[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (11/11)アマテイは東証全銘柄の値上がり率トップ、「時価総額」の基準充足をめざすと発表し期待集中
記事一覧 (11/11)日本通信がストップ高まで3円に迫る、スマホ搭載で初の電子証明認定に注目集中
記事一覧 (11/11)青森銀とみち銀が高い、経営統合「明日開催の取締役会に付議する予定」で注目集まる
記事一覧 (11/10)アンジェスが高い、昼、新型コロナワクチン高用量製剤での第1/2相臨床試験接種を完了と発表
記事一覧 (11/10)日華化学は特許洗浄剤の発明協会・会長賞など好感され出直り強める
記事一覧 (11/09)フライトHDは4日続伸後も底堅い、経済対策と合わせマイナンバーカード対応システムに注目集まる
記事一覧 (11/09)トレジャー・ファクトリーが後場一段高、月次売上高好調、火曜ドラマ「婚姻届に判を捺しただけですが」の効果も
記事一覧 (11/09)アンジェスが朝安のあと急反発、米・加から巨額の助成金、新株予約権で需給悪化をともなう資金調達に頼る必要性が後退
記事一覧 (11/08)CYBERDYNEが後場一段高、米リハビリ医療機関の子会社化など好感される
記事一覧 (11/08)カナモトは再び出直る、第3四半期10%増益など業績堅調で景気対策に関する期待も
記事一覧 (11/08)CRI・ミドルウェアが反発幅拡大、「メタバース」関連技術として唇の動きをリアルにする「リップシンク」に注目集まる
記事一覧 (11/08)アスタリスクが上場来の高値、今月下旬の株式4分割を発表しスピード感など好感される
記事一覧 (11/08)エイチ・アイ・エスなど旅行関連株が一斉高、経済対策に「GoToトラベル」と伝えられ関心再燃
記事一覧 (11/05)ロボペイが再び上値を指向、「請求管理ロボ」63%増加などに注目集まる
記事一覧 (11/05)インフォコムは天敵の「違法漫画サイト突如閉鎖」など好感され下値圏から持ち直す
記事一覧 (11/05)アルフレッサHDは出直り強める、業績予想は下方修正だが大規模な自社株買いなど好感
記事一覧 (11/04)太洋物産は後場もストップ高続く、輸入鶏肉に強く『RCEP』に好反応の見方
記事一覧 (11/04)タカトリが反発し一段高、パワー半導体向けSiC加工装置の大口受注に注目集まる
記事一覧 (11/04)デンカはがん治療用新製剤の供給開始と好業績など好感され再び出直る
記事一覧 (11/02)多摩川HDは連日出直る、「電波と光の中間の周波数帯」開発事業にユニット納入
2021年11月11日

アマテイは東証全銘柄の値上がり率トップ、「時価総額」の基準充足をめざすと発表し期待集中

■昨10日は午後に中期計画などを発表、期待材料の連打を好感

 アマテイ<5952>(東2)は11月11日、大幅高で2日続伸となり、午前10時過ぎには31%高の204円(49円高)まで上げ、東証全銘柄の値上がり率トップに躍り出ている。朝9時30分、東証の新市場区分「スタンダード」上場維持基準のうち「流通株式時価総額」の基準充足をめざすことと計画書の提出を発表、期待集中となった。昨10日は午後に第2四半期決算と中期計画を発表し、株価は発表直後から急動意となっていた。

 発表によると、東証が2022年4月に実施する新市場区分(上場市場の再編)に向け、7月9日付で受領した一次判定結果、および10月20日付で受領した二次判定結果では、「スタンダード市場」上場基準のうち「流通株式時価総額」についてのみ基準を充たしていない旨の通知を受けた。今後、持続的な成長に資する施策を迅速・果断に推進することにより、スタンダード市場上場維持基準への適合を目指す。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:31 | 材料でみる株価

日本通信がストップ高まで3円に迫る、スマホ搭載で初の電子証明認定に注目集中

■6年続く上値バリアに差しかかり一進一退だが、その分、抜けば大相場の見方も

 日本通信<9424>(東1)は11月11日、急伸して始まり、取引開始後は37%高の284円(77円高)まで上げ、ストップ高まで3円に迫っている。10日午後、「電子署名法に基づく認定を取得」と発表し、認定を受けたサービスはこれまでに9件ある中で、スマートフォンに搭載する電子証明書は当社が初めてとしたため一段と注目される恰好になった。

