[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (12/13)明和地所が急伸、株主優待の導入が好感され一段高
記事一覧 (12/12)日新製糖が13時過ぎから急動意、伊藤忠製糖と経営統合の記念株主優待・記念配当を好感
記事一覧 (12/12)ステラファーマが出直り強める、新たな原薬製法の開発に着手、米国で新たに製造委託
記事一覧 (12/12)スノーピークは後場も堅調、台湾での子会社設立と11月の月次報告が好感される
記事一覧 (12/12)細谷火工が次第高、防衛費の増枠と「『継戦能力』予算を倍増」などに期待強まる
記事一覧 (12/12)IHIは次期戦闘機で「日英伊共同開発に取り組む」との発表など好感され戻り高値を更新
記事一覧 (12/12)アグロカネショウは業績・配当予想の大幅増額修正が好感され急伸して始まった後もジリ高
記事一覧 (12/12)日本駐車場開発は23%高、「全ての利益が過去最高」の第1四半期決算と自社株買いが好感される
記事一覧 (12/12)トヨタ自動車が逆行高で始まる、「EV戦略見直し、近く新たな計画」と伝えられ期待強まる
記事一覧 (12/09)ステラファーマは後場もジリ高を続け14%高、米国の新たな製造委託先を開拓
記事一覧 (12/09)リネットジャパングループが後場一段と出直る、「補足」を発表し復配の意欲など重ねて印象づける形に
記事一覧 (12/09)キヤノンは半導体製造の3次元技術に寄与する新製品など注目され続伸基調
記事一覧 (12/09)電力株が全面高で始まり東京電力HDは3%高、料金値上げ期待に加え原発政策の行動指針を好感
記事一覧 (12/08)東急不動産HDは後場底堅い、東急不動産の「洋上浮体式太陽光発電」などが東京都のプロジェクトに採択
記事一覧 (12/08)MTGは「ハイブリッドトレーニング」に関する研究成果などに注目強まり大きく出直る
記事一覧 (12/08)クロップスが一時21%高、KDDIとの資本業務提携、第三者割当(自己株式の処分)を好感
記事一覧 (12/08)ジェイエスエスが一時ストップ高、「医療、高齢者にも負担増」を受けスイミングスクールで健康寿命を維持の見方
記事一覧 (12/08)理研計器は8日ぶりに反発、半導体や新型コロナワクチンなどの国産化政策に乗り テクニカル的に調整一巡感
記事一覧 (12/07)スパイダープラスは再び直近高値を更新、「基本特許」発表以来、上値を追う相場が続く
記事一覧 (12/07)キャンバスは2段上げ相場に入ったとされ一段と強含む、希薄化の懸念を消化、『CBP501』臨床第3相試験の可能な限り早期開始など好感
2022年12月13日

明和地所が急伸、株主優待の導入が好感され一段高

■優待ポイントを贈呈し5000種類以上の品目から商品を選択

 明和地所<8869>(東証プライム)は12月13日、買い気配の後8%高の679円(50円高)で始まり、さらに上値を追っている。12日の15時に株主優待制度の導入を発表し、2023年3月31日の株主から毎年実施するとし、好感買いが先行した。保有株数は6単元(600株)以上の株主を対象にするとした。

 対象となる株主の保有株式数に応じて株主優待ポイントを贈呈し、株主限定の特設ウェブサイト「明和地所プレミアム優待倶楽部」において、食品、電化製品、ギフトなど、5000種類以上の商品から商品をぶ。また、他のプレミアム優待倶楽部導入企業の優待ポイントと合算可能な共通株主優待コイン『WILLsCoin』への交換も可能。合算した『WILLsCoin』は「プレミアム優待倶楽部PORTAL」で確認できる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:15 | 材料でみる株価
2022年12月12日

