化学機械メーカーの巴工業<6309>(東1)の株価は、5月20日の直近安値から反発の動きを強めている。2月安値を割り込まずに反発して調整が一巡したようだ。今期(14年10月期)増収増益見通しや低PBRを評価して出直り展開だろう。第2四半期累計(13年11月〜14年4月)の業績発表が接近して期待感が高まる可能性もありそうだ。
遠心分離機械を中心とする機械製造販売事業、合成樹脂や化学工業薬品などを中心とする化学工業製品販売事業を2本柱としている。中国ではコンパウンド加工事業も展開し、13年11月には中国の連結子会社・星科工程塑料に対するテクノポリマーおよび日本カラリングの出資持分をすべて譲り受けた。両社との資本・業務提携を解消し、当社主導で収益を立て直す方針だ。
13年12月に策定した中期経営計画「Target2016」では、経営目標値として16年10月期売上高475億円、営業利益25億80百万円、経常利益26億円、純利益16億円、ROE6.3%、ROA4.4%を掲げている。重点戦略としては、北米市場、南米市場、東南アジア市場を中心とする海外売上高の拡大に加えて、機械事業ではエネルギー分野への参入、化学品事業では二次電池やパワー半導体向け商材の開拓に取り組むとしている。
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(05/30)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】巴工業は調整一巡感、今期増収増益見通し評価で出直り
(05/30)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】東洋ドライルーブは調整一巡して反発のタイミング、低PER・低PBRを評価
(05/30)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】鴻池運輸はIPO直後の13年3月高値に接近、上値追い
(05/30)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ティー・ワイ・オーは下値固め完了して出直り、7月の高配当利回りも注目
(05/30)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インテリジェントウェイブは来期(15年6月期)の収益改善期待で出直り
(05/29)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】寿スピリッツは自律調整一巡、今期増収増益を評価して上値追い
(05/29)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エスアールジータカミヤは上放れのタイミング、今期増収増益を評価
(05/29)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ピックルスコーポレーションは急反発して戻り歩調、13年11月高値を目指す
(05/29)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エストラストは下値固め完了感、15年2月期好業績を見直し反発
(05/29)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】うかいは下値固め完了感、今期営業増益評価で反発のタイミング
(05/29)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】パイプドビッツは戻り一服の形だが、出直りの流れに変化なし
(05/28)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】カーリットHDは5月直近安値から反発して下値固め完了、割安感も支援材料に出直り
(05/28)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】チムニーは急伸後の自律調整一巡感、親会社との連携強化も期待して4月高値試す
(05/28)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ソーバルはモミ合い上放れのタイミング、好業績を評価
(05/28)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ANAPは5月安値から急反発、底打ちの可能性
(05/28)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】山下医科器械は増額修正を好感して急伸、13年5月高値目指す
(05/28)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ノアは5月19日安値から急反発、一旦は底打ちの可能性
(05/28)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ネットワークバリューは急反発、当社株式の買付けが刺激材料
(05/28)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】キーウェアソリューションズは底打ち、今期収益改善を評価して出直り
(05/28)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】日本アジアグループは底打ち感、中期成長力を評価して出直り
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2014年05月30日
【アナリスト水田雅展の銘柄分析】巴工業は調整一巡感、今期増収増益見通し評価で出直り
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:33
| アナリスト銘柄分析
【アナリスト水田雅展の銘柄分析】東洋ドライルーブは調整一巡して反発のタイミング、低PER・低PBRを評価
ドライルーブ製品コーティング加工の東洋ドライルーブ<4976>(JQS)の株価は、地合い悪化も影響して水準を切り下げたが、1500円近辺の下値支持線に到達して調整一巡感を強めている。今期(14年9月期)の営業利益見通しに増額の可能性があり、低PERと低PBRも評価して反発のタイミングだろう。
