[材料でみる株価]の記事一覧
  (ブログ内の記事検索は右サイドバーの検索窓から)

記事一覧 (12/10)インテージHDは後場一段と強含む、この12月から中間配当を開始、株主優待とダブルで享受できる好機で注目強まる
記事一覧 (12/10)ソニーGが上場来の高値に迫る、ゲームソフト開発体制の強化など伝えられ期待強まる
記事一覧 (12/10)ケンコーマヨネーズが出直り強める、北海道の有名菓子メーカーとコラボ、「地方創生」にも乗る取組として注目集まる
記事一覧 (12/10)スカイマークが続伸基調、年末年始の最大9連休など念頭に注目強まる
記事一覧 (12/10)ピクセルカンパニーズは2日続けて急伸、AI特化型データセンター事業への展開に期待強い
記事一覧 (12/10)日本ペイントHDが出直り強める、新素材開発への期待や円安を好感
記事一覧 (12/10)安川電機が大きく出直る、中国が積極財政などの経済政策を強化する期待
記事一覧 (12/09)IMAGICA GROUPが後場一段と上げる、中山美穂さんに関する報道を受けて連想買いの見方
記事一覧 (12/09)ネオジャパンが後場一段と出直る、高度で専門性の高い生成AIサービス会社との提携を好感、期待強まる
記事一覧 (12/09)建設技術研究所が一段高、防災庁の設置に向けた政府の動きや同業へのTOBなど材料視
記事一覧 (12/09)楽天グループが一段と出直る、12月末の株主優待「1年間無料」を好感
記事一覧 (12/06)放電精密加工が戻り高値に迫る、IHIのエンジン「ブレード」拡大報道を受け連想買い
記事一覧 (12/06)LINEヤフーの株価は堅調、「LINEアルバム」不具合の修正完了と発表し買い安心感が戻る
記事一覧 (12/06)吉野家HDが戻り高値に進む、11月の全店売上高11.6%増加、新業態への進出にも期待
記事一覧 (12/05)宝HDとオエノンHDが高い、日本酒や焼酎、泡盛などの「伝統的酒造り」ユネスコ登録を好感
記事一覧 (12/05)セレスやリミックスポイントなど後場一段高、ビットコインのドル建て相場が初の10万ドル乗せと伝えられ注目強まる
記事一覧 (12/05)True Dataがストップ高、AI販促ソリューションをウエルシアHDが採用、注目集中
記事一覧 (12/05)ユーラシア旅行社が急反発、日本政府の中国人ビザ緩和報道を好感、またもやストップ高
記事一覧 (12/05)アルコニックスは戻り高値に向け出直る、中国が希少金属の対米輸出禁止とされ連想買い波及
記事一覧 (12/05)カイオム・バイオサイエンスは一時22%高、富士フイルム和光純薬と提携、期待広がる
2024年12月10日

インテージHDは後場一段と強含む、この12月から中間配当を開始、株主優待とダブルで享受できる好機で注目強まる

111.jpg

■優待は1単元(100株)以上保有する株主から

 インテージHD(インテージホールディングス)<4326>(東証プライム)は12月10日の後場、一段と強含む相場となり、3%高に迫る1642円(45円高)まで上げている。市場調査の最大手で、今期・2025年6月期から中間配当(12月中間配当)を行うと発表済み。また、株主優待は従来から「毎年12月31日現在の当社株主名簿に記載された、当社株式を1単元(100株)以上保有されている株主」を対象としているため、この12月は中間配当と株主優待を一緒に享受できることになり、注目が高まっている。

 中間配当(12月期末配当)は、8月に発表した第1四半期決算の時点で1株22円50銭の予定。期末配当も同22円50銭の予定とした。

 また、株主優待は、23年度の実績では、100株以上199株以下の株主には『Kids Smile QUOカード500円分』(カード1枚につき50円が、東日本大震災被災地の子どもたちを笑顔にするための活動に寄付される)を贈呈。200株以上399株以下の株主には『Kids Smile QUOカード1000円分』(同)を贈呈。400株以上の株主は、優待品一覧と申込書を送付し、保有株数に応じて2000円相当(400株以上999株以下)、4000円相当(1,000株以上4999株以下)、8000円相当(5000株以上)など、グルメセットやフルーツ、防災セットを選択できる方式となっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:00 | 材料でみる株価

