[アナリスト銘柄分析]の記事一覧
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記事一覧 (07/02)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】資生堂は3月高値を突破して強基調、上値追い
記事一覧 (07/02)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】TACは5月安値で底打ち、収益改善を評価して出直り本格化
記事一覧 (07/01)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】松田産業は5月安値で底打ちして戻り歩調、低PBRも支援材料
記事一覧 (07/01)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】翻訳センターは5月安値で底打ちして強基調に転換
記事一覧 (07/01)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インフォメーションクリエーティブは安値圏モミ合いから上放れて戻り歩調
記事一覧 (06/30)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エストラスト煮詰まり感強めてモミ合い上放れのタイミング
記事一覧 (06/30)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】サンコーテクノ上昇トレンドに変化なく、調整局面は押し目買い好機
記事一覧 (06/30)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エスプールは強基調に転換して出直り、1月高値目指す
記事一覧 (06/30)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インフォマートは上場来高値更新して上げ足に弾み、上値追い
記事一覧 (06/30)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】OBARA GROUPは4月高値目前の短期モミ合いから上放れの動き
記事一覧 (06/30)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】山田コンサルティンググループは強基調に転換して1月高値に接近
記事一覧 (06/29)【アナリスト水田雅展の株式・為替展望】重要イベント控えて一進一退、テーマ物色の一巡に注意
記事一覧 (06/27)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】FPGは新株式発行・売出しを嫌気した売り一巡、収益拡大基調を評価して出直り
記事一覧 (06/27)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ノアは5月安値で一旦は底打ち、ただし上場廃止の可能性があり注意必要
記事一覧 (06/27)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】巴工業は一巡し出直り展開、4月高値突破すれば上げ足に弾み
記事一覧 (06/27)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ANAPは5月安値から切り返して急動意
記事一覧 (06/27)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ラクーンは5月安値から急伸し底打ち、再動意のタイミング
記事一覧 (06/27)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エスアールジータカミヤ煮詰まり感強めボックスから上放れのタイミング
記事一覧 (06/27)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エフティコミュニケーションズは調整の最終局面、反発のタイミング
記事一覧 (06/26)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】カーリットHD2次電池関連で急伸して高値更新、一旦は利益確定売り優勢になったが、上げ幅の半値押し水準で再動意のタイミング、低PBRも支援材料
2014年07月02日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】資生堂は3月高値を突破して強基調、上値追い

 資生堂<4911>(東1)の株価は、5月の直近安値1667円から切り返しの展開となり、6月24日と6月25日の1934円まで上伸して3月高値1911円を突破した。その後一旦は利益確定売りで反落したが、7月1日には1877円まで切り返して強基調の形だ。消費増税に伴う反動減は一時的要因であり、収益改善基調を評価する流れに変化はなく、上値を追う展開だろう。

 抜本的な収益構造改革および中期成長に向けて、12年度に「市場と同程度の売上成長でも着実に利益を拡大できる高収益構造」を目指す方向に軌道修正した。特に「日本、中国、米ベアエッセンシャル」の3領域を重点強化する方針を打ち出して、国内市場における事業の再構築、海外市場でのグローバルブランド育成を推進している。

 13年12月時点でグローバルブランド「SHISEIDO」の展開地域は世界89ヶ国・地域(日本を含む)となった。14年4月には、インドネシアのコングロマリットであるシナルマスグループ傘下のシナルマス・トゥンガルと合弁契約(合弁会社は14年7月営業開始予定)を締結した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:39 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】TACは5月安値で底打ち、収益改善を評価して出直り本格化

 「資格の学校」を運営するTAC<4319>(東1)の株価は、5月安値230円から切り返しの展開となり、6月6日には317円まで急伸する場面があった。その後は戻り一服の形だが、5月安値水準まで下押す動きは見られず270円〜290円近辺で推移している。5月安値で底打ちを確認した形であり、収益改善基調を評価して出直りの動きが本格化しそうだ。なお7月31日に第1四半期(4月〜6月)業績の発表を予定している。

 財務・会計分野(簿記検定・公認会計士など)、経営・税務分野(税理士・中小企業診断士など)、金融・不動産分野(宅建・不動産鑑定士・FPなど)、法律分野(司法試験・司法書士など)、公務員・労務分野(社会保険労務士・国家総合職など)といった幅広い分野で「資格の学校」を運営し、法人研修事業、出版事業、人材事業も展開している。

