[アナリスト銘柄分析]の記事一覧
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記事一覧 (03/28)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】電算システムは下値固めて反発の動き、好業績を評価
記事一覧 (03/28)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アールテックは底打ちの兆し、好業績を評価して反発のタイミング
記事一覧 (03/28)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】クリーク・アンド・リバーは調整最終局面、業績発表接近で期待感も
記事一覧 (03/28)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】川崎近海汽船は調整一巡して出直り、好業績と割安感を評価
記事一覧 (03/27)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】セキドは調整の最終局面、決算発表接近し期待感高まる可能性
記事一覧 (03/27)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】Jトラストは出直りの動きが本格化、強基調に転換して上げ足加速へ
記事一覧 (03/27)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】第一実業は設備投資需要の増加期待に割安感も評価
記事一覧 (03/27)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】OBARA GROUPは好業績を評価して上値試す
記事一覧 (03/27)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】サムコは戻り高値圏で堅調、短期調整一巡して1月高値試す
記事一覧 (03/27)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インフォコムは、電子書籍配信が計画以上に好調で中期成長力を評価
記事一覧 (03/27)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】テクマトリックスは反発のタイミング、ストック型の拡大を評価
記事一覧 (03/27)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アートスパークHDは売られ過ぎ、営業損益改善見通しを評価
記事一覧 (03/27)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ストリームは今期営業黒字化見通しを評価して上値追い
記事一覧 (03/27)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】東洋建設は好業績を評価して昨年11月高値目指す
記事一覧 (03/27)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】サクセスHDは政府の企業内保育所への補助金も刺激材料
記事一覧 (03/26)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】日本マニュファクチャリングサービスは下値確認して反発の動き
記事一覧 (03/26)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】中広は昨年6月高値に接近、好業績を評価して一段高の可能性
記事一覧 (03/26)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アルコニックスは水準切り下げたが、割安感を評価して反発のタイミング
記事一覧 (03/26)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ユーグレナは調整の最終局面、成長力を評価して反発のタイミング
記事一覧 (03/26)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】カナモトは好業績評価する流れに変化なく押し目買い好機
2014年03月28日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】電算システムは下値固めて反発の動き、好業績を評価

 情報サービスの電算システム<3630>(東1)の株価は全般地合い悪化の影響を受けたが、足元では下値固め完了感を強めている。好業績を評価して反発のタイミングが接近しているようだ。

 情報サービス事業(システムソリューション、情報処理サービス、システムインテグレーション・商品販売)と、収納代行サービス事業(コンビニ収納代行、郵便振替決済代行、ネットショッピング決済、電子マネー決済)を収益柱として、クラウドサービスや電子マネーへの対応を強化している。

 13年10月にはNTTドコモ<9437>と業務提携し、Googleの企業向けクラウドビジネスに関する戦略的パートナーとして連携を強化した。また収納代行サービス事業では、国際送金サービスのコンビニエンスストアの取り扱い窓口増加に取り組んでいる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:09 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アールテックは底打ちの兆し、好業績を評価して反発のタイミング

 創薬ベンチャーのアールテック・ウエノ<4573>(JQS)の株価は、全般地合い悪化の影響も受けて軟調展開だったが、2月安値に接近して調整のほぼ最終局面だろう。足元では底打ちの兆しも見せている。好業績を評価して反発のタイミングだろう。

 緑内障・高眼圧症治療レスキュラ点眼薬の製造販売、および米スキャンポ社の便秘症治療薬AMITIZA(アミティーザ)カプセル受託製造を主力としている。米スキャンポ社は、AMITIZAカプセルの日本と欧州での販売承認取得や米国での追加新薬承認取得、さらにレスキュラ点眼薬の米国上市など販売地域や適応の拡大戦略を推進している。

 新薬開発は網膜色素変性、ドライアイ、アトピー性皮膚炎関連を中心に進めている。重症ドライアイに対する遺伝子組み換え人血清アルブミン(開発コードRU−101)点眼液は、13年4月に新薬臨床試験開始申請が米食品医薬品局(FDA)の承認を受けた。13年10月には網膜色素変性に対するウノプロストン(UF−021)点眼液の第3相臨床試験症例登録が完了した。そして13年11月には、RU−101点眼液の第1相/第2相臨床試験のステージ1を完了してステージ2の症例登録を開始している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:07 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】クリーク・アンド・リバーは調整最終局面、業績発表接近で期待感も

