[アナリスト銘柄分析]の記事一覧
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記事一覧 (05/14)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】カナモトは高値更新の展開、好業績を評価して上げ足加速
記事一覧 (05/14)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】新和内航海運は減益見通しで急落、売り一巡して反発のタイミング
記事一覧 (05/14)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】クレスコは3月高値に接近、今期増収増益見通し好感し上値試す
記事一覧 (05/13)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ミロク情報サービスは好業績見通しを評価して高値圏目指す
記事一覧 (05/13)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】第一実業は今期大幅増収増益や割安感を評価して出直り
記事一覧 (05/13)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】JSPは高値圏に回帰、好業績を評価し13年5月高値を試す
記事一覧 (05/11)【アナリスト水田雅展の株式・為替相場展望】重要イベントの谷間、決算発表もピークアウト
記事一覧 (05/09)【アナリスト水田雅展の銘柄診断】FPGは三角保ち合い上放れのタイミング、好業績を評価
記事一覧 (05/09)【アナリスト水田雅展の銘柄診断】TACは4月安値で底打ちして出直り、収益改善基調を評価
記事一覧 (05/08)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】国際計測器は反発の動き、好業績を評価して出直り本格化
記事一覧 (05/08)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】朝日ラバーは、好業績や低PBRを評価して高値圏回帰目指す
記事一覧 (05/08)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】フォーカスシステムズはモミ合い上放れのタイミング、割安感も支援材料
記事一覧 (05/08)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】システム情報は調整の最終局面、売られ過ぎ感強めて反発のタイミング
記事一覧 (05/08)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】久世は、下値固め完了感、割安感も評価して反発のタイミング
記事一覧 (05/07)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】IMVは強基調に転換して株価に勢い
記事一覧 (05/07)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】フライトHDは底打ち感強めて反発、収益改善基調を評価
記事一覧 (05/07)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ゲームカード・ジョイコHDは高配当利回りや低PBRで下値は限定的
記事一覧 (05/07)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】立花エレテックは1月高値に接近、フシ突破すれば上げ足速める
記事一覧 (05/07)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】電算システムは第1四半期業績好感して高値圏目指す
記事一覧 (05/07)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】松田産業は反発のタイミング接近、低PBRも支援材料
2014年05月14日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】カナモトは高値更新の展開、好業績を評価して上げ足加速

 建設機械レンタル大手のカナモト<9678>(東1)の株価は高値更新の展開だ。短期的な自律調整が一巡したようだ。建設関連ビッグプロジェクトが目白押しで中期的に事業環境は良好である。今期(14年10月期)業績見通しの増額修正は濃厚であり、好業績を評価して上げ足を加速しそうだ。

 建設機械レンタルを主力として、海外向け中古建設機械販売、土木・建築工事用鉄鋼製品販売、IT機器・イベント関連レンタルなども展開している。北海道を地盤に東北、関東、中部、近畿、九州にも営業拠点網を拡充して全国展開を加速し、12年6月に道路建機レンタルと道路工事施工のユナイトを子会社化するなど、グループ戦略やアライアンス戦略も強化している。

 14年4月には、環境保全設備や地下施設建設機械などの製造・レンタルを手掛ける子会社のKGフローテクノが、中国・上海に現地法人を設立した。中国で需要拡大が見込める環境保全設備や地下施設建設機械の事業展開を推進する方針だ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:49 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】新和内航海運は減益見通しで急落、売り一巡して反発のタイミング

 新和内航海運<9180>(JQS)の株価は、4月30日に発表した今期(15年3月期)減益・減配見通しを嫌気して急反落した。ただし内航海運事業の輸送量は復興関連を中心に高水準推移が予想される。会社予想は保守的な印象が強く、売り一巡して反発のタイミングだろう。指標面の割安感も支援材料だ。

 NSユナイテッド海運<9110>の子会社である。鉄鋼メーカー向けの原料炭・石灰石・鋼材、電力向けの石炭、建設向けのセメントなどを輸送する内航海運事業を主力として、港湾運送事業やLPGタンクローリー等輸送事業なども展開している。

 4月30日に発表した前期(14年3月期)連結業績は、売上高が前々期比10.4%増の210億42百万円、営業利益が同59.7%増の18億70百万円、経常利益が同53.6%増の18億05百万円、純利益が同48.6%増の11億59百万円だった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:41 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】クレスコは3月高値に接近、今期増収増益見通し好感し上値試す