 13年12月には増進会出版社と資本・業務提携した。増進会出版社は子会社のZ会を通じて通信教育事業などを展開している。当社の教室運営ノウハウや資格系コンテンツ開発力などと、増進会出版社の通信教育ノウハウや教養系コンテンツ開発力などを融合させて、新たなソリューションの提供を目指している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:34 | アナリスト銘柄分析
2014年07月01日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】松田産業は5月安値で底打ちして戻り歩調、低PBRも支援材料

 貴金属リサイクル事業の松田産業<7456>(東1)の株価は、5月安値1117円から反発して戻り歩調の展開だ。6月20日には1263円まで上値を伸ばす場面があり、徐々に水準を切り上げている。5月安値で底打ちして強基調に転換した形であり、低PBRも支援材料となって出直り展開だろう。

 貴金属リサイクルを主力とする貴金属関連事業、および農林水産品を扱う食品関連事業を展開している。貴金属関連事業は「東アジアNO.1リファイナー」を目指して、海外拠点強化、国内拠点拡充・効率化、製品・技術開発を基本戦略としている。海外は中国、台湾、シンガポール、タイ、フィリピン、マレーシア、ベトナムに拠点展開し、ベトナムでは14年3月に現地法人を設立して工場建設に着手した。食品関連事業は中国、タイに拠点展開している。

 今期(15年3月期)の連結業績見通し(5月12日公表)は売上高が前期比2.8%増の1700億円、営業利益が同4.4%増の47億円、経常利益が同2.2%増の50億円、純利益が同2.4%増の32億70百万円で、配当予想は前期と同額の年間24円(第2四半期末12円、期末12円)としている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:53 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】翻訳センターは5月安値で底打ちして強基調に転換

 国内最大規模の翻訳会社である翻訳センター<2483>(JQS)の株価は、5月21日の年初来安値2810円から切り返しの展開となり、ほぼ一本調子に水準を切り上げている。6月24日には3765円まで上伸して4月4日の3670円を上抜いた。5月安値での底打ちを確認して強基調に転換した形であり、中期成長力を評価して出直りの動きが本格化しそうだ。

 特許・医薬・工業(IT関連)・法務・金融分野を中心として企業向け翻訳サービス事業を展開している。企業の知的財産権関連、新薬開発関連、新製品開発関連、海外展開関連、ディスクロージャー関連など翻訳サービス需要は拡大基調であり、M&Aも活用して業容を拡大している。

 12年9月には通訳・翻訳・国際会議運営のアイ・エス・エス(ISS)を連結子会社化した。ISSは国際会議運営の実績が豊富であり、20年東京夏季五輪開催に向けて通訳や国際会議の需要増加が予想され、収益寄与本格化が期待される。また13年6月にはアイタスから、IT関連のローカライゼーション/マニュアル翻訳事業の一部を譲り受けた。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:48 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インフォメーションクリエーティブは安値圏モミ合いから上放れて戻り歩調

 ソフトウェア開発やシステム運用のインフォメーションクリエーティブ<4769>(JQS)の株価は、安値圏690円〜720円近辺でモミ合う展開だったが、6月4日に796円まで急伸してモミ合いから上放れ、6月18日には827円まで上伸して1月の815円を上抜いた。モミ合いから上放れて上げ足に弾みがついたようだ。目先的な過熱感で足元は自律調整だが戻り歩調に変化はなく、9月期末一括で3%近辺の高配当利回りも注目点だ。13年11月高値1060円も視野に入りそうだ。

 ソフトウェア開発事業、システム運用事業、その他事業(パッケージ開発・販売)を展開し、顧客先に常駐する型で情報サービス分野における総合的なソリューションサービスを提供している。顧客別に見ると、日立システムズや日立ソリューションズなど、日立製作所<6501>グループ向けが全体の約6割を占めて収益源となっていることも特徴だ。

