[材料でみる株価]の記事一覧
  (ブログ内の記事検索は右サイドバーの検索窓から)

記事一覧 (12/18)オキサイドは3日続けて日々の上値をセリ上げる、次世代パワー半導体材料の事業化に期待強まる
記事一覧 (12/18)イトーキが再び上値を探る、都心オフィス空室率6カ月連続低下などで注目度強い
記事一覧 (12/18)ジェイエスエスが急反発、競泳で世界レベルの所属選手やM&A戦略などに期待再燃
記事一覧 (12/18)ユビキタスAIが一時ストップ高、「受託開発案件が好調」などとされ注目強まる
記事一覧 (12/18)日産自とホンダ、三菱自が買い気配で始まる、経営統合の観測報道に「様々な検討を行っている」と発表し注目集中
記事一覧 (12/17)ハイブリッドテクノロジーズは上場来安値圏から急伸、ベトナム企業の子会社化など好感
記事一覧 (12/17)Heartseedが3日続けて大幅高、iPS細胞由来の心筋球治療などに注目と期待強まる
記事一覧 (12/17)インフォマートが3日続伸、「BtoBプラットフォーム」兵庫県に採用され好感、業績動向も見直す
記事一覧 (12/17)住友不動産が横ばい相場を飛び出して始まる、自社株買いを好感
記事一覧 (12/16)リバーエレテックがストップ高、「世界初となる最小サイズの水晶振動子」に期待集中、すでに試作品を供給
記事一覧 (12/16)インフォマートが出直り基調、「BtoBプラットフォーム」兵庫県の採用を受け業績動向も見直す
記事一覧 (12/16)モロゾフが大きく出直って始まる、1月末に株式3分割、株主優待には保有期間を新設
記事一覧 (12/13)DeNAが高値を更新、香港企業との提携やポケモンカードゲームアプリの追加拡張などに期待強まる
記事一覧 (12/12)アスカネットが出直り強める、決算説明会などを経て注目し直す動き
記事一覧 (12/12)建設技術研究所が戻り高値に迫る、補正予算案の可決見通しや株式分割に注目強まる
記事一覧 (12/12)三菱製鋼が出直り強める、「防衛増税」の動き活発化し注目強まる
記事一覧 (12/12)デクセリアルズが再び一段高、米半導体株高に加え自社株買いの積極さも好感
記事一覧 (12/12)富士フイルムHDが出直り強める、半導体材料事業を内外で拡大、米NASDAQの最高値もアト押し
記事一覧 (12/11)ソニーGが実質上場来の高値を更新、ゲーム事業への期待や米ブラックロックの保有拡大など材料視
記事一覧 (12/11)OKIが一段と出直る、急速充電器の全国保守網強化など注目され続伸
2024年12月18日

オキサイドは3日続けて日々の上値をセリ上げる、次世代パワー半導体材料の事業化に期待強まる

■『溶液法 SiC ウエハ』、国内初のサンプル出展後、連日出直る

 オキサイド<6521>(東証グロース)は12月18日、12%高の1546円(165円高)まで上げた後も堅調に売買され、日々の上値を3日連続セリ上げて出直りを強めている。次世代パワー半導体材料として事業化に取り組む『溶液法 SiC(炭化ケイ素)ウエハ』のサンプルを、日本国内の展示会としては初めて12月13日まで開かれた「SEMICON JAPAN」に出展し、翌取引日から連日上値を追う相場になっている。

 発表によると、同社グループは、次世代パワー半導体材料として溶液法 SiC (炭化ケイ素)ウエハの事業化に取り組んでいる。 溶液法は、従来の昇華法に比べて、欠陥が少なく高品質な SiC ウエハの製造が可能と見込まれている。子会社のオキサイドパワークリスタルの取組がNEDO国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の「次世代パワー半導体に用いるウェハ技術開発」に採択され、コンソーシアムメンバーと共にSiC 溶液法結晶成長技術の開発を進めている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:39 | 材料でみる株価