ソニーGが上場来の高値に迫る、ゲームソフト開発体制の強化など伝えられ期待強まる

■世界的運用大手の保有拡大も伝えられ思惑買いも

 ソニーG(ソニーグループ)<6758>(東証プライム)は10月10日、一段高となり、前場3343.0円(137.0円高)まで上げて株式分割を考慮した上場来の高値3390円(2000年3月)に迫り、後場も3329.0円(123.0円高)で始まった。9日にゲーム&ネットワークサービス事業のアナリスト向けスモールミーティングを開催したとされており、ゲームソフト開発体制の強化などを示したもようで、高評価されているようだ。

 また、前週末には、投信などの世界的な運用会社ブラックロック・グループが「5%ルール」報告で保有割合を7.43%から8.53%に増やしたと伝えられ、思惑買いが集まりやすい状況になっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:49 | 材料でみる株価

ケンコーマヨネーズが出直り強める、北海道の有名菓子メーカーとコラボ、「地方創生」にも乗る取組として注目集まる

zai1.jpg

■ダイエットクック白老が株式会社三星とサラダ5品を共同開発

 ケンコーマヨネーズ<2915>(東証プライム)は12月10日、2日続伸基調となり、3%高の2181円(57円高)まで上げた後も堅調に売買されて出直りを強めている。同日午前、北海道地区の生産拠点・株式会社ダイエットクック白老(北海道白老郡白老町、DC白老」)が地元・北海道の製菓企業とコラボし共同開発したハスカップ商品5品を発売と発表、政府の重点政策「地方創生」にも乗る取組として注目材料視されている。

 発表によると、DC白老が株式会社三星(北海道苫小牧市)と、ハスカップドレッシングを添えたサラダ5品を共同開発し、12月1日(日)より三星の各販売店舗で発売を開始した。三星は白老町の隣にある苫小牧市に本社を置き、看板商品で苫小牧を代表する銘菓『よいとまけ』をはじめ、ハスカップを使用した商品を多数製造・販売している菓子メーカー。株式市場関係者からは、DC白老の取組は地域振興も促進するとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:24 | 材料でみる株価

スカイマークが続伸基調、年末年始の最大9連休など念頭に注目強まる

■下期は「冬ダイヤにおける運賃改定」などの寄与にも期待強い

 スカイマーク<9204>(東証グロース)は12月10日、続伸基調となり、午前10時過ぎに602円(20円高)をつけた後も堅調に売買され、約1か月ぶりに600円台を回復している。今年の年末から新年にかけては最大9連休となるため旅行需要が堅調と伝えられており、下期の展開に期待する様子がある。日本航空<9201>(東証プライム)ANAホールディングス<9202>(東証プライム)も高い。

 下期、第3四半期以降は、「冬ダイヤにおける運賃の改定を実施したことに加え、イールドマネジメントの高度化に向けたシステム改善を予定している」(決算説明会・質疑応答要旨より)。マイページの登録者数も順調に増加しているとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:06 | 材料でみる株価

ピクセルカンパニーズは2日続けて急伸、AI特化型データセンター事業への展開に期待強い

■GFAと共同でデータセンター設計・運営ノウハウの高度化など推進

 ピクセルカンパニーズ<2743>(東証スタンダード)は12月10日、2日続けて急伸し、一時20%高の102円(17円高)まで上げて約1か月ぶりに100円台を回復、下値圏から大きく出直っている。6日、GFA<8783>(東証スタンダード)との基本合意契約を発表、AI特化型データセンター事業の構築を目指すとし、期待の強まる相場となっている。

 発表によると、両社の強みを融合させ、AI特化型データセンター事業の展開を加速することを目指す。具体的には、AI特化型データセンター設計・運営ノウハウの高度化、両社独自のネットワーク活用による金融・IT分野における新規顧客基盤の拡大、生成AIやビッグデータ市場の拡大に対応するインフラの共同開発、などを挙げた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:28 | 材料でみる株価

