受託臨床検査大手のビー・エム・エル<4694>(東1)の株価は、5月9日高値後の上げ一服局面だが、大きく下押すことなく上昇トレンドを継続している。足元では自律調整が一巡したようだ。上値を試す展開だろう。
臨床検査事業を主力として、腸内細菌検査や食品衛生コンサルティングなどの食品衛生検査事業、電子カルテなどの医療情報システム事業、SMO(治験支援)事業も展開している。事業基盤拡大と収益構造改善に向けてM&Aの活用、クリニック・病院市場の新規顧客開拓、重点検査項目の拡販、子会社の経営合理化などを推進している。食品衛生検査事業は「食の安全」意識の高まりが追い風であり、医療情報システム事業では電子カルテ「クオリス」のブランド向上に向けた取り組みを強化している。
13年12月には中国・上海における合弁会社(上海千麦博米楽医学検験所有限公司)の設立を発表した。現地で臨床検査センター運営の実績を持つ上海千麦医療投資管理有限公司、上海新虹橋国際医学中心建設発展有限公司との3社合弁で、中国でも臨床検査受託事業を展開する。
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(05/21)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ビー・エム・エルは高値後の上げ一服局面だが上昇トレンド継続
(05/21)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】成学社は15年3月期営業増益見通しを評価して反発のタイミング
(05/20)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ジャパンフーズはボックスレンジ下限から反発のタイミング
(05/20)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】星光PMCは売られ過ぎ感強めて反発のタイミング
(05/20)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】三洋貿易は過熱感解消、好業績や割安感を評価して上値追い
(05/20)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ヨコレイは売り一巡してレンジ下限から切り返し
(05/19)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】リンテックは調整のほぼ最終局面、今期増収増益を評価して反発
(05/19)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】クリナップは短期調整一巡して反発のタイミング
(05/19)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】キムラユニティーは15年3月期業績上振れ余地を評価して出直り
(05/19)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インフォコムは反発のタイミング、今期増収増益見通しを評価
(05/19)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】京写は下値支持線に到達して反発のタイミング
(05/19)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】プラマテルズは下値固め完了、反発のタイミング
(05/19)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】セキドは反発のタイミング、営業損益改善基調や低PBRを評価
(05/19)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】陽光都市開発は財務基盤改善や収益改善を評価して出直り
(05/19)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】DNAチップ研究所は3月安値で底打ちの可能性
(05/18)【アナリスト水田雅展の株式・為替相場展望】レンジ相場継続だが地政学リスクやテクニカル面などで波乱含み
(05/16)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】P&Pホールディングスは今期営業増益・増配を評価して出直り
(05/16)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】東洋建設は切り返しの動き、事業環境は良好で高値圏を目指す
(05/16)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】川崎近海汽船はモミ合い上放れのタイミング、今期業績見通しを評価
(05/16)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】JFEシステムズは今期大幅増益・増配を評価して再動意のタイミング
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2014年05月21日
【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ビー・エム・エルは高値後の上げ一服局面だが上昇トレンド継続
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:23
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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】成学社は15年3月期営業増益見通しを評価して反発のタイミング
学習塾の成学社<2179>(JQS)の株価は、3月の戻り高値圏800円近辺から配当権利落ちや地合い悪化の影響で反落し、概ね740円〜760円近辺でのモミ合い展開となった。ただし足元では下値固め完了感を強めている。今期(15年3月期)増収営業増益見通しを評価して反発のタイミングだろう。
事業ドメインに「大学進学までの小中高一貫教育を基本とする学習塾」を掲げ、大阪を地盤として近畿圏に学習塾「開成教育グループ」を展開している。指導形態別には、クラス指導部門の「開成教育セミナー」「京大セミナー」「エール進学教室」など、個別指導部門の「個別指導学院フリーステップ」「ハイグレード個人指導ソフィア」「代ゼミサテライン予備校」などを展開し、14年3月末時点の教室数は合計214教室となった。
