや日立ソリューションズなど、日立製作所<6501>グループ向けが全体の約6割を占めて収益源となっていることも特徴だ。

 13年11月発表の新中期経営計画(14年9月期〜16年9月期)では、基本戦略としてソフトウェア開発・システム運用などのITソリューション事業の安定成長、自社パッケージ開発・販売のITサービス事業の成長加速、強固な人材・組織基盤の構築を推進している。経営目標値は16年9月期売上高80億円(ITソリューション事業76億円、ITサービス事業4億円)、売上高経常利益率8.0%として、長期ビジョンでは100億円企業、東証2部上場を目指している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:14 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インタースペースはボックス上放れ、今期業績見通し増額の可能性評価

 ネット広告やソーシャルアプリを展開するインタースペース<2122>(東マ)の株価は、900円〜1200円近辺でのボックス展開から上放れの動きを鮮明にしている。7月28日には1338円まで上値を伸ばした。ボックス上放れて強基調へ転換した形であり、出直り本格化して14年1月の年初来高値1490円を目指す流れだろう。なお8月5日に第3四半期累計(10月〜6月)の業績発表を予定している。

 アフィリエイト(成果報酬)型のインターネット広告事業を主力として、コンテンツやソーシャルアプリなどのメディア運営事業も展開している。インターネット広告事業は、アフィリエイトサービス「アクセストレード」を中心に事業展開し、携帯電話ショップをネットワーク化した店舗アフィリエイトサービス「ストアフロントアフィリエイト」も日本最大規模の店舗ネットワークに成長している。

 中期成長に向けた重点戦略として、インターネット広告事業では自社プロダクト重視によるアフィリエイト強化や利益率改善、メディア運営事業では既存事業の拡大・収益改善や新規メディア領域への投資、海外事業では中国などでの営業強化を掲げている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:02 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】翻訳センターは出直りの流れに変化なし、中期成長力を評価

 国内最大規模の翻訳会社である翻訳センター<2483>(JQS)の株価は、5月21日安値2810円から6月24日3765円まで切り返し、その後一旦は3400円近辺まで調整したが、7月28日に3850円、7月29日に3910円まで上値を伸ばして6月24日の3765円を上抜いた。中期成長力を評価して出直りの流れに変化はないだろう。なお8月12日に第1四半期(4月〜6月)の業績発表を予定している。

 特許・医薬・工業(IT関連)・法務・金融分野を中心として企業向け翻訳サービス事業を展開している。企業の知的財産権関連、新薬開発関連、新製品開発関連、海外展開関連、ディスクロージャー関連など翻訳サービス需要は拡大基調である。

 M&Aも活用して業容を拡大している。12年9月には通訳・翻訳・国際会議運営のアイ・エス・エス(ISS)を子会社化した。ISSは国際会議運営の実績が豊富であり、20年東京夏季五輪開催に向けて通訳や国際会議の需要増加が予想され、収益寄与本格化が期待される。また13年6月にはアイタスから、IT関連のローカライゼーション/マニュアル翻訳事業の一部を譲り受けた。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:56 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2014年08月03日

【アナリスト水田雅展の株式・為替相場展望】4〜6月期業績に対して個別物色の展開へ

■米国株離れも焦点だが不安定な動きの可能性

(8月4日〜8日)

 8月4日〜8日の株式・為替相場については、引き続き4〜6月期業績発表を受けての個別物色の展開だろう。米国株離れが進むかどうかも焦点だが、ウクライナ情勢や中東情勢などの地政学リスク、ポルトガル大手銀行の経営不安問題やアルゼンチンのデフォルト問題などの金融不安に対する警戒感もあるだけに、米国株や為替の動き次第では不安定な展開となる可能性もありそうだ。

 前週(7月28日〜8月1日)は、為替がドル高・円安方向に傾き、日本株も堅調な展開だった。7月30日発表の米4〜6月期GDP速報値が市場予想を上回る成長率だったことを受けて、米国市場でドル・円相場が一時1ドル=103円10銭近辺までドル高・円安方向に傾く場面があり、翌7月31日の日本市場では日経平均株価が1万5700円台に乗せる場面があった。

