[材料でみる株価]の記事一覧
  (ブログ内の記事検索は右サイドバーの検索窓から)

記事一覧 (07/06)スパイダープラスは「建設DX×自治体DX」による自治体支援に期待強く5日続伸
記事一覧 (07/06)カオナビは武蔵野美術大などへの導入事例が注目され3日続伸
記事一覧 (07/06)朝日インテックは後場一段と強含む、胆膵領域における内視鏡治療装置への期待強く4日続伸
記事一覧 (07/06)アエリアが急伸、子会社サイバードがWeb3事業で香港企業と資本提携
記事一覧 (07/06)アスクルが4ヵ月ぶりに年初来の高値を更新、子会社の上場準備や最高益決算など好感
記事一覧 (07/06)エーザイは「抗アミロイドβ」米国での優先審査指定が好感され年初来の高値を更新
記事一覧 (07/05)クリングルファーマが後場一段高、京大との共同研究契約を受け2日間で新株予約権10%行使進む
記事一覧 (07/05)フリークアウトHDが大きく出直る、新株予約権社債の全額買取り消却など好感される
記事一覧 (07/05)リネットジャパングループが5日ぶりに反発、アイリスオーヤマの小型家電の下取り回収サポートを開始
記事一覧 (07/05)ファブリカコミュニケーションズが11%高、第1四半期の主要KPIやIT補助金ツール認定,、AI新与信サービスに期待強い
記事一覧 (07/05)メディアドゥはクレディセゾンとの資本業務提携が好感され大きく出直る
記事一覧 (07/04)インテージHDが続伸、テレビCM効果の最大化を支援する新サービスなどに期待強まる
記事一覧 (07/04)メドレックスは特許取得が好感され急伸、アルツハイマー治療貼付剤をカバー
記事一覧 (07/04)KDDIは4%安から切り返し1.5%安前後で推移、今朝まで音声通話に利用しづらさ
記事一覧 (07/04)東京電力HDが高値を更新、電力不足、「サハリン2」問題など受け原発再稼働への期待強まる
記事一覧 (07/01)科研製薬は後場も堅調、自社株買い開始1ヵ月半で上限の50%に達し積極姿勢に注目集まる
記事一覧 (07/01)ブイキューブが連日高値を更新、メタバース事業や防災DXソリューションに注目集まる
記事一覧 (06/30)三陽商会が4日続伸、「小型ファン付きウェア」猛暑で注目される
記事一覧 (06/30)サンリオは中国アリババグループとのライセンス契約など好感され15%高
記事一覧 (06/30)オイシックス・ラ・大地はシダックスの株式取得に注目集まり10%高、シダックスはストップ高
2022年07月06日

スパイダープラスは「建設DX×自治体DX」による自治体支援に期待強く5日続伸

■チェンジとの共同展開を発表後連騰

 スパイダープラス<4192>(東証グロース)は7月6日の後場、14時にかけて7%高の525円(34円高)前後で推移し、5日続伸基調で出直り継続となっている。建築図面・現場管理アプリ「SPIDERPLUS」の提供などを行い、6月29日付で、自治体DX支援事業などを行うチェンジ<3962>(東証プライム)と共に「建設DX×自治体DX」による自治体DX推進を開始と発表し、株価は翌日から連騰となっている。

 発表によると、この連携では、「SPIDERPLUS」がビルやマンションなど建築工事領域のみでなく、施設管理などのメンテナンス領域や、道路施設など土木工事領域への進出も見据えた検証も視野に入れている。第1弾として、スパイダープラスが開発・販売する建設DXサービス「SPIDERPLUS」の導入を、既に800超の自治体にデジタルプラットフォームを提供するチェンジが支援する予定。さらに、自治体向けの施設管理業務においては、チェンジのサービス、知見・経験を「SPIDERPLUS」と組み合わせ、共にソリューション開発を進めることも検討しているとした。期待が強いようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:03 | 材料でみる株価