 受託ソフトウェア開発のクレスコ<4674>(東1)の株価は、3月高値から一旦反落したが、足元では水準切り上げの動きを強めて3月高値に接近している。短期的な自律調整が一巡したようだ。5月7日に発表した今期(15年3月期)増収増益見通しも好感して上値を試す展開だろう。

 ビジネス系のソフトウェア開発事業を主力として、組込型ソフトウェア開発事業、その他事業(商品・製品販売など)を展開している。収益力向上に向けた重点施策として、クラウド関連ソリューションを強化し、グループ連携の強化、組込関連事業の再構築、新ビジネスモデルの創出を推進する。得意分野を持つビジネスパートナーとのアライアンスやM&Aも積極活用する方針だ。

 13年4月にはソリューション事業のクリエイティブジャパンを完全子会社化し、企業コンサルティング事業のエル・ティー・エスを持分法適用会社化した。13年9月には三谷産業<8285>とクラウドサービス事業で協業体制を構築した。また14年3月には、法人向け電子マニュアル/電子カタログサービス分野でゴマブックスと戦略的提携し、企業内文書デジタルサービス「Creage for Digital Publishing」の提供を開始した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:31 | アナリスト銘柄分析
2014年05月13日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ミロク情報サービスは好業績見通しを評価して高値圏目指す

 財務・会計ソフト開発のミロク情報サービス<9928>(東1)の株価は戻り高値圏から反落したが、足元では調整一巡感を強めている。下値切り上げトレンドを継続しており、5月9日発表の今期(15年3月期)好業績見通しや、指標面の割安感を評価して高値圏を目指す展開だろう。

 会計事務所(税理士・公認会計士事務所)と、その顧問先企業である中堅・中小企業向けに、業務用アプリケーションソフト開発・販売、汎用サーバ・パソコン・サプライ用品販売、運用支援・保守サービス、経営情報・コンサルティングサービスなどを展開している。システム導入契約売上とサービス収入が収益柱である。

 全国約8400の会計事務所ユーザーおよび約1万7000社の中堅・中小企業ユーザーを有し、ストック型収益構造を特徴としている。会計事務所向けシステム「ACELINK NX−Pro」、中堅企業向けERPシステム「Galileopt NX−T」、中小企業向け新ERPシステム「MJSLINK NX−T」などが主力製品だ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:35 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】第一実業は今期大幅増収増益や割安感を評価して出直り

 機械専門商社の第一実業<8059>(東1)の株価は地合い悪化の影響で水準を切り下げたが、足元では下値固め完了感を強めている。5月9日発表の今期(15年3月期)大幅増収増益見通しや、指標面の割安感を評価して出直りの動きが本格化しそうだ。

 機械の専門商社でプラント・エネルギー事業、エレクトロニクス事業、産業機械事業、その他事業を展開している。13年5月発表の新経営計画「AIM2015」では、最終年度16年3月期の売上高1550億円、営業利益57億円、経常利益59億円、純利益37億円を目標値として掲げている。グローバルビジネスを積極展開する方針だ。

 新規事業としては、植物工場システムの販売に関するプロジェクトを立ち上げて、埼玉県入間市にパイロットプラントを建設している。また14年4月には、長野県飯田市でメガソーラー「第一実業飯田太陽光発電所」が営業運転を開始した。茨城県笠間市の太陽光発電所に続く2カ所目のメガソーラーだ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:31 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】JSPは高値圏に回帰、好業績を評価し13年5月高値を試す

 発泡プラスチック製品のJSP<7942>(東1)の株価は、下値切り上げの動きを強めて戻り高値圏に回帰した。4月30日に発表した今期(15年3月期)増収増益見通し、指標面の割安感を評価して13年5月高値を試す展開だろう。

 押出事業(産業用包装材、食品用包装材、広告用ディスプレー材、住宅用断熱材など)、ビーズ事業(自動車衝撃緩衝材、家電製品緩衝材、IT製品輸送用通い函など)、その他事業(一般包材など)を展開し、住宅用高性能断熱材「ミラフォーム」や自動車部品用ポリプロピレン「ピーブロック」など、高機能・高付加価値製品の拡販を強化している。中期経営計画では、最終年度15年3月期の売上高1100億円、営業利益率8%を目標値として掲げている。