日本ペイントHDが出直り強める、新素材開発への期待や円安を好感

■第3四半期は売上高12.6%増など業績堅調

 日本ペイントHD(日本ペイントホールディングス)<4612>(東証プライム)は12月10日、7%高の1104.0円(74.0円高)で始まった後も一段と強含んで売買され、大きく出直っている。連結利上げ高に占める海外比率が85%を超え、為替の円安が好感されているほか、5日に次世代の塗料材料をはじめ新素材の開発に貢献する期待のある新技術の開発を発表しており、注目材料視されている。

 第3四半期決算(2024年1〜9月・累計、連結)は、中国をはじめとしたNIPSEAの主要市場で販売数量が増加したことや、円安などにより、売上収益は1兆2227億47百万円(前年同期比12.6%増)となり、営業利益は、増収効果や製品値上げの浸透などによる売上総利益率の改善などにより1417億58百万円(同7.7%増)だった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:59 | 材料でみる株価

安川電機が大きく出直る、中国が積極財政などの経済政策を強化する期待

■政治局会議に続き中央経済工作会議が予定され注目強まる

 安川電機<6506>(東証プライム)は12月10日、5%高の4210円(194円高)で始まった後4300円台へと上げ幅を広げ、大きく出直っている。中国景気敏感株のひとつと位置付けられており、中国・新華社の配信に関する報道などを受けて中国政府が積極財政などの経済政策を強化する期待が高まっている。

 日経速報ニュースは10日、「中国国営新華社によれば、中国共産党は9日に開いた中央政治局会議で2025年の経済活動について分析し『より積極的な財政政策と、適度に緩和的な金融政策を実施しなければならない』と指摘した」などと伝えた。中国では、今週中に中央経済工作会議も開かれる見込みとされており、当面の経済政策に期待が強まる可能性が言われている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:29 | 材料でみる株価
2024年12月09日

IMAGICA GROUPが後場一段と上げる、中山美穂さんに関する報道を受けて連想買いの見方

■PBR(株価純資産倍率)0.6倍台のため資本効率を高める方策にも期待

 IMAGICA GROUP(イマジカ・グループ)<6879>(東証プライム)は12月9日の後場、一段と上げ、13時過ぎに8%高の541円(39円高)まで上げて約6週間ぶりに540円を回復し、大きく出直っている。「グループ会社のピクスが中⼼となり、これまで数多くのアーティストのミュージックビデオや⾳楽ライブの映像制作を⼿掛けてきた」(同社ホームページより)ため、中山美穂さんに関する報道を受けて連想買いが流入したとみられている。

 PBR(株価純資産倍率)が0.6倍台のため、資本効率を高める方策などを積極化させる期待の強い銘柄。第2四半期決算では、国内事業が好調だった一方、海外事業は苦戦し、連結では減収減益だったが、株価は底堅いまま横ばいを続けてきた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:26 | 材料でみる株価

ネオジャパンが後場一段と出直る、高度で専門性の高い生成AIサービス会社との提携を好感、期待強まる

111.jpg

■プライベートクラウド環境が必須のユーザー層に生成AIサービスを推進

 ネオジャパン<3921>(東証プライム)は12月9日、再び出直りを強める相場となり、後場は一段と上げて5%高の1953円(94円高)まで上げ、約1週間ぶりに1900円台を回復している。業務効率化、情報共有、ペーパーレス化などの業務課題解決やノーコード業務アプリ作成などのクラウド型グループウエア『desknet’s NEO(デスクネッツ・ネオ)』などを提供し、12月4日、企業データをRAG(検索拡張生成)で取り込むことができる「neoAI Chat」などの高度で専門性の高い生成AIサービスを提供している株式会社neoAI(東京都文京区)との業務提携を発表、翌日から断続的に上値を追う相場になっている。

 ネオジャパンの第2四半期決算(2024年2月〜7月:中間期、連結)は営業利益が前年同期比40.8%増加するなど大幅に拡大し、通期・25年1月期の予想は営業利益を前期比23.8%増とするなど、大幅増で最高を更新する見込みだ。

 今回の業務提携は、ネオジャパンが持つ中小企業を中心とした幅広いユーザー層に対し、より高度な生成AIサービスを低コストに提供すること、また自治体・金融機関などオンプレミス・プライベートクラウド環境での提供が必須となるユーザー層に対して生成AIサービスの提供を推進することという両社の目的が合致し、提携の締結に至った。今後は両社サービスの連携を深めるとともに、共同での提案活動を強化して行くとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:28 | 材料でみる株価

