[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (05/31)HEROZが高値に接近、『ChatGPT』による「次世代型コンタクトセンター」プロジェクト始動
記事一覧 (05/31)NJSは株主優待制度の導入が好感され実質的な上場来の高値を更新
記事一覧 (05/31)モバイルファクトリーが急反発、位置情報共有SNS企業の子会社化など好感
記事一覧 (05/31)日野自動車が急伸、三菱ふそうトラック・バスとの経営統合を受け買い気配のまま上値追う
記事一覧 (05/30)ショーケースは後場もストップ高で始まる、公的個人認証機能『ProTechマイナンバーIC認証』買い材料に
記事一覧 (05/30)プログリットは好業績、株式分割など好感され3日ぶりに上場来の高値を更新
記事一覧 (05/30)熊谷組は投資ファンドの動向に思惑強まり2年ぶり3100円台に進む
記事一覧 (05/29)クリアルが上場来の高値を更新、不動産価格上昇を受け1万円から投資できるオンラインマーケットに注目強まる
記事一覧 (05/29)グッドパッチは反発し上値を探る、AI新機能「正式リリースの時期」などに期待強い様子
記事一覧 (05/29)ベクターが再び急伸、商号変更、定款の一部変更、太陽光発電所用地の売却を発表し好感買い先行
記事一覧 (05/29)シンプレクス・ホールディングスは9%高、業績快調で『日経225マイクロ先物』など材料視
記事一覧 (05/29)メドピアは次第に上げて9%高、業績好調でヘルスケアアプリ拡大や提携も好感
記事一覧 (05/29)キヤノンは2018年以来の高値に進む、希少金属使わない有機ELテレビ新素材に注目集まる
記事一覧 (05/29)信越化学は米半導体株指数高や日米共同声明など受け事実上の上場来高値を更新
記事一覧 (05/26)インスペックが高値を更新、「大型受注」後に相場つきが一変し波状的に上値を追う
記事一覧 (05/26)日本マイクロニクスが高値更新、ソニーグループの半導体新工場用地取得や米半導体株指数の大幅高など好感
記事一覧 (05/26)生化学工業が急反発、腰椎椎間板ヘルニア治療剤の相臨床試験で良好な結果
記事一覧 (05/26)エンプラスは一時ストップ高、ベトナム新工場への期待などで2日連続大幅高
記事一覧 (05/26)GDHは17%高、株式分割と定款の変更を好感、直近の下げをほぼ奪回
記事一覧 (05/26)ユーグレナが大きく出直る、経産省が航空燃料の1割を再生品にと伝えられ「サステオ」に期待再燃
2023年05月31日

HEROZが高値に接近、『ChatGPT』による「次世代型コンタクトセンター」プロジェクト始動

■将棋に限らず様々な課題を解決するAIを各産業に提供

 HEROZ<4382>(東証プライム)は5月31日、時間とともに上げ幅を広げる相場となり、午前11時には11%高の1633円(158円高)まで上げ、年初来の高値1636円(2023年3月20日)に迫っている。30日に『ChatGPT』を活用し、人と生成AIを融合した「次世代型コンタクトセンター」プロジェクト始動、と発表し、注目されている。
NTTマーケティングアクトProCX、USEN−NEXT HOLDINGSと展開するとした。

 同社は、将棋AIの開発を通じて蓄積した深層学習を含む機械学習によるAI関連手法を固有のコア技術としている。現在は、将棋に限らず様々な課題を解決するAIを「HEROZ Kishin」として各産業に提供している。このたび、コンタクトセンターにおける「Azure OpenAI Service*1」を使用しカスタマイズされた『ChatGPT*2』を活用した顧客接点の高度化や問い合わせ対応中・対応後の従事者アシスタントによる業務の効率化、業務量予測などのマネジメントの自動化に向けたプロジェクトを始動した。(HC)

■ChatGPT関連銘柄記事一覧(株式投資情報総合版)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:09 | 材料でみる株価

NJSは株主優待制度の導入が好感され実質的な上場来の高値を更新

■毎年6月末、12月末現在で300株以上を保有する株主が対象に

 NJS<2325>(東証プライム)は5月31日、一段高となり、取引開始後に8%高の2518円(178円高)まで上げ、約1週間ぶりに実質的な上場来の高値を更新している。30日の17時に株主優待制度の導入を発表し、好感買いが先行している。毎年6月末日、12月末日現在の3単位(300株)以上を保有する株主を対象に実施するとした。