 そして7月31日の米国市場で、米国株が大幅下落(ダウ工業株30種平均株価は前日比317ドル06セント安)した割には、為替がドル安・円高方向に傾かず、翌8月1日の日本市場では日経平均株価の下落が前日比97円66銭安にとどまり底堅い動きだった。このため為替は膠着状態を脱してドル高・円安方向に動き出し、日本株の米国株離れが始まったとの見方が優勢になってきた。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:26 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2014年08月01日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】メディアフラッグはモミ合い煮詰まり感、上放れのタイミング


 店舗覆面調査のメディアフラッグ<6067>(東マ)の株価は、5月の直近安値547円から切り返したが、やや上値が重く6月中旬以降は概ね570円〜600円近辺の小幅レンジで推移している。ただし5月安値水準まで下押す動きは見られず、モミ合い煮詰まり感を強めている。中期成長力を評価して上放れのタイミングだろう。

 店舗・店頭に特化して、流通・飲食チェーンや消費財・食品メーカーなどのフィールドマーケティングを支援する企業だ。

 リアルショップサポート(店舗巡回)で消費財・食品メーカーなどの店頭販売を支援する営業支援事業、リアルショップリサーチ(覆面調査)で流通・飲食チェーンなどの店舗活性化を支援する流通支援事業、店舗・店頭状況をデータベース化する独自ソフトウェアのASP事業、コンビニエンスストアなどを運営するストア事業、子会社化した十勝の和菓子製造販売事業などを展開している。覆面調査などに携わるメディアクルーの登録数は14年6月時点で全国19万人を突破した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:38 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】サクセスHDは下値固めが完了して強基調に転換の可能性


 保育園運営のサクセスホールディングス<6065>(東1)の株価は、安値圏1600円台での小動きが続いたが、7月30日に1694円、7月31日に1692円まで上伸する場面があった。日足チャートで見ると戻りを押さえていた25日移動平均線を突破して上伸した。下値固めが完了して強基調に転換の可能性があり、中期成長力を評価して出直りの動きを強めそうだ。

 保育園運営のサクセスアカデミーの持株会社で、病院・大学・企業などの事業所内保育施設を受託運営する受託保育事業と、認可保育園・認証保育所・公設民営保育園・学童クラブ・児童館・全児童対策事業施設など公的保育施設を運営する公的保育事業を展開している。

 13年12月末時点の運営施設数は、受託保育事業171施設(12年12月末比20施設増加)、公的保育事業63施設(うち認可保育園35施設、認証保育所5施設、学童クラブ等23施設)(同9施設増加)の合計234施設(同29施設増加)である。地域別には関東181施設、中部34施設、関西17施設、東北2施設で、神奈川県と東京都を地盤としている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:34 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】日本エンタープライズは戻り鈍いが下値固めは完了


 コンテンツ制作・配信の日本エンタープライズ<4829>(東1)の株価は、6月4日と7月9日に298円まで急伸する場面があったが、買いが続かず反落し、やや戻りの鈍い展開となった。足元は250円〜260円近辺の小幅レンジで推移している。ただし5月安値210円水準まで下押す動きは見られない。下値固めは完了しているようだ。今期(15年5月期)の営業損益改善を評価して反発のタイミングだろう。

 コンテンツ配信などのコンテンツサービス事業と、店頭アフィリエイト(広告販売)や企業向けソリューション(システム受託開発)などのソリューション事業を展開し、中国ではチャイナテレコムの携帯電話販売店運営と電子コミック配信サービスを手掛けている。配信コンテンツを自社制作して「権利を自社保有する」ビジネスモデルが基本戦略だ。