 子会社myFinTech株式会社が、スマートフォン(iPhone及びAndroid)に秘密鍵及び電子証明書を搭載する「my電子証明書」サービスについて、10日付で電子署名法第4条が定める特定認証業務の認定を受けた。電子署名法に基づく認定を受けたサービスは、これまでに9件ありますが、スマートフォンに搭載する電子証明書は、myFinTechの「my電子証明書」が初めてになるとした。

 株価は年初来の高値294円(2021年3月)に急接近し、ストップ高目前で一進一退となっている。2016年以降、何度も290円台で上げ止まり、横ばい相場が続いてきただけに、290円台を上抜くにはエネルギーが必要との見方があるが、その分、この上値バリア抜けば一気に上値を追う可能性があるようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:58 | 材料でみる株価

青森銀とみち銀が高い、経営統合「明日開催の取締役会に付議する予定」で注目集まる

■地銀株に注目強まる可能性

 青森銀行<8342>(東1)は11月11日、小安く始まった後切り返し、1950円(6円高)まで上げて反発基調となっている。みちのく銀行<8350>(東1)との経営統合新社名の観測報道が伝えられ、両行は11日朝、「一部報道について」を発表、「具体的な内容については、明日開催の取締役会に付議する予定であり、決定しましたら速やかに開示」するとし、注目を集めている。みち銀も881円(8円高)まで上げて反発している。

 同日付の日本経済新聞が、「青森銀・みちのく銀、統合新会社名は『プロクレアHD』」などと伝えた。両行の統合観測はすでに伝えられていたため、株価の反応は静かだが、今後、地域金融機関の経営統合が加速する可能性があり、地銀株に注目が強まる可能性が言われている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:18 | 材料でみる株価
2021年11月10日

アンジェスが高い、昼、新型コロナワクチン高用量製剤での第1/2相臨床試験接種を完了と発表

■8日の急落相場から一転し2日続伸基調に

 アンジェス<4563>(東マ)は11月10日の正午、国産の新型コロナワクチンとして開発中の「新型コロナウイルスDNAワクチン」について、高用量製剤での第1/2相臨床試験接種を完了と発表した。後場の株価は7%高の447円(29円高)で始まり、8日の急落相場から一転し2日続伸基調となっている。

 発表によると、このワクチン開発は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)のワクチン開発推進事業「新型コロナウイルス(COVID−19)を標的としたDNAワクチン臨床開発」の支援を受けた事業で、高用量製剤での第1/2相臨床試験について、目標症例数である400症例の接種を完了した。

 このところの株価は急落・急反発となっており、11月5日にDNAワクチン製剤の臨床試験について、一部項目で期待する効果を得られなかったと発表したことを受けて週明け8日にストップ安。翌9日は、カナダのバイオ医薬品企業と共同開発中の新型コロナ治療薬について米国防総省とカナダ政府の開発プロジェクトから各々追加の助成金を得たと朝発表し、急反発となっていた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:14 | 材料でみる株価

日華化学は特許洗浄剤の発明協会・会長賞など好感され出直り強める

■第3四半期は化学品、化粧品とも好調で営業利益2.6倍

 日華化学<4463>(東1・名1)は11月10日、次第に強含む相場となり、午前10時50分にかけて897円(16円高、東証の値段)まで上げて出直りを強めている。9日、同社の「常温洗浄型硬質表面用洗浄剤」(特許第6576653号)が発明協会・会長賞を受賞と発表し、改めて注目されている。

 発表によると、受賞した製品は、金属部品の加工で必要となる洗浄剤。従来は、洗浄機能の高い高温で使用する洗浄剤が主流だったが、環境意識の高まりから、電力量、CO2排出量削減等に効果のある低温で洗浄できる洗浄剤が求められ、新たな洗浄剤の開発に着手。高い洗浄性能、汚れの再付着防止、水切り等に優れた特長を持つ洗浄剤を開発し、改良を重ねながらユーザーの使用電力量を35%削減する等の画期的な製品設計で高い評価を得ているという。