 13年11月発表の新中期経営計画(14年9月期〜16年9月期)では、基本戦略としてソフトウェア開発・システム運用などのITソリューション事業の安定成長、自社パッケージ開発・販売のITサービス事業の成長加速、強固な人材・組織基盤の構築を推進している。経営目標値は16年9月期売上高80億円(ITソリューション事業76億円、ITサービス事業4億円)、売上高経常利益率8.0%として、長期ビジョンでは100億円企業、東証2部上場を目指している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:36 | アナリスト銘柄分析
2014年06月30日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エストラスト煮詰まり感強めてモミ合い上放れのタイミング

 山口県や福岡県を中心に展開する不動産デベロッパーのエストラスト<3280>(東マ)の株価は、5月21日安値646円から切り返したが上値が重く700円台前半のレンジでモミ合う展開だ。消費増税の影響が警戒されているようだが、今期(15年2月期)の分譲マンション契約進捗率は高水準である。煮詰まり感を強めて上放れのタイミングだろう。7月10日予定の第1四半期(3月〜5月)業績発表が接近して期待感が高まる可能性もあるだろう。

 山口県および福岡県を地盤とする不動産デベロッパーである。一次取得ファミリー型の新築分譲マンション「オーヴィジョン」シリーズ、および新築戸建住宅「オーヴィジョンホーム」の不動産分譲事業を主力として、連結子会社トラストコミュニティが展開する「オーヴィジョン」マンション管理受託の不動産管理事業や不動産賃貸事業も強化している。

 九州・山口エリアでのNO.1デベロッパーを目指し、福岡県および九州主要都市への進出加速、九州・山口エリアでのマンション年間供給500戸体制構築、山口県での戸建住宅年間供給100戸体制の構築、ストック型ビジネスとなる建物管理受託戸数の拡大、優良賃貸物件のポートフォリオ構築などを推進している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:35 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】サンコーテクノ上昇トレンドに変化なく、調整局面は押し目買い好機

 アンカー大手のサンコーテクノ<3435>(JQS)の株価は、13年夏の1200円近辺を起点とする上昇トレンドを継続している。足元は6月18日の高値2921円から利益確定売りで一旦反落した形だが、自律調整の範囲であり押し目買いの好機だろう。今期(15年3月期)の保守的な会社見通しに対して上振れの可能性があり、収益拡大基調を評価して上値追いの展開だろう。

 ファスニング事業(あと施工アンカー、アンカー打込み機など)、リニューアル事業(FRPシート、太陽光発電関連など)、センサー事業(電子基板関連試験機、アルコール測定器など)を展開している。あと施工アンカーはコンクリート用の特殊ネジ・釘類であり、震災復興関連、都市再開発関連、耐震補強関連、老朽化インフラ補修・更新関連など建設工事の増加が追い風である。リニューアル事業の太陽光発電関連商材もメガソーラーの増加が追い風である。中期的に事業環境は良好だ。

 今期(15年3月期)の連結業績見通し(5月14日公表)については、売上高が前期比4.6%増の180億円、営業利益が同0.4%増の15億20百万円、経常利益が同0.5%増の14億80百万円、純利益が同4.4%増の9億50百万円で、配当予想は前期から記念配当5円を落として年間25円(期末一括)としている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:41 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エスプールは強基調に転換して出直り、1月高値目指す

 人材サービスのエスプール<2471>(JQS)の株価は、安値圏750円〜800円近辺でのモミ合い展開から上放れて強基調に転換した。6月24日には1035円まで上値を伸ばす場面があり、出直りの動きを強めている。今期(14年11月期)大幅増益見通しや中期成長力を評価して、1月の戻り高値1349円を目指す展開だろう。なお7月3日に第2四半期累計(12月〜5月)の業績発表を予定している。

 アウトソーシング関連のビジネスソリューション事業(ロジスティクスアウトソーシングサービス、キャンペーンアウトソーシングサービス、障がい者雇用支援サービス)、人材派遣関連の人材ソリューション事業(販売・営業支援、オフィスサポート、試験運営サポート)、およびマーチャンダイジングサービス事業などを展開し、中期経営計画では16年11月期売上高100億円、営業利益5億円を目標としている。

 ロジスティクスアウトソーシングサービスは、ネット通販市場の拡大も追い風であり、ECサイト出店企業などの物流センター運営・発送代行で新規顧客獲得を推進している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:38 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インフォマートは上場来高値更新して上げ足に弾み、上値追い