ドライルーブ(固体皮膜潤滑剤)製品のコーティング加工を主力として、その他事業ではナノカーボン製品の製造販売も展開している。ドライルーブとは二硫化モリブデン、フッ素樹脂、グラファイトなどの潤滑物質と各種特殊バインダーをハイブリッドに配合し、各種溶剤または水に分散させた有機結合型の多機能皮膜である。耐摩耗性に優れているため自動車機器、デジタル家電、デジタルカメラなどの駆動伝達部で、オイルやグリースなどの液体潤滑剤を使用できない部位にコーティング皮膜として使用される。中期成長に向けた事業戦略として新製品開発と、アジア地域を中心としたグローバル展開を推進している。
5月9日に発表した今期(14年6月期)第3四半期累計(7月〜3月)の連結業績は、売上高が前年同期比12.3%増の39億81百万円、営業利益が同15.5%増の3億36百万円、経常利益が同24.9%減の3億49百万円、純利益が同24.8%減の1億92百万円だった。経常利益と純利益は営業外収益での外貨建て資産為替評価益の減少で減益だったが、主力のドライルーブ・コーティング加工の好調が牽引して2桁増収となり、2桁営業増益だった。
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ドライルーブ(固体皮膜潤滑剤)製品のコーティング加工を主力として、その他事業ではナノカーボン製品の製造販売も展開している。ドライルーブとは二硫化モリブデン、フッ素樹脂、グラファイトなどの潤滑物質と各種特殊バインダーをハイブリッドに配合し、各種溶剤または水に分散させた有機結合型の多機能皮膜である。耐摩耗性に優れているため自動車機器、デジタル家電、デジタルカメラなどの駆動伝達部で、オイルやグリースなどの液体潤滑剤を使用できない部位にコーティング皮膜として使用される。中期成長に向けた事業戦略として新製品開発と、アジア地域を中心としたグローバル展開を推進している。
5月9日に発表した今期(14年6月期)第3四半期累計(7月〜3月)の連結業績は、売上高が前年同期比12.3%増の39億81百万円、営業利益が同15.5%増の3億36百万円、経常利益が同24.9%減の3億49百万円、純利益が同24.8%減の1億92百万円だった。経常利益と純利益は営業外収益での外貨建て資産為替評価益の減少で減益だったが、主力のドライルーブ・コーティング加工の好調が牽引して2桁増収となり、2桁営業増益だった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:26
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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】鴻池運輸はIPO直後の13年3月高値に接近、上値追い
総合物流の鴻池運輸<9025>(東1)の株価は水準を切り上げて、IPO直後の13年3月高値に接近している。今期(15年3月期)増収増益見通しや指標面の割安感を評価して上値追いの展開だろう。
1880年創業、1945年設立の総合物流企業で、13年3月東証1部市場に新規上場した。環境関連、医療関連、定温物流など、強みを持つ10分野を中心に構内作業・流通加工・輸送などを組み合わせた総合ソリューションを提供している。
中期経営計画では、基軸分野として鉄鋼関連と食品関連、次世代中核事業分野として医療関連、ファッション&アパレル関連、空港関連、定温物流関連を強化する方針を打ち出し、目標数値として18年3月期売上高3000億円、営業利益150億円、ROE8.7%、そして創業140周年の21年3月期売上高3500億円、営業利益200億円、ROE9.6%を掲げている。
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1880年創業、1945年設立の総合物流企業で、13年3月東証1部市場に新規上場した。環境関連、医療関連、定温物流など、強みを持つ10分野を中心に構内作業・流通加工・輸送などを組み合わせた総合ソリューションを提供している。
中期経営計画では、基軸分野として鉄鋼関連と食品関連、次世代中核事業分野として医療関連、ファッション&アパレル関連、空港関連、定温物流関連を強化する方針を打ち出し、目標数値として18年3月期売上高3000億円、営業利益150億円、ROE8.7%、そして創業140周年の21年3月期売上高3500億円、営業利益200億円、ROE9.6%を掲げている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:23
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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ティー・ワイ・オーは下値固め完了して出直り、7月の高配当利回りも注目
TV−CM制作大手のティー・ワイ・オー<4358>(東1)の株価は、3月安値から切り返して下値固め完了感を強めている。今期(14年7月期)増収増益見通しを評価して出直り展開だろう。7月期末一括で3%台の高配当利回りも注目点であり、6月11日予定の第3四半期累計(13年8月〜14年4月)業績発表が接近して期待感が高まる可能性もありそうだ。
広告代理店向けのTV−CM企画・制作事業を主力として、WEB広告やプロモーションメディア広告の企画・制作などマーケティング・コミュニケーション事業も展開している。
13年9月に発表した新中期経営計画では、目標数値として16年7月期売上高320億円、営業利益21億50百万円を掲げ、株主還元として配当性向25%以上と株主優待の継続的実施の方針を示している。海外展開は「ASEAN+インド」でのクリエイティブ企業のネットワーク構築を目指し、現地の独立系エージェンシーに対するM&Aを検討している。
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広告代理店向けのTV−CM企画・制作事業を主力として、WEB広告やプロモーションメディア広告の企画・制作などマーケティング・コミュニケーション事業も展開している。
13年9月に発表した新中期経営計画では、目標数値として16年7月期売上高320億円、営業利益21億50百万円を掲げ、株主還元として配当性向25%以上と株主優待の継続的実施の方針を示している。海外展開は「ASEAN+インド」でのクリエイティブ企業のネットワーク構築を目指し、現地の独立系エージェンシーに対するM&Aを検討している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:20
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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インテリジェントウェイブは来期(15年6月期)の収益改善期待で出直り