建設技術研究所が一段高、防災庁の設置に向けた政府の動きや同業へのTOBなど材料視

zai1.jpg

■日本工営の持株会社に東京海上HDがTOBを実施中

 建設技術研究所<9621>(東証プライム)は12月9日、一段高となり、午前10時50分にかけて5%高の5310円(270円高)まで上げ、約7か月ぶりの5300円台に進んでいる。日本最初の建設コンサルタント会社で、このところ、防災庁・防災省の設置に向けた政府の動きが買い材料になっている上、11月中旬、同業の日本工営の持株会社ID&Eホールディングス<9161>(東証プライム)東京海上HD(東京海上ホールディングス)<8766>(東証プライム)がTOB(株式公開買付)を発表して以降、建設技研にも思惑買いが流入しているもよう。次第に需給が引き締まり値幅が大きくなりやすくなっているとの指摘が出ている。

 同業のID&Eホールディングスに対する東京海上HDのTOBは、11月20日から2025年1月15日までの予定で実施されている。TOB価格は1株6500円。TOB成立後、ID&Eホールディングスの株式は上場取りやめになる予定とされている。(HC)

■株式投資情報(総合版):記事アクセスランキング
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:12 | 材料でみる株価

楽天グループが一段と出直る、12月末の株主優待「1年間無料」を好感

■「楽天モバイル」の音声+データ(30GB/月)プラン、100株以上で

 楽天グループ<4755>(東証プライム)は12月9日、一段とで直って始まり、取引開始後は6%高の915.3円(52.4円高)まで上げ、3週間ぶりに900円台を回復している。前週末取引日に2024年12月末の株主を対象とした株主優待の内容を発表し、「楽天モバイル」回線の音声+データ(30GB/月)プランを1年間無料で提供するとし、注目されている。優待は100株(1単元)以上を保有する株主が対象。

 発表によると、楽天グループが注力する『楽天モバイル』のサービスについて、株主にも是非サービスを体験いただき、ご理解を深めていただきたいという思いから、昨年に続いて「楽天モバイル」回線の音声+データ(30GB/月)プランの1年間無料提供を決定した。24年12月末日の株主名簿に記載されるためには、権利付最終日(24年は12月26日)の取引終了時までに株式を保有しておく必要がある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:27 | 材料でみる株価
2024年12月06日

放電精密加工が戻り高値に迫る、IHIのエンジン「ブレード」拡大報道を受け連想買い

■三菱重工系だが第2四半期の黒字化など収益力の回復に注目強い

 放電精密加工研究所<6469>(東証スタンダード)は12月6日、次第高となって午前10時30分には10%高の1233円(108円高)前後で売買され、昨5日の取引時間中につけた戻り高値1270円に迫っている。放電加工で幅広い分野の製品を手掛ける中、航空機エンジン部品の「ブレード」も製造しており、「IHI、航空エンジン修理を拡充(中略)世界で機体増加、商機」(日本経済新聞12月6日付朝刊)と伝えられ、連想買いが流入したとみられている。

 放電精密の筆頭株主は三菱重工業<7011>(東証プライム)のため、一部には冷めた見方もあるようだが、10月に発表した第2四半期決算(2024年3〜8月:中間期、連結)は各利益とも前年同期比で黒字化し、2月通期の各利益の予想を増額修正した。全社的なコスト削減策の継続や資材高騰に対する適切な価格改定が寄与するとし、収益力の回復が注目されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:59 | 材料でみる株価

LINEヤフーの株価は堅調、「LINEアルバム」不具合の修正完了と発表し買い安心感が戻る

■他のユーザーの画像が混在したサムネイルが表示されたがすべて正しく表示

 LINEヤフー<4689>(東証プライム)は12月6日、取引開始後に433.6円(6.1円高)まで上げて堅調に売買され、約1か月前につけた戻り高値439.6円に向けて出直っている。『LINEアルバム』で発生した不具合について、5日、「11月30日に不具合の修正が完了し、現在はすべてのアルバムでサムネイル画像が正しく表示されております」と発表、買い安心感が戻る相場になった。

