[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (02/21)雪国まいたけが急動意、「まいたけ多糖類によるがんの抑制機構の研究結果」に注目集中
記事一覧 (02/21)フィットは「事実無根」の発表で切り返し株価堅調、雑誌記事についての懸念後退
記事一覧 (02/21)QDレーザは10時過ぎから急伸しストップ高、レーザ網膜投影装置でソニー(株)と協業
記事一覧 (02/21)リベロが一時19%高、自社株買い好感され買い先行
記事一覧 (02/21)CYBERDYNEは大きく出直る、株主価値向上などめざす自社株買いを好感
記事一覧 (02/21)日清オイリオGはJ−オイルミルズとの共同搾油受託会社の設立に注目集まり続伸基調
記事一覧 (02/20)ステラファーマは後場一段と強含む、BNCT治験薬などに期待強く3日連続上値をセリ上げる
記事一覧 (02/20)Jトラストは一段と出直り強める、株主優待制度の再開、今期の配当増配など好感
記事一覧 (02/20)瑞光は一段高で始まった後もジリ高、設立60周年の記念株主優待を好感
記事一覧 (02/20)アニコムHDが出直る、「がっちりマンデー!!」での放送を受け注目再燃の見方
記事一覧 (02/20)ヨシムラ・フード・HDが一段高、欧米やアジアで人気の国産ホタテ事業に期待続く
記事一覧 (02/20)USEN−NEXT HDは『U−NEXT』と『Paravi』統合など好感され一段高で始まる
記事一覧 (02/17)トレジャー・ファクトリーは時間とともに上げ幅を広げ5日続伸基調、2月末の株式分割と期末増配など好感
記事一覧 (02/17)ナノキャリアは連日上値を試し一時18%高、mRNA医薬品へのビジネスモデル変換などに期待強い
記事一覧 (02/17)三菱ケミカルHDは2日ぶりに今年の高値を更新、「仲裁」受けノバルティス社からのロイヤリティを一括して売上収益と認識することに
記事一覧 (02/17)ゼンショーHDは小高い、ロッテリア買収、シナジー効果に期待
記事一覧 (02/16)アイロムグループが後場急激に出直り強める、英国企業にライセンスを許諾、注目集まる
記事一覧 (02/16)メディネットは一時37%高、「NKT細胞」に関する発表に注目集中
記事一覧 (02/16)マイクロアドは好決算に続き「地方自治体に特化したマーケティングプロダクト」も好感され2日連続ストップ高
記事一覧 (02/16)キャンバスは次第高から急伸商状となりストップ高、新薬候補の上市時期などに期待衰えず
2023年02月21日

雪国まいたけが急動意、「まいたけ多糖類によるがんの抑制機構の研究結果」に注目集中

■がんの成長を抑制、神戸薬科大学微生物化学研究室と共同研究

 雪国まいたけ<1375>(東証プライム)は2月21日、前引けにかけて1037円(30円高)まで上げたあとも1020円前後で堅調に推移し、再び出直りを強めている。同日付で、「まいたけ多糖類によるがんの抑制機構の研究結果についてのお知らせ」を発表し、注目集中となった。同社製品の需要拡大などが期待されている。

 発表によると、神戸薬科大学微生物化学研究室の小西守周教授、中山喜明准教授、増田有紀講師、清水涼平特任助教との共同研究で、まいたけに含まれる多糖体が、単球系骨髄由来抑制細胞(M−MDSC)を免疫活性型M1マクロファージに変換することで、腫瘍組織の免疫抑制状態を解除し、がんの成長を抑制することを明らかにした。2023年1月26日に国際科学雑誌「Life Sciences」への掲載に先立ちWeb上で公開されたという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:25 | 材料でみる株価

