[アナリスト銘柄分析]の記事一覧
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記事一覧 (03/23)【アナリスト水田雅展の株式・為替相場展望】米長期金利の動きと米国株の反応を睨みながら神経質な展開
記事一覧 (03/20)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】リンテックは好業績を評価して昨年10月高値を目指す
記事一覧 (03/20)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】立花エレテックは短期調整一巡、好業績を評価して出直り
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記事一覧 (03/19)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ノアは一旦は底打ち、きっかけ次第で反発
記事一覧 (03/19)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エスプールは下値固め完了感、好業績を評価して出直り
記事一覧 (03/19)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】生化学工業は短期調整一巡して反発のタイミング
記事一覧 (03/19)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】モブキャストは調整最終局面、四半期営業損益は底打ちの可能性
記事一覧 (03/19)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】巴工業は下値切り上げの動き、収益改善を評価して出直り展開
記事一覧 (03/19)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ヤーマンは売り一巡、来期収益改善期待で出直り
記事一覧 (03/19)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】松田産業は調整のほぼ最終局面、低PBRに見直し余地
記事一覧 (03/19)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】クリナップは好業績を評価する流れで押し目買い好機
記事一覧 (03/19)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】イワキは調整の最終局面、割安感も評価し反発のタイミング
記事一覧 (03/19)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ティムコは反発のタイミング、収益改善や低PBRに評価余地
記事一覧 (03/18)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アーバネットコーポレーションは調整の最終局面、反発のタイミング
記事一覧 (03/18)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エスアールジータカミヤは動意のタイミング、押し目買い好機
記事一覧 (03/18)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】フライトHDは調整一巡、収益改善を評価して動意のタイミング
2014年03月23日

【アナリスト水田雅展の株式・為替相場展望】米長期金利の動きと米国株の反応を睨みながら神経質な展開

 来週(3月24日〜28日)の株式・為替相場は、ウクライナ情勢や中国の景気減速・理財商品デフォルトへの懸念に引き続き注意が必要だが、重要イベントの谷間となり、前週19日のイエレン米FRB(連邦準備制度理事会)議長の発言で動揺した米国市場がどのように動くのかが焦点となる。米長期金利の動きと米国株の反応を睨みながら神経質な展開となりそうだが、週後半の実質新年度入りに伴う新たな資金流入に対する期待感が高まるかも焦点だろう。

 前週は19日発表の米FOMC(連邦公開市場委員会)声明でテーパリング(量的緩和縮小)継続を決定し、フォワードガイダンスでは従来6.5%としていた失業率目標を撤回した。ここまではほぼ市場予想どおりの結果だった。しかし声明後の記者会見で、イエレンFRB議長が「ゼロ金利解除の時期は証券購入終了から半年後(15年春ごろ)」と発言したことを受けて、米長期金利が急上昇し、為替はドル高・円安方向に振れ、米国株は急落した。ゼロ金利解除の時期は15年夏〜後半という見方が有力だった市場が動揺した形だ。

 この米国市場の動きに対して翌20日の日本市場では、為替は概ね米国市場と同水準の1ドル=102円台で推移した。しかし日本株は次第に売り優勢となり、日経平均株価は前日比238円29銭安と大幅下落して終了した。ウクライナ情勢に対する過度な警戒感が後退し、米長期金利上昇で為替がドル高・円安方向に傾いたにもかかわらず、週末3連休を控えていたこともあり、株式市場は米国株急落を嫌気した形だ。この結果、前週の日本株の主要株価指数を週間騰落率で見ると日経平均株価は103円43銭(0.73%)下落、TOPIXは18.73ポイント(1.61%)下落となった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:46 | アナリスト銘柄分析
2014年03月20日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】リンテックは好業績を評価して昨年10月高値を目指す

 粘着製品大手のリンテック<7966>(東1)の株価は、全般地合い悪化の影響を受ける場面もあったが、足元では出直りの動きを鮮明にしている。好業績を評価して昨年10月高値を目指す展開だろう。