日新製糖が13時過ぎから急動意、伊藤忠製糖と経営統合の記念株主優待・記念配当を好感

■既存の優待に加え1月5日現在で100株以上保有の株主を対象に実施

 日新製糖<2117>(東証プライム)は12月12日の13時過ぎから急動意となり、13時50分にかけて4%高に迫る1738円(62円高)まで上げ、約2週間ぶりに1700円台を回復している。13時、「伊藤忠製糖株式会社との経営統合に際しての記念株主優待および記念配当」を発表し、好感買いが集まった。既存の株主優待制度に加え、2023年1月5日現在で100株(1単元)以上を保有する株主を対象に『2000円相当の当社製品・伊藤忠製糖製品+1000円分のQUOカード』を贈呈するとした。

 日新製糖の商品は「カップ印」で知られ、伊藤忠製糖の製品は「クルルマーク」で知られる。2023年1月1日を効力発生日として経営統合する予定。記念配当の具体的な金額については、伊藤忠製糖株式会社との経営統合による影響が把握できた時点で公表する予定とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:22 | 材料でみる株価

ステラファーマが出直り強める、新たな原薬製法の開発に着手、米国で新たに製造委託

■スケールアップによる原価低減に期待などとの発表に期待強い

 ステラファーマ<4888>(東証グロース)は12月12日、2日続伸基調となり、後場は14時にかけて585円(24円高)前後で推移し、このところの出直り相場での高値を約1ヵ月ぶりに更新している。12月8日の15時半前に米国の新たな製造委託先に関する発表を行い、翌日から連日好感されている。

 発表によると、同社は現在、新たな原薬製法の開発に着手している。新たな製造委託先として契約したBryllan LLC(Bryllan社)は、アイソレーターシステム(生産設備を密封された空間で覆い、内部を無菌の環境とする装置)を保有し、注射剤や輸液等の無菌製剤の製造を得意とする企業。海外展開を含む市場拡大に対応する。スケールアップによる原価低減が期待されるとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:04 | 材料でみる株価

スノーピークは後場も堅調、台湾での子会社設立と11月の月次報告が好感される

■台湾は2013年の支店開設以来、堅調に成長、更なる拡大を図る

 スノーピーク<7816>(東証プライム)は12月12日の後場、13時30分にかけて4%高の2420円(96円高)前後で推移し、午前10時前から約4ヵ月ぶりに2400円台に乗ったまま強い相場を続けている。前取引日・9日に台湾での子会社設立と11月の月次報告「国別売上高・前期比」を発表し、好感されている。11月の連結売上高は、前年同月比100.2%となり、期初の1月から連続増加した。海外での売上高は同21.3%増加した。

 発表によると、台湾はアウトドア市場の拡大とともに、2013年の支店開設以来、堅調に成長を続けてきている。このたび、台湾における長期視点でのブランドの可視化及び事業展開の加速により、更なる売上拡大を図っていくことを目的に、台湾における各種事業を行う子会社「台湾雪諾必克企業股份有限公司」を2023年1月1日(予定)に設立する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:43 | 材料でみる株価

細谷火工が次第高、防衛費の増枠と「『継戦能力』予算を倍増」などに期待強まる

■「弾薬補充に2兆円」などと伝えられ恩恵拡大の期待

 細谷火工<4274>(東証スタンダード)は12月12日、次第高となって上値を追い、午前11時にかけて9%高の1459円(124円高)まで上げ、約6ヵ月ぶりの1400円台に進んでいる。防衛省・自衛隊関連向けの火工品も手がけるため、防衛費の増枠などを巡って「『継戦能力』予算を倍増、防衛3文書、装備品整備に9兆円」(日本経済新聞12月10日付朝刊)と伝えられたことを受け、同社への恩恵が大きくなる期待が出ている。

 業績は今期・2023年3月期の連結売上高を11.4%減、営業利益を10.6%減と見込むなどで、イメージ的には低空飛行だが、報道によると、「戦後の防衛政策は米軍に依存し自衛隊が戦闘態勢を維持する能力を重視してこなかった」とし、「定期的に防衛装備品を点検し老朽化した部品を取り換えるといった維持整備費に9兆円、弾薬補充に2兆円を充てる」などとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:16 | 材料でみる株価

