[アナリスト銘柄分析]の記事一覧
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記事一覧 (08/12)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】新和内航海運は第1四半期の大幅減益に対するネガティブ反応は限定的
記事一覧 (08/12)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】京写は15年3月期業績見通し増額修正を好感して1月高値試す
記事一覧 (08/11)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】シンプロメンテは6月の戻り高値から反落したが、調整のほぼ最終局面で反発のタイミング
記事一覧 (08/11)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ティムコはボックスレンジ下限から反発のタイミング
記事一覧 (08/11)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】TACは第1四半期の減収減益でモミ合い下放れたが、5月安値に接近してほぼ底値圏、反発のタイミング
記事一覧 (08/11)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ライドオン・エクスプレスは6月戻り高値から一旦反落したが反発のタイミング
記事一覧 (08/10)【アナリスト水田雅展の株式・為替展望】地政学リスクに対する警戒感の落ち着きが焦点
記事一覧 (08/08)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】メディアスHDは高値圏で堅調推移、好業績を評価して13年4月高値目指す
記事一覧 (08/08)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エイジアは売られ過ぎ感強めて反発のタイミング
記事一覧 (08/07)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】プラマテルズは高値圏から一旦反落だが、3%台の配当利回りも評価して上値試す
記事一覧 (08/07)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】大和小田急建設は07年2月高値を突破、事業環境を評価して上値追い
記事一覧 (08/07)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】立花エレテックは7月高値後に上げ一服だが堅調推移、ロボット関連としても注目
記事一覧 (08/07)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】白鳩は売られすぎ感強めて反発のタイミング
記事一覧 (08/07)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】イーピーミントは年初来高値更新して13年10月高値に接近
記事一覧 (08/06)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】トシン・グループはフシ突破して高値更新の展開
記事一覧 (08/06)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インフォマートは一服局面だが、自律調整一巡して動意のタイミング
記事一覧 (08/06)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】フォーカスシステムズは13年11月高値に接近、再動意のタイミング
記事一覧 (08/06)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】神鋼商事は高値更新の展開で08年9月以来の水準、上値追い
記事一覧 (08/06)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】山田コンサルティンググループは1月高値突破して07年7月以来の3000円台乗せ
記事一覧 (08/06)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ジョルダンは水準切り上げの展開、5月高値試す
2014年08月12日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】新和内航海運は第1四半期の大幅減益に対するネガティブ反応は限定的

 新和内航海運<9180>(JQS)(14年10月1日付でNSユナイテッド内航海運に商号変更予定)の株価は、5月年初来安値380円から7月戻り高値490円まで切り返し、その後は概ね470円〜480円近辺で推移している。第1四半期(4月〜6月)の大幅減益に対するネガティブ反応は限定的であり、今期(15年3月期)減益見通しを嫌気した売りは一巡しているようだ。指標面の割安感を支援材料に出直り展開だろう。

 NSユナイテッド海運<9110>の子会社である。鉄鋼向けの原料炭・石灰石・鋼材、電力向けの石炭、建設向けのセメントなどを輸送する内航海運事業を主力として、港湾運送事業やLPGタンクローリー等輸送事業なども展開している。NSユナイテッド海運グループの一員として一体感を醸成し、営業力の一層の強化を図るため、14年10月1日付(予定)で商号をNSユナイテッド内航海運に変更する。

 7月31日に発表した今期(15年3月期)第1四半期(4月〜6月)の連結業績は、売上高が前年同期比11.5%増の54億93百万円、営業利益が同69.0%減の1億09百万円、経常利益が同71.1%減の98百万円、純利益が同83.2%減の34百万円だった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:35 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】京写は15年3月期業績見通し増額修正を好感して1月高値試す

 プリント配線板大手の京写<6837>(JQS)の株価は6月以降290円〜300円近辺でモミ合う展開だったが、7月31日発表の今期(15年3月期)業績見通しの増額修正を好感して8月5日の337円まで上値を伸ばした。今期好業績見通しを評価する流れに変化はなく、1月の年初来高値348円を試す展開だろう。低PERも支援材料だ。

