[アナリスト銘柄分析]の記事一覧
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記事一覧 (06/12)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】東洋建設は戻り高値圏で堅調、煮詰まり感強めボックス上放れも
記事一覧 (06/12)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】テクマトリックスはモミ合い上放れの動き、今期見通しを評価
記事一覧 (06/12)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インフォコムは強基調転換、今期見通し評価で1月戻り高値試す
記事一覧 (06/12)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ジョルダンは自律調整が一巡して再動意
記事一覧 (06/12)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】京写は強基調に転換、今期見通しを評価して1月の戻り高値試す
記事一覧 (06/12)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】きちりは出直り本格化、成長力評価して13年12月高値目指す
記事一覧 (06/11)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ミロク情報サービスは3月戻り高値に接近、上値試す
記事一覧 (06/11)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】JSPは13年5月の高値突破、好業績評価して上値追い
記事一覧 (06/11)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】陽光都市開発は安値圏モミ合いから上放れて強基調へ転換
記事一覧 (06/11)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】白鳩は調整の最終局面、底値買い好機の可能性
記事一覧 (06/10)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ストリームは急騰して底練りから上放れ、収益改善基調を評価
記事一覧 (06/10)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】クレスコは3月高値突破して上伸、今期増収増益見通しを評価
記事一覧 (06/10)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ワークマンは今期増収増益見通しを評価して高値更新の展開
記事一覧 (06/09)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】山田コンサルティンググループは強基調に回帰、1月高値試す
記事一覧 (06/09)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】シンプロメンテは上放れの動き、中期成長力を評価で出直り
記事一覧 (06/09)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】キトーは長期上昇トレンド継続、自律調整挟みながら上値追い
記事一覧 (06/08)【アナリスト水田雅展の株式・為替相場展望】投資マインド改善の流れ継続、物色が広がる中小型株先導
記事一覧 (06/06)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】久世は調整一巡、今期営業損益改善見通し評価で出直り
記事一覧 (06/06)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】システム情報は5月安値で底打ちして強基調に転換の可能性
記事一覧 (06/06)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】TACは5月安値から切り返して底打ちの可能性、収益改善基調を評価
2014年06月12日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】東洋建設は戻り高値圏で堅調、煮詰まり感強めボックス上放れも

 海洋土木工事が主力の東洋建設<1890>(東1)の株価は概ね330円〜380円近辺でのボックス展開だが、足元は戻り高値圏で堅調に推移して煮詰まり感も強めている。ボックス上放れの可能性が高まっているようだ。中期的に事業環境は良好であり、13年11月高値398円を目指す展開だろう。

 前田建設工業<1824>の持分法適用関連会社で、港湾インフラ工事など国内外での海洋土木工事を主力としている。国内での震災復旧・復興関連、老朽化インフラ更新関連、国際コンテナ戦略港湾整備関連、遠隔離島の港湾整備関連、海外での新興国港湾インフラ整備関連など中期的に事業環境は良好であり、浮体式洋上風力発電関連、放射性物質セシウム除染関連などテーマ性も豊富である。浮体式洋上風力発電に関しては12年9月設立の6社1協会による「地域振興型アクア・ウインド事業化研究会」に参画している。

 海外に関しては、ケニアとインドネシアで受注した大型港湾工事を施工中である。また13年10月にはベトナムでニソン製油所の海洋工事を単独受注した。さらに14年2月にはミャンマーから建設業の営業許可を取得してヤンゴンに出張所を開設した。アジア・アフリカなど新興国における港湾インフラ整備関連工事の受注拡大が期待される。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:06 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】テクマトリックスはモミ合い上放れの動き、今期見通しを評価

 情報サービス事業を展開するテクマトリックス<3762>(東1)の株価は、安値圏550円〜600円近辺でモミ合う展開だったが、6月11日には625円まで上伸する場面があり、モミ合い上放れの動きを強めている。今期(15年3月期)増収営業増益見通しを評価して出直りの動きが本格化しそうだ。1月の戻り高値740円を目指す展開だろう。

