[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (11/19)ニチモウが急伸、「軽石の回収に取り組んでいます」と発表し注目集中
記事一覧 (11/18)日本電気硝子が急騰!世界初のオール酸化物全固体ナトリウム(Na)イオン二次電池を開発
記事一覧 (11/18)ウェザーニューズが2日ぶりに上場来の高値を更新、業績好調でドローン配送事業への期待など強い
記事一覧 (11/17)GFAは後場もストップ高に張りつく、「メタバース」における空間プロデュース開始に注目集まる
記事一覧 (11/17)マーケットエンタープライズが後場一段と強含む、新リユースセンター解説など好感され中期成長を展望
記事一覧 (11/17)前田工繊が再び出直る、「軽石」の漂着報道など受け思惑買い再燃の様子
記事一覧 (11/17)メルカリが上場来の高値を更新、みずほ銀行に「メルカリポスト」設置、実証実験を開始
記事一覧 (11/17)インテージHDが上場来の高値に迫る、インティメート・マージャーとの提携など買い材料視
記事一覧 (11/17)トヨタ自動車が6日続伸基調で連日最高値、きょうはNY市場での続伸など好感される
記事一覧 (11/17)東京エレクが初の6万円乗せ、経産省の半導体産業支援策など好感される
記事一覧 (11/16)アイリッジが後場活況高、イオンカード公式アプリ「イオンウォレット」に「FANSHIP」導入
記事一覧 (11/16)パイプドHDに対する公開買付が不成立、ミライサイテキグループによる買付15日で終了
記事一覧 (11/16)アシックスが後場一段と強含む、スマートシューズを用いた医療分野でセルソースほかと共同研究
記事一覧 (11/16)フジッコが急伸、自社株買いと自己株式の消却を好感
記事一覧 (11/16)三菱UFJ・FGは好材料の集中発表に注目集まり出直り強める
記事一覧 (11/16)トヨタ自動車が連日上場来の高値を更新、国内生産の正常化や月次販売好調など材料視
記事一覧 (11/15)トヨタ自動車が実質上場来高値を更新、7ヵ月ぶりの国内通常稼働など好感される
記事一覧 (11/12)日立製が最高値を更新、米1兆ドルインフラ予算や相次ぐ鉄道の大口受注など好感
記事一覧 (11/11)マルマエが後場一段高、政府の半導体工場支援方針など好感される
記事一覧 (11/11)オリックスは高値に迫る、目標株価2700円など引き続き買い材料視
2021年11月19日

ニチモウが急伸、「軽石の回収に取り組んでいます」と発表し注目集中

■小型船にも搭載できる回収装置を沖縄県で実証試験

 ニチモウ<8091>(東1)は11月19日、急伸スタートとなり、取引開始後は10%高の2295円(212円高)まで上げ、今年4月につけた年初来高値を一気に更新している。18日付で、「沖縄県における軽石の回収に取り組んでいます」と発表、「この度、軽石回収装置の試験を行い、効率的に回収できることを確認した」とし、注目集中となった。

 発表によると、回収装置は小型船にも搭載でき、漁港周辺の洋上に漂う軽石の回収も可能。沖縄県の国頭漁業協同組合、「小型エジェクターを用いた中小漁港の砂除去システムの開発研究会」(株)鳥取クリエイティブ研究所、(株)吉田組(兵庫県)、三国屋建設(株)(茨城県)(株)吉谷機械製作所(鳥取県)のチームと回収試験を開始したという。オイルフェンスの前田工繊<7821>(東1)、漁網などの日東製網<3524>(東1)も高い。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:18 | 材料でみる株価
2021年11月18日

日本電気硝子が急騰!世界初のオール酸化物全固体ナトリウム(Na)イオン二次電池を開発

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 日本電気硝子<5214>(東1)は11月18日、開発を進めていた全固体Naイオン二次電池について、新たに結晶化ガラスを用いた負極材の開発を行い、結晶化ガラス正極、固体電解質と一体化したオール酸化物全固体Naイオン二次電池の駆動に世界で初めて成功したと発表。発表を好感して株価は282円高(10.3%高)の3010円まで上げて年初来高値を更新し、226円高(8.28%高)の2954円で引けた。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:06 | 材料でみる株価

ウェザーニューズが2日ぶりに上場来の高値を更新、業績好調でドローン配送事業への期待など強い

■東京都内で初の有人地帯でのドローンフードデリバリー実証実験を20日実施

 ウェザーニューズ<4825>(東1)は11月18日、一段高で始まり、取引開始後は9550円(370円高)まで上げて2日ぶりに上場来の高値を更新している。業績が好調な上、11日に東京都内で初の有人地帯でのドローンによるフードデリバリーの実証実験を発表し、新たな事業への進出などに期待が強まっている。