 生産量世界トップの片面プリント配線板、および両面プリント配線板を収益柱として、実装関連事業も展開している。中期経営計画では、目標数値として16年3月期売上高200億円(片面プリント配線板100億円、両面プリント配線板85億円、実装関連事業15億円)、営業利益率6%、ROE15%以上、ROA6%以上を掲げている。

 重点戦略としては、LED照明関連など環境対応製品の強化、片面プリント配線板分野における圧倒的トップシェアの獲得、海外生産の拡大、技術革新やコスト対応による収益力向上、基板・実装関連に次ぐ第3の事業の確立に取り組んでいる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:31 | アナリスト銘柄分析
2014年08月11日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】シンプロメンテは6月の戻り高値から反落したが、調整のほぼ最終局面で反発のタイミング

 飲食店などに店舗設備・機器メンテナンスサービスを提供するシンプロメンテ<6086>(東マ)の株価は、6月の戻り高値1635円から反落し、第1四半期(3月〜5月)業績も嫌気する形で水準を切り下げた。8月8日には1077円まで調整した。市場全体の地合い悪化も影響したようだ。ただし3〜5月の安値圏に接近して調整のほぼ最終局面であり、売られ過ぎ感を強めて反発のタイミングだろう。

 大手飲食・小売チェーンを主要顧客として、店舗における内外装および各種設備・機器(厨房機器、給排水・衛生設備、空調・給排気・ダクト設備、電機設備、照明機器、ガス設備、看板、自動ドア・ガラス・鍵・シャッターなど)の不具合を解決するメンテナンスサービスを提供している。

 事業区分としては、ワンストップメンテナンスサービスとメンテナンスアウトソーシングサービスを展開している。ワンストップメンテナンスサービスでは、各種設備・機器の突発的なトラブル発生時に対応する緊急メンテナンスサービスを主力として、各種設備・機器の点検・整備・洗浄・清掃を定期的に行う予防メンテナンスサービスも提供している。メンテナンスアウトソーシングサービスは、当社のメンテナンス体制を厨房機器メーカーにOEM的に提供することで、メーカー自社のメンテナンス対応力向上のサポートを行っている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:39 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ティムコはボックスレンジ下限から反発のタイミング

 フィッシング用品やアウトドア用品のティムコ<7501>(JQS)の株価は、全般地合い悪化も影響して反落したが、大勢としては540円〜600円近辺でのボックス展開であり、レンジ下限に接近して反発のタイミングだろう。第2四半期累計(13年12月〜14年5月)の営業黒字化で収益改善基調を確認した形であり、低PBRも支援材料だ。

 フィッシング用品やアウトドア用品の企画・開発・販売を展開し、アウトドア衣料ブランド「フォックスファイヤー」の商品力強化や、直営店舗「フォックスファイヤーストア」の収益力向上に取り組んでいる。20年東京夏季五輪開催に向けて登山・アウトドア・スポーツ関連の需要盛り上がりが追い風だ。

 今期(14年11月期)の業績(非連結)見通しについては前回予想(1月17日公表)を据え置いて、売上高が前期比1.2%増の28億90百万円、営業利益が42百万円の黒字(前期は11百万円の赤字)、経常利益が43百万円の黒字(同2百万円の赤字)、純利益が28百万円の黒字(同16百万円の赤字)で、配当予想は前期と同額の年間12円(期末一括)としている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:35 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】TACは第1四半期の減収減益でモミ合い下放れたが、5月安値に接近してほぼ底値圏、反発のタイミング

 「資格の学校」を運営するTAC<4319>(東1)の株価は、280円〜300円近辺でのモミ合いから下放れの形となり、8月8日には249円まで調整した。7月31日発表の第1四半期(4月〜6月)の減収減益が影響したようだ。ただし5月の年初来安値230円に接近してほぼ底値圏であり、反発のタイミングだろう。

