[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (03/22)WBC関連銘柄は後場上げ幅縮小、大谷翔平選手関連のコーセーは大幅反発
記事一覧 (03/22)CRI・ミドルウェアは年初来の高値に迫る、「動くメルマガ」を作成できる新機能などに注目集まる
記事一覧 (03/22)ラバブルマーケティンググループはタイ国企業の子会社化が好感され一段高
記事一覧 (03/22)セルシードが一段高、直近は「4月価格改定のお知らせ」を好感の見方
記事一覧 (03/22)共同ピーアールは『ChatGPT』を活用した新サービスに期待集まり約2週間ぶりに600円台を回復
記事一覧 (03/22)ELEMENTSがストップ高、子会社含む10社がデジタル庁と連携し、国内初の民間向けデジタル本人確認ガイドライン
記事一覧 (03/22)日本板硝子が反発、岸田首相のウクライナ訪問を受け支援、復興需要を連想
記事一覧 (03/20)インフォネットは後場ストップ高続く、米オープンAI社の『ChatGPT』と技術連携
記事一覧 (03/20)エーアイは個人向けAI製品に注目集まり出直る、米オープンAI社の生成AI『ChatGPT』活用の新サービスにも期待続く
記事一覧 (03/20)フェイスネットワークは3月末の株式分割など材料視され再び上値を追う
記事一覧 (03/20)銀行株が高い、スイスの金融大手UBSがクレディ・スイスを買収と伝わり安心感
記事一覧 (03/17)多摩川HDは「小形風力発電所6基売却」など好感され上げ幅を拡大
記事一覧 (03/17)セーラー広告が急伸、子会社が三井住友カードと協力し観光マーケティング支援サービス
記事一覧 (03/17)力の源HDは高値に迫る、WBC『侍ジャパン』大谷翔平選手がインタビューで『一風堂』に言及、人気化する期待
記事一覧 (03/17)日立製作所の出直り活発、全体相場が本格回復なら連動性を発揮の期待
記事一覧 (03/16)インフォネットが急反発、米オープンAI社の『チャットGPT』はじめAIチャットボット新時代への期待強い
記事一覧 (03/16)アドバンテストは2000年以降の高値まで10円に接近、韓国の大規模半導体製造拠点構想などに期待強まる
記事一覧 (03/16)ヤオコーはイタリア大使館との年間タイアップなど好感され続伸、朝安のあと次第に持ち直す
記事一覧 (03/16)NTTは朝安を切り返し2日続伸、時価総額型指数の売り浴びるが安全性への買い優勢
記事一覧 (03/16)ニチレイは時間とともに強含む、円高など好感の見方、投資判断引き上げの観測も
2023年03月22日

WBC関連銘柄は後場上げ幅縮小、大谷翔平選手関連のコーセーは大幅反発

 日本代表「侍ジャパン」が米国を下し勝利を挙げ、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で優勝した。株式市場ではミズノ<8022>(東証プライム)などスポーツ用品株を中心にWBC関連に位置づけられる銘柄群に物色が広がった。しかし、優勝で材料出尽くしとの見方から、売りを出す動きもみられた。デサント<8114>(東証プライム)ゼット<8135>(東証スタンダード)が後場上げ幅縮小し、ハブ<3030>(東証プライム)も安かった。

 一方、コーセー<4922>(東証プライム)は大幅反発した。同社が、3月16日から化粧品ブランド「コスメデコルテ」の美容液「リポソーム アドバンスト リペアセラム」の新CMに大谷翔平選手を起用していることを材料視している。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:03 | 材料でみる株価

CRI・ミドルウェアは年初来の高値に迫る、「動くメルマガ」を作成できる新機能などに注目集まる

■メール開封の瞬間に自動再生する動画付メルマガを簡単に作成可能

 CRI・ミドルウェア<3698>(東証グロース)は3月22日、反発相場となり、1043円(45円高)まで上げた後も堅調に推移し、年初来の高値1084円(2023年3月17日)に向けて出直っている。今期・23年9月期の完全黒字化予想などを受けて上値を指向する中で、22日に「動くメルマガを作成できる『CRI LiveAct VideoFlyer』提供開始!」を発表し、注目の強まる相場となっている。

