[アナリスト銘柄分析]の記事一覧
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記事一覧 (06/17)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】大和小田急建設は3月高値突破して上値追い
記事一覧 (06/16)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】東京個別指導学院は5月直近安値から切り返して下値確認
記事一覧 (06/16)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】新和内航海運は売り一巡して5月安値から切り返す
記事一覧 (06/16)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】三洋貿易は過熱感解消して再動意のタイミング
記事一覧 (06/16)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ライドオン・エクスプレスは5月安値から急反発、1月高値目指す
記事一覧 (06/16)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】モブキャストは5月安値から急反発して強基調に転換
記事一覧 (06/16)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】トシン・グループは3月高値に接近、上値試す
記事一覧 (06/15)【アナリスト水田雅展の株式・為替相場展望】イラク情勢などでリスクオフムード強まる可能性も
記事一覧 (06/13)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】日本エム・ディ・エムは収益改善基調を評価して出直り
記事一覧 (06/13)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】神鋼商事は4月末急騰後の日柄調整一巡、1月高値に接近
記事一覧 (06/13)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】川崎近海汽船はモミ合い上放れ展開、13年11月高値試す
記事一覧 (06/13)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】プラマテルズは下値固め完了してモミ合い上放れ
記事一覧 (06/13)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】カナモトは高値更新の展開、自律調整一巡して再動意のタイミング
記事一覧 (06/13)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アンジェスMGは強基調に転換、成長の第2ステージ入りを評価
記事一覧 (06/13)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】JFEシステムズは短期調整一巡して再動意、4月高値試す
記事一覧 (06/12)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アルコニックスは今期営業増益・増配見通しを評価して上値追い
記事一覧 (06/12)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】東洋建設は戻り高値圏で堅調、煮詰まり感強めボックス上放れも
記事一覧 (06/12)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】テクマトリックスはモミ合い上放れの動き、今期見通しを評価
記事一覧 (06/12)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インフォコムは強基調転換、今期見通し評価で1月戻り高値試す
記事一覧 (06/12)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ジョルダンは自律調整が一巡して再動意
2014年06月17日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】大和小田急建設は3月高値突破して上値追い

 中堅ゼネコンの大和小田急建設<1834>(東1)の株価は、3月の高値329円を突破して上値追いの展開となった。目先的には過熱感で乱高下の可能性もあるが、中期的に事業環境は良好であり、今期(15年3月期)営業増益見通しや指標面の割安感を評価して、07年2月高値399円も視野に入りそうだ。

 大和ハウス工業<1925>小田急電鉄<9007>が主要株主の中堅ゼネコンで、マンション建築、宅地開発、鉄道関連などの工事などを主力としている。公共インフラ補修・更新工事、マンション・鉄道関連耐震化工事、都市再開発、20年東京夏季五輪関連、リニア中央新幹線関連などで中期的に事業環境は明るい。

 今期(15年3月期)の業績(非連結)見通し(5月8日公表)は売上高が前期比17.5%増の700億円、営業利益が同15.0%増の17億円、経常利益が同9.1%減の16億円、純利益が同20.6%減の9億円で、配当予想は前期と同額の年間7円(期末一括)としている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:35 | アナリスト銘柄分析
2014年06月16日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】東京個別指導学院は5月直近安値から切り返して下値確認

 小中高校生向け個別指導学習塾を展開する東京個別指導学院<4745>(東1)の株価は、5月21日の直近安値308円から切り返して下値を確認したようだ。足元は概ね340円〜350円近辺で推移している。今期(15年2月期)大幅増益見通しを評価して出直り展開だろう。

 ベネッセコーポレーション<9783>グループで、小中高校生向けの個別指導学習塾を展開している。前期(14年2月期)末の教室数は首都圏158教室、関西地区37教室、東海地区8教室、九州地区5教室の合計208教室となり、前期の小中高校生合計の期中平均在籍人数は前々期比8.6%増の2万3790人だった。

 テレビCMの実施、Webマーケティングの積極的活用、ベネッセコーポレーションとの連携強化、自社コールセンターの品質強化、新規教室開校、顧客の利便性や収益性の改善を目指した教室移転・リニューアル・増床、iPadを活用した映像学習の全教室導入、目的別・学力別・性格別完全オーダーメイド個別指導の強化などで、新規入会者・在籍生徒数の増加を推進している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:46 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】新和内航海運は売り一巡して5月安値から切り返す