中期戦略としては、小学生の滞在型アフタースクール「かいせい こどもスクール」、子会社アプリスが展開する家庭教師派遣「スコーレ」、英会話教室運営、学校法人等への講師派遣、子会社の個夢が運営する個別学習塾「アイナック」も通じて、総合教育企業への発展を目指している。
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事業ドメインに「大学進学までの小中高一貫教育を基本とする学習塾」を掲げ、大阪を地盤として近畿圏に学習塾「開成教育グループ」を展開している。指導形態別には、クラス指導部門の「開成教育セミナー」「京大セミナー」「エール進学教室」など、個別指導部門の「個別指導学院フリーステップ」「ハイグレード個人指導ソフィア」「代ゼミサテライン予備校」などを展開し、14年3月末時点の教室数は合計214教室となった。
中期戦略としては、小学生の滞在型アフタースクール「かいせい こどもスクール」、子会社アプリスが展開する家庭教師派遣「スコーレ」、英会話教室運営、学校法人等への講師派遣、子会社の個夢が運営する個別学習塾「アイナック」も通じて、総合教育企業への発展を目指している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:18
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2014年05月20日
【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ジャパンフーズはボックスレンジ下限から反発のタイミング
■15年3月期増収増益見通しや割安感を評価
飲料受託生産大手のジャパンフーズ<2599>(東1)の株価は1200円〜1300円近辺でのボックス展開が続いているが、足元ではレンジ下限に到達した形だ。今期(15年3月期)増収増益見通しや指標面の割安感を評価して反発のタイミングだろう。
伊藤忠商事<8001>系で飲料受託生産の国内最大手である。品目別には炭酸飲料と茶系飲料を主力として、コーヒー飲料、果汁飲料、機能性飲料、酒類飲料、ファーストフード店のディスペンサーでサービスされる業務用濃縮飲料(ウーロン茶、アイスコーヒーなど)を製造している。主要得意先はアサヒ飲料、キリンビバレッジ、伊藤園<2593>などの大手飲料メーカーで、容器別ではペットボトルが主力だ。
4月24日に中期経営計画「JUMP2015」についてのレビューと見直しを発表した。コアビジネス(国内飲料受託製造事業)の収益拡大、新規ビジネス(海外事業、水宅配事業、自社ブランド商品)の着実な推進を基本戦略として、定量計画には15年度(イメージ)売上高390億円、営業利益15億50百万円、経常利益15億円、純利益10億円を掲げている。
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飲料受託生産大手のジャパンフーズ<2599>(東1)の株価は1200円〜1300円近辺でのボックス展開が続いているが、足元ではレンジ下限に到達した形だ。今期(15年3月期)増収増益見通しや指標面の割安感を評価して反発のタイミングだろう。
伊藤忠商事<8001>系で飲料受託生産の国内最大手である。品目別には炭酸飲料と茶系飲料を主力として、コーヒー飲料、果汁飲料、機能性飲料、酒類飲料、ファーストフード店のディスペンサーでサービスされる業務用濃縮飲料(ウーロン茶、アイスコーヒーなど)を製造している。主要得意先はアサヒ飲料、キリンビバレッジ、伊藤園<2593>などの大手飲料メーカーで、容器別ではペットボトルが主力だ。
4月24日に中期経営計画「JUMP2015」についてのレビューと見直しを発表した。コアビジネス(国内飲料受託製造事業)の収益拡大、新規ビジネス(海外事業、水宅配事業、自社ブランド商品)の着実な推進を基本戦略として、定量計画には15年度(イメージ)売上高390億円、営業利益15億50百万円、経常利益15億円、純利益10億円を掲げている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:27
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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】星光PMCは売られ過ぎ感強めて反発のタイミング
製紙用薬品の星光PMC<4963>(東1)の株価は、急騰した3月高値から反落して水準を切り下げた。セルロースナノファイバーを材料視した動きが一巡したようだ。ただし足元では売られ過ぎ感も強めており、反発のタイミングが接近しているようだ。14年12月期が実質増収営業増益見通しであることも支援材料だろう。
DIC<4631>の子会社で製紙用薬品事業、印刷インキ用・記録材料用樹脂事業を展開している。高付加価値・差別化商品の市場投入・拡販、セルロースナノファイバー(CNF)や導電性ナノ材料(銀ナノワイヤ)など、成長市場・新分野開拓の戦略を推進している。さらに事業領域拡大に向けて14年4月には、興人フィルム&ケミカルズの化成品事業を承継したKJケミカルズを子会社化した。
CNFは自動車用樹脂の強度・寸法安定性向上や金属部材置換、家電・モバイル機器の軽量化などでの需要が期待され、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のCNF開発プロジェクトの中核企業として早期事業化を目指している。13年2月には経済産業省イノベーション拠点立地推進事業に採択され、補助金を活用して竜ヶ崎工場にパイロットプラントを設置した。14年度からサンプル供給を開始する予定だ。
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DIC<4631>の子会社で製紙用薬品事業、印刷インキ用・記録材料用樹脂事業を展開している。高付加価値・差別化商品の市場投入・拡販、セルロースナノファイバー(CNF)や導電性ナノ材料(銀ナノワイヤ)など、成長市場・新分野開拓の戦略を推進している。さらに事業領域拡大に向けて14年4月には、興人フィルム&ケミカルズの化成品事業を承継したKJケミカルズを子会社化した。