 発表によると、動くメルマガを作成できる「CRI LiveAct VideoFlyer」は、現在800社以上で利用されているWeb動画ソリューション「CRI LiveAct(CRIライブアクト:登録商標)」の新機能になる。本機能を使うことで、メールを開封した瞬間に自動再生する動画付きのメルマガを簡単に作成できる。大量のメルマガ送信時でも、CRIの技術ブランド「CRIWARE」独自の動画圧縮技術により、送信時間や通信コストを大幅に削減することが可能。MAツールの利用拡大などでメールマーケティング市場が伸長するなか、CRIが培ってきた映像の技術でクリック率の向上や売上げアップに貢献するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:04 | 材料でみる株価

ラバブルマーケティンググループはタイ国企業の子会社化が好感され一段高

■SNSマーケティング事業の海外展開を本格始動

 ラバブルマーケティンググループ(LMG)<9254>(東証グロース)は3月22日、一段高となり24%高の2043円(399円高:13:30現在)まで上げて年初来の高値2048円(3月19日)に迫っている。同日付でタイ国企業の株式取得・子会社化を発表し、期待の強まる相場となっている。「インバウンド向けプロモーションと東南アジアのマーケティング支援に強みを持つタイの企業DTK ADの株式取得・子会社化」(〜SNSマーケティング事業の海外展開を本格始動〜)を発表した。

2023年03月22日
ラバブルマーケティンググループ、インバウンド向けプロモーションと東南アジアのマーケティング支援に強みを持つタイの企業「DTK AD」の株式取得・子会社化
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:32 | 材料でみる株価

セルシードが一段高、直近は「4月価格改定のお知らせ」を好感の見方

■引き続き「同種軟骨細胞シート」開発進展への期待が強い

 セルシード<7776>(東証グロース)は3月22日、5日続伸基調となり、午前11時過ぎに19%高の857円(139円高)まで上げて2019年4月以来の800円台に進んでいる。このところ「同種軟骨細胞シート」の開発進展への期待が強まる相場となっている中で、20日に「4月価格改定のお知らせ」を発表しており、諸物価上昇の影響が幾分でも緩和される期待が出ている。

 開発中の「同種軟骨細胞シート」については、3月13日に開示した決算説明資料の中で、「AMED(国立研究開発法人・日本医療研究開発機構)の支援を受けながら開発を進めており、2023年春に治験届を提出予定」としており、期待が強まっている。また、「複数の会社との事業提携及び共同開発契約の締結に向け、引き続き活動中」(同)としたことにも注目が集まっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:26 | 材料でみる株価

共同ピーアールは『ChatGPT』を活用した新サービスに期待集まり約2週間ぶりに600円台を回復

■社内広報/PRオペレーションツールに活用とし注目集まる

 共同ピーアール<2436>(東証スタンダード)は3月22日、取引開始後に11%高の625円(60円高)まで上げて約2週間ぶりに600円台を回復し、後場は587円(22円高)で始まり堅調に売買されている。20日付で、最新の対話型AIとして注目されている米オープンAI社の『ChatGPT』(チャットGPT)を活用した広報/PR社内業務ツールの同日サービス開始を発表し、期待と注目が集まっている。

 発表によると、今回、世界的に注目されている対話型の人口知能(AI)米OpenAI社の「ChatGPT」のAPI GPTシリーズを共同ピーアールの社内広報/PRオペレーションツール「SAKAE(サカエ)」に活用し、顧客に対して今まで以上に高付加価値のサービスを提供する。

 1月には、株式会社オルツ(本社:東京都港区)が供するAI自動文字起こしツール「AI GIJIROKU」を全社的に導入と発表している。この導入をきっかけとして、新規営業活動の効率化を図り、より質の高い提案を行うことで成約率の向上を目指した営業DXを推進していくとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:46 | 材料でみる株価

ELEMENTSがストップ高、子会社含む10社がデジタル庁と連携し、国内初の民間向けデジタル本人確認ガイドライン

■伊藤忠テクノS、NTTドコモなど10社が20日公開とし注目集まる

 ELEMENTS<5246>(東証グロース)は3月22日、急伸相場となり、午前9時50分にかけてストップ高の1106円(150円高、16%高)で売買された後そのまま買い気配となっている。20日付で、連結子会社の株式会社Liquid(東京都千代田区)を含むNTTドコモやセコム、ソフトバンクなど10社がデジタル庁と連携して国内で初となる民間事業者向けデジタル本人確認ガイドラインを策定し、同日から公開と発表しており、買い材料視された。