 企業間電子商取引プラットフォームを提供するインフォマート<2492>(東マ)の株価は、14年1月の2000円を突破して上場来高値更新の展開となり、6月27日には2347円まで急伸した。2000円近辺のフシを明確に突破したことで上げ足に弾みがついた形だろう。今期(14年12月期)大幅増収増益見通しで上振れの可能性もあり、中期成長力を評価して自律調整を挟みながら上値追いの展開だろう。

 フード業界向けプラットフォーム「FOODS info Mart」で、企業間(BtoB)電子商取引の「ASP受発注システム」「ASP規格書システム」「ASP商談システム」「ASP受注・営業システム」「クラウドサービス」を提供している。月額システム使用料収入が収益柱のストック型収益モデルだ。

 前期(13年12月期)末時点の「FOODS info Mart」利用企業数(海外事業除く)は、前々期(12年12月期)末比2723社増加の3万4202社(売り手企業が同2482社増加の2万7257社、買い手企業が同241社増加の6945社)だった。大手の食材卸売企業や外食チェーンなどシステム利用企業数は増加基調である。14年3月末には、ASP受発注システムおよびASP受注・営業システムのWeb発注店舗数が5万15店舗となり、全国約72万の外食店舗におけるシェアが6.5%に拡大した。電話やFAXからWebに切り替えて発注する店舗が着実に増加している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:35 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】OBARA GROUPは4月高値目前の短期モミ合いから上放れの動き

 溶接機器や平面研磨装置のOBARA GROUP<6877>(東1)の株価は、5月22日直近安値3490円から急反発した後、4月高値4310円目前の水準でモミ合う展開だったが、6月27日には4295円まで上伸する場面があり、モミ合い上放れの動きを強めている。4月の高値は射程圏であり、今期(14年9月期)業績見通し再増額の可能性も評価して上値追いの展開だろう。

 自動車業界向け抵抗溶接機器や造船・建設業界向けアーク溶接機器を主力とする溶接機器関連事業、エレクトロニクス業界向け平面研磨装置や洗浄装置を主力とする平面研磨装置関連事業を展開している。溶接機器関連事業では、中長期的な市場拡大に向けて弾力的な供給体制を整備するため、中国(南京・上海)の設備能力を増強している。

 今期(14年9月期)の連結業績見通しについては、前回予想(3月27日に増額修正)を据え置いて売上高が前期比15.3%増の445億円、営業利益が同23.4%増の77億50百万円、経常利益が同11.0%増の81億50百万円、純利益が同12.1%増の51億50百万円としている。配当予想は前期から記念配当10円を落として年間40円(第2四半期末20円、期末20円)としている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:32 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】山田コンサルティンググループは強基調に転換して1月高値に接近

 各種コンサルティング事業を展開する山田コンサルティンググループ<4792>(JQS)の株価は、3月安値1897円から反発して強基調に転換した。そして6月27日には2470円まで上伸して1月高値2690円に接近している。今期増配見通し、高配当利回り、自己株式取得、さらに中期成長力を評価して上値追いの展開だろう。3000円台乗せも視野に入る。

 各種コンサルティング事業を展開するグループの純粋持株会社である。山田ビジネスコンサルティングの経営コンサルティング事業(経営・財務・企業再生・事業承継・M&A支援・資本政策などのコンサルティング)、山田FASの資本・株式・株主に関するコンサルティング事業(バリュエーション業務、M&A・企業再編の財務アドバイザイリー業務、上場支援業務、中堅中小企業対応M&A関連業務など)、山田不動産コンサルティングの不動産コンサルティング事業(不動産有効活用などのコンサルティング、不動産仲介、住宅販売仲介など)、東京ファイナンシャルプランナーズのFP関連事業(FP資格取得講座・実務研修、相続手続サポート業務など)、キャピタルソリューションおよび投資事業有限責任組合の投資ファンド事業(事業承継ファンド)などを展開している。