 エージェンシー事業のクリーク・アンド・リバー社<4763>(JQS)の株価は、全般地合い悪化も影響して水準を切り下げたが、昨年9月安値に接近して調整のほぼ最終局面だろう。4月3日予定の前期(14年2月期)業績発表が接近して期待感も高まり、反発の動きを強めそうだ。

 日本のクリエイティブ分野(映像・テレビ番組・ゲーム・Web・広告などの制作分野で活躍するクリエイターを対象としたエージェンシー事業および制作請負事業)を主力として、韓国のクリエイティブ分野、さらに医療・IT・法曹・会計などの分野でもエージェンシー事業を展開している。

 新規分野として電子書籍・海外版権エージェント事業、作家エージェント事業、オンラインクリエイター事業、建築エージェンシー事業、ファッションクリエイター・エージェンシー事業などにも進出している。13年12月にはアパレル業界に特化した人材派遣会社インター・ベルを連結子会社化した。ファッションクリエイター・エージェンシー事業の成長を加速させる戦略だ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:03 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】川崎近海汽船は調整一巡して出直り、好業績と割安感を評価

 川崎近海汽船<9179>(東2)の株価は、全般地合い悪化の影響で1月の戻り高値圏から反落して水準を切り下げたが、足元では調整一巡感を強めている。好業績と指標面の割安感を評価して出直りの動きが本格化しそうだ。
 
 石炭・木材・鋼材輸送などの近海部門と、石炭・石灰石・紙製品・農産品輸送やフェリー輸送などの内航部門、その他事業(北海道地区における不動産賃貸事業など)を展開している。13年5月に発表した中期経営計画では、目標値として16年3月期売上高457億円、営業利益28億円、経常利益26億50百万円、純利益17億円を掲げている。

 中期成長に向けた新規分野として、日本近海における海洋資源開発・探査・掘削設備および洋上再生可能エネルギー設備に関わるオフショア支援船業務に進出する。13年10月にはオフショア・オペレーションと均等出資で合弁会社オフショア・ジャパンを設立した。また外航関連では新規にインド駐在員を置く方針を示している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:58 | アナリスト銘柄分析
2014年03月27日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】セキドは調整の最終局面、決算発表接近し期待感高まる可能性

 ファッション専門店のセキド<9878>(東2)の株価は、全般地合い悪化の影響を受けて水準を切り下げたが、調整のほぼ最終局面だろう。収益改善基調や低PBRが支援材料であり、前期(14年2月期)決算発表が接近して今期(15年2月期)業績に対する期待感が高まる可能性もあるだろう。

 12年10月に家電の店舗販売事業から撤退してファッション専門店事業に経営資源を集中し、海外ブランド品やオリジナルブランド品を扱うファッション専門店「GINZA LoveLove(ギンザ・ラブラブ)」を直営で展開している。13年11月時点の店舗数は24店舗となった。成長分野であるネット通販についてはストリーム<3071>と業務提携し、さらに14年3月には積極的な事業拡大に向けてEC事業部を新設すると発表した。

 中期的な成長戦略としては「GINZA LoveLove」のブランディング戦略強化を掲げ、高額の海外ブランド品、中・低価格帯のオリジナルブランド品、アウトレットブランド品、そしてネット通販では富裕層向けに重点を置いた品揃えを強化している。さらに収益力改善に向けて、新規出店、既存店リニューアル、チラシ一新よる販促強化、滞留在庫削減、機会ロス低減などに取り組み、新業態店舗や海外向け卸売業態の展開なども検討するようだ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:00 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】Jトラストは出直りの動きが本格化、強基調に転換して上げ足加速へ

 Jトラスト<8508>(東2)の株価は出直りの動きが本格化してきた。積極的な業容拡大戦略を評価して強基調に転換し、上げ足を加速する可能性があるだろう。

 M&Aや債権承継などの積極活用で業容を拡大し、事業者向け貸付、消費者向け貸付、クレジット・信販、信用保証、債権買取などの金融サービス事業、および不動産事業、アミューズメント事業、海外金融事業(消費者金融業、貯蓄銀行業)、その他事業(システム開発など)を展開している。