 発表によると、Liquid社は、生体認証を活用し、認証を空気化することで、世界77億人全ての人があるがままの状態であらゆるサービスを簡単・安全に使える、なめらかな社会の実現を目指している。また、携帯電話契約(携帯電話不正利用防止法)、金融の取引時確認(犯罪収益移転防止法)、中古品買取(古物営業法)、不動産取引、CtoC取引などにおける本人確認のオンライン化の流れに合わせ、業界や導入事業者をまたがって横断的に不正検知を行う仕組みを提供し、利便性とセキュリティの両面を追求していくという。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:48 | 材料でみる株価

日本板硝子が反発、岸田首相のウクライナ訪問を受け支援、復興需要を連想

■欧州比率が高く建築用ガラスと自動車用ガラスが中心

 日本板硝子<5202>(東証プライム)は3月22日、反発基調で始まり、取引開始後は4%高に迫る621円(21円高)まで上げ、出直りを強めている。岸田首相がウクライナを訪問し、ゼレンスキー大統領との会談で、「今後も日本ならではの形で切れ目なくウクライナを支えていく」などと表明したと伝えられ、復興支援などへの連想が働き、欧州地域の売上高比率の高い銘柄として注目が波及する様子となっている。

 同社の売上げ構成(第3四半期連結累計期間、2022年12月末現在)は、太陽電池パネル用ガラスも含めた「建築用ガラス事業」が49%、「自動車用ガラス事業」が46%。また、「建築用ガラス事業」の中で欧州における売上高は43%、米州は30%に達している。同期間の連結売上高は前年同期比27.8%増加した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:45 | 材料でみる株価
2023年03月20日

インフォネットは後場ストップ高続く、米オープンAI社の『ChatGPT』と技術連携

■グループ会社のAI検索と連携し4月に新サービスとし注目集中

 インフォネット<4444>(東証グロース)は3月20日、午前11時半前から一段高となり、買い気配のままストップ高(300円高の1654円、22%高)で推移し、後場は14時にかけてもまだ売買が成立していない。同日付で、グループ会社の株式会社アイアクトが米オープンAI社の『ChatGPT』(チャットGPT)と技術連携したと発表し、注目集中となっている。技術連携による新サービスを4月に提供開始するとした。

 発表によると、グループ会社のアイアクト社はAI検索ツール「Cogmo Search(コグモ・サーチ)」などを提供する。このたび、『ChatGPT』と技術連携し、Cogmo Searchが抽出するAI検索結果に、文章生成AIのChatGPTによる要約文の提示を実現した。公開情報を元に回答が生成されChatGPTに、企業独自の質問について答えさせることに成功、4月にサービス提供を開始する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:53 | 材料でみる株価

エーアイは個人向けAI製品に注目集まり出直る、米オープンAI社の生成AI『ChatGPT』活用の新サービスにも期待続く

■急伸後の調整が半値押しで止まり信用取引規制の解除を待つ

 エーアイ<4388>(東証グロース)は3月20日、11%高の1340円(131円高)まで上げた後も堅調に推移し、3月上中旬に急伸した後の調整相場から反発基調となっている。前取引日の17日、KADOKAWA<9468>(東証プライム)とのコラボレーションによる個人向けAI製品のオリジナルブランド「A.I.VOICE(エーアイボイス)」の新製品を発表し、注目を集めている。喋らせたい文章を入力し再生するだけでキャラクターの自然な音声で合成し再生でき、音声ファイルとして保存することが可能で2023年5月10日発売開始とした。

 エーアイは、3月6日に米オープンAI社の生成AI『ChatGPT』などを活用した新サービスの実証実験開始を発表し、株価は翌7日から3日連続ストップ高の急伸を演じた。14日売買分から信用取引規制が発動されたため急反落となったが、急伸幅の半値押し前後の水準で下げ止まり、出直ってきた。AI関連事業を好感する相場は終わっていないとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:11 | 材料でみる株価