 高度な粘着応用技術と表面改質技術(粘着剤や表面コート剤の開発・配合・塗工技術)に強みを持ち、印刷材・産業工材関連(シール・ラベル用粘着フィルム、ウインドーフィルム、太陽電池用バックシート、自動車用・工業用特殊粘着製品など)、電子・光学関連(半導体製造用粘着テープ、タッチパネル用シート材、液晶用偏光・位相差フィルム粘着加工など)、洋紙・加工材関連(カラー封筒用紙、粘着製品用剥離紙・剥離フィルム、炭素繊維複合材料用工程紙など)の分野に幅広く事業展開している。

 3月11日には、米テキサス大学ダラス校と共同で開発を進めてきたカーボンナノチューブ(CNT)を薄いシート状に加工する新技術の16年度中の実用化に向けて、米国テキサス州に研究開発拠点NSTCを設立して量産技術の確立に着手すると発表した。CNTの素材としての特性を損なうことなく、従来手法に比べて100分の1から1万分の1という極めて薄いCNTシートを生成することが可能となり、用途としては電気自動車用蓄電装置の電極材料への活用などが考えられるとしている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:41 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】立花エレテックは短期調整一巡、好業績を評価して出直り

 電機・電子技術商社の立花エレテック<8159>(東1)の株価は1月高値から反落したが、足元で短期調整一巡感を強めている。好業績を評価して出直り展開だろう。

 FAシステム事業、半導体デバイス事業を主力として、施設事業、情報通信事業、その他事業(ソリューション事業など)を展開し、13年4月には金属加工の製造受託(MMS)と電子機器の製造受託(EMS)を統合してMS(マニュファクチャリング・サービス)事業を新設した。

 M&A戦略では10年にFA機器専門商社の大電社を完全子会社化、12年6月に関東圏を地盤とするFA機器専門商社の高木商会と資本・業務提携、そして13年2月にルネサスエレクトロニクス<6723>の販売子会社からコンポーネント事業と半導体製品再販事業の移管を受けて立花デバイスコンポーネントを設立した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:34 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】TACは反発のタイミング、収益改善基調を評価して出直り

 「資格の学校」を運営するTAC<4319>(東1)の株価は全般地合い悪化の影響で水準を切り下げたが、足元では売られ過ぎ感も強めている。反発のタイミングだろう。収益改善基調を評価して出直り展開となりそうだ。

 財務・会計分野(簿記検定・公認会計士など)、経営・税務分野(税理士・中小企業診断士など)、金融・不動産分野(宅建・不動産鑑定士・FPなど)、法律分野(司法試験・司法書士など)、公務員・労務分野(社会保険労務士・国家総合職など)など幅広い分野で「資格の学校」を運営し、法人研修事業や出版事業なども展開している。若者や女性の資格取得支援に向けた厚生労働省の教育訓練給付制度なども追い風だ。

 13年12月には増進会出版社と資本・業務提携した。増進会出版社は子会社のZ会を通じて通信教育事業などを展開している。当社の教室運営ノウハウや資格系コンテンツ開発力などと、増進会出版社の通信教育ノウハウや教養系コンテンツ開発力などを融合させて新たなソリューションの提供を目指す。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:31 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】新日本建物は消費増税反動懸念を織り込んで調整のほぼ最終局面

 マンション・戸建販売の新日本建物<8893>(JQS)の株価は、全般地合い悪化の影響も受けて水準を切り下げたが、足元では下値固めの動きを強めている。消費増税反動の懸念をほぼ織り込んだ可能性もあり、調整の最終局面だろう。

 首都圏で流動化事業(他デベロッパー向けマンション用地販売)、マンション販売事業(自社開発物件の分譲、新築マンションの買取再販)、戸建販売事業(戸建住宅・宅地分譲)、その他事業(不動産賃貸や建築工事請負)を展開している。10年11月に提出した事業再生計画に基づいて、マンション販売事業の買取再販、流動化事業の専有卸、戸建住宅販売事業を主力として経営再建に取り組んでいる。事業再生計画決定後の12年3月期および13年3月期は2期連続で最終黒字を達成した。