CNFは自動車用樹脂の強度・寸法安定性向上や金属部材置換、家電・モバイル機器の軽量化などでの需要が期待され、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のCNF開発プロジェクトの中核企業として早期事業化を目指している。13年2月には経済産業省イノベーション拠点立地推進事業に採択され、補助金を活用して竜ヶ崎工場にパイロットプラントを設置した。14年度からサンプル供給を開始する予定だ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:46
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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】三洋貿易は過熱感解消、好業績や割安感を評価して上値追い
ゴム・化学関連商品などの専門商社である三洋貿易<3176>(東1)の株価は、高値更新後の上げ一服局面だが目先的な過熱感が解消した。14年9月期の大幅増収増益見通し、2回目の増額修正余地、指標面の割安感を評価して上値追いの展開だろう。
12年10月東証2部市場に新規上場し、13年10月東証1部市場に指定替えとなった。ゴム関連商品、化学品関連商品、産業資材関連商品、科学機器関連商品、機械・資材関連商品の5分野に事業展開する専門商社である。メーカー並みの技術サポート力に加えて、財務面では実質無借金経営であることも特徴だ。海外は米国、タイ、中国(上海、香港)、インド、ベトナムなどに展開し、13年10月にはメキシコにも現地法人を設立した。
主力の自動車関連向けは、各種合成ゴム・添加剤に加えて、タイヤ用特殊クレー、防振ゴム・ホース原料、自動車用シート部品(レザーシート、シートヒーター、ランバーサポート、シートセンサーなど)といった高付加価値の特殊な部品を主力としていることが特徴だ。また飼料・エネルギー・リサイクル関連では、飼料や固定燃料などを製造するペレットミルが高シェアだ。
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12年10月東証2部市場に新規上場し、13年10月東証1部市場に指定替えとなった。ゴム関連商品、化学品関連商品、産業資材関連商品、科学機器関連商品、機械・資材関連商品の5分野に事業展開する専門商社である。メーカー並みの技術サポート力に加えて、財務面では実質無借金経営であることも特徴だ。海外は米国、タイ、中国(上海、香港)、インド、ベトナムなどに展開し、13年10月にはメキシコにも現地法人を設立した。
主力の自動車関連向けは、各種合成ゴム・添加剤に加えて、タイヤ用特殊クレー、防振ゴム・ホース原料、自動車用シート部品(レザーシート、シートヒーター、ランバーサポート、シートセンサーなど)といった高付加価値の特殊な部品を主力としていることが特徴だ。また飼料・エネルギー・リサイクル関連では、飼料や固定燃料などを製造するペレットミルが高シェアだ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:43
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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ヨコレイは売り一巡してレンジ下限から切り返し
冷蔵倉庫大手のヨコレイ<2874>(東1)の株価は、5月14日の第2四半期累計(10月〜3月)業績発表を受けて急反落したが、モミ合いレンジ下限に到達した形であり、売り一巡して切り返しのタイミングだろう。14年9月期増収増益見通しで通気上振れ期待が高く、指標面での低PBRも支援材料だ。
冷蔵倉庫事業を主力として、水産品・畜産品・農産品などの食品販売事業も展開している。第4次中期経営計画(12年9月期〜14年9月期)では、重点戦略として低温物流サービスの戦略的ネットワーク展開やドメイン拡充を掲げ、物流アウトソーシングサービスを軸とした総合低温物流への取り組みを強化している。
総合低温物流サービスでは冷蔵倉庫事業の能力増強を推進し、14年4月に北海道小樽市・石狩第2物流センターが竣工した。さらに14年6月竣工予定で大阪市・夢洲物流センター(仮称)、14年10月竣工予定で宮崎県都城市・都城第2物流センター(仮称)を建設中だ。海外はASEAN地域への事業展開を本格化して14年2月にタイのワンノイ物流センター2号棟が竣工し、さらに15年7月竣工予定でタイのバンパコン第2物流センター(仮称)を新設する。
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冷蔵倉庫事業を主力として、水産品・畜産品・農産品などの食品販売事業も展開している。第4次中期経営計画(12年9月期〜14年9月期)では、重点戦略として低温物流サービスの戦略的ネットワーク展開やドメイン拡充を掲げ、物流アウトソーシングサービスを軸とした総合低温物流への取り組みを強化している。
総合低温物流サービスでは冷蔵倉庫事業の能力増強を推進し、14年4月に北海道小樽市・石狩第2物流センターが竣工した。さらに14年6月竣工予定で大阪市・夢洲物流センター(仮称)、14年10月竣工予定で宮崎県都城市・都城第2物流センター(仮称)を建設中だ。海外はASEAN地域への事業展開を本格化して14年2月にタイのワンノイ物流センター2号棟が竣工し、さらに15年7月竣工予定でタイのバンパコン第2物流センター(仮称)を新設する。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:39
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2014年05月19日
【アナリスト水田雅展の銘柄分析】リンテックは調整のほぼ最終局面、今期増収増益を評価して反発
粘着製品大手のリンテック<7966>(東1)の株価は、地合い悪化の影響で3月の戻り高値圏から反落して水準を切り下げたが、2月安値水準まで下押す動きは見られない。調整のほぼ最終局面だろう。今期(15年3月期)増収増益・増配見通しや指標面の割安感を評価して反発のタイミングだろう。
高度な粘着応用技術と表面改質技術(粘着剤や表面コート剤の開発・配合・塗工技術)に強みを持ち、印刷材・産業工材関連(シール・ラベル用粘着フィルム、ウインドーフィルム、太陽電池用バックシート、自動車用・工業用特殊粘着製品など)、電子・光学関連(半導体製造用粘着テープ、タッチパネル用シート材、液晶用偏光・位相差フィルム粘着加工など)、洋紙・加工材関連(カラー封筒用紙、粘着製品用剥離紙・剥離フィルム、炭素繊維複合材料用工程紙など)の分野に幅広く事業展開している。
14年3月に発表した新中期経営計画「LIP−2016」では、重点テーマをグローバル展開のさらなる推進、次世代を担う革新的新製品の創出、強靭な企業体質への変革、戦略的M&Aの推進、人財の育成とした。