 優待はポイント進呈方式で、株主は、保有株式数に応じて進呈されたポイントを株主限定の特設ウェブサイト「NJSプレミアム優待倶楽部」にて、お米やブランド牛などのこだわりグルメ、スイーツや飲料類、銘酒、家電製品、選べる体験ギフトなど、5000種類以上の商品からお好みの商品を選ぶ。また、他のプレミアム優待倶楽部導入企業の優待ポイントと合算可能な共通株主優待コイン『WILLsCoin』にも交換もできる。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:07 | 材料でみる株価

モバイルファクトリーが急反発、位置情報共有SNS企業の子会社化など好感

■6期ぶり復配の期待あり子会社化の発表に急反応の様子

 モバイルファクトリー<3912>(東証プライム)は5月31日、急反発の相場となり、午前9時30分にかけて15%高の958円(124円高)まで上げ、約3週間ぶりに900円台を回復している。30日の19時前、位置情報共有SNS『NauNau』やメタバースプラットフォーム『Zoa.space』などを手がけるSuishow株式会社(東京都武蔵野市吉祥寺)のる完全子会社化を発表し、買い材料視されている。

 発表によると、対象会社Suishowは、2021年5月に創業。特に、位置情報を共有できるSNS「NauNau」は、『【Simejiランキング】Z世代が選ぶ!!「トレンド寸前!次世代SNS TOP10」』(2023年1月18日付)で1位を獲得し、多くのユーザーが利用しているという。

 モバイルファクトリーは2018年12月期から配当を見送ってきたが、23年12月期は復配の可能性が期待されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:59 | 材料でみる株価

日野自動車が急伸、三菱ふそうトラック・バスとの経営統合を受け買い気配のまま上値追う

■本日のストップ高は100円高の653円

 日野自動車<7205>(東証プライム)は5月31日、買い気配で始まり、取引開始後10分を経過した午前9時10分現在も買い気配のまま593円(40円高)となっている。30日の15時過ぎに三菱ふそうトラック・バス株式会社との経営統合に係る基本合意を発表し、スケールメリット拡大効果などへの期待が出ている。一連の「エンジン認証に関する不正問題によるダメージを一新する契機になるとの期待もある。本日のストップ高は100円高の653円になる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:13 | 材料でみる株価
2023年05月30日

ショーケースは後場もストップ高で始まる、公的個人認証機能『ProTechマイナンバーIC認証』買い材料に

■マイナンバー、いま何かと世間を騒がせているため注目度高まったとの見方

 ショーケース<3909>(東証スタンダード)は5月30日の後場も買い気配のままストップ高の376円(80円高、27%高)で始まり、午前10時過ぎからストップ高で売買されて急伸商状となっている。同時刻前、「開発不要の公的個人認証サービス機能『ProTech マイナンバーIC認証』を2023年6月下旬にリリース!」と発表し、注目集中となった。マイナンバーは、いま何かと世間を騒がせているため、より注目度が高まったとみられている。

 発表によると、「ProTech マイナンバーIC認証」は、SaaS型のオンライン本人確認/eKYCツール「ProTech ID Checker」が提供する公的個人認証サービス機能。従来までの本人容貌・免許証・ランダム画像等を撮影する犯罪収益移転防止法に準拠した本人確認に加え、マイナンバーカードのICチップを活用した公的個人認証も可能になるという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:40 | 材料でみる株価

プログリットは好業績、株式分割など好感され3日ぶりに上場来の高値を更新

■英語コーチングを行い政府の留学生再拡大政策も追い風

 プログリット<9560>(東証グロース)は5月30日、再び上値を追う相場となり、午前10時30分にかけて9%高の3975円(310円高)まで上げて3日ぶりに上場来の高値を更新している。英語コーチング『プログリット(PROGRIT)』を運営。4月14日に第2四半期決算と通期業績予想の増額修正を発表し、翌日にストップ高となってから上値を追うピッチを強めている。5月17日には6月末を基準日とする株式3分割を発表し、その後も一段高。23日には「TOEFL iBT TESTコースのカリキュラムを全面リニューアル」と発表したことも買い材料視されている。

 カリキュラム全面リニューアルの発表では、政府がコロナ禍で減少した留学生の再拡大に向けて4月に「教育未来創造会議」で第2次提言をとりまとめ、「2033年までに日本人の海外留学生50万人」を目標に掲げたことなどにいち早く対応するとした。今後10年でコロナ前の約2.3倍の留学者数を目指すことになるという。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:50 | 材料でみる株価

