ティムコ<7501>(東証スタンダード)は、フィッシング用品およびアウトドア用品の企画・開発・販売を展開している。フィッシング用品分野ではフライフィッシングのパイオニアであり、アウトドア用品分野ではオリジナル衣料ブランド「Foxfire」を主力としている。22年11月期第3四半期累計は2桁増収で黒字転換した。アウトドア事業において22年4月以降に行動制限が発出されたかったことなどでコロナ禍の影響が和らいだ。そして通期の2桁増収・黒字転換予想を据え置いている。第3四半期累計の各利益が通期予想を超過達成していることなどを勘案すれば、通期利益予想に上振れの可能性がありそうだ。積極的な事業展開で収益改善基調だろう。株価は下値固め完了し、第3四半期累計業績も好感して反発の動きを強めている。低PBRも評価材料であり、出直りを期待したい。
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(10/24)ティムコは反発の動き、22年11月期3Q累計黒字転換、通期上振れの可能性
(10/24)マルマエは売り一巡、23年8月期減益予想だが保守的
(10/24)WOW WORLD GROUP(持株会社が10月3日付で新規上場)は上値試す
(10/24)アイフリークモバイルは調整一巡、23年3月期営業増益予想で収益改善基調
(10/24)テンポイノベーションは戻り試す、23年3月期は上振れの可能性
(10/24)マーチャント・バンカーズは煮詰まり感、NFTやバイオに積極展開
(10/21)インテリジェントウェイブは反発の動き、23年6月期大幅増益・連続増配予想
(10/21)アステナホールディングスは下値固め完了、22年11月期減益予想だが23年11月期収益拡大期待
(10/21)クリーク・アンド・リバー社は売り一巡、23年2月期2Q累計は2桁増益、通期も2桁増益予想
(10/21)ディ・アイ・システムは下値切り上げ、22年9月期増収増益予想、23年9月期も収益拡大基調
(10/21)ケンコーマヨネーズは上値試す、23年3月期予想未定だが売上回復基調
(10/20)松田産業は調整一巡、23年3月期は再上振れの可能性
(10/20)カナモトは反発の動き、23年10月期収益拡大期待
(10/20)イトーキは上値試す、22年12月期大幅増益予想で収益拡大基調
(10/20)ネオジャパンは下値固め完了、23年1月期減益予想だが24年1月期収益拡大期待
(10/20)アイリッジはモミ合い煮詰まり感、デジタルマーケティング関連の成長が牽引して23年3月期大幅営業増益予想
(10/19)ミロク情報サービスは戻り試す、23年3月期は上振れの可能性
(10/19)シナネンホールディングスは上値試す、23年3月期営業横ばい予想だが保守的
(10/19)日本エム・ディ・エムは売り一巡、23年3月期営業・経常増益予想
(10/19)ソフトクリエイトホールディングスは売り一巡、23年3月期増収増益予想
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(10/20)ネオジャパンは下値固め完了、23年1月期減益予想だが24年1月期収益拡大期待
(10/20)アイリッジはモミ合い煮詰まり感、デジタルマーケティング関連の成長が牽引して23年3月期大幅営業増益予想
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(10/19)ソフトクリエイトホールディングスは売り一巡、23年3月期増収増益予想
2022年10月24日
ティムコは反発の動き、22年11月期3Q累計黒字転換、通期上振れの可能性
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:56
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マルマエは売り一巡、23年8月期減益予想だが保守的
マルマエ<6264>(東証プライム)は半導体・FPD製造装置向け真空部品などの精密切削加工を展開している。中期事業計画「Innovatuin2025」では成長戦略として、消耗品拡大による受注安定化、市場シェア拡大に向けた能力増強投資、ESG経営の推進を打ち出している。22年8月期は受注が好調に推移して前回予想を上回る大幅増収増益だった。23年8月期は減益予想としている。売上面は市場全体が停滞傾向でも、シェア拡大などで高水準に推移する見込みとしている。利益面は設備投資増加に伴う減価償却費の増加や、人員増先行による利益率低下などが影響する見込みとしている。ただし保守的な印象が強く上振れ余地がありそうだ。積極的な事業展開で収益拡大基調を期待したい。株価は23年8月期減益予想を嫌気し、地合い悪化も影響して年初来安値を更新したが売り一巡感を強めている。出直りを期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:56
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WOW WORLD GROUP(持株会社が10月3日付で新規上場)は上値試す
WOW WORLD GROUP<5128>(東証プライム)(WOW WORLDが単独株式移転によって設立した持株会社が22年10月3日付で新規上場、WOW WORLDは22年9月29日付で上場廃止)は、自社開発e−CRMシステムのWEBCASシリーズを中心に企業のCRM運用支援を展開している。23年3月期は先行投資や一過性費用の発生などで減益予想(WOW WORLDの22年3月期実績との比較)としているが、積極的なリカバリ策や先行投資の成果で後半の挽回を期待したい。株価は持株会社としての初値890円から水準を切り上げている。上値を試す展開を期待したい。なお10月31日に23年3月期第2四半期決算発表を予定している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:55
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アイフリークモバイルは調整一巡、23年3月期営業増益予想で収益改善基調