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高度な粘着応用技術と表面改質技術(粘着剤や表面コート剤の開発・配合・塗工技術)に強みを持ち、印刷材・産業工材関連(シール・ラベル用粘着フィルム、ウインドーフィルム、太陽電池用バックシート、自動車用・工業用特殊粘着製品など)、電子・光学関連(半導体製造用粘着テープ、タッチパネル用シート材、液晶用偏光・位相差フィルム粘着加工など)、洋紙・加工材関連(カラー封筒用紙、粘着製品用剥離紙・剥離フィルム、炭素繊維複合材料用工程紙など)の分野に幅広く事業展開している。
14年3月に発表した新中期経営計画「LIP−2016」では、重点テーマをグローバル展開のさらなる推進、次世代を担う革新的新製品の創出、強靭な企業体質への変革、戦略的M&Aの推進、人財の育成とした。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:00
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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】クリナップは短期調整一巡して反発のタイミング
システムキッチン大手のクリナップ<7955>(東1)の株価は、3月高値から利益確定売りや地合い悪化の影響で反落したが、短期調整が一巡して反発のタイミングだろう。今期(15年3月期)減収減益の会社予想だが上振れ余地があり、指標面の割安感も支援材料だ。
厨房部門のシステムキッチンを主力として、浴槽・洗面部門のシステムバスルーム・洗面化粧台なども展開している。中期計画では「ザ・キッチンカンパニー」の確立を掲げて、中高級タイプの商品力・ブランド力の強化、主力の「クリンレディ」を核としたシステムキッチンの市場シェア上昇、顧客接点である全国102カ所のショールームへの集客強化、当社の会員登録制組織「水まわり工房」加盟店との連携強化、リフォーム需要の取り込み、総合競争力強化などを重点施策としている。
5月8日に発表した前期(14年3月期)の連結業績(2月6日に2回目の増額修正)は、売上高が前々期比13.4%増の1287億85百万円、営業利益が同86.6%増の88億73百万円、経常利益が同93.7%増の84億70百万円、純利益が同98.3%増の49億70百万円だった。2回目の増額修正値を上回る大幅増収増益だった。配当予想は同10円増配の年間25円(第2四半期末10円、期末15円)(期末15円=普通配当10円+記念配当5円)とした。
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厨房部門のシステムキッチンを主力として、浴槽・洗面部門のシステムバスルーム・洗面化粧台なども展開している。中期計画では「ザ・キッチンカンパニー」の確立を掲げて、中高級タイプの商品力・ブランド力の強化、主力の「クリンレディ」を核としたシステムキッチンの市場シェア上昇、顧客接点である全国102カ所のショールームへの集客強化、当社の会員登録制組織「水まわり工房」加盟店との連携強化、リフォーム需要の取り込み、総合競争力強化などを重点施策としている。
5月8日に発表した前期(14年3月期)の連結業績(2月6日に2回目の増額修正)は、売上高が前々期比13.4%増の1287億85百万円、営業利益が同86.6%増の88億73百万円、経常利益が同93.7%増の84億70百万円、純利益が同98.3%増の49億70百万円だった。2回目の増額修正値を上回る大幅増収増益だった。配当予想は同10円増配の年間25円(第2四半期末10円、期末15円)(期末15円=普通配当10円+記念配当5円)とした。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:56
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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】キムラユニティーは15年3月期業績上振れ余地を評価して出直り
総合物流サービスのキムラユニティー<9368>(東1)の株価は地合い悪化も影響して水準を切り下げたが、900円近辺の下値支持線に到達して調整のほぼ最終局面だろう。指標面の割安感も支援材料であり、今期(15年3月期)業績上振れ余地や中期成長力を評価して出直り展開だろう。
トヨタ自動車<7203>の補給部品・KD包装、および物流請負を主力とする総合物流サービス企業である。車両リース・整備などの自動車サービス事業、物流分野を中心としたシステム開発などの情報サービス事業、派遣・アウトソーシングなどの人材サービス事業、太陽光発電による売電事業なども展開している。また13年12月には日本最大級の軽自動車専門店を運営するスーパージャンボを子会社化した。
物流サービス事業ではネット通販市場の拡大も追い風として、物流請負のNLS(ニュー・ロジスティクス・サービス)の新規顧客開拓や生産性改善を推進している。14年4月にはスズケン<9987>の物流センター業務のうち庫内物流業務を請け負うため千葉県印西市に印西事業所、14年5月に東芝ロジスティクスの物流業務を請け負うため神奈川県川崎市に川崎事業所を開設した。
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トヨタ自動車<7203>の補給部品・KD包装、および物流請負を主力とする総合物流サービス企業である。車両リース・整備などの自動車サービス事業、物流分野を中心としたシステム開発などの情報サービス事業、派遣・アウトソーシングなどの人材サービス事業、太陽光発電による売電事業なども展開している。また13年12月には日本最大級の軽自動車専門店を運営するスーパージャンボを子会社化した。
物流サービス事業ではネット通販市場の拡大も追い風として、物流請負のNLS(ニュー・ロジスティクス・サービス)の新規顧客開拓や生産性改善を推進している。14年4月にはスズケン<9987>の物流センター業務のうち庫内物流業務を請け負うため千葉県印西市に印西事業所、14年5月に東芝ロジスティクスの物流業務を請け負うため神奈川県川崎市に川崎事業所を開設した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:53