熊谷組は投資ファンドの動向に思惑強まり2年ぶり3100円台に進む

■オアシス・インベストメンツ7%超保有が判明、株主提案には反対

 熊谷組<1861>(東証プライム)は5月30日、買い気配から8%高の3140円(231円高)で始まり、約2週間ぶりに年初来の高値を更新し、2021年5月以来の3100円台に進んでいる。29日午後、投資ファンドのオアシス(OASIS INVESTMENTS U MASTER FUND LTD)が7%超を保有したことが大量保有報告書で判明したと複数で伝えられ、思惑が強まっている。

 熊谷組は、さる5月12日に投資ファンドのオアシス(OASIS INVESTMENTS U MASTER FUND LTD)より株主提案を受領したことと、これに反対の姿勢表明することを発表していたが、大量保有報告書の内容により、投資ファンド側の姿勢に変化はないとの見方が広がっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:20 | 材料でみる株価
2023年05月29日

クリアルが上場来の高値を更新、不動産価格上昇を受け1万円から投資できるオンラインマーケットに注目強まる

■3月末時点での運用終了ファンドはすべて元本割れなく償還とのこと

 クリアル<2998>(東証グロース)は5月29日、一時12%高の5140円(535円高)まで上げる場面を見せて2022年4月に上場して以来の高値を2日連続更新し、13時を過ぎても5000円前後で売買されながら強い相場を続けている。、1万円からインターネット上で不動産投資ができる、不動産投資オンラインマーケット「CREAL(クリアル)」を運営し、このところの不動産の値動きとして、マンションの場合「首都圏の1戸あたりの平均価格は7747万円と前年同月から2割以上上がった」(5月23日付の日経産業新聞より)などと伝えられ、「CREAL」への需要増などが期待されている。

 同社ホームページによると、『CREAL(クリアル)』では2023年4月に計4件約21億円のファンドを組成した。3月末時点での累計調達額は275億円を超え、この時点で運用が終了しているファンドについては、すべて元本割れすることなく出資金の償還がなされているとした。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:07 | 材料でみる株価

グッドパッチは反発し上値を探る、AI新機能「正式リリースの時期」などに期待強い様子

■値動きの軽さ言われサイバーエージェントとの提携後などストップ高

 グッドパッチ<7351>(東証グロース)は5月29日の後場、12%高の1016円(107円高)で始まり、年初来の高値1096円(2023年5月19日)に向けて出直りを探る相場となっている。4月14日に米OpenAI社のAI言語モデルを活用した新機能の「Beta版第一弾」を発表し、「正式リリースの時期などを検討」としており、期待の根強い相場との見方が出ている。

 このところは値動きの軽さが言われており、同日の対話型AIによる新機能発表と、続く21日のサイバーエージェント<4751>(東証プライム)との提携発表の各々翌日にストップ高となり、以後、5月19日までジリジリ高値を更新してきた。直近は3日続落の調整を入れたが、25日移動平均の水準で下げ止まる様子のため調整一巡感が強まり買い直されたと見られている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:00 | 材料でみる株価

ベクターが再び急伸、商号変更、定款の一部変更、太陽光発電所用地の売却を発表し好感買い先行

■新社名は6月26日からベクターホールディングスに

 ベクター<2656>(東証スタンダード)は5月29日、再び急伸し、一時19%高の338円(69円高)まで上げて5月25日につけた戻り高値345円に迫っている。26日付で、商号変更および定款一部変更、太陽光発電所用地の売却を発表し、好感されている。新商号は、株式会社ベクターホールディングス(英文名 Vector HOLDINGS Inc.)。変更予定日は2023年6月26日とした。

 定款変更では、新たな事業目的として「再生可能エネルギーシステムの普及促進、導入コンサルティング」「電力需給管理及びこれに附随する業務の請負、代行及びコンサルティング」を追加した。また、太陽光発電所用地の売却は、鳥取県西伯郡の物件で、23年4月4日付で開示した「太陽光発電所用地の取得に関するお知らせ」にて取得した発電所用地。売却先及び売却価格については非公表とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:02 | 材料でみる株価

シンプレクス・ホールディングスは9%高、業績快調で『日経225マイクロ先物』など材料視

■前3月期は中期計画の数値を1年前倒しで達成

 シンプレクス・ホールディングス<4373>(東証プライム)は5月29日、反発相場となり、取引開始後に10%高の2415円(217円高)まで上げた後も9%高前後で売買され、大きく出直っている。金融リテールと保険ソリューションに加え、証券会社のシステム開発も行い、日本取引所グループ<8697>(東証プライム)でこの日『日経225マイクロ先物』『ミニオプション』が上場され取引が始まったことを念頭に注目する動きが出ているようだ。

 業績は好調で、2023年3月期の連結決算は各利益とも最高を更新し、2024年度を最終年度とする中期経営計画の数値目標を1年前倒しで達成した。このため、『225マイクロ先物』など、口実があれば買いが入りやすいとの見方が出ている。