システム開発のインテリジェントウェイブ<4847>(JQS)の株価は安値圏でのボックス展開だったが、足元ではレンジ下限から反発の動きを強めている。今期(14年6月期)利益見通しを減額修正したが、主力事業での不採算プロジェクト発生の影響が一巡して、来期(15年6月期)は一段の収益改善が期待される。出直り展開だろう。
大日本印刷<7912>の連結子会社で、金融機関向けカードビジネスのフロント業務、システムソリューション業務、セキュリティシステム業務、その他業務(パッケージ製品販売などの新規事業分野)を展開している。クレジットカード会社、ネット銀行、証券会社など金融関連のシステム開発受託・保守サービスが収益柱だ。
中期的には、マイナンバー制度導入に伴う開発案件などの受注増加が期待され、フロント業務関連から精算システムなどの基幹業務関連への領域拡大、ビッグデータ関連への参入なども目指している。14年2月にはジーフィー(GIFI)と個人投資家向け次世代オンライントレードシステム分野で業務提携した。
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大日本印刷<7912>の連結子会社で、金融機関向けカードビジネスのフロント業務、システムソリューション業務、セキュリティシステム業務、その他業務(パッケージ製品販売などの新規事業分野)を展開している。クレジットカード会社、ネット銀行、証券会社など金融関連のシステム開発受託・保守サービスが収益柱だ。
中期的には、マイナンバー制度導入に伴う開発案件などの受注増加が期待され、フロント業務関連から精算システムなどの基幹業務関連への領域拡大、ビッグデータ関連への参入なども目指している。14年2月にはジーフィー(GIFI)と個人投資家向け次世代オンライントレードシステム分野で業務提携した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:16
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2014年05月29日
【アナリスト水田雅展の銘柄分析】寿スピリッツは自律調整一巡、今期増収増益を評価して上値追い
菓子製造販売の寿スピリッツ<2222>(東2)の株価は、5月16日に付けた上場来高値から利益確定売りで一旦反落したが、早くも自律調整が一巡して再動意の構えのようだ。今期(15年3月期)増収増益見通しを評価して上値追いの展開だろう。
山陰地区中心に「因幡の白うさぎ」ブランドなどを展開する寿製菓、北海道中心に「ルタオ」ブランドを展開するケイシイシイ、首都圏中心に洋菓子を多ブランド展開するシュクレイ、九州中心に「赤い風船」ブランドを展開する九十九島グループ、関西中心に「遊月亭」ブランドを展開する但馬寿、そして販売子会社(東海地区3社、中国・九州地区4社、関西地区2社)などの地域事業会社を傘下に置き、地域限定ブランド菓子を製造・販売している。製造卸から製造小売に事業モデルを転換して高収益化を推進し、駅・空港・高速道路など交通機関チャネルの出店・販売比率が高いことも特徴だ。
企業ビジョンとして、全国各地のお菓子のオリジナルブランドとショップブランドを創造する「お菓子の総合プロデューサー」を掲げ、新商品・新業態・新ブランド創り、新ビジネス開発、海外展開を推進している。経営目標指標は売上高経常利益率20%としている。新業態展開では、ケイシイシイがスイーツ専門店「グラッシェル」、九十九島グループがフレンチトースト専門店「アイボリッシュ」を立ち上げて、首都圏への新規出店も加速している。また海外展開ではケイシイシイが台湾・台北市に海外初出店となるカフェ店「KONAYUKI」を立ち上げた。
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山陰地区中心に「因幡の白うさぎ」ブランドなどを展開する寿製菓、北海道中心に「ルタオ」ブランドを展開するケイシイシイ、首都圏中心に洋菓子を多ブランド展開するシュクレイ、九州中心に「赤い風船」ブランドを展開する九十九島グループ、関西中心に「遊月亭」ブランドを展開する但馬寿、そして販売子会社(東海地区3社、中国・九州地区4社、関西地区2社)などの地域事業会社を傘下に置き、地域限定ブランド菓子を製造・販売している。製造卸から製造小売に事業モデルを転換して高収益化を推進し、駅・空港・高速道路など交通機関チャネルの出店・販売比率が高いことも特徴だ。
企業ビジョンとして、全国各地のお菓子のオリジナルブランドとショップブランドを創造する「お菓子の総合プロデューサー」を掲げ、新商品・新業態・新ブランド創り、新ビジネス開発、海外展開を推進している。経営目標指標は売上高経常利益率20%としている。新業態展開では、ケイシイシイがスイーツ専門店「グラッシェル」、九十九島グループがフレンチトースト専門店「アイボリッシュ」を立ち上げて、首都圏への新規出店も加速している。また海外展開ではケイシイシイが台湾・台北市に海外初出店となるカフェ店「KONAYUKI」を立ち上げた。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:38
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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エスアールジータカミヤは上放れのタイミング、今期増収増益を評価
建設用仮設機材のエスアールジータカミヤ<2445>(東2)の株価は、1月高値から反落後はやや上値が重くなり、高値圏でのボックス展開が続いている。ただし足元では煮詰まり感を強めている。今期(15年3月期)増収増益見通しを評価して上放れのタイミングだろう。
建築・土木・橋梁用仮設機材や、子会社ホリーの太陽光パネル設置架台などの販売・レンタル事業を展開している。戦略商品として、施工性に優れて作業環境改善・作業効率向上につながる次世代足場「Iq(アイ・キュー)システム」の拡販を推進している。14年4月には土木・建築用仮設資材のアサヒ工業(大阪市)を子会社化した。同社が豊富な実績を持つ海洋土木・港湾分野への事業展開でシナジー効果を高める方針だ。
5月9日に発表した前期(14年3月期)連結業績(13年11月8日に2回目の増額)は売上高が前々期比15.4%増の324億43百万円、営業利益が同90.1%増の30億51百万円、経常利益が同93.5%増の30億06百万円、純利益が同2.2倍の17億68百万円だった。建設工事増加を背景として需要が高水準に推移し、2回目の増額修正値を上回る大幅増収増益だった。配当予想は年間13円(第2四半期末5円、期末8円)とした。13年4月1日付けの株式2分割を考慮すると実質的に3円増配となる。