フェイスネットワークは3月末の株式分割など材料視され再び上値を追う

■14日に説明会動画を公開、15日に上場維持基準計画を開示

 フェイスネットワーク<3489>(東証プライム)は3月20日、再び上値を追う相場となり、午前10時過ぎには6%高の1858円(102円高)まで上げて約1週間ぶりに2018年以来の高値に進んでいる。この3月31日を基準日として株式2分割を行うと発表済みで、分割を享受する目的の買いが再燃したとみられている。3月31日基準の分割や配当を得るための買付期限(権利付き最終日)は、今年は3月29日になる。

 3月14日に個人投資家向けオンライン会社説明会の動画を公開し、15日には上場維持基準への適合計画を発表、次第に注目が強まってきた様子がある。業績は好調。連続大幅増益で連続最高を更新する見込みのため買い安心感もあるようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:17 | 材料でみる株価

銀行株が高い、スイスの金融大手UBSがクレディ・スイスを買収と伝わり安心感

■米銀の経営危機については米連邦預金保険公社の主導で収束の期待

 三井住友フィナンシャルグループ(三井住友FG)<8316>(東証プライム)は3月20日、2日続伸基調で始まり、取引開始後は1.6%高の854.3円(13.4円高)まで上げ、このところの続落から出直っている。クレディ・スイス(CS)について、「スイスの金融大手UBSは、経営不安が強まっていた同業クレディ・スイスを30億スイスフラン(32億3000万ドル)で買収すると発表した」(ロンドン/ニューヨーク19日ロイター)などと伝えられ、ひとまず安心感が出ている。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東証プライム)も高い。みずほフィナンシャルグループ<8411>(東証プライム)も徐々に堅調となってきた。

 また、米銀の経営危機については、「米連邦預金保険公社(FDIC)は、経営破綻したシリコンバレー銀行(SVB)の直近の売却入札で買い手が現れなかったことを受け、事業を分割した上で再度買い手を募る方法を視野に入れている。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした」(19日ロイター)と伝えられ、収束に向かう期待が強まっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:18 | 材料でみる株価
2023年03月17日

多摩川HDは「小形風力発電所6基売却」など好感され上げ幅を拡大

■売却先など非公表だがアースインフィニティが「6基取得」と発表

 多摩川ホールディングス(多摩川HD)<6838>(東証スタンダード)は3月17日の後場、4%高の704円(28円高)で始まり、本日の現在高となって出直りを強めている。昼12時に「子会社保有の小形風力発電所6基を売却」と発表。売却先・売却額とも公表を控えるとしたが、今後の見通しとして、「本件売却により(中略)売上計上を見込み」「当社グループの連結業績等に重要な影響を与える事象が発生した場合は、速やかにお知らせ」、などとしたため、期待が強まる様子となっている。

 一方、非公表の売却先については、アースインフィニティ<7692>(東証スタンダード)が昼12時10分過ぎに「事業用風力発電所6基の取得に係る固定資産取得」などを発表しており、株式市場関係者からは、おそらく多摩川HDとアースインフィニティとの間での売買だろうとの見方が出ている。こちらも取得額・取得先は「国内の一般法人」とするのみで公表を控えるとしたが、発表によると、アースインフィニティは、現在運営する「愛媛県西宇和郡ウィンドファーム」に加え、新たに「北海道ウィンドファーム」を取得することとなった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:05 | 材料でみる株価

セーラー広告が急伸、子会社が三井住友カードと協力し観光マーケティング支援サービス

■2月開始の電子商取引サイトにも期待継続

 セーラー広告<2156>(東証スタンダード)は3月17日、急伸相場となり、一時ストップ高の368円(80円高、28%高)まで上げて前引けにかけても20%高前後で推移し、今年に入っての高値を大きく更新している。16日付で、子会社のアド・セイル株式会社が三井住友カード株式会社と協力し行政・自治体向け観光マーケティング支援サービスの提供を開始と発表し、買い材料視されている。