カオナビは武蔵野美術大などへの導入事例が注目され3日続伸

■今期の売上高28%増から31.%増を見込み業績拡大の期待も強い

 カオナビ<4435>(東証グロース)は7月6日、3日続伸基調となり、9%高に迫る2234円(183円高)まで上げた後も上げ幅140円前後で推移し、出直りを強めている。5日付で2件の「カオナビ」導入事例(株式会社ハウステンボス、学校法人武蔵野美術大学)を発表しており、業績好調に加えて買い材料視された。

 今期・2023年3月期の業績予想は、売上高を前期比27.7%増から31.0%増の成長を見込み、採用活動やマーケティング活動での積極的な投資を計画しており、営業利益は120百万円から300百万円(前期実績は174百万円)を見込む。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:40 | 材料でみる株価

朝日インテックは後場一段と強含む、胆膵領域における内視鏡治療装置への期待強く4日続伸

■内視鏡ダイレータ「トルナス イーエス」発表から連日高い

 朝日インテック<7747>(東証プライム)は7月6日の後場寄り後に一段と強含んで上値を追い、6%高の2347円(143円高)まで上げて4日続伸基調となっている。6月30日付で、胆膵領域における内視鏡治療で使用する内視鏡ダイレータ「Tornus ES(トルナス イーエス)」の国内での独占販売契約をオリンパス<7733>(東証プライム)と締結と発表し、以後、株価は連騰となっている。

 発表によると、当製品は、同社グループが開発・製造し、2022年6月30日からオリンパスが販売する。オリンパスは主力の消化器内視鏡で世界トップシェアを誇っており、内視鏡処置具においても高い競争力を有している。両社は、消化器疾患用の胆膵内視鏡処置具についても同様の基本合意書を締結しており、内視鏡ダイレータ「Tornus ES」の販売は、内視鏡ガイドワイヤー「Fielder 18」の販売に続く提携になるという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:08 | 材料でみる株価

アエリアが急伸、子会社サイバードがWeb3事業で香港企業と資本提携

■業績動向は回復傾向が続く見込みのため期待が強まる

 アエリア<3758>(東証スタンダード)は7月6日、再び大きく出直り、10%高の410円(37円高)まで上げた後も400円前後で推移し、年初来の高値418円(2022年1月4日)に迫っている。5日付で、連結子会社の(株)サイバード(東京都渋谷区)と香港企業との資本提携を発表。回復傾向の続く業績動向と合わせて期待が強まったと見られている。Web3領域でのビジネス展開を加速させていくとした。

 発表によると、アエリアグループでは、海外におけるブロックチェーンゲーム「GameFi」を対象とした研究チームである「CYBIRD GameFi Lab」の始動など、積極的にWeb3領域での事業展開を行っている。提携したAnimoca Brands Corporation Limited(本社:香港)は、すでに「Blockchain Football」プロジェクトにリードインベスターとして参画しているが、今後、さらにWeb3領域における様々なビジネス展開を進めることを目的として、資本提携を行うこととした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:51 | 材料でみる株価

アスクルが4ヵ月ぶりに年初来の高値を更新、子会社の上場準備や最高益決算など好感

■株式会社アルファパーチェスの株式上場準備を開始

 アスクル<2678>(東証プライム)は7月6日、3日続伸基調となり、1743円(43円高)まで上げて約4ヵ月ぶりに年初来の高値を更新している。7月1日に発表した5月決算が連続の最高益更新となり、連結子会社・株式会社アルファパーチェスの株式上場準備の開始なども発表、翌日から続伸一段高となっている。

 2022年5月期の連結決算は、売上高が前期比1.5%増の4285.17億円となり、営業利益は同2.8%増の143.09億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同18.7%増の92.06億円となった。純利益など連続最高を更新。今期・23年5月期の予想は、売上高6.3%増、営業利益1.3%増、純利益2.1%増を見込む。(株)アルファパーチェスは、MRO(工場・建設現場・倉庫等で使用される消耗品・補修用品等の間接材全般)商材の販売、ファシリティマネジメント事業などを行う。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:22 | 材料でみる株価