 財務・会計分野(簿記検定・公認会計士など)、経営・税務分野(税理士・中小企業診断士など)、金融・不動産分野(宅建・不動産鑑定士・FPなど)、法律分野(司法試験・司法書士など)、公務員・労務分野(社会保険労務士・国家総合職など)といった幅広い分野で「資格の学校」を運営し、法人研修事業、出版事業、人材事業も展開している。

 13年12月には増進会出版社と資本・業務提携した。増進会出版社は子会社のZ会を通じて通信教育事業などを展開している。当社の教室運営ノウハウや資格系コンテンツ開発力と、増進会出版社の通信教育ノウハウや教養系コンテンツ開発力を融合させて、新たなソリューションの提供を目指す方針だ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:33 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ライドオン・エクスプレスは6月戻り高値から一旦反落したが反発のタイミング


 フードデリバリー事業のライドオン・エクスプレス<6082>(東マ)の株価は、6月の戻り高値3590円から利益確定売りなどで一旦反落したが、2600円近辺で下げ渋り感を強めている。中期成長力を評価して反発のタイミングだろう。なお8月14日に第1四半期(4月〜6月)の業績発表を予定している。

 宅配寿司NO.1の「銀のさら」を中心に「食」を通じた「宅配」サービスを、主に「団塊〜シニア」マーケットに向けて「ビッグデータ」を活用して「FC展開」する企業である。

 主力のフードデリバリー事業(調理済み食材宅配事業)では、宅配寿司「銀のさら」、宅配御膳「釜虎」、シニア向け宅配弁当「銀のお弁当」、宅配とんかつ「あげ膳」、宅配カレー「カレーキャリー」を全国展開し、提携レストラン宅配代行サービスの「ファインダイン」事業、アート創作サービス「リトルアーティスト」事業も展開している。14年4月には「銀のさら」よりも低価格の新ブランド宅配寿司「ろくめいかん(鹿鳴館)」も開始した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:27 | アナリスト銘柄分析
2014年08月10日

【アナリスト水田雅展の株式・為替展望】地政学リスクに対する警戒感の落ち着きが焦点

■一旦はリバウンドだが、お盆休暇の薄商いの中で不安定な動き

 来週(8月11日〜15日)の株式・為替相場については、地政学リスクに対する警戒感の落ち着きが焦点となる。日経平均株価は7月31日から8月8日までの7営業日で実質的に1000円超下げただけに、8日の米国株の大幅反発を受けて一旦はリバウンドの展開となりそうだが、お盆休暇の薄商いで不安定な動きとなる可能性もあるだろう。13日発表の日本4〜6月期実質GDP1次速報に対する反応も注目点だ。

 前週(8月4日〜8日)の日本株は週初からやや軟調な動きだった。4〜6月期の企業業績は自動車や電機・精密など製造業を中心として想定以上の好業績が相次いだが、ウクライナ情勢、イスラエル情勢、イラク情勢、そしてエボラ熱など、地政学リスクに対する警戒感で欧米株が軟調となったことが投資マインドを後退させた。5日発表のトヨタ自動車<7203>の好業績も、市場全体のムードを一変させるには至らなかった。

 日経平均株価は7月31日から8月6日まで5営業日続落し、8日にはオバマ米大統領によるイラクでの限定的な空爆実施承認の声明を受けて、終値で前日比454円00銭安と急落した。7月31日の取引時間中に付けた戻り高値1万5759円66銭から8月8日の取引時間中に付けた1万4753円84銭まで、7営業日で実質的に1005円82銭(6.39%)下落したことになる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:53 | アナリスト銘柄分析
2014年08月08日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】メディアスHDは高値圏で堅調推移、好業績を評価して13年4月高値目指す

 医療機器販売のメディアスホールディングス<3154>(JQS)の株価は、6月24日に3090円まで上伸して1月の3010円を突破した。6月期末の配当権利落ちで調整する場面があったが、その後は切り返しの動きを強め、7月11日と14日には3000円台を回復する場面があった。足元も概ね2900円近辺で堅調に推移している。きっかけ次第で動意づく可能性もあり、好業績を評価して13年4月の3915円を目指す展開だろう。