 ネットワーク・セキュリティ関連のハードウェアを販売する情報基盤事業、医療・CRM・EC・金融を重点分野としてシステム構築・クラウドサービスなどを提供するアプリケーション・サービス事業を展開している。

 重点戦略として、ストック型ビジネスの保守・運用・監視サービス関連の戦略的拡大、クラウド関連事業の戦略的・加速度的推進、ネットワーク・セキュリティ関連商材・サービスの充実、ビッグデータ分析支援サービス、大規模EC事業者向けバックオフィスシステム構築ソリューション「楽楽ECインテグレーションサービス」などを強化している。グループ経営を強化するため14年3月に連結子会社のクロス・ヘッドを完全子会社化した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:02 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インフォコムは強基調転換、今期見通し評価で1月戻り高値試す

 ITソリューションやコンテンツ配信などのインフォコム<4348>(JQS)の株価は、800円近辺で下値固めが完了し、6月10日には973円まで上伸した。モミ合いから上放れて強基調に転換したようだ。電子書籍配信などが好調であり、今期(15年3月期)増収増益見通しを評価して1月の戻り高値1052円を試す展開だろう。13年10月の高値1124円も視野に入りそうだ。

 企業向けITソリューションを提供するITサービス事業、一般消費者向け各種デジタルコンテンツを提供するネットビジネス事業を展開している。

 06年開始のスマートフォン・フィーチャーフォン向け電子コミック配信サービス「めちゃコミック」は13年8月から各携帯キャリア公式サービス1位を独占し、ネットビジネス事業を分社化して設立したアムタスは13年11月にマルチデバイス対応の新たな電子書籍配信サービス「ekubostore(エクボストア)」も開始した。電子書籍配信は前期(14年3月期)売上高が100億円を超える規模に成長している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:57 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ジョルダンは自律調整が一巡して再動意

 経路検索ソフト「乗換案内」のジョルダン<3710>(JQS)の株価は5月27日に707円まで上伸し、13年12月の高値700円を突破した。その後は利益確定売りで一旦反落したが、下値切り上げの強基調を維持している。6月11日は4営業日ぶりに反発した。自律調整が一巡して再動意のタイミングだろう。今期(14年9月期)利益見通し再増額の可能性もあり、13年4月高値880円を目指す展開だろう。

 乗換案内事業(無料版「乗換案内」、有料サービス「乗換案内NEXT」「乗換案内Plus」、総合旅行サービス「乗換案内トラベル」、および広告、グルメ・運行情報サービスなど)を主力として、マルチメディア事業(電子出版・紙媒体出版、ニュース、教育、その他コンテンツ)や、その他事業(受託ソフトウェア開発、その他新サービス)も展開している。有料サービス「乗換案内NEXT」「乗換案内Plus」の14年3月末有料会員数は約52万人に達している。

 「移動に関するNO.1情報プロバイダー」を目指し、新サービス開発や機能充実に向けてM&Aやアライアンス戦略も積極活用している。12年9月にグルメぴあネットワークを子会社化(13年4月吸収合併)し、12年11月にはネット旅行販売・情報提供のイーツアーを子会社化した。一方ではマルチメディア事業で不採算事業からの撤退を進めるとともに、新たな採算事業を模索している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:41 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】京写は強基調に転換、今期見通しを評価して1月の戻り高値試す

 プリント配線板大手の京写<6837>(JQS)の株価は、5月の直近安値240円から切り返しの展開となり、上げ足を速めて300円近辺まで急伸した。強基調に転換した形であり、今期(15年3月期)増収増益見通しを評価して1月の戻り高値348円を試す展開だろう。低PERや低PBRも支援材料だ。

 生産量世界トップの片面プリント配線板、および両面プリント配線板を収益柱として、実装関連事業も展開している。中期経営計画では、目標数値として16年3月期売上高200億円(片面プリント配線板100億円、両面プリント配線板85億円、実装関連事業15億円)、営業利益率6%、ROE15%以上、ROA6%以上を掲げている。