エーザイは「抗アミロイドβ」米国での優先審査指定が好感され年初来の高値を更新

■朝、早期アルツハイマー病に対する生物製剤ライセンス申請が受理と発表

 エーザイ<4523>(東証プライム)は7月6日、一段と出直って始まり、取引開始後は4%高の6086円(261円高)まで上げて年初来の高値を更新している。同日朝8時30分、「抗アミロイドβプロトフィブリル抗体『レカネマブ』について、迅速承認制度に基づく、早期アルツハイマー病に対する生物製剤ライセンス申請が米国FDAに受理され、優先審査に指定」、と発表し、注目が再燃した。

 発表によると、レカネマブについては臨床第3相験が進行中であり、2021年3月に被験者登録を完了し、2022年の秋に主要評価データを取得する予定。試験の試験結果に基づき、22年度中の承認申請を予定しているとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:15 | 材料でみる株価
2022年07月05日

クリングルファーマが後場一段高、京大との共同研究契約を受け2日間で新株予約権10%行使進む

■今後の発行株数増加(希薄化)の圧迫軽減など好感

 クリングルファーマ<4884>(東証グロース)は7月5日の後場一段と強含む相場になり、13時30分にかけて8%高に迫る648円(46円高)まで上げて出直っている。4日付で新株予約権の大量行使(2日間で発行総数の10.02%に当たる1002個の行使)を発表し、今後の権利行使による発行株数増加(希薄化)の圧迫が軽減したことなどが好感されている。大量行使の要因が京都大学との共同研究契約(7月1日発表)を受けた株価上昇とみられ、改めて注目されている。

 2021年11月1日に発行した第10回新株予約権(第三者割当で発行)が、7月1、4日の2日間で1002個(発行総数の10.02%、10万200株)行使されたと発表した。権利行使が進むには株価が上がるか、上がる兆しを強める必要があり、7月1日付で京都大学とHGFの再生医療への応用研究に関する共同研究契約を発表したことが直近の株高の要因とみられている。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:57 | 材料でみる株価

フリークアウトHDが大きく出直る、新株予約権社債の全額買取り消却など好感される

■未償還残高の全額を7月6日付で買取り消却「希薄化抑止」に

 フリークアウト・ホールディングス(フリークアウトHD)<6094>(東証グロース)は7月5日の後場、8%高に迫る1908円(135円高)で始まり、約1週間ぶ栄に1900円台を回復し、大きく出直っている。2020年に発行した転換社債型新株予約権付社債の未償還残高の全額を7月6日付で買取り、消却すると6月中旬に発表済みで、買取・消却日の接近とともに株式需給に対する安心感が強まってきたと見られている。

 2020年7月6日に発行した第3回無担保転換社債型新株予約権付社債(転換社債型新株予約権付社債間限定同順位特約付)の未償還残高の全額を、2022年7月6日付で、償還期限前に買取り、消却することを決議したと6月15日に発表した。この社債は、「期限前買取りによる希薄化抑止又は転換の推進による自己資本比率向上のいずれを重視すべきか、当社が政策的に判断できる余地を残す設計となって」いたという。発行株式数の増加による「希薄化」が停止することになる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:32 | 材料でみる株価

リネットジャパングループが5日ぶりに反発、アイリスオーヤマの小型家電の下取り回収サポートを開始

■宅配便リサイクル、大口の取引先になるとして期待強まる

 リネットジャパングループ<3556>(東証グロース)は47月5日の前場、時間とともに強含む相場となり、午前11時20分にかけて6%高の454円(26円高)まで上げ、5日ぶりの反発基調となっている。同日付で、「アイリスオーヤマ製品で法律に準拠した下取り回収スキームを提供開始(アイリスオーヤマ公式通販サイト「アイリスプラザ」で、宅配便リサイクルをスタート)」と発表しており、注目されている。