 医療機器・医療材料の販売・メンテナンス事業を主力として、介護・福祉機器の販売・レンタル事業も展開している。医療機関への医療機器・医療材料販売に加えて、手術室運営支援ソフトウェアや医療材料データベース提供など複合的サービスを強化している。

 手術室業務支援ソフトウェア「サージレーン」は、効率の良い病院手術室運営を提案して機器・備品売上の拡大に繋げるもので、導入施設数は大病院を中心に8施設となっている。医療材料データベース・医療材料分析サービス「メッカル」は、医療材料価格の最適化を支援するツールで78施設に導入している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:23 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エイジアは売られ過ぎ感強めて反発のタイミング

 メール配信ソフト大手のエイジア<2352>(東マ)の株価は、7月以降は概ね1200円近辺でモミ合う展開だったが、第1四半期業績の低進捗率を嫌気する形で急落し、年初来安値を更新して8月7日には958円まで調整した。ただし25日移動平均線に対するマイナス乖離率が15%程度まで拡大して売られ過ぎ感を強めている。売り一巡して反発のタイミングだろう。

 自社開発CRMアプリケーションソフト「WEBCAS」シリーズなどのアプリケーション事業を主力として、マーケティングコンサルティングなどのサービスソリューション事業も展開している。自社開発のメール配信ソフト「WEBCAS e−mail」の導入実績は約1600社以上に達し、国内メール配信パッケージ市場でのシェアは1位である。

 重点戦略として「メールアプリケーションソフトのエイジア」から、販売促進・マーケティング支援への事業領域拡大で「eコマースの売上UPソリューションを世界に提供するエイジア」への発展を目指している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:20 | アナリスト銘柄分析
2014年08月07日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】プラマテルズは高値圏から一旦反落だが、3%台の配当利回りも評価して上値試す

 合成樹脂専門商社のプラマテルズ<2714>(JQS)の株価は、400円〜410円近辺の小幅レンジでのモミ合いから上放れ、7月8日には447円まで上伸して1月高値に面合わせとなった。その後は利益確定売りで一旦反落したが、420円〜430円近辺で推移している。3%台の配当利回りなど指標面の割安感も支援材料であり、再動意で上値を試す展開だろう。

 双日<2768>グループの合成樹脂原料・製品・関連機器の専門商社である。エンジニアリング系樹脂やスチレン系樹脂を主力として、需要先はOA・事務機器、家電・電子部品を中心に建材、医療機器、自動車、容器・化粧品、玩具向けなど幅広い。

 高付加価値商材の拡販、良質な商権を持つ優良会社の営業権取得やM&Aを積極化するとともに、海外は中国、ベトナム、フィリピン、タイなどアジア市場への展開を積極推進している。13年5月にはインド、13年8月には台湾にも現地法人を設立してアジアでの拠点整備がほぼ完了したとしている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:55 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】大和小田急建設は07年2月高値を突破、事業環境を評価して上値追い

 中堅ゼネコンの大和小田急建設<1834>(東1)の株価は、13年9月と14年3月の329円を突破して7月以降は上げ足を速めた。そして07年2月の高値399円も一気に突破して7月28日の544円まで急伸した。目先的な過熱感を強めて足元は上げ一服の形だが、高値圏の500円近辺で堅調に推移している。今期(15年3月期)営業増益見通しや中期的に良好な事業環境を評価する流れに変化はなく、上値追いの展開だろう。

 大和ハウス工業<1925>と小田急電鉄<9007>が主要株主の中堅ゼネコンで、マンション建築、宅地開発、鉄道関連工事などを主力としている。公共インフラ補修・更新、マンション・鉄道関連耐震化、都市再開発、20年東京夏季五輪関連、リニア中央新幹線関連などで中期的に事業環境は良好だ。

 7月31日に発表した今期(15年3月期)第1四半期(4月〜6月)業績(非連結)は、売上高が前年同期比34.0%増の135億33百万円、営業利益が9億82百万円(前年同期は3億09百万円の赤字)、経常利益が10億82百万円(同3億32百万円の赤字)、純利益が7億07百万円(同1億85百万円の赤字)だった。第2四半期(7月〜9月)に予定していた販売用不動産の前倒し売却が収益を押し上げた。貸倒引当金の戻し入れも寄与した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:48 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】立花エレテックは7月高値後に上げ一服だが堅調推移、ロボット関連としても注目