フィットは「事実無根」の発表で切り返し株価堅調、雑誌記事についての懸念後退

■約3週間ぶりに今年に入っての高値を更新

 フィット<1436>(東証グロース)は2月21日、午前11時にかけて一時2%安(14円安の688円)まで軟化する場面があったが、その後は714円(12円高)まで切り返し、堅調な推移となっている。同時刻、「当社に関する雑誌記事について」を発表し、「当社が太陽光発電所の売上げを水増ししている趣旨の記事が掲載されましたが、全くの事実無根であり」などとし、買い直す動きが強まった。株価は約3週間ぶりに今年に入っての高値を更新している。

 同社は2023年1月、同月1日付で、経済産業省が定める「DX認定制度」に基づき、「DX認定事業者」の認定を取得したと発表している。DX認定制度は「情報処理の促進に関する法律」に基づき、経済産業省が定めた「デジタルガバナンス・コード」に則り、DX実現に向けたビジョンの策定や戦略・体制の整備などDX推進の準備が整っている企業(DXReady)を認定する制度になる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:10 | 材料でみる株価

QDレーザは10時過ぎから急伸しストップ高、レーザ網膜投影装置でソニー(株)と協業

◆米国展開を皮切りに網膜投影機器全般の製品販売を拡大

 QDレーザ<6613>(東証グロース)は2月21日の午前10時に「ソニー株式会社との網膜投影機器の販売に関する協業契約」を発表し、株価は直後から急伸商状となって気配値のままストップ高の633円(100円高、19%高)に達している。

 発表によると、QDレーザは、レーザ網膜投影装置を、デジタルカメラのビューファインダーに応用した製品 RETISSA NEOVIEWER(旧名RETISSA SUPER CAPTURE)を開発し、「ロービジョン者の“見えづらい”を“見える”に変えるプロジェクトWith My Eyes」を進めてきた。ソニーグループ<6758>(東証プライム)はかねてよりWith My Eyesプロジェクトに協賛しており、このたび本契約の締結に至った。本契約による米国展開を皮切りに、日本及び米国における当社のプレゼンス向上と網膜投影機器全般の製品販売拡大に繋げていくとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:44 | 材料でみる株価

リベロが一時19%高、自社株買い好感され買い先行

■前期は東京支店の新設を前倒ししたため減益だったが今期は増益を想定

 リベロ<9245>(東証グロース)は2月21日、大きく出直る相場となり、一時19%高に迫る913円(143円高)まで上げて約3週間ぶりに900円台を回復している。『新生活ラクっとNAVI』や『転勤ラクっとNAVI』など、部屋探しや引越、電気・ガスなどの取次ぎ、転勤業務の支援などをワンストップでサポートする新生活サービスプラットフォームを運営。20日の15時30分に自己株式の取得(自社株買い)を発表し、好感買いが先行している。

 自社株買いは、取得株式総数10万株(自己株式を除く発行株式総数の1.88%)、取得総額1億3000万円を各上限として、2023年2月21日から同年9月30日までの予定で実施するとした。、2022年12月期の連結営業利益は、当初2023年に計画していた東京支店の新設を前倒したことにより当初計画以外の販売費、一般管理費が増加したことで減益となり、前期比78.3%減の0.77億円だったが、今期・23年12月期は28.8%増の1.0億円を見込む。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:27 | 材料でみる株価

CYBERDYNEは大きく出直る、株主価値向上などめざす自社株買いを好感

■21日朝実施、取得上限は400万株(発行株数の2.91%)

 CYBERDYNE<7779>(東証グロース)は2月21日、大きく出直って始まり、取引開始後は5%高の312円(15円高)まで上げ、5日ぶりに310円を回復している。20日の16時30分に株主価値の向上や機動的かつ戦略的な資本政策の遂行をめざして自己株式の取得(自社株買い)を発表し、好感されている。2月20日の終値297円で、21日午前8時45分の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT−3)に買い付けの委託を行う。