 発表によると、同社グループが展開する「宅配便リサイクル」が、生活家電の大手アイリスオーヤマの公式通販サイト「アイリスプラザ」を運営する株式会社アイリスプラザに採用され、小型家電の下取り回収のサポートを開始した。大口の取引先になるとして業績への寄与に期待が強まっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:35 | 材料でみる株価

ファブリカコミュニケーションズが11%高、第1四半期の主要KPIやIT補助金ツール認定,、AI新与信サービスに期待強い

■中古車購入、従来審査ではローン組めない人々により多様な選択肢を

 ファブリカコミュニケーションズ<4193>(東証スタンダード)は7月5日、次第高となり、午前11時過ぎに11%高の3140円(309円高)まで上げて昨4日につけた年初来の高値3195円に迫っている。第1四半期の主要KPI数値(速報)の発表に加え、中古車販売業務支援クラウドサービス「symphony」が経産省の「IT導入補助金2022」対象ツールに認定されたと6月下旬に発表したことや、中古車購入におけるAIを活用した新たな与信サービス提供に着手すると同月中旬に発表したことなどが期待材料視されている。

 発表によると、AIを活用した新たな与信サービス事業は、AI審査技術の開発と提供などを行う株式会社H.I.F.(東京都新宿区)との連携で行う。中古車購入に際し、過去の支払い遅延等により従来の審査方法では与信審査が通らず、クルマの購入が困難な消費者が少なくないため、両社は、中古車市場において従来の与信審査においてオートローンが組めない消費者へ、より多様な選択肢を持っていただけるよう、カーライフサービスの提供を実現したいと考えているとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:24 | 材料でみる株価

メディアドゥはクレディセゾンとの資本業務提携が好感され大きく出直る

■電子書店「コミなび」を7月11日から「まんがセゾン」にリニューアル

 メディアドゥ<3678>(東証プライム)は7月5日、大きく出直り、午前10時30分にかけて10%高の1849円(174円高)まで上げ、底練り相場から起き上がる展開になっている。4日付で、クレディセゾン<8253>(東証プライム)との資本業務提携を発表し、提携効果などへの期待が強まっている。クレディセゾンも高い。

 発表によると、提携により、メディアドゥの電子書店「コミなび」は2022年7月11日、クレディセゾンの会員向けプラン「セゾンコース」を主軸とする「まんがセゾン」にリニューアルされる。また、資本面では、クレディセゾンがメディアドゥの発行済株式総数(2022年5月末時点)の3.2%に当たる普通株式48万9600株を上限に、市場買付により取得する予定とした。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:36 | 材料でみる株価
2022年07月04日

インテージHDが続伸、テレビCM効果の最大化を支援する新サービスなどに期待強まる

■英投資ファンドからの提案に対しては「MBO・非公開化の考えなし」

 インテージホールディングス(インテージHD)<4326>(東証プライム)は7月4日、続伸基調となり、1297円(20円高)まで上げた後も堅調で、下値圏からジワリと出直っている。英投資ファンドからの提案に対し、6月30日付で、「当社としてMBO・非公開化の検討は行っておりません」と発表したほか、同日付で事業子会社インテージが国内最大のテレビ視聴パネルデータを株式会社スイッチメディア(東京都港区)と共同で7月1日から開始すると発表し、以後、株価は続伸となっている。

 発表によると、デジタル広告シフトをはかる企業にとっても、依然としてテレビは広いターゲットにメッセージを届けるために重要なメディアであり、テレビCMの効果向上なしに広告ROIを改善することはできない状況が続いている。また昨今では、主にデジタル広告を活用してきた企業が、ターゲットを広げるため新たにテレビCM出稿を始めるケースも増えており、デジタル同様のデータに基づくテレビCMプランニングの重要性が高まっている。

