[アナリスト銘柄分析]の記事一覧
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記事一覧 (05/28)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ネットワークバリューは急反発、当社株式の買付けが刺激材料
記事一覧 (05/28)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】キーウェアソリューションズは底打ち、今期収益改善を評価して出直り
記事一覧 (05/28)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】日本アジアグループは底打ち感、中期成長力を評価して出直り
記事一覧 (05/28)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アールテック・ウエノは急反発し底打ち感、中期成長力評価し出直り
記事一覧 (05/28)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】クリーク・アンド・リバー社は安値圏モミ合い上放れ、好業績で出直り
記事一覧 (05/28)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】京進は業績上振れの可能性支援材料に反発のタイミング
記事一覧 (05/28)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アルファは調整一巡感、14年8月期増額の可能性も評価して反発のタイミング
記事一覧 (05/28)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アドアーズは5月安値から切り返しの動き、反発のタイミング
記事一覧 (05/28)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】新日本建物は消費増税反動懸念を織り込んで反発のタイミング
記事一覧 (05/28)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】メディアフラッグは下値切り上げ、中期成長力を評価して出直り
記事一覧 (05/28)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】フランスベッドHDは下値固め完了感、反発のタイミング
記事一覧 (05/28)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】Jトラストは調整一巡して反発、積極的な業容拡大戦略を評価
記事一覧 (05/26)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ラクーンは急反発して底打ち感、中期成長力を評価して出直り
記事一覧 (05/26)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インテージHD安値から反発して底入れ感、好業績評価し出直り
記事一覧 (05/26)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】生化学工業は売り一巡して反発のタイミング
記事一覧 (05/26)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ケンコーマヨネーズは4月安値圏から出直り、1月高値目指す
記事一覧 (05/26)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エフティコミュニケーションズは大幅営業増益を評価して3月高値目指す
記事一覧 (05/26)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】日本マニュファクチャリングは急騰の反動調整一巡
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記事一覧 (05/26)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】テラは21日安値で底打ちの可能性、中期成長力を評価して出直り
2014年05月28日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ネットワークバリューは急反発、当社株式の買付けが刺激材料

 ネットワーク関連製品のネットワークバリューコンポネンツ<3394>(東マ)の株価は安値圏から急反発している。5月21日に発表した有限会社シークスによる当社株式の買付けが刺激材料となったようだ。目先的には乱高下の可能性もあるが、強基調に転換して出直り展開だろう。

 情報通信ネットワーク関連製品の輸入販売・運用・保守事業(ネットワークソリューション事業およびネットワークサービス事業)を展開している。クラウド関連、モバイル関連、セキュリティ関連、サービス関連などを重点分野として海外の先端技術を開拓し、国内を代表するIT先進企業へ最適なソリューションとして提供している。ライセンス収入や保守・運用などの売上構成比が高く、ストック型の収益構造であることも特徴だ。

 13年8月には米ニクサン社のネットワーク監視ソリューション製品に関する販売代理店契約、13年10月にはカナダのノビフロー社が開発したオープンフロー関連製品の国内独占販売代理店契約、14年1月にはモバイル用作業報告書自動作成アプリを提供するG−Smart社(東京都台東区)と販売代理店契約を締結した。アライアンス戦略では13年5月に新日鉄住金ソリューションズ<2327>と資本・業務提携した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:11 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】キーウェアソリューションズは底打ち、今期収益改善を評価して出直り

 システム開発のキーウェアソリューションズ<3799>(東2)の株価は軟調展開が続いたが、5月20日安値から急反発した。売りが一巡して底打ちした可能性があり、今期(15年3月期)の収益改善を評価して出直り展開だろう。

 システム受託開発事業(公共システム開発、ネットワークシステム開発)、経営とITの総合コンサルティング事業(システムインテグレーション、ITサービス、サポートサービス)、その他事業(機器販売など)を展開している。筆頭株主のNEC<6701>との連携によって医療分野や流通・サービス業分野へ事業領域を広げ、ERP関連やセキュリティ関連も強化している。