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建築・土木・橋梁用仮設機材や、子会社ホリーの太陽光パネル設置架台などの販売・レンタル事業を展開している。戦略商品として、施工性に優れて作業環境改善・作業効率向上につながる次世代足場「Iq(アイ・キュー)システム」の拡販を推進している。14年4月には土木・建築用仮設資材のアサヒ工業(大阪市)を子会社化した。同社が豊富な実績を持つ海洋土木・港湾分野への事業展開でシナジー効果を高める方針だ。
5月9日に発表した前期(14年3月期)連結業績(13年11月8日に2回目の増額)は売上高が前々期比15.4%増の324億43百万円、営業利益が同90.1%増の30億51百万円、経常利益が同93.5%増の30億06百万円、純利益が同2.2倍の17億68百万円だった。建設工事増加を背景として需要が高水準に推移し、2回目の増額修正値を上回る大幅増収増益だった。配当予想は年間13円(第2四半期末5円、期末8円)とした。13年4月1日付けの株式2分割を考慮すると実質的に3円増配となる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:34
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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ピックルスコーポレーションは急反発して戻り歩調、13年11月高値を目指す
漬物やキムチ製品の最大手ピックルスコーポレーション<2925>(JQS)の株価は、4月の直近安値圏から急反発して戻り歩調だ。野菜価格高騰という一過性要因のマイナス影響も一巡した。15年2月期増収増益見通しを評価して13年11月高値を目指す展開だろう。
漬物、浅漬・キムチ製品、惣菜など漬物製品の最大手メーカーである。主力の「ご飯がススムキムチ」シリーズのブランド力が大幅に向上し、独自研究の植物性乳酸菌「ピーネ12」を使用した「生きて腸まで届くピーネ乳酸菌キムチ」や「トマトキムチ」「ご飯がススムおかずのり」などの新製品投入、さらに成長市場である惣菜製品の商品開発も強化している。セブン&アイ・ホールディングス<3382>などの量販店・コンビニが主要取引先であり、ブランド力向上や新製品投入効果で中期成長期待は強い。
事業エリア拡大や供給能力増強に向けた動きも加速している。中・四国エリアでの事業拡大に向けて、広島新工場(ピックルスコーポレーション関西)が13年6月から製品出荷を開始した。また北海道エリアでの事業拡大に向けては、既存の食品工場を買い取った札幌新工場(ピックルスコーポレーション札幌)が14年6月稼働する。
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漬物、浅漬・キムチ製品、惣菜など漬物製品の最大手メーカーである。主力の「ご飯がススムキムチ」シリーズのブランド力が大幅に向上し、独自研究の植物性乳酸菌「ピーネ12」を使用した「生きて腸まで届くピーネ乳酸菌キムチ」や「トマトキムチ」「ご飯がススムおかずのり」などの新製品投入、さらに成長市場である惣菜製品の商品開発も強化している。セブン&アイ・ホールディングス<3382>などの量販店・コンビニが主要取引先であり、ブランド力向上や新製品投入効果で中期成長期待は強い。
事業エリア拡大や供給能力増強に向けた動きも加速している。中・四国エリアでの事業拡大に向けて、広島新工場(ピックルスコーポレーション関西)が13年6月から製品出荷を開始した。また北海道エリアでの事業拡大に向けては、既存の食品工場を買い取った札幌新工場(ピックルスコーポレーション札幌)が14年6月稼働する。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:30
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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エストラストは下値固め完了感、15年2月期好業績を見直し反発
山口県や福岡県を中心に展開する不動産デベロッパーのエストラスト<3280>(東マ)の株価は、新興市場の軟調ムードも影響して安値圏でモミ合う展開だが、下値固め完了感を強めている。消費増税後の反動影響が懸念されている可能性があるが、今期(15年2月期)の分譲マンション契約進捗率は高水準だ。好業績を見直して反発の動きが強まるだろう。
山口県や福岡県を地盤とする不動産デベロッパーである。一次取得ファミリー型の新築分譲マンション「オーヴィジョン」シリーズ、および新築戸建住宅「オーヴィジョンホーム」の不動産分譲事業を主力として、連結子会社トラストコミュニティが展開する「オーヴィジョン」マンション管理受託の不動産管理事業や不動産賃貸事業も強化している。14年3月には山口県内最大のオフィス街に立地する下関第一生命ビルディング(山口県下関市)を取得した。優良賃貸物件のポートフォリオ構築で事業収益を向上させる方針だ。
九州・山口エリアでのNO.1デベロッパーを目指し、福岡県および九州主要都市への進出加速、九州・山口エリアでのマンション年間供給500戸体制構築、山口県での戸建住宅年間供給100戸体制の構築、ストック型ビジネスとなる建物管理受託戸数の拡大、優良賃貸物件のポートフォリオ構築などを推進している。また重点エリアである福岡県での事業展開加速に向けて、13年6月には第三者割当増資によって、ふくおかフィナンシャルグループ<8354>傘下の福岡銀行との関係を強化している。
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山口県や福岡県を地盤とする不動産デベロッパーである。一次取得ファミリー型の新築分譲マンション「オーヴィジョン」シリーズ、および新築戸建住宅「オーヴィジョンホーム」の不動産分譲事業を主力として、連結子会社トラストコミュニティが展開する「オーヴィジョン」マンション管理受託の不動産管理事業や不動産賃貸事業も強化している。14年3月には山口県内最大のオフィス街に立地する下関第一生命ビルディング(山口県下関市)を取得した。優良賃貸物件のポートフォリオ構築で事業収益を向上させる方針だ。
九州・山口エリアでのNO.1デベロッパーを目指し、福岡県および九州主要都市への進出加速、九州・山口エリアでのマンション年間供給500戸体制構築、山口県での戸建住宅年間供給100戸体制の構築、ストック型ビジネスとなる建物管理受託戸数の拡大、優良賃貸物件のポートフォリオ構築などを推進している。また重点エリアである福岡県での事業展開加速に向けて、13年6月には第三者割当増資によって、ふくおかフィナンシャルグループ<8354>傘下の福岡銀行との関係を強化している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:25