 『日経225マイクロ先物』は、取引単位が『日経225mini』の10分の1(基幹となる日経225先物の100分の1)。また、『ミニオプション』は、現行の日経225オプション(週次設定限月)の10分の1の取引単位で売買できる。東証では、個人投資家の参加拡大を主眼としているようだが、機関投資家にとっても運用する株式のヘッジなどで一段とキメ細かい活用が可能になるため、運用の精度を高める上で活用余地があるとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:39 | 材料でみる株価

メドピアは次第に上げて9%高、業績好調でヘルスケアアプリ拡大や提携も好感

■新規連結会社の寄与により従来の上期偏重の傾向に変化が

 メドピア<6095>(東証プライム)は5月29日、時間とともに強含んで出直り幅を広げ、午前9時30分過ぎには9%高の1182円(93円高)まで上げ、出直りを強めている。ヘルスケアアプリ『Tヘルスケア』が100万ダウンロードを突破と4月18日に発表し、続いて、製薬・医療業界向けのメッセージングプラットフォーム『Shaperon』シリーズの運営などを行う株式会社シャペロン(東京都世田谷区)との提携なども発表しており、期待の強まる相場になっている。

 業績は好調で、第2四半期連結決算(2022年10月〜23年3月・累計)は、この期から新規連結化したMIフォース社の貢献も加わり、売上高は71.29億円(前年同期比1.6倍)となった。MIフォース社の連結化により、従来の上期偏重の傾向が変化し、新サービスなどの拡販により下期の積み上げを計画するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:47 | 材料でみる株価

キヤノンは2018年以来の高値に進む、希少金属使わない有機ELテレビ新素材に注目集まる

■「量子ドット」にリサイクル調達しやすい鉛、材料コスト最大100分の1と

 キヤノン<7751>(東証プライム)は5月29日、一段高で始まり、取引開始後は3547.0円(74円高)まで上げ、2018年以来の高値に進んでいる。円相場が1ドル140円台に入り半年ぶりの円安になっている上、「有機ELテレビに新素材、希少金属使わず脱中国」(日本経済新聞5月27日付朝刊)と伝えられ、注目が強まった。

 報道によると、韓国サムスン電子などが量産化している量子ドットは希少金属の化合物であるリン化インジウムを使うのに対し、キヤノンは都市鉱山のリサイクル原料から調達しやすい鉛を使うという。「材料コストを最大100分の1程度に抑えられる見通し」(同)などと伝えられた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:28 | 材料でみる株価

信越化学は米半導体株指数高や日米共同声明など受け事実上の上場来高値を更新

■半導体関連株は軒並み続伸基調で始まる

 信越化学工業<4063>(東証プライム)は5月29日、一段高で始まり、取引開始後は4%高の4503円(171円高)まで上げ、2日続けて事実上の上場来高値を更新している。半導体用シリコンウエハーの世界的大手で、米国のレモンド商務長官と西村康稔経済産業相が前週末に半導体サプライチェーンの強化などの「経済安保」に関する共同声明を発表したこと、前週末の米半導体株指数SOXが2日続けて6%超の大幅高となったことなどが好感されている。半導体関連株は軒並み続伸基調となっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:15 | 材料でみる株価
2023年05月26日

インスペックが高値を更新、「大型受注」後に相場つきが一変し波状的に上値を追う

■半導体製造関連株で値幅妙味大、さらなる大型受注も

 インスペック<6656>(東証スタンダード)は5月26日、再び一段高となり、12%高の2220円(233円高)まで上げて3日ぶりに年初来の高値を更新し、2021年7月以来の2200円台に進んでいる。半導体製造関連株で、23年4月初に大型受注のお知らせを発表してから相場つきが一変し、波状的に高値を更新している。

 台湾や米国の半導体大手による日本工場の設置、日系大手による新工場などを受け、今後も大型受注が続く可能性があり、株式市場関係者からは、値幅妙味が大きい点などで目の離せない銘柄の一つとの見方も出ている。4月決算銘柄で、決算発表は6月9日を予定する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:04 | 材料でみる株価

日本マイクロニクスが高値更新、ソニーグループの半導体新工場用地取得や米半導体株指数の大幅高など好感

■半導体計測器具の大手で需要増などに期待広がる

 日本マイクロニクス<6871>(東証プライム)は5月26日の後場、一段と上げ幅を広げ、13時にかけて9%高の1810円(152円高)まで上げて年初来の高値を更新し、2022年1月以来の1800円台に進んでいる。半導体製造工程において、ウェーハの電気的特性検査に使用される計測器具「プローブカード」や試験装置「テスタ」などを手がけ、NY株式市場での半導体株指数SOXの大幅高や、ソニーグループ<6758>(東証プライム)が「25日、熊本県で半導体の新工場用地を取得する方針を表明した」(日本経済新聞5月26日付朝刊)ことなどを受けた需要増への期待が買いを招いたと見られている。

