カナモト<9678>(東証プライム)は建設機械レンタルの大手である。成長に向けた重点施策として国内営業基盤拡充、海外展開、内部オペレーション最適化によるレンタルビジネスの収益力向上を推進している。また環境対策機への資産シフトなどによってサステナビリティへの取り組みも強化している。22年10月期は建設機械レンタル需要の本格回復が遅れ、先行投資も影響して減益予想だが、災害復旧・防減災・老朽化インフラ更新など国土強靭化関連工事で需要が堅調であり、23年10月期の収益拡大を期待したい。株価は地合い悪化も影響して戻り一服の形だが、大きく下押す動きも見られない。指標面の割安感も評価材料であり、調整一巡して出直りを期待したい。
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(09/30)カナモトは調整一巡、23年10月期収益拡大期待
(09/30)ASIAN STARはモミ合い煮詰まり感、22年12月期営業黒字転換予想
(09/30)シナネンホールディングスは05年高値に接近
(09/30)イトーキは調整一巡、22年12月期大幅増益予想
(09/30)日本エム・ディ・エムは売られ過ぎ感、23年3月期営業・経常増益予想
(09/30)松田産業は調整一巡、23年3月期営業利益横ばい予想だが再上振れの可能性
(09/30)インテリジェントウェイブは目先的な売り一巡、23年6月期大幅増益・連続増配予想
(09/30)綿半ホールディングスは上値試す、23年3月期大幅営業増益予想
(09/30)ジャパンフーズは売られ過ぎ感、23年3月期最終大幅増益予想、低PBRも見直し材料
(09/29)ディ・アイ・システムは下値固め完了、22年9月期予想を上方修正、23年9月期も収益拡大基調
(09/29)JPホールディングスは上値試す、23年3月期は上振れの可能性
(09/29)LibWorkは上値試す、SDGsへの取り組み強化、23年6月期大幅増収増益予想
(09/29)ミロク情報サービスは上値試す、23年3月期は上振れの可能性
(09/29)建設技術研究所は上値試す、22年12月期は上振れの可能性
(09/29)神鋼商事は上値試す、23年3月期は上振れの可能性
(09/29)ケンコーマヨネーズは上値試す、23年3月期予想未定だが売上回復基調
(09/29)インフォマートは調整一巡、22年12月期減益予想だが再上振れの可能性
(09/28)JFEシステムズは上値試す、23年3月期は上振れの可能性
(09/28)アルコニックスは調整一巡、23年3月期減益予想だが上振れの可能性
(09/28)ファーストコーポレーションは調整一巡、23年5月期増益・増配予想
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2022年09月30日
カナモトは調整一巡、23年10月期収益拡大期待
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:58
| アナリスト銘柄分析
ASIAN STARはモミ合い煮詰まり感、22年12月期営業黒字転換予想
ASIAN STAR(エイシアンスター)<8946>(東証スタンダード)は国内と中国で不動産関連事業を展開し、成長戦略として不動産サービス分野の規模拡大、付加価値創造事業分野のアジア展開、企業価値向上に資する戦略的M&Aおよび資本提携、ファンド組成による提携企業との共同投資を推進している。22年12月期は大幅増収・営業黒字転換予想としている。中国・上海のロックダウンが解除されて稼働再開していることに加えて、第3四半期に販売用不動産の売却で引き渡しを完了している。なお9月22日に特別利益(損害賠償金31百万円)の計上を発表している。収益改善基調を期待したい。株価は安値圏でのモミ合い展開だが煮詰まり感を強めている。モミ合いから上放れの展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:57
| アナリスト銘柄分析
シナネンホールディングスは05年高値に接近
シナネンホールディングス<8132>(東証プライム)は脱炭素社会を見据えるグローバル総合エネルギーサービス企業グループである。成長戦略としてシェアサイクル事業・再生可能エネルギー事業・新規事業への戦略投資を推進している。23年3月期は営業利益横ばい予想としている。経営基盤整備に向けたDX関連投資推進が減益要因となるが、仕入価格上昇分の販売価格への転嫁やシェアサイクル事業の利益貢献などで吸収する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は年初来高値を更新した。そして05年高値に接近している。利益確定売りをこなしながら上値を試す展開を期待したい。なお10月31日に23年3月期第2四半期決算発表を予定している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:57
| アナリスト銘柄分析
イトーキは調整一巡、22年12月期大幅増益予想
イトーキ<7972>(東証プライム)はオフィス家具の大手で、物流機器などの設備機器関連も展開している。中期経営計画に基づいた構造改革プロジェクトを推進し、新製品・新ソリューションの投入などを強化している。なお9月26日には、完全予約制のコンシューマー向けチェアショールーム「ZA SALON TOKYO(坐サロン東京)」を東京京橋にオープンした。22年12月期は大幅増益予想としている。ワークプレイス事業ではオフィスのリニューアル商談が増加し、設備機器・パブリック事業では大型案件が寄与する。体質改善効果も継続する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は8月の年初来高値圏から反落したが、調整一巡して戻りを試す展開を期待したい。なお11月14日に22年12月期第3四半期決算発表を予定している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:56