 14年4月には、発泡ポリプロピレンビーズ(成型品「ピーブロック」用ビーズ)の新工場として北九州工場が生産を開始し、栃木県鹿沼市、三重県四日市市との3拠点体制を確立した。また4月30日には、100%連結子会社の日本アクリエースから7月1日付で事業を譲り受けると発表した。日本アクリエースが保有する製造技術と当社の押出発泡技術の融合を図る戦略だ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:26 | アナリスト銘柄分析
2014年05月11日

【アナリスト水田雅展の株式・為替相場展望】重要イベントの谷間、決算発表もピークアウト

(5月12〜15日)

■ウクライナ情勢を睨みながら全体として材料難の中で下値固めが焦点

 来週(5月12日〜16日)の株式・為替相場は、重要イベントの谷間となり、主要企業の3月期決算発表が実質的にほぼピークアウトする中で、全体としてはやや材料難となりそうだ。政府の成長戦略に法人税実効税率の引き下げが明記される見込みとの報道にも反応が鈍いだけに、大勢としてはレンジ相場が継続して個別物色の展開だが、ウクライナ情勢の緊迫化、消費増税の影響、15年3月期の企業業績見通しに対するアナリストの投資判断の変更状況などを睨みながら、日経平均株価1万4000円台での下値固めが焦点だろう。

 前週(5月7日〜9日)の日本株は4連休明けの7日に大幅下落し、その後の反発力も鈍い展開だった。主要株価指数の週間騰落率を見ると、日経平均株価は257円92銭(1.79%)下落して週末9日の終値は1万4199円59銭、TOPIXは16.97ポイント(1.44%)下落して週末9日の終値は1165.51だった。

 2日の米4月雇用統計で非農業部門雇用者増加数が市場予想を大幅に上回ったが、その後も米10年債利回りが低下して為替が1ドル=101円台とドル安・円高方向に傾き、6日の米国株式市場でダウ工業株30種平均株価が前日比129ドル53セント(0.79%)下落したことも受けて、7日の日本株は日経平均株価が前日比424円06銭(2.94%)安、TOPIXが前日比30.47ポイント(2.58%)安と大幅下落した。その後8日と9日は上昇したものの反発力の鈍い展開だった。ウクライナ情勢の緊迫化も警戒されたようだ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 19:48 | アナリスト銘柄分析
2014年05月09日

【アナリスト水田雅展の銘柄診断】FPGは三角保ち合い上放れのタイミング、好業績を評価

 タックス・リース・アレンジメント事業を主力に総合金融サービスを展開するFPG<7148>(東1)の株価は、地合い悪化も影響してやや上値の重い展開だが下値は着実に切り上げている。好業績を評価して三角保ち合い上放れのタイミングだろう。

 子会社(特別目的会社SPC)が運営するオペレーティング・リース事業の組成・販売・管理などを行うタックス・リース・アレンジメント事業を主力として、保険事業(保険仲立人)、M&Aアドバイザリー事業、プライベートバンキング事業、不動産関連事業なども展開している。

 タックス・リース・アレンジメント事業は、航空機・船舶・海上輸送用コンテナなど大型輸送設備を主対象としてリース組成し、出資金販売に伴うSPCからの手数料収入を収益柱としている。13年11月には、独立系の大手航空機リースマネジメント会社であるアメンタム社(アイルランド)の株式25%を取得して資本業務提携し、航空機リース組成事業を強化している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:01 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄診断】TACは4月安値で底打ちして出直り、収益改善基調を評価

 「資格の学校」を運営するTAC<4319>(東1)の株価は地合い悪化も影響して水準を切り下げたが、足元では調整一巡して反発の動きを強めている。4月安値で底打ちした可能性があり、収益改善基調を評価して出直り展開だろう。なお5月15日に決算発表を予定している。

 財務・会計分野(簿記検定・公認会計士など)、経営・税務分野(税理士・中小企業診断士など)、金融・不動産分野(宅建・不動産鑑定士・FPなど)、法律分野(司法試験・司法書士など)、公務員・労務分野(社会保険労務士・国家総合職など)など幅広い分野で「資格の学校」を運営し、法人研修事業や出版事業なども展開している。

 13年12月には増進会出版社と資本・業務提携した。増進会出版社は子会社のZ会を通じて通信教育事業などを展開している。当社の教室運営ノウハウや資格系コンテンツ開発力などと、増進会出版社の通信教育ノウハウや教養系コンテンツ開発力などを融合させて、新たなソリューションの提供を目指す戦略だ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:57 | アナリスト銘柄分析
2014年05月08日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】国際計測器は反発の動き、好業績を評価して出直り本格化