 また、2月11日には、子会社の株式会社MD&アソシエイツが運営する電子商取引(ECサイト)「LOCOMERU(ロコメル)」がオープンし、新事業として期待されている。ロコメルは、つくり手と全国の消費者をつなぐ産直通販サイトで、単に商品の魅力だけでなく、地域性や歴史、文化、つくり手の人柄や想いを重ね、地域の魅力あふれる逸品をお届けするという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:34 | 材料でみる株価

力の源HDは高値に迫る、WBC『侍ジャパン』大谷翔平選手がインタビューで『一風堂』に言及、人気化する期待

■対戦相手の米大リーグ同僚選手、「一風堂がうまかった」とか

 力の源ホールディングス(力の源HD)<3561>(東証プライム)は3月17日、再び出直りを強め、午前10時過ぎに6%高の1547円(92円高)まで上げた後も5%高前後で推移し、6日につけた2018年以来の高値1578円に迫っている。とんこつラーメンの『一風堂』をチェーン展開し、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に出場している日本代表がインタビューを受けた際に『一風堂』に言及したため、人気化する期待をこめた買いが入っているようだ。業績は連続最高益基調で好調。株価も右肩上がりが続いている。

 大谷選手は、「エンゼルスの同僚であり、準々決勝で対戦するイタリア代表のDa・フレッチャーから14日に連絡を受けたと明かした上で、『一風堂がうまかったと言ってました。おすしを食べたいと言ってたんですけど、結局ラーメンにしたのかという感じですね』などと述べた」(日刊スポーツのニュースWEBより)。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:17 | 材料でみる株価

日立製作所の出直り活発、全体相場が本格回復なら連動性を発揮の期待

■インドで鉄道信号システム受注、グローバル受注が活発

 日立製作所<6501>(東証プライム)は3月17日、大きく出直って始まり、取引開始後は3%高の6829円(202円高)をつけ、2日ぶりに6800円台を回復している。全体相場が回復に転じる際には主力株の出直りが強まる場合があるとされ、NY株のダウ371ドル高などを受けて出直り期待の買いが先行する様子となっている。

 3月16日にインドで鉄道信号システムの受注を発表し、引き続きグローバルな受注の活発なことを見せつけた。パナソニック ホールディングス<6752>(東証プライム)グループとの顔認証に関する提携など、新たな事業の芽も多く、意外に材料株妙味があるとの評価も出ている。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:25 | 材料でみる株価
2023年03月16日

インフォネットが急反発、米オープンAI社の『チャットGPT』はじめAIチャットボット新時代への期待強い

I『ChatGPT』発表直後は反落したが再び買い直される

 インフォネット<4444>(東証グロース)は3月16日、急反発となり、午前11時前にストップ高の1334円(300円高)で売買された後そのまま買い気配を続け、3月13日につけた高値1375円に向けてV字型に出直っている。AIチャットボット『Q&Ai(キューアンドエーアイ)』や音声入力AIレポーティングシステム『Repotti(レポッティ)』などを提供し、引き続き、米オープンAI社が開発した対話型AI『ChatGPT(チャットGPT)』を端緒とするAIチャットボット新時代への期待が衰えない相場となっている。

 米オープンAI社が14日、対話型AI『ChatGPT(チャットGPT)』の最新版を発表し、「チャットGPT精度向上した改良版発表、米司法試験上位10%の水準に」(FNNプライムオンライン3月15日夜)などと伝えられ、改めて関連銘柄としてインフォネットにも買い直す動きが強まったと見られている。直近はライトアップ<6580>(東証グロース)が一時ストップ高を交え急伸相場となった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:52 | 材料でみる株価

アドバンテストは2000年以降の高値まで10円に接近、韓国の大規模半導体製造拠点構想などに期待強まる

■投資額300兆ウォン(31兆円)と伝えられ経済協力を注視

 アドバンテスト<6857>(東証プライム)は3月16日の前場、1万1600円(270円高)まで上げ、株式分割を考慮した2000年以降の最高値1万16110円(2023年3月9日)まで10円に迫る場面を見せ、後場も1万1540円(210円高)で堅調な始まりとなっている。半導体検査装置の世界的大手で、業績は連続最高を更新する見込み。韓国・尹錫悦大統領の大規模半導体製造拠点構想などが買い材料視されている。