IHIは次期戦闘機で「日英伊共同開発に取り組む」との発表など好感され戻り高値を更新

■SMBC日興証券、みずほ証券など目標株価を引き上げ

 IHI<7013>(東証プライム)は12月12日、一段と強含む相場となって上値を追い、午前10時30分にかけて3870円(75円高)まで上げ、約3ヵ月ぶりに戻り高値を更新している。防衛省の次期戦闘機開発事業について、12月9日付で、「このたび,我が国政府が本事業をイギリスおよびイタリアとの3か国による共同開発とする旨を決定したことを受け(中略)日英伊共同開発に取り組んでまいります」と開示し、買い材料視された。エンジン担当企業として参画している。

 株価は日々小幅だが5日続伸基調となっている。11月30日には、SMBC日興証券が土砂株式を造船・重工セクターのトップピックとして目標株価を400円引き上げ6600円に見直したと伝えられた。12月9日には、みずほ証券が目標株価を200円引き上げて4400円に見直したと伝えられた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:57 | 材料でみる株価

アグロカネショウは業績・配当予想の大幅増額修正が好感され急伸して始まった後もジリ高

■12月期末配当を8円増配、1ヵ月ぶりに年初来高値を更新

 アグロ カネショウ<4955>(東証プライム)は12月12日、急伸して始まった後もジリ高基調となり、午前10時30分にかけて13%高の1679円(188円高)まで上げて約1ヵ月ぶりに年初来の高値を更新している。果樹用などの農薬の大手で、前取引日・9日の15時過ぎに今12月期の通期連結業績予想の大幅な増額修正と期末配当予想の増配を発表し、好感買いが先行している。営業、経常利益は前期比で一転増益の見込みとなった。12月期末配当は、従来予想の1株12円を新たに20円の予定(前期比でも8円の増配)とした。

 今12月期の連結業績予想は、国内・海外ともに土壌消毒剤「バスアミド微粒剤」、「D−D」、国内向け除草剤「カソロン剤」、海外向けダニ剤「カネマイトフロアブル」などの売上げが好調で前回発表を上回る予想となり、営業利益は前回予想を57.6%上回る15.60億円の見込み(前期比では26.5%増)に、親会社株主に帰属する当期純利益は同60.1%上回る8.26億円の見込み(同2.3倍)に見直した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:21 | 材料でみる株価

日本駐車場開発は23%高、「全ての利益が過去最高」の第1四半期決算と自社株買いが好感される

■自社株買いは12月19日から23年3月10日までの予定で実施

 日本駐車場開発<2353>(東証プライム)は12月12日、一段高で始まり急伸商状となり、午前9時30分には23%高の293円(55円高)まで上げ、株式分割を調整後の2006年以来の高値を約2ヵ月ぶりに更新している。前取引日・9日の15時30分に発表した第1四半期連結決算(2022年8〜10月)の営業利益が前年同期比88.7%増の22.2億円となるなど、この期間としては、「売上高及び全ての段階利益が過去最高」(決算短信)となり、さらに自己株式の取得(自社株買い)も発表し、一段と好感されている。

 8〜10月の連結売上高は前年同期比48.2%増加し、四半期純利益同97.7%増加した。通期予想は全体に据え置いたが、営業利益は通期予想の34%を確保した。また、自社株買いは、取得株式総数250万株(自己株式を除く発行済株式総数の0.78%)、取得総額5億円を各上限として、2022年12月19日から23年3月10日まで行うとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:50 | 材料でみる株価

トヨタ自動車が逆行高で始まる、「EV戦略見直し、近く新たな計画」と伝えられ期待強まる

■来年の早いタイミングで新たな計画のもよう

 トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は12月12日、2日続伸基調で始まり、取引開始後は1972.0円(18.0円高)まで上げ、日経平均の150円安などに逆行高となっている。朝のロイターニュースで、「トヨタがEV戦略見直し、近く新たな計画の大枠策定へ」(12月12日8:33午前)と伝えられ、期待が強まっている。