 電機・電子技術商社の立花エレテック<8159>(東1)の株価は、7月8日に1431円を付けて14年1月高値1420円を上抜いた。その後は上げ一服の形となったが、概ね1350円〜1400円近辺で堅調に推移している。好業績、低PER、低PBRも支援材料であり、1400円近辺のフシを突破して上げ足を速めそうだ。ロボット関連としても注目されるだろう。

 FAシステム事業、半導体デバイス事業を主力として、施設事業、産業デバイスコンポーネント事業(情報通信事業から名称変更)、その他事業(ソリューション事業とMS事業)を展開している。MS(マニュファクチャリング・サービス)事業は13年4月に、金属加工の製造受託(MMS)と電子機器の製造受託(EMS)を統合して新設した。

 積極的なM&A戦略を推進し、10年にはFA機器専門商社の大電社を完全子会社化、12年6月には関東圏を地盤とするFA機器専門商社の高木商会と資本・業務提携(持分法適用会社)、13年2月にはルネサスエレクトロニクス<6723>の販売子会社からコンポーネント事業と半導体製品再販事業の移管を受けて立花デバイスコンポーネントを設立した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:37 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】白鳩は売られすぎ感強めて反発のタイミング

 日本最大級のインナーウェアのネット通販事業を展開する白鳩<3192>(JQS)(14年4月新規上場)の株価は、6月23日に609円まで急反発する場面があったが買いが続かず、7月中以降は水準を切り下げて7月31日の安値445円まで調整した。ただし足元では460円台まで戻している。売られ過ぎ感も強めており、中期成長力を評価して反発のタイミングだろう。

 1965年創業、1974年会社設立で、靴下のカタログ通販やインナーウェアの実店舗販売を経て、1995年にオンラインショッピングサイトの自社本店サイトをオープンして、インナーウェアのネット通販にシフトした。現在は、女性用を中心としたインナーウェアのオンラインショッピングサイト「京都発インナーショップ白鳩」の運営を主力に、アンテナショップとして実店舗のJR京都駅南口アバンティB1インナーショップ「Shirohato」も運営している。

 オンラインショップは、国内では下着・ランジェリー総合情報サイト「ランジェ」およびオンラインショップ白鳩本店を運営し、楽天市場レディース、楽天市場メンズ、Yahoo!ショッピング、Amazon、DeNAショッピング、Qoo10、NTTドコモ携帯公式サイトなどのショッピングモールに出店している。海外ではオンラインショップ白鳩本店(グローバル店)に加えて、中国・天猫国際(Tモールグローバル)、楽天インドネシア、楽天シンガポールにオンライン出店している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:34 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】イーピーミントは年初来高値更新して13年10月高値に接近

 SMO(治験施設支援機関)大手のイーピーミント<6052>(JQS)の株価は、7月11日に1530円を付けて1月の1529円を突破した。さらに7月31日には1685円まで上値を伸ばして13年11月の1680円を上抜き、13年10月の1765円に接近した。その後は利益確定売りで一旦反落したが、収益改善を評価する流れに変化はなく上値追いの展開だろう。9月期末一括で2%台の配当利回りも支援材料だ。

 イーピーエス<4282>の連結子会社で、臨床試験を実施する医療機関向けサイトサポート業務(治験事務局運営管理)やCRC(臨床試験実施をサポートする治験コーディネーター)業務などのSMO事業を主力として、臨床研究なども展開している。がん・循環器系・脳神経外科などの高難易度領域に強みを持ち、全国展開によるネットワークで前期(13年9月期)末の契約医療施設数は約2500施設に達している。