 13年3月には音声通信関連ソフトウェア開発のandOneを子会社化した。また14年4月には子会社HighLabを設立した。ネイティブアプリを主としたスマートフォンゲームの開発を行うとともに、ライフスタイルアプリとの相互連携によるコンテンツプラットフォームへの発展を目指している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:31 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】フォトクリエイトは5月安値で底打ち、出直りの流れに変化なし


 インターネット写真販売サービスやクラウドサービスのフォトクリエイト<6075>(東マ)の株価は、5月安値1195円から6月6日1680円まで切り返した。その後は7月24日の1371円まで一旦調整したが、足元は概ね1400円台で推移している。5月安値で底打ちした形であり、中期成長力を評価して出直りの流れに変化はないだろう。なお8月8日に前期(14年6月期)の業績発表を予定している。

 02年設立で、インターネット写真サービス事業(全国各地で開催されるスポーツ・音楽・祭り・学校行事・結婚式などのイベントに契約カメラマンを手配して撮影し、撮影した写真をWebサイトに掲載してイベント参加者などに販売する事業)、フォトクラウド事業(全国の地域密着の写真館など法人向けに当社のインターネット写真販売プラットフォームを提供してサービスを受託する事業)、および広告・マーケティング支援事業(顧客企業の写真販促施策を支援する事業)を展開している。

 インターネット写真サービス事業ではカテゴリーごとに、スポーツ写真販売サイト「オールスポーツコミュニティ」、社交ダンス写真販売サイト「ダンスライフ」、イベント写真販売サイト「フォトチョイス」、お祭り写真販売サイト「ヨイショット」、音楽イベント写真販売サイト「ステージライフ」、学校写真販売サイト「スナップスナップ」などを運営している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:27 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】日本アジアグループは上値重いが下値固めは完了


 社会インフラ関連やメガソーラー関連の日本アジアグループ<3751>(東マ)の株価は、5月安値435円から6月12日の596円まで一旦切り返したが、その後は上値が重くなり、反落して足元は概ね500円近辺で推移している。ただし5月安値水準まで下押す動きは見られない。下値固めは完了しているようだ。テーマ性は多彩であり、反発のタイミングだろう。なお8月12日に第1四半期(4月〜6月)の業績発表を予定している。

 インフラ・環境・エネルギー関連にグループ経営資源を集中し、空間情報コンサルティング事業(国際航業の防災・減災・社会インフラ関連事業)、グリーンプロパティ事業(土壌・地下水保全コンサルティング、戸建住宅・不動産関連、太陽光発電施設の設計施工など)、グリーンエネルギー事業(欧州と国内での太陽光発電所開発・運営・売電事業)、ファイナンシャルサービス事業(日本アジア証券などの証券業)を展開している。

 震災復興・防災・減災・社会インフラ更新関連、メガソーラー関連、環境・エネルギー関連などテーマ性は多彩である。傘下の国際航業は上下水道分野で13年6月にメタウォーター、13年11月に水道機工<6403>と業務提携し、14年2月にはAMEC Asiaと業務提携して除染業務における放射線計測技術を強化した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:23 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2014年07月31日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エスプールは急伸後の反動調整に一巡感、中期成長力を評価して反発のタイミング


 人材サービスのエスプール<2471>(JQS)の株価は、安値圏750円〜800円近辺でのモミ合い展開から上放れ、さらに第2四半期累計(12月〜5月)業績を好感して7月4日には1260円まで急伸した。その後は急伸の反動局面だが900円近辺で調整一巡感を強めている。中期成長力を評価して反発のタイミングだろう。

 アウトソーシング関連のビジネスソリューション事業(ロジスティクスアウトソーシングサービス、フィールドマーケティング、障がい者雇用支援サービスなど)、人材派遣関連の人材ソリューション事業(コールセンター業務、携帯電話・スマートフォン販売支援業務、オフィスサポートなど)、およびマーチャンダイジングサービス事業などを展開している。なお除染業務は受注単価が下落しているため14年3月末で撤退した。

 ロジスティクスアウトソーシングサービスは、ネット通販市場の拡大が追い風であり、ECサイト出店企業などの物流センター運営・発送代行で新規顧客獲得を推進している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:01 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】パシフィックネットは好業績を評価して反発のタイミング