 事業再生に向けて新規事業用地仕入れも積極化している。13年9月に川崎市高津区で戸建販売「北見方プロジェクト(仮称)」事業用地、13年10月に東京都江戸川区で戸建販売「東葛西プロジェクト(仮称)」事業用地、13年11月に埼玉県志木市で戸建販売「志木プロジェクト(仮称)」事業用地、13年12月に東京都町田市で戸建販売「南町田プロジェクト(仮称)」事業用地、14年2月に神奈川県横浜市で戸建販売「瀬谷プロジェクト(仮称)」事業用地を取得した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:23 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】セプテーニHDは反発のタイミング、成長力を評価し押し目買い好機

 ネット広告代理店のセプテーニ・ホールディングス<4293>(JQS)の株価は、短期調整が一巡して反発のタイミングが接近しているようだ。ネット広告市場の拡大を背景として中期成長力を評価する流れに変化はなく、押し目買いの好機だろう。

 ネット広告販売やウェブソリューションなどで包括的なマーケティング支援サービスを提供するネットマーケティング事業を主力として、ソーシャルゲーム・書籍・動画・占いなどデジタルコンテンツ企画・開発・販売のメディアコンテンツ事業を展開している。

 ネットマーケティング事業ではフェイスブック関連に強みを持ち、スマートフォンとソーシャルに注力して業容を拡大している。メディアコンテンツ事業では、ソーシャルゲーム関連をネイティブアプリの協業や受託開発にシフトするとともに、新規分野はマンガコンテンツ関連を中心に積極投資する方針だ。マンガコンテンツ関連の子会社コミックスマートは13年12月から、新作マンガ配信サービス「GANMA(ガンマ)」を開始した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:18 | アナリスト銘柄分析
2014年03月19日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アルファはモミ合い上放れの動き、収益改善や高配当利回りを評価

 店舗販促用POP広告のアルファ<4760>(JQS)の株価は、全般地合い悪化の影響を受ける場面もあったが、モミ合いレンジ下限から急反発して出直りの動きを強めている。収益改善、高配当利回り、低PBRを評価してモミ合い上放れの展開となりそうだ。

 店舗販促用POP広告の企画・制作事業などを展開し、メーカー・小売のタイアップ企画である消費者向け販促キャンペーンの受注や、デジタルサイネージ(デジタル技術を活用した広告媒体)を組み込んだ新販促商品・サービスの企画・提案を強化している。

 今期(14年8月期)の業績(非連結)見通しについては、売上高が前期比2.7%増の72億円、営業利益が同79.3%増の1億05百万円、経常利益が同53.3%増の1億円、純利益が同70.3%増の50百万円としている。企画提案活動強化の効果で消費者向けキャンペーンやイベント関連景品の受注が増加し、売上総利益率改善や販管費圧縮効果も寄与する。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:50 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ノアは一旦は底打ち、きっかけ次第で反発

 LED照明機器商社のノア<3383>(名セ)の株価は安値圏で軟調展開だが、3月4日に付けた安値で一旦は底打ちした可能性がありそうだ。きっかけ次第で反発の動きが期待される。

 LED照明機器の販売を主力として、太陽光パネルなど環境商材の販売も展開している。主力のLED照明機器事業では、得意とする高所照明市場で街路灯や防犯灯など官公庁入札案件への取り組みを強化している。

 今期(14年6月期)業績(非連結)見通し(2月19日に新たな見通しを公表)は、売上高が前期比5.3%増の3億20百万円、営業利益が61百万円の赤字(前期は94百万円の赤字)、経常利益が61百万円の赤字(同95百万円の赤字)、純利益が61百万円の赤字(同71百万円の赤字)としている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:47 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エスプールは下値固め完了感、好業績を評価して出直り