 東京都内で初めて、ドローンによる有人地帯でのフードデリバリーの実証実験を11月20日にウォーターズ竹芝で実施すると11月11日に発表した。業績は好調で、10月6日に第2四半期と5月通期の連結業績予想の増額修正を発表。5月通期の予想は売上高のみの増額修正だったが、第2四半期の予想を営業・経常利益とも従来予想比3割増としたため、通期の利益予想についても増額の期待が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:21 | 材料でみる株価
2021年11月17日

GFAは後場もストップ高に張りつく、「メタバース」における空間プロデュース開始に注目集まる

■空間プロデュースを想定したプロモーションメニューなど取り扱うと発表

 GFA<8783>(JQS)は11月17日、急伸商状となり、前引け間際にストップ高の155円(40円高)で値がついた後そのまま買い気配に貼りつき、後場は14時にかけても買い気配のまま値つかずの状態を続けている。16日付で、新事業推進室が「メタバース」における空間プロデュースを想定したプロモーションメニューなどの開始を発表し、注目集中となっている。150円台は今年8月2日以来になる。

 16日付で、同社グループの展開する「CLUB CAMELOT」メタバースにおいて、イベント主催者向け及びプロモーションを活用したい企業向けに、空間プロデュースを想定したプロモーションメニューを取り扱うと発表した。「バーチャルスクリーンでのプロモーション」「指定コンテンツのリンク指定」「Eコマースの設定」「アバターコンパニオンの設定」などのメニューを用意したという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:07 | 材料でみる株価

マーケットエンタープライズが後場一段と強含む、新リユースセンター解説など好感され中期成長を展望

■中古農機具ビジネス拡大やEUへの輸出増など見据え10月に新センター

 マーケットエンタープライズ<3135>(東1)は11月17日の後場、一段と強含む相場になり、724円(34円高)まで上げる場面を見せて再び出直っている。12日に発表した第1四半期決算は各利益とも赤字だったが、今期は買取依頼の増加への対応力拡充や農機具分野における新拠点の開設、採用活動の強化などの先行投資で期初から通期予想も赤字を計画しており、発表翌日(15日)の株価の反応は3円安にとどまった。2024年6月期を最終年度とする中期計画では到達年度の業績目標を売上高200億円、営業利益12億円としており、これらを展望する買いが下値に手厚いとの見方が出ている。

 21年10月1日、茨城県に新たな拠点として「北関東リユースセンター(茨城県結城市)を開設した。中古農機具ビジネスの成長加速に向け、新規就農者支援強化やEUへの輸出などに対応する。この拠点開設により、全国にあるグループのリユースセンターは12拠点になり、関東エリアのリユースセンターは5つとなった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:45 | 材料でみる株価

前田工繊が再び出直る、「軽石」の漂着報道など受け思惑買い再燃の様子

■17日は東京都がオイルフェンスなど対策を準備と伝えられる

 前田工繊<7821>(東1)は11月17日、再び出直りを強め、3650円(70円高)まで上げて年初来の高値3770円(2021年8月2日)に向けて上値を指向している。オイルフェンスを手掛け、沖縄県などの港湾に「軽石」が大量に押し寄せたこと、このところ伊豆諸島でも目撃されていることなどが注目材料視され、思惑買い再燃の様子となっている。17日は、「東京都がオイルフェンスなど対策を準備」(NHKニュースWEB11月17日6時06分)と伝えられ、改めて注目する姿勢がある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:34 | 材料でみる株価

メルカリが上場来の高値を更新、みずほ銀行に「メルカリポスト」設置、実証実験を開始

■生活動線として日常的に利便性のあるみずほ銀のATMコーナーを利用

 メルカリ<4385>(東マ)は11月17日、時間とともに強含む相場となり、午前10時40分にかけて7180円(280円高)まで上げ、約2週間ぶりに上場来の高値を更新している。同日朝、みずほフィナンシャルグループ(みずほFG)<8411>(東1)のみずほ銀行とともに「みずほ銀行のオフラインチャネルを活用した「メルカリポスト」の設置と顧客体験の拡大等に関する連携開始について」を発表。買い材料視されている。