 信用取引、貸借取引の残高をみると、このところ売り残が複売れた状態となっており、買い残を上回る規模。この状態で株価が上値を追っているため、買い戻しが広がる可能性が言われている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:41 | 材料でみる株価

生化学工業が急反発、腰椎椎間板ヘルニア治療剤の相臨床試験で良好な結果

■新たな治療選択肢として期待

 生化学工業<4548>(東証プライム)は5月26日、30円高(3.8%高)の814円まで上げて急反発している。同社は本日、腰椎椎間板ヘルニア治療剤であるSI−6603の米国における第3相臨床試験(追加試験)で良好な結果を得たことを発表した。このことを好感して買われている。

 試験では投与後13週での下肢痛軽減において統計学的に有意な改善効果が示され、安全性にも問題は見られなかった。これを受け、SI−6603の早期の承認申請に向けた準備が進められる予定。SI−6603は、椎間板内に直接注射することで腰椎椎間板ヘルニアの症状の改善が期待できる治療剤であり、患者の生活の質向上に貢献する新たな治療選択肢として期待されている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:57 | 材料でみる株価

エンプラスは一時ストップ高、ベトナム新工場への期待などで2日連続大幅高

■PBRもう一段の向上に向けた動きに期待も

 エンプラス<6961>(東証プライム)は5月26日、時間とともに上げ幅を広げ、午前10時にかけて一時ストップ高の5530円(700円高、14%高)まで上げ、2日津dけて大幅高となっている。精密プラスチックメーカーで、24日にベトナム新工場の開設を発表し、25日は「おからを再利用、プラスチックに」(日本経済新聞5月26日付朝刊)と伝えられ、精密プラスチック大手の同社にも連想が働いたとの見方が出ている。

 ベトナム新工場は、世界的な半導体需要の増加に対応する目的で、連結子会社Enplas(Vietnam) Co.,Ltd.がこのほど開設した。Semiconductor(セミコンダクター)事業の生産体制の強化を行う。株価はPBR(株価純資産倍率)1倍前後のため、東証の要請を踏まえると、もう一段の向上に向けた動きが見込めるようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:47 | 材料でみる株価

GDHは17%高、株式分割と定款の変更を好感、直近の下げをほぼ奪回

■定款、新たに「サウナ・温泉浴場施設の経営及び管理」「飲食業」を新設

 gooddaysホールディングス(GDH)<4437>(東証グロース)は5月26日、大きく出直る相場となり、17%高の1250円(180円高)まで上げた後も1200円前後で売買され、約2週間ぶりに1200円台を回復している。25日の15時に株式分割と定款の一部変更を発表し、買いが先行。5月15日の決算発表後の下げをほぼ奪回した。

 株式分割は、6月30日を基準日として1株を2株に分割する。新たな投資家層の流入などが期待される。また、定款には、新たに「サウナ・温泉浴場施設の経営及び管理」「飲食業」を新設し、これに付帯する一切の業務も行うとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:20 | 材料でみる株価

ユーグレナが大きく出直る、経産省が航空燃料の1割を再生品にと伝えられ「サステオ」に期待再燃

■使用済み食用油と微細藻類から抽出された油脂などで実績

 ユーグレナ<2931>(東証プライム)は5月26日、大きく反発して始まり、取引開始後は6%高の908円(51円高)まで上げて約1週間ぶりに900円台を回復している。バイオ燃料の開発製造を手掛け、「航空燃料1割を再生品に、経産省」(日本経済新聞5月26日付朝刊)と伝えられたことなどが好感されている。「2030年から、日本の空港で国際線に給油する燃料の1割を再生航空燃料(SAF)にすることを石油元売りに義務付ける」(同)と伝えられた。信用売り残の多い銘柄のため、値動きによっては売り方が動揺し買い戻しを急ぐ展開も予想されている。

 同社は、2023年1月に「政府専用機に2度目の国産SAF『サステオ』を給油」と発表するなど、航空燃料や公共交通機関の燃料を開発・実用化している。「サステオ」は、原料に使用済みの食用油と微細藻類ユーグレナから抽出されたユーグレナ油脂等を使用し、従来の石油系ジェット燃料と混合した環境負荷の低い燃料。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:42 | 材料でみる株価