溶接機器や平面研磨装置を展開するOBARA GROUP<6877>(東1)の株価は、調整が一巡して出直りの動きを強めている。19日(水)終値は16円高の2877円と3日続伸している。今期(13年9月期)好業績見通しに加えて、アベノミクス成長戦略の投資減税関連のテーマ性も支援材料だろう。
今期の連結業績見通しは、4月26日に2回目の増額修正を発表して売上高が前期比14.4%増の369億円、営業利益が同38.7%増の62億円、経常利益が同54.2%増の71億円、純利益が同72.9%増の47億円としている。アジア市場で自動車関連向け溶接機器の需要が好調であり、平面研磨装置関連も半導体関連の設備投資が回復傾向である。増収効果に円安メリットも寄与して大幅増益の見込みだ。
通期予想に対する第2四半期累計(12年10月〜13年3月)の進捗率は売上高が49.1%、営業利益が50.3%、経常利益が54.6%、純利益が49.5%である。通期想定為替レートが1ドル=91円であり、一段の円安進行メリットや米国自動車市場の好調なども考慮すれば、3回目の増額修正の可能性があるだろう。
株価の動きを見ると、5月14日の年初来高値3465円から反落して6月7日の2520円まで調整した。ただし6月7日の安値をボトムとして徐々に下値を切り上げ、6月18日には2918円まで戻す場面があった。調整一巡して出直り態勢のようだ。
6月19日の終値2877円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS241円88銭で算出)は11倍台、今期予想配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は0.7%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1183円67銭で算出)は2.4倍近辺である。
日足チャートで見ると、一旦割り込んだ25日移動平均線を回復する動きを見せている。また週足チャートで見ると、13週移動平均線の接近を待って反発した形である。今期3回目の増額修正の可能性もあるだけに、大勢として強基調に変化はないだろう。5月の高値3485円を試す可能性がありそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
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(06/19)【ジャーナリスト&アナリスト水田雅展の視点】OBARA GROUP株価は3日続伸と強い、今9月期38%増益で高値挑戦へ
(06/19)【ジャーナリスト&アナリスト水田雅展の視点】ビー・エム・エルはクリニック市場開拓が奏功し増収増益、株価は5月高値挑戦へ
(06/19)【ジャーナリスト&アナリスト水田雅展の視点】JSPの今期営業利益42%増益に注目、指標も割安、株価は底値固めから出直り近い
(06/19)【ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展の視点】陽光都市開発株価は急伸し一気に30日線回復、第1Qの利益進捗好調
(06/19)【ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展の視点】ヤーマンは取引形態変更に伴う出荷減少の影響一巡し今4月期営業利益29.5%増益
(06/19)【ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展の視点】明光ネットワークジャパンは業績進捗好調で近く発表の第3Qに期待、株価は安値から11%上昇
(06/18)【ジャーナリスト&アナリスト水田雅展の視点】エスプールは4月にマーチャンダイジング事業開始し既存事業とのシナジー効果期待、今期営業利益65%増益
(06/18)【ジャーナリスト&アナリスト水田雅展の視点】ピックルスコーポレーションはキムチ製品のブランド力が向上、今期2ケタ増益、PER6〜7倍と割安目立つ
(06/18)【ジャーナリスト&アナリスト水田雅展の視点】新和内航海運の株価は全般乱高下の中で堅調目立つ、指標割安できっかけ待ち
(06/18)【ジャーナリスト&アナリスト水田雅展の視点】建設技術研究所は公共投資追い風に受注高水準、今期営業利益27%増益
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(06/18)【ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展の視点】山下医科器械の17日株価83円高と急伸、大きく出直る、好調期待の5月期決算発表接近
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(06/17)【ジャーナリスト&アナリスト水田雅展の視点】スターティアは電子ブック作成ソフト「ActiBook」の多言語対応開発は期待の材料
(06/17)【ジャーナリスト&アナリスト水田雅展の視点】ミロク情報サービスの予想上回る中期経営計画を評価、指標の割安目立つ
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(06/17)【ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展】アドアーズはJトラストグループ内で不動産とアミューズメントの中核を担う体制に、株価は下値切上げる
(06/17)【ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展の視点】インフォマートは『FOODS info Mart』の利用企業数増加続く
(06/16)【ジャーナリスト&アナリスト水田雅展の視点】米FOMCが焦点、週前半は先物次第で神経質な展開、イベント通過後は下値固め
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2013年06月19日
【ジャーナリスト&アナリスト水田雅展の視点】OBARA GROUP株価は3日続伸と強い、今9月期38%増益で高値挑戦へ
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:40
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【ジャーナリスト&アナリスト水田雅展の視点】ビー・エム・エルはクリニック市場開拓が奏功し増収増益、株価は5月高値挑戦へ
受託臨床検査大手のビー・エム・エル<4694>(東1)の株価が下値を固めて出直り態勢のようだ。19日(火)54円高の2564円まで買われている。先ず、5月の高値2740円を試す展開だろう。
受託臨床検査事業を主力として、腸内細菌検査や食品衛生コンサルティングなどの食品衛生検査事業、電子カルテなどの医療情報システム事業、SMO(治験支援)事業にも展開している。受託臨床検査事業ではM&Aも活用して、検査ラボの全国展開や規模拡大、クリニック市場の開拓などを重点戦略として、北海道、本州、九州での子会社再編などで収益構造改善も推進している。
今期(14年3月期)連結業績見通しは売上高が前期比2.8%増の973億円、営業利益が同7.0%増の71億円、経常利益が同4.6%増の73億円、純利益が同7.9%増の40億円としている。受託臨床検査事業は競争激化などで受託価格が下落する見込みだが、今期は診療報酬改定がなく、クリニック市場などでの新規顧客開拓、子会社の一段の経営効率化などの効果に加えて、食品衛生検査事業の市場拡大も寄与する見込みだ。医療情報システム事業では、電子カルテ「クオリス」のブランド向上に向けた取組を強化する。
株価の動きを見ると、5月8日の年初来高値2740円から反落して6月6日に2302円、6月7日に2317円まで調整する場面があったが、その後は下値を切り上げて2500円台を回復している。下値を固めて出直り態勢のようだ。
6月18日の終値2510円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS188円36銭で算出)は13〜14倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間40円で算出)は1.6%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS2389円83銭で算出)は1.1倍近辺である。
日足チャートで見ると、25日移動平均線と75日移動平均線を回復し、逆三尊の形となった。また週足チャートで見ると、26週移動平均線近辺から反発の動きを強めている。下値固めが完了して出直り展開が期待されるだろう。5月の高値2740円を試す可能性もありそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
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受託臨床検査事業を主力として、腸内細菌検査や食品衛生コンサルティングなどの食品衛生検査事業、電子カルテなどの医療情報システム事業、SMO(治験支援)事業にも展開している。受託臨床検査事業ではM&Aも活用して、検査ラボの全国展開や規模拡大、クリニック市場の開拓などを重点戦略として、北海道、本州、九州での子会社再編などで収益構造改善も推進している。
今期(14年3月期)連結業績見通しは売上高が前期比2.8%増の973億円、営業利益が同7.0%増の71億円、経常利益が同4.6%増の73億円、純利益が同7.9%増の40億円としている。受託臨床検査事業は競争激化などで受託価格が下落する見込みだが、今期は診療報酬改定がなく、クリニック市場などでの新規顧客開拓、子会社の一段の経営効率化などの効果に加えて、食品衛生検査事業の市場拡大も寄与する見込みだ。医療情報システム事業では、電子カルテ「クオリス」のブランド向上に向けた取組を強化する。
株価の動きを見ると、5月8日の年初来高値2740円から反落して6月6日に2302円、6月7日に2317円まで調整する場面があったが、その後は下値を切り上げて2500円台を回復している。下値を固めて出直り態勢のようだ。
6月18日の終値2510円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS188円36銭で算出)は13〜14倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間40円で算出)は1.6%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS2389円83銭で算出)は1.1倍近辺である。
日足チャートで見ると、25日移動平均線と75日移動平均線を回復し、逆三尊の形となった。また週足チャートで見ると、26週移動平均線近辺から反発の動きを強めている。下値固めが完了して出直り展開が期待されるだろう。5月の高値2740円を試す可能性もありそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:36
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【ジャーナリスト&アナリスト水田雅展の視点】JSPの今期営業利益42%増益に注目、指標も割安、株価は底値固めから出直り近い
樹脂発砲製品のJSP<7942>(東1)の株価は去る7日に1308円まで調整したが、18日には1415円と反発調整一巡感を強めている。19日も1400円を挟んでモミ合っている。今期(14年3月期)好業績や指標面の割安感に見直し余地があり、出直り展開が期待されるだろう。
押出事業(産業用包材、食品用包材、広告用ディスプレー材、土木用資材、住宅用断熱材など)と、ビーズ事業(自動車部品、輸送用通い函、家電製品用緩衝材など)を展開し、高機能・高付加価値製品の拡販を強化している。
今期の連結業績見通しは、売上高が前期比5.2%増の1010億円、営業利益が同42.1%増の65億円、経常利益が同36.0%増の67億円、純利益が同29.4%増の43億円としている。円安進行に伴う日系自動車メーカーの生産台数増加、復興需要の本格化、消費増税前の住宅駆け込み需要、次世代断熱基準義務化などを追い風として需要増増加が予想され、高機能・高付加価値製品の拡販、原燃料高に伴う製品値上げ効果なども寄与して好業績が期待されるだろう。想定為替レートは1米ドル=80円としている。