 国内金融分野では、日本保証(12年3月ロプロが武富士の消費者金融事業を承継、12年9月ロプロと日本保証が合併)、KCカード(11年8月楽天KCを子会社化)、クレディア(12年7月子会社化)、国内不動産分野・アミューズメント分野ではアドアーズ<4712>(12年6月子会社化)などを傘下に置いている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:56 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】第一実業は設備投資需要の増加期待に割安感も評価

 機械専門商社の第一実業<8059>(東1)の株価は、全般地合い悪化の影響を受けて水準を切り下げたが、足元では下値を確認して反発の動きを強めている。設備投資需要の増加期待や指標面の割安感も評価して出直り展開だろう。

 機械の専門商社でプラント・エネルギー事業、エレクトロニクス事業、産業機械事業を展開している。13年5月発表の新経営計画「AIM2015」では、最終年度16年3月期の売上高1550億円、営業利益57億円、経常利益59億円、純利益37億円を目標値として掲げ、グローバルビジネスを積極展開する方針だ。

 新規事業としては、植物工場システムの販売に関するプロジェクトを立ち上げて、埼玉県入間市にパイロットプラントを建設している。また13年11月には長野県飯田市で太陽光発電事業を開始すると発表した。14年3月の運転開始予定で、茨城県笠間市の発電所に続く2カ所目のメガソーラーとなる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:52 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】OBARA GROUPは好業績を評価して上値試す

 溶接機器のOBARA GROUP<6877>(東1)の株価は、急伸した2月高値後の自律調整局面だが、足元では調整一巡感を強めている。好業績を評価して上値を試す展開となりそうだ。

 自動車業界向け抵抗溶接機器や造船・建設業界向けアーク溶接機器を主力とする溶接機器関連事業、エレクトロニクス業界向け平面研磨装置や洗浄装置を主力とする研磨装置関連事業を展開している。溶接機器関連事業では、中長期的な市場拡大に向けて弾力的な供給体制を整備するため、中国(南京・上海)の設備能力を増強している。

 今期(14年9月期)の連結業績見通しは、前回予想(11月11日公表)を据え置いて売上高が前期比1.1%増の390億円、営業利益が同4.5%減の60億円、経常利益が同19.7%減の59億円、純利益が同12.9%減の40億円としている。高水準だった前期との比較で、自動車関連の設備投資需要が落ち着いた状況になるとして保守的な見通しだ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:49 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】サムコは戻り高値圏で堅調、短期調整一巡して1月高値試す

 半導体製造装置のサムコ<6387>(東1)の株価は、全般地合い悪化の状況下でも戻り高値圏で堅調に推移している。短期調整が一巡して1月高値を目指す展開だろう。

 半導体・電子部品業界向けに薄膜を形成するCVD(化学気相成長)装置、薄膜を微細加工するドライエッチング装置、基板表面をクリーニングするドライ洗浄装置などの製造・販売事業を展開し、次世代半導体材料である窒化ガリウム(GaN)や炭化ケイ素(SiC)など化合物半導体製造用を主力製品としている。

 研究開発については当社研究開発センター(京都本社)、オプトフィルムス研究所(米国シリコンバレー)、サムコケンブリッジラボラトリー(英国ケンブリッジ大学内)の日米欧3極体制を構築して、コアテクノロジーである「薄膜技術」をベースにCVD装置、エッチング装置、洗浄装置に次いで第4の柱となる新製品の開発を進めている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:46 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インフォコムは、電子書籍配信が計画以上に好調で中期成長力を評価

 ITソリューションやコンテンツ配信などのインフォコム<4348>(JQS)の株価は水準を切り下げたが、調整のほぼ最終局面だろう。電子書籍配信サービスが計画以上に好調であり、中期成長力を評価して反発のタイミングだろう。

 企業向けにITソリューションを提供するITサービス事業、一般消費者向けに各種デジタルコンテンツを提供するネットビジネス事業を展開している。重点領域として電子書籍配信などのネットビジネス事業、医療機関・製薬企業向けヘルスケア事業、Web−ERPソフト「GRANDIT」事業を掲げ、クラウドサービス関連、ソーシャルメディア関連、ビッグデータ領域のデータサイエンス関連、農業IT化関連なども強化する方針だ。