| アナリスト銘柄分析
【アナリスト水田雅展の銘柄分析】うかいは下値固め完了感、今期営業増益評価で反発のタイミング
高級料理店うかい<7621>(JQS)の株価は、3月期末の配当権利落ちなどで急反落した後、4月以降は安値圏でモミ合う展開だ。消費増税の影響が懸念されている可能性もありそうだが、大きく下押す動きは見られず足元では下値固め完了感を強めている。今期(15年3月期)増収営業増益見通しを評価して反発のタイミングだろう。
飲食事業(高級和食・洋食店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。新たな成長ステージに向けた戦略として、サービス向上のための人材育成、製菓工房「アトリエうかい」の多面展開、和食店のお土産品強化、新業態の出店、海外企業との業務提携などを推進している。
14年4月には、国内で4年ぶりの新店となる新業態の割烹料理店「銀座kappou ukai(呼称:割烹うかい)」をオープンした。また海外は13年5月に、台湾・高雄市FIHリージェントグループホテル内レストランのコンサルティング契約を締結して海外初出店を決定した。16年のオープンに向けて準備を進めている。
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飲食事業(高級和食・洋食店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。新たな成長ステージに向けた戦略として、サービス向上のための人材育成、製菓工房「アトリエうかい」の多面展開、和食店のお土産品強化、新業態の出店、海外企業との業務提携などを推進している。
14年4月には、国内で4年ぶりの新店となる新業態の割烹料理店「銀座kappou ukai(呼称:割烹うかい)」をオープンした。また海外は13年5月に、台湾・高雄市FIHリージェントグループホテル内レストランのコンサルティング契約を締結して海外初出店を決定した。16年のオープンに向けて準備を進めている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:17
| アナリスト銘柄分析
【アナリスト水田雅展の銘柄分析】パイプドビッツは戻り一服の形だが、出直りの流れに変化なし
情報資産プラットフォーム事業のパイプドビッツ<3831>(東1)の株価は足元で戻り一服の形となったが、3月安値圏まで下押す動きは見られず下値も限定的だ。今期(15年2月期)大幅増益見通しであり、3月安値で底打ちして出直りの流れに変化はないだろう。
国内最大規模の情報資産プラットフォーム「スパイラル」を基盤として、情報資産プラットフォーム事業(データ管理などのクラウドサービス提供)、広告事業(アフィリエイトASP一括管理サービス「スパイラルアフィリエイト」など)、およびソリューション事業(ネット広告制作、アパレル・ファッションに特化したECサイト構築・運営受託、子会社ペーパーレススタジオジャパンのBIMコンサルティング事業など)を展開している。
主力の情報資産プラットフォーム事業では政治・選挙関連、アパレル・ファッション関連、美容関連、会計関連、人事考課・採用関連、薬剤・医療材料関連、地域密着型SNS関連、自治体広報関連、建築情報関連などに事業領域を広げている。14年3月には情報資産プラットフォームの機能強化・拡充に向けて、ASP/SaaS型コールセンタープラットフォームサービス「BizBase」を提供するアズベイスを完全子会社化した。ソリューション事業のECサイト構築・運営受託もネット通販市場拡大が追い風だ。
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国内最大規模の情報資産プラットフォーム「スパイラル」を基盤として、情報資産プラットフォーム事業(データ管理などのクラウドサービス提供)、広告事業(アフィリエイトASP一括管理サービス「スパイラルアフィリエイト」など)、およびソリューション事業(ネット広告制作、アパレル・ファッションに特化したECサイト構築・運営受託、子会社ペーパーレススタジオジャパンのBIMコンサルティング事業など)を展開している。
主力の情報資産プラットフォーム事業では政治・選挙関連、アパレル・ファッション関連、美容関連、会計関連、人事考課・採用関連、薬剤・医療材料関連、地域密着型SNS関連、自治体広報関連、建築情報関連などに事業領域を広げている。14年3月には情報資産プラットフォームの機能強化・拡充に向けて、ASP/SaaS型コールセンタープラットフォームサービス「BizBase」を提供するアズベイスを完全子会社化した。ソリューション事業のECサイト構築・運営受託もネット通販市場拡大が追い風だ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:12
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2014年05月28日
【アナリスト水田雅展の銘柄分析】カーリットHDは5月直近安値から反発して下値固め完了、割安感も支援材料に出直り
カーリットホールディングス<4275>(東1)の株価は、5月16日の直近安値から反発の動きを強めている。2月安値水準まで調整することなく下値固めが完了したようだ。指標面の割安感も支援材料であり、調整が一巡して出直り展開だろう。
日本カーリットが純粋持株会社を設立して13年10月東証1部市場に上場した。化学品事業部門(産業用爆薬、緊急保安炎筒・信号炎管、危険性評価試験受託、化成品関連、電子材料・機能性材料関連など)を主力として、ボトリング事業部門、産業用部材事業部門(半導体用シリコンウェーハ、研削材、耐火・耐熱金物など)を展開している。
自動車用緊急保安炎筒の国内市場シェアは約8〜9割と想定される。ボトリング事業は伊藤園<2593>向けが主力で、半導体用シリコンウェーハ事業は小口径4〜6インチのニッチ市場を主力としている。海外は中国・上海、シンガポールに展開している。
中期経営計画「飛躍500」では「事業領域の拡大、市場の拡大、シェアの拡大という3つの拡大戦略により売上高500億円の化学会社への成長」を基本方針として、グループ収益基盤と総合力強化に向けたM&A戦略を積極展開して事業を多様化してきた。13年10月には一級建築士事務所の総合設計を子会社化して、上下水道・排水処理施設設計分野に進出した。14年2月には東洋発條工業を子会社化した。自動車・建設機械向けを中心とした各種スプリング製造・販売分野に事業展開し、耐火・耐熱金物の並田機工などと合わせた産業用部材事業部門を新たな収益の柱とする。