 5日、11月28日に発生したLINEのアルバムにおいてサムネイル画像が正しく表示されない不具合(以下、本不具合)について、11月30日に不具合の修正が完了し、現在はすべてのアルバムでサムネイル画像が正しく表示されているとした。発表によると、本不具合は、LINEのアルバムのサムネイル画像を作成するシステムのアップデート時に、同システムに関するプログラムの不備により発生した。LINEのアルバムでは、画像を長期保存するため、投稿から35日以上経過した画像を圧縮変換して保存しているが、この圧縮したアルバムの画像をサムネイル画像に変換する工程で、処理が集中した際に、画像のデータが混在した状態で変換処理が行われたため、他のユーザーの画像が混在したサムネイルが表示されてしまった。

 他のユーザーのアルバムのサムネイルに、自分のアルバムのサムネイルが表示されたユーザー数は、日本国内で約7万人(海外を含めると約13.5万人)と推定され、自分のアルバムのサムネイルに、他のユーザーのアルバムのサムネイルが表示されたユーザー数は国内で約5.5万人(海外を含めると約11.4万人)と推定されるとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:50 | 材料でみる株価

吉野家HDが戻り高値に進む、11月の全店売上高11.6%増加、新業態への進出にも期待

■カレー専門店、から揚げ専門店が12月中に相次ぎオープン

 吉野家HD(吉野家ホールディングス)<9861>(東証プライム)は12月6日、一段高で始まり、取引開始後は3333.0円(55.0円高)まで上げて約4週間ぶりにもふぉ高値を更新している。11月の月次売上高(吉野家月次推移)が既存店で8.1%増加し、全店は同11.6%増加、注目が再燃している。

 既存店売上高の期初からの累計(2024年3月〜11月)は前年同期間比7.8%増となり、全店ベースでは同じく11.5%増加した。新業態への進出みの期待する様子があり、12月1日に1号店をオープンした『カレー専門店 もう〜とりこ』、12月19日にオープンする『から揚げ専門店 でいから』も注目されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:25 | 材料でみる株価
2024年12月05日

宝HDとオエノンHDが高い、日本酒や焼酎、泡盛などの「伝統的酒造り」ユネスコ登録を好感

■オエノンHDは10月に創立100周年を迎え12月末に記念配当

 宝HD(宝ホールディングス)<2531>(東証プライム)は12月5日、1295.0円(20.5円高)まで上げた後も堅調に売買され、3日前につけた年初来の高値1300.0円に迫っている。「『伝統的酒造り』無形文化遺産に、日本酒や焼酎、泡盛などの技術―ユネスコ」(時事通信12月5日午前6時01分配信)などと伝えられ、関連銘柄として注目が強まっている。焼酎で知られるオエノンHD(オエノンホールディングス)<2533>(東証プライム)も後場寄り後に一段強含んでしっかりとなっている。

 オエノンHDは2024年10月31日に創立100周年を迎え、「創立100周年記念配当」を24年12月期の期末配当に1株当たり2円実施すると発表済み。この12月期末配当は普通配当と合わせ同10円の予定(前期比2円の増配)とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:22 | 材料でみる株価

セレスやリミックスポイントなど後場一段高、ビットコインのドル建て相場が初の10万ドル乗せと伝えられ注目強まる

■米SEC(証券取引委)の次期トップが暗号資産推進派とされ材料視

 セレス<3696>(東証プライム)は12月5日の後場一段高となり、13時を過ぎて13%高の2879円(339円高)まで上げて約2週間ぶりに年初来の高値を更新している。暗号資産販売所「CoinTrade」を運営。仮想通貨(暗号資産)ビットコインのドル建て相場が昼にかけて初めて10万ドルの大台に乗ったと伝えられたことが好感され、2021年以来の高値に進んでいる。

 ビットコインのドル建て相場が日本時間の5日午前、初の1ビットコイン10万ドルに乗ったと伝えられた。米SEC(証券取引委員会)の次期委員長に指名されたポール・アトキンス氏が暗号資産推進派とされ期待材料視されている。暗号資産関連事業を行うリミックスポイント<3825>(東証スタンダード)メタプラネット<3350>(東証スタンダード)なども後場、軒並み一段高となっている。(HC)

■株式投資情報(総合版):記事アクセスランキング
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:33 | 材料でみる株価