 重点戦略としては、LED照明関連など環境対応製品の強化、片面プリント配線板分野における圧倒的トップシェアの獲得、海外生産の拡大、技術革新やコスト対応による収益力向上、基板・実装関連に次ぐ第3の事業の確立に取り組んでいる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:37 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】きちりは出直り本格化、成長力評価して13年12月高値目指す

 飲食店チェーンと飲食店運営プラットフォーム事業を展開するきちり<3082>(東1)の株価は、水準を切り上げて出直りの動きが本格化している。6月11日には540円まで上値を伸ばした。1月急落時に空けた窓を埋める動きでもあり、中期成長力を評価して13年12月高値612円を目指す展開だろう。6月期末一括で1%台後半の配当利回りも支援材料だろう。

 カジュアルダイニング「KICHIRI」や「いしがまやハンバーグ」を主力業態とする直営店の自社ブランド展開事業、および飲食店運営プラットフォーム提供や飲食店受託運営などで他業種企業のブランド・コンテンツを活用するプラットフォームシェアリング事業を展開している。

 自社ブランド展開事業は、13年12月末時点で直営71店舗(関西エリア44店舗、関東エリア27店舗)を展開し、新業態開発にも取り組みながら出店余地の大きい首都圏への新規出店戦略を強化している。14年3月には新業態「igu&peace」を出店した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:30 | アナリスト銘柄分析
2014年06月11日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ミロク情報サービスは3月戻り高値に接近、上値試す

 財務・会計ソフト開発のミロク情報サービス<9928>(東1)の株価は下値切り上げトレンドを継続している。そして6月10日には430円まで水準を切り上げて、3月の戻り高値442円に接近してきた。今期(15年3月期)好業績見通しであり、低PERや高配当利回りも評価して上値を試す展開だろう。

 会計事務所(税理士・公認会計士事務所)と、その顧問先企業である中堅・中小企業向けに、業務用アプリケーションソフト開発・販売、汎用サーバ・パソコン・サプライ用品販売、運用支援・保守サービス、経営情報・コンサルティングサービスなどを展開している。システム導入契約売上とサービス収入が収益柱である。

 全国約8400の会計事務所ユーザーおよび約1万7000社の中堅・中小企業ユーザーを有し、ストック型収益構造を特徴としている。会計事務所向けシステム「ACELINK NX−Pro」、中堅企業向けERPシステム「Galileopt NX−T」、中小企業向け新ERPシステム「MJSLINK NX−T」などが主力製品だ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:51 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】JSPは13年5月の高値突破、好業績評価して上値追い

 発泡プラスチック製品のJSP<7942>(東1)の株価は、6月10日に1718円まで急伸する場面があり、13年5月の高値1706円を一気に突破して高値を更新した。1700円近辺のフシから上放れた形であり、今期(15年3月期)増収増益見通し、低PER、低PBRを評価して上値追いの展開だろう。

 押出事業(産業用包装材、食品用包装材、広告用ディスプレー材、住宅用断熱材など)、ビーズ事業(自動車衝撃緩衝材、家電製品緩衝材、IT製品輸送用通い函など)、その他事業(一般包材など)を展開し、自動車部品用ポリプロピレン「ピーブロック」や住宅用高性能断熱材「ミラフォーム」など、高機能・高付加価値製品の拡販を強化している。

 中期経営計画では最終年度15年3月期の売上高1100億円、営業利益率8%を目標値として掲げている。14年4月には、発泡ポリプロピレンビーズ(成型品「ピーブロック」用ビーズ)の新工場として北九州工場が生産を開始し、栃木県鹿沼市、三重県四日市市との3拠点体制を確立した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:45 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】陽光都市開発は安値圏モミ合いから上放れて強基調へ転換

 投資用マンション企画・販売の陽光都市開発<8946>(JQS)の株価は、5月直近安値142円から反発して出直りの動きを強めている。6月10日には175円まで上値を伸ばす場面があった。安値圏モミ合いから上放れて強基調へ転換の可能性があり、財務基盤改善や収益改善基調を評価して出直りの動きが本格化しそうだ。