株価の動きを見ると、5月22日の年初来高値1706円から反落して6月7日の1308円まで調整したが、足元では概ね1300円台後半で推移して調整一巡感を強めている。
6月18日の終値1391円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS144円22銭で算出)は9〜10倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間30円で算出)は2.2%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1671円55銭で算出)は0.8倍近辺である。週足チャートで見ると26週移動平均線近辺で下げ渋り感を強めている。サポートラインを確認して調整一巡した可能性がありそうだ。今期好業績や指標面の割安感に見直し余地があり、出直り展開が期待されるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
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押出事業(産業用包材、食品用包材、広告用ディスプレー材、土木用資材、住宅用断熱材など)と、ビーズ事業(自動車部品、輸送用通い函、家電製品用緩衝材など)を展開し、高機能・高付加価値製品の拡販を強化している。
今期の連結業績見通しは、売上高が前期比5.2%増の1010億円、営業利益が同42.1%増の65億円、経常利益が同36.0%増の67億円、純利益が同29.4%増の43億円としている。円安進行に伴う日系自動車メーカーの生産台数増加、復興需要の本格化、消費増税前の住宅駆け込み需要、次世代断熱基準義務化などを追い風として需要増増加が予想され、高機能・高付加価値製品の拡販、原燃料高に伴う製品値上げ効果なども寄与して好業績が期待されるだろう。想定為替レートは1米ドル=80円としている。
株価の動きを見ると、5月22日の年初来高値1706円から反落して6月7日の1308円まで調整したが、足元では概ね1300円台後半で推移して調整一巡感を強めている。
6月18日の終値1391円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS144円22銭で算出)は9〜10倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間30円で算出)は2.2%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1671円55銭で算出)は0.8倍近辺である。週足チャートで見ると26週移動平均線近辺で下げ渋り感を強めている。サポートラインを確認して調整一巡した可能性がありそうだ。今期好業績や指標面の割安感に見直し余地があり、出直り展開が期待されるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:39
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【ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展の視点】陽光都市開発株価は急伸し一気に30日線回復、第1Qの利益進捗好調
陽光都市開発<8946>(JQS)の18日株価は29円高の171円と急伸し、一気に30日線まで戻している。
主力だった投資用マンション「グリフィンシリーズ」の企画・販売事業を縮小して、不動産管理・賃貸・仲介事業の「ストック型フィービジネス」への事業構造転換を進めている。ただし、来期(14年12月期)以降の販売用物件確保に向けて事業用地の仕入れも進める方針だ。
今期(13年12月期)の連結業績見通しは売上高が前期比33.9%減の10億53百万円、営業利益が同16.1%減の1億21百万円、経常利益が同19.7%減の71百万円、純利益が同22.1%減の65百万円としている。不動産販売事業で予定物件がないため大幅減収減益だが、不動産管理・賃貸・仲介事業は順調に推移する見込みだ。通期予想に対する第1四半期(第1Q=1月〜3月)の進捗率は売上高が24.8%、営業利益が28.1%、経常利益が35.2%、純利益が33.8%だった。概ね順調な水準だろう。
株価の動きを見ると、4月9日の年初来高値372円から反落して急騰の反動局面となり、6月7日の133円まで調整した。ただし足元は概ね140円近辺で推移し、6月18日には前日比43円(30.28%)高の185円まで急騰する場面があった。下値固めが完了して再動意の構えのようだ。
6月18日の終値171円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS6円80銭)は25倍近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS13円13銭)は13倍近辺である。週足チャートで見ると一旦割り込んだ26週移動平均線を回復した。収益構造転換も評価材料であり、再動意のタイミングが接近しているようだ。(ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展)
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主力だった投資用マンション「グリフィンシリーズ」の企画・販売事業を縮小して、不動産管理・賃貸・仲介事業の「ストック型フィービジネス」への事業構造転換を進めている。ただし、来期(14年12月期)以降の販売用物件確保に向けて事業用地の仕入れも進める方針だ。
今期(13年12月期)の連結業績見通しは売上高が前期比33.9%減の10億53百万円、営業利益が同16.1%減の1億21百万円、経常利益が同19.7%減の71百万円、純利益が同22.1%減の65百万円としている。不動産販売事業で予定物件がないため大幅減収減益だが、不動産管理・賃貸・仲介事業は順調に推移する見込みだ。通期予想に対する第1四半期(第1Q=1月〜3月)の進捗率は売上高が24.8%、営業利益が28.1%、経常利益が35.2%、純利益が33.8%だった。概ね順調な水準だろう。
株価の動きを見ると、4月9日の年初来高値372円から反落して急騰の反動局面となり、6月7日の133円まで調整した。ただし足元は概ね140円近辺で推移し、6月18日には前日比43円(30.28%)高の185円まで急騰する場面があった。下値固めが完了して再動意の構えのようだ。
6月18日の終値171円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS6円80銭)は25倍近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS13円13銭)は13倍近辺である。週足チャートで見ると一旦割り込んだ26週移動平均線を回復した。収益構造転換も評価材料であり、再動意のタイミングが接近しているようだ。(ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展)
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:45
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【ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展の視点】ヤーマンは取引形態変更に伴う出荷減少の影響一巡し今4月期営業利益29.5%増益
■株価底打ち確認
家庭用美容・健康機器のヤーマン<6630>(東1)の株価が調整一巡したようだ。4月の高値から大幅調整しただけに、反発の動きが期待されるだろう。18日(火)終値は39円高の1195円と買われている。
脱毛器や痩身器具など家庭用の美容・健康機器事業、および化粧品事業を展開している。6月14日に発表した前期(13年4月期)連結業績は前々期比5.2%減収、同61.6%営業減益、同71.1%経常減益、同70.7%最終減益だった。前々期に好調だった脱毛器「no!no!HAIR」シリーズの需要が一巡したことに加えて、大手家電量販店向け取引形態変更に伴う一時的な出荷減少も影響して、5月17日に減額修正を発表していた。
今期(14年4月期)の見通しは、売上高が前期比16.1%増の225億50百万円、営業利益が同29.5%増の9億円、経常利益が同56.9%増の8億10百万円、純利益が同51.6%増の4億60百万円としている。取引形態変更に伴う出荷減少の影響などが一巡し、ブランドイメージ向上に向けた取組強化や、新製品投入の効果などで収益改善が期待されるだろう。配当予想は前期と同額の年間36円(第2四半期末18円、期末18円)とした。
株価の動きを見ると、4月15日の年初来高値1980円から反落し、5月17日に発表した前期業績減額修正も嫌気され、6月7日の1100円までほぼ一本調子に調整した。ただし6月7日の安値をボトムとして、足元は徐々に下値を切り上げている。調整が一巡した可能性がありそうだ。
6月18日の終値1195円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS78円84銭で算出)は15〜16倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間36円で算出)は3.0%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1138円92銭で算出)は1.0倍近辺である。日足チャートで見ると、25日移動平均線に対するマイナス乖離率が拡大しており、調整一巡して反発の動きが期待されるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展)
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家庭用美容・健康機器のヤーマン<6630>(東1)の株価が調整一巡したようだ。4月の高値から大幅調整しただけに、反発の動きが期待されるだろう。18日(火)終値は39円高の1195円と買われている。
脱毛器や痩身器具など家庭用の美容・健康機器事業、および化粧品事業を展開している。6月14日に発表した前期(13年4月期)連結業績は前々期比5.2%減収、同61.6%営業減益、同71.1%経常減益、同70.7%最終減益だった。前々期に好調だった脱毛器「no!no!HAIR」シリーズの需要が一巡したことに加えて、大手家電量販店向け取引形態変更に伴う一時的な出荷減少も影響して、5月17日に減額修正を発表していた。
今期(14年4月期)の見通しは、売上高が前期比16.1%増の225億50百万円、営業利益が同29.5%増の9億円、経常利益が同56.9%増の8億10百万円、純利益が同51.6%増の4億60百万円としている。取引形態変更に伴う出荷減少の影響などが一巡し、ブランドイメージ向上に向けた取組強化や、新製品投入の効果などで収益改善が期待されるだろう。配当予想は前期と同額の年間36円(第2四半期末18円、期末18円)とした。
株価の動きを見ると、4月15日の年初来高値1980円から反落し、5月17日に発表した前期業績減額修正も嫌気され、6月7日の1100円までほぼ一本調子に調整した。ただし6月7日の安値をボトムとして、足元は徐々に下値を切り上げている。調整が一巡した可能性がありそうだ。
6月18日の終値1195円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS78円84銭で算出)は15〜16倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間36円で算出)は3.0%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1138円92銭で算出)は1.0倍近辺である。日足チャートで見ると、25日移動平均線に対するマイナス乖離率が拡大しており、調整一巡して反発の動きが期待されるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展)