True Dataがストップ高、AI販促ソリューションをウエルシアHDが採用、注目集中

■リテールDXサービス、顧客一人ひとりに合わせた1to1マーケティング

 True Data<4416>(東証グロース)は12月5日、一段高で始まった後も急伸し、午前10時過ぎにストップ高の615円(100円高、19%高)まで上げて2023年9月以来の600円台に進んでいる。「6000万人規模の購買データを扱うビッグデータプラットフォーム」(同社HPより)によるサービスを行い、4日、ウエルシアHD(ウエルシアホールディングス)<3141>(東証プライム)にリテールDXサービスが採用されたと発表、注目集中となった。

 True DataのリテールDXサービスは、AI販促ソリューションのひとつで、データ分析やAIを活用した販促から効果検証までを一気通貫で支援し、データ分析から顧客一人ひとりに合わせたクーポン配信まで一気通貫でDXを推進するという。導入の第一弾として、顧客一人ひとりに合わせた1to1マーケティングが実現するAI販促ソリューションが2025年度に導入される予定とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:36 | 材料でみる株価

ユーラシア旅行社が急反発、日本政府の中国人ビザ緩和報道を好感、またもやストップ高

■中国側の日本人向け短期滞在ビザ免除に続き旅行客拡大を期待

 ユーラシア旅行社<9376>(東証スタンダード)は12月5日、急反発となり、取引開始後にストップ高の770円(100円高、15%高)で売買された後そのまま買い気配を続け、2日ぶりに2021年以来の高値を更新している。「中国人ビザの要件緩和へ、政府、往来拡大を後押し」(日本経済新聞12月5日付朝刊)と伝えられ、旅行客の拡大に繋がる期待が強まった。

 株価は、中国が11月30日から日本人の短期滞在ビザを免除すると伝えられたことなどを受けて11月29日から3日連続ストップ高となり急伸していた。昨4日は反落したが、相場ジンクスでいう「初押しは買い」のタイミングに日本政府の措置の報道が重なり、急反発をもたらしたとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:16 | 材料でみる株価

アルコニックスは戻り高値に向け出直る、中国が希少金属の対米輸出禁止とされ連想買い波及

111.jpg

■電子材料やレアメタルの価格への影響などとともに注目強まる

 アルコニックス<3036>(東証プライム)は12月5日、再び上値を指向する相場となり、1480円(13円高)まで上げた後も堅調に売買され、2日前につけた戻り高値1499円に向けて出直っている。商社機能と製造業を融合する非鉄金属の総合企業で、「中国、ガリウムなどの対米輸出禁止、半導体規制に対抗」(日経電子版12月3日夕方)と伝えられたことを受け、電子材料やレアメタルの価格への影響などとともに注目が強まっている。

 先に発表した第2四半期決算(2024年4〜9月:中間期、連結)では、電子機能材事業、アルミ銅事業、装置材料事業、金属加工事業の4セグメント全てが増収となり、金属加工事業を除く3セグメントが増益となった。連結売上高は前年同期比14.2%増加し、営業利益は同14.8%増加。通期予想も営業利益の前期比31.8%増などを全体に継続した。3月期末配当は前回予想の1株29円を同32円の予定に増額した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:52 | 材料でみる株価

カイオム・バイオサイエンスは一時22%高、富士フイルム和光純薬と提携、期待広がる

■抗体作製受託サービスなどを提供し拡販に向け協業

 カイオム・バイオサイエンス<4583>(東証グロース)は12月5日、急反発となり、午前9時40分にかけて22%高の219円(40円高)まで上げる場面を見せ、終値ベースでは4日ぶりに200円台を回復する相場となっている。3日午後、抗体作製受託サービスなどに関し、富士フイルムホールディングス<4901>(東証プライム)グループの富士フイルム和光純薬株式会社(大阪市中央区)との業務提携を発表し、事業拡大に向け期待が強まった。

 発表によると、この提携により、抗体作製受託サービス、抗体親和性成熟受託サービス、上記に付随する受託サービスについて、富士フイルム和光純薬を通じて提供し、日本において拡販するために協業する。近年、カスタム抗体市場は益々拡大傾向にある。この動向を踏まえ、両社のそれぞれの強みを活かし、市場の幅広いニーズに応えていく体制を整えることを目的とする。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:08 | 材料でみる株価