 新和内航海運<9180>(JQS)(14年10月1日付でNSユナイテッド内航海運に商号変更予定)の株価は、550円近辺でのモミ合いから下放れて調整局面だったが、5月の直近安値380円から切り返して6月13日には450円まで戻した。売りが一巡したようだ。今期(15年3月期)業績は保守的な会社見通しに対して上振れ余地があり、指標面の割安感も支援材料に出直り展開だろう。

 NSユナイテッド海運<9110>の子会社である。鉄鋼メーカー向けの原料炭・石灰石・鋼材、電力向けの石炭、建設向けのセメントなどを輸送する内航海運事業を主力として、港湾運送事業やLPGタンクローリー等輸送事業なども展開している。

 5月22日に商号変更を発表した。NSユナイテッド海運グループの一員として一体感を醸成し、営業力のより一層の強化を図るため、6月26日開催の株主総会で定款の一部変更が承認されることを条件として、14年10月1日付(予定)で新商号「NSユナイテッド内航海運」に変更する。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:42 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】三洋貿易は過熱感解消して再動意のタイミング

 ゴム・化学関連商品などの専門商社である三洋貿易<3176>(東1)の株価は、5月9日と5月29日に上場来高値1088円を付けた。その後は上げ一服の形だが高値圏で堅調に推移している。目先的な過熱感が解消して再動意のタイミングだろう。14年9月期の大幅増収増益見通し、2回目の増額修正余地、指標面の割安感を評価して上値追いの展開だろう。

 12年10月東証2部市場に新規上場し、13年10月東証1部市場に指定替えとなった。ゴム関連商品、化学品関連商品、産業資材関連商品、科学機器関連商品、機械・資材関連商品の5分野に事業展開する専門商社である。メーカー並みの技術サポート力に加えて、財務面では実質無借金経営であることも特徴だ。

 主力の自動車関連向けは、各種合成ゴム・添加剤に加えて、タイヤ用特殊クレー、防振ゴム・ホース原料、自動車用シート部品(レザーシート、シートヒーター、ランバーサポート、シートセンサーなど)といった高付加価値の特殊な部品を主力としていることが特徴だ。また飼料・エネルギー・リサイクル関連では、飼料や固定燃料などを製造するペレットミルが高シェアだ。国内子会社のコスモス商事は地熱・海洋資源開発関連分野で掘削用機材の輸入販売・レンタルを手掛けている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:37 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ライドオン・エクスプレスは5月安値から急反発、1月高値目指す

 フードデリバリー事業のライドオン・エクスプレス<6082>(東マ)の株価は5月安値1606円から急反発して、6月13日には2900円台まで戻した。目先的には過熱感で乱高下の可能性もあるが、下落幅の半値戻しを達成してトレンドは戻り歩調だろう。今期(15年3月期)増益見通しを評価して1月高値3835円を目指す展開となりそうだ。

 宅配寿司NO.1の「銀のさら」を中心に「食」を通じた「宅配」サービスを、主に「団塊〜シニア」マーケットに向けて「ビッグデータ」を活用して「FC展開」する企業である。

 自社ブランドの宅配寿司「銀のさら」、宅配御膳「釜虎」、シニア向け宅配弁当「銀のお弁当」、宅配とんかつ「あげ膳」、宅配カレー「カレーキャリー」のフードデリバリー事業(調理済み食材宅配事業)を全国展開し、提携レストラン宅配代行サービスの「ファインダイン」事業や、その他事業としてアート創作サービス「リトルアーティスト」も展開している。14年4月には「銀のさら」よりも低価格の新ブランド宅配寿司「ろくめいかん(鹿鳴館)」をオープンした。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:34 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】モブキャストは5月安値から急反発して強基調に転換

 スポーツ分野ソーシャルゲームのモブキャスト<3664>(東マ)の株価は、5月安値613円から急反発の展開となり、足元では1200円近辺まで戻している。13年8月高値2500円から5月安値までの下落幅1887円に対して約3分の1戻した水準だ。目先的な過熱感や利益確定売りなどで乱高下の可能性もあるが、トレンドは強基調に転換して出直り展開だろう。収益改善基調であり、開催中のサッカーW杯・ブラジル大会も支援材料だ。

 プロ野球ゲーム「モバプロ」やサッカーゲーム「モバサカ」など、スポーツ分野に特化したモバイルスポーツメディア「mobcast」運営とソーシャルゲーム開発・配信を展開している。経営資源をモバイルエンターテインメント事業に集中する方針を掲げ、14年2月に子会社モブキャストグローバルのPCオンラインゲーム事業を譲渡し、14年4月にはモブキャストグローバルを当社に吸収合併した。