 主要顧客はNECグループ向けが約4割を占め、NTT<9432>グループ、JR東日本<9020>グループ、三菱商事<8058>グループ、日本ヒューレット・パッカードなどが続いている。中期的には、マイナンバー制度(社会保障・税番号制度)の導入や、20年東京夏季五輪に向けたインフラ投資などで、情報サービス産業の受注拡大が期待されている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:04 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】日本アジアグループは底打ち感、中期成長力を評価して出直り

 社会インフラ関連やメガソーラー関連の日本アジアグループ<3751>(東マ)の株価は軟調展開が続いたが、5月19日に付けた安値から急反発して底打ち感を強めている。中期成長力や多彩なテーマ性を評価して出直り展開だろう。

 インフラ・環境・エネルギー関連にグループ経営資源を集中し、空間情報コンサルティング事業(国際航業の防災・減災・社会インフラ関連事業)、グリーンプロパティ事業(土壌・地下水保全コンサルティング、戸建住宅・不動産関連、太陽光発電施設設計施工など)、グリーンエネルギー事業(欧州と国内での太陽光発電所開発・運営・売電事業)、ファイナンシャルサービス事業(日本アジア証券などの証券業)を展開している。

 震災復興・防災・減災・社会インフラ更新関連、メガソーラー関連、環境・エネルギー関連などテーマ性は多彩である。傘下の国際航業は上下水道分野で13年6月にメタウォーター、13年11月に水道機工<6403>と業務提携し、14年2月にはAMEC Asiaと業務提携して除染業務における放射線計測技術を強化した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:59 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アールテック・ウエノは急反発し底打ち感、中期成長力評価し出直り

 創薬ベンチャーのアールテック・ウエノ<4573>(JQS)の株価は全般地合い悪化も影響して軟調展開が続いたが、足元で急反発している。5月の1000円割れ水準の安値圏で底打ちして強基調に転換した可能性があり、中期成長力を評価して出直り展開だろう。

 緑内障・高眼圧症治療レスキュラ点眼薬の製造販売、および米スキャンポ社の便秘症治療薬AMITIZA(アミティーザ)カプセル受託製造を主力としている。米スキャンポ社は、AMITIZAカプセルの日本と欧州での販売承認取得や米国での追加新薬承認取得、さらにレスキュラ点眼薬の米国上市など販売地域や適応の拡大戦略を推進している。

 新薬開発は網膜色素変性、ドライアイ、アトピー性皮膚炎関連を中心に進めている。網膜色素変性関連の点眼液オキュセバ(開発コードUF−021)は第3相臨床試験を開始し、重症ドライアイに対する遺伝子組み換え人血清アルブミン(RU−101)点眼液は米国で第1相および第2相を合わせた臨床試験を開始している。さらに眼疾患領域では糖尿病性白内障関連(RTU−007)、皮膚疾患領域では男性型脱毛症関連(RK−023)、アトピー性皮膚炎関連(RTU−1096)などの開発を進めている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:55 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】クリーク・アンド・リバー社は安値圏モミ合い上放れ、好業績で出直り

 エージェンシー事業のクリーク・アンド・リバー社<4763>(JQS)の株価は、全般地合い悪化も影響して安値圏でモミ合う展開だったが、足元で反発してモミ合い上放れの動きを強めてきた。下値固めが完了したようだ。好業績を評価して出直り展開だろう。

 日本のクリエイティブ分野(映像・テレビ番組・ゲーム・Web・広告などの制作)で活躍するクリエイターを対象としたエージェンシー(派遣・紹介)事業・ライツマネジメント(著作権管理)事業・制作請負事業を主力として、韓国のクリエイティブ分野、そして医療・IT・法曹・会計などの分野にもエージェンシー事業を展開している。