 中期経営目標としてROE(株主資本当期純利益率)20%以上を掲げ、重点戦略としては、大手金融機関・証券会社・地方金融機関・提携会計事務所との連携強化、事業再生・事業承継を切り口とした中堅中小企業対応M&A関連業務の拡大、中国現地法人およびシンガポール支店を拠点とした中国・アジア展開の強化などを推進している。投資ファンド事業では、事業承継問題を抱えている優良な中堅・中小企業をターゲットとして、投資リスクを最小限に抑えながら投資案件を発掘していく方針だ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:28 | アナリスト銘柄分析
2014年06月29日

【アナリスト水田雅展の株式・為替展望】重要イベント控えて一進一退、テーマ物色の一巡に注意

(6月30日〜7月4日)

 6月30日〜7月4日の株式・為替相場については、一進一退の展開を想定する。消費増税の影響に対する警戒感が後退して、投資マインド改善という大きな流れに変化はないが、3日の米6月雇用統計など週後半の重要イベントを控えて様子見ムードを強める可能性があり、テーマ関連株物色一巡の可能性にも注意が必要だろう。

 株式市場では、消費増税の影響に対する警戒感が後退し、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)のリスク資産運用比率引き上げへの期待感も下支え要因となり、投資マインド改善という大きな流れに変化はないだろう。日経平均株価は27日に急落したが、チャート面で見ると25日移動平均線に対するプラス乖離幅が一気に縮小し、目先的な過熱感が解消したとの見方があることも支援材料だ。

 ただし一方では、3日のECB(欧州中央銀行)理事会とドラギ総裁の記者会見、米6月雇用統計という重要イベント、そして週末4日の米国市場の休場(独立記念日)を控えて、様子見ムードを強める可能性があるだろう。米国株の高値波乱を警戒する見方が増え始めたことにも注意が必要となる。

 またテクニカル面で見ると、騰落レシオ(25日移動平均)は27日時点で134.97%と依然買われ過ぎ水準だ。本格的な上昇相場のスタートに向けて一服が欲しい局面でもあり、日経平均株価1万5000円台を固めながらテクニカル面での過熱感を解消しておきたいところだ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:18 | アナリスト銘柄分析
2014年06月27日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】FPGは新株式発行・売出しを嫌気した売り一巡、収益拡大基調を評価して出直り

 タックス・リース・アレンジメント事業を主力に総合金融サービスを展開するFPG<7148>(東1)の株価は、950円〜1050円近辺でモミ合う展開だったが、5月30日発表の新株式発行・売出しを嫌気して急落し、概ね900円近辺でモミ合う展開だ。ただし2月安値813円水準まで下押す動きは見られず、売り一巡感を強めている。収益拡大基調を評価して出直り展開だろう。

 子会社(特別目的会社SPC)が運営するオペレーティング・リース事業の組成・販売・管理などを行うタックス・リース・アレンジメント事業を主力として、保険事業(保険仲立人)、M&Aアドバイザリー事業、プライベートバンキング事業、不動産関連事業なども展開している。

 タックス・リース・アレンジメント事業は、航空機・船舶・海上輸送用コンテナなど、大型輸送設備を主対象としてリース組成し、出資金販売に伴うSPCからの手数料収入を収益柱としている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:56 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ノアは5月安値で一旦は底打ち、ただし上場廃止の可能性があり注意必要

 LED照明機器商社のノア<3383>(名セ)の株価は、5月安値705円から切り返し、6月17日には1250円まで上伸する場面があった。足元も1000円〜1100円近辺で推移している。5月安値で一旦は底打ちしたようだ。なお上場を維持するためには新規上場審査基準に準じた基準に適合する必要があり、審査申請に向けて全力を尽くす所存としているが、上場審査基準に適合する状態ではないため上場廃止の可能性があり、注意が必要となる。

 LED照明機器の販売を主力として、太陽光パネルなど環境商材の販売も展開している。

 今期(14年6月期)の業績(非連結)見通しについては5月30日に修正を発表した。前回予想(2月19日公表)に対して、売上高は16百万円増額して前期比10.9%増の3億37百万円、営業利益は3百万円増額して58百万円の赤字(前期は94百万円の赤字)、経常利益は3百万円増額して58百万円の赤字(同95百万円の赤字)、純利益は据え置いて61百万円の赤字(同71百万円の赤字)とした。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:53 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】巴工業は一巡し出直り展開、4月高値突破すれば上げ足に弾み