| アナリスト銘柄分析
日本エム・ディ・エムは売られ過ぎ感、23年3月期営業・経常増益予想
日本エム・ディ・エム<7600>(東証プライム)は人工関節製品など整形外科分野を主力とする医療機器メーカーである。米国子会社オーソデベロップメント(ODEV)社製品を主力として、商社機能と開発主導型メーカー機能を融合した独自のビジネスモデルを展開している。23年3月期は営業・経常増益予想としている。為替の円安や日本国内における償還価格改訂などが利益押し下げ要因となるが、コロナ禍の影響が和らいで症例数が回復基調である。下期の構成比が高い季節特性もあり、通期ベースで収益拡大基調を期待したい。株価は地合い悪化も影響して年初来安値圏だが売られ過ぎ感を強めている。調整一巡して出直りを期待したい。なお10月31日に23年3月期第2四半期決算発表を予定している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:56
| アナリスト銘柄分析
松田産業は調整一巡、23年3月期営業利益横ばい予想だが再上振れの可能性
松田産業<7456>(東証プライム)は、貴金属・環境・食品分野のソリューション提供企業として貴金属関連事業および食品関連事業を展開し、中期経営計画では収益基盤強化と新規収益源創出、持続的成長を支える経営基盤強化、ESG経営推進による企業価値向上を目指すとしている。9月20日には破砕分離設備を用いた廃PTPシートのマテリアルリサイクルスキームの検討開始を発表している。23年3月期は営業利益横ばい予想としている。貴金属関連事業における先行き下振れリスクを考慮しているが保守的な印象が強い。通期会社予想は再上振れの可能性が高く、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は地合い悪化も影響して戻り一服の形となったが、調整一巡して出直りを期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:55
| アナリスト銘柄分析
インテリジェントウェイブは目先的な売り一巡、23年6月期大幅増益・連続増配予想
インテリジェントウェイブ<4847>(東証プライム)はシステムソリューションを展開している。クレジットカード決済のフロント業務関連システム分野に強みを持ち、さらに新製品・サービスの強化やクラウドサービスを中心としたストックビジネスへの転換を推進している。23年6月期は大幅増益・連続増配予想としている。積極的な先行投資を継続するが、システム開発や保守が堅調に推移し、クラウドサービスが本格化する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は地合い悪化も影響して年初来高値圏から急反落の形となったが、目先的な売りが一巡して出直りを期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:55
| アナリスト銘柄分析
綿半ホールディングスは上値試す、23年3月期大幅営業増益予想
綿半ホールディングス<3199>(東証プライム)は、ホームセンター中心の小売事業、および建設事業、貿易事業を展開している。中期経営計画では新たな経営方針に「地域に寄り添い地域と共に新しい価値を創造する」を掲げている。9月30日には中心市街地立地の複合型店舗となる綿半スーパーセンター権堂店(長野市)をオープンする。さらに10月1日〜2日には「いいコネまつり×第4回綿半まつり」を開催する。23年3月期は小売事業が堅調に推移し、受注好調な建設事業の業績も回復して大幅営業増益予想としている。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は7月の年初来高値圏から反落したが調整一巡感を強めている。利益確定売りをこなしながら上値を試す展開を期待したい。なお10月27日に23年3月期第2四半期決算発表を予定している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:54
| アナリスト銘柄分析
ジャパンフーズは売られ過ぎ感、23年3月期最終大幅増益予想、低PBRも見直し材料
ジャパンフーズ<2599>(東証スタンダード)は飲料受託製造の国内最大手である。成長戦略として品質・生産性の向上、新製品の積極受注、新たな販売領域の創出などで収益の最大化と財務体質の改善を図るとともに、環境・人権に配慮したSDGs目標の設定と達成により、経済価値と社会価値を両立させた「100年企業」を目指している。23年3月期は営業・経常黒字転換、最終大幅増益予想としている。第2四半期以降は猛暑も背景として受託製造数が増加基調であり、低重心経営による生産性向上も寄与する見込みだ。積極的な事業展開で収益改善基調だろう。株価は地合い悪化も影響して年初来安値を更新する展開だが、売られ過ぎ感を強めている。低PBRも評価材料であり、調整一巡して出直りを期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:54
| アナリスト銘柄分析
2022年09月29日
ディ・アイ・システムは下値固め完了、22年9月期予想を上方修正、23年9月期も収益拡大基調