 バランシングマシンの国際計測器<7722>(JQS)の株価は全般地合い悪化も影響して調整局面だったが、足元では下値を確認して反発の動きを強めている。好業績を評価して出直りの動きが本格化しそうだ。5月15日予定の決算発表が接近して期待感が高まる可能性もあるだろう。

 自動車タイヤメーカー向けバランシングマシンを主力として、シャフト歪自動矯正機、電気サーボモータ式振動試験機、子会社での材料試験機なども展開している。米国自動車市場の好調、アジア自動車市場の拡大、円安進行に伴う日系自動車メーカーの生産台数増加、世界的なエコカー開発・量産投資などを背景として、自動車・タイヤメーカーからの受注が高水準である。

 中期5カ年経営計画では16年3月期の売上高135億円、営業利益24億円、経常利益24億円、純利益14億円を目標数値として掲げている。新製品開発では電気サーボモータ式各種振動試験装置、電気サーボモータ式ステアリングシステム試験装置、電気サーボモータ式捩り試験装置、動電型振動試験機などの開発・製品化を進めている。動電型振動試験機のエミックとの業務提携でシナジー効果も期待される。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:41 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】朝日ラバーは、好業績や低PBRを評価して高値圏回帰目指す

 車載照明用ゴム製品の朝日ラバー<5162>(JQS)の株価は、上値がやや重いが一方では下値を着実に切り上げている。400円近辺のフシを突破すれば上げ足を速める可能性があり、好業績や低PBRを評価して高値圏回帰の動きを強めそうだ。なお5月13日に決算発表を予定している。

 自動車内装照明関連などの工業用ゴム製品を主力として、スポーツ用ゴム製品(卓球ラケット用ラバー)や医療・衛生用ゴム製品(点滴輸液バッグ用ゴム栓など)も展開している。シリコーンゴムをベースにした製品開発に強みを持ち、車載用小型電球の光源カラーキャップ「ASA COLOR LAMPCAP」や、車載用LED照明の光源カラーキャップ「ASA COLOR LED」などを主力製品としている。

 車載用「ASA COLOR LED」は従来の高級車向けに加えて、小型車や軽自動車向けにも採用が拡大している。また新製品・新規分野では機能製品のRFIDタグ用ゴム製品を増産する。NEC<6701>のポータブルDNA解析装置向けマイクロ流体チップについては、今期(15年3月期)量産開始する計画だ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:37 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】フォーカスシステムズはモミ合い上放れのタイミング、割安感も支援材料

 システム構築・運用のフォーカスシステムズ<4662>(JQS)の株価は、2月の戻り高値から上値を切り下げたが、一方では下値固めが完了してモミ合い煮詰まり感を強めている。好業績や割安感を評価してモミ合い上放れのタイミングだろう。決算発表が接近して期待感が高まる可能性もありそうだ。

 公共関連・民間関連のシステム構築・保守・運用・管理サービスを主力として、セキュリティ機器関連事業も展開している。顧客別に見るとNTTデータ<9613>関連が3割〜4割、日本IBM関連が1割〜2割を占める主要顧客だ。民間関連事業では従来の関東圏・近畿圏に加えて、東海圏にも拠点展開して営業を強化している。

 前期(14年3月期)の業績(非連結)見通し(2月7日に増額修正)は売上高が前々期比12.5%増の139億円、営業利益が同61.6%増の7億10百万円、経常利益が同63.3%増の6億80百万円、そして純利益が同53.4%増の3億70百万円としている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:34 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】システム情報は調整の最終局面、売られ過ぎ感強めて反発のタイミング

 受託ソフトウェア開発のシステム情報<3677>(JQS)の株価は、全般地合い悪化も影響して軟調展開が続いたが、足元では売られ過ぎ感を強めている。調整のほぼ最終局面で一旦は反発のタイミングだろう。

 13年10月JASDAQ市場に新規上場した。Webアプリケーション・組込系システム開発などのSI(システムインテグレーション)サービス、インフラ構築などのITソリューションサービス、およびコンサルティングサービスなどを展開している。得意先別に見ると、NTTデータ<9613>グループ向けおよび日本IBM向けを主力としている。エンドユーザーの業種別では保険が約5割を占め、銀行・証券、製造、流通・サービス、情報・通信が続いている。