 第3四半期決算(2021年1〜9月・累計)は化学品事業、化粧品事業ともに好調で、連結営業利益が前年同期の2.6倍の21.77億円となった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:33 | 材料でみる株価
2021年11月09日

フライトHDは4日続伸後も底堅い、経済対策と合わせマイナンバーカード対応システムに注目集まる

■先の選挙ではマイナカードに1人当たり3万円相当のポイント付与の公約も

 フライトホールディングス(フライトHD)<3753>(東2)は11月9日、545円(4円高)まで上げた後一服模様となっているが、8日までの4日続伸に続き出直り継続相場となっている。マイナンバーカードの読み取りに対応した新次世代型マルチ決済装置「Incredist Premium2」の上市を2021年1月に発表しており、11月中にも固まる新型コロナ後の経済対策でマイナンバーカードの活用者に『マイナポイント』(1人当たり3万円相当)が盛り込まれる可能性があるため、需要拡大要因として株価材料視されている。

 新型コロナ後の経済対策については、原案に、「マイナンバーカードの普及に向けてマイナポイントを付与する事業の第2弾を行うと明記」「公明党はマイナカードに1人当たり3万円相当のポイントを付けることを衆院選で公約」(日本経済新聞11月6日付朝刊より)などと伝えられた。

 「マイナポイント」(1人当たり3万円相当)について、株式市場関係者の中には、自民党と公明党の折衝の過程で、18歳以下の子どもに1人一律10万円の支給を実現するためにマイナポイント1人3万円相当は引っ込められる可能性がある、といった予想があるものの、マイナンバーカードの普及をめざす政策に変化はないと期待が持たれている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:51 | 材料でみる株価

トレジャー・ファクトリーが後場一段高、月次売上高好調、火曜ドラマ「婚姻届に判を捺しただけですが」の効果も

■10月の全店売上高は前年同月比6.8%増加

 トレジャー・ファクトリー<3093>(東1)は11月9日の後場、一段高で始まり、後場寄り後に8%高の1093円(82円高)まで上げ、年初来の高値1195円(2021年5月10日)に向けて出直りを強めている。8日15時に10月の月次動向「月次売上概況(単体)」を発表し、全店・既存店とも2ヵ月連続増加したことなどが好感されている。

 10月は店舗数が3店舗増加し、全店売上高は前年同月比6.8%増加した。8月までの上期は前年同期間比16.2%増加しており、さらに2ヵ月連続の増加となった。また、既存店の10月売上高はは同0.2%増加した。やはり上期は11.3%増加しており、これに続けて2ヵ月連続増加した。

 株価は10月中旬から再び連騰基調となって出直りを強めている。10月中旬は、TBS系火曜ドラマ「婚姻届に判を捺しただけですが」(毎週火曜日夜放送、清野菜名さん・坂口健太郎さん主演)の第1話(10月19日放送)にトレファクが撮影協力し、出張買取サービスが劇中で登場した。こうした訴求効果も買い材料として要注目との見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:09 | 材料でみる株価

アンジェスが朝安のあと急反発、米・加から巨額の助成金、新株予約権で需給悪化をともなう資金調達に頼る必要性が後退

■新型コロナ薬の開発に弾みつく期待

 アンジェス<4563>(東マ)は11月9日、取引開始後の358円(49円安)から急速に切り返し、取引開始から1時間50分になる午前10時50分に425円(18円高)をつけた。9日朝、カナダのバイオ医薬品企業Vasomune Therapeutics社(Vasomune社)と共同開発を進めるCOVID−19(新型コロナウイルス)治療薬AV−001に対し、米国防総省より追加で640万米ドルの助成金とカナダ政府の開発プログラムNRC IRAPより280万加ドルの助成金を獲得したと発表。がぜん、買い材料視されている。

 11月5日、日本国内で開発中の新型コロナDNAワクチン製剤の臨床試験について、一部項目で期待する効果を得られなかったと発表。株価は週明け8日にストップ安となっていた。9日の急反発については、まだ懐疑的な見方があるものの、一方では、巨額の助成金を相次いで確保したことにより、たとえば新株予約権の発行によって株式需給を悪化させるタイプの資金調達に頼る必要が当面なくなったと好感する見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:13 | 材料でみる株価
2021年11月08日