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:29
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【ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展の視点】明光ネットワークジャパンは業績進捗好調で近く発表の第3Qに期待、株価は安値から11%上昇
個別指導塾などを展開する明光ネットワークジャパン<4668>(東1)の株価が調整一巡して出直り感を強めている。18日(火)は19円高の1220円と続伸、去る7日の直近安値から約11%戻している。7月上旬予定の第3四半期(3Q)累計(12年9月〜13年5月)業績の発表が接近して期待感が高まる可能性もあるだろう。
小中高生向け個別指導塾「明光義塾」の直営・FC事業を主力に、医系大学予備校事業(東京医進学院)、明光サッカースクール事業、早稲田アカデミー個別進学館事業、明光キッズ事業、未来キッズクラブ事業(アートスタジオと英語スタジオを融合)などを展開し、M&Aを活用して教育事業から保育事業や介護事業にも事業領域を広げている。
今期(13年8月期)の連結業績見通しは、売上高が前期比10.0%増の159億38百万円、営業利益が同8.6%増の38億46百万円、経常利益が同4.5%増の38億93百万円、純利益が同18.0%増の23億23百万円としている。明光義塾事業、その他事業ともに好調に推移し、新規連結のユーデックや新規持分法適用会社のライフサポートも寄与して連続最高益更新の見込みだ。
通期予想に対する第2四半期累計(12年9月〜13年2月)の進捗率は、売上高が48.2%、営業利益が54.3%、経常利益が56.2%、純利益が57.3%と順調な水準である。個別学習サービスへの期待の高まりに加えて、教育資金の一括贈与に係る贈与税非課税措置、安倍晋三内閣による教育改革、小学校における英語教育必須化などの政策も追い風だろう。なお6月5日には、教育資金の一括贈与に係る贈与税非課税措置を利用する際のサポートを発表している。
株価の動きを見ると、年初来高値圏の1400円近辺から反落して6月7日には1100円まで調整した。しかし6月7日の安値をボトムとして、徐々に下値を切り上げている。6月18日には1240円まで戻す場面があった。調整が一巡して出直り態勢のようだ。
6月18日の終値1220円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS84円23銭で算出)は14〜15倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間27円で算出)は2.2%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS366円72銭で算出)は3.3倍近辺である。
週足チャートで見ると、26週移動平均線近辺から反発して調整一巡感を強めている。サポートラインを確認した形だろう。7月上旬予定の第3四半期累計業績の発表が接近して期待感が高まり、出直りの動きを強める可能性もあるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展)
小中高生向け個別指導塾「明光義塾」の直営・FC事業を主力に、医系大学予備校事業(東京医進学院)、明光サッカースクール事業、早稲田アカデミー個別進学館事業、明光キッズ事業、未来キッズクラブ事業(アートスタジオと英語スタジオを融合)などを展開し、M&Aを活用して教育事業から保育事業や介護事業にも事業領域を広げている。
今期(13年8月期)の連結業績見通しは、売上高が前期比10.0%増の159億38百万円、営業利益が同8.6%増の38億46百万円、経常利益が同4.5%増の38億93百万円、純利益が同18.0%増の23億23百万円としている。明光義塾事業、その他事業ともに好調に推移し、新規連結のユーデックや新規持分法適用会社のライフサポートも寄与して連続最高益更新の見込みだ。
通期予想に対する第2四半期累計(12年9月〜13年2月)の進捗率は、売上高が48.2%、営業利益が54.3%、経常利益が56.2%、純利益が57.3%と順調な水準である。個別学習サービスへの期待の高まりに加えて、教育資金の一括贈与に係る贈与税非課税措置、安倍晋三内閣による教育改革、小学校における英語教育必須化などの政策も追い風だろう。なお6月5日には、教育資金の一括贈与に係る贈与税非課税措置を利用する際のサポートを発表している。
株価の動きを見ると、年初来高値圏の1400円近辺から反落して6月7日には1100円まで調整した。しかし6月7日の安値をボトムとして、徐々に下値を切り上げている。6月18日には1240円まで戻す場面があった。調整が一巡して出直り態勢のようだ。
6月18日の終値1220円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS84円23銭で算出)は14〜15倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間27円で算出)は2.2%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS366円72銭で算出)は3.3倍近辺である。
週足チャートで見ると、26週移動平均線近辺から反発して調整一巡感を強めている。サポートラインを確認した形だろう。7月上旬予定の第3四半期累計業績の発表が接近して期待感が高まり、出直りの動きを強める可能性もあるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:26
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2013年06月18日
【ジャーナリスト&アナリスト水田雅展の視点】エスプールは4月にマーチャンダイジング事業開始し既存事業とのシナジー効果期待、今期営業利益65%増益
■株価3日続伸、高値奪回へ
人材サービスのエスプール<2471>(JQS)の株価が調整一巡感を強めている。18日(火)は8円高の326円と3営業日続伸している。今期(13年11月期)の好業績見通しを評価して、高値圏回帰の展開が期待されそうだ。
ビジネスソリューション事業(ロジスティクス関連やセールスプロモーション関連のアウトソーシング受託)、人材ソリューション事業(コールセンター業務や携帯電話販売支援業務などの人材派遣サービス)を展開し、拠点拡充を積極推進している。4月にはマーチャンダイジング事業も開始した。既存事業とのシナジー効果が期待されるだろう。
今期連結業績見通しは売上高が前期比6.5%増の52億62百万円、営業利益が同65.8%増の80百万円、経常利益が同2.2倍の66百万円、純利益が50百万円(前期は30百万円の赤字)としている。ネット通販市場の拡大を追い風として、ビジネスソリューション事業のロジスティクス関連(発送代行サービスやセンター運営代行サービス)の受注が拡大し、増収効果や受注単価上昇などで営業損益が大幅に改善する見込みだ。
第1四半期(12年12月〜13年2月)は、ビジネスソリューション事業で大型スポット案件がなく前年同期比3.2%減収だったが、売上総利益率が改善して同23.5%営業増益だった。派遣需要が旺盛で売上総利益率が改善した。なお7月4日に第2四半期累計(12年12月〜13年5月)業績の発表を予定している。
株価の動きを見ると、3月の高値圏380円近辺から上値を切り下げたが、一方では下値を切り上げて三角保ち合いの形のようだ。足元も市場全体が乱高下する中で、概ね300円〜320円近辺で堅調に推移している。6月18日の終値326円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS19円47銭で算出)は16〜17倍近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS55円18銭で算出)は6倍近辺である。
日足チャートで見ると75日移動平均線がサポートラインとなり、一旦割り込んだ25日移動平均線を回復した。さらに週足チャート見ると13週移動平均線近辺で下げ渋り、下値を切り上げている。調整一巡して三角保ち合い上放れ、高値圏回帰の展開が期待されそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
>>エスプールのMedia−IR企業情報
人材サービスのエスプール<2471>(JQS)の株価が調整一巡感を強めている。18日(火)は8円高の326円と3営業日続伸している。今期(13年11月期)の好業績見通しを評価して、高値圏回帰の展開が期待されそうだ。
ビジネスソリューション事業(ロジスティクス関連やセールスプロモーション関連のアウトソーシング受託)、人材ソリューション事業(コールセンター業務や携帯電話販売支援業務などの人材派遣サービス)を展開し、拠点拡充を積極推進している。4月にはマーチャンダイジング事業も開始した。既存事業とのシナジー効果が期待されるだろう。
今期連結業績見通しは売上高が前期比6.5%増の52億62百万円、営業利益が同65.8%増の80百万円、経常利益が同2.2倍の66百万円、純利益が50百万円(前期は30百万円の赤字)としている。ネット通販市場の拡大を追い風として、ビジネスソリューション事業のロジスティクス関連(発送代行サービスやセンター運営代行サービス)の受注が拡大し、増収効果や受注単価上昇などで営業損益が大幅に改善する見込みだ。
第1四半期(12年12月〜13年2月)は、ビジネスソリューション事業で大型スポット案件がなく前年同期比3.2%減収だったが、売上総利益率が改善して同23.5%営業増益だった。派遣需要が旺盛で売上総利益率が改善した。なお7月4日に第2四半期累計(12年12月〜13年5月)業績の発表を予定している。
株価の動きを見ると、3月の高値圏380円近辺から上値を切り下げたが、一方では下値を切り上げて三角保ち合いの形のようだ。足元も市場全体が乱高下する中で、概ね300円〜320円近辺で堅調に推移している。6月18日の終値326円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS19円47銭で算出)は16〜17倍近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS55円18銭で算出)は6倍近辺である。
日足チャートで見ると75日移動平均線がサポートラインとなり、一旦割り込んだ25日移動平均線を回復した。さらに週足チャート見ると13週移動平均線近辺で下げ渋り、下値を切り上げている。調整一巡して三角保ち合い上放れ、高値圏回帰の展開が期待されそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:53
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【ジャーナリスト&アナリスト水田雅展の視点】ピックルスコーポレーションはキムチ製品のブランド力が向上、今期2ケタ増益、PER6〜7倍と割安目立つ
漬物最大手のピックルスコーポレーション<2925>(JQS)の株価が出直り態勢のようだ。18日は640円を挟んでのモミ合いとなっている。指標面の割安感が台頭しており、7月上旬予定の第1四半期(3月〜5月)業績発表も接近して、高値圏回帰の展開が期待されるだろう。
キムチ、あさづけ、惣菜などの漬物製品メーカーで、主力の「ご飯がススムキムチ」などキムチ製品のブランド力が向上している。さらに「生きて腸まで届くピーネ乳酸菌キムチ」など新製品開発・投入も積極推進している。広島工場が稼働して中国・四国地方での拡販を進めるとともに、コスト面では契約栽培拡大による原料野菜の安定調達を推進する模様だ。
今期(14年2月期)連結業績見通しは売上高が前期比4.6%増の251億80百万円、営業利益が同11.2%増の10億18百万円、経常利益が同10.7%増の10億79百万円、純利益が同9.1%増の6億23百万円としている。主力の「ご飯がススムキムチ」などの販売が好調で、新製品投入効果も寄与する見込みだ。