 人材サービスのエスプール<2471>(JQS)の株価は全般地合い悪化の影響を受ける場面があったが、下値固め完了感を強めている。好業績を評価して出直り展開だろう。

 アウトソーシング関連のビジネスソリューション事業(ロジスティクスアウトソーシング、キャンペーンアウトソーシング、障がい者雇用支援サービス)を主力として、人材派遣関連の人材ソリューション事業(販売・営業支援、オフィスサポート、試験運営サポート)、およびマーチャンダイジングサービス事業などを展開し、中期経営計画では16年11月期売上高100億円、営業利益5億円を目標としている。

 ロジスティクスアウトソーシングはネット通販市場の拡大も追い風に、ECサイト出店企業などの物流センター運営・発送代行で新規顧客獲得を推進している。障がい者雇用支援サービスは、障害者雇用促進法に基づいて大企業の障がい者雇用をサポートするもので、企業向け賃貸農園「わーくはぴねす農園」の栽培設備販売収入と農園運営管理収入を収益柱としている。高付加価値サービスとして千葉県を中心に事業規模を拡大する方針だ。放射性物質除染業務はジャパンベストレスキューシステム<2453>の子会社バイノスから、福島県郡山市で道路除染業務を受託している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:45 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】生化学工業は短期調整一巡して反発のタイミング

 関節機能改善剤アルツが主力の生化学工業<4548>(東1)の株価は、利益確定売りや全般地合い悪化の影響で水準を切り下げたが、好業績を評価する流れに変化はなく短期調整が一巡して反発のタイミングだろう。

 国内医薬品(関節機能改善剤アルツ、白内障手術補助剤オペガン、内視鏡用粘膜下注入材ムコアップ)、海外医薬品(米国向け関節機能改善剤スパルツ、米国向け単回投与関節機能改善剤ジェル・ワン、中国向けアルツ)、医薬品原体(ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸)、およびLAL事業(エンドトキシン測定用試薬関連)を展開している。高齢者人口増加を背景にアルツおよびジェル・ワンの需要は拡大基調である。

 09年3月策定の「生化学工業10年ビジョン」に基づいて、研究開発は糖質科学分野に焦点を絞り、医療ニーズが高い新製品の上市を目指している。開発中の新薬としては、腰椎椎間板ヘルニア治療剤SI−6603(一般名コンドリアーゼ)、アルツの適応症追加SI−657、変形性膝関節症改善剤SI−613、ドライアイ治療剤SI−614、関節リウマチ治療剤SI−615などがある。14年1月にはSI−6603の製造販売承認申請を発表し、今後は米国で実施中の第V相臨床試験の進捗にも注力していくとしている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:41 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】モブキャストは調整最終局面、四半期営業損益は底打ちの可能性

 ソーシャルゲームのモブキャスト<3664>(東マ)の株価は、前期業績の減額修正をきっかけに急落して軟調展開が続いている。足元では新株予約権発行も嫌気された形だが売られ過ぎ感も強めている。調整のほぼ最終局面だろう。四半期ベースで見ると営業損益が底打ちした可能性もあり、一旦は反発のタイミングだろう。

 プロ野球ゲーム「モバプロ」やサッカーゲーム「モバサカ」などスポーツ分野に特化して、モバイルスポーツメディア「mobcast」運営とソーシャルゲーム開発・配信を展開している。自社ゲーム開発を強化するとともに、プラットフォームを開放して外部ディベロッパー製のゲーム配信と海外展開も強化している。14年2月には子会社モブキャストグローバルのPCオンラインゲーム事業を譲渡すると発表した。経営資源をモバイルエンターテインメント事業に集中し、モブキャストグローバルを4月1日付で当社に吸収合併(13年11月公表済み)する。

 13年4月に韓国でも「mobcast」をオープンして「モバサカ」の配信を開始した。13年8月には世界有数のモバイルゲームディストリビューターであるブースターメディア(オランダ)と業務提携した。さらに13年12月には韓国のモバイルゲーム大手COM2USと業務提携して韓国市場向けにコレクタブルフィギュアRPG「ダイスアドベンチャー」の配信を開始した。なお3月18日にはモバイルスポーツメディア「mobcast」プラットフォーム会員数が500万人を突破したと発表している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:36 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】巴工業は下値切り上げの動き、収益改善を評価して出直り展開