アイフリークモバイル<3845>(東証スタンダード)は、電子絵本アプリや知育アプリなどのコンテンツ事業、および人材派遣のコンテンツクリエイターサービス(CCS)事業を展開し、成長戦略として次世代ブロックチェーン技術を活用したNFT(非代替性トークン)コンテンツ分野にも注力している。なお11月5日〜6日に開催予定(大阪・咲洲)の「ATCロボットストリート」にARコンテンツを出展する。23年3月期は営業増益予想としている。コンテンツ事業ではユーザー獲得に向けた投資、CCS事業では専門領域に特化したエンジニアの育成などを推進する。積極的な事業展開で収益改善基調だろう。株価は地合い悪化も影響して1月の年初来安値に接近する場面があったが調整一巡感を強めている。出直りを期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:55
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テンポイノベーションは戻り試す、23年3月期は上振れの可能性
テンポイノベーション<3484>(東証プライム)は首都圏(特に東京都)において、飲食業の小規模事業者を中心とする出店希望者向けに居抜き店舗を転貸借する店舗転貸借事業を主力としている。店舗物件専門の家賃保証事業も開始した。転貸借物件数の増加に伴って賃料収益を積み上げるストック型ビジネスモデルである。23年3月期は転貸借契約物件数が増加基調で増収増益予想(連結決算に移行のため前年の非連結業績と比較)としている。第1四半期の好調を勘案すれば通期会社予想は上振れの可能性が高く、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は地合い悪化も影響して上値を切り下げる形となったが調整一巡感を強めている。戻りを試す展開を期待したい。なお11月2日に23年3月期第2四半期決算発表を予定している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:54
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マーチャント・バンカーズは煮詰まり感、NFTやバイオに積極展開
マーチャント・バンカーズ<3121>(東証スタンダード)はマーチャント・バンキング事業として不動産・企業投資関連などを展開し、成長ドライバーとしてNFT(非代替可能性トークン)などのブロックチェーン関連事業、医療・健康などのバイオテック関連事業に積極展開している。10月17日には、子会社バイオジップコードの糖尿病完治治療薬開発の進捗状況として、滋賀医科大学との共同基礎研究をほぼ完了し、製薬会社との提携に向けてステップアップするとリリースしている。また新薬開発のパイプライン(7件)を策定した。23年3月期はマーチャント・バンキング事業の成長が牽引し、販売用不動産売却も寄与して大幅増益予想としている。NFT関連やバイオ関連など新規領域への積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は小幅レンジでモミ合う展開だが煮詰まり感を強めている。調整一巡してモミ合いから上放れの展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:54
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2022年10月21日
インテリジェントウェイブは反発の動き、23年6月期大幅増益・連続増配予想
インテリジェントウェイブ<4847>(東証プライム)はシステムソリューションを展開している。クレジットカード決済のフロント業務関連システム分野に強みを持ち、さらに新製品・サービスの強化やクラウドサービスを中心としたストックビジネスへの転換を推進している。23年6月期は大幅増益・連続増配予想としている。積極的な先行投資を継続するが、システム開発や保守が堅調に推移し、クラウドサービスが本格化する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は年初来高値圏から急反落の形となったが、売りが一巡して反発の動きを強めている。戻りを試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:23
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アステナホールディングスは下値固め完了、22年11月期減益予想だが23年11月期収益拡大期待
アステナホールディングス<8095>(東証プライム)はヘルスケア・ファインケミカル企業集団として、医薬品・医薬品原料・表面処理薬品を主力とする専門商社からメーカーへと変貌している。そしてグループ中長期ビジョンでは定量的ターゲットとして30年11月期売上高1300億円以上、ROE13%以上を掲げている。22年11月期は第3四半期累計が原材料価格高騰などで減益となり、通期も減益予想としているが、積極的な事業展開で23年11月期の収益拡大を期待したい。株価は地合い悪化も影響して反発力の鈍い展開だが、1月の年初来安値圏まで下押すことなく推移して下値固め完了感を強めている。高配当利回りや低PBRも評価して出直りを期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:22
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クリーク・アンド・リバー社は売り一巡、23年2月期2Q累計は2桁増益、通期も2桁増益予想
クリーク・アンド・リバー社<4763>(東証プライム)は、クリエイティブ分野を中心にプロフェッショナル・エージェンシー事業、プロデュース事業、ライツマネジメント事業を展開し、プロフェッショナル50分野構想を掲げて事業領域拡大戦略を加速している。23年2月期第2四半期累計は日本クリエイティブ分野や医療分野の好調が牽引して2桁増益となり、第2四半期累計として過去最高だった。そして通期も2桁増益予想としている。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は第2四半期累計決算発表を機に急反落の形となったが、目先的な売りが一巡して上値を試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:22