 システム開発の品質保証力を強みとしている。品質保証の世界標準であるCMMI(米国カーネギーメロン大学のソフトウェア工学研究所が開発したソフトウェア開発プロセスの能力成熟度モデル)について、日本では7社目となる最高位レベル5を12年11月に達成した。プロジェクト管理の国際標準資格であるPMPも、従業員の3分の1以上が取得している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:31 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】久世は、下値固め完了感、割安感も評価して反発のタイミング

 業務用食材卸の久世<2708>(JQS)の株価は、3月期末の配当権利落ちや地合い悪化の影響で水準を切り下げたが、足元では売り一巡して下値固め完了感を強めている。低PERと低PBRも支援材料として反発のタイミングだろう。なお5月12日に決算発表を予定している。

 首都圏を中心にファーストフード・ファミレス・カフェ、居酒屋・パブ、ディナーレストラン・ホテル・会館、惣菜・デリカ・娯楽施設・ケータリングなど、外食・中食産業向けに業務用食材の卸売事業を展開し、大手飲食チェーンも主要顧客としている。子会社のキスコフーズは国内(静岡市)とニュージーランドで業務用高級ソース・高級スープの製造、久世フレッシュワンは東京都内で生鮮野菜など農産品の卸売を展開している。

 中期経営計画では20年3月期売上高1000億円、営業利益20億円を目指し、重点戦略として首都圏・関西圏・中京圏での販路拡大、全国物流ネットワークの強化、中食市場や高齢者施設給食市場の開拓強化、PB商品の拡販や製造利益の拡大、海外事業の基盤確立などを掲げている。中国・成都の子会社は15年3月期に単年度黒字化の見込みだ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:28 | アナリスト銘柄分析
2014年05月07日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】IMVは強基調に転換して株価に勢い

 振動試験・計測装置のIMV<7760>(JQS)の株価は、3月末以降の急騰後も高値圏で推移している。目先的には過熱感で乱高下の可能性もあるが、強基調に転換して株価に勢いがあり、今期(14年9月期)業績増額の可能性も評価して上値追いの展開だろう。エコカー関連や防災関連などのテーマ性も支援材料だ。

 振動に係る試験・計測装置や振動問題に対するコンサルティングなど、総合環境シミュレーション業界のリーディングカンパニーである。振動シミュレーションシステム(振動試験装置)のDSS事業を主力として、メジャリングシステム(振動計測装置、振動監視装置、地震監視装置)のMES事業、テスト&ソリューションサービス(振動試験受託)のTSS事業を展開している。

 12年12月に新製品の無線型振動計測装置「カードバイブロAir2」を発売し、大手計装システムメーカーと安全計装(監視システム)関連の共同開発も進めている。海外展開も強化している。DSS事業では13年2月にIMVヨーロッパ(英国)を設立し、13年5月に中国・上海の駐在員事務所を開設した。MES事業では地震頻度の高いフィリピンやトルコへ進出する。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:34 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】フライトHDは底打ち感強めて反発、収益改善基調を評価

 システム開発や電子決済ソリューションのフライトホールディングス<3753>(東マ)の株価は水準切り下げの展開が続いたが、足元では底打ち感を強めている。決算発表が接近して思惑が強まる可能性もあり、収益改善基調を評価して反発のタイミングだろう。

 フライトシステムコンサルティング(旧)が13年10月、持株会社に移行してフライトホールディングスに商号変更し、事業承継した子会社フライトシステムコンサルティング(新)が、システム開発などのコンサルティング&ソリューション(C&S)事業、電子決済ソリューションなどのサービス事業を展開している。収益改善に向けて法人向けソリューションの強化、電子決済ソリューションの新製品投入、プロジェクト管理徹底などを推進している。

 電子決済ソリューションでは、スマートデバイス決済専用のアプリケーション「ペイメント・マスター」の展開を強化している。10年9月に提供を開始した国内初のBtoB向け決済ソリューションであり、特許出願中の機能も含めて大企業での管理に必要な機能を数多く搭載している。14年3月には、従来のiOS版に加えてWindows8版の提供も開始した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:31 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ゲームカード・ジョイコHDは高配当利回りや低PBRで下値は限定的

 遊戯機器関連のゲームカード・ジョイコホールディンス<6249>(JQS)の株価は、1500円台でのモミ合いから下放れの形となったが、高配当利回りや低PBRが支援材料となって下値は限定的だろう。5月9日予定の決算発表が接近して、今期(15年3月期)の収益改善に対する期待感が高まる可能性もあるだろう。