 投資用マンション「グリフィンシリーズ」の企画・販売事業を縮小し、不動産管理・賃貸・仲介事業のストック型フィービジネスへの事業構造転換で収益基盤を強化している。

 13年8月にアパマンショップホールディングス<8889>の子会社アパマンショップネットワークとFC加盟契約を締結し、13年10月にストライダーズ<9816>と資本業務提携した。14年4月には当社の不動産仲介事業を子会社の陽光アセット・インベスターズに事業譲渡して、同社の商号をグリフィン・パートナーズに変更した。

 14年1月には、徳威企業発展有限公司(上海)およびストライダーズによる当社新株予約権行使で自己資本比率が大幅に改善した。今期(14年12月期)第1四半期末(14年3月末)の自己資本は6億66百万円、自己資本比率は25.9%、1株当たり純資産(BPS)は55円33銭となり、前期末(13年12月末)の自己資本1億90百万円、自己資本比率9.0%、BPS19円92銭に対して財務基盤が大幅に改善している。財務基盤が強化されたことでM&Aの積極化や不動産販売事業の再構築も目指している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:41 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】白鳩は調整の最終局面、底値買い好機の可能性

 インナーウェアのネット通販事業を展開する白鳩<3192>(JQS)は4月23日に新規上場した。株価はIPO人気が一巡して低迷しているが、足元では下げ止まり感を強めている。公開価格割れ水準に到達して調整のほぼ最終局面だろう。今期(14年8月期)は上場関連費用を吸収して増収増益見込みであり、業績面の不安は小さい。四半期ごとに業績好調を確認しながら水準を切り上げる展開だろう。底値買いの好機とも言えそうだ。

 14年4月東証JASDAQ市場に新規上場した。女性用を中心としたインナーウェアのオンラインショッピングサイト「京都発インナーショップ白鳩」の運営を主力事業としている。またアンテナショップとして、実店舗のJR京都駅南口アバンティB1インナーショップ「Shirohato」も運営している。

 1965年創業、1974年会社設立で靴下の職域販売からスタートした。そして靴下のカタログ通販やインナーウェアの実店舗販売を経て、95年に自社本店サイトをオープンしてインナーウェアのネット通販にシフトした。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:36 | アナリスト銘柄分析
2014年06月10日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ストリームは急騰して底練りから上放れ、収益改善基調を評価

 家電やパソコンなどのネット通販サイトを運営するストリーム<3071>(東マ)の株価は5月下旬に動意付き、800円台に乗せて08年5月以来の高値圏で推移している。目先的には過熱感を強めているが、月足チャートで見ると09年から続いた底練り展開から上放れた形だ。収益改善基調であり、過熱感を冷ますための自律調整を挟みながら上値を追う展開だろう。

 家電製品、パソコン、デジタルカメラなどを販売するネット通販サイト「ECカレント」「イーベスト」「特価COM」の運営を主力としている。14年1月に子会社の中国・上海思多励国際貿易有限公司(上海ストリーム)の出資持分全部を譲渡して、経営資源を国内ネット通販事業に集中する方針を打ち出した。

 テレビやパソコンの需要低迷、商品仕入の混乱などで13年1月期の収益が大幅に悪化したが、その後は資本・業務提携先のベスト電器<8175>からの仕入が正常化し、市場価格に迅速に対応できるシステム構築、仕入先とのデータ連携強化による取扱アイテム数の増加、販売効率の向上、販売価格の適正化と粗利益の確保、さらに販管費圧縮などの施策を強化して収益は改善基調である。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:42 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】クレスコは3月高値突破して上伸、今期増収増益見通しを評価

 受託ソフトウェア開発のクレスコ<4674>(東1)の株価は、5月下旬に3月高値1170円を突破し、その後も1200円台に上値を伸ばして堅調に推移している。13年秋を起点とする上昇トレンドであり、今期(15年3月期)増収増益見通しを評価して上値追いの展開だろう。