 06年に開始した電子書籍配信サービス「めちゃコミック」は13年8月から各携帯キャリア公式サービス1位を独占している。ネットビジネス事業を分社化して設立したアムタスは、13年11月にマルチデバイス対応の新たな電子書籍配信サービス「ekubostore(エクボストア)」も開始した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:43 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】テクマトリックスは反発のタイミング、ストック型の拡大を評価

 情報サービスのテクマトリックス<3762>(東1)の株価は、全般地合い悪化の影響を受けて安値圏で推移しているが、足元では下値固め完了感を強めている。ストック型ビジネスの戦略的拡大を評価して反発のタイミングだろう。

 ネットワーク・セキュリティ関連のハードウェアを販売する情報基盤事業、医療・CRM・EC・金融を重点分野としてシステム構築・クラウドサービスを提供するアプリケーション・サービス事業を展開している。ストック型ビジネスの保守・運用・監視サービス関連やクラウドサービス関連を強化し、ビッグデータ分析支援のBI(ビジネス・インテリジェンス)導入支援サービス、大規模EC事業者向けバックオフィスシステム構築ソリューション「楽楽ECインテグレーションサービス」の提供も開始している。

 グループ経営を強化して相乗効果の最大化を図るため、連結子会社のクロス・ヘッドを株式交換で完全子会社化(3月20日完了)した。14年2月には沖縄クロス・ヘッドが台湾のデータセンター事業者eASPNetと事業協力についての覚書を締結した。アジアでのデータセンター事業やクラウド事業の展開を目指す。また3月12日に日本コンピュウェアと販売パートナー契約を締結し、3月13日にはラムダ・テクノロジーズとマレーシアにおける販売代理店契約を締結したと発表している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:39 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アートスパークHDは売られ過ぎ、営業損益改善見通しを評価

 グラフィクス制作支援や電子書籍関連のアートスパークホールディングス<3663>(東2)の株価は軟調展開だが、売られ過ぎ感も強めている。売り一巡して底打ちした可能性があり、調整のほぼ最終局面のようだ。今期(14年12月期)の営業損益改善見通しに評価余地があるだろう。

 セルシスとエイチアイが12年4月に統合した持株会社で、電子書籍ビューア「BS Reader」やグラフィクスソリューションなどのコンテンツソリューション事業、グラフィクスコンテンツ制作支援ツールなどのクリエイターサポート事業、3Dグラフィックス描画エンジンなどのUI/UX事業を展開している。グラフィクス技術を結集してシナジー効果を最大化する戦略だ。

 マンガ制作ソフト「ComicStudio」はデジタル制作マンガのほぼすべてに使用され、01年の販売開始から世界累計出荷本数が160万本を超えている。13年11月にはセルシスの電子書籍ビューア「BS Reader for Browser」が、インフォコム<4348>グループのアムタスの電子書籍配信サービス「ekubostore」に採用された。また3月26日にはセルシスのマンガ・イラスト制作ソフト「CLIP STUDIO PAINT」の出荷本数が40万本を超えたと発表している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:35 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ストリームは今期営業黒字化見通しを評価して上値追い

 家電やパソコンなどのネット通販サイトを運営するストリーム<3071>(東マ)の株価は高値更新の展開だ。今期(15年1月期)の営業黒字化見通しを評価して上値追いの展開だろう。

 家電製品、パソコン、デジタルカメラなどを販売するネット通販サイト「ECカレント」「イーベスト」「特価COM」の運営を主力としている。テレビやパソコンの需要低迷、さらに商品仕入の混乱などで収益が悪化したが、商品仕入れ強化、販売効率向上、販売価格適正化、粗利益確保、販管費削減などの施策を強化して収益改善を進めている。14年1月には連結子会社の中国・上海思多励国際貿易有限公司(上海ストリーム)の出資持分全部を譲渡して、経営資源を国内ネット通販事業に集中する方針を打ち出した。