 報道によると、トヨタ自動車は来年の早いタイミングで新たな計画の大枠を取りまとめ、EV市場が想定以上のペースで拡大する中、コスト競争力と性能の向上を図る。2030年までのEV戦略のうち、25年度までの3年間の計画。年明け以降、一次部品メーカーに見直し後の商品計画を説明する可能性がある。同社は昨年12月に2030年までのEV戦略を発表し、30車種をそろえるとしていた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:11 | 材料でみる株価
2022年12月09日

ステラファーマは後場もジリ高を続け14%高、米国の新たな製造委託先を開拓

■海外展開を含む市場拡大に対応、新たな原薬製法の開発に着手

 ステラファーマ<4888>(東証グロース)は12月9日、前後場ともジリ高基調を続け、14時30分にかけて14%高の572円(71円高)まで上げ、11月につけた戻り高値574円に迫っている。8日の15時過ぎに米国の新たな製造委託先と医薬品開発製造に関する基本契約を締結したと発表し、買い材料視されている。

 発表によると、新たな製造委託先のBryllan LLC(Bryllan社)は、アイソレーターシステム(生産設備を密封された空間で覆い、内部を無菌の環境とする装置)を保有し、注射剤や輸液等の無菌製剤の製造を得意とする企業。海外展開を含む市場拡大への対応として、現在、新たな原薬製法の開発に着手しており、製造全体の効率化も進めていく。Bryllan社への製造委託では、当該製造効率化の実施及び海外展開の進捗に応じたスケールアップによる原価低減が期待されるとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:02 | 材料でみる株価

リネットジャパングループが後場一段と出直る、「補足」を発表し復配の意欲など重ねて印象づける形に

■IRの強化にも努め株主還元の改善などに取り組むと発表

 リネットジャパングループ<3556>(東証グロース)は12月9日の後場寄り後に一段と上げて5%高の495円(22円高)をつけ、その後も490円前後で推移し、下値圏から大きく出直っている。昼12時30分、「決算説明における株主還元の方針について(補足説明)」を発表。「2023年9月期末を以て、配当開始することを目指しています」などと11月11日の発表を補足したため、改めて復配の意欲を印象づける形になっている。

 今後、株主、投資家に向けたIRの強化にも努めるとともに、配当・自己株式の取得等、株主還元の改善と株価向上に取り組んでいくとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:46 | 材料でみる株価

キヤノンは半導体製造の3次元技術に寄与する新製品など注目され続伸基調

■AI顔認証技術を利用した入退室管理システムも期待要因に

 キヤノン<7751>(東証プライム)は12月9日、2日続伸基調で始まり、取引開始後は3119.0円(27.0円高)をつけ、下値圏から出直っている。6日付で、半導体製造の3次元技術に寄与する後工程向け露光装置の新製品を発表したことなどが買い材料視された。日米などの半導体国産化政策に乗るとして注目されている。

 また、組込み系システム開発などのアイ・エス・ビー<9702>(東証プライム)が6日付でキヤノン独自開発のAI顔認証技術を利用した入退室管理システムを12月発売開始と発表したことなども材料視されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:40 | 材料でみる株価

電力株が全面高で始まり東京電力HDは3%高、料金値上げ期待に加え原発政策の行動指針を好感

■最長60年の運転期間の延長など実現の見通しに

 東京電力ホールディングス(東京電力HD)<9501>(東証プライム)は12月9日、反発基調で始まり、取引開始後は4%高に迫る508円(19円高)まで上げ、再び出直る相場となっている。料金値上げへの期待に加え、「経済産業省の審議会は8日、廃止が決まった原子力発電所の建て替えや、最長60年と定めた運転期間の延長を盛り込んだ行動指針をまとめた」(日本経済新聞12月9日付朝刊)などと原発に関する政策指針が伝えられ、好感されている。関西電力<9503>(東証プライム)も3%高、中部電力<9502>(東証プライム)は2%高など、電力株は全面高で始まっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:17 | 材料でみる株価
2022年12月08日