株価の動きを見ると、4月25日の年初来高値720円から反落して水準を切り下げたが、6月7日の546円をボトムとして急反発し、6月17日には640円まで戻した。調整一巡して出直り態勢のようだ。
6月18日の終値640円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS97円43銭で算出)は6〜7倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間12円で算出)は1.9%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1058円84銭で算出)は0.6倍近辺である。
日足チャートで見ると一旦割り込んだ75日移動平均線、そして25日移動平均線を続けて回復した。また週足チャートで見ても13週移動平均線を回復して出直りの動きを強めている。低PER、低PBRで割安感が強く、高値圏回帰の展開が期待されるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
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キムチ、あさづけ、惣菜などの漬物製品メーカーで、主力の「ご飯がススムキムチ」などキムチ製品のブランド力が向上している。さらに「生きて腸まで届くピーネ乳酸菌キムチ」など新製品開発・投入も積極推進している。広島工場が稼働して中国・四国地方での拡販を進めるとともに、コスト面では契約栽培拡大による原料野菜の安定調達を推進する模様だ。
今期(14年2月期)連結業績見通しは売上高が前期比4.6%増の251億80百万円、営業利益が同11.2%増の10億18百万円、経常利益が同10.7%増の10億79百万円、純利益が同9.1%増の6億23百万円としている。主力の「ご飯がススムキムチ」などの販売が好調で、新製品投入効果も寄与する見込みだ。
株価の動きを見ると、4月25日の年初来高値720円から反落して水準を切り下げたが、6月7日の546円をボトムとして急反発し、6月17日には640円まで戻した。調整一巡して出直り態勢のようだ。
6月18日の終値640円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS97円43銭で算出)は6〜7倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間12円で算出)は1.9%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1058円84銭で算出)は0.6倍近辺である。
日足チャートで見ると一旦割り込んだ75日移動平均線、そして25日移動平均線を続けて回復した。また週足チャートで見ても13週移動平均線を回復して出直りの動きを強めている。低PER、低PBRで割安感が強く、高値圏回帰の展開が期待されるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:46
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【ジャーナリスト&アナリスト水田雅展の視点】新和内航海運の株価は全般乱高下の中で堅調目立つ、指標割安できっかけ待ち
新和内航海運<9180>(JQS)の株価は、市場全体が乱高下する中でも比較的堅調に推移している。指標面の割安感が強いだけに、きっかけ次第で上値を試す可能性があるだろう。
今期(14年3月期)の連結業績見通しについては売上高が前期比3.5%増の197億16百万円、営業利益が同7.7%増の12億62百万円、経常利益が同1.1%増の11億88百万円、純利益が同3.1%増の8億04百万円としている。主力の内航海運事業で、復興関連を中心にセメント、鉄鋼原料、電力関連などの輸送量が堅調に推移する見込みだ。前期は低調だった鋼材輸送量も回復に向かうことが期待される。コスト削減効果なども考慮すれば会社予想は保守的な印象もあるだけに、上振れの可能性があるだろう。
株価の動きを見ると、5月8日の年初来高値481円から反落して上げ一服の展開だが、市場全体が乱高下する展開の中でも深押しすることなく、週足チャートで見るとサポートラインの13週移動平均線を維持して、比較的堅調に推移している。
6月17日の終値450円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS74円62銭で算出)は6倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間5円で算出)は1.1%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS568円15銭で算出)は0.8倍近辺である。指標面では低PER、低PBRで割安感が強いだけに、きっかけ次第で上値を試す可能性があるだろう(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
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今期(14年3月期)の連結業績見通しについては売上高が前期比3.5%増の197億16百万円、営業利益が同7.7%増の12億62百万円、経常利益が同1.1%増の11億88百万円、純利益が同3.1%増の8億04百万円としている。主力の内航海運事業で、復興関連を中心にセメント、鉄鋼原料、電力関連などの輸送量が堅調に推移する見込みだ。前期は低調だった鋼材輸送量も回復に向かうことが期待される。コスト削減効果なども考慮すれば会社予想は保守的な印象もあるだけに、上振れの可能性があるだろう。
株価の動きを見ると、5月8日の年初来高値481円から反落して上げ一服の展開だが、市場全体が乱高下する展開の中でも深押しすることなく、週足チャートで見るとサポートラインの13週移動平均線を維持して、比較的堅調に推移している。
6月17日の終値450円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS74円62銭で算出)は6倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間5円で算出)は1.1%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS568円15銭で算出)は0.8倍近辺である。指標面では低PER、低PBRで割安感が強いだけに、きっかけ次第で上値を試す可能性があるだろう(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:49
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【ジャーナリスト&アナリスト水田雅展の視点】建設技術研究所は公共投資追い風に受注高水準、今期営業利益27%増益
■株価に割安感強い
建設コンサルタント大手の建設技術研究所<9621>(東1)の株価が調整一巡感を強めている。18日(火)は13円高の737円と買われている。公共投資増加を追い風に受注が高水準であり、好業績を評価して出直り展開が期待されるだろう。
今期(13年12月期)の連結業績見通しは、売上高が前期比9.2%増の355億円、営業利益が同27.3%増の12億円、経常利益が同20.7%増の13億円、純利益が同27.2%増の7億円としている。前期の受注高が前々期比19.3%増の377億円と好調だったため、高水準の受注残高の消化で好業績が期待されるだろう。
さらに第1四半期(1月〜3月)の受注高も前年同期比3.8%増と好調だった。公共投資が増加した13年度予算が追い風となり、今期の受注高も高水準に推移することが予想される。
中期計画では防災・減災計画関連、都市計画関連、環境関連などを重点分野と位置付け、港湾や水道などへの参入も推進する方針だ。再生エネルギーを活用したスマートコミュニティや、民間資金を活用するPFI事業への取り組みも強化している。社会インフラ輸出も含めて、政府の成長戦略が追い風となりそうだ。
株価の動きを見ると、5月8日の年初来高値883円から反落して6月7日の658円まで調整したが、6月10日には前日比62円高と急反発して底打ち感を強めた。足元も700円〜730円近辺で推移して調整一巡感を強めている。
6月17日の終値724円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS49円50銭で算出)は14〜15倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間18円で算出)は2.5%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1429円83銭で算出)は0.5倍近辺である。
日足チャートで見ると75日移動平均線、週足チャートで見ると26週移動平均線が下値を支える形となり、調整一巡感を強めている。指標面に割高感はなく、今期好業績見通しを評価して出直り展開が期待されるだろう(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
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建設コンサルタント大手の建設技術研究所<9621>(東1)の株価が調整一巡感を強めている。18日(火)は13円高の737円と買われている。公共投資増加を追い風に受注が高水準であり、好業績を評価して出直り展開が期待されるだろう。
今期(13年12月期)の連結業績見通しは、売上高が前期比9.2%増の355億円、営業利益が同27.3%増の12億円、経常利益が同20.7%増の13億円、純利益が同27.2%増の7億円としている。前期の受注高が前々期比19.3%増の377億円と好調だったため、高水準の受注残高の消化で好業績が期待されるだろう。
さらに第1四半期(1月〜3月)の受注高も前年同期比3.8%増と好調だった。公共投資が増加した13年度予算が追い風となり、今期の受注高も高水準に推移することが予想される。
中期計画では防災・減災計画関連、都市計画関連、環境関連などを重点分野と位置付け、港湾や水道などへの参入も推進する方針だ。再生エネルギーを活用したスマートコミュニティや、民間資金を活用するPFI事業への取り組みも強化している。社会インフラ輸出も含めて、政府の成長戦略が追い風となりそうだ。
株価の動きを見ると、5月8日の年初来高値883円から反落して6月7日の658円まで調整したが、6月10日には前日比62円高と急反発して底打ち感を強めた。足元も700円〜730円近辺で推移して調整一巡感を強めている。
6月17日の終値724円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS49円50銭で算出)は14〜15倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間18円で算出)は2.5%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1429円83銭で算出)は0.5倍近辺である。
日足チャートで見ると75日移動平均線、週足チャートで見ると26週移動平均線が下値を支える形となり、調整一巡感を強めている。指標面に割高感はなく、今期好業績見通しを評価して出直り展開が期待されるだろう(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:38
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【ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展】東洋建設の終値240円台が6営業日で底打ち感、浮体式洋上風力発電と除染関連で注目
海洋土木工事の東洋建設<1890>(東1)の株価が底打ち感を強めてきた。17日の244円で、終値240円台が6営業日となっているからだ。が公共投資増加の恩恵に加えて浮体式洋上風力発電関連などのテーマ性もあり、出直り展開が期待されるだろう。