 新規事業としては、ネット通販に関する豊富なノウハウを活用して、他社のネット通販を支援するネット通販支援事業(ECサイト運営業務代行サービス)を強化する方針だ。また14年2月には扶桑化学工業<4368>から、化粧品・健康食品の無店舗販売を展開するエックスワンの株式80%を取得して連結子会社化した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:32 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】東洋建設は好業績を評価して昨年11月高値目指す

 海洋土木工事が主力の東洋建設<1890>(東1)の株価は全般地合い悪化の影響を受けたが、出直りの動きを強めて戻り高値圏に接近している。中期的に事業環境は良好であり、好業績を評価して昨年11月の高値を目指す展開だろう。

 港湾インフラ工事など国内外での海洋土木工事を主力としている。公共投資関連、浮体式洋上風力発電関連、放射性物質セシウム除染関連、新興国海洋インフラ工事関連などテーマ性は豊富である。浮体式洋上風力発電に関しては、12年9月設立の6社1協会による「地域振興型アクア・ウインド事業化研究会」に参画している。

 海外はケニアとインドネシアで大型港湾工事を施工中だ。さらに13年10月には、ベトナムで同国2番目の製油所となるニソン製油所の海洋工事を単独受注した。今後もアジア・アフリカなど新興国の海洋インフラ関連工事の受注拡大が期待される。なお14年2月には、ミャンマーから建設業の営業許可を取得してヤンゴンに出張所を開設した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:26 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】サクセスHDは政府の企業内保育所への補助金も刺激材料

 保育園運営のサクセスホールディングス<6065>(東2)の株価は安値圏で軟調展開だが、足元では下げ渋り感も強めてきた。昨年6月安値に接近して調整のほぼ最終局面だろう。待機児童解消対策の一環として、政府が企業内保育所を増やすため補助金を出す方針との報道も刺激材料だろう。国の重点政策を背景とする中期成長力に変化はなく、反発の動きを強めそうだ。

 保育園運営のサクセスアカデミーの持株会社で、病院・大学・企業などの事業所内保育施設を受託運営する受託保育事業と、認可保育園・認証保育所・公設民営保育園・学童クラブ・児童館・全児童対策事業施設など公的保育施設を運営する公的保育事業を展開している。

 13年12月末時点の運営施設数は、受託保育事業171施設(12年12月末比20施設増加)、公的保育事業63施設(うち認可保育園35施設、認証保育所5施設、学童クラブ等23施設)(同9施設増加)、合計234施設(同29施設増加)である。地域別には関東181施設、中部34施設、関西17施設、東北2施設で、神奈川県と東京都を地盤としている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:22 | アナリスト銘柄分析
2014年03月26日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】日本マニュファクチャリングサービスは下値確認して反発の動き

 製造請負大手の日本マニュファクチャリングサービス<2162>(JQS)の株価は軟調展開が続いたが、足元では下値を確認して反発の動きを強めている。事業構造改革の効果で来期(15年3月期)の収益改善期待が高まる。

 事業戦略コンセプトとして「neo EMS」を掲げて、製造請負・派遣のIS(インラインソリューション)事業、修理・検査受託のCS(カスタマーサービス)事業、技術者派遣のGE(グローバルエンジニアリング)事業、子会社の志摩グループとTKRグループが展開する開発・製造受託のEMS(エレクトロニクス・マニュファクチャリング・サービス)事業を展開している。13年7月にはTKRが日立メディアエレクトロニクスの電源事業、トランス事業、車載チューナー事業、映像ボード事業を譲り受けた。

 今期(14年3月期)の連結業績見通しは、前回予想(11月14日に売上高、営業利益、経常利益を減額、純利益を増額)を据え置いて売上高が前期比6.8%増の415億円、営業利益が5億円の赤字(前期は3億87百万円の利益)、経常利益が2億50百万円の赤字(同5億64百万円の利益)、純利益が同2.3倍の5億50百万円としている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:39 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】中広は昨年6月高値に接近、好業績を評価して一段高の可能性

 岐阜県地盤の広告代理店でフリーマガジン発行の中広<2139>(名2)の株価は、モミ合いから上放れて昨年6月高値に接近している。好業績を評価して一段高の可能性があるだろう。