 パチンコ用プリペイドカードシステム首位の日本ゲームカードと、業界初のコイン型ICカードを採用したジョイコシステムズが11年に統合した持株会社である。パチンコ用カードユニットやパチスロ向けメダル貸機などの機器売上、カード収入、システム使用料収入が収益柱である。無借金経営であることや自己資本比率の高さ(13年3月期63.8%)など健全な財務基盤も特徴だ。

 プリペイドカードシステムの業界最大手(加盟店舗シェア5割強)で、カードユニットやメダル貸機は各台計数システム対応の普及が本格化している。中期成長に向けては、パチンコ・パチスロ関連業界全体での市場活性化への取り組み強化、主力商品である各台計数システム対応カードユニット&メダル貸機「B∞LEX」シリーズの機能拡張、プラズマクラスターイオンユニットの機能拡張、事業領域拡大を視野に入れた革新的新商品・新サービスの開発などを掲げている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:28 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】立花エレテックは1月高値に接近、フシ突破すれば上げ足速める

 電機・電子技術商社の立花エレテック<8159>(東1)の株価は、3月の直近安値圏から反発して1月の高値に接近している。好業績を評価する流れに変化はなく、1400円近辺の上値フシを突破すれば上げ足を速める可能性があるだろう。なお5月12日に決算発表を予定している。

 FAシステム事業、半導体デバイス事業を主力として、施設事業、情報通信事業、その他事業(ソリューション事業など)を展開し、13年4月には金属加工の製造受託(MMS)と電子機器の製造受託(EMS)を統合してMS(マニュファクチャリング・サービス)事業を新設した。

 M&A戦略では10年にFA機器専門商社の大電社を完全子会社化、12年6月に関東圏を地盤とするFA機器専門商社の高木商会と資本・業務提携、そして13年2月にルネサスエレクトロニクス<6723>の販売子会社からコンポーネント事業と半導体製品再販事業の移管を受けて立花デバイスコンポーネントを設立した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:25 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】電算システムは第1四半期業績好感して高値圏目指す

 情報サービスの電算システム<3630>(東1)の株価は出直りの動きを強めている。地合い悪化の影響を受けた2月〜3月の安値圏で下値固めが完了し、4月30日に発表した第1四半期(1月〜3月)の大幅増収増益も好感したようだ。高値圏を目指す展開だろう。

 情報サービス事業(システムソリューション、情報処理サービス、システムインテグレーション・商品販売)と、収納代行サービス事業(コンビニ収納代行、郵便振替決済代行、ネットショッピング決済、電子マネー決済)を収益柱として、クラウドサービスや電子マネーへの対応を強化している。

 13年10月にはNTTドコモ<9437>と業務提携して、米Googleの企業向けクラウドビジネスに関する戦略的パートナーとして連携を強化した。収納代行サービス事業では、国際送金サービスのコンビニエンスストア取り扱い窓口増加への取り組みを強化している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:19 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】松田産業は反発のタイミング接近、低PBRも支援材料

 貴金属リサイクル事業の松田産業<7456>(東1)の株価は、全般地合い悪化も影響して水準切り下げの展開が続いたが、13年6月安値に接近して調整のほぼ最終局面だろう。低PBRも支援材料に反発のタイミングが接近しているようだ。なお5月12日に決算発表を予定している。

 貴金属リサイクルを主力とする貴金属関連事業、および農林水産品を扱う食品関連事業を展開している。海外展開は東アジアを中心に拠点網の拡充を推進し、貴金属関連事業は中国、台湾、フィリピン、ベトナム、タイ、マレーシア、シンガポール、食品関連事業は中国、タイに展開している。

 前期(14年3月期)の連結業績見通し(2月12日に2回目の減額)は売上高が前々期比0.8%減の1660億円、営業利益が同19.2%減の45億円、経常利益が同17.8%減の50億円、純利益が同17.2%減の33億20百万円としている。食品関連事業は水産品・畜産品の販売数量増加や農産品の価格上昇が寄与して収益改善するが、主力の貴金属関連事業の需要回復が想定より遅れている。ただし今期(15年3月期)は、貴金属関連事業の需要が回復傾向を強めて収益改善が期待されるだろう。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:16 | アナリスト銘柄分析