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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インフォコムは反発のタイミング、今期増収増益見通しを評価
ITソリューションやコンテンツ配信などのインフォコム<4348>(JQS)の株価は、1月の戻り高値圏から反落後は地合い悪化も影響して上値を切り下げたが、終値で800円台を割り込むことなく下値固め完了感を強めている。電子書籍配信などが好調であり、15年3月期増収増益見通しを評価して反発のタイミングだろう。
企業向けITソリューションを提供するITサービス事業、一般消費者向け各種デジタルコンテンツを提供するネットビジネス事業を展開している。中期経営計画では目標数値として17年3月期売上高550億円、営業利益50億円を掲げている。
重点3事業として、ITサービス事業の医療機関・製薬企業向けヘルスケア事業、Web−ERPソフト「GRANDIT」事業、およびネットビジネス事業(電子書籍やソーシャルゲーム)を掲げ、さらにクラウドサービス関連、ソーシャルメディア関連、ビッグデータ領域のデータサイエンス関連、農業IT化関連、海外展開なども強化する方針だ。
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企業向けITソリューションを提供するITサービス事業、一般消費者向け各種デジタルコンテンツを提供するネットビジネス事業を展開している。中期経営計画では目標数値として17年3月期売上高550億円、営業利益50億円を掲げている。
重点3事業として、ITサービス事業の医療機関・製薬企業向けヘルスケア事業、Web−ERPソフト「GRANDIT」事業、およびネットビジネス事業(電子書籍やソーシャルゲーム)を掲げ、さらにクラウドサービス関連、ソーシャルメディア関連、ビッグデータ領域のデータサイエンス関連、農業IT化関連、海外展開なども強化する方針だ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:49
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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】京写は下値支持線に到達して反発のタイミング
プリント配線板大手の京写<6837>(JQS)の株価は、1月の戻り高値圏から反落し、地合い悪化も影響して上値を切り下げたが、足元では下値支持線に到達した形だ。今期(15年3月期)増収増益見通し、低PER、低PBRを評価して反発のタイミングだろう。
生産量世界トップの片面プリント配線板、および両面プリント配線板を収益柱として、実装関連事業も展開している。中期経営計画では重点戦略としてLED照明関連など環境対応製品の強化、片面配線板分野での圧倒的市場シェアの獲得、海外生産の拡大、コスト低減による収益力強化、新製品PALAPなど新規事業の確立を掲げている。目標数値としては16年3月期売上高200億円、営業利益率6%、ROE15%以上、ROA6%以上を掲げている。
4月30日に発表した前期(14年3月期)の連結業績(10月23日に経常利益と純利益を増額)は、売上高が前々期比7.6%増の161億21百万円、営業利益が同44.3%増の7億98百万円、経常利益が同19.1%増の7億86百万円、純利益が同64.2%増の5億19百万円だった。
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生産量世界トップの片面プリント配線板、および両面プリント配線板を収益柱として、実装関連事業も展開している。中期経営計画では重点戦略としてLED照明関連など環境対応製品の強化、片面配線板分野での圧倒的市場シェアの獲得、海外生産の拡大、コスト低減による収益力強化、新製品PALAPなど新規事業の確立を掲げている。目標数値としては16年3月期売上高200億円、営業利益率6%、ROE15%以上、ROA6%以上を掲げている。
4月30日に発表した前期(14年3月期)の連結業績(10月23日に経常利益と純利益を増額)は、売上高が前々期比7.6%増の161億21百万円、営業利益が同44.3%増の7億98百万円、経常利益が同19.1%増の7億86百万円、純利益が同64.2%増の5億19百万円だった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:46
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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】プラマテルズは下値固め完了、反発のタイミング
合成樹脂専門商社のプラマテルズ<2714>(JQS)の株価は、全般地合い悪化も影響して上値を切り下げたが、一方では400円近辺で下値固め完了感を強めている。今期(15年3月期)増収増益見通しや指標面の割安感を評価して反発のタイミングだろう。
双日<2768>グループの合成樹脂原料・製品・関連機器の専門商社である。エンジニアリング系樹脂やスチレン系樹脂を主力として、需要先はOA・事務機器、家電・電子部品を中心に建材、医療機器、自動車、玩具向けなど幅広い。高付加価値商材の拡販、良質な商権を持つ優良会社の営業権取得やM&Aを積極化するとともに、海外は中国、ベトナム、フィリピン、タイなどアジア市場への展開を積極推進している。13年5月にはインド、13年8月には台湾にも現地法人を設立してアジアでの拠点整備がほぼ完了した。
4月25日に発表した前期(14年3月期)の連結業績(7月26日に純利益を減額)は売上高が前々期比7.1%増の595億68百万円、営業利益が同1.9%増の8億33百万円、経常利益が同2.6%増の8億03百万円、純利益が同33.4%減の2億79百万円だった。配当予想は前期と同額の年間15円(第2四半期末7円、期末8円)とした。
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双日<2768>グループの合成樹脂原料・製品・関連機器の専門商社である。エンジニアリング系樹脂やスチレン系樹脂を主力として、需要先はOA・事務機器、家電・電子部品を中心に建材、医療機器、自動車、玩具向けなど幅広い。高付加価値商材の拡販、良質な商権を持つ優良会社の営業権取得やM&Aを積極化するとともに、海外は中国、ベトナム、フィリピン、タイなどアジア市場への展開を積極推進している。13年5月にはインド、13年8月には台湾にも現地法人を設立してアジアでの拠点整備がほぼ完了した。