 化学機械メーカーの巴工業<6309>(東1)の株価は全般地合い悪化の影響を受ける場面もあるが、下値は着実に切り上げている。設備投資需要回復に伴う収益改善を評価して出直り展開だろう。指標面の割安感も支援材料だ。

 遠心分離機械を中心とする機械製造販売事業、合成樹脂や化学工業薬品などを中心とする化学工業製品販売事業を2本柱としている。中国ではコンパウンド加工事業も展開し、13年11月には中国の連結子会社・星科工程塑料に対するテクノポリマーおよび日本カラリングの出資持分をすべて譲り受けた。両社との資本・業務提携を解消し、当社主導で収益を立て直す方針だ。

 13年12月に策定した中期経営計画「Target2016」では、経営目標値に最終年度16年10月期売上高475億円、営業利益25億80百万円、経常利益26億円、純利益16億円、ROE6.3%、ROA4.4%を掲げている。基本戦略としては、北南米市場や東南アジア市場を中心とする海外売上高の拡大、機械事業ではエネルギー分野への参入、化学品事業では二次電池・パワー半導体向け商材の開拓などに取り組むとしている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:31 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ヤーマンは売り一巡、来期収益改善期待で出直り

 家庭用美容・健康機器のヤーマン<6630>(東1)の株価は、3月14日に発表した第3四半期累計の営業赤字や、全般地合い悪化の影響で3月の戻り高値圏から反落した。しかし足元では早くも売り一巡感を強めている。来期の収益改善を期待して出直り展開だろう。4月期末に向けて株主優待制度を考慮した総合利回りも注目点だ。

 脱毛器や痩身器具など家庭用美容・健康機器事業、および化粧品事業を展開し、大手家電量販店との直接取引やブランド戦略を強化している。13年10月には「スマート家電グランプリ2013秋」理美容家電部門で、当社の「no!no!HAIR DX」「プラチナトルネードEMS」「フェイササイズPlus」が金賞を受賞している。

 3月14日に発表した今期(14年4月期)第3四半期累計(5月〜1月)の連結業績は売上高が前年同期比22.8%減の103億42百万円、営業利益が3億07百万円の赤字(前年同期は2億09百万円の黒字)、経常利益が3億円の赤字(同90百万円の黒字)、純利益が1億92百万円の赤字(同47百万円の黒字)だった。卸売事業で大手家電量販店との直接取引への移行が概ね完了したが、売上高が以前の水準に戻るには暫くの時間を要するため大幅減収となり、売上総利益の減少を販管費の圧縮でカバーできず営業赤字となった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:27 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】松田産業は調整のほぼ最終局面、低PBRに見直し余地

 貴金属リサイクル事業の松田産業<7456>(東1)の株価は戻り高値圏から反落し、足元では全般地合い悪化の影響も受けて急落する場面があった。しかし昨年6月安値に接近して調整のほぼ最終局面のようだ。低PBRなど指標面の割安感に見直し余地があり反発のタイミングだろう

 貴金属リサイクルを主力とする貴金属関連事業、および農林水産品を扱う食品関連事業を展開している。国内では埼玉県入間市の貴金属リサイクル新工場が稼動した。海外は東アジアを中心に拠点網の拡充を推進し、貴金属関連事業は中国、台湾、フィリピン、ベトナム、タイ、マレーシア、シンガポール、食品関連事業は中国、タイに展開している。