 発表によると、協業の第一弾として、11月19日(予定)より、みずほ銀行のATMコーナー(みずほ銀行の本店が入るビルの商店街にあるOOTEMORI第一出張所(東京都千代田区)にフリマアプリ「メルカリ」で販売した商品を発送することができる無人投函ボックス「メルカリポスト」を設置する実証実験を開始する。今後、生活動線として日常的に利便性のあるみずほ銀行のATMコーナーに「メルカリポスト」を設置し、生活に役立つサービスの提供を通じて、両社の顧客利便性を高めていく。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:49 | 材料でみる株価

インテージHDが上場来の高値に迫る、インティメート・マージャーとの提携など買い材料視

■第1四半期は81%増益、調整一巡し出直り強める

 インテージホールディングス(インテージHD)<4326>(東1)は11月17日、続伸基調となり、取引開始後に6%高の2030円(117円高)まで上げたあとも強い相場を続け、株式分割を調整した上場来の高値2113円(2021年11月8日)に向けて出直りを強めている。11月5日に発表した第1四半期決算(21年7〜9月)が連結経常利益81%増加するなど大幅増益だったほか、12日にはインティメート・マージャー<7072>(東マ)との資本提携を発表し、買い材料視されている。

 グループ会社インテージとインティメート・マージャーが10月に業務提携し、これを強固にすることを目的として、インテージHDがインティメート・マージャーと資本提携する。両社のソリューションを融合することで、ポストCookie時代のデジタルマーケティング領域やデータテクノロジー領域において、顧客のデータ活用促進に寄与する共同サービスの開発を目指す。

 株価は20年3月を起点として新たな上昇基調を見せており、直近の調整は25日移動平均の水準を下値として出直り、移動平均に支えられる形で持ち直してきたため、上昇基調に変化はないとみられている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:21 | 材料でみる株価

トヨタ自動車が6日続伸基調で連日最高値、きょうはNY市場での続伸など好感される

■12月の国内生産体制は7ヵ月ぶりに全工場で通常稼働に

 トヨタ自動車<7203>(東1)は11月17日、6日続伸基調の一段高で始まり、取引開始後は2188.0円(46.5円高)まで上げ、小幅だが3日続けて株式分割など調整後の上場来高値を更新している。米国16日のNY株式市場で続伸し、引き続き、12月の国内生産体制が5月以来、7ヵ月ぶりに国内全14工場28ラインで通常稼働になると前週末に発表したことなどが好感されている。第2四半期決算を受け、11月初旬には同社株の目標株価を野村證券が2750円に引き上げたと伝えられた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:35 | 材料でみる株価

東京エレクが初の6万円乗せ、経産省の半導体産業支援策など好感される

■日経平均への影響度が強く相場の局面によっては海外資金も加勢

 東京エレクトロン<8035>(東1)は11月17日、一段高で始まり、取引開始後は6万380円(1380円高)まで上げて上場来初の6万円台に乗っている。業績が好調な上、NY株式市場で半導体関連株が強く、16日に経産省が半導体産業に支援パッケージを示したと伝えられ、さらなる追い風の期待が出ている。

 16日、「半導体企業、売上高3倍に、経産省が政策案、国内工場に補助金へ法整備」(日本経済新聞11月16日付朝刊)と伝えられ、半導体関連株に対する注目が強まった。また、同社株は日経平均(225種)構成銘柄の中で影響度の強い銘柄のひとつで、相場の局面によっては海外勢の日本株ファンドなどからの注目も強まる可能性があるとされている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:20 | 材料でみる株価
2021年11月16日

アイリッジが後場活況高、イオンカード公式アプリ「イオンウォレット」に「FANSHIP」導入

■ファン育成プラットフォーム「FANSHIP」全国50以上の金融機関に導入実績

 アイリッジ<3917>(東マ)は11月16日の後場一段と強含み、一時12%高の852円(90円高)まで上げて活況高となっている。同日付で、アイリッジのファン育成プラットフォーム「FANSHIP」がイオン<8267>(東1)グループのイオンクレジットサービス株式会社が運営するイオンカード公式アプリ「イオンウォレット」に11月から導入、と発表しており、注目が集まっている。

 「FANSHIP」は、メガバンクをはじめとする全国50以上の金融機関の導入実績に加え、非接触決済ニーズの高まりを受けコンビニや商業施設の独自決済アプリでの導入実績も増えている。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:00 | 材料でみる株価

パイプドHDに対する公開買付が不成立、ミライサイテキグループによる買付15日で終了

■当社グループの経営方針全般について再検討することに

 パイプドHD<3919>(東1)は11月16日の14時過ぎ、同社株式に対する株式会社ミライサイテキグループ(東京都港区虎ノ門)による公開買付けが不成立になったと発表した。買付への応募株数が買付予定数の下限に達しなかったとした。これを受け、同社は、「今後の当社グループの経営方針全般について再検討することとなります」(発表リリースより)とした。