 日本のクリエイティブ分野では、13年8月公開のテレビ朝日開局55周年記念劇場公開映画「少年H」の制作を担当し、モスクワ映画祭特別賞を受賞した実績を持っている。13年度(13年4月〜14年3月)には地上波テレビ放送で200以上の番組制作に携わった。14年4月には、地方テレビ局のディレクターやカメラマンなどの不足に対応するため、14年9月末までに全国125の地方テレビ局全てとのネットワークを構築し、地方で活躍を目指すクリエイターへ制作案件を紹介すると発表した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:48 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】京進は業績上振れの可能性支援材料に反発のタイミング

 学習塾の京進<4735>(東2)の株価は、全般地合い悪化も影響して水準を切り下げたが、5月安値圏から切り返して調整一巡感を強めている。今期(14年5月期)業績見通しに上振れの可能性もあり、調整一巡して反発のタイミングだろう。

 京都・滋賀エリアを地盤として、集合学習塾「京進」(小中部、高校部)と個別指導教室「京進スクール・ワン」を主力に学習塾事業を展開している。個別指導教室「京進スクール・ワン」のFC展開を強化するとともに、新規事業分野として英会話事業、幼児教育事業、日本語教育事業、保育事業、リーチング教育事業(子会社アルファビートの研修事業)などの教育関連事業に領域を拡大し、海外は米・独・中国・タイ・ベトナムに進出している。

 長期目標の「2025年構想」では、売上高3000億円、京都・ニューヨーク・デュッセルドルフ・北京の4本社制、社員数1万人、100の子会社、100人の社長、そして生徒数50万人などを掲げている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:44 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アルファは調整一巡感、14年8月期増額の可能性も評価して反発のタイミング

 店舗販促用POP広告のアルファ<4760>(JQS)の株価は、3月戻り高値圏から反落して水準を切り下げたが、5月安値から切り返して調整一巡感を強めている。今期(14年8月期)業績に増額の可能性があり、反発のタイミングだろう。

 店舗販促用POP広告の企画・制作事業などを展開し、メーカー・小売のタイアップ企画である消費者向け販促キャンペーンの受注や、デジタルサイネージ(デジタル技術を活用した広告媒体)を組み込んだ新販促商品・サービスの企画・提案を強化している。

 今期(14年8月期)の業績(非連結)見通しについては前回予想(13年10月10日公表)を据え置いて、売上高が前期比2.7%増の72億円、営業利益が同79.3%増の1億05百万円、経常利益が同53.3%増の1億円、純利益が同70.3%増の50百万円としている。企画提案活動強化の効果で消費者向けキャンペーンやイベント関連景品の受注増加を目指し、売上総利益率改善や販管費圧縮効果も寄与する。消費増税後の販促キャンペーンなどの需要も期待されるだろう。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:41 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アドアーズは5月安値から切り返しの動き、反発のタイミング

 アミューズメント事業や不動産事業のアドアーズ<4712>(JQS)の株価は全般地合い悪化などで軟調展開が続いた。5月13日発表の今期(15年3月期)減益見通しが嫌気された可能性もあるだろう。ただし足元では5月安値から切り返して調整一巡感を強めている。反発のタイミングだろう。

 13年2月に、親会社Jトラスト<8508>グループで戸建て住宅分譲や商業建築など展開するキーノート、アミューズメント施設向け景品製作・販売など展開するブレイクを子会社化し、Jトラストグループ内で建築・不動産事業とアミューズメント事業の中核を担う位置付けとなった。Jトラストとの連携を強化して成長を目指す戦略だ。アミューズメント事業ではメダルゲームジャンルを注力分野として収益力を強化し、不動産事業では新設のアセット部門を拡大する方針だ。

 5月13日に発表した前期(14年3月期)の連結業績(5月12日に増額修正)は、売上高が前々期比15.1%増の230億10百万円、営業利益が同3.1倍の13億18百万円、経常利益が同3.1倍の11億68百万円、純利益が同5.7倍の9億43百万円だった。配当予想は同1円増配の年間2円(期末一括)とした。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:36 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】新日本建物は消費増税反動懸念を織り込んで反発のタイミング