 ビジネス系のソフトウェア開発事業を主力として、組込型ソフトウェア開発事業、その他事業(商品・製品販売など)も展開している。収益力向上に向けた重点施策として、クラウド関連ソリューションを強化し、グループ連携の強化、組込関連事業の再構築、新ビジネスモデルの創出、ニアショア開発とオフショア開発(地方分散開発体制強化と中国・ベトナムでの開発体制整備)などを推進している。得意分野を持つビジネスパートナーとのアライアンス戦略やM&A戦略も積極活用する方針だ。

 13年4月にはソリューション事業のクリエイティブジャパンを完全子会社化し、企業コンサルティング事業のエル・ティー・エスを持分法適用会社化した。13年9月には三谷産業<8285>とクラウドサービス事業で協業体制を構築した。また14年3月には、法人向け電子マニュアル/電子カタログサービス分野でゴマブックスと戦略的提携し、企業内文書デジタルサービス「Creage for Digital Publishing」の提供を開始した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:38 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ワークマンは今期増収増益見通しを評価して高値更新の展開

 作業服店チェーンのワークマン<7564>(JQS)の株価は、5月19日に2月高値を突破し、その後も高値更新の展開が続いている。目先的には過熱感もあるが、今期(15年3月期)増収増益見通しを評価する動きであり、過熱感を冷ますための自律調整を挟みながら上値を追う展開だろう。

 ワーキングウェアや作業関連用品などの大型専門店チェーンをFC中心に展開している。ローコスト経営を特徴とするとともに、他社との差別化戦略としてのPB商品「WORKMAN BEST」の開発、単品管理プロジェクトの推進、地域特性に合わせた売り場づくりなどを強化している。前期(14年3月期)末店舗数は1都2府37県下に合計730店舗(直営112店舗、FC618店舗)となり、中期的には22年3月期に全国1000店舗、28年3月期に全国1300店舗を目指している。

 今期(15年3月期)の業績(非連結)見通し(4月30日公表)は、チェーン全店売上高が前期比6.0%増の729億04百万円として、営業総収入が同7.3%増の516億40百万円、営業利益が同7.8%増の90億30百万円、経常利益が同7.0%増の101億70百万円、純利益が同11.0%増の61億90百万円としている。5期連続の増収増益で最高益更新の見込みだ。配当予想は前期と同額の年間83円(期末一括)としている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:34 | アナリスト銘柄分析
2014年06月09日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】山田コンサルティンググループは強基調に回帰、1月高値試す

 各種コンサルティング事業を展開する山田コンサルティンググループ<4792>(JQS)の株価は、3月安値1897円から反発して出直り展開となり、1月高値2690円に接近している。短期調整が一巡して強基調に回帰した形であり、高配当利回り、自己株式取得、さらに中期成長力を評価して1月高値を試す展開だろう。

 各種コンサルティング事業を展開するグループの純粋持株会社である。傘下の山田ビジネスコンサルティングの経営コンサルティング事業(経営・財務・企業再生・事業承継・M&A支援・資本政策などのコンサルティング)、山田FASの資本・株式・株主に関するコンサルティング事業(バリュエーション業務、M&A・企業再編の財務アドバイザイリー業務、上場支援業務、中堅中小企業対応M&A関連業務など)、山田不動産コンサルティングの不動産コンサルティング事業(不動産有効活用などのコンサルティング、不動産仲介、住宅販売仲介など)、東京ファイナンシャルプランナーズのFP関連事業(FP資格取得講座・実務研修、相続手続サポート業務など)、キャピタルソリューションおよび投資事業有限責任組合の投資ファンド事業(事業承継ファンド)などを展開している。

 中期経営目標としてはROE(株主資本当期純利益率)20%以上を掲げている。また中期成長に向けた重点戦略として、グループ中核事業の経営コンサルティング事業では、大手金融機関や地方金融機関との連携強化、事業再生・事業承継を切り口としたM&A事業の本格展開に加えて、中国現地法人およびシンガポール支店を拠点として中国・アジア展開も強化する。資本・株式・株主に関するコンサルティング事業では、大手証券会社など金融機関との連携を強化し、事業承継を切り口とした中堅中小企業対応M&A関連業務の拡大を推進する。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:32 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】シンプロメンテは上放れの動き、中期成長力を評価で出直り