CYBERDYNEが後場一段高、米リハビリ医療機関の子会社化など好感される

■ロボットスーツ「HAL」を活用したサイバニクス治療法の普及をスピードアップ

 CYBERDYNE(サイバーダイン)<7779>(東マ)は11月8日の後場、一段と強含み、取引開始後に6%高の421円(25円高)まで上げる場面を見せて出直りを強めている。前引け後、「米国リハビリ医療機関RISE社の買収(子会社化)について」を発表し、買い材料視されている。

 午前11時30分、米国100%子会社のCYBERDYNE USA Inc.を通じて、米国カリフォルニア州に16カ所の外来リハビリテーション拠点を有するRISE Physical Therapy,Inc.(以下、「RISE社」)を買収して子会社化すると発表した。ロボットスーツ「HAL」を活用したサイバニクス治療法が新たに加わり、世界最大の米国市場でロボットスーツ「HAL」を活用したサイバニクス治療の普及のスピードアップを図るとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:49 | 材料でみる株価

カナモトは再び出直る、第3四半期10%増益など業績堅調で景気対策に関する期待も

■今期はコロナ禍にあってもインフラ関連投資や防災関連工事などで好調

 カナモト<9678>(東1)は11月8日、2473円(14円高)まで上げた後も堅調に推移し、再び出直る相場になっている。建機レンタルの大手で、政府の景気対策が11月19日をメドに策定されると伝えられて期待が強いほか、民間設備投資の一部持ち直しの動きなども言われて注目が強まっている。

 9月初旬に発表した第3四半期の連結決算(2020年11月〜21年7月・累計)は、コロナ禍にあってもインフラ関連の公共投資や災害復旧工事、防災関連工事などの堅調推移により、売上高は1414億55百万円(前年同期比6.4%増)となり、経常利益は115億48百万円(同10.4%増)となった。通期の決算発表は12月中旬の予定で、決算発表に向けて期待相場が盛り上がりやすくなる上、景気対策に関する期待が重なってくる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:39 | 材料でみる株価

CRI・ミドルウェアが反発幅拡大、「メタバース」関連技術として唇の動きをリアルにする「リップシンク」に注目集まる

■米社のバーチャルアバター制作支援ツールに標準搭載と発表

 CRI・ミドルウェア<3698>(東マ)は11月8日、時間とともに強含み、午前10時過ぎには1482円(12円高)まで上げて反発幅を広げている。同社の音声解析リップシンクミドルウェアが米社のバーチャルアバター制作ツールに標準搭載されたと11月4日に発表しており、「メタバース(仮想空間)」関連銘柄として注目し直す動きが出ている。

 「CRI LipSync」は、音声解析で唇の動きを生成し、口がリアルに動くことでよりより精度の高いバーチャルアバターを作り出すことができるという。米ホロテック社(Holotech Studios, Inc.、サンフランシスコ)が提供するバーチャルアバター制作支援ツール「Animaze」に、「CRI LipSync」が標準搭載されたと発表した。「メタバース」でのリアルタイムコミュニケーションにおいても、アバターの口がリアルに動くことによって、よりスムースな会話が可能になるとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:54 | 材料でみる株価

アスタリスクが上場来の高値、今月下旬の株式4分割を発表しスピード感など好感される

■11月26日現在の株主の保有株数を4倍に

 アスタリスク<6522>(東マ)は11月8日、ストップ高の1万3510円(3000円高)で始まったあともこの値で売買され、2021年9月に上場して以来の最高値に進んでいる。5日の取引終了後、11月26日を基準日とする株式4分割を発表し、好感買いが殺到した。分割を享受できるのが今月末とあって、買い材料としてのスピード感が好感されている。

 2021年11月26日を基準日として、同日最終の株主名簿に記載又は記録された株主の保有する普通株式を、1株につき4株の割合をもって分割するとした。9月30日に株式を上場し、10月初の4510円を下値に急伸相場が続いている。分割後は最低投資金額が4分の1になるため、新たな投資家層の参入が期待されることになる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:18 | 材料でみる株価