 マンション・戸建販売の新日本建物<8893>(JQS)の株価は、消費増税反動懸念や全般地合い悪化などで水準を切り下げ、下値支持線を割り込む形となったが、5月19日の安値から切り返して調整一巡感を強めている。消費増税反動懸念は織り込み済みで反発のタイミングだろう。

 首都圏地盤の不動産デベロッパーで、流動化事業(他デベロッパー向けマンション用地販売)、マンション販売事業(自社開発物件の分譲、新築マンションの買取再販)、戸建販売事業(戸建住宅・宅地分譲)、その他事業(不動産賃貸や建築工事請負)を展開している。10年11月に提出した事業再生計画に基づいてマンション販売事業の買取再販、流動化事業の専有卸、戸建住宅販売事業を主力として経営再建に取り組んでいる。事業再生計画決定後の12年3月期および13年3月期は2期連続で最終黒字を達成した。

 5月9日に発表した前期(14年3月期)の業績(非連結)(4月25日に売上高を減額、利益を増額修正)は売上高が前々期比1.3%減の107億54百万円、営業利益が同26.1%増の6億62百万円、経常利益が同4.8%増の4億37百万円、純利益が同3.6%増の4億32百万円だった。事業再生計画決定後3期連続の最終黒字を達成した。自己資本比率は27.5%となって同4.9ポイント改善した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:31 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】メディアフラッグは下値切り上げ、中期成長力を評価して出直り

 店舗覆面調査のメディアフラッグ<6067>(東マ)の株価は、4月の戻り高値684円から反落したが、3月安値540円水準に接近して反発の動きを強めている。下値切り上げの動きを継続しており、中期成長力を評価して出直り展開だろう。

 店舗・店頭に特化して、流通・飲食チェーンや消費財・食品メーカーなどのフィールドマーケティングを支援する企業だ。店舗巡回(リアルショップサポート)で消費財・食品メーカーなどの店頭拡販強化を支援する営業支援事業、覆面調査(リアルショップリサーチ)で流通・飲食チェーンなどの店舗活性化を支援する流通支援事業、店舗・店頭状況をデータベース化する独自ソフトウェアのASP事業、コンビニエンスストアなどを運営するストア事業、13年10月に子会社化した和菓子製造販売事業などを展開している。覆面調査などに携わるメディアクルー登録数は14年2月時点で全国18.5万人に達している。

 4年以内に売上高100億円という目標達成に向けて、M&Aも活用しながら小売・飲食店舗の受託運営事業、流通・小売企業に特化した再生事業、ASEANを中心とした海外事業の拡大戦略も積極推進している。13年8月関西地盤に推奨販売事業を展開するキャビックを子会社化、13年9月スポーツ関連フィールドマーケティング強化に向けて子会社K9を設立、13年10月和菓子製造販売の十勝とその子会社たちばなを子会社化(14年6月に十勝がたちばなを吸収合併予定)、13年11月事業再生コンサルティングの子会社O&Hを設立した。海外はインドネシアの財閥系大手流通チェーンから覆面調査導入のコンサルティングなどを受託した。中国ではメディアフラッグ上海が営業活動を強化している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:26 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】フランスベッドHDは下値固め完了感、反発のタイミング

 介護・福祉関連用具のフランスベッドホールディングス<7840>(東1)の株価は、全般地合い悪化も影響して上値を切り下げたが、下値固め完了感を強めている。180円近辺が下値支持線となって、モミ合いレンジ下限から反発のタイミングだろう。

 04年に純粋持株会社へ移行して、メディカルサービス事業(介護・福祉関連用具のレンタル・販売、介護予防の通所介護施設「悠々いきいき倶楽部」運営など)、インテリア健康事業(家庭用高級ベッド、医療・介護用ベッド、リハビリ商品など)、その他事業(日用品雑貨販売など)を展開している。