 取得上限株数は400万株(自己株式を除く発行済株式総数に対する割合2.91%)、取得総額は11億8800万円。当該取引時間限りの注文とし、その他の取引制度や取引時間への変更は行わないものとする。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:30 | 材料でみる株価

日清オイリオGはJ−オイルミルズとの共同搾油受託会社の設立に注目集まり続伸基調

■「製油パートナーズジャパン株式会社」の4月設立を発表

 日清オイリオグループ(日清オイリオG)<2602>(東証プライム)は2月21日、3315円(10円高)で始まり、強含む程度の上げにとどまっているが6日続伸基調となっている。2月20日の16時、J−オイルミルズ<2613>(東証プライム)と共同で搾油受託事業会社「製油パートナーズジャパン株式会社」の4月設立を発表し、注目を集めているが、国際的な原材料市況の変動を受けやすい事業のため、コストダウン効果を巡っては受け止め方に濃淡があるようだ。

 発表によると、製油パートナーズジャパン株式会社は、2023年4月3日を効力発生日として共同新設分割により新設する。普通株式1万株を発行し、分割対価として日清オイリオグループに5000株、J−オイルミルズに5000株を割当て交付する。日清オイリオグループの水島工場とJ−オイルミルズの倉敷工場における搾油工程を承継し、搾油受託事業(原油と油粕の製造)を行う。AIやIoTの活用によるスマートファクトリー化、脱炭素社会への取り組みなどで「次世代型搾油工場」の構築に向けた取り組みを推進する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:15 | 材料でみる株価
2023年02月20日

ステラファーマは後場一段と強含む、BNCT治験薬などに期待強く3日連続上値をセリ上げる

■今3月期の業績予想の増額修正も発表済みで先々への期待は強い様子

 ステラファーマ<4888>(東証グロース)は2月20日の後場、一段と強含み、13時を過ぎては12%高の449円(48円高)まで上げて日々の上値を3日連続セリ上げ、出直りを強めている。16日にBNCT(ホウ素中性子捕捉療法)用照射装置を用いた非臨床試験に治験薬を提供と発表し、以後、上値を試しながら出直る相場が続いている。2月10日付で今期・2023年3月期の業績予想の増額修正(各利益の赤字改善)を発表しており、先々への期待は強いようだ。

 発表によると、医療法人徳洲会湘南鎌倉総合病院(神奈川県鎌倉市)で実施されるBNCT(Boron Neutron Capture Therapy:ホウ素中性子捕捉療法)用照射装置を用いた非臨床試験へのBNCT用治験薬『SPM−011』の提供を通じて本研究に協力する。同総合病院では、患者中心の先端医療を提供する医療機関として、がん治療・難病治療の体制構築を目指し、将来の包括的ガンセンターの基盤作りを目的として、2021年4月に先端医療センターを竣工しているという。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:26 | 材料でみる株価

Jトラストは一段と出直り強める、株主優待制度の再開、今期の配当増配など好感

■株主優待2019年5月に一時休止を発表して以来の復活に

 Jトラスト<8508>(東証スタンダード)は2月20日の前場、次第高となって一段と出直りを強め、午前10時30分過ぎに10%高の540円(48円高)まで上げ、前引けも9%高の536円(44円高)と値戻しを強めた。14日に発表した12月決算は連結営業利益が過去最高を更新するなど好調で、今期の予想を減益の見込みとしたことなどを受けて株価は下げたが、同時に株主優待制度の再開、今期・2023年12月期の配当の増配も発表しており、次第に買い直す動きを強める相場になった。

 2月14日16時に12月決算と株主優待制度の再開、今期・2023年12月期の配当の増配予定を発表した。株主優待制度は、2019年5月に一時休止を発表して以来の復活になり、500株以上保有の株主にオリーブスパの2万2000円相当のチケットを贈呈し(持株数と保有年数によって枚数も変わる)、100株以上保有の株主にはエステ、ジム、ゴルフ、クリニックで使用できる6種類の各3万円の金券を贈呈する。開始時期は2023年3月末の時点で対象となる株主からで、3月末日時点および9月末日時点の株主名簿に記載または記録された単元株主以上保有の株主を対象に実施するとした。