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ディ・アイ・システムは下値切り上げ、22年9月期増収増益予想、23年9月期も収益拡大基調
ディ・アイ・システム<4421>(東証スタンダード)は独立系のシステムインテグレーターである。大手SIerと長期取引関係を構築し、ワンストップサービスによる高い生産性などを強みとしている。さらなる成長に向けて顧客企業のDX推進を支援するためのサービスの強化・拡充を推進している。22年9月期は増収増益・増配予想(9月16日付で上方修正)としている。DX関連の受注が好調に推移しており、23年9月期も積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は上方修正を好感して急伸する場面があったが、その後は買いが続かず、地合い悪化も影響して反落の形となった。ただし下値を着実に切り上げている。好業績を再評価して戻りを試す展開を期待したい。なお11月14日に22年9月期決算発表を予定している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:21
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ケンコーマヨネーズは上値試す、23年3月期予想未定だが売上回復基調
ケンコーマヨネーズ<2915>(東証プライム)はマヨネーズ・ドレッシング分野からタマゴ加工品やサラダ・総菜分野へと領域を拡大し、持続的成長に向けて4つのテーマ(BtoBtoC、イノベーション、構造改革、グローバル)およびサステナビリティ方針に取り組んでいる。10月28日〜30日に開催される「東京味わいフェスタ2022(TASTE of TOKYO)」に協賛し、ドレッシング・オリジナルリーフレットを数量限定で無料配布する。23年3月期予想は不透明感が強いため未定としているが、コロナ禍の影響が和らいで外食・コンビニ向け売上が回復基調であり、製品価格改定効果や工場稼働率上昇・生産効率改善なども寄与して収益回復基調だろう。株価は地合いが悪化する状況でも年初来高値更新の展開と順調だ。利益確定売りをこなしながら上値を試す展開を期待したい。なお11月14日に23年3月期第2四半期決算発表を予定している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:21
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2022年10月20日
松田産業は調整一巡、23年3月期は再上振れの可能性
松田産業<7456>(東証プライム)は、貴金属・環境・食品分野のソリューション提供企業として貴金属関連事業および食品関連事業を展開し、中期経営計画の基本方針には収益基盤強化と新規収益源創出、持続的成長を支える経営基盤強化、ESG経営推進による企業価値向上を掲げている。10月18日には貴金属リサイクル機能を有した工場を北九州市若松区向洋町に建設することが正式決定したと発表した。23年3月期は営業利益横ばい予想としている。貴金属関連事業における先行き下振れリスクを考慮しているが保守的な印象が強い。通期会社予想は再上振れの可能性が高く、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は地合い悪化も影響して戻り一服の形だが、調整一巡して出直りを期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:40
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カナモトは反発の動き、23年10月期収益拡大期待
カナモト<9678>(東証プライム)は建設機械レンタルの大手である。重点施策として国内営業基盤拡充、海外展開、内部オペレーション最適化によるレンタルビジネスの収益力向上を推進し、環境対策機への資産シフトなどによってサステナビリティへの取り組みも強化している。22年10月期は建設機械レンタル需要の本格回復が遅れ、先行投資も影響して減益予想だが、災害復旧・防減災・老朽化インフラ更新など国土強靭化関連工事で需要が堅調であり、23年10月期の収益拡大を期待したい。株価は地合い悪化も影響して戻り一服の形だったが、調整一巡して反発の動きを強めている。指標面の割安感も評価して戻りを試す展開を期待したい。
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イトーキは上値試す、22年12月期大幅増益予想で収益拡大基調
イトーキ<7972>(東証プライム)はオフィス家具の大手で、物流機器などの設備機器関連も展開している。中期経営計画に基づいた構造改革プロジェクトを推進し、新製品・新ソリューションの投入などを強化している。10月17日には「男性育休100%宣言」に賛同したと発表している。22年12月期は大幅増益予想としている。ワークプレイス事業ではオフィスのリニューアル商談が増加し、設備機器・パブリック事業では大型案件が寄与する。体質改善効果も継続する見込みだ。中期経営計画に基づいた構造改革プロジェクトを推進し、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は8月の年初来高値圏から一旦反落したが、調整一巡して反発の動きを強めている。指標面の割安感も評価材料であり、上値を試す展開を期待したい。なお11月14日に22年12月期第3四半期決算発表を予定している。
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ネオジャパンは下値固め完了、23年1月期減益予想だが24年1月期収益拡大期待