 自社ゲーム開発を強化するとともに、プラットフォームを開放して外部ディベロッパー製のゲーム配信と海外展開も強化している。13年4月には韓国でも「mobcast」をオープンして「モバサカ」の配信を開始した。13年8月には世界有数のモバイルゲームディストリビューターであるブースターメディア(オランダ)と業務提携、13年12月には韓国のモバイルゲーム大手COM2USと業務提携した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:29 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】トシン・グループは3月高値に接近、上値試す

 電設資材商社のトシン・グループ<2761>(JQS)の株価は戻り高値圏から一旦反落したが、5月30日の直近安値2402円から急反発して3月高値2619円に接近している。低PBRや自己株式取得も支援材料として上値を試す展開だろう。

 首都圏を中心として、電設資材や住宅設備機器などの卸売事業を展開する持株会社である。公共投資の増加、新設住宅着工件数の増加、リフォーム需要の増加などが追い風であり、取扱商品や営業拠点網の拡充などで事業基盤を強化している。14年4月には伊勢崎営業所を開設した。

 前期(14年5月期)(13年5月21日〜14年5月20日)連結業績見通しは前回予想(13年7月5日公表)を据え置いて売上高が前々期比4.1%増の450億円、営業利益が同8.6%増の26億50百万円、経常利益が同7.0%増の35億10百万円、純利益が同0.1%増の19億80百万円としている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:27 | アナリスト銘柄分析
2014年06月15日

【アナリスト水田雅展の株式・為替相場展望】イラク情勢などでリスクオフムード強まる可能性も

(6月16日〜20日)

■方向感に欠ける展開、投資マインド改善の流れ継続だが、イラク情勢などでリスクオフムード強まる可能性も

 来週(6月16日〜20日)の株式・為替相場は方向感に欠ける展開となりそうだ。株式市場では、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)のリスク資産運用比率引き上げへの期待感が下支え要因となり、投資マインド改善の流れは継続するだろう。ただし一方では主力株の上値が重く、東証1部市場の売買代金も盛り上がりに欠けている。引き続き新興市場を中心とするテーマ株の値動きに関心が集まりそうだ。

 外国為替市場でも、イラク情勢やウクライナ情勢の悪化を受けてリスクオフムードが強まる可能性があり、一時的に円の強含みに注意が必要となる。重要イベントとしては17日〜18日の米FOMC(連邦公開市場委員会)があり、米10年債利回りと米国株の反応が焦点となる。

 前週(6月9日〜13日)の日本株は、急ピッチの戻りに対する警戒感に加えて、週末13日の株価指数先物・オプション6月限メジャーSQ(特別清算指数)算出、日銀金融政策決定会合の結果発表と黒田日銀総裁の記者会見を控えて、さらにイラク情勢やウクライナ情勢の悪化によるリスクオフムードなどで上値の重い展開だった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:02 | アナリスト銘柄分析
2014年06月13日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】日本エム・ディ・エムは収益改善基調を評価して出直り

 医療機器商社の日本エム・ディ・エム<7600>(東1)の株価は軟調展開が続いたが、5月21日の安値258円から切り返して足元では290円近辺まで戻している。5月安値で底打ちして強基調に転換した可能性があり、収益改善基調や低PBRを評価して出直り展開だろう。

 人工関節製品、脊椎固定器具、骨接合材料など整形外科分野を主力とする医療機器商社である。ジョンソン・エンド・ジョンソンとの販売契約が13年3月期に終了した影響で一時的に収益が悪化したが、米国子会社オーソデベロップメント(ODEV)社製品の拡販と、それに伴う自社製品比率上昇による売上総利益率改善効果で収益改善基調を鮮明にしている。

 13年11月には米ODEV社製の人工膝関節新製品「BKS−Momentum」および「E−Vitalize」が米国食品医薬品局(FDA)薬事承認を取得し、14年1月から米国で販売を開始した。日本では14年5月から人工膝関節新製品「BKSオフセットティビアルトレイ」の販売を開始する。米ODEV社製の人工膝関節製品は中国でも薬事承認を取得している。高齢化社会到来を背景として中期的に収益拡大が期待される。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:41 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】神鋼商事は4月末急騰後の日柄調整一巡、1月高値に接近