 (株)ミライサイテキグループ(公開買付者)は、2021年10月1日から11月15日までの日程で、パイプドHDの普通株式、および第3回新株予約権に対する公開買付けを行っていた。パイプドHDの株価は朝から軟調に推移しており、14時過ぎからは一段と軟化している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:37 | 材料でみる株価

アシックスが後場一段と強含む、スマートシューズを用いた医療分野でセルソースほかと共同研究

■まずは「変形性膝関節症」改善に向け歩容(歩行の特徴)を定量化

 アシックス<7936>(東1)は11月16日の後場、一段と強含んで2923円(80円高)まで上げ、反発幅を広げて出直っている。先に発表した第3四半期決算が大幅増益だった上、16日付で、スマートシューズ開発の株式会社ORPHE(東京都渋谷区)、再生医療関連事業のセルソース<4880>(東マ)と3社協働でスマートシューズを用いた医療分野での共同研究を開始すると発表し、注目されている。

 発表によると、まずは、潜在的患者数が多い「変形性膝関節症」の改善に向け、治療を行う患者の歩容(歩行の特徴)を定量化することを目的とした共同研究を実施する。患者に使用するシューズは、アシックスとORPHEが共同開発したランニングスマートシューズ「EVORIDE ORPHE(エボライドオルフェ)」をベースとして新たに開発するもので、履いて歩くだけで患者のストライドやピッチ、接地の角度や着地衝撃などを計測することができるという。将来的には医療機関と連携し、患者の歩容データから運動機能に障害が現れる兆候を予測するなど、予防医療の分野につなげることも視野に入れているとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:25 | 材料でみる株価

フジッコが急伸、自社株買いと自己株式の消却を好感

■消却は発行株数の14%の494万株、株主還元の充実、資本効率の向上はかる

 フジッコ<2908>(東1)は11月16日、一時6%高の2000円(119円高)まで急伸し、今年3月30日以来の2000円台回復となった。15日の16時、自己株式の取得(自社株買い)と自己株式の消却を発表し、好感買いが先行、午前11時にかけても1980円前後で推移している。

 自社株買いは、取得株数150万株(自己株式を除く発行済株式総数の9.98%)、取得総額30億円を上限として、2021年11月16日から22年11月15日まで実施する。また、自己株式の消却は、494万0762株(自己株式を含む消却前の発行済株式総数の14.12%)を21年11月30日付で実施する。株主還元の充実、資本効率の向上をはかる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:03 | 材料でみる株価

三菱UFJ・FGは好材料の集中発表に注目集まり出直り強める

■業績予想の増額、増配、自社株買い、消却、「メガバンクには珍らしい」

 三菱UFJフィナンシャル・グループ(三菱UFJ・FG)<8306>(東1)は11月16日、出直りを強める相場となり、取引開始後に655.8円(10.6円高)まで上げた後も653円前後で強含んでいる。15日の16時30分に第2四半期決算と通期純利益目標の増額修正、3月期末配当の増配、自己株式の取得(自社株買い)、および消却を発表し、注目が集まった。「買い材料をこれだけ集中して出すのはメガバンクには珍らしい」(市場関係者)との受け止め方が出ている。

 第2四半期連結決算(2021年4〜9月・累計)の営業利益は前年同期比67.0%増加し、中間純利益は同95.0%増加した。これを受け、3月通期の当期純利益の目標を従来予想比23.5%引き上げ1兆500億円(前期比35.1%増)に増額修正した。3月期末配当は従来予想を1株につき1円増の14円50銭の予定(前年同期比2円の増配)とした。

 また、取得株式総数300百万株(自己株式を除く発行済株式総数の2.33%)、取得総額1500億円を上限とする自社株買いを21年11月16日から22年3月31日まで実施する。さらに、21年11月30日付(予定)で300百万株(消却前の発行済株式総数に対する割合2.20%)を消却するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:10 | 材料でみる株価

トヨタ自動車が連日上場来の高値を更新、国内生産の正常化や月次販売好調など材料視

■12月の国内生産体制7ヵ月ぶりに全14工場28ラインで通常稼働に

 トヨタ自動車<7203>(東1)は11月16日、続伸一段高で始まり、取引開始後は2135.0円(33.0円高)まで上げ、小幅だが2日続けて株式分割など調整後の上場来高値を更新している。引き続き、12月の国内生産体制が5月以来、7ヵ月ぶりに国内全14工場28ラインで通常稼働になると前週末に発表したことなどが好感されているほか、15日に発表された10月の車名別新車販売台数(日本自動車販売協会連合会)で同社の「ヤリス」が4ヵ月連続首位になったことなどが買い材料視されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:40 | 材料でみる株価
2021年11月15日