今期(14年3月期)連結業績見通しは、売上高が前期比5.5%増、営業利益が同22.9%増、経常利益が同15.0%増、純利益が同17.3%増の増収増益としている。国内では震災復興関連の港湾インフラ工事が高水準であり、海外では単独受注したケニア共和国のモンバサ港建設工事が本格化することも寄与する。震災復興関連や老朽化インフラ補修・更新関連など公共投資増加が追い風であり、好業績が期待されるだろう。
株価の動きを見ると、270円〜310円近辺でのボックス展開から下放れて、アベノミクス相場前の12年秋の安値圏までほぼ一本調子に調整した。ただし6月7日の222円をボトムとして反発し、6月17日には240円台に戻している。底打ちした可能性があるだろう。
6月17日の終値244円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS16円24銭で算出)は15倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間5円で算出)は2.0%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS290円45銭で算出)は0.8倍近辺である。今期好業績見通しに加えて公共投資関連、浮体式洋上風力発電関連、放射性物質(セシウム)除染関連などテーマ性も豊富であり、出直り展開が期待されるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展)
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今期(14年3月期)連結業績見通しは、売上高が前期比5.5%増、営業利益が同22.9%増、経常利益が同15.0%増、純利益が同17.3%増の増収増益としている。国内では震災復興関連の港湾インフラ工事が高水準であり、海外では単独受注したケニア共和国のモンバサ港建設工事が本格化することも寄与する。震災復興関連や老朽化インフラ補修・更新関連など公共投資増加が追い風であり、好業績が期待されるだろう。
株価の動きを見ると、270円〜310円近辺でのボックス展開から下放れて、アベノミクス相場前の12年秋の安値圏までほぼ一本調子に調整した。ただし6月7日の222円をボトムとして反発し、6月17日には240円台に戻している。底打ちした可能性があるだろう。
6月17日の終値244円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS16円24銭で算出)は15倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間5円で算出)は2.0%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS290円45銭で算出)は0.8倍近辺である。今期好業績見通しに加えて公共投資関連、浮体式洋上風力発電関連、放射性物質(セシウム)除染関連などテーマ性も豊富であり、出直り展開が期待されるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展)
>>東洋建設のMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:45
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【ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展の視点】山下医科器械の17日株価83円高と急伸、大きく出直る、好調期待の5月期決算発表接近
医療機器商社の山下医科器械<3022>(東1)の17日株価は83円高の1862円と急伸、大きく出直ってきた。7月予定の決算発表が接近している。
九州を地盤とする医療機器商社で、医療機器の販売・メンテナンス、医療材料や消耗品などの販売を主力としている。九州最大の需要地である福岡県での市場シェア拡大戦略を推進するとともに、医療機関から物品管理含めた複合的サービスのニーズが高まっていることに対応して、SPD(病院医療材料管理業務)の契約施設数増加を進めている。営業エリア拡大も徐々に進める方針であり、政府の成長戦略を追い風として中期的な成長が期待されるだろう。
前期(13年5月期)連結業績は、5月16日に増額修正を発表して前々期比6.2%増収、同23.5%営業増益、同21.1%経常増益、同65.3%最終増益とした。医療材料の償還価格引き下げや販売競争激化などがマイナス要因だが、超音波画像診断装置など高額画像診断機器の販売が増加したことに加えて、SPD契約施設数増加などで医療材料や消耗品の販売が想定以上に好調に推移した模様だ。市場拡大も追い風であり、今期(14年5月期)も好業績が期待されるだろう。
株価の動きを見ると、前期業績および配当の増額修正を好感して5月17日には年初来高値となる2538円を付けた。その後は市場全体の地合悪化も影響してほぼ一本調子の調整局面となり、6月7日には1580円まで調整する場面があった。ただし足元では1800円台まで戻して調整一巡感を強めている。
6月17日の終値1862円を指標面で見ると、前期推定連結PER(会社予想の連結EPS131円01銭で算出)は14〜15倍近辺、前期推定配当利回り(会社予想の年間38円で算出)は2.0%近辺、実績PBR(前々期実績の連結BPS1987円77銭で算出)は0.9倍近辺である。
年初来高値から一転して急反落したが、週足チャートで見ると26週移動平均線近辺から反発してサポートラインを確認した形だろう。指標面に割高感はなく、市場拡大が期待される医療関連のテーマ性も支援材料であり、7月予定の決算発表が接近して出直りの動きを強める可能性があるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展)
>>山下医科器械のMedia−IR企業情報
九州を地盤とする医療機器商社で、医療機器の販売・メンテナンス、医療材料や消耗品などの販売を主力としている。九州最大の需要地である福岡県での市場シェア拡大戦略を推進するとともに、医療機関から物品管理含めた複合的サービスのニーズが高まっていることに対応して、SPD(病院医療材料管理業務)の契約施設数増加を進めている。営業エリア拡大も徐々に進める方針であり、政府の成長戦略を追い風として中期的な成長が期待されるだろう。
前期(13年5月期)連結業績は、5月16日に増額修正を発表して前々期比6.2%増収、同23.5%営業増益、同21.1%経常増益、同65.3%最終増益とした。医療材料の償還価格引き下げや販売競争激化などがマイナス要因だが、超音波画像診断装置など高額画像診断機器の販売が増加したことに加えて、SPD契約施設数増加などで医療材料や消耗品の販売が想定以上に好調に推移した模様だ。市場拡大も追い風であり、今期(14年5月期)も好業績が期待されるだろう。
株価の動きを見ると、前期業績および配当の増額修正を好感して5月17日には年初来高値となる2538円を付けた。その後は市場全体の地合悪化も影響してほぼ一本調子の調整局面となり、6月7日には1580円まで調整する場面があった。ただし足元では1800円台まで戻して調整一巡感を強めている。
6月17日の終値1862円を指標面で見ると、前期推定連結PER(会社予想の連結EPS131円01銭で算出)は14〜15倍近辺、前期推定配当利回り(会社予想の年間38円で算出)は2.0%近辺、実績PBR(前々期実績の連結BPS1987円77銭で算出)は0.9倍近辺である。
年初来高値から一転して急反落したが、週足チャートで見ると26週移動平均線近辺から反発してサポートラインを確認した形だろう。指標面に割高感はなく、市場拡大が期待される医療関連のテーマ性も支援材料であり、7月予定の決算発表が接近して出直りの動きを強める可能性があるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展)
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:42
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【ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展の視点】プラマテルズ続伸、400円回復目前、タイ、インドに続いて台湾に現地法人
■指標割安で上値余地
合成樹脂専門商社のプラマテルズ<2714>(JQS)の17日株価は12円高の398円と続伸、400円回復目前となっている。指標面の割安感が強いだけに、出直り展開が期待されるだろう。
エンジニアリング系樹脂やスチレン系樹脂が主力の合成樹脂商社で、需要先を業種別に見るとOA・事務機器、家電・電子を中心に、建材、医療、自動車向けなど幅広い。アジア市場への展開を加速しており12年7月のタイ、13年5月のインドに続いて、8月には台湾に現地法人を設立する予定だ。
今期(14年3月期)連結業績見通しは売上高が前期比4.3%増の580億円、営業利益が同6.4%増の8億70百万円、経常利益が同7.2%増の8億40百万円、純利益が同14.2%増の4億80百万円としている。景気回復も追い風として、エンジニアリング系樹脂の高付加価値商材が好調に推移する見込みだ。前期低調だった家電製品や事務機器向けスチレン系樹脂の回復も期待されるだろう。
株価の動きを見ると、400円〜440円近辺のボックス展開から下放れて調整局面だったが、6月7日の366円をボトムとして反発し、6月17日には400円近辺まで回復した。調整が一巡した可能性があるだろう。
6月17日の終値398円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS56円15銭で算出)は7倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間15円で算出)は3.8%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS795円07銭で算出)は0.5倍近辺である。週足チャートで見ると一旦割り込んだ26週移動平均線を回復し、反発の動きを強めている。指標面の割安感も強いだけに、調整一巡して出直り展開が期待されるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展)
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合成樹脂専門商社のプラマテルズ<2714>(JQS)の17日株価は12円高の398円と続伸、400円回復目前となっている。指標面の割安感が強いだけに、出直り展開が期待されるだろう。
エンジニアリング系樹脂やスチレン系樹脂が主力の合成樹脂商社で、需要先を業種別に見るとOA・事務機器、家電・電子を中心に、建材、医療、自動車向けなど幅広い。アジア市場への展開を加速しており12年7月のタイ、13年5月のインドに続いて、8月には台湾に現地法人を設立する予定だ。
今期(14年3月期)連結業績見通しは売上高が前期比4.3%増の580億円、営業利益が同6.4%増の8億70百万円、経常利益が同7.2%増の8億40百万円、純利益が同14.2%増の4億80百万円としている。景気回復も追い風として、エンジニアリング系樹脂の高付加価値商材が好調に推移する見込みだ。前期低調だった家電製品や事務機器向けスチレン系樹脂の回復も期待されるだろう。
株価の動きを見ると、400円〜440円近辺のボックス展開から下放れて調整局面だったが、6月7日の366円をボトムとして反発し、6月17日には400円近辺まで回復した。調整が一巡した可能性があるだろう。
6月17日の終値398円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS56円15銭で算出)は7倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間15円で算出)は3.8%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS795円07銭で算出)は0.5倍近辺である。週足チャートで見ると一旦割り込んだ26週移動平均線を回復し、反発の動きを強めている。指標面の割安感も強いだけに、調整一巡して出直り展開が期待されるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展)