4月25日に発表した前期(14年3月期)の連結業績(7月26日に純利益を減額)は売上高が前々期比7.1%増の595億68百万円、営業利益が同1.9%増の8億33百万円、経常利益が同2.6%増の8億03百万円、純利益が同33.4%減の2億79百万円だった。配当予想は前期と同額の年間15円(第2四半期末7円、期末8円)とした。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:41
| アナリスト銘柄分析
【アナリスト水田雅展の銘柄分析】セキドは反発のタイミング、営業損益改善基調や低PBRを評価
ファッション専門店チェーンのセキド<9878>(東2)の株価は、15年2月期営業増益見通しを好感する買いが続かず上値の重い展開だ。全般地合い悪化も影響しているようだ。ただし一方では下値固め完了感を強めている。営業損益改善基調や低PBRを評価して反発のタイミングだろう。
12年10月に家電の店舗販売事業から撤退して、ファッション専門店事業に経営資源を集中した。海外ブランド品やオリジナルブランド品を扱うファッション専門店「GINZA LoveLove(ギンザ・ラブラブ)」「スーパーセレクトショップラブラブ」を直営で展開している。前期(14年2月期)末の店舗数は首都圏中心に24店舗である。ネット通販についてはストリーム<3071>と業務提携し、14年3月には事業拡大に向けてEC事業部を新設した。
中期的な成長戦略としては「GINZA LoveLove」のブランディング戦略強化を掲げ、高額のナショナルブランド品、中・低価格帯のオリジナルブランド品、アウトレットブランド品、そしてネット通販では富裕層向けに重点を置いた品揃えを強化している。
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12年10月に家電の店舗販売事業から撤退して、ファッション専門店事業に経営資源を集中した。海外ブランド品やオリジナルブランド品を扱うファッション専門店「GINZA LoveLove(ギンザ・ラブラブ)」「スーパーセレクトショップラブラブ」を直営で展開している。前期(14年2月期)末の店舗数は首都圏中心に24店舗である。ネット通販についてはストリーム<3071>と業務提携し、14年3月には事業拡大に向けてEC事業部を新設した。
中期的な成長戦略としては「GINZA LoveLove」のブランディング戦略強化を掲げ、高額のナショナルブランド品、中・低価格帯のオリジナルブランド品、アウトレットブランド品、そしてネット通販では富裕層向けに重点を置いた品揃えを強化している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:38
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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】陽光都市開発は財務基盤改善や収益改善を評価して出直り
陽光都市開発<8946>(JQS)の株価は、全般地合い悪化も影響して上値を切り下げたが、足元では150円台を割り込むことなく推移している。下値固めが完了したようだ。財務基盤改善や収益改善基調を評価して出直り展開だろう。
投資用マンション「グリフィンシリーズ」の企画・販売事業を縮小して、不動産管理・賃貸・仲介事業のストック型フィービジネスへの事業構造転換を進め、収益基盤を強化している。14年1月には徳威企業発展有限公司(上海)およびストライダーズ<9816>による当社新株予約権行使で、自己資本比率が大幅に改善した。財務基盤が強化されたことでM&Aの積極化や不動産販売事業の再構築を目指している。
13年8月にはアパマンショップホールディングス<8889>の子会社アパマンショップネットワークとFC加盟契約を締結した。また13年10月にはストライダーズと資本業務提携し、ストライダーズの子会社で東京を中心に不動産賃貸管理事業を展開するトラストアドバイザーズとの相互補完関係構築やシナジー効果を目指している。
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投資用マンション「グリフィンシリーズ」の企画・販売事業を縮小して、不動産管理・賃貸・仲介事業のストック型フィービジネスへの事業構造転換を進め、収益基盤を強化している。14年1月には徳威企業発展有限公司(上海)およびストライダーズ<9816>による当社新株予約権行使で、自己資本比率が大幅に改善した。財務基盤が強化されたことでM&Aの積極化や不動産販売事業の再構築を目指している。
13年8月にはアパマンショップホールディングス<8889>の子会社アパマンショップネットワークとFC加盟契約を締結した。また13年10月にはストライダーズと資本業務提携し、ストライダーズの子会社で東京を中心に不動産賃貸管理事業を展開するトラストアドバイザーズとの相互補完関係構築やシナジー効果を目指している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:33
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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】DNAチップ研究所は3月安値で底打ちの可能性
バイオベンチャーのDNAチップ研究所<2397>(東マ)の株価は軟調展開が続いたが、足元では700円台を維持して下げ渋り感を強めている。3月安値693円で底打ちした可能性があり、中期成長力を評価して反発のタイミングだろう。
将来の個人化医療や未病社会の実現を見据えた遺伝子発現プロファイル収集・統計受託解析など、DNAチップ(DNAマイクロアレイ)技術の事業化を目指す研究開発企業で、研究受託事業(大学病院・研究機関や製薬・食品メーカー向けDNAチップ関連の実験・解析・統計処理、カスタムDNAチップ設計などの受託解析サービス)を主力としている。
時々刻々と変化する体調変化や加齢とともに起こる免疫変化などを、低侵襲針採血で遺伝子検査するRNAチェック(血液細胞遺伝子発現マーカー検査)に強みを持ち、中期成長に向けて次世代シークエンス受託解析サービスなど研究受託のメニュー充実とともに、RNAチェックによる遺伝子解析検査サービス、独自開発パッケージソフトウェアによる診断支援サービス、健康モニタリングサービスなどの診断事業を収益柱に育成する方針だ。