東急不動産HDは後場底堅い、東急不動産の「洋上浮体式太陽光発電」などが東京都のプロジェクトに採択

■東京都の「東京ベイeSGプロジェクト」先行プロジェクトで実証へ

 東急不動産ホールディングス(東急不動産HD)<3289>(東証プライム)は12月8日の後場、次第に下げ幅を縮め、14時40分過ぎには699円(5円安)前後で売買され、底堅い相場つきになっている。事業子会社の東急不動産が8日付で、国内初の洋上浮体式太陽光発電、自動航行帆船の技術実証提案が2022年11月4日付で東京都に採択されたと発表し、注目が集まっている。

 エバーブルーテクノロジーズ株式会社(本社:東京都調布市)とともに、「洋上浮体式太陽光発電」と「自動航行帆船」の技術実証提案(以下「本事業」)が東京都政策企画局の主導する「東京ベイeSGプロジェクト」の先行プロジェクト(以下「本プロジェクト」)の公募事業として採択されたという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:58 | 材料でみる株価

MTGは「ハイブリッドトレーニング」に関する研究成果などに注目強まり大きく出直る

■中京大学と研究、国際的な生理学のジャーナル誌に掲載

 MTG<7806>(東証グロース)は12月8日の後場、6%高の1285円(69円高)で始まり、前場に続き2日続伸基調で大きく出直っている。5日付で、中京大学・渡邊航平教授らのグループとのハイブリッドトレーニング(随意運動と電気刺激を同時に行う運動手法)に関する研究成果が、国際的な生理学のオンラインジャーナル誌『European Journal of Applied Physiology』に掲載されたと発表し、次第に注目を強める相場となった。

 発表によると、有酸素運動に電気刺激(ES)を付加し運動強度を高めたトレーニングが、循環・代謝機能に及ぼす影響を調べたところ、中等度の有酸素運動へESを付加することは、自覚的運動強度を上げることなく、循環・代謝機能に対して、高強度運動と類似したトレーニング効果をもたらす可能性が示された。研究成果を今後の企画開発やサービス開発に役立てていく。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:38 | 材料でみる株価

クロップスが一時21%高、KDDIとの資本業務提携、第三者割当(自己株式の処分)を好感

■KDDIは発行株数の20.02%を保有することに

 クロップス<9428>(東証スタンダード)は12月8日、急伸相場となり、一時21%高の1270円(222円高)まで上げる場面を見せて一気に2017年以来の1200円台に進んでいる。7日の17時前にKDDI<9433>(東証プライム)との資本業務提携と、KDDIを引受先とする第三者割当(自己株式の処分)を発表し、期待集中となった。処分期日は2023年1月31日。KDDIは発行済株式数の20.02%を保有(議決権割合は20.32%)することになるとした。

 クロップスはKDDIと2001年4月1日付で代理店業務委託基本契約書を締結し、現在ではau商品を中心とした販売店である「au Style /auショップ」を愛知県、三重県、岐阜県、静岡県、東京都、埼玉県で51店舗、UQ mobile商品を中心とした販売店である「UQスポット」を愛知県、三重県、岐阜県、東京都、埼玉県の17店舗で展開している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:47 | 材料でみる株価