 また、三菱電機<6503>(東証プライム)が14日にパワー半導体の新工場の建設を発表したことも買い促進要因になっている。韓国の尹錫悦大統領は直近、ソウル首都圏に投資額300兆ウォン(31兆円)規模で世界最大級の先端的半導体製造拠点を建設する構想を発表したと伝えられた。尹大統領は16日に来日すると伝えられている。経済協力に関する踏み込んだ展開に期待する様子がある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:54 | 材料でみる株価

ヤオコーはイタリア大使館との年間タイアップなど好感され続伸、朝安のあと次第に持ち直す

■24年3月まで約1年間、過去最大規模の『イタリアフェア』を開催

 ヤオコー<8279>(東証プライム)は3月16日、始値の6720円(50円安)を下値に持ち直し、午前10時過ぎに6790円(20円高)まで上げて2日続伸基調に転じている。15日付でイタリア大使館とのタイアップによる1年間の「メイド・イン・イタリー」プロモーションを発表し、16日にはサミット・マルエツ・ヤオコー・ライフの4社による「持続可能な食品物流構築に向けた取り組み宣言」を発表、期待が強まっている。イタリア大使館とのタイアップによるプロモーションは、2023年3月から24年3月までの期間実施するとした。

 3月15日、「イタリア大使館貿易促進部×YAOKO GDOプロジェクト、2024年3月まで過去最大規模の『イタリアフェア』開催!」を発表した。イタリア大使館貿易促進部(通称ITA)とのパートナーシップ締結に基づき、GDOプロジェクト(GDO:大型小売流通組織)として、「メイド・イン・イタリー」食品およびワインのプロモーションを開催する。このプロジェクトは、イタリア製品の価値を高め、促進する目的で実施されるもので、小売食品分野においては日本で3回目、過去最大の規模で実施されるものになるとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:30 | 材料でみる株価

NTTは朝安を切り返し2日続伸、時価総額型指数の売り浴びるが安全性への買い優勢

■為替や海外金利などの影響が相対的に大きくなく退避資金が流入の見方

 日本電信電話(NTT)<9432>(東証プライム)は3月16日、1.3%安(50円安の3897円)で始まった後急激に切り返し、午前10時過ぎには1.3%高(52円高の3999円)まで上げて2日続伸基調に転じている。TOPIX(東証株価指数)などの時価総額型指数への寄与度・影響度の大きい銘柄で、朝一番は、欧州の銀行大手クレディ・スイスの経営危機説と急激な円高などを受けた指数連動型の売りに押されたようだが、これら一巡後は、為替や海外金利など外部要因の影響が相対的に大きくない銘柄として「安全性」が注目され、退避的な買いが優勢になったと見られている。

 時系列的には、2日続伸基調のため、NTTデータが3月14日に発表した「モバイルレジ(登録商標)の利用で全1788地方公共団体のキャッシュレス納税が可能に」や、同じくNTTデータが15日に連名で発表した「MR技術を活用した遠隔作業支援ソリューション『NTT XR Real Support』の提供を開始」などに期待する買いも少なくないと見られている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:26 | 材料でみる株価

ニチレイは時間とともに強含む、円高など好感の見方、投資判断引き上げの観測も

■第3四半期、加工食品事業は円安でコスト増加、原油安も追い風

 ニチレイ<2871>(東証プライム)は3月16日、時間とともに強含んで始まり、午前9時30分にかけて2744円(39円高)まで上げ、2日続伸基調となっている。どちらかといえば円高がプラスに働く銘柄とされ、今朝の円相場が欧州の大手銀行クレディ・スイスの経営危機報道によるドル売り、ユーロ売りを受けて2円近い円高の1ドル132円台前半に入ったことなどが買い材料視されている。証券会社による投資判断引き上げの観測も言われている。

 第3四半期決算(2022年4〜12月・累計)では、連結売上高の4割超を占める加工食品事業が「円安による原材料・仕入コスト増加」(決算説明資料)に見舞われた。また、3割超を占める低温物流事業は「電力コスト増」(同)などの影響を受けた。NY原油先物は一時5%安の67ドル/バレル台と大幅に下げており、円高は電力料金の上昇抑制要因にもなるため、この傾向が続くとすれば、同社にとっては追い風に作用しそうだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:58 | 材料でみる株価