イトーキが再び上値を探る、都心オフィス空室率6カ月連続低下などで注目度強い

zai1.jpg

■「連続増配濃厚」などの高評価も出て再び値動き活発

 イトーキ<7972>(東証プライム)は12月18日、再び上値を探る相場になり、1681円(51円高)まで上げた後も堅調で、約1か月前につけた戻り高値1709円に向けて出直っている。オフィス家具の大手で、18日発売の「会社四季報」最新号(東洋経済新報社)が「最高純益」「連続増配濃厚」と高く評価したことなどを受け、注目が再燃する様子となった。

 約1週間前には、「都心オフィス空室率、6カ月連続低下、11月は4.16%」(日経電子版12月12日夕方)と伝えられ、事業環境の好調さが見直された。企業は職場環境の向上を図るため、オフィスの移転・拡張に動いているようだとされ、オフィス家具の入れ替え、更新に繋がる要因になっている。目標株価を2300円とする大手証券の投資判断も出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:59 | 材料でみる株価

ジェイエスエスが急反発、競泳で世界レベルの所属選手やM&A戦略などに期待再燃

zai11.jpg

■11月末にはスイミング教室が首都圏で人気と伝えられ注目集まる

 ジェイエスエス<6074>(東証スタンダード)は12月18日、急反発となり、10%高の438円(40円高)まで上げる場面を見せて6日ぶりの反発相場となっている。スイミングスクールの大手で、18日、ハンガリーで開催された「第17回世界選手権(25メートル)JSS所属選手結果報告」を開示。日本の競泳界の一翼を担う企業として注目が再燃している。

 11月14日に発表した「今後のM&A戦略強化に関するお知らせ」では、M&Aによる全国展開の促進を明らかにした。12月18日発売の「会社四季報」最新号(東洋経済新報社)でも「事業規模拡大は同業買収に軸足」とし、M&A戦略への期待が強い様子。また、11月末には、「スイミング、習い事人気、首都圏、『キャンセル待ち3年』も」(日本経済新聞11月30日付夕刊)と伝えられ、事業環境への追い風が期待されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:08 | 材料でみる株価

ユビキタスAIが一時ストップ高、「受託開発案件が好調」などとされ注目強まる

■今期は減益予想だが「会社四季報」最新号で意外に高評価の見方

 ユビキタスAI<3858>(東証スタンダード)は12月18日、4日続伸基調となり、一時ストップ高の460円(80円高、21%高)まで上げて急激に出直っている。16日にLinux/Androidの起動時間を短縮する高速起動ソリューション「Ubiquitous QuickBoot」のAndroid向けアドオンパッケージ最新版を12月中旬より提供開始すると発表して期待が強まっている上、18日発売の「会社四季報」最新号(東洋経済新報社)に「受託開発案件が好調」などとあることを受けて評価し直す動きがあるようだ。

 今期の連結業績見通し(11月14日時点)は営業利益が前期比44%減、純利益は赤字の見込み。足元の状況は濃淡があるようだが、四季報・最新号を受けて見直す動きが出ているようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:30 | 材料でみる株価

日産自とホンダ、三菱自が買い気配で始まる、経営統合の観測報道に「様々な検討を行っている」と発表し注目集中

■三菱自の合流も視野と伝えられる

 日産自動車<7201>(東証プライム)ホンダ<7267>(東証プライム)は12月18日、買い気配で始まり、日産自は午前9時15分現在も買い気配のまま14%高の385.6円(48.0円高)で買い先行となっている。「ホンダ・日産が統合へ、持ち株会社設立、三菱自の合流視野」(日経電子版12月18日午前2:00)と伝えられ、両社は午前8時40分に東証IR開示で「一部報道について」などを発表。三菱自動車工業<7211>(東証プライム)も買い気配となり3銘柄とも値上がりして始まった。

 日産自は、「報道の内容を含め様々な検討を行っているが、現在決まっていることはない」などと発表。ホンダは、「本年3月及び8月に発表したとおり、当社と日産自動車株式会社、三菱自動車工業株式会社は、各社の強みを持ち合い、将来的な協業について報道の内容を含め様々な検討を行っているが、現時点で決定した事実はない」などと発表した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:17 | 材料でみる株価
2024年12月17日