 増配は、前12月期の連結営業利益が過去最高を更新するなど好調だったことを受けたもので、今12月期の第2四半期末(6月期末)の配当を1株につき1円(前期は見送り)の予定とし、12月期末の配当は13円(前期比3円増)の予定とした。年間では14円(同4円増)の予定になる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:29 | 材料でみる株価

瑞光は一段高で始まった後もジリ高、設立60周年の記念株主優待を好感

■4月3日に設立60周年、保有株数に応じQUOカード贈呈

 瑞光<6279>(東証スタンダード)は2月20日、一段高で始まった後もジリ高となり、午前10時30分過ぎに16%高の989円(140円高)まで上げる場面を見せて約1週間ぶりに今年に入っての高値を更新している。17日の夕方に設立60周年を記念した株主優待を発表し、好感買いが優勢になっている。2023年4月3日に設立60周年を迎える。今回限りの実施で、22年12月に開示済みの株主優待に加えて実施するとした。

 記念優待は、23年5月20日現在の株主名簿に記載または記録された1単元(100株)以上を保有する株主を対象として、保有株数に応じてQUOカードを贈呈する。保有株数が100株以上200株未満の株主にはQUOカード1000円分、200株以上300株未満の株主にはQUOカード2000円分、など。なお、既存の優待は、1単元(100株)以上を保有する株主に一律で同社オリジナルQUOカード2000円分を贈呈する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:18 | 材料でみる株価

アニコムHDが出直る、「がっちりマンデー!!」での放送を受け注目再燃の見方

■4〜12月の保有契約件数は109.4万件(前年同期比9.0%増)と順調

 アニコム ホールディングス(アニコムHD)<8715>(東証プライム)は2月20日、出直りを強めて始まり、6%高の571円(34円高)まで上げて約2週間ぶりに570円台を回復している。ペット保険の大手で、2月19日(日)放送のTBS系列「がっちりマンデー!!」でアニコムグループが紹介されたため注目が再燃したもよう。同社ホームページの「ニュースリリース」では、「TVerの見逃し配信:上場した後スゴいことになってる会社!(外部サイトへ移動)」へのリンクもついている。

 2月7日に発表した第3四半期連結決算(2022年4〜12月・累計)は、新規契約件数が16.4万件、同保有契約件数は109.4万件(前年同期比9.0%増)と順調に伸び、経常利益は計画比でやや未達だったが同8.5%増加し堅調だった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:14 | 材料でみる株価

ヨシムラ・フード・HDが一段高、欧米やアジアで人気の国産ホタテ事業に期待続く

■オホーツク産を扱う地元企業を子会社化、信用倍率0.5倍台も妙味くすぐる

 ヨシムラ・フード・ホールディングスヨ(ヨシムラ・フード・HD)<2884>(東証プライム)は2月20日、再び上値を追って始まり、取引開始後は10%高に迫る1069円(93円高)まで上げ、2取引日ぶりに昨年来の高値を更新している。昨2022年12月27日に北海道オホーツク海産のホタテを中心に、サケ、イクラ、カニ等の製造加工・販売を行う株式会社マルキチ(網走市)の子会社化を発表して以降、株価の上げが目立っており、「農水産物輸出(中略)昨年14%増の1.4兆円、ホタテやコメ、アジアで日本食浸透」(日本経済新聞2月11日付朝刊)といった事業環境に期待する動きがある。株式需給をみると信用倍率0.5倍台(信用売り残が多く買い残の2倍)のため、売り建てている投資家による買い戻しも注目されている。