 化学機械メーカーの巴工業<6309>(東1)の株価は、5月22日の直近安値1550円から切り返しの展開となり、6月12日の1738円まで上伸した。足元も概ね1700円近辺で堅調に推移している。調整が一巡して出直り展開だろう。今期(14年10月期)好業績見通しや低PBRが支援材料であり、4月の戻り高値1763円を突破すれば上げ足に弾みがつきそうだ。

 遠心分離機械を中心とする機械製造販売事業、合成樹脂や化学工業薬品などを中心とする化学工業製品販売事業を2本柱としている。中国ではコンパウンド加工事業も展開し、13年11月には中国の連結子会社・星科工程塑料に対するテクノポリマーおよび日本カラリングの出資持分をすべて譲り受けた。両社との資本・業務提携を解消し、当社主導で収益を立て直す方針だ。

 13年12月に策定した中期経営計画「Target2016」では、経営目標値として16年10月期売上高475億円、営業利益25億80百万円、経常利益26億円、純利益16億円、ROE6.3%、ROA4.4%を掲げている。重点戦略としては、北米市場、南米市場、東南アジア市場を中心とする海外売上高の拡大に加えて、機械事業ではエネルギー分野への参入、化学品事業では二次電池やパワー半導体向け商材の開拓に取り組むとしている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:47 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ANAPは5月安値から切り返して急動意

 レディス向けカジュアル衣料・雑貨のANAP<3189>(JQS)の株価は、5月21日安値663円から切り返して6月中旬には急動意の展開となり、6月18日に1179円まで上値を伸ばす場面があった。目先的な過熱感で一旦は反落したが、その後も900円台で堅調に推移している。今期の収益悪化を織り込んで底打ち反転した形であり、出直り展開だろう。

 10代〜20代の女性を中心に幅広い年齢層から支持されているレディス向けカジュアル衣料・雑貨「ANAP(アナップ)」を基幹ブランドとして、特徴の異なるサブブランドも並行展開している。ブランド認知度の高さ、新鮮な品揃え、多品種・小ロット販売などを特徴としている。

 販売は、全国のショッピングセンターなどに出店する店舗販売、自社ECサイト「ANAPオンラインショップ」でのネット販売、全国のセレクトショップ向け卸売販売を展開している。前期(13年8月期)の事業別売上構成比は店舗販売66%、ネット販売26%、卸売販売8%で、ブランド別売上構成比はレディスカジュアル78%、キッズ・ジュニア18%、雑貨・メンズ4%である。なお店舗販売は14年2月末時点で全国94店舗を展開している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:43 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ラクーンは5月安値から急伸し底打ち、再動意のタイミング

 企業間電子商取引(EC)サイトを運営するラクーン<3031>(東マ)の株価は、5月20日の年初来安値394円から切り返しの展開となり、6月3日の596円までほぼ一本調子に急伸した。その後は利益確定売りで一旦反落したが、足元では520円〜530円近辺で推移している。5月20日安値で底打ちを確認した形であり、中期成長力を評価して再動意のタイミングだろう。

 アパレル・雑貨分野の企業間ECサイト「スーパーデリバリー」の運営を主力として、締め支払い決済「Paid」サービスや「売掛債権保証」など周辺分野にも事業領域を広げている。

 企業間ECサイト「スーパーデリバリー」は、質の高い会員小売店と出展企業の獲得、利便性の高いサービスの提供、ブランド力向上などで客単価や稼働率の向上に取り組み、前期(14年4月期)末時点で会員小売店は4万441店舗(前々期末比3901店舗増加)、出展企業は948社(同13社減少)、商材掲載数は45万3115点(同8万3396点増加)となった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:38 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エスアールジータカミヤ煮詰まり感強めボックスから上放れのタイミング

 建設用仮設機材のエスアールジータカミヤ<2445>(東2)の株価は、1月高値1763円から反落後は上値がやや重くなり、足元は概ね1400円〜1500円近辺のレンジで推移している。ただし下値は限定的で煮詰まり感も強めている。中期成長力を評価する流れに変化はなく、ボックス上放れのタイミングだろう。