 鉄鋼・非鉄金属関連商社の神鋼商事<8075>(東1)の株価は、4月末急騰後の日柄調整が一巡したようだ。6月10日に240円を付けて4月28日の239円を上抜き、1月高値243円に接近している。今期(15年3月期)増収増益見通しを評価して上値を試す展開だろう。指標面の割安感も支援材料だ。1月高値を突破すれば弾みがつきそうだ。

 鉄鋼製品、鉄鋼原料、非鉄金属、機械・情報、溶接材料・機器などを扱う商社である。13年6月発表の中期経営計画(14年3月期〜16年3月期)では、数値目標として16年3月期の売上高1兆円、経常利益90億円、海外取引比率40%以上を掲げている。神戸製鋼所<5406>グループの中核となるグローバル商社を目指して、グローバルビジネス展開を加速させる方針だ。

 14年3月には、メキシコにおける線材二次加工拠点(冷間圧造用鋼線製造・販売)としての合弁会社設立について、当社、神戸製鋼所、メタルワン、大阪精工、米Republic Steelの5社共同で検討を開始すると発表した。15年半ばの稼動を目指して事業計画に関する協議・検討を行う。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:38 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】川崎近海汽船はモミ合い上放れ展開、13年11月高値試す

 川崎近海汽船<9179>(東2)の株価は、6月12日に322円まで上伸する場面があり、290円〜310円近辺でのモミ合い展開から上放れの形となった。今期(15年3月期)増収増益見通しであり、指標面の割安感も支援材料に14年1月の戻り高値338円、さらに13年11月の高値347円を試す展開だろう。

 石炭・木材・鋼材輸送などの近海部門と、石炭・石灰石・紙製品・農産品輸送やフェリー輸送などの内航部門、その他事業(北海道地区における不動産賃貸事業など)を展開している。

 14年4月に発表した14年度中期経営計画では、目標値として17年3月期売上高490億円(近海部門180億円、内航部門310億円)、営業利益37億50百万円(近海部門4億円の赤字、内航部門41億50百万円)、経常利益37億円、純利益24億円、新造船建造等に対する3年間総額の投資額135億円を掲げている。近海部門では船隊大型化、バルク輸送の船隊整備、内航部門では不定期船輸送の船隊整備などを推進する方針だ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:34 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】プラマテルズは下値固め完了してモミ合い上放れ

 合成樹脂専門商社のプラマテルズ<2714>(JQS)の株価は、400円〜410円近辺の小幅レンジでモミ合う展開だったが、下値固めが完了してモミ合い上放れの動きを強めている。今期(15年3月期)増収増益見通しであり、指標面の割安感も評価して出直り展開だろう。1月高値447円を目指す。

 双日<2768>グループの合成樹脂原料・製品・関連機器の専門商社である。エンジニアリング系樹脂やスチレン系樹脂を主力として、需要先はOA・事務機器、家電・電子部品を中心に建材、医療機器、自動車、容器・化粧品、玩具向けなど幅広い。

 高付加価値商材の拡販、良質な商権を持つ優良会社の営業権取得やM&Aを積極化するとともに、海外は中国、ベトナム、フィリピン、タイなどアジア市場への展開を積極推進している。13年5月にはインド、13年8月には台湾にも現地法人を設立してアジアでの拠点整備がほぼ完了した。>>>記事の全文を読む
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:31 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】カナモトは高値更新の展開、自律調整一巡して再動意のタイミング

 建設機械レンタル大手のカナモト<9678>(東1)の株価は高値更新の展開だ。5月30日に4020円を付けた後、目先的な過熱感を強めて上げ一服となったが、足元の3700円台で自律調整一巡感を強めている。再動意のタイミングだろう。建設関連ビッグプロジェクトが目白押しで中期的に事業環境は良好であり、今期(14年10月期)業績再増額の可能性もあるだろう。上値追いの展開が想定される。

 建設機械レンタルを主力として、海外向け中古建設機械販売、土木・建築工事用鉄鋼製品販売、IT機器・イベント関連レンタルなども展開している。北海道を地盤に東北、関東、中部、近畿、九州にも営業拠点網を拡充して全国展開を加速し、12年6月に道路建機レンタルと道路工事施工のユナイトを子会社化するなど、グループ戦略やアライアンス戦略も強化している。

 14年4月には、環境保全設備や地下施設建設機械などの製造・レンタルを手掛ける子会社のKGフローテクノが、中国・上海に現地法人を設立した。中国で需要拡大が見込める環境保全設備や地下施設建設機械の事業展開を推進する。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:27 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アンジェスMGは強基調に転換、成長の第2ステージ入りを評価