ジェイエスエスが一時ストップ高、「医療、高齢者にも負担増」を受けスイミングスクールで健康寿命を維持の見方

■第2四半期の純利益91%増、業績好調相場が一段高に

 ジェイエスエス<6074>(東証スタンダード)は12月8日、4日続伸基調となって大きく上げ、一時ストップ高の639円(100円高)まで上げて年初来の高値を大きく更新している。スイミングスクールの大手で、「水中バイク(J−パドルバイク)プログラム」や「『姿勢美人』水中ウォーキングプログラム」などによる独自の健康増進コースがあり、第2四半期の純利益は前年同期比91%増加。7日、「医療、高齢者にも負担増、全世代会議の報告書案」(日本経済新聞12月7日朝刊)などと伝えられ、自助努力で健康寿命の維持を求められる時代に需要の伸びる銘柄とけ止められている。

 第2四半期の純利益(2022年4〜9月・累計)は前年同期比91%増となるなど業績好調で、株価は、これを発表した11月中旬から上げピッチを強めている。日経平均が200円安など、全体相場が冴えないこともあり、選別買いが強まったとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:24 | 材料でみる株価

理研計器は8日ぶりに反発、半導体や新型コロナワクチンなどの国産化政策に乗り テクニカル的に調整一巡感

■業績好調で最高益を連続更新する見込み

 理研計器<7734>(東証プライム)は12月8日、反発基調で始まり、取引開始後は4860円(115円高)まで上げて前取引日までの7日続落から出直っている。産業用保安機器、計測機器を手掛け、半導体工場の増設や新型コロナワクチンの国産化などの政策に乗る銘柄。業績は好調。11月28日に戻り高値5370円をつけたあと続落模様だったが、テクニカル的に25日移動平均の水準まで調整が進んできたため、調整一巡感が出てきたと見られている。

 第2四半期連結決算(2022年4〜9月・累計)は営業利益が前年同期比47.4%増加するなど好調で。今3月期の連結営業利益の予想も前期比36.3%増の114.5億円を見込み、最高益を連続更新する見通しとしている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:25 | 材料でみる株価
2022年12月07日

スパイダープラスは再び直近高値を更新、「基本特許」発表以来、上値を追う相場が続く

■「本特許の権利範囲は非常に広く」かなり将来性が高いもよう

 スパイダープラス<4192>(東証グロース)は12月7日、前後場ともジリ高傾向を続け、13時30分に12%高の863円(92円高)まで上げて3日ぶりに直近の高値を更新、その後も11%高前後で強い相場となっている。国交省電子納品に対応した建築図面・現場管理アプリを提供し、11月24日、「基本特許『建物構造図アイコン配置AI』を取得」と発表した翌日から再び上値を指向する相場となっている。

 発表によると、「本特許の権利範囲は非常に広く」、「独占的に『建物構造図を機械学習して、建物構造図の伏図の記号を認識して自動で検査アイコンを配置することができるAI』が提供できるようになる」などとしている。株式市場には様々な職業・立場の人が参加している中で、その道のプロが見ると将来性の大きさがわかる株価材料の一例とされている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:54 | 材料でみる株価

キャンバスは2段上げ相場に入ったとされ一段と強含む、希薄化の懸念を消化、『CBP501』臨床第3相試験の可能な限り早期開始など好感

■一段目と同じ上げ幅になる場合1600円台をイメージの見方

 キャンバス<4575>(東証グロース)は12月7日の後場、一段と強含む相場となり、13時にかけて9%鷹の1315円(114円高)まで上げ、3日ぶりに2019年以来の高値を更新している。11月28日付で、開発中の膵臓がん3次治療を対象とした『CBP501』の臨床第2相試験早期終了と臨床第3相試験の可能な限り早期開始を発表し、以後、一段上値を指向する相場が続いている。週足では2段上げ相場に入ってきたようで、一段目と同クラスの上げ幅になると仮定する場合、1600円台への上げがイメージできるとの見方が出ている。

 その後、12月5日には、「マネジメントブログ更新」として「『企業価値を向上するためのファイナンス』は未だ途上です」と発表したため、新株予約権の発行を予告したのではと受け止める動きがあり、これによる発行株数の希薄化が気にされた様子だが、再び上値を追ってきたため、この懸念は織り込まれたと見られている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:06 | 材料でみる株価