 今期(14年3月期)の連結業績見通し(2月12日に2回目の減額修正)は、売上高が前期比0.8%減の1660億円、営業利益が同19.2%減の45億円、経常利益が同17.8%減の50億円、純利益が同17.2%減の33億20百万円としている。食品関連事業は水産品・畜産品の販売数量増加や農産品の価格上昇が寄与して収益改善するが、主力の貴金属関連事業の需要回復ペースが想定より遅れて低調のようだ。ただし来期(15年3月期)は貴金属関連事業の需要が回復傾向を強めて好業績が期待される。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:22 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】クリナップは好業績を評価する流れで押し目買い好機

 システムキッチン大手のクリナップ<7955>(東1)の株価は全般地合い合い悪化の影響を受ける場面があったが、足元では短期調整が一巡して出直りの動きを強めている。好業績を評価する流れに変化はなく押し目買いの好機だろう。指標面の割安感も支援材料だ。

 厨房部門のシステムキッチンを主力として、システムバスルーム・洗面化粧台なども展開している。中期計画では「ザ・キッチンカンパニー」の確立を掲げて、中高級タイプの商品力・ブランド力の強化、主力の「クリンレディ」を核としたシステムキッチンの市場シェア上昇、全国102カ所のショールームへの集客強化、リフォーム需要の取り込み、総合競争力強化などを重点施策としている。

 今期(14年3月期)連結業績見通し(2月6日に2回目の増額修正)は売上高が前期比8.9%増の1236億円、営業利益が同55.6%増の74億円、経常利益が同60.1%増の70億円、純利益が同63.6%増の41億円としている。新設住宅着工やリフォーム需要が堅調に推移し、ショールーム改装などの販売施策も奏功してシステムキッチンやシステムバスルームの販売が好調だ。高付加価値商品の構成比上昇や原価低減効果も寄与する。償却負担増加やショールーム改装費用などを吸収して大幅増益見込みだ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:18 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】イワキは調整の最終局面、割安感も評価し反発のタイミング

 医薬品・医薬品原料商社のイワキ<8095>(東1)の株価は、全般地合い悪化の影響を受けてやや軟調展開だが、調整のほぼ最終局面だろう。ジェネリック医薬品市場の拡大が追い風であり、指標面の割安感も評価して反発のタイミングだろう。

 1914年創業の医薬品商社である。医薬品事業(医療用・一般用・動物用医薬品の製造・販売、調剤薬局経営など)、医薬品原料・香粧品原料事業(医薬品・香粧品原料の製造・販売、化粧品のOEM製造など)、化成品事業(電子工業用薬品・表面処理用薬品・化成品などの製造・販売)、食品原料・機能性食品事業(食品原料の製造・販売、サプリメントのOEM製造など)、その他事業(医療機器の販売、化粧品の製造・販売など)を展開している。

 全国の医薬品卸・医療機関・ドラッグストアなどに医薬品や機能性食品などを供給する卸売機能、国内外のメーカーなどを開拓して輸出入する商社機能、そしてグループ内に岩城製薬(ジェネリック医薬品・医薬品原料、医療機関向け化粧品などの製造)やメルテックス(表面処理薬品などの製造)というメーカー機能を併せ持つことが強みだ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:15 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ティムコは反発のタイミング、収益改善や低PBRに評価余地

 フィッシング用品やアウトドア用品のティムコ<7501>(JQS)の株価は全般地合い悪化の影響も受けたが、収益改善期待に加えて低PBRにも評価余地があり、下値固めが完了して反発のタイミングだろう。

 フィッシング用品やアウトドア用品の企画・開発・販売を展開し、アウトドア衣料ブランド「フォックスファイヤー」の商品力強化や、直営店舗「フォックスファイヤーストア」の収益力向上に取り組んでいる。富士山の世界文化遺産登録や20年東京夏季五輪開催に伴う登山・アウトドア・スポーツ関連の盛り上がりも追い風だ。