ハイブリッドテクノロジーズは上場来安値圏から急伸、ベトナム企業の子会社化など好感

■ベトナムで総合IT支援事業を行うNGSC社の株式を取得

 ハイブリッドテクノロジーズ<4260>(東証グロース)は12月17日、急反発となり、前場20%高の462円(78円高)まで上げて後場は14%高の437円で売買を開始。ベトナム企業の株式取得(連結子会社化)などが買い材料視され、上場来の安値圏から急反発の相場となっている。

 12月16日、「ベトナム国内への事業展開に向けたNGSC社の株式取得(連結子会社化)に関する基本合意のお知らせ」を発表した。NGSC社(ハノイ市)は、ベトナム国内でITコンサルティングから、開発・導入支援、トレーニングやオペレーションサポートなど総合的なIT支援事業を展開する。販売単価の改定を含むエンドクライアントの契約関係の見直しを実施しており、進行期の売上、営業利益の規模は、大幅な向上を見込んでいるとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:56 | 材料でみる株価

Heartseedが3日続けて大幅高、iPS細胞由来の心筋球治療などに注目と期待強まる

■10月決算は売上高2.5倍など業績面でも注目度高い

 Heartseed(ハートシード)<219A>(東証グロース)は12月17日、3日続けて大幅高となり、午前11時にかけて21%高の2826円(485円高)まで上げ、2024年7月に上場して以来の最高値を連日更新している。順天堂医院(順天堂大学医学部附属)が12月12日付でiPS細胞由来心筋球治療に関するリリースを発表し、その中で「この治験は、Heartseed(ハートシード)株式会社が提供するiPS細胞由来の心筋球を用いた新しい細胞治療の可能性を検証するもの」としたため注目集中となった。

 また、同社は同日付で「他家iPS細胞由来心筋球(HS−001)の国内治験に関する発表と10月決算を発表しており、これらも買い材料視されている。24年10月期の売上高は前期の2.5倍の8億73百万円に急拡大し、経常利益と純利益は赤字が大幅に縮小した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:16 | 材料でみる株価

インフォマートが3日続伸、「BtoBプラットフォーム」兵庫県に採用され好感、業績動向も見直す

111.jpg

■サーバーのクラウド移行が完了、増収増益ペース強まる見込み

 インフォマート<2492>(東証プライム)は12月17日、3日続伸基調となり、取引開始後は4%高の296円(12円高)まで上げている。「兵庫県が『BtoBプラットフォーム請求書』『BtoBプラットフォームTRADE』を採用」と12月12日に発表し、注目が再燃。業績動向もあらためて見直されている。1か月ほど続く「なべ底型」の調整相場から出直りを強める形になっており、チャート妙味が強まってきたとの見方も出ている。

 第3四半期決算は10月31日に発表した。株価は調整含みに転じたものの、第3四半期累計業績(2024年1〜9月:中間期、連結)は好調で、売上高が前年同期比15.8%増加し、営業利益は同5.9%増加した。「サーバーのクラウド移行が完了、FOOD事業の料金改定を8月に実施」(決算説明資料より)。これらを受けて、「4Qはサーバーの原価低減効果でさらに利益率の改善を見込む」ほか、「来期以降(2025/12期、2026/12期)の増収増益につなげる」計画だ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:57 | 材料でみる株価

住友不動産が横ばい相場を飛び出して始まる、自社株買いを好感

■住友不動産販売は1月から住友不動産ステップに社名を変更

 住友不動産<8830>(東証プライム)は12月17日、もみあい相場を飛び出して始まり、取引開始後は6%高の4919円(274円高)まで上げて約2週間ぶりに4800円台を回復し、出直りを強めている。16日に夕方に発行済株式総数の1.69%、800万株を上限とする自己株式の取得(自社株買い)を発表し、好感されている。また、日銀が18、19日に予定する金融政策決定会合では政策金利を据え置くとの見方が多く、不動産株にとって追い風と受け止められている。