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:39
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2013年06月17日
【ジャーナリスト&アナリスト水田雅展の視点】モブキャスト株価は直近安値から5割高と強さ光る、プロ野球、サッカーゲームとも好調
■会員数320万人突破
ソーシャルゲームのモブキャスト<3664>(東マ)の17日株価は64円高の1680円と前週末の104円高に続いて買われている。去る7日の直近安値1120円から50%高と快調な戻りである。今期好業績見通しで、高値圏回帰の展開が期待されるだろう。
プロ野球ゲーム「モバプロ」やサッカーゲーム「モバサカ」などスポーツ分野に特化して、モバイル向けSNSのモバイルスポーツメディア「mobcast」運営とソーシャルゲーム開発を展開している。自社ゲーム開発を強化するとともに、プラットフォームを開放して外部ディベロッパー製のゲーム配信と海外展開を強化している。13年4月末時点で「mobcast」会員数は320万人を突破した。
今期連結業績見通しは売上高が80億円、営業利益が17億50百万円、経常利益が17億円、純利益が10億円としている。連結初年度のため前期との比較はできないが、実質的に大幅増収増益の見込みだ。3月に配信開始した自社制作のプロ野球選手育成ゲーム「モバプロスカウト」や外部ディベロッパー製ゲームの配信本格化などで新規会員数が増加し、2月に子会社化したモブキャストイーシー、韓国でのプラットフォーム展開なども寄与する見込みだ。
12年7月に配信開始したサッカーシュミレーションゲーム「モバサカ」については、5月14日に国内会員数が50万人を突破したと発表し、6月3日には「モバサカ」韓国版の会員数が67日目で20万人を突破したと発表している。14年のサッカーW杯開催に向けて一段と人気が高まりそうだ。
株価の動き(効力発生日6月1日で1株を2株に株式分割)を見ると、5月8日の年初来高値2400円から反落し、急騰後の反動局面となった。6月7日には1120円まで急落する場面もあった。ただし足元では1600円台まで回復して出直り感を強めている。
6月14日の終値1616円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS147円91銭で算出)は10〜11倍近辺である。日足チャートで見ると、6月7日の急落場面で長い下ヒゲを付けて下値確認の形となり、足元では25日移動平均線を回復してきた。週足チャートで見ても、26週移動平均線近辺で下ヒゲを付けて反発した形である。調整一巡して出直り展開が期待されるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
ソーシャルゲームのモブキャスト<3664>(東マ)の17日株価は64円高の1680円と前週末の104円高に続いて買われている。去る7日の直近安値1120円から50%高と快調な戻りである。今期好業績見通しで、高値圏回帰の展開が期待されるだろう。
プロ野球ゲーム「モバプロ」やサッカーゲーム「モバサカ」などスポーツ分野に特化して、モバイル向けSNSのモバイルスポーツメディア「mobcast」運営とソーシャルゲーム開発を展開している。自社ゲーム開発を強化するとともに、プラットフォームを開放して外部ディベロッパー製のゲーム配信と海外展開を強化している。13年4月末時点で「mobcast」会員数は320万人を突破した。
今期連結業績見通しは売上高が80億円、営業利益が17億50百万円、経常利益が17億円、純利益が10億円としている。連結初年度のため前期との比較はできないが、実質的に大幅増収増益の見込みだ。3月に配信開始した自社制作のプロ野球選手育成ゲーム「モバプロスカウト」や外部ディベロッパー製ゲームの配信本格化などで新規会員数が増加し、2月に子会社化したモブキャストイーシー、韓国でのプラットフォーム展開なども寄与する見込みだ。
12年7月に配信開始したサッカーシュミレーションゲーム「モバサカ」については、5月14日に国内会員数が50万人を突破したと発表し、6月3日には「モバサカ」韓国版の会員数が67日目で20万人を突破したと発表している。14年のサッカーW杯開催に向けて一段と人気が高まりそうだ。
株価の動き(効力発生日6月1日で1株を2株に株式分割)を見ると、5月8日の年初来高値2400円から反落し、急騰後の反動局面となった。6月7日には1120円まで急落する場面もあった。ただし足元では1600円台まで回復して出直り感を強めている。
6月14日の終値1616円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS147円91銭で算出)は10〜11倍近辺である。日足チャートで見ると、6月7日の急落場面で長い下ヒゲを付けて下値確認の形となり、足元では25日移動平均線を回復してきた。週足チャートで見ても、26週移動平均線近辺で下ヒゲを付けて反発した形である。調整一巡して出直り展開が期待されるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:36
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【ジャーナリスト&アナリスト水田雅展の視点】スターティアは電子ブック作成ソフト「ActiBook」の多言語対応開発は期待の材料
■株価は調整一巡感
電子書籍関連のスターティア<3393>(東マ・売買単位100株)の株価が調整一巡感を強めてきた。今期(14年3月期)好業績に見直し余地があり、反発の動きが期待されるだろう。
電子ブック作成ソフト「ActiBook」やWebアプリケーション開発などのウェブソリューション事業、クラウド関連サービスなどのネットワークソリューション事業、OA機器・MFP(複合機)販売などのビジネスソリューション事業を展開し、電子ブック作成ソフト「ActiBook」の多言語対応の開発も進めている。
今期の連結業績見通しは売上高が前期比22.9%増の81億60百万円、営業利益が同21.9%増の8億円、経常利益が同22.0%増の8億円、純利益が同2.3%増の4億円としている。ウェブソリューション事業で主力の「ActiBook」が好調に推移し、MFP販売強化も寄与する見込みだ。電子書籍関連市場の拡大が追い風であり、好業績が期待されるだろう。
株価の動きを見ると、5月13日の年初来高値1794円から反落して水準を切り下げ、6月7日には1031円まで調整する場面があった。ただし足元では概ね1100円台で推移して調整一巡感を強めている。
6月14日の終値1118円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS79円81銭で算出)は14倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間7円98銭で算出)は0.7%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS605円71銭で算出)は1.8倍近辺である。
週足チャートで見ると52週移動平均線を割り込んで調整局面だが、日足チャートで見ると25日移動平均線からのマイナス乖離率が拡大している。ほぼ底値圏だろう。今期好業績に見直し余地があり、きっかけ次第で反発展開が期待されそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
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電子書籍関連のスターティア<3393>(東マ・売買単位100株)の株価が調整一巡感を強めてきた。今期(14年3月期)好業績に見直し余地があり、反発の動きが期待されるだろう。
電子ブック作成ソフト「ActiBook」やWebアプリケーション開発などのウェブソリューション事業、クラウド関連サービスなどのネットワークソリューション事業、OA機器・MFP(複合機)販売などのビジネスソリューション事業を展開し、電子ブック作成ソフト「ActiBook」の多言語対応の開発も進めている。
今期の連結業績見通しは売上高が前期比22.9%増の81億60百万円、営業利益が同21.9%増の8億円、経常利益が同22.0%増の8億円、純利益が同2.3%増の4億円としている。ウェブソリューション事業で主力の「ActiBook」が好調に推移し、MFP販売強化も寄与する見込みだ。電子書籍関連市場の拡大が追い風であり、好業績が期待されるだろう。
株価の動きを見ると、5月13日の年初来高値1794円から反落して水準を切り下げ、6月7日には1031円まで調整する場面があった。ただし足元では概ね1100円台で推移して調整一巡感を強めている。
6月14日の終値1118円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS79円81銭で算出)は14倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間7円98銭で算出)は0.7%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS605円71銭で算出)は1.8倍近辺である。
週足チャートで見ると52週移動平均線を割り込んで調整局面だが、日足チャートで見ると25日移動平均線からのマイナス乖離率が拡大している。ほぼ底値圏だろう。今期好業績に見直し余地があり、きっかけ次第で反発展開が期待されそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:31
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【ジャーナリスト&アナリスト水田雅展の視点】ミロク情報サービスの予想上回る中期経営計画を評価、指標の割安目立つ
財務・会計ソフト開発のミロク情報サービス<9928>(東2)の株価が5円高の330円と続伸、下値抵抗力を強めている。指標面の割安感に加えて、消費増税前の特需に対する期待感も支援材料であり、反発展開が期待されるだろう。
今期(14年3月期)連結業績見通しについては売上高が前期比4.0%増の217億60百万円、営業利益が同4.6%増の23億80百万円、経常利益が同3.7%増の23億70百万円、純利益が同11.1%増の13億20百万円としている。主力の会計事務所向けシステムの総合保守サービスやソフト使用料などが堅調に推移し、中小企業向けの新ERP(統合業務)システムも寄与する見込みだ。
なお第2次中期経営計画(12年3月期〜14年3月期)に関して、最終年度14年3月期の目標数値を前期(13年3月期)に達成したため、上記の見通しに上方修正した。
株価の動きを見ると、5月15日の年初来高値402円から反落して水準を切り下げ、6月7日に313円、6月10日に312円まで調整する場面があった。ただし足元は320円〜330円近辺で推移し、下値抵抗力を強めている。
6月14日の終値325円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS43円04銭で算出)は7〜8倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間12円で算出)は3.7%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS310円05銭で算出)は1.0倍近辺である。週足チャートで見ると、52週移動平均線がサポートラインのようだ。指標面には割安感もあり、下値固めが完了して反発展開が期待されるだろう(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
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今期(14年3月期)連結業績見通しについては売上高が前期比4.0%増の217億60百万円、営業利益が同4.6%増の23億80百万円、経常利益が同3.7%増の23億70百万円、純利益が同11.1%増の13億20百万円としている。主力の会計事務所向けシステムの総合保守サービスやソフト使用料などが堅調に推移し、中小企業向けの新ERP(統合業務)システムも寄与する見込みだ。