 中古パソコン・モバイル機器などのリユース事業を展開するパシフィックネット<3021>(東マ)の株価は、6月上旬の急伸の反動調整を経て7月9日に868円まで急伸し、1月23日の戻り高値845円を突破した。その後は前期(14年5月期)の好業績も材料出尽くしとなって反落したが、600円近辺では下げ渋る動きだ。やや乱高下する傾向はあるが、好業績を評価して反発のタイミングだろう。

 パソコン、タブレット端末、スマートフォンなど中古情報機器の引取回収・販売事業を主力として、レンタル事業も展開している。13年10月に旗艦店としてオープンした「PC−NETアキバ本店」など全国主要都市に9店舗を展開し、主要仕入先のリース・レンタル会社や一般法人からの引取回収を強化するとともに、業務プロセス効率化などで収益力を高めている。

 7月15日に発表した前期(14年5月期)の連結業績は、売上高が前々期比17.3%増の40億57百万円、営業利益が同97.6%増の2億85百万円、経常利益が同85.4%増の3億07百万円、純利益が同2.6倍の1億83百万円だった。5月12日に発表した増額修正値を上回る増収増益だった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:58 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】山下医科器械は減収減益見通しで売りが一巡して反発のタイミング


 医療機器商社の山下医科器械<3022>(東1)の株価は、急騰した5月の年初来高値2120円から反落して1800円近辺で推移していたが、今期(15年5月期)の減収減益・減配見通しを嫌気して7月25日には1590円まで調整した。ただし1600円近辺では下げ渋り感を強めている。売りがほぼ一巡して反発のタイミングだろう。期初時点では保守的な業績見通しを公表する傾向が強く、上振れ余地があることも支援材料だ。

 九州を地盤とする医療機器商社である。医療機器の販売・メンテナンス、医療材料・消耗品などの販売を主力として、子会社イーピーメディックは整形インプラントを製造販売している。

 中期成長に向けて、九州最大の需要地である福岡県での市場シェア拡大を最重点戦略としている。医療機関向けSPD(病院医療材料管理業務)の契約施設数増加に対応するため、13年7月に福岡SPDセンター(福岡県福岡市)を新設し、鳥栖SPDセンター(佐賀県鳥栖市)との2拠点体制とした。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:54 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エストラストは下値支持線に接近して反発のタイミング


 山口県や福岡県を中心に展開する不動産デベロッパーのエストラスト<3280>(東マ)の株価は、7月10日発表の第1四半期(3月〜5月)業績を嫌気する形で水準を600円台後半に切り下げた。消費増税の反動影響が警戒されているようだ。ただし7月25日発表の新株式発行・売出しによる希薄化懸念に対する反応は限定的のようだ。今期(15年2月期)の分譲マンション契約進捗率は高水準のため業績面の不安は小さい。600円台半ばの下値支持線に接近して反発のタイミングだろう。8月15日予定の市場変更も支援材料だ。

 山口県および福岡県を地盤とする不動産デベロッパーである。一次取得ファミリー型の新築分譲マンション「オーヴィジョン」シリーズ、および新築戸建住宅「オーヴィジョンホーム」の不動産分譲事業を主力として、連結子会社トラストコミュニティが展開する「オーヴィジョン」マンション管理受託の不動産管理事業や不動産賃貸事業も強化している。

 九州・山口エリアでのNO.1デベロッパーを目指し、福岡県および九州主要都市への進出加速、九州・山口エリアでのマンション年間供給500戸体制構築、山口県での戸建住宅年間供給100戸体制の構築、ストック型ビジネスとなる建物管理受託戸数の拡大、優良賃貸物件のポートフォリオ構築などを推進している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:49 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2014年07月30日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ジャパンフーズはエルニーニョ発生遅れによる猛暑が追い風、割安感も支援材料で出直り本格化の可能性