エイチ・アイ・エスなど旅行関連株が一斉高、経済対策に「GoToトラベル」と伝えられ関心再燃

■クリーンエネルギー開発の推進、マイナポイントなどとともに再開の観測

 11月8日朝の東京株式市場では、旅行関連株が一斉高で始まり、エイチ・アイ・エス<9603>(東1)は取引開始後に6%高の2688円(153円高)まで上げて出直りを強め、「近畿日本ツーリスト」のKNTーCTホールディングス<9726>(東1)は6%高の1843円(113円高)まで上げて戻り高値。エアトリ<6191>(東1)も6%高に迫る4460円(235円高)まで上げている。政府が策定を急ぐ経済対策にクリーンエネルギー開発の推進などとともに「GoToトラベル」の再開が盛り込まれると伝えられ、関心が強まった。

 アドベンチャー<6030>(東マ)は7%高で年初来の高値を更新し、旅工房<6548>(東マ)HANATOUR JAPAN<6561>(東マ)も高い。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:21 | 材料でみる株価
2021年11月05日

ロボペイが再び上値を指向、「請求管理ロボ」63%増加などに注目集まる

■取引社数・取引規模の大きい大手企業様への導入が進む、と

 ROBOT PAYMENT(ロボットペイメント、ロボペイ)<4374>(東マ)は11月5日の後場、13時過ぎに13%高の3875円(450円高)まで上げて再び上値を指向している。11月2日、「請求管理ロボ」の2021年の合計請求金額(2021年10月末時点)が2020年の年間請求金額を超え、約2770億円を突破したと発表、好調さが改めて注目されている。

 「請求管理ロボ」は、「毎月の請求業務を約80%削減するクラウドサービス」(同社HPより)。取引社数・取引規模の大きい大手企業様への導入が進んでいるとし、2021年10月末時点の累計請求書発行枚数については、前年同期比約63%増加し、約146万枚の請求書が請求管理ロボを通じて発行されたという。

 今年9月28日に上場し、上場来の高値は上場当日の3995円。業績予想(2021年12月期・個別)は、売上高1333百万円(前期比23.6%増)、営業利益150百万円(同74.0%増)、純利益102百万円(同6.0%減)の見込みとする。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:22 | 材料でみる株価

インフォコムは天敵の「違法漫画サイト突如閉鎖」など好感され下値圏から持ち直す

◆午前11時20分には9%高

 インフォコム<4348>(東1)は11月5日、次第高となって出直りを強め、午前11時20分には9%高の2409円(203円高)まで上げて下値圏から持ち直している。電子漫画「めちゃコミック」を提供する電子コミックの大手で、4日夜、「違法漫画サイト『漫画BANK』が突如閉鎖、集英社の訴訟準備が一因か」(ITmedia NEWS、ヤフーニュースより)と伝えられたことなどが買い材料視されている。天敵の閉鎖による正規需要が期待されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:29 | 材料でみる株価

アルフレッサHDは出直り強める、業績予想は下方修正だが大規模な自社株買いなど好感

■発行株数の5%に相当する1100万株を上限とする自社株買いを発表

 アルフレッサ ホールディングス(アルフレッサHD)<2784>(東1)は11月5日、出直りを強めて始まり、取引開始後は7%高に迫る1705円(105円高)まで上げて9月28日以来の1700円台に復帰している。4日15時30分に第2四半期決算と通期業績予想の修正、自己株式の取得(自社株買い)を発表。業績予想は下方修正だったが、自社株買いの規模(上限)が発行済株式総数の5%に相当する1100万株とあって好感買いが優勢のようだ。

 自社株買いは、取得株数1100万株(自己株式を除く発行済株式総数の5.20%)、取得総額150億円を上限として、2021年11月5日から22年3月24日まで実施する。

 第2四半期の連結営業利益(2021年4〜9月・累計)は91.17億円(前年同期は115.35億円)だった。3月通期の予想営業利益は5月に公表した予想を22.6%下方修正し219億円の見込みとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:49 | 材料でみる株価
2021年11月04日

太洋物産は後場もストップ高続く、輸入鶏肉に強く『RCEP』に好反応の見方

■輸入鶏肉の値上がりが伝えられた7月から9月に急騰の実績

 太洋物産<9941>(JQS)は11月4日、ストップ高買い気配の1136円で始まり、朝の取引開始後にストップ高の1136円(150円高)で値がついたあと買い気配を続け、後場もストップ高買い気配で始まった。畜産物に強い食糧商社で、国際的な貿易協定が買い材料になりやすい銘柄とされ、『RCEP』(包括的経済連携協定)が、「来年1月1日に発効すると外務省が正式に発表しました」(NHKニュースWEB11月3日)と伝えられ、買い材料視されたと見られている。