 今期(14年11月期)の業績(非連結)見通しは売上高が前期比1.2%増の28億90百万円、営業利益が42百万円の黒字(前期は11百万円の赤字)、経常利益が43百万円の黒字(同2百万円の赤字)、純利益が28百万円の黒字(同16百万円の赤字)としている。アウトドア事業が直営店出店効果などで堅調に推移し、前期苦戦したフィッシング事業のルアー(擬似餌)用品も需要回復が期待される。在庫品の処分販売も一巡して営業損益が改善する見込みだ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:11 | アナリスト銘柄分析
2014年03月18日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アーバネットコーポレーションは調整の最終局面、反発のタイミング

 投資用マンションのアーバネットコーポレーション<3242>(JQS)の株価は、全般地合い悪化も影響して安値圏で推移しているが、2月安値に接近して調整のほぼ最終局面のようだ。好業績や高配当利回りを評価して反発のタイミングだろう。

 東京23区で投資用・分譲用マンションの開発・販売事業を展開している。マンションに対する投資・購入マインドは旺盛であり、REITやファンドによる投資用マンションの購入も活発化している。日銀による異次元金融緩和、20年東京夏季五輪、脱デフレに向けた流れが追い風となって投資用マンション市場は拡大基調だろう。

 今期(14年6月期)の業績(非連結)見通しは前回予想(1月16日に売上高を据え置き、営業利益と経常利益を増額、純利益を減額修正)を据え置いて、売上高が前期比41.0%増の100億円、営業利益が同47.8%増の11億20百万円、経常利益が同46.4%増の9億20百万円、純利益が同1.3%減の7億15百万円としている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:57 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エスアールジータカミヤは動意のタイミング、押し目買い好機

 建設用仮設機材のエスアールジータカミヤ<2445>(東2)の株価は、全般地合い悪化も影響して1月高値後の上げ一服局面だが、好業績を評価する流れに変化はなく、過熱感が解消して動意のタイミングだろう。押し目買いの好機だ。

 建築・土木・橋梁用仮設機材、ソーラー用太陽光パネル設置架台などの販売およびレンタル事業を展開している。13年8月には子会社ホリーがベトナムに新たな製造拠点を設立した。また戦略商品として、施工性に優れて作業環境改善・作業効率向上につながる次世代足場「Iq(アイ・キュー)システム」の拡販を推進している。

 今期(14年3月期)連結業績見通しは前回予想(11月8日に2回目の増額修正)を据え置いて、売上高が前期比11.3%増の313億円、営業利益が同63.8%増の26億30百万円、経常利益が同67.4%増の26億円、純利益が同92.0%増の15億50百万円としている。建設工事増加でクランプ、クサビ式住宅用足場、移動昇降式足場(リフトクライマー)などの需要が高水準であり、ソーラー向け太陽光パネル設置架台の需要も大幅に増加している。レンタル資産の稼働率向上・効率的運用、販管費圧縮などの効果も寄与する。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:53 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】フライトHDは調整一巡、収益改善を評価して動意のタイミング

 システム開発のフライトホールディングス<3753>(東マ)の株価は、急騰の反動調整一巡感を強めてきた。収益改善を評価する動きが強まり、動意のタイミングだろう。

 フライトシステムコンサルティング(旧)が13年10月、持株会社に移行してフライトホールディングスに商号変更し、事業承継した子会社フライトシステムコンサルティング(新)が、システム開発などのコンサルティング&ソリューション(C&S)事業、電子決済ソリューションなどのサービス事業を展開している。収益改善に向けて法人向けソリューションの強化、電子決済ソリューションの新製品投入、プロジェクト管理徹底などを推進している。

 今期(14年3月期)連結業績見通しは、前回予想(持株会社移行に伴って従来の非連結見通しを10月15日に連結見通しに変更)を据え置いて、売上高が19億円〜20億円(前期非連結は9億96百万円)、営業利益が1億15百万円〜1億65百万円(同1億36百万円の赤字)、経常利益が1億円〜1億50百万円(同1億83百万円の赤字)、純利益が94百万円〜1億40百万円(同2億05百万円の赤字)としている。C&S事業はやや低調だが、サービス事業の新製品マルチ電子決済端末「インクレディスト」の大型案件が牽引する。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:47 | アナリスト銘柄分析