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日本カーリットが純粋持株会社を設立して13年10月東証1部市場に上場した。化学品事業部門(産業用爆薬、緊急保安炎筒・信号炎管、危険性評価試験受託、化成品関連、電子材料・機能性材料関連など)を主力として、ボトリング事業部門、産業用部材事業部門(半導体用シリコンウェーハ、研削材、耐火・耐熱金物など)を展開している。
自動車用緊急保安炎筒の国内市場シェアは約8〜9割と想定される。ボトリング事業は伊藤園<2593>向けが主力で、半導体用シリコンウェーハ事業は小口径4〜6インチのニッチ市場を主力としている。海外は中国・上海、シンガポールに展開している。
中期経営計画「飛躍500」では「事業領域の拡大、市場の拡大、シェアの拡大という3つの拡大戦略により売上高500億円の化学会社への成長」を基本方針として、グループ収益基盤と総合力強化に向けたM&A戦略を積極展開して事業を多様化してきた。13年10月には一級建築士事務所の総合設計を子会社化して、上下水道・排水処理施設設計分野に進出した。14年2月には東洋発條工業を子会社化した。自動車・建設機械向けを中心とした各種スプリング製造・販売分野に事業展開し、耐火・耐熱金物の並田機工などと合わせた産業用部材事業部門を新たな収益の柱とする。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:45
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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】チムニーは急伸後の自律調整一巡感、親会社との連携強化も期待して4月高値試す
大手居酒屋チェーンのチムニー<3178>(東1)の株価は急伸後の反動調整局面だが、足元では自律調整一巡感を強めている。投資ファンドの保有株移動による需給面での安心感に加えて、親会社となったやまや<9994>や第2位株主となったアサヒビールとの連携強化の効果も期待され、再動意で4月高値を試す展開だろう。
売上高が業界5位規模の居酒屋チェーンで、漁業などの一次産業、食材加工などの二次産業、店舗で商品を提供する三次産業まで一括管理する「飲食業の六次産業化」に向けた取り組みを強化している。仕入れ面では子会社の魚鮮水産が愛媛県で漁業権を保有し、13年には新たに2つの買参権を取得した。
飲食事業では、居酒屋業態「はなの舞」「さかなや道場」などを直営とFCで展開し、13年5月に1号店を出店した軍鶏(しゃも)をメインとする新業態「龍馬軍鶏農場」を14年までに50店舗出店する計画だ。13年7月に新業態を推進する子会社「めっちゃ魚が好き」を設立、13年8月には「豊丸」「鶴金」など9店舗の事業を譲り受けた。子会社の紅フーズコーポレーションは「新橋やきとん」13店舗を運営している。
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売上高が業界5位規模の居酒屋チェーンで、漁業などの一次産業、食材加工などの二次産業、店舗で商品を提供する三次産業まで一括管理する「飲食業の六次産業化」に向けた取り組みを強化している。仕入れ面では子会社の魚鮮水産が愛媛県で漁業権を保有し、13年には新たに2つの買参権を取得した。
飲食事業では、居酒屋業態「はなの舞」「さかなや道場」などを直営とFCで展開し、13年5月に1号店を出店した軍鶏(しゃも)をメインとする新業態「龍馬軍鶏農場」を14年までに50店舗出店する計画だ。13年7月に新業態を推進する子会社「めっちゃ魚が好き」を設立、13年8月には「豊丸」「鶴金」など9店舗の事業を譲り受けた。子会社の紅フーズコーポレーションは「新橋やきとん」13店舗を運営している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:29
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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ソーバルはモミ合い上放れのタイミング、好業績を評価
ソフト開発技術者派遣のソーバル<2186>(JQS)の株価は小動きのモミ合い展開だが、徐々に下値を切り上げている。今期(15年2月期)好業績見通しを評価してモミ合い上放れのタイミングだろう。なお6月30日に第1四半期(3月〜5月)の業績発表を予定している。
ソフト開発技術者分野のエンジニアリング事業(ソフトウェア・ハードウェアのエンジニア派遣および受託開発)、その他事業(RFID製品・システムの開発・販売など)を展開している。
前期(14年2月期)の顧客別構成比はキヤノン<7751>グループが約66%を占め、ソニー<6758>グループが約10%、富士通<6702>グループが約9%、NTT<9432>グループが約4%と続いている。優良な大口顧客を抱えていることが特徴だ。12年9月にオムロン<6645>向けが主力のモバイルコンピューティングテクノロジーズ(現MCTEC)を子会社化するなど、顧客や分野の多様化も進めている。
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ソフト開発技術者分野のエンジニアリング事業(ソフトウェア・ハードウェアのエンジニア派遣および受託開発)、その他事業(RFID製品・システムの開発・販売など)を展開している。
前期(14年2月期)の顧客別構成比はキヤノン<7751>グループが約66%を占め、ソニー<6758>グループが約10%、富士通<6702>グループが約9%、NTT<9432>グループが約4%と続いている。優良な大口顧客を抱えていることが特徴だ。12年9月にオムロン<6645>向けが主力のモバイルコンピューティングテクノロジーズ(現MCTEC)を子会社化するなど、顧客や分野の多様化も進めている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:26
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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ANAPは5月安値から急反発、底打ちの可能性
レディス向けカジュアル衣料・雑貨のANAP<3189>(JQS)の株価は、今期(14年8月期)の減額修正も嫌気して軟調展開が続いたが、5月21日の安値から急反発の動きとなった。今期の収益悪化を織り込んで底打ちした可能性があり、反発局面となりそうだ。