 畜産物の中でも鶏肉に強い食糧商社とされ、今年の株価は、新型コロナによる生産停滞により、「輸入鶏肉値上がり、タイ産2年半ぶり高値」(日本経済新聞7月28日)などと伝えられた頃から本格的に騰勢を強め、9月には約6年ぶりの高値になる1860円まで急伸した。その後は調整地合いが続いているが、騰勢に入ってからの下値がジリ高傾向を保っているため、まだ相場は終わっていないとの見方がある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:14 | 材料でみる株価

タカトリが反発し一段高、パワー半導体向けSiC加工装置の大口受注に注目集まる

 タカトリ<6338>(東2)は11月4日、急反発となって上値を追い、午前10時30分過ぎには12%高の1277円(138円高)まで上伸。今年6月につけた2016年以来の高値1335円に向けて大きく出直っている。2日の15時30分、パワー半導体向けSiC材料切断加工装置の大口受注を発表し、好感されている。

 パワー半導体向けSiC材料切断加工装置の大口受注を2日の15時30分に発表した。発注は海外企業からで、受注金額は約5.35億円、売上げ計上予定は2022年9月期になる予定。同社の売上げ規模は、21年9月期の予想連結売上高(21年8月公表)が57億円(前期比17.3%増)。このたびの受注金額は、この予想売上高の9.4%に相当する。22年9月期の連結業績予想は未定だが、本件の影響も含めて11月12日公表予定の決算短信で連結業績予想を開示するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:57 | 材料でみる株価

デンカはがん治療用新製剤の供給開始と好業績など好感され再び出直る

■業績への影響を「軽微」とせず「精査中」とした点に注目し期待する様子も

 デンカ<4061>(東1)は11月4日、3845円(55円高)で始まった後も40円高前後で推移し、再び出直る相場になっている。1日付で、「がん治療用ウイルスG47デルタ製剤『デリタクト注』の新発売と第一三共<4568>(東1)への製剤供給を発表しており、第2四半期の連結営業利益45%増などの好業績と合わせて買い材料視されている。

 発表によると、本品は、がん治療用ウイルスG47Δ製剤であり、悪性神経膠腫を対象として世界で初めて承認されたがん治療用ウイルス製剤。東京大学医科学研究所・藤堂具紀教授と共に商用製造工程の開発を進めてきたがん治療用ウイルス G47Δ(デルタ)製剤「製品名;デリタクト注」(一般名:テセルパツレブ)について、同日、第一三共が国内での販売を開始したという。

 また、業績への影響は精査中としたが、リリースの表記例として、業績への寄与が大きくない場合は「影響は軽微」とすることが多いとされるため、期待を抱く様子がある。(HC)


提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:05 | 材料でみる株価
2021年11月02日

多摩川HDは連日出直る、「電波と光の中間の周波数帯」開発事業にユニット納入

■テラヘルツ帯無線機用周波数変換ユニットの設計・製造を受託

 多摩川ホールディングス(多摩川HD)<6838>(JQS)は11月2日、3日続伸基調となり、6%高の1284円(67円高)まで上げた後も50円高前後で推移し、連日出直っている。1日付で、国が推進する「Beyond5G/6G」の産学協同研究に使用される、テラヘルツ帯無線機用周波数変換ユニットの設計・製造を早稲田大学から受託と発表し、注目されている。

 発表によると、2030年代の商用開始を目指している「Beyond5G/6G」においては、超高速大容量無線通信を実現するため、電波と光の中間の周波数帯であるテラヘルツ帯(300GHz〜3THz)を使用する研究開発に関し、早稲田大学が代表として進める「テラヘルツ帯通信の高密度化・長距離化に関する研究開発」に周波数変換ユニットを設計、製造し納入することとなった。

 株価は1年半近く調整基調が続いているが、2021年8月の1110円を下値に下げ止まっており、上げ賛成の地合いになってきたとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:39 | 材料でみる株価