 同社の子会社・住友不動産販売株式会社は2025年4月1日をもって「住友不動産ステップ株式会社」に商号を変更する。分譲マンションや宅地の販売を担う会社として1975年に設立された。現在では、分譲マンション事業の営業は住友不動産自身が担い、不動産仲介専業の会社に進化したため、商号を変更することとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:19 | 材料でみる株価
2024年12月16日

リバーエレテックがストップ高、「世界初となる最小サイズの水晶振動子」に期待集中、すでに試作品を供給

■業績予想の下方修正前の株価を一気に上回る

 リバーエレテック<6666>(東証スタンダード)は12月16日、ストップ高の454円(80円高、21%高)で売買されたまま買い気配を続け、約3か月ぶりに450円台を回復している。前取引日の13日付で「世界初となる最小サイズのMHz帯ATカット水晶振動子『MDS−AT0806(仮称)』(0.8mm×0.6mm×0.3mm max)の開発に成功した」と発表しており、買い材料視されている。

 発表によると、従来品と比較して、体積は約60%減少、重量は約75%軽減され、驚異的な小型化を実現した。既に海外メーカーの次世代製品向けに試作品を供給しているとし、事業化への期待が強まった。11月8日に通期業績予想(2025年3月期)の下方修正を発表し、その後の株価はジリ安傾向だったが、発表直前の株価803円(11月8日終値)を一気に上回っている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:46 | 材料でみる株価

インフォマートが出直り基調、「BtoBプラットフォーム」兵庫県の採用を受け業績動向も見直す

zai1.jpg

■サーバーのクラウド移行が完了、増収増益ペース強まる見込み

 インフォマート<2492>(東証プライム)は12月16日、287円(10円高)まで上げた後も堅調に売買され、ここ1か月ほど続く「なべ底型」の調整相場から2日続伸基調で出直る動きを見せている。12月12日に「兵庫県が『BtoBプラットフォーム請求書』『BtoBプラットフォームTRADE』を採用」と発表し、注目が再燃。あらためて業績動向も見直されている。

 10月31日に発表した第3四半期決算(2024年1〜9月:中間期、連結)は、売上高が前年同期比15.8%増加し、営業利益は同5.9%増加など好調だった。株価は調整含みに転じたものの、顧客基盤となる「BtoBプラットフォーム」シリーズなどの利用企業数は110万6233社(前年同期比14.9%増加、国内企業の約30%)に拡大した。また、「サーバーのクラウド移行が完了、FOOD事業の料金改定を8月に実施」(決算説明資料より)した。「4Qはサーバーの原価低減効果でさらに利益率の改善を見込む」ほか、「来期以降(2025/12期、2026/12期)の増収増益につなげる」計画だ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:20 | 材料でみる株価

モロゾフが大きく出直って始まる、1月末に株式3分割、株主優待には保有期間を新設

■今年7月以来の4700円台に進む

 モロゾフ<2217>(東証プライム)は12月16日、大きく出直って始まり、取引開始後は5%高の4765円(235円高)まで上げ、今年7月以来の4700円台に進んでいる。前取引日・13日の15時30分に株式分割と株主優待の一部変更(保有期間の新設)について発表し、買い材料視されている。

 株式分割は、2025年1月31日(金)を基準日として、普通株式1株につき、3株の割合をもって分割するとした。また、株主優待の一部変更は、対象株主に「半年以上保有」の条件を新設する。これまでは保有期間についての制限はなかったが、25年7月31日現在の株主名簿に記載または記録された株主への株主優待より変更するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:26 | 材料でみる株価
2024年12月13日

DeNAが高値を更新、香港企業との提携やポケモンカードゲームアプリの追加拡張などに期待強まる

■4日ぶりに2017年以来の高値を更新

 DeNA(ディー・エヌ・エー)<2432>(東証プライム)は12月13日、3日続伸基調となり、午前40分過ぎに2474.0円(100.5円高)まで上げて4日ぶりに2017年以来の高値に進んでいる。引き続き、12月9日付でIPゲーム開発などを行う香港の5X Entertainment Company Limited(ファイブクロス社)との資本業務提携を発表したことや、(株)ポケモン(東京都港区)などと共同開発したスマートフォン向けポケモンカードゲームアプリ『Pokémon Trading Card Game Pocket(ポケポケ)』に関する12月12日付の発表などが買い材料視されているようだ。