 成長分野のシニア・シルバービジネスに経営資源をシフトして、医療・介護用電動リクライニングベッド・マットレス、高齢者向け「リハテック」ブランドの電動アシスト三輪自転車やハンドル型電動車いす、在宅・病院・福祉施設向け「見守りケアシステム」など、独自の新商品・新サービス投入を強化して介護・福祉用具レンタル市場でのシェア拡大戦略を推進している。さらに新規販売チャネル開拓で病院・施設向け取引も強化する方針だ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:19 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】Jトラストは調整一巡して反発、積極的な業容拡大戦略を評価

 Jトラスト<8508>(東2)の株価は、全般地合い悪化も影響して上値を切り下げる展開だったが、足元では調整一巡して反発の動きを強めている。積極的な業容拡大戦略を評価して出直り展開だろう。自民党が貸金業者に対する金利規制や総量規制の緩和の検討を開始したことも支援材料だ。

 M&Aや債権承継などの積極活用で業容を拡大し、事業者向け貸付、消費者向け貸付、クレジット・信販、信用保証、債権買取などの金融サービス事業、および不動産事業、アミューズメント事業、海外金融事業(消費者金融業、貯蓄銀行業)、その他事業(システム開発など)を展開している。

 国内金融分野では、日本保証(12年3月ロプロが武富士の消費者金融事業を承継、12年9月ロプロと日本保証が合併)、パルティール債権回収、KCカード(11年8月楽天KCを子会社化)、クレディア(12年7月子会社化)、国内不動産分野・アミューズメント分野ではアドアーズ<4712>(12年6月子会社化)などを傘下に置いている。14年3月には個品割賦事業などを展開するNUCS(宮崎県宮崎市)を子会社化した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:16 | アナリスト銘柄分析
2014年05月26日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ラクーンは急反発して底打ち感、中期成長力を評価して出直り

 電子商取引(EC)サイトを運営するラクーン<3031>(東マ)の株価は、新興市場全体の軟調ムードも影響して水準を切り下げたが、足元では急反発して底打ち感を強めている。中期成長力を評価して出直り展開だろう。6月6日予定の前期(14年4月期)決算発表が接近して期待感が高まる可能性もあるだろう。

 アパレル・雑貨分野の企業間ECサイト「スーパーデリバリー」の運営を主力として、締め支払い決済「Paid」サービスや「売掛債権保証」など周辺分野にも事業領域を広げ、質の高い会員小売店と出展企業の獲得、利便性の高いサービス提供などで客単価や稼働率の向上に取り組んでいる。14年1月末時点の会員小売店は3万9339店舗(13年4月末比2799店舗増加)、出展企業は934社(同27社減少)、そして商材掲載数は44万5806点(同7万6087点増加)となった。

 新規事業として14年3月からクラウド受発注ツール「COREC(コレック)」の提供を開始した。利用企業の業種や規模を問わず、すべてのBtoBにおける受発注をWeb一元管理できるクラウド受発注ツールだ。基本機能は無料で、効率的に受発注を行うための機能(有料プラン)をキャンペーンとして14年8月末まで無料で提供する。利用企業の業種や規模に縛られない「Paid」サービスや「売掛債権保証」に続くサービスとして事業を拡大する方針だ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:31 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インテージHD安値から反発して底入れ感、好業績評価し出直り

 市場調査最大手のインテージホールディングス<4326>(東1)の株価は、全般地合い悪化の影響などで高値圏から反落して調整局面となったが、足元では直近安値から反発して底入れ感を強めている。今期(15年3月期)業績見通しは事業譲渡に伴って資産査定が必要なため未定としているが、主力事業が牽引して好業績が期待される。出直り展開だろう。

 13年10月に持株会社へ移行し、小売店パネル調査や消費者パネル調査などの市場調査・コンサルティング事業を主力として、システムソリューション事業などにも事業領域を広げている。グループIT基盤強化に向けて14年4月には、インテージのIT関連部門とインテージ長野を統合してインテージテクノスフィアを発足させた。