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将来の個人化医療や未病社会の実現を見据えた遺伝子発現プロファイル収集・統計受託解析など、DNAチップ(DNAマイクロアレイ)技術の事業化を目指す研究開発企業で、研究受託事業(大学病院・研究機関や製薬・食品メーカー向けDNAチップ関連の実験・解析・統計処理、カスタムDNAチップ設計などの受託解析サービス)を主力としている。
時々刻々と変化する体調変化や加齢とともに起こる免疫変化などを、低侵襲針採血で遺伝子検査するRNAチェック(血液細胞遺伝子発現マーカー検査)に強みを持ち、中期成長に向けて次世代シークエンス受託解析サービスなど研究受託のメニュー充実とともに、RNAチェックによる遺伝子解析検査サービス、独自開発パッケージソフトウェアによる診断支援サービス、健康モニタリングサービスなどの診断事業を収益柱に育成する方針だ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:30
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2014年05月18日
【アナリスト水田雅展の株式・為替相場展望】レンジ相場継続だが地政学リスクやテクニカル面などで波乱含み
(5月19〜23日)
■日銀会合と米長期金利の動向を睨みながらレンジ相場継続だが、地政学リスクやテクニカル面などで波乱含み
来週(5月19日〜23日)の株式・為替相場は、大勢としてレンジ相場の継続を想定するが、20日〜21日の日銀金融政策決定会合が当面の焦点となる。米国10年債利回りと米国株の動向も睨みながら、25日予定のウクライナ大統領選や中国を巡る地政学リスクの高まり、さらにテクニカル面での下振れ懸念などで波乱の可能性もあるだろう。
日銀の追加金融緩和に対する期待感が後退しているため、日銀金融政策決定会合が材料視されない可能性もあり、国内の3月期決算発表が一巡して個別銘柄に関してもやや材料難となる。日経平均株価が1万4000円台を割り込めば三角保ち合い下放れの動きに注意が必要だ。
前週(5月12日〜16日)の日本株は方向感に乏しい展開だった。主要株価指数の週間騰落率を見ると、日経平均株価は103円00銭(0.73%)下落して週末16日の終値は1万4096円59銭、TOPIXは6.44ポイント(0.55%)下落して週末16日の終値は1159.07だった。
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■日銀会合と米長期金利の動向を睨みながらレンジ相場継続だが、地政学リスクやテクニカル面などで波乱含み
来週(5月19日〜23日)の株式・為替相場は、大勢としてレンジ相場の継続を想定するが、20日〜21日の日銀金融政策決定会合が当面の焦点となる。米国10年債利回りと米国株の動向も睨みながら、25日予定のウクライナ大統領選や中国を巡る地政学リスクの高まり、さらにテクニカル面での下振れ懸念などで波乱の可能性もあるだろう。
日銀の追加金融緩和に対する期待感が後退しているため、日銀金融政策決定会合が材料視されない可能性もあり、国内の3月期決算発表が一巡して個別銘柄に関してもやや材料難となる。日経平均株価が1万4000円台を割り込めば三角保ち合い下放れの動きに注意が必要だ。
前週(5月12日〜16日)の日本株は方向感に乏しい展開だった。主要株価指数の週間騰落率を見ると、日経平均株価は103円00銭(0.73%)下落して週末16日の終値は1万4096円59銭、TOPIXは6.44ポイント(0.55%)下落して週末16日の終値は1159.07だった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:31
| アナリスト銘柄分析
2014年05月16日
【アナリスト水田雅展の銘柄分析】P&Pホールディングスは今期営業増益・増配を評価して出直り
販売支援や物流業務請負などのP&Pホールディングス<6068>(JQS)の株価は、1月戻り高値から反落してモミ合い展開が続いたが、下値固めが完了して切り返しの動きを強めている。今期(15年3月期)の増収・営業増益・増配見通しを評価して出直り展開だろう。
12年10月に持株会社へ移行して、販売支援などのSPO(セールス・プロセス・アウトソーシング・サービス)事業、倉庫・物流業務請負などのBYS(バックヤードサポート・サービス)事業、人材派遣・紹介などのHR(ヒューマンリソース・サービス)事業、その他事業(Webサービスなど)を展開している。
ネット通販市場の拡大やコンビニエンスストアの新規出店なども追い風であり、M&Aも活用して事業領域を広げている。13年4月に流通向け建築・内装施工の子会社P&Pデザイン(PPD)を立ち上げ、13年6月に小売・流通向けセールス・プロモーションや伊藤ハム<2284>向け人材派遣の藤栄テクノサービス(現ジャパンプロスタッフ)(JPS)を子会社化、13年10月に経理アウトソーシング事業のリラインを子会社化した。さらにSPOサービスの強化を目指して、シナジーが期待される隣接領域を中心にM&A・アライアンス戦略を推進する方針だ。
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12年10月に持株会社へ移行して、販売支援などのSPO(セールス・プロセス・アウトソーシング・サービス)事業、倉庫・物流業務請負などのBYS(バックヤードサポート・サービス)事業、人材派遣・紹介などのHR(ヒューマンリソース・サービス)事業、その他事業(Webサービスなど)を展開している。
ネット通販市場の拡大やコンビニエンスストアの新規出店なども追い風であり、M&Aも活用して事業領域を広げている。13年4月に流通向け建築・内装施工の子会社P&Pデザイン(PPD)を立ち上げ、13年6月に小売・流通向けセールス・プロモーションや伊藤ハム<2284>向け人材派遣の藤栄テクノサービス(現ジャパンプロスタッフ)(JPS)を子会社化、13年10月に経理アウトソーシング事業のリラインを子会社化した。さらにSPOサービスの強化を目指して、シナジーが期待される隣接領域を中心にM&A・アライアンス戦略を推進する方針だ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:55
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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】東洋建設は切り返しの動き、事業環境は良好で高値圏を目指す