 メディア事業と広告SP(セールスプロモーション)事業を展開している。メディア事業は、フリーマガジン「地域みっちゃく生活情報誌」を発行するフリーマガジン事業を主力として、企業・行政機関・各種団体が主催する講演会・セミナー・シンポジウム・コンサートなど各種イベントの企画・運営・講師派遣を提供するイベント・セミナー事業、家具販売専門サイト「わくわく家具」運営などのクロスメディア・通信販売事業を展開している。

 中期成長戦略としては、広告SP事業からメディア事業に経営の重点をシフトし、フリーマガジンおよびイベント・セミナー事業のVC(ボランタリー・チェーン)契約による全国展開を進めている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:36 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アルコニックスは水準切り下げたが、割安感を評価して反発のタイミング

 非鉄金属専門商社のアルコニックス<3036>(東1)の株価は全般地合い悪化の影響で水準を切り下げたが、調整の最終局面のようだ。指標面の割安感を評価して反発のタイミングだろう。

 軽金属・銅製品(伸銅品、銅管、アルミフィンなど)、電子・機能材(レアメタル・レアアース、チタン・ニッケル製品など)、非鉄原料(アルミ・亜鉛地金など)、建設・産業資材(配管機材など)を取り扱う専門商社で、特にレアメタル・レアアースに強みを持っている。M&A戦略で13年1月に金属・化成品メーカーの米ユニバーティカル社、13年3月にアルミスクラップ販売の大阪アルミセンター、13年4月に産業機械用精密加工部品メーカーの大羽精研を子会社化した。

 13年5月に発表した中期経営計画では、目標値として16年3月期の経常利益50億円以上、純利益30億円以上、ROE13〜15%程度などを掲げている。重点戦略としては、川上・川中・川下の各分野でのM&A推進、レアメタル・電子・機能材・リサイクル分野の強化、日本を経由しない三国間取引の拡大などに取り組む。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:33 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ユーグレナは調整の最終局面、成長力を評価して反発のタイミング

 ユーグレナ<2931>(東マ)の株価は軟調展開だが売られ過ぎ感も強めている。2月安値に接近して調整のほぼ最終局面のようだ。中期成長力を評価して反発のタイミングだろう。

 59種類の豊富な栄養素を有する微細藻類ユーグレナ(和名ミドリムシ)の食品用途屋外大量培養をコア技術として、ユーグレナを利用したバイオジェット燃料やバイオフィルムなど関連分野への研究開発も進めている。13年3月にユーグレナ粉末受託生産と微細藻類クロレラ生産の八重山殖産、13年11月にバイオベンチャーの植物ハイテック研究所を子会社化した。

 ユーグレナを活用して「Food=食料」「Fiber=繊維」「Feed=飼料」「Fertilizer=肥料」「Fuel=燃料」の順に、重量単価の高い分野から参入する「バイオマスの5F」を基本戦略として、機能性食品や化粧品のヘルスケア事業(OEM供給、自社ECサイト「ユーグレナ・ファーム」直販など)で安定的キャッシュフローを創出しながら、バイオジェット燃料などエネルギー・環境事業への研究開発投資を進めている。バイオジェット燃料については18年の低コスト生産技術確立と20年の実用化を目指している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:30 | アナリスト銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】カナモトは好業績評価する流れに変化なく押し目買い好機

 建設機械レンタル大手のカナモト<9678>(東1)の株価は、昨年来高値更新後の自律調整局面だが、好業績を評価する流れに変化はなく押し目買いの好機だろう。建設関連ビッグプロジェクトが目白押しで中期的に事業環境は良好だ。

 建設機械レンタルを主力として、海外向け中古建設機械販売、土木・建築工事用鉄鋼製品販売、IT機器・イベント関連レンタルなども展開している。北海道を地盤に東北、関東、中部、近畿、九州にも営業拠点網を拡充して全国展開を加速し、12年6月に道路建機レンタルと道路工事施工のユナイトを子会社化するなど、グループ戦略やアライアンス戦略も強化している。

 今期(14年10月期)の連結業績見通しについては前回予想(12月11日公表)を据え置いて、売上高が前期比6.0%増の1175億円、営業利益が同10.0%増の125億30百万円、経常利益が同9.2%増の120億90百万円、純利益が同4.1%増の60億50百万円としている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:24 | アナリスト銘柄分析