なお第2次中期経営計画(12年3月期〜14年3月期)に関して、最終年度14年3月期の目標数値を前期(13年3月期)に達成したため、上記の見通しに上方修正した。
株価の動きを見ると、5月15日の年初来高値402円から反落して水準を切り下げ、6月7日に313円、6月10日に312円まで調整する場面があった。ただし足元は320円〜330円近辺で推移し、下値抵抗力を強めている。
6月14日の終値325円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS43円04銭で算出)は7〜8倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間12円で算出)は3.7%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS310円05銭で算出)は1.0倍近辺である。週足チャートで見ると、52週移動平均線がサポートラインのようだ。指標面には割安感もあり、下値固めが完了して反発展開が期待されるだろう(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:58
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【ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展の視点】ワークマンは710店舗でEDLP商品を強化、株価は全般安の中で堅調
ワークマン<7564>(JQS)の株価は、市場全体が大幅に調整する中でも堅調に推移している。好業績見通しを評価して5月の年初来高値を試す動きが期待されるだろう。
ワーキングウェアや作業関連用品などの大型専門店チェーンをFC中心に展開し、他社との差別化戦略としてEDLP商品を強化している。前期(13年3月期)末の店舗数はFC591店舗、直営119店舗の合計710店舗である。
今期(14年3月期)の業績(非連結)見通しは、チェーン全店売上高の前期比6.0%増、既存店売上高の同3.8%増を前提として、営業総収入が同5.8%増の476億90百万円、営業利益が同8.2%増の80億円、経常利益が同7.4%増の90億60百万円、純利益が同6.9%増の53億90百万円としている。新規出店25店舗、S&B2店舗で未出店の鳥取・島根両県と、南関東、近畿を中心に出店する計画だ。新規出店効果や既存店の好調で増収増益が期待されるだろう。
月次売上高(FC店と直営店の店舗売上高の合計、前年比、速報値)を見ると、13年5月は全店105.6%、既存店103.5%だった。中旬以降の気温上昇で春夏商品が好調だった。低温の日が多かった4月に比べて大幅に改善し、13年4月〜5月累計は全店103.4%、既存店101.1%となった。
株価の動きを見ると、5月21日の年初来高値3970円から反落し、6月7日に3165円、6月13日に3190円まで調整する場面があったが、概ね3000円台半ばで推移している。市場全体が大幅に調整する中でも比較的堅調な動きと言えるだろう。
6月14日の終値3400円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS264円20銭で算出)は12〜13倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間75円で算出)は2.2%近辺、実績PBR(前期実績のBPS1754円22銭で算出)は1.9倍近辺である。
日足チャートで見ると75日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインのようだ。一時的に調整したが上昇トレンドに変化はないだろう。今期好業績見通しを評価して5月の高値を試す動きが期待されそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展)
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ワーキングウェアや作業関連用品などの大型専門店チェーンをFC中心に展開し、他社との差別化戦略としてEDLP商品を強化している。前期(13年3月期)末の店舗数はFC591店舗、直営119店舗の合計710店舗である。
今期(14年3月期)の業績(非連結)見通しは、チェーン全店売上高の前期比6.0%増、既存店売上高の同3.8%増を前提として、営業総収入が同5.8%増の476億90百万円、営業利益が同8.2%増の80億円、経常利益が同7.4%増の90億60百万円、純利益が同6.9%増の53億90百万円としている。新規出店25店舗、S&B2店舗で未出店の鳥取・島根両県と、南関東、近畿を中心に出店する計画だ。新規出店効果や既存店の好調で増収増益が期待されるだろう。
月次売上高(FC店と直営店の店舗売上高の合計、前年比、速報値)を見ると、13年5月は全店105.6%、既存店103.5%だった。中旬以降の気温上昇で春夏商品が好調だった。低温の日が多かった4月に比べて大幅に改善し、13年4月〜5月累計は全店103.4%、既存店101.1%となった。
株価の動きを見ると、5月21日の年初来高値3970円から反落し、6月7日に3165円、6月13日に3190円まで調整する場面があったが、概ね3000円台半ばで推移している。市場全体が大幅に調整する中でも比較的堅調な動きと言えるだろう。
6月14日の終値3400円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS264円20銭で算出)は12〜13倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間75円で算出)は2.2%近辺、実績PBR(前期実績のBPS1754円22銭で算出)は1.9倍近辺である。
日足チャートで見ると75日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインのようだ。一時的に調整したが上昇トレンドに変化はないだろう。今期好業績見通しを評価して5月の高値を試す動きが期待されそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展)
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:06
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【ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展】アドアーズはJトラストグループ内で不動産とアミューズメントの中核を担う体制に、株価は下値切上げる
■今期2.6倍増益
アミューズメント施設運営のアドアーズ<4712>(JQS)の株価が出直り態勢のようだ。今期(14年3月期)収益改善が支援材料だろう。
アミューズメント施設運営事業、商業施設の設計・施工事業、不動産事業を展開し、筆頭株主のJトラスト<8508>との連携を強化して収益改善を進めている。13年2月には、Jトラストの子会社で戸建て住宅分譲のキーノート、アミューズメント機器用景品企画・販売のブレイクを子会社化し、Jトラストグループ内で不動産事業とアミューズメント事業の中核を担う体制となった。建築・不動産事業の強化に向けて事業再編も進める方針だ。
今期の連結業績見通しは、売上高が前期比15.0%増の230億円、営業利益が同2.6倍の11億円、経常利益が同2.7倍の10億円、純利益が同3.6倍の6億円としている。前期に実施した希望退職や不採算店舗閉鎖によるアミューズメント事業の収益改善に加えて、子会社化したキーノートとブレイクの通期寄与などを見込んでいる。月次売上動向を見ると、13年5月度のアミューズメント施設既存店売上高(前年比、速報値)は96.0%となり、4月の92.0%から改善した。イベント効果などで回復傾向の模様だ。
株価の動きを見ると4月30日の年初来高値197円から反落し、5月16日に123円、6月7日に121円まで調整する場面があった。急騰後の反動局面だろう。ただし概ね130円〜160円近辺で推移し、足元では徐々に下値を切り上げて出直り感を強めている。
6月14日の終値151円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS4円30銭で算出)は35倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間2円で算出)は1.3%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS72円98銭)は2.1倍近辺である。
日足チャートで見ると25日移動平均線を挟んでモミ合う展開だが、週足チャートで見ると13週移動平均線近辺で下げ渋る形である。サポートラインとして機能すれば出直り展開が期待されるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展)
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アミューズメント施設運営のアドアーズ<4712>(JQS)の株価が出直り態勢のようだ。今期(14年3月期)収益改善が支援材料だろう。
アミューズメント施設運営事業、商業施設の設計・施工事業、不動産事業を展開し、筆頭株主のJトラスト<8508>との連携を強化して収益改善を進めている。13年2月には、Jトラストの子会社で戸建て住宅分譲のキーノート、アミューズメント機器用景品企画・販売のブレイクを子会社化し、Jトラストグループ内で不動産事業とアミューズメント事業の中核を担う体制となった。建築・不動産事業の強化に向けて事業再編も進める方針だ。
今期の連結業績見通しは、売上高が前期比15.0%増の230億円、営業利益が同2.6倍の11億円、経常利益が同2.7倍の10億円、純利益が同3.6倍の6億円としている。前期に実施した希望退職や不採算店舗閉鎖によるアミューズメント事業の収益改善に加えて、子会社化したキーノートとブレイクの通期寄与などを見込んでいる。月次売上動向を見ると、13年5月度のアミューズメント施設既存店売上高(前年比、速報値)は96.0%となり、4月の92.0%から改善した。イベント効果などで回復傾向の模様だ。
株価の動きを見ると4月30日の年初来高値197円から反落し、5月16日に123円、6月7日に121円まで調整する場面があった。急騰後の反動局面だろう。ただし概ね130円〜160円近辺で推移し、足元では徐々に下値を切り上げて出直り感を強めている。
6月14日の終値151円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS4円30銭で算出)は35倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間2円で算出)は1.3%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS72円98銭)は2.1倍近辺である。
日足チャートで見ると25日移動平均線を挟んでモミ合う展開だが、週足チャートで見ると13週移動平均線近辺で下げ渋る形である。サポートラインとして機能すれば出直り展開が期待されるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展)
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:03
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【ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展の視点】インフォマートは『FOODS info Mart』の利用企業数増加続く
■株価は調整一巡感
EC事業を展開するインフォマート<2492>(東マ)の株価が調整一巡感を強めている。今期(13年12月期)好業績見通しを評価して高値圏回帰の展開が期待されそうだ。