 (株)マルキチ子会社化の発表資料によると、「日本産ホタテは他国産と比較し、味や大きさ、品質面において高く評価されており、近年、欧米及びアジアにおいて需要が高まっている」「中でも特に、北海道オホーツク海にて地撒き方式で育てられたホタテは、流氷に含まれる豊かな栄養素によりプランクトンが増加した海で生育され、他の地域で行われている垂下式のホタテと比較し運動量も豊富なため、大粒で肉厚に育つとともに、栄養分をたっぷりと蓄え、旨味成分が凝縮されており、世界でも希少価値のあるホタテと評価されている」などとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:40 | 材料でみる株価

USEN−NEXT HDは『U−NEXT』と『Paravi』統合など好感され一段高で始まる

■経営統合による株式交換を行うため自社株買いつけも実施へ

 USEN−NEXT HOLDINGS(USEN−NEXT HD)<9418>(東証プライム)は2月20日、一段高で始まり、取引開始後は8%高の2700円(194円高)まで上げ、約1年ぶりの2700円台に進んでいる。前週末取引日・17日の午後に動画配信事業の『U−NEXT』と『Paravi』(株式会社プレミアム・プラットフォーム・ジャパン)の統合と自己株式の取得(自社株買い)を発表し、買い材料視されている。信用売り残が比較的多いため、売り建て玉を買い戻すための買い注文も入り値を飛びやすくさせているようだ。

 発表によると、『U−NEXT』と『Paravi』の統合は23年3月31日付を予定。存続会社は(株)U−NEXTとなり、『Paravi』は同年7月を目途に『U−NEXT』内に移管してサービスを続ける。統合により売上高800億円以上、有料会員数は370万人以上、配信コンテンツ35万本以上を擁する国内勢で最大の動画配信プラットフォームが誕生するとした。

 また、この経営統合による株式交換を実施するにあたり、プレミアム・プラットフォーム・ジャパンの株主に対して割当交付する普通株式に充当するため、株式市場を通じて、自己株式を取得するとした。取得し得る株式の総数は254万800株(上限、自己株式を除く発行済株式総数の4.23%)。2月17日の終値2506円で、2023年2月20日午前8時45分、『ToSTNeT−3』において買付の委託を行う。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:11 | 材料でみる株価
2023年02月17日

トレジャー・ファクトリーは時間とともに上げ幅を広げ5日続伸基調、2月末の株式分割と期末増配など好感

■2月28日最終名簿の株主の所有株式を1株につき2株に分割

 トレジャー・ファクトリー<3093>(東証プライム)は2月17日、5日続伸基調となり、時間とともに上げ幅を広げて午前11時過ぎに7%高の2729円(176円高)まで上げ、ほぼ1ヵ月前につけた高値2770円に迫っている。10日発表の株式分割などが引き続き好感され、買い優勢の相場が続いている。

 株式分割は、2023年2月28日(火曜日)最終の株主名簿に記録された株主の所有する普通株式1株につき2株の割合をもって分割する。また、23年2月期末配当を、前回予想に対し1株当たり5円増額の25円にするとした。年間配当額は前期比20円増額の37円の予定となる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:36 | 材料でみる株価

ナノキャリアは連日上値を試し一時18%高、mRNA医薬品へのビジネスモデル変換などに期待強い

■半値押しの調整を経て再び上げ相場が強まる

 ナノキャリア<4571>(東証グロース)は2月17日、連日上値を試す相場となり、取引開始後に一時18%高の291円(45円高)まで上げて約8か月ぶりに290円台を回復している。1月に発表したmRNA医薬品の研究開発・製造に関するアクセリード株式会社(東京都港区)との包括的協業とビジネスモデル変換への期待が再び強まってきたとみられている。株価は、これを発表した翌日の1月27日にストップ高となって急激な反応を示し、以後、半値押しの調整を経て再び上げ相場が強まっている。