 建築・土木・橋梁用仮設機材や、子会社ホリーの太陽光パネル設置架台などの販売・レンタル事業を展開し、14年4月には土木・建築用仮設資材のアサヒ工業(大阪市)を子会社化した。同社が豊富な実績を持つ海洋土木・港湾分野への事業展開でシナジー効果を高める方針だ。戦略商品としては、施工性に優れて作業環境改善・作業効率向上につながる次世代足場「Iq(アイ・キュー)システム」の拡販を推進している。

 今期(15年3月期)の連結業績見通し(5月9日公表)については、売上高が前期比11.1%増の360億30百万円、営業利益が同25.8%増の38億40百万円、経常利益が同23.1%増の37億円、そして純利益が同25.9%増の22億27百万円で、配当予想は同7円増配の年間20円(第2四半期末7円、期末13円)としている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:33 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エフティコミュニケーションズは調整の最終局面、反発のタイミング

 LED照明・OA機器販売などのエフティコミュニケーションズ<2763>(JQS)の株価は、5月20日の直近安値2500円から一旦は切り返したが、反発力が鈍く6月25日には2610円まで調整した。上値を切り下げて調整局面の形だ。ただし6月26日には2750円まで戻した。5月安値に接近して調整のほぼ最終局面であり、今期(15年3月期)大幅営業増益見通しを評価して反発のタイミングだろう。

 13年6月にTOBで光通信<9435>の連結子会社となり、法人向けLED照明・OA機器・スモールサーバー販売などの法人事業、一般消費者向け光ファイバ回線サービス販売やドコモショップ運営などのコンシューマ事業を展開している。LED照明や空調などオフィスの環境・省エネ関連商材を重点分野と位置付けて、商品ラインナップの拡充、定額保守サービスなどストック型収益の積み上げを強化している。

 新規事業展開に向けたM&Aや子会社設立も推進している。13年10月にネットワークセキュリティ機器製造・販売のアレクソン、13年11月にビジネスホン・OA機器販売のグロースブレイブジャパン、13年12月にノンフロン新自然冷媒ガス販売・施工のニューテックを子会社化し、13年12月にスマートフォン・タブレット端末でクレジットカード決済を可能とするサービス提供に向けて子会社ViewPointを設立した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:26 | アナリスト銘柄分析
2014年06月26日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】カーリットHD2次電池関連で急伸して高値更新、一旦は利益確定売り優勢になったが、上げ幅の半値押し水準で再動意のタイミング、低PBRも支援材料

 カーリットホールディングス<4275>(東1)の株価は、概ね450円〜480円近辺でモミ合う展開だったが、2次電池関連を材料視して6月中旬に動意付いた。6月13日には565円を付けて持株会社上場後の高値を更新し、6月17日には685円まで急伸した。その後は目先的な過熱感で利益確定売りが優勢になり、6月25日に568円まで調整する場面があった。しかし上げ幅の半値押し水準で再動意のタイミングだろう。

 日本カーリットが純粋持株会社を設立して13年10月東証1部市場に上場した。化学品事業(産業用爆薬、緊急保安炎筒・信号炎管、危険性評価試験受託、化成品関連、電子材料・機能性材料関連など)、ボトリング事業、産業用部材事業(半導体用シリコンウェーハ、研削材、耐火・耐熱金物など)を展開している。

 自動車用緊急保安炎筒の国内市場シェアは約8〜9割と想定される。ボトリング事業は伊藤園<2593>向けが主力である。半導体用シリコンウェーハ事業は小口径4〜6インチのニッチ市場を主力としている。また海外は中国・上海、シンガポールに展開している。

 中期経営計画「飛躍500」では「事業領域の拡大、市場の拡大、シェアの拡大という、3つの拡大戦略により売上高500億円の化学会社への成長」を基本方針として、グループ収益基盤と総合力強化に向けたM&A戦略を積極展開して事業を多様化してきた。13年10月には一級建築士事務所の総合設計を子会社化して上下水道・排水処理施設設計分野に進出した。14年2月には東洋発條工業を子会社化した。自動車・建設機械向けを中心とした各種スプリング製造・販売分野に事業展開し、耐火・耐熱金物の並田機工などと合わせた産業用部材事業を新たな収益の柱とする方針だ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:50 | アナリスト銘柄分析