 発表によると、スマートフォン向けポケモンカードゲームアプリ『ポケポケ』は、このほど全世界累計6000万ダウンロードを突破した。また、初の追加拡張パック「幻のいる島」が12月17日(火)に登場するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:58 | 材料でみる株価
2024年12月12日

アスカネットが出直り強める、決算説明会などを経て注目し直す動き

zai1.jpg

■空中ディスプレイ事業では「非接触」操作など着実に浸透

 アスカネット<2438>(東証グロース)は12月12日、次第に強含む相場となり、13時過ぎには2%高の461円(11円高)をつけ、下値圏から反発している。遺影写真加工サービスなどのフューネラル事業やフォトブック事業、空中ディスプレイ事業などを行い、12月9日に発表した第2四半期決算(2024年4〜9月:中間期、23年10〜12月期より連結決算に移行)は各利益とも小幅な黒字にとどまったが、17日に開催した決算説明会などを経て注目し直す動きが広がってきたようだ。

 空中ディスプレイ事業では、特許技術の特殊なパネル「ASKA3Dプレート」によって空中に映像を結像させ、デジタルサイネージや非接触タッチパネル、などに実用化が始まっている。東京駅丸の内口の「東京シティアイ・観光情報センター」に設置されている案内装置は同社製空中ディスプレイによる非接触操作タイプ。海外ではクウエートの大手銀行が導入し、中東のパートナー企業が設計したプレートが埋め込まれたテーブルでは、空中ディスプレイによって顧客がセルフサービスで通話や口座開設を行う事ができる。今期は、東京都内のデパートに迫力ある5連空中壁面サイネージが設置され注目を集めた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:36 | 材料でみる株価

建設技術研究所が戻り高値に迫る、補正予算案の可決見通しや株式分割に注目強まる

zai1.jpg

■12月31日を基準日として1株につき2株の割合で株式分割

 建設技術研究所<9621>(東証プライム)は12月12日、反発相場となり、4%高の5230円(190円高)まで上げた後も堅調に推移。3日前につけた戻り高値5310円に向けて出直っている。24年度補正予算案が12日にも衆議院で可決される見通しになり、建設関連株にとっては最大の期待要因として注目されている。「防災庁」設置構想は息の長い期待材料とされている。

 また、2024年12月31日を基準日として1株につき2株の割合の株式分割を行う予定(11月12日に発表済み)で、分割を享受する目的で注目する投資家も少なくないようだ。12月末の配当や優待、株式分割を確保するための買付期限(権利付最終日)は、今年は12月26日になる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:21 | 材料でみる株価

三菱製鋼が出直り強める、「防衛増税」の動き活発化し注目強まる

■PBR低く資本効率を高める取組などに期待の様子も

 三菱製鋼<5632>(東証プライム)は12月12日、次第に出直りを強める相場となり、午前10時過ぎに1445円(62円高)まで上げて約1週間ぶりに1400円台を回復している。「防弾鋼板専門メーカーとして(中略)数多くの防護装備品を各種製作」(同社ホームページより)。防衛予算を巡り「防衛増税、法人税26年4月から4%付加、所得税は27年」(共同通信12月11日午前11:53)などと伝えられ、注目が強まる様子となっている。

 同様の観点から日本製鋼<5631>(東証プライム)なども値上がりしているが、PBR(株価純資産倍率)をみると日本製鋼は2倍台、三菱製鋼は0.5倍台。三菱製鋼には今後、資本効率を高める取組の強化が期待できるとして注目する動きもある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:19 | 材料でみる株価

デクセリアルズが再び一段高、米半導体株高に加え自社株買いの積極さも好感

■自社株買いは11月14日に開始し同月末までに42%を取得

 デクセリアルズ<4980>(東証プライム)は12月12日、再び一段高で始まり、取引開始後は6%高の2649.0円(155.0円高)まで上げ、約4か月前につけた実質的な上場来の高値2768.7円に向けて上値を追っている。異方性導電膜(ACF)などで半導体関連株の顔をもち、米半導体株高などによりNASDAQ総合指数が初の2万ポイント台に進んだことなどを受け買いが再燃している。また、11月14日に開始した自社株買いは、11月末までで取得上限株数の42%を取得。積極的な買い姿勢が注目されている。