 飲食店などに店舗設備・機器メンテナンスサービスを提供するシンプロメンテ<6086>(東マ)の株価は、全般地合い悪化も影響して軟調展開だったが、1000円近辺で下値固めが完了したようだ。足元では安値圏モミ合いから上放れの動きを強めている。今期(15年2月期)2桁増収増益見通しであり、中期成長力も評価して出直り展開だろう。

 99年10月創業で、13年12月東証マザーズ市場に新規上昇した。大手飲食チェーンや物販・小売チェーンなどを主要顧客として、店舗における内外装および各種設備・機器(厨房機器、給排水・衛生設備、空調・給排気・ダクト設備、電機設備、照明機器、ガス設備、看板、開口部・自動ドア・ガラス・鍵、シャッターなど)の不具合を解決するメンテナンスサービスを提供している。

 全国の店舗から24時間365日、顧客本部に代わって修理・メンテナンスの依頼を受け付け、依頼の種類・地域・内容などに応じて、全国4000社を超える当社協力業者(メンテキーパー)から適切な業者を選定・手配し、店舗の各種設備・機器等の不具合を解決するサービスが特徴だ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:26 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】キトーは長期上昇トレンド継続、自律調整挟みながら上値追い

 搬送機器メーカーのキトー<6409>(東1)の株価は、5月30日に1月高値2368円を突破し、6月4日には2580円まで上値を伸ばす場面があった。目先的には過熱感を強めているが、長期上昇トレンド継続の形だ。今期(15年3月期)も好業績見通しであり、過熱感を冷ますための短期的な自律調整を挟みながら上値を追う展開だろう。

 工場内で使用される電気・手動チェーンブロック、ロープホイスト、クレーンなどを主力とする搬送機器の大手メーカーである。中期経営計画では「真のグローバルNO.1のホイストメーカー」を目指し、日本、北米、中国、アジア、欧州の地域別戦略などでグローバル化を加速している。積極的なM&A戦略も視野に入れて、目標数値としては16年3月期売上高580億円、営業利益70億円を掲げている。

 地域戦略としては、日本・北米・中国での強固な代理店網構築、流通網が未整備のアジア新興国での直販体制強化を推進している。製品戦略としては、日本および北米ではワイヤーロープホイストやシアターホイストなど品揃えを強化する。生産戦略としては、生産コストおよびリスク分散に向けて海外生産能力拡充に取り組む。北米や中国での生産を拡大し、為替リスクや調達コストの低減への取り組みも継続する。韓国・タイ・インドでのクレーン製造能力強化も推進して、13年4月に韓国、13年7月にタイで新クレーン工場が本格稼働した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:20 | アナリスト銘柄分析
2014年06月08日

【アナリスト水田雅展の株式・為替相場展望】投資マインド改善の流れ継続、物色が広がる中小型株先導

(9日〜13日)

■指数は週末SQに向けて仕掛け的な動きも

 来週(6月9日〜13日)の株式・為替相場は、投資マインド改善の流れが継続して堅調な展開となりそうだ。株式市場では急ピッチの上昇に対する警戒感や戻り売り圧力もあるが、新興市場では物色の広がりも見せ始めており、やはり中小型株先導の形だろう。週末13日の株価指数先物・オプション6月限メジャーSQ(特別清算指数)算出に向けての思惑も焦点となり、仕掛け的な動きが活発になる可能性もあるだろう。

 イベントとしては12日〜13日の日銀金融政策決定会合が焦点だが、すでに日銀の追加金融緩和観測が大きく後退しているため、材料視されない可能性があるだろう。この場合は、翌週17日〜18日の米FOMC(連邦公開市場委員会)を控えて重要イベントの谷間となる。