海洋土木工事が主力の東洋建設<1890>(東1)の株価は戻り高値圏でのボックス展開だが、足元ではレンジ下限から切り返しの動きを強めている。中期的に事業環境は良好であり、高値圏を目指す展開だろう。
前田建設工業<1824>の持分法適用関連会社で、港湾インフラ工事など国内外での海洋土木工事を主力としている。国内での震災復旧関連、老朽化インフラ更新関連、国際コンテナ戦略港湾整備関連、遠隔離島の港湾整備関連、海外での新興国港湾インフラ整備関連など中期的に事業環境は良好であり、浮体式洋上風力発電関連、放射性物質セシウム除染関連などテーマ性も豊富だ。浮体式洋上風力発電に関しては12年9月設立の6社1協会による「地域振興型アクア・ウインド事業化研究会」に参画している。
海外はケニアとインドネシアで大型港湾工事を施工中であり、13年10月にはベトナムでニソン製油所の海洋工事を単独受注した。また14年2月にはミャンマーから建設業の営業許可を取得してヤンゴンに出張所を開設した。アジア・アフリカなど新興国における港湾インフラ整備関連の受注拡大が期待される。
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前田建設工業<1824>の持分法適用関連会社で、港湾インフラ工事など国内外での海洋土木工事を主力としている。国内での震災復旧関連、老朽化インフラ更新関連、国際コンテナ戦略港湾整備関連、遠隔離島の港湾整備関連、海外での新興国港湾インフラ整備関連など中期的に事業環境は良好であり、浮体式洋上風力発電関連、放射性物質セシウム除染関連などテーマ性も豊富だ。浮体式洋上風力発電に関しては12年9月設立の6社1協会による「地域振興型アクア・ウインド事業化研究会」に参画している。
海外はケニアとインドネシアで大型港湾工事を施工中であり、13年10月にはベトナムでニソン製油所の海洋工事を単独受注した。また14年2月にはミャンマーから建設業の営業許可を取得してヤンゴンに出張所を開設した。アジア・アフリカなど新興国における港湾インフラ整備関連の受注拡大が期待される。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:51
| アナリスト銘柄分析
【アナリスト水田雅展の銘柄分析】川崎近海汽船はモミ合い上放れのタイミング、今期業績見通しを評価
川崎近海汽船<9179>(東2)の株価はモミ合い展開だが、下値固めは完了している。今期(15年3月期)増収増益見通しや指標面の割安感を評価してモミ合い上放れのタイミングだろう。
石炭・木材・鋼材輸送などの近海部門と、石炭・石灰石・紙製品・農産品輸送やフェリー輸送などの内航部門、その他事業(北海道地区における不動産賃貸事業など)を展開している。
4月30日に発表した14年度中期経営計画では、目標値として17年3月期売上高490億円(近海部門180億円、内航部門310億円)、営業利益37億50百万円(近海部門4億円の赤字、内航部門41億50百万円)、経常利益37億円、純利益24億円、新造船建造等に対する3年間(15年3月期〜17年3月期)総額の投資額135億円を掲げている。近海部門では船隊大型化、バルク輸送の船隊整備、内航部門では不定期船輸送の船隊整備などを推進する方針だ。
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石炭・木材・鋼材輸送などの近海部門と、石炭・石灰石・紙製品・農産品輸送やフェリー輸送などの内航部門、その他事業(北海道地区における不動産賃貸事業など)を展開している。
4月30日に発表した14年度中期経営計画では、目標値として17年3月期売上高490億円(近海部門180億円、内航部門310億円)、営業利益37億50百万円(近海部門4億円の赤字、内航部門41億50百万円)、経常利益37億円、純利益24億円、新造船建造等に対する3年間(15年3月期〜17年3月期)総額の投資額135億円を掲げている。近海部門では船隊大型化、バルク輸送の船隊整備、内航部門では不定期船輸送の船隊整備などを推進する方針だ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:48
| アナリスト銘柄分析
【アナリスト水田雅展の銘柄分析】JFEシステムズは今期大幅増益・増配を評価して再動意のタイミング
システム開発のJFEシステムズ<4832>(東2)の株価は急伸して高値を更新した後の上げ一服局面だが、目先的な過熱感が解消した。今期(15年3月期)の大幅増益・増配見通しを評価して再動意のタイミングだろう。
川崎製鉄(現JFEスチール)のシステム部門を分離した情報サービス企業である。鉄鋼向け情報システム開発・構築事業を主力として、ERPと自社開発ソリューションを組み合わせた一般顧客向けSI(システム・インテグレーション)事業、さらに自社開発のプロダクト・ソリューション事業も展開している。戦略的業務提携では13年5月に大阪ガス<9532>子会社オージス総研と協業、ビジネスブレイン太田昭和<9658>と資本・業務提携した。
中期成長戦略として、鉄鋼事業でのJFEスチールと連携した製鉄所システム統合・共通化推進、JFEスチールの海外展開へのIT支援、製造流通ソリューション拡充とERPソリューションの複合提案、自社プロダクト・ソリューション事業の強化(帳簿データ保存ソリューション、電子帳票システム「FiBridgeU」のタブレット対応、MQネットによる原料規格書サービスなど)を掲げている。
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川崎製鉄(現JFEスチール)のシステム部門を分離した情報サービス企業である。鉄鋼向け情報システム開発・構築事業を主力として、ERPと自社開発ソリューションを組み合わせた一般顧客向けSI(システム・インテグレーション)事業、さらに自社開発のプロダクト・ソリューション事業も展開している。戦略的業務提携では13年5月に大阪ガス<9532>子会社オージス総研と協業、ビジネスブレイン太田昭和<9658>と資本・業務提携した。
中期成長戦略として、鉄鋼事業でのJFEスチールと連携した製鉄所システム統合・共通化推進、JFEスチールの海外展開へのIT支援、製造流通ソリューション拡充とERPソリューションの複合提案、自社プロダクト・ソリューション事業の強化(帳簿データ保存ソリューション、電子帳票システム「FiBridgeU」のタブレット対応、MQネットによる原料規格書サービスなど)を掲げている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:38
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