 第3四半期決算(2022年4〜12月)は営業・経常・純利益とも赤字で、通期予想も各赤字を据え置いたが、為替差益56百万円を営業外収益に計上し、新株予約権の権利行使期間満了のため27百万円を新株予約権戻入益として特別利益に計上した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:39 | 材料でみる株価

三菱ケミカルHDは2日ぶりに今年の高値を更新、「仲裁」受けノバルティス社からのロイヤリティを一括して売上収益と認識することに

■連結子会社・田辺三菱製薬とノバルティス社の仲裁手続きに司法判断

 三菱ケミカルホールディングス(三菱ケミカルHD)<4188>(東証プライム)は2月17日、再び一段高となり、午前9時40分にかけて795.0円(18.1円高)まで上げ、2日ぶりに今年の高値を更新している。16日の16時に業績予想の増額修正を発表し、今期・2023年3月期の予想連結営業利益は前回予想の2.8倍に、親会社の所有者に帰属する当期利益は同4.2倍に引き上げ、好感買いが先行している。これまで売上収益として認識していなかったノバルティス社(Novartis Pharma AG、スイス)からのロイヤリティについて、この第4四半期に一括して売上収益として認識することとした。

 発表によると、ノバルティス社が三菱ケミカルHDの連結子会社・田辺三菱製薬株式会社に対して申し立てていたロイヤリティ支払いについての仲裁手続きに関して、23年2月13日に仲裁廷より仲裁判断を受領した。これにともない、仲裁手続き中にIFRS第15号に従い売上収益として認識していなかったロイヤリティについて、23年3月期第4四半期で一括して売上収益として認識することとなった。また、仲裁手続き費用の一部についてもノバルティス社が負担することとなり、23年3月期において売上収益約1,260億円、その他営業収益約30億円を計上する見込みとなった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:04 | 材料でみる株価

ゼンショーHDは小高い、ロッテリア買収、シナジー効果に期待

■ロッテHD「ロッテリアブランドは譲渡後も一定期間継続の予定」と

 ゼンショーホールディングス(ゼンショーHD)<7550>(東証プライム)は2月17日、出直りを強めて始まり、取引開始後に3670円(130円高)まで上げたあとは伸び悩んでいるが、4日ぶりに今年の高値を更新している。16日の15時過ぎに「株式会社ロッテリアの株式取得に関するお知らせ」を発表し、買い材料視されている。

 発表によると、ロッテリアは日本全国で358店舗(2023年1月1日時点)を有し、質の高い商品とサービスを提供する日本有数のファストフードチェーンストア。当社グループの食材調達、物流、店舗運営機能などとのシナジー効果が、今後のロッテリアの事業拡大や発展に寄与するものと判断し、本件株式取得を決定した。株式譲渡日は2023年4月1日(予定)。取得金額は開示していない。

 一方、譲渡する株式会社ロッテホールディングス(ロッテHD)は、「グループの成長戦略の策定に際して、事業ポートフォリオの見直しを図る中、ロッテリアの位置づけについても慎重に検討した結果、最適なパートナーのもとで、ロッテリアの更なる成長を実現することがベストな選択と判断した」「ロッテリアブランドは、株式譲渡後も一定期間継続される予定」などとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:41 | 材料でみる株価
2023年02月16日

アイロムグループが後場急激に出直り強める、英国企業にライセンスを許諾、注目集まる

■100%子会社IDファーマがiPS細胞作製技術に関するライセンス提供

 アイロムグループ<2372>(東証プライム)は2月16日の後場、急激に出直りを強め、13時過ぎに5%高の2118円(97円高)まで上げて上値を試すソバになっている。正午に、100%子会社である株式会社IDファーマが英国企業にiPS細胞作製技術に関するライセンスを許諾と発表し、注目が集まっている。契約一時金やロイヤリティを受け取るとした。株価は2月7日発表の四半期決算などを受け、300円ほど水準を下げたが、その後は底堅く一過性の下げにとどまっている。