フード業界向け企業間電子商取引(BtoBプラットフォーム)サービス事業を展開し、プラットフォーム「FOODS info Mart」の利用企業数は、13年3月末時点で12年12月末比512社増加の3万1991社となり増加基調である。
さらにクラウドサービス対応、ASPメニュー管理システムなど新サービス開発、中国など海外展開本格化、美容業界向けや医療業界向けなど事業領域拡大を推進して中期成長力を高めている。データ連携でアライアンス戦略も進めており、5月30日にはJFEシステムズ<4832>とASP規格書システム、6月13日には東芝テック<6588>とASP受発注システムでデータ連携を開始すると発表している。
今期連結業績見通しは売上高が前期比16.0%増の43億88百万円、営業利益が同22.3%増の9億97百万円、経常利益が同21.2%増の9億88百万円、純利益が同19.8%増の5億94百万円としている。次世代プラットフォームの償却負担が増加するが、利用企業数増加や利用拡大に伴ってシステム使用料収入が増加する見込みだ。第1四半期(1月〜3月)の通期予想に対する進捗率は売上高が22.9%、営業利益が24.8%、経常利益が25.6%。純利益が26.1%であり概ね順調な水準だろう。
なお4月30日に株式分割を発表している。6月30日を基準日(効力発生日7月1日)として1株を2株に株式分割する。このため配当金については、株式分割前の第2四半期末が21円12銭、株式分割後の期末が10円57銭となる。
株価の動きを見ると5月9日の年初来高値5090円から反落し、5月16日に3335円、6月7日に3315円まで調整する場面があった。5月上旬に急騰した反動局面のようだ。ただし概ね3800円〜4500円近辺のレンジで推移して調整一巡感も強めている。
6月14日の終値3990円を指標面(6月30日の株式2分割前)で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS80円42銭で算出)は50倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間42円25銭で算出)は1.1%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS396円59銭で算出)は10倍近辺である。
週足チャートで見ると上値が切り下がる形だが、足元では13週移動平均線近辺から反発している。サポートラインを確認した可能性があり、好業績見通しを評価して高値圏回帰の展開が期待されそうだ。6月末の株式分割も再材料視される可能性があるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展)
>>インフォマートのMedia−IR企業情報
EC事業を展開するインフォマート<2492>(東マ)の株価が調整一巡感を強めている。今期(13年12月期)好業績見通しを評価して高値圏回帰の展開が期待されそうだ。
フード業界向け企業間電子商取引(BtoBプラットフォーム)サービス事業を展開し、プラットフォーム「FOODS info Mart」の利用企業数は、13年3月末時点で12年12月末比512社増加の3万1991社となり増加基調である。
さらにクラウドサービス対応、ASPメニュー管理システムなど新サービス開発、中国など海外展開本格化、美容業界向けや医療業界向けなど事業領域拡大を推進して中期成長力を高めている。データ連携でアライアンス戦略も進めており、5月30日にはJFEシステムズ<4832>とASP規格書システム、6月13日には東芝テック<6588>とASP受発注システムでデータ連携を開始すると発表している。
今期連結業績見通しは売上高が前期比16.0%増の43億88百万円、営業利益が同22.3%増の9億97百万円、経常利益が同21.2%増の9億88百万円、純利益が同19.8%増の5億94百万円としている。次世代プラットフォームの償却負担が増加するが、利用企業数増加や利用拡大に伴ってシステム使用料収入が増加する見込みだ。第1四半期(1月〜3月)の通期予想に対する進捗率は売上高が22.9%、営業利益が24.8%、経常利益が25.6%。純利益が26.1%であり概ね順調な水準だろう。
なお4月30日に株式分割を発表している。6月30日を基準日(効力発生日7月1日)として1株を2株に株式分割する。このため配当金については、株式分割前の第2四半期末が21円12銭、株式分割後の期末が10円57銭となる。
株価の動きを見ると5月9日の年初来高値5090円から反落し、5月16日に3335円、6月7日に3315円まで調整する場面があった。5月上旬に急騰した反動局面のようだ。ただし概ね3800円〜4500円近辺のレンジで推移して調整一巡感も強めている。
6月14日の終値3990円を指標面(6月30日の株式2分割前)で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS80円42銭で算出)は50倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間42円25銭で算出)は1.1%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS396円59銭で算出)は10倍近辺である。
週足チャートで見ると上値が切り下がる形だが、足元では13週移動平均線近辺から反発している。サポートラインを確認した可能性があり、好業績見通しを評価して高値圏回帰の展開が期待されそうだ。6月末の株式分割も再材料視される可能性があるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展)
>>インフォマートのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:55
| アナリスト水田雅展の銘柄分析
2013年06月16日
【ジャーナリスト&アナリスト水田雅展の視点】米FOMCが焦点、週前半は先物次第で神経質な展開、イベント通過後は下値固め
<相場展望>(17〜21日)
■リバウンド狙いの可能性も
来週(6月17日〜21日)の株式市場は、引き続き先物次第の展開が想定される。19日の米FOMC(連邦公開市場委員会)声明とバーナンキ米FRB(連邦準備制度理事会)議長の記者会見が焦点となり、外国為替市場や債券市場の動向を睨みながら依然として神経質な展開となりそうだ。
前週末14日にはメジャーSQを通過して日経平均株価は4営業日ぶりに反発したが、その反発力は鈍く底入れムードには程遠い動きだった。さらに14日の米国市場では6月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が市場予想を下回ったことなどで、ダウ工業株30種平均株価が前日比105ドル90セント下落し、外国為替市場のドル・円相場は1ドル=94円近辺と円高方向に傾き、CME日経225先物(円建て)は1万2515円で大幅安となった。
そして来週は17日〜18日のG8(主要8カ国)首脳会議、18日〜19日の米FOMC、声明発表後のバーナンキ米FRB議長の記者会見と重要イベントが続く。このため手控えムードも強く、週前半は依然として先物次第で神経質な展開となりそうだ。
注目の米FOMCでは金融政策の現状維持が予想されるが、声明発表後の記者会見でバーナンキ米FRB議長が出口戦略、すなわち量的緩和策の縮小開始時期や縮小ペースについて、どのように示唆するかが焦点となる。
米FOMC前の週前半には思惑が交錯する可能性もあるが、こうした重要イベントが通過する週後半には、徐々に落ち着きを取り戻して下値を固める展開が期待され、リバウンド狙いの動きが優勢になる可能性もありそうだ。
物色面ではアベノミクス成長戦略関連の個別銘柄に加えて、売られ過ぎなどで指標面に割安感が台頭している銘柄を下値で仕込む好機となりそうだ。さらに、7月10日〜11日の次回の日銀金融政策決定会合に対する期待感が先行する可能性もあり、金融緩和メリット関連にも再度注目しておきたい。
その他の注目スケジュールとしては17日の日本4月第3次産業活動指数、米6月ニューヨーク州製造業業況指数、米6月住宅建設業者指数、18日の独ZEW景気期待指数、米5月消費者物価指数、米5月住宅着工件数、19日の日本5月貿易統計、20日の中国6月製造業PMI速報値(HSBC)、ユーロ圏6月総合・製造業・サービス部門PMI速報値、米5月中古住宅販売、米5月景気先行指数(コンファレンス・ボード)、米6月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)、米6月フィラデルフィア地区連銀業況指数、米6月製造業PMI速報値(マークイット)、21日のユーロ圏4月経常収支、EU財務相会合などがあるだろう。
その後は6月27日〜28日のEU首脳会議、7月4日のECB理事会、7月5日の米6月雇用統計、7月10日〜11日の日銀金融政策決定会合、7月17日〜18日のバーナンキ米FRB議長の議会証言、7月30日〜31日の米FOMCなどが予定されている(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
■リバウンド狙いの可能性も
来週(6月17日〜21日)の株式市場は、引き続き先物次第の展開が想定される。19日の米FOMC(連邦公開市場委員会)声明とバーナンキ米FRB(連邦準備制度理事会)議長の記者会見が焦点となり、外国為替市場や債券市場の動向を睨みながら依然として神経質な展開となりそうだ。
前週末14日にはメジャーSQを通過して日経平均株価は4営業日ぶりに反発したが、その反発力は鈍く底入れムードには程遠い動きだった。さらに14日の米国市場では6月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が市場予想を下回ったことなどで、ダウ工業株30種平均株価が前日比105ドル90セント下落し、外国為替市場のドル・円相場は1ドル=94円近辺と円高方向に傾き、CME日経225先物(円建て)は1万2515円で大幅安となった。
そして来週は17日〜18日のG8(主要8カ国)首脳会議、18日〜19日の米FOMC、声明発表後のバーナンキ米FRB議長の記者会見と重要イベントが続く。このため手控えムードも強く、週前半は依然として先物次第で神経質な展開となりそうだ。
注目の米FOMCでは金融政策の現状維持が予想されるが、声明発表後の記者会見でバーナンキ米FRB議長が出口戦略、すなわち量的緩和策の縮小開始時期や縮小ペースについて、どのように示唆するかが焦点となる。
米FOMC前の週前半には思惑が交錯する可能性もあるが、こうした重要イベントが通過する週後半には、徐々に落ち着きを取り戻して下値を固める展開が期待され、リバウンド狙いの動きが優勢になる可能性もありそうだ。
物色面ではアベノミクス成長戦略関連の個別銘柄に加えて、売られ過ぎなどで指標面に割安感が台頭している銘柄を下値で仕込む好機となりそうだ。さらに、7月10日〜11日の次回の日銀金融政策決定会合に対する期待感が先行する可能性もあり、金融緩和メリット関連にも再度注目しておきたい。
その他の注目スケジュールとしては17日の日本4月第3次産業活動指数、米6月ニューヨーク州製造業業況指数、米6月住宅建設業者指数、18日の独ZEW景気期待指数、米5月消費者物価指数、米5月住宅着工件数、19日の日本5月貿易統計、20日の中国6月製造業PMI速報値(HSBC)、ユーロ圏6月総合・製造業・サービス部門PMI速報値、米5月中古住宅販売、米5月景気先行指数(コンファレンス・ボード)、米6月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)、米6月フィラデルフィア地区連銀業況指数、米6月製造業PMI速報値(マークイット)、21日のユーロ圏4月経常収支、EU財務相会合などがあるだろう。
その後は6月27日〜28日のEU首脳会議、7月4日のECB理事会、7月5日の米6月雇用統計、7月10日〜11日の日銀金融政策決定会合、7月17日〜18日のバーナンキ米FRB議長の議会証言、7月30日〜31日の米FOMCなどが予定されている(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 18:50
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