 現在実施中の自社株買いは、11月14日から12月23日までの予定。取得上限株数は250万株。11月末までに106万1300株(上限株数の約42%)を取得した。自社株買いは上限まで買う必要はないものの、引き続き期待を強めて注目する様子がある。(HC)

■株式投資情報(総合版):記事アクセスランキング
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:54 | 材料でみる株価

富士フイルムHDが出直り強める、半導体材料事業を内外で拡大、米NASDAQの最高値もアト押し

■熊本や韓国の拠点を拡充、AI向け半導体の需要拡大に対応

 富士フイルムHD(富士フイルムホールディングス)<4901>(東証プライム)は12月12日、続伸基調で始まり、取引開始後は3487.0円(62.0円高)まで上げて出直りを強めている。5日、「国内拠点への投資を加速し、半導体材料事業をさらに拡大」すると発表して注目された上、12日には「韓国に半導体材料の新工場棟、AI需要開拓」(日経電子版12月12日朝)と伝えられ、買い材料視されている。NY株式市場で半導体株が再び活況高となり、NASDAQ総合指数が初の2万ポイント台に乗ったことも買いをアト押ししている。

 半導体材料事業での国内投資加速は、熊本拠点で先端半導体材料CMPスラリーの生産能力を強化するなどで、AI向け半導体の需要拡大に伴うアジアでの需要増に対応する。(HC)

■株式投資情報(総合版):記事アクセスランキング
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:24 | 材料でみる株価
2024年12月11日

ソニーGが実質上場来の高値を更新、ゲーム事業への期待や米ブラックロックの保有拡大など材料視

■アナリスト向け説明会のあと再び上値を追う

 ソニーG(ソニーグループ)<6758>(東証プライム)は10月11日の後場、一段高となり、13時過ぎに3398.0円(60.0円高)まで上げて株式分割を考慮した上場来の高値を更新し、その後も堅調に売買されている。3日続伸基調。9日にゲーム&ネットワークサービス事業のアナリスト向けスモールミーティングを開催したとされており、今後の戦略などに引き続き期待が強いようだ。

 アナリスト向けミーティングでは、ゲームソフト開発体制の強化や、2025年にPS5向け新作ゲーム「ゴースト・オブ・ヨウテイ」の発売を計画することなどについて注目が集まったもよう。前週末には、投信などの世界的な運用会社ブラックロック・グループが「5%ルール」報告で保有割合を7.43%から8.53%に増やしたと伝えられたこともあり、注目材料に反応しやすい相場になっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:43 | 材料でみる株価

OKIが一段と出直る、急速充電器の全国保守網強化など注目され続伸

■全国約180拠点・24時間365日サポート

 OKI(沖電気工業)<6703>(東証プライム)は12月11日、続伸基調で始まり、995円(27円高)をつけた後も堅調に売買され、一段と出直っている。10日、「EV・PHEV急速充電器の全国保守網を強化」し「全国約180拠点・24時間365日のサービスでEV・PHEV急速充電インフラのサポートを強化」と発表して注目されている上、「OKI、宇宙用電子部品の冷却技術、風使わず放熱性能55倍」(日経電子版12月10日夕方)と伝えられ、買い材料視されている。

 同社グループでは、ICTシステムや電気設備の設計・構築・保守などを展開するOKIクロステック株式会社(東京都中央区)が全国約180拠点で均一な保守サービスを行っている。このたび、新たにEV・PHEVの急速充電器の保守に対応するため、約100名のカスタマーエンジニアへの技術トレーニングの実施および、EV・PHEV充電器の試験用設備とサービスカーを兼ねたEVを全国の拠点に約50台配備し、保守体制を強化する。ダイヘン<6622>(東証プライム)が提供する急速充電器の保守を受託した。(HC)

■株式投資情報(総合版):記事アクセスランキング
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:18 | 材料でみる株価