 バイオ製薬ベンチャーのアンジェスMG<4563>(東マ)の株価は5月21日の直近安値330円から切り返しの展開となり、6月12日には594円まで急伸した。5月安値で底打ちを確認して強基調に転換したようだ。進行中のプロジェクトは順次製品化に近づいている。成長の第2ステージ入りを評価して出直りの動きが本格化しそうだ。

 99年設立(04年現社名に商号変更)の大阪大学発バイオ製薬ベンチャーである。遺伝子医薬(遺伝子治療薬や核酸医薬など)および治療ワクチンなど次世代バイオ医薬品に関する研究開発を中核とした事業を展開している。08年4月からは難病のムコ多糖症VI型治療薬「ナグラザイム」の国内での販売を開始した。

 虚血性疾患治療剤「コラテジェン」(HGF遺伝子治療薬)については臨床の最終段階に入り、米国で国際共同第V相臨床試験を実施予定だ。第一三共<4568>に対しては、末梢性血管疾患および虚血性心疾患分野の国内独占的販売権を付与する契約を締結している。契約に基づいて開発の進捗に伴う事業収益を計上し、国内において上市された際には売上高の一定率をロイヤリティとして受け取る。同様に田辺三菱製薬<4508>に対しては、末梢性血管疾患を対象とした米国における独占的販売権を付与する契約を締結している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:20 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】JFEシステムズは短期調整一巡して再動意、4月高値試す

 システム開発のJFEシステムズ<4832>(東2)の株価は、急伸した4月高値950円から一旦反落し、概ね880円〜900円近辺で推移していたが、足元では920円近辺まで水準を切り上げている。短期調整が一巡して再動意の構えのようだ。今期(15年3月期)大幅増益・増配見通しに加えて指標面の割安感も支援材料であり、4月高値950円を試す展開だろう。

 川崎製鉄(現JFEスチール)のシステム部門を分離した情報サービス企業である。鉄鋼向け情報システム開発・構築事業を主力として、ERPと自社開発ソリューションを組み合わせた一般顧客向けSI(システム・インテグレーション)事業、さらに自社開発のプロダクト・ソリューション事業も展開している。戦略的業務提携では13年5月に大阪ガス<9532>子会社オージス総研と協業、ビジネスブレイン太田昭和<9658>と資本・業務提携した。

 中期成長戦略として、鉄鋼事業でのJFEスチールと連携した製鉄所システム統合・共通化推進、JFEスチールの海外展開へのIT支援、製造流通ソリューション拡充とERPソリューションの複合提案、自社プロダクト・ソリューション事業の強化(帳簿データ保存ソリューション、電子帳票システム「FiBridgeU」のタブレット対応、MQネットによる原料規格書サービスなど)を掲げている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:15 | アナリスト銘柄分析
2014年06月12日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アルコニックスは今期営業増益・増配見通しを評価して上値追い

 非鉄金属専門商社のアルコニックス<3036>(東1)の株価は1月高値2424円を突破して年初来高値を更新し、08年高値2675円に接近している。今期(15年3月期)営業増益・増配見通しで、指標面には依然として割安感があり、過熱感を冷ますための自律調整を挟みながら上値を追う展開だろう。

 軽金属・銅製品(伸銅品、銅管、アルミフィンなど)、電子・機能材(レアメタル・レアアース、チタン・ニッケル製品など)、非鉄原料(アルミ・亜鉛地金など)、建設・産業資材(配管機材など)を取り扱う専門商社で、特にレアメタル・レアアースに強みを持っている。

 積極的なM&A戦略で、13年1月金属・化成品メーカーの米ユニバーティカル社、13年3月アルミスクラップ販売の大阪アルミセンター、13年4月産業機械用精密加工部品メーカーの大羽精研を子会社化した。さらに14年4月には、住宅建設関連資材の設計・製造・販売を手掛けるケイ・マックに追加出資して持分法適用関連会社とした。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:14 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】東洋建設は戻り高値圏で堅調、煮詰まり感強めボックス上放れも

 海洋土木工事が主力の東洋建設<1890>(東1)の株価は概ね330円〜380円近辺でのボックス展開だが、足元は戻り高値圏で堅調に推移して煮詰まり感も強めている。ボックス上放れの可能性が高まっているようだ。中期的に事業環境は良好であり、13年11月高値398円を目指す展開だろう。