 M&Aも積極活用して11年9月にベトナムの市場調査会社FTA、12年9月に医療情報総合研究所、12年11月に医療関連インターネット調査会社プラメド、13年8月に香港の市場調査会社CSG香港を子会社化した。またアライアンス戦略では12年4月にNTTドコモ<9437>と合弁会社ドコモ・インサイトマーケティングを設立、13年10月に韓国の業界4位の市場調査会社Hankook Researchと包括的な事業協力を締結、13年11月にインドネシアの市場調査会社DEKA社と合弁会社を設立した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:28 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】生化学工業は売り一巡して反発のタイミング

 関節機能改善剤アルツが主力の生化学工業<4548>(東1)の株価は、1月高値から反落して調整局面となり、足元では今期(15年3月期)の減収減益見通しを嫌気した売りが膨らんだが、売られ過ぎ感も強めている。売り一巡して反発のタイミングだろう。

 国内医薬品(関節機能改善剤アルツ、白内障手術補助剤オペガン、内視鏡用粘膜下注入材ムコアップ)、海外医薬品(米国向け関節機能改善剤スパルツ、米国向け単回投与関節機能改善剤ジェル・ワン、中国向けアルツ)、医薬品原体(ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸)、およびLAL事業(エンドトキシン測定用試薬関連)を展開している。高齢者人口増加を背景にアルツおよびジェル・ワンの需要拡大が期待される。

 12年8月に当社が勝訴したジェル・ワン特許侵害訴訟に関しては、米ジェンザイム社が13年10月に提起した連邦巡回区控訴裁判所への控訴を取り下げたため、当社および米ジンマー社(米国におけるジェル・ワンの独占販売代理店)の勝訴が確定した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:25 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ケンコーマヨネーズは4月安値圏から出直り、1月高値目指す

 業務用マヨネーズ・ドレッシング類大手のケンコーマヨネーズ<2915>(東1)の株価は、前期(14年3月期)利益減額修正を嫌気した4月安値圏から反発して出直りの動きを強めている。中期成長力を評価して1月高値を目指す展開だろう。指標面の割安感も支援材料だ。

 サラダ類、マヨネーズ・ドレッシング類、タマゴ加工品などの調味料・加工食品事業、フレッシュ総菜などの総菜関連事業、その他事業(ショップ事業、海外事業)を展開している。中期経営計画で掲げた「サラダカフェ」「サラダ料理」「世界のソース」「タマゴ製品」など、事業領域拡大戦略が順調に進展している。

 サラダカフェ事業は30店舗構想を掲げて百貨店やショッピングモールへのショップ展開を進めている。さらに業務用メーカーからの脱皮を目指して、個食化に対応した小袋形態のロングライフサラダ「サラダのプロがつくった」シリーズを13年9月に発売するなど、BtoC市場への事業展開も強化している。海外は中国で15年3月期中の単月黒字化を目指し、インドネシアではハラル認証を取得して13年10月から生産・販売を開始した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:22 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エフティコミュニケーションズは大幅営業増益を評価して3月高値目指す

 LED照明・OA機器販売などのエフティコミュニケーションズ<2763>(JQS)の株価は、3月高値から利益確定売りや地合い悪化の影響で反落したが、足元では調整が一巡して反発の動きを強めている。今期(15年3月期)大幅営業増益見通しを評価して3月高値を目指す展開だろう。

 13年6月にTOBで光通信<9435>の連結子会社となり、法人向けLED照明・OA機器・スモールサーバー販売などの法人事業、一般消費者向け光ファイバ回線サービス販売やドコモショップ運営などのコンシューマ事業を展開している。LED照明や空調などオフィスの環境・省エネ関連商材を重点分野と位置付けて、商品ラインナップの拡充、定額保守サービスなどストック型収益の積み上げを強化している。