ディ・アイ・システム<4421>(東証スタンダード)は独立系のシステムインテグレーターである。大手SIerと長期取引関係を構築し、ワンストップサービスによる高い生産性などを強みとしている。さらなる成長に向けて顧客企業のDX推進を支援するためのサービスの強化・拡充を推進している。22年9月期業績・配当予想を9月16日付で上方修正した。グループ全体でDX関連の受注が好調だった。さらに23年9月期も積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は上方修正を好感して急伸する場面があった。その後は地合い悪化の影響で利益確定売りが優勢の形だが、下値固め完了感を強めている。好業績を評価して戻りを試す展開を期待したい。なお11月14日に22年9月期決算発表を予定している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:28
| アナリスト銘柄分析
JPホールディングスは上値試す、23年3月期は上振れの可能性
JPホールディングス<2749>(東証プライム)は総合子育て支援のリーディングカンパニーである。長期ビジョンに「選ばれ続ける園・施設」を掲げ、認可保育園・学童クラブ運営を中心に、子育て支援の質的向上と事業を通じた社会貢献を推進するとともに、新規領域への展開も推進している。なお9月26日には子会社の日本総合保育所が同じく子会社のジェイキャストとジェイ・プランニング販売を吸収合併(23年1月予定)すると発表している。23年3月期は増収増益予想としている。期後半に向けて稼働率が上昇する特性なども勘案すれば、会社予想は上振れの可能性が高く、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は地合い悪化の影響で上げ一服の形となったが、調整一巡して上値を試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:27
| アナリスト銘柄分析
LibWorkは上値試す、SDGsへの取り組み強化、23年6月期大幅増収増益予想
LibWork<1431>(東証グロース)は熊本県を地盤として九州圏および首都圏に展開する注文住宅メーカーである。デジタルマーケティングによる独自の集客手法を特徴として、全国展開や住宅版SPAモデルへの進化を目指している。さらにSDGsへの取り組み強化で、9月13日にテスラ家庭用蓄電池Powerwallの販売開始、9月27日にカーボンニュートラル宣言、TCFD提言への賛同およびTCFDコンソーシアム参画を発表した。23年6月期はデジタルマーケティング施策強化による受注増加や戸建粗利率の改善で大幅増収増益予想としている。住宅資材価格高騰の影響はあるが、積極的な事業展開で収益拡大基調に変化はないだろう。株価は地合い悪化の影響で上げ一服の形となったが、好業績を評価し、自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:27
| アナリスト銘柄分析
ミロク情報サービスは上値試す、23年3月期は上振れの可能性
ミロク情報サービス<9928>(東証プライム)は財務・会計ソフトを主力として、ERPソリューションとデジタルマーケティングを融合した統合型DXプラットフォームの構築を目指している。9月28日には顧客管理・営業支援システム開発・販売のBizMagicを子会社化すると発表した。23年3月期はソフトウェアの提供形態を売り切り型からサブスクリプション型へ移行する影響や先行投資などを考慮して営業・経常利益横ばい予想としている。ただし第1四半期の進捗率が高水準だったことを勘案すれば通期会社予想は上振れの可能性が高く、クラウドサービスの伸長や積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は地合い悪化も影響して戻り一服の形となったが、調整一巡して上値を試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:26
| アナリスト銘柄分析
建設技術研究所は上値試す、22年12月期は上振れの可能性
建設技術研究所<9621>(東証プライム)は総合建設コンサルタント大手である。グローバルインフラソリューショングループとして飛躍することを目指し、グループ協業による事業拡大などの重点施策に取り組んでいる。9月28日には、大阪府四条畷市田原地域において自動運転車やデマンド交通の移動支援サービスの実証実験(10月1日〜10月30日)を実施すると発表した。22年12月期は事業拡大に向けた積極投資で減益予想としているが、第2四半期累計が順調だったことを勘案すれば、第通期会社予想は上振れの可能性がありそうだ。防災・減災対策やインフラ老朽化対策など国土強靭化政策関連で事業環境は良好である。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は地合い悪化の影響で高値圏から一旦反落したが、利益確定売りをこなしながら上値を試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:26
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神鋼商事は上値試す、23年3月期は上振れの可能性
神鋼商事<8075>(東証プライム)は鉄鋼製品、鉄鋼原料、非鉄金属、機械・情報、溶接材料・機器を扱う商社である。KOBELCO(神戸製鋼グループ)の中核商社として、EV・自動車軽量化関連と資源循環型ビジネス関連を推進するとともに、サステナビリティ経営も推進している。23年3月期通期予想は不透明感を考慮して据え置いているが上振れの可能性が高く、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は地合い悪化の影響で年初来高値圏から反落したが、指標面の割安感も評価材料であり、利益確定売りをこなしながら上値を試す展開を期待したい。