 前田建設工業<1824>の持分法適用関連会社で、港湾インフラ工事など国内外での海洋土木工事を主力としている。国内での震災復旧・復興関連、老朽化インフラ更新関連、国際コンテナ戦略港湾整備関連、遠隔離島の港湾整備関連、海外での新興国港湾インフラ整備関連など中期的に事業環境は良好であり、浮体式洋上風力発電関連、放射性物質セシウム除染関連などテーマ性も豊富である。浮体式洋上風力発電に関しては12年9月設立の6社1協会による「地域振興型アクア・ウインド事業化研究会」に参画している。

 海外に関しては、ケニアとインドネシアで受注した大型港湾工事を施工中である。また13年10月にはベトナムでニソン製油所の海洋工事を単独受注した。さらに14年2月にはミャンマーから建設業の営業許可を取得してヤンゴンに出張所を開設した。アジア・アフリカなど新興国における港湾インフラ整備関連工事の受注拡大が期待される。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:06 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】テクマトリックスはモミ合い上放れの動き、今期見通しを評価

 情報サービス事業を展開するテクマトリックス<3762>(東1)の株価は、安値圏550円〜600円近辺でモミ合う展開だったが、6月11日には625円まで上伸する場面があり、モミ合い上放れの動きを強めている。今期(15年3月期)増収営業増益見通しを評価して出直りの動きが本格化しそうだ。1月の戻り高値740円を目指す展開だろう。

 ネットワーク・セキュリティ関連のハードウェアを販売する情報基盤事業、医療・CRM・EC・金融を重点分野としてシステム構築・クラウドサービスなどを提供するアプリケーション・サービス事業を展開している。

 重点戦略として、ストック型ビジネスの保守・運用・監視サービス関連の戦略的拡大、クラウド関連事業の戦略的・加速度的推進、ネットワーク・セキュリティ関連商材・サービスの充実、ビッグデータ分析支援サービス、大規模EC事業者向けバックオフィスシステム構築ソリューション「楽楽ECインテグレーションサービス」などを強化している。グループ経営を強化するため14年3月に連結子会社のクロス・ヘッドを完全子会社化した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:02 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インフォコムは強基調転換、今期見通し評価で1月戻り高値試す

 ITソリューションやコンテンツ配信などのインフォコム<4348>(JQS)の株価は、800円近辺で下値固めが完了し、6月10日には973円まで上伸した。モミ合いから上放れて強基調に転換したようだ。電子書籍配信などが好調であり、今期(15年3月期)増収増益見通しを評価して1月の戻り高値1052円を試す展開だろう。13年10月の高値1124円も視野に入りそうだ。

 企業向けITソリューションを提供するITサービス事業、一般消費者向け各種デジタルコンテンツを提供するネットビジネス事業を展開している。

 06年開始のスマートフォン・フィーチャーフォン向け電子コミック配信サービス「めちゃコミック」は13年8月から各携帯キャリア公式サービス1位を独占し、ネットビジネス事業を分社化して設立したアムタスは13年11月にマルチデバイス対応の新たな電子書籍配信サービス「ekubostore(エクボストア)」も開始した。電子書籍配信は前期(14年3月期)売上高が100億円を超える規模に成長している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:57 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ジョルダンは自律調整が一巡して再動意

 経路検索ソフト「乗換案内」のジョルダン<3710>(JQS)の株価は5月27日に707円まで上伸し、13年12月の高値700円を突破した。その後は利益確定売りで一旦反落したが、下値切り上げの強基調を維持している。6月11日は4営業日ぶりに反発した。自律調整が一巡して再動意のタイミングだろう。今期(14年9月期)利益見通し再増額の可能性もあり、13年4月高値880円を目指す展開だろう。

 乗換案内事業(無料版「乗換案内」、有料サービス「乗換案内NEXT」「乗換案内Plus」、総合旅行サービス「乗換案内トラベル」、および広告、グルメ・運行情報サービスなど)を主力として、マルチメディア事業(電子出版・紙媒体出版、ニュース、教育、その他コンテンツ)や、その他事業(受託ソフトウェア開発、その他新サービス)も展開している。有料サービス「乗換案内NEXT」「乗換案内Plus」の14年3月末有料会員数は約52万人に達している。

 「移動に関するNO.1情報プロバイダー」を目指し、新サービス開発や機能充実に向けてM&Aやアライアンス戦略も積極活用している。12年9月にグルメぴあネットワークを子会社化(13年4月吸収合併)し、12年11月にはネット旅行販売・情報提供のイーツアーを子会社化した。一方ではマルチメディア事業で不採算事業からの撤退を進めるとともに、新たな採算事業を模索している。
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