 新規事業に向けたM&Aや子会社設立も推進している。13年10月にネットワークセキュリティ機器製造・販売のアレクソン、13年11月にビジネスホン・OA機器販売のグロースブレイブジャパン、13年12月にノンフロン新自然冷媒ガス販売・施工のニューテックを子会社化し、13年12月にスマートフォン・タブレット端末でクレジットカード決済を可能とするサービス提供に向けて子会社ViewPointを設立した。またグループ経営における事業の選択と集中も推進し、13年7月にマーキングサプライ事業のハイブリッド・サービス<2743>をTOBに応じて売却した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:18 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】日本マニュファクチャリングは急騰の反動調整一巡

 製造請負大手の日本マニュファクチャリングサービス<2162>(JQS)の株価は、急騰した4月の戻り高値圏から反落したが、足元では急騰の反動調整に一巡感を強めている。2月〜3月の安値圏で底打ちを確認しており、メーカー機能強化戦略や事業構造改革効果での収益改善を評価して、出直り展開に変化はないだろう。

 製造請負・派遣のIS(インラインソリューション)事業、修理・検査受託のCS(カスタマーサービス)事業、技術者派遣のGE(グローバルエンジニアリング)事業、子会社の志摩グループとTKRグループが展開する開発・製造受託のEMS(エレクトロニクス・マニュファクチャリング・サービス)事業を展開している。

 事業戦略コンセプトとして「neo EMS」を掲げて、開発・設計といった製造業の上流プロセス分野を強化し、単なる製造アウトソーサーからキーテクノロジーを有して技術競争力も備えた企業グループへの変革を進めている。13年10月にTKRが日立メディアエレクトロニクスの電源事業、トランス事業、車載チューナー事業、映像ボード事業を譲り受け、14年3月にはパナソニック<6752>の車載向け除く電源および関連部品事業(高圧電源、低圧電源、マグネットロール、トランス等)を譲り受ける基本合意書を締結した。電源関連事業を当社グループのキーテクノロジー分野とする戦略だ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:14 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】キーコーヒーはボックス下限から反発、煮詰まり感強め上放れ

 レギュラーコーヒー大手のキーコーヒー<2594>(東1)の株価は戻り高値圏でのボックス展開が続いているが、煮詰まり感も強めている。足元はレンジ下限から反発してレンジ上限に向かう形であり、きっかけ次第でボックス上放れの展開だろう。

 コーヒー関連事業(業務用・家庭用レギュラーコーヒーの製造・販売)を主力として、飲食事業(イタリアントマト、アマンド)も展開している。ブランド強化、収益力強化、グループ連携強化を3つの柱として、新商品の開発・投入、新たな事業領域の開拓に取り組み、M&Aも積極活用して業容を拡大している。

 13年1月には銀座ルノアール<9853>を持分法適用会社化し、14年2月にはネット通販市場での事業拡大に向けて、インターネットを中心にコーヒー豆の焙煎加工販売を展開するhonu加藤珈琲店を子会社化した。積極的な業容拡大策で中期成長が期待される。
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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】テラは21日安値で底打ちの可能性、中期成長力を評価して出直り

 バイオベンチャーのテラ<2191>(JQS)の株価は軟調展開が続いたが、足元で下げ渋り感を強めている。5月21日の取引時間中に付けた直近安値で底打ちした可能性もあり、中期成長力を評価して出直りの動きを強めそうだ。

 東京大学医科学研究所発のバイオベンチャーで、細胞医療事業(樹状細胞ワクチン「パクセル」を中心とした独自開発のがん治療技術を契約医療機関に提供)を主力に、医療支援事業(研究機関・医療機関から受託する細胞加工施設の運営・保守管理サービス、細胞培養関連装置の販売、治験支援サービス)、および医薬品事業(樹状細胞ワクチン「パクセル」の薬事承認取得に向けた開発活動)を展開している。

 細胞医療事業は症例数に応じた収入が収益柱で、13年12月末時点で契約医療機関数は全国33カ所、契約医療機関における累計症例数は約7600症例に達している。14年1月に白山通りクリニック(東京都江東区)、14年3月に東京銀座シンタニ歯科口腔外科クリニックと連携契約を締結して、契約医療機関数は全国35カ所となった。
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