 重点戦略として、大病院など優良医療機関との提携拡大や新規開拓、治験体制の整備、がん領域の拡大、プロジェクト管理体制の強化と生産性向上、臨床研究への取り組み強化と受託拡大を推進している。M&A・アライアンス戦略では13年3月に綜合臨床サイエンスと業務提携して、地域・疾患領域・提携医療機関の種類などで補完体制を構築している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:31 | アナリスト銘柄分析
2014年08月06日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】トシン・グループはフシ突破して高値更新の展開

 電設資材商社のトシン・グループ<2761>(JQS)の株価は高値更新の展開となってきた。2600円近辺のフシを上抜け、7月23日に2620円を付けて14年3月2619円を突破した。さらに8月5日には2660円を付けて13年5月2650円を突破した。低PBRも支援材料であり、上値追いで12年12月高値2750円を試す展開だろう。フシ突破して上げ足を速める可能性もありそうだ。

 首都圏を中心として、電設資材や住宅設備機器などの卸売事業を展開する持株会社である。公共投資の増加、新設住宅着工件数の増加、リフォーム需要の増加などが追い風であり、取扱商品や営業拠点網の拡充などで事業基盤を強化している。14年4月には伊勢崎営業所を開設した。

 今期(15年5月20日期)の連結業績見通し(7月4日公表)は、売上高が前期比1.1%増の470億円、営業利益が同0.7%増の26億90百万円、経常利益が同1.2%増の35億90百万円、そして純利益が同1.1%増の21億円で、配当予想は前期と同額の年間52円(第2四半期末26円、期末26円)としている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:35 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インフォマートは一服局面だが、自律調整一巡して動意のタイミング

 企業間電子商取引プラットフォームを提供するインフォマート<2492>(東マ)の株価は、7月2日の2377円まで上値を伸ばした後、利益確定売りで上げ一服局面だが、概ね2100円〜2200円近辺で堅調に推移している。中期成長力を評価する流れに変化はなく、自律調整が一巡して動意のタイミングであり、上値追いの展開だろう。

 フード業界向けプラットフォーム「FOODS info Mart」で、企業間(BtoB)電子商取引の「ASP受発注システム」「ASP規格書システム」「ASP商談システム」「ASP受注・営業システム」「クラウドサービス」を提供している。月額システム使用料収入が収益柱のストック型収益モデルだ。

 14年6月末時点の「FOODS info Mart」利用企業数(海外事業を除く)は、13年12月末比1570社増加して3万5772社(売り手企業が同1364社増加して2万8621社、買い手企業が同206社増加して7151社)となった。電話やFAXからWebに切り替えて受発注する企業・店舗が着実に増加している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:31 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】フォーカスシステムズは13年11月高値に接近、再動意のタイミング

 システム構築・運用のフォーカスシステムズ<4662>(JQS)の株価は7月中旬に動意付いた。7月17日に729円を付けて2月戻り高値708円を突破し、さらに7月29日には797円まで上伸して13年11月の高値858円に接近した。その後は利益確定売りで700円近辺まで反落したが、強基調の形であり、目先的な過熱感が解消して再動意のタイミングだろう。指標面の割安感も支援材料だ。

 公共関連・民間関連のシステム構築・保守・運用・管理サービスを主力として、セキュリティ機器関連事業も展開している。顧客別に見るとNTTデータ<9613>関連、日本IBM関連を主要顧客としている。また民間関連事業では従来の関東圏・近畿圏に加えて、東海圏にも拠点展開して営業を強化している。

 7月8日には、内田洋行<8057>と、同社が開発した統合型ERPパッケージ「スーパーカクテルイノーヴァ」の販売代理店契約を締結し、同製品の販売と導入サービスの提供を開始したと発表している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:28 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】神鋼商事は高値更新の展開で08年9月以来の水準、上値追い

 鉄鋼・非鉄金属関連商社の神鋼商事<8075>(東1)の株価は高値更新の展開となった。6月16日に245円を付けて14年1月高値243円を突破した。そして6月23日に255円、7月28日には256円まで上値を伸ばした。08年9月以来の高値水準だ。指標面の割安感も支援材料であり、今期(15年3月期)好業績見通し評価して上値追いの展開だろう。