トヨタ自動車が実質上場来高値を更新、7ヵ月ぶりの国内通常稼働など好感される

■クリーン燃料エンジンへの取組にも期待と注目続く

 トヨタ自動車<7203>(東1)は11月15日、続伸基調で始まり、取引開始後は2115.0円(36.5円高)まで上げ、11月4日以来の2100円台に進み、株式分割など調整後の上場来高値を更新している。12日の午前11時に「12月の生産計画について」を発表し、7ヵ月ぶりに国内全14工場28ラインで通常稼働になるとしたことや、前週末のNY株が主要指数とも一斉高となったこと、1ドル114円台への円安再燃、などが好感されている。

 また、水素燃料エンジンの実用化にも取り組むなど、脱・炭素時代に向けてクリーンな燃料で在来型のエンジン技術を活用する取組も進めており、EV(電気自動車)だけではない展開に期待する様子もある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:38 | 材料でみる株価
2021年11月12日

日立製が最高値を更新、米1兆ドルインフラ予算や相次ぐ鉄道の大口受注など好感

■業績は好調で第2四半期は上期としての最高益を更新

 日立製作所<6501>(東1)は11月12日、一段高で始まり、取引開始後は7267円(158円高)まで上げて2日ぶりに上場来の高値を更新している。このところ、スペインの鉄道会社から980億円、イタリアの鉄道会社から597億円の受注を発表し、11日は東武鉄道<9001>(東1)からの特急車両の受注を発表など、鉄道関連の動きが買い材料視されているが、株高のベースには好業績と米国の1兆ドル(114兆円)規模の大規模インフラ投資法案による恩恵への期待があるとみられている。    

 米国の1兆ドル(114兆円)規模の大規模インフラ投資法案は、バイデン大統領が15日にも署名する段階に到達したと伝えられた。日立製の第2四半期連結決算(2021年4〜9月、IFRS)は、売上高が前年同期比28.5%増加し、営業利益屋純利益が上期としての最高を更新した。

 第2四半期の連結決算(国際会計基準)は金融やインフラ向けシステムがけん引し、純利益は前年同期比29%増の3224億円と、会計基準を変更した16年以降で同期間として過去最高だった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:20 | 材料でみる株価
2021年11月11日

マルマエが後場一段高、政府の半導体工場支援方針など好感される

■月次受注動向は高水準が続き業績好調

 マルマエ<6264>(東1)は11月11日の後場一段とジリ高基調を強め、13時にかけて12%高の2059円(281円高)まで上げて今年6月以来の2500円台に進んでいる。半導体製造装置向け高精度部品の開発・製造などを行い、業績は好調。11日は、「政府は国内にある半導体工場の刷新などを支援する新たな補助金をつくる」(日本経済新聞11月11日付朝刊)と伝えられたことなどが買い材料視されている。

 また、昨日は、「経済産業省では来週から有識者を集めた会議を開催し、半導体産業の強化に向けた政策の在り方について集中的に議論を進めていく方針」(NHKニュースWEB11月10日13時33分)と伝えられた。マルマエの月次受注動向は高水準を続けており、10月中旬に発表した9月の月次動向「2021年9月末の受注残高」は対前年同月比で153.7%増(2.53倍)の2000百万円となった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:08 | 材料でみる株価

オリックスは高値に迫る、目標株価2700円など引き続き買い材料視

■中国恒大集団の創業者が自宅を同社の抵当にとの報道も刺激の見方

 オリックス<8591>(東1)は11月11日、2334.0円(60円高)まで上げた後も堅調に推移し、11月2日につけた高値2368.5円に迫っている。業績が好調な上、香港メディアの報道として、このところ債務不履行の懸念が言われている中国の不動産大手・恒大集団の創業者が「香港の自宅をオリックスの抵当に入れたことが10日、分かった」(日本経済新聞11月11日付朝刊)と伝えられ、海外展開が改めて注目されたとの見方が出ている。

 第2四半期連結決算(2021年4〜9月・累計、米国基準)は営業利益が前年同期比74%増加し、当社株主に帰属する四半期純利益は同56%増加した。三菱UFJモルガンスタンレー証券は8日付で目標株価を2100円から2700円に引き上げたと伝えられた。また、プロ野球で25年ぶりにリーグ優勝し、10日開始のクライマックスシリーズ・ファイナルステージ(6戦)で先勝したこともファン投資家の投資心理を強めたとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:17 | 材料でみる株価