 発表によると、IDファーマは英国企業に対して、IDファーマが保有するCytoTune(登録商標)−iPSの技術を用いてiPS細胞を作製すること、本技術を用いて得られたiPS細胞や分化細胞を内部研究を目的とした販売およびサービス提供に用いることについて、全世界を対象とする非独占的な権利を許諾した。これによりIDファーマは英国企業から契約一時金および細胞等の販売額・サービス収入に対するロイヤリティを受け取る。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:30 | 材料でみる株価

メディネットは一時37%高、「NKT細胞」に関する発表に注目集中

■新たな免疫細胞加工技術を開発し医療機関に対して提供を開始

 メディネット<2370>(東証グロース)は2月16日、次第に急伸商状となり、前引けにかけて37%高の92円(25円高)まで上げて約4か月ぶりに90円台を回復し、後場も13時にかけて27%高の85円(18円高)前後で推移し活況高となっている。15日付で、「NKT細胞活性化樹状細胞加工技術を新たに提供開始」と発表し、注目集中となった。

 発表によると、NKT細胞(NK細胞とT細胞の性質を合わせ持つリンパ球の一種、直接的にがんを殺傷する)を体内で活性化させる新たな免疫細胞加工技術を開発し、医療機関に対して提供を開始した。この加工技術は、同社が特許権を保有する樹状細胞ワクチン加工技術を活用し、体内のNKT細胞を効率よく活性化することが確認できている。この提供開始により、患者さんの個々の病態に応じて5種類の免疫細胞の中から単独、または組み合わせによる幅広い治療選択に貢献することが可能になった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:11 | 材料でみる株価

マイクロアドは好決算に続き「地方自治体に特化したマーケティングプロダクト」も好感され2日連続ストップ高

■自治体のニーズに合わせてターゲティング広告配信を行う『まちあげ』開始

 マイクロアド<9553>(東証グロース)は2月16日の後場、買い気配のままストップ高の2169円(400円高、23%高)で始まり、午前10時前にストップ高で値がついた後そのまま買い気配を続け、2日連続ストップ高となっている。14日発表の第1四半期決算が好感された上、16日付で「地方自治体に特化したマーケティングプロダクト『まちあげ』の提供を開始」を発表し、一段と注目の強まる相場となっている。

 地方自治体に特化したマーケティングプロダクト『まちあげ』は、発表によると、ユーザーのライフイベントに関連する需要に対し、誘致等のプロモーションを実施する、地方自治体のニーズや課題に合わせた、ターゲティング広告配信を行う。データプラットフォーム「UNIVERSE」の保有するWeb上の行動履歴や位置情報データを分析し、地方自治体の実施する各種施策に対して、より親和性の高い層を捉えることで、最適化された広告配信が可能となる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:45 | 材料でみる株価

キャンバスは次第高から急伸商状となりストップ高、新薬候補の上市時期などに期待衰えず

■『CBP501』最速で2025年末の上市が目標などと公式ツイッター

 キャンバス<4575>(東証グロース)は2月16日、時間とともに上げ幅を広げて急伸商状となり、午前10時40分にかけてストップ高の2801円(500円高、22%高)まで上げ、5日続伸基調で一段高となっている。⾃社創出の抗がん剤候補化合物『CBP501』に対する⽶国FDAのオーファンドラッグ指定の発表を受けて1月30日から上値を追いはじめ、2月12日付の公式ツイッターで『CBP501』の目標上市時期について「最速で2025年末(中略)遅くとも2027年中の上市実現が現時点の私たちの目標」などとしたことを受けて騰勢に拍車がかかる形になった。

 2800円台は2015年以来の高値になり、投機色が強まっているとの見方はあるが、今年の株式市場は1月半ば頃からバイオ材料株の上げが目立っており、バイオ株で回転の効いた資金がさらにバイオ株で値幅を狙うといった動きが活発という。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:30 | 材料でみる株価