 鉄鋼製品、鉄鋼原料、非鉄金属、機械・情報、溶接材料・機器などを扱う商社である。13年6月発表の中期経営計画(14年3月期〜16年3月期)では、数値目標として16年3月期の売上高1兆円、経常利益90億円、海外取引比率40%以上を掲げている。神戸製鋼所<5406>グループの中核となるグローバル商社を目指して、グローバルビジネス展開を加速させる方針だ。

 14年3月には、メキシコにおける線材二次加工拠点(冷間圧造用鋼線製造・販売)としての合弁会社設立について、当社、神戸製鋼所、メタルワン、大阪精工、米Republic Steelの5社共同で検討を開始すると発表した。15年半ばの稼動を目指して事業計画に関する協議・検討を行う。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:25 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】山田コンサルティンググループは1月高値突破して07年7月以来の3000円台乗せ

 経営・財務・M&Aなど各種コンサルティング事業を展開する山田コンサルティンググループ<4792>(JQS)の株価は、3月安値1897円から反発して強基調に転換し、7月中旬以降は上げ足を速めて高値更新の展開だ。7月24日に2768円を付けて1月高値2690円を突破し、7月28日には3040円まで上値を伸ばした。07年7月以来の3000円台だ。高配当利回りや自己株式取得も支援材料であり、中期成長力を評価して上値追いの展開だろう。

 各種コンサルティング事業を展開するグループの純粋持株会社である。山田ビジネスコンサルティングの経営コンサルティング事業(経営・財務・企業再生・事業承継・M&A支援・資本政策などのコンサルティング)、山田FASの資本・株式・株主に関するコンサルティング事業(バリュエーション業務、M&A・企業再編の財務アドバイザイリー業務、上場支援業務、中堅中小企業対応M&A関連業務など)、山田不動産コンサルティングの不動産コンサルティング事業(不動産有効活用などのコンサルティング、不動産仲介、住宅販売仲介など)、東京ファイナンシャルプランナーズのFP関連事業(FP資格取得講座・実務研修、相続手続サポート業務など)、キャピタルソリューションおよび投資事業有限責任組合の投資ファンド事業(事業承継ファンド)などを展開している。

 中期経営目標としてROE(株主資本当期純利益率)20%以上を掲げ、重点戦略としては、大手金融機関・証券会社・地方金融機関・提携会計事務所との連携強化、事業再生・事業承継を切り口とした中堅中小企業対応M&A関連業務の拡大、中国現地法人およびシンガポール支店を拠点とした中国・アジア展開の強化などを推進している。投資ファンド事業では、事業承継問題を抱えている優良な中堅・中小企業をターゲットとして、投資リスクを最小限に抑えながら投資案件を発掘している。
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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ジョルダンは水準切り上げの展開、5月高値試す

 経路検索ソフトのジョルダン<3710>(JQS)の株価は水準切り上げの展開が続いている。7月28日には695円まで急伸して5月27日の年初来高値707円に接近する場面があった。その後も660円〜680円近辺で堅調に推移している。今期(14年9月期)利益見通し再増額の可能性を評価する動きのようだ。強基調で5月高値を試す展開だろう。

 乗換案内事業(無料版「乗換案内」、有料サービス「乗換案内NEXT」「乗換案内Plus」、総合旅行サービス「乗換案内トラベル」、および広告、グルメ・運行情報サービスなど)を主力として、マルチメディア事業(電子出版・紙媒体出版、ニュース、教育、その他コンテンツ)や、その他事業(受託ソフトウェア開発、その他新サービス)も展開している。有料サービス「乗換案内NEXT」「乗換案内Plus」の14年3月末有料会員数は約52万人に達している。

 「移動に関するNO.1情報プロバイダー」を目指し、新サービス開発や機能充実に向けてM&Aやアライアンス戦略も積極活用している。12年9月にグルメぴあネットワークを子会社化(13年4月吸収合併)し、12年11月にはネット旅行販売・情報提供のイーツアーを子会社化した。一方ではマルチメディア事業で不採算事業からの撤退を進めるとともに、新たな採算事業を模索している。
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