 飲料受託生産大手のジャパンフーズ<2599>(東1)の株価は、5月安値から反発して概ね1200円台前半の水準で推移している。エルニーニョ現象による冷夏予想なども警戒されてやや戻りの鈍い展開だったが、エルニーニョ発生遅れによる猛暑が追い風となって出直りの動きが本格化しそうだ。指標面の割安感も支援材料だろう。

 伊藤忠商事<8001>系で飲料受託生産の国内最大手である。品目別には炭酸飲料と茶系飲料を主力として、コーヒー飲料、果汁飲料、機能性飲料、酒類飲料、ファーストフード店のディスペンサーでサービスされる業務用濃縮飲料(ウーロン茶、アイスコーヒーなど)を製造している。主要得意先はアサヒ飲料、キリンビバレッジ、伊藤園<2593>サントリー食品インターナショナル<2587>などの大手飲料メーカーで、容器別ではペットボトルが主力だ。

 新規ビジネス分野では、国内で水宅配事業を展開するウォーターネット、中国で飲料受託製造事業を展開する東洋飲料(常熱)有限公司への出資比率を引き上げている。自社ブランド商品に関しては、本社工場がある千葉県産の農林水産物を使用した商品の開発に取り組み、千葉県を中心に販売している。

 また中期経営計画に基づく積極投資で、12年7月に本社工場で世界最新鋭の炭酸・非炭酸兼用無菌充填ライン(Eライン)が稼動し、14年3月には既存大型ペットボトルライン(Tライン)も設備更新で炭酸・非炭酸兼用無菌充填ライン化した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:12 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ワイヤレスゲートは高値更新の展開


 ワイヤレスブロードバンドサービスを展開するワイヤレスゲート<9419>(東マ)の株価は高値更新の展開だ。7月3日に5080円を付けて14年1月の上場来高値5070円を突破し、7月8日には6560円まで上値を伸ばした。その後一旦は利益確定売りが優勢になったが、7月29日に6380円まで上伸して再動意の構えを見せている。目先的には過熱感で乱高下の可能性もあるが、中期成長力を評価する流れに変化はなく上値追いの展開だろう。なお8月1日にLTE領域の新商品発表会、8月5日に第2四半期累計(1月〜6月)の業績発表を予定している。

 通信事業者からインフラを借り受けてワイヤレスブロードバンドサービス(Wi−Fi、WiMAX、LTE)を提供している。月額有料会員数の積み上げに伴って収益が拡大するストック型収益構造で、前期(13年12月期)末時点の会員数は約42万人となった。少ない社員数で高収益構造であることも特徴だ。

 ワイヤレスブロードバンドサービス事業の重点戦略として、サービス提供エリアの拡大、販売チャネル数の拡大、サービスラインナップの拡充を掲げている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:11 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】トーソーは着実に水準切り上げて1月高値に接近


 カーテンレールやブラインド類大手のトーソー<5956>(東2)の株価は、やや小動きだが着実に水準を切り上げている。7月22日には506円まで上値を伸ばして1月高値508円に接近した。低PERや低PBRも支援材料であり、強基調を確認して上値を試す展開だろう。13年5月高値549円も視野に入りそうだ。なお7月31日に第1四半期(4月〜6月)の業績発表を予定している。

 カーテンレールやブラインド類の室内装飾関連事業を主力として、ステッキなど介護用品事業も展開している。中期戦略では「窓辺の総合インテリアメーカー」として、国内市場向け新商品開発のスピードアップ、非住宅分野の大型案件獲得、海外での大型案件獲得、インドネシア生産子会社の機能拡大、原価低減や総費用低減、新規領域としての介護用品事業の拡大を掲げている。

 今期(15年3月期)の連結業績見通し(5月8日公表)は、売上高が前期比2.4%増の245億円、営業利益が同11.4%増の11億50百万円、経常利益が同8.9%増の11億円、純利益が同3.0倍の6億円で、配当予想は前期と同額の年間10円(第2四半期末5円、期末5円)としている。
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