10代半ば〜20代を中心に幅広い年齢層から支持されているレディス向けカジュアル衣料・雑貨「ANAP(アナップ)」を基幹ブランドとして、特徴の異なるサブブランドも並行展開している。ブランド認知度の高さ、新鮮な品揃え、多品種・小ロット販売などを特徴としている。
販売は、全国のショッピングセンターなどに出店する店舗販売、自社ECサイト「ANAPオンラインショップ」でのネット販売、全国のセレクトショップ向け卸売販売を展開している。前期(13年8月期)の事業別売上構成比は店舗販売66%、ネット販売26%、卸売販売8%で、ブランド別売上構成比はレディスカジュアル78%、キッズ・ジュニア18%、雑貨・メンズ4%である。なお店舗販売は14年2月末時点で全国94店舗を展開している。
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10代半ば〜20代を中心に幅広い年齢層から支持されているレディス向けカジュアル衣料・雑貨「ANAP(アナップ)」を基幹ブランドとして、特徴の異なるサブブランドも並行展開している。ブランド認知度の高さ、新鮮な品揃え、多品種・小ロット販売などを特徴としている。
販売は、全国のショッピングセンターなどに出店する店舗販売、自社ECサイト「ANAPオンラインショップ」でのネット販売、全国のセレクトショップ向け卸売販売を展開している。前期(13年8月期)の事業別売上構成比は店舗販売66%、ネット販売26%、卸売販売8%で、ブランド別売上構成比はレディスカジュアル78%、キッズ・ジュニア18%、雑貨・メンズ4%である。なお店舗販売は14年2月末時点で全国94店舗を展開している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:20
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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】山下医科器械は増額修正を好感して急伸、13年5月高値目指す
医療機器商社の山下医科器械<3022>(東1)の株価は、5月16日発表の今期(14年5月期)業績・配当予想の増額修正を好感して急伸した。強基調に転換して13年5月高値を目指す展開だろう。
九州を地盤とする医療機器商社である。医療機器の販売・メンテナンス、医療材料・消耗品などの販売を主力として、子会社イーピーメディックは整形インプラントを製造販売している。九州最大の需要地である福岡県での市場シェア拡大を最重点戦略として、医療機関向けSPD(病院医療材料管理業務)の契約施設数増加に対応するため13年7月に福岡SPDセンターを新設し、鳥栖SPDセンターとの2拠点体制とした。
13年12月に判明した従業員による不正行為に関して、2月28日に独立行政法人国立病院機構から指名停止および一般競争参加資格降格の処分を受けた。当該処分の対象となる施設の前期(13年5月期)売上高は全社売上高の1割強である。そして4月17日には「再発防止策実施状況(その1)」、5月16日には「再発防止策実施状況(その2)」を発表している。再発防止と信頼回復に向けて、実施状況については今後も随時報告するとしている。
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九州を地盤とする医療機器商社である。医療機器の販売・メンテナンス、医療材料・消耗品などの販売を主力として、子会社イーピーメディックは整形インプラントを製造販売している。九州最大の需要地である福岡県での市場シェア拡大を最重点戦略として、医療機関向けSPD(病院医療材料管理業務)の契約施設数増加に対応するため13年7月に福岡SPDセンターを新設し、鳥栖SPDセンターとの2拠点体制とした。
13年12月に判明した従業員による不正行為に関して、2月28日に独立行政法人国立病院機構から指名停止および一般競争参加資格降格の処分を受けた。当該処分の対象となる施設の前期(13年5月期)売上高は全社売上高の1割強である。そして4月17日には「再発防止策実施状況(その1)」、5月16日には「再発防止策実施状況(その2)」を発表している。再発防止と信頼回復に向けて、実施状況については今後も随時報告するとしている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:16
| アナリスト銘柄分析
【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ノアは5月19日安値から急反発、一旦は底打ちの可能性
LED照明機器商社のノア<3383>(名セ)の株価は軟調展開が続いたが、急落して付けた5月19日安値から急反発の動きを強めている。一旦は底打ちした可能性があるだろう。
LED照明機器の販売を主力として、太陽光パネルなど環境商材の販売も展開している。主力のLED照明機器事業では、得意とする高所照明市場で街路灯や防犯灯など官公庁入札案件への取り組みを強化している。
5月14日に発表した今期(14年6月期)第3四半期累計(7月〜3月)の業績(非連結)は売上高が前年同期比30.8%減の1億72百万円、営業利益が54百万円の赤字(前年同期は65百万円の赤字)、経常利益が55百万円の赤字(同66百万円の赤字)、純利益が57百万円の赤字(同42百万円の赤字)だった。
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LED照明機器の販売を主力として、太陽光パネルなど環境商材の販売も展開している。主力のLED照明機器事業では、得意とする高所照明市場で街路灯や防犯灯など官公庁入札案件への取り組みを強化している。
5月14日に発表した今期(14年6月期)第3四半期累計(7月〜3月)の業績(非連結)は売上高が前年同期比30.8%減の1億72百万円、営業利益が54百万円の赤字(前年同期は65百万円の赤字)、経常利益が55百万円の赤字(同66百万円の赤字)、純利益が57百万円の赤字(同42百万円の赤字)だった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:13
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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ネットワークバリューは急反発、当社株式の買付けが刺激材料