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ケンコーマヨネーズは上値試す、23年3月期予想未定だが売上回復基調
ケンコーマヨネーズ<2915>(東証プライム)はマヨネーズ・ドレッシング分野からタマゴ加工品やサラダ・総菜分野へと事業領域を拡大している。さらに持続的成長に向けて4つのテーマ(BtoBtoC、イノベーション、構造改革、グローバル)に取り組んでいる。9月27日には子会社の関東ダイエットクックが惣菜盛り付けロボットを導入すると発表した。また10月13日〜14日には2022年度「ケンコーマヨネーズグループ総合フェア」を開催予定である。23年3月期予想は不透明感が強いため未定としているが、コロナ禍影響が和らいで外食・コンビニ向け売上が回復基調であり、製品価格改定効果や工場稼働率上昇・生産効率改善なども寄与して収益回復基調だろう。株価は地合い悪化の状況でも徐々に水準を切り上げて戻り歩調だ。低PBRも見直し材料であり、上値を試す展開を期待したい。なお11月14日に23年3月期第2四半期決算発表を予定している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:25
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インフォマートは調整一巡、22年12月期減益予想だが再上振れの可能性
インフォマート<2492>(東証プライム)はBtoBビジネスを革新するリーディングカンパニーを目指し、国内最大級の企業間電子商取引プラットフォームを運営している。9月27日には22年12月期は先行投資の影響で減益予想だが、第2四半期累計の進捗率が高水準であり、通期会社予想に再上振れの可能性がありそうだ。さらに、外食産業における受発注の電子化、企業における請求書の電子化、23年開始のインボイス制度など、DXニーズが高水準に推移する見込みであり、先行投資の成果で中期的に収益拡大を期待したい。株価は反発力の鈍い展開だが、調整一巡して出直りを期待したい。なお10月31日に22年12月期第3四半期決算発表を予定している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:24
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2022年09月28日
JFEシステムズは上値試す、23年3月期は上振れの可能性
JFEシステムズ<4832>(東証スタンダード)はJFEグループの情報システム会社である。鉄鋼向けを主力として、一般顧客向け複合ソリューション事業も強化している。中期経営計画では、強みとする商品力・技術力・人材力およびDX事業の更なる強化に向けて積極投資を実行する方針としている。23年3月期は小幅増益予想としている。ただし保守的だろう。第1四半期が2桁増益と順調だったことを勘案すれば通期会社予想は上振れの可能性がありそうだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は戻り高値圏でモミ合う形だが、地合いが悪化する中でも大きく下押すことなく堅調な展開だ。好業績や指標面の割安感を評価して上値を試す展開を期待したい。なお10月26日に23年3月期第2四半期決算発表を予定している。
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アルコニックスは調整一巡、23年3月期減益予想だが上振れの可能性
アルコニックス<3036>(東証プライム)は非鉄金属、電子材料、金属加工部品などを取り扱う商社で、商社機能と製造業を融合する「非鉄金属の総合企業」を目指している。23年3月期はコロナ禍や地政学リスクに起因する物流の混乱、原材料供給不足などによる生産・出荷の一時的な落ち込みなどを想定して減益予想としている。ただし第1四半期が半導体・電子部品関連の需要好調や市況・為替要因などで大幅増収増益だったことを勘案すれば、通期会社予想は上振れの可能性が高く、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は戻り高値圏から反落し、地合い悪化も影響して水準を切り下げたが、大きく下押す動きは見られない。指標面の割安感も評価材料であり、調整一巡して出直りを期待したい。
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ファーストコーポレーションは調整一巡、23年5月期増益・増配予想
ファーストコーポレーション<1430>(東証プライム)は、造注方式を特徴として分譲マンション建設などを展開するゼネコンである。年商500億円企業の実現に向けて中核事業強化の継続、再開発事業への注力、事業領域拡大による新たな価値創出、人材の確保・育成および働き方改革の推進に取り組んでいる。23年5月期は増益・増配予想としている。完成工事が進捗し、大型造注案件の本体工事着工等に伴う売上総利益率向上も寄与する見込みだ。受注残が豊富であり、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は上値の重い展開だが、低PERや高配当利回りも評価材料であり、調整一巡して出直りを期待したい。なお10月7日に23年5月期第1四半期決算発表を予定している。
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