ネオジャパン<3921>(東証プライム)は自社開発グループウェアのクラウドサービスを主力として、製品ラインアップ拡充による市場シェア拡大戦略、アライアンス戦略、東南アジア市場開拓戦略などを推進している。なお10月26日〜28日開催(幕張メッセ)の「第13回クラウド業務改革EXPO秋」に出展する。23年1月期は下期に認知度向上のための広告宣伝費を追加支出することも影響して減益予想としている。ただし需要は高水準であり、積極的な事業展開で24年1月期の収益拡大を期待したい。株価は下方修正を嫌気し、さらに地合い悪化も影響して年初来安値圏で軟調だが、下値固め完了感を強めている。調整一巡して出直りを期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:38
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アイリッジはモミ合い煮詰まり感、デジタルマーケティング関連の成長が牽引して23年3月期大幅営業増益予想
アイリッジ<3917>(東証グロース)は、企業のOMO領域を支援するデジタル・フィジカルマーケティングソリューションをベースに、デジタル地域通貨プラットフォームなど新規事業領域も拡大し、リアルチャネル保有企業向けDXソリューションカンパニーへの進化を目指している。子会社フィノバレーのデジタル地域通貨プラットフォームMoneyEasyを利用した千葉県木更津市の電子地域通貨「アクアコイン」においては、10月20日から利用者と加盟店を対象とする還元キャンペーンを開始する。23年3月期はデジタルマーケティング関連の成長が牽引して大幅営業増益(レンジ)予想としている。大型案件の増加に加えて、フィノバレーのデジタル地域通貨プラットフォーム事業も寄与する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は地合い悪化も影響して反発力が鈍くモミ合い展開だが煮詰まり感を強めている。調整一巡して上放れを期待したい。なお11月11日に23年3月期第2四半期決算発表を予定している。
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2022年10月19日
ミロク情報サービスは戻り試す、23年3月期は上振れの可能性
ミロク情報サービス<9928>(東証プライム)は財務・会計ソフトを主力として、ERPソリューションとデジタルマーケティングを融合した統合型DXプラットフォームの構築を目指している。23年3月期はソフトウェアの提供形態を売り切り型からサブスクリプション型へ移行する影響や先行投資などを考慮して営業・経常利益横ばい予想としている。ただし第1四半期の進捗率が高水準だったことを勘案すれば通期会社予想は上振れの可能性が高く、クラウドサービスの伸長や積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は地合い悪化も影響して上げ一服の形だが、一方では大きく調整する動きも見られない。戻りを試す展開を期待したい。
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シナネンホールディングスは上値試す、23年3月期営業横ばい予想だが保守的
シナネンホールディングス<8132>(東証プライム)は脱炭素社会を見据えるグローバル総合エネルギーサービス企業グループである。成長戦略としてシェアサイクル事業・再生可能エネルギー事業・新規事業への戦略投資を推進している。23年3月期は営業利益横ばい予想としている。経営基盤整備に向けたDX関連投資推進が減益要因となるが、仕入価格上昇分の販売価格への転嫁やシェアサイクル事業の利益貢献などで吸収する見込みだ。全体として保守的な印象も強く、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は地合いが悪化する中でも年初来高値圏で堅調だ。そして05年高値に接近している。利益確定売りをこなしながら上値を試す展開を期待したい。なお10月31日に23年3月期第2四半期決算発表を予定している。
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日本エム・ディ・エムは売り一巡、23年3月期営業・経常増益予想
日本エム・ディ・エム<7600>(東証プライム)は人工関節製品など整形外科分野を主力とする医療機器メーカーである。米国子会社オーソデベロップメント(ODEV)社製品を主力として、商社機能と開発主導型メーカー機能を融合した独自のビジネスモデルを展開している。23年3月期は営業・経常増益予想としている。為替の円安や日本国内における償還価格改訂などが利益押し下げ要因となるが、コロナ禍の影響が和らいで症例数が回復基調である。下期の構成比が高い季節特性もあり、通期ベースで収益拡大基調だろう。株価は地合い悪化も影響して、年初来安値圏で軟調展開だったが、売り一巡感を強めている。出直りを期待したい。なお10月31日に23年3月期第2四半期決算発表を予定している。
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ソフトクリエイトホールディングスは売り一巡、23年3月期増収増益予想
ソフトクリエイトホールディングス<3371>(東証プライム)はECソリューション事業とITソリューション事業を展開し、成長戦略としてクラウドサービス拡大を推進している。23年3月期はECソリューション事業、ITソリューション事業とも伸長して増収増益予想としている。EC市場は拡大基調であり、企業のDX投資は高水準に推移することが予想される。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は地合い悪化も影響して年初来安値を更新する軟調展開だったが売り一巡感を強めている。出直りを期待したい。なお11月1日に23年3月期第2四半期決算発表を予定している。
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