 外国為替市場では、重要イベントだった5日のECB(欧州中央銀行)理事会での追加金融緩和決定や、週末6日の米5月雇用統計発表後も、概ね市場予想どおりの結果として大きな動きを見せていない。来週も米10年債利回りの動向を睨みながらの展開だが、世界的な低金利を背景として、ドル・円相場、ユーロ・円相場とも小動きとなりそうだ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:45 | アナリスト銘柄分析
2014年06月06日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】久世は調整一巡、今期営業損益改善見通し評価で出直り

 業務用食材卸の久世<2708>(JQS)の株価は、全般地合い悪化や前期(14年3月期)の利益減額修正が影響して水準を切り下げた。しかし5月23日安値611円から、足元では650円〜660円まで切り返して調整一巡感を強めている。今期(15年3月期)の営業損益改善見通しを評価して出直り展開だろう。

 首都圏を中心にファーストフード・ファミレス・カフェ、居酒屋・パブ、ディナーレストラン・ホテル・会館、惣菜・デリカ・娯楽施設・ケータリングなど、外食・中食産業向けに業務用食材の卸売事業を展開し、大手飲食チェーンも主要顧客としている。子会社のキスコフーズは国内(静岡市)とニュージーランドで業務用高級ソース・高級スープの製造販売、久世フレッシュワンは東京都内で生鮮野菜など農産品の卸売を展開している。

 中期経営計画では20年3月期売上高1000億円、営業利益20億円を目指し、重点戦略として首都圏・関西圏・中京圏での販路拡大、全国物流ネットワークの強化、中食市場や高齢者施設給食市場の開拓強化、PB商品の拡販や製造利益の拡大、海外事業の基盤確立などを掲げている。中国・成都の子会社は15年3月期に単年度黒字化の見込みとしている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:36 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】システム情報は5月安値で底打ちして強基調に転換の可能性

 受託ソフトウェア開発のシステム情報<3677>(JQS)の株価は、全般地合い悪化も影響して軟調展開が続いたが、5月安値960円から切り返しの動きとなり、足元では1400円近辺まで戻している。5月安値で底打ちして強基調に転換した可能性があり、出直りの動きが本格化しそうだ。

 13年10月JASDAQ市場に新規上場した。Webアプリケーション・組込系システム開発などのSI(システムインテグレーション)サービス、インフラ構築などのITソリューションサービス、およびコンサルティングサービスを展開している。得意先別に見ると、NTTデータ<9613>グループ向け、および日本IBM向けを主力としている。エンドユーザーの業種別では保険が約5割を占め、銀行・証券、製造、流通・サービス、情報・通信が続いている。

 システム開発の品質保証力の高さを特徴としている。品質保証の世界標準であるCMMI(米国カーネギーメロン大学のソフトウェア工学研究所が開発したソフトウェア開発プロセスの能力成熟度モデル)について、日本では7社目となる最高位レベル5を12年11月に達成した。プロジェクト管理の国際標準資格であるPMPも従業員の3分の1以上が取得している。
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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】TACは5月安値から切り返して底打ちの可能性、収益改善基調を評価

 「資格の学校」を運営するTAC<4319>(東1)の株価は地合い悪化も影響して水準切り下げの軟調展開が続いたが、5月21日安値230円から切り返して足元では250円近辺まで戻している。底打ちの可能性があり、収益改善基調を評価して出直り展開だろう。

 財務・会計分野(簿記検定・公認会計士など)、経営・税務分野(税理士・中小企業診断士など)、金融・不動産分野(宅建・不動産鑑定士・FPなど)、法律分野(司法試験・司法書士など)、公務員・労務分野(社会保険労務士・国家総合職など)といった幅広い分野で「資格の学校」を運営し、法人研修事業、出版事業、人材事業も展開している。

 13年12月には増進会出版社と資本・業務提携した。増進会出版社は子会社のZ会を通じて通信教育事業などを展開している。当社の教室運営ノウハウや資格系コンテンツ開発力などと、増進会出版社の通信教育ノウハウや教養系コンテンツ開発力などを融合させて、新たなソリューションの提供を目指している。
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