ネットワーク関連製品のネットワークバリューコンポネンツ<3394>(東マ)の株価は安値圏から急反発している。5月21日に発表した有限会社シークスによる当社株式の買付けが刺激材料となったようだ。目先的には乱高下の可能性もあるが、強基調に転換して出直り展開だろう。
情報通信ネットワーク関連製品の輸入販売・運用・保守事業(ネットワークソリューション事業およびネットワークサービス事業)を展開している。クラウド関連、モバイル関連、セキュリティ関連、サービス関連などを重点分野として海外の先端技術を開拓し、国内を代表するIT先進企業へ最適なソリューションとして提供している。ライセンス収入や保守・運用などの売上構成比が高く、ストック型の収益構造であることも特徴だ。
13年8月には米ニクサン社のネットワーク監視ソリューション製品に関する販売代理店契約、13年10月にはカナダのノビフロー社が開発したオープンフロー関連製品の国内独占販売代理店契約、14年1月にはモバイル用作業報告書自動作成アプリを提供するG−Smart社(東京都台東区)と販売代理店契約を締結した。アライアンス戦略では13年5月に新日鉄住金ソリューションズ<2327>と資本・業務提携した。
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情報通信ネットワーク関連製品の輸入販売・運用・保守事業(ネットワークソリューション事業およびネットワークサービス事業)を展開している。クラウド関連、モバイル関連、セキュリティ関連、サービス関連などを重点分野として海外の先端技術を開拓し、国内を代表するIT先進企業へ最適なソリューションとして提供している。ライセンス収入や保守・運用などの売上構成比が高く、ストック型の収益構造であることも特徴だ。
13年8月には米ニクサン社のネットワーク監視ソリューション製品に関する販売代理店契約、13年10月にはカナダのノビフロー社が開発したオープンフロー関連製品の国内独占販売代理店契約、14年1月にはモバイル用作業報告書自動作成アプリを提供するG−Smart社(東京都台東区)と販売代理店契約を締結した。アライアンス戦略では13年5月に新日鉄住金ソリューションズ<2327>と資本・業務提携した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:11
| アナリスト銘柄分析
【アナリスト水田雅展の銘柄分析】キーウェアソリューションズは底打ち、今期収益改善を評価して出直り
システム開発のキーウェアソリューションズ<3799>(東2)の株価は軟調展開が続いたが、5月20日安値から急反発した。売りが一巡して底打ちした可能性があり、今期(15年3月期)の収益改善を評価して出直り展開だろう。
システム受託開発事業(公共システム開発、ネットワークシステム開発)、経営とITの総合コンサルティング事業(システムインテグレーション、ITサービス、サポートサービス)、その他事業(機器販売など)を展開している。筆頭株主のNEC<6701>との連携によって医療分野や流通・サービス業分野へ事業領域を広げ、ERP関連やセキュリティ関連も強化している。
主要顧客はNECグループ向けが約4割を占め、NTT<9432>グループ、JR東日本<9020>グループ、三菱商事<8058>グループ、日本ヒューレット・パッカードなどが続いている。中期的には、マイナンバー制度(社会保障・税番号制度)の導入や、20年東京夏季五輪に向けたインフラ投資などで、情報サービス産業の受注拡大が期待されている。
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システム受託開発事業(公共システム開発、ネットワークシステム開発)、経営とITの総合コンサルティング事業(システムインテグレーション、ITサービス、サポートサービス)、その他事業(機器販売など)を展開している。筆頭株主のNEC<6701>との連携によって医療分野や流通・サービス業分野へ事業領域を広げ、ERP関連やセキュリティ関連も強化している。
主要顧客はNECグループ向けが約4割を占め、NTT<9432>グループ、JR東日本<9020>グループ、三菱商事<8058>グループ、日本ヒューレット・パッカードなどが続いている。中期的には、マイナンバー制度(社会保障・税番号制度)の導入や、20年東京夏季五輪に向けたインフラ投資などで、情報サービス産業の受注拡大が期待されている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:04
| アナリスト銘柄分析
【アナリスト水田雅展の銘柄分析】日本アジアグループは底打ち感、中期成長力を評価して出直り
社会インフラ関連やメガソーラー関連の日本アジアグループ<3751>(東マ)の株価は軟調展開が続いたが、5月19日に付けた安値から急反発して底打ち感を強めている。中期成長力や多彩なテーマ性を評価して出直り展開だろう。
インフラ・環境・エネルギー関連にグループ経営資源を集中し、空間情報コンサルティング事業(国際航業の防災・減災・社会インフラ関連事業)、グリーンプロパティ事業(土壌・地下水保全コンサルティング、戸建住宅・不動産関連、太陽光発電施設設計施工など)、グリーンエネルギー事業(欧州と国内での太陽光発電所開発・運営・売電事業)、ファイナンシャルサービス事業(日本アジア証券などの証券業)を展開している。
震災復興・防災・減災・社会インフラ更新関連、メガソーラー関連、環境・エネルギー関連などテーマ性は多彩である。傘下の国際航業は上下水道分野で13年6月にメタウォーター、13年11月に水道機工<6403>と業務提携し、14年2月にはAMEC Asiaと業務提携して除染業務における放射線計測技術を強化した。
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インフラ・環境・エネルギー関連にグループ経営資源を集中し、空間情報コンサルティング事業(国際航業の防災・減災・社会インフラ関連事業)、グリーンプロパティ事業(土壌・地下水保全コンサルティング、戸建住宅・不動産関連、太陽光発電施設設計施工など)、グリーンエネルギー事業(欧州と国内での太陽光発電所開発・運営・売電事業)、ファイナンシャルサービス事業(日本アジア証券などの証券業)を展開している。
震災復興・防災・減災・社会インフラ更新関連、メガソーラー関連、環境・エネルギー関連などテーマ性は多彩である。傘下の国際航業は上下水道分野で13年6月にメタウォーター、13年11月に水道機工<6403>と業務提携し、14年2月にはAMEC Asiaと業務提携して除染業務における放射線計測技術を強化した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:59
| アナリスト銘柄分析