 (株)スイッチメディアは、クラウド型CM出稿分析サービス「TVAL」を提供するテレビCM領域のテクノロジー・カンパニーで、インテージとスイッチメディアとは、2021年5月の業務資本提携以降、テレビCM効果の見える化などを進め、広告主のテレビCM出稿最適化を支援する統合ソリューションの共同開発に取り組んできた。
>>>記事の全文を読む
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:41 | 材料でみる株価

メドレックスは特許取得が好感され急伸、アルツハイマー治療貼付剤をカバー

■米国で登録されており、欧州、中国での権利化も目指す

 メドレックス<4586>(東証グロース)は7月4日、急伸商状となり、41%高の160円(47円高)まで上げた後も上げ幅30円前後で推移し、約4ヵ月ぶりに年初来の高値を更新している。7月1日の15時に「メマンチン含有経費吸収型液剤」について日本で特許を取得と発表し、買い材料視されている。

 発表によると、この特許は、独自開発の経皮吸収技術『NCTS』を用いたアルツハイマー治療貼付剤『MRX−7MLL』をカバーするもの。米国で登録されており、欧州、中国での権利化も目指している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:06 | 材料でみる株価

KDDIは4%安から切り返し1.5%安前後で推移、今朝まで音声通話に利用しづらさ

■突っ込み買いか、同業他社株を買うか、迷った様子も

 KDDI<9433>(東証プライム)は7月4日、取引開始後の4%安(168円安の4145円)を下値に切り返し、午前10時過ぎには1.5%安(63円安の4250円)前後まで持ち直している。大規模な通信障害の発生を受けて特損発生や客離れへの懸念などが言われているが、株式市場では逆張り買い、突っ込み買いが優勢になっている。投機的な見方として、こうした場合、いったんは値を戻すケースがあるため、突っ込み買いを入れるか、同業他社株を買うか、迷う場面になったようだ。

 同社ホームページの「障害情報」を見ると、(7月4日09時00分現在)「au携帯電話サービスがご利用しづらい状況について」、全国的にデータ通信は概ね回復している一方、流量制御などの対処を講じているため、音声通話が利用しづらい状況が継続しているとしている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:45 | 材料でみる株価

東京電力HDが高値を更新、電力不足、「サハリン2」問題など受け原発再稼働への期待強まる

■値幅妙味も増す印象で2019年以来の高値に進む

 東京電力ホールディングス(東京電力HD)<9501>(東証プライム)は7月4日、再び一段高となり、午前9時40分にかけて9%高の630円(51円高)まで上げ、2019年以来の高値に進んでいる。前週の電力不足に加え、日本の天然ガス輸入の1割を占めるとされるロシアの「サハリン2」から日本企業が締め出される可能性が強まったこと、などを受け、原発の再稼働による発電量確保などへの期待が一段と強まっている。また、6月末、国際エネルギー機関(IEA)が原子力なしで2050年までの温暖化ガス排出ゼロ達成は困難との見通しを発表したと伝えられたことも買い材料視されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:10 | 材料でみる株価
2022年07月01日

科研製薬は後場も堅調、自社株買い開始1ヵ月半で上限の50%に達し積極姿勢に注目集まる

■上限35万株、5月12日から12月28日まで実施中

 科研製薬<4521>(東証プライム)は7月1日の後場寄り後に3835円(20円高)まで上げ、6月30日につけた戻り高値3880円をうかがう水準で引き続き強い相場を続けている。同日の午前11時に自己株式の取得状況(自社株買いの途中経過)を発表し、累計買付株数が自社株買い開始から約1ヵ月半で取得上限株数の50%に達したことなどが好感されている。

 7月1日午前11時に自己株式の取得状況を発表し、2022年5月12日から同年12月28日までの予定で実施している自己株式の取得(自社株買い:取得上限株数35万株、取得総額15億円)について、この6月末日までに取得した自己株式の累計が17万5000株になったとした。取得開始から1ヵ月半で取得上限株数の50.0%に達したため、自社株買いへの積極姿勢が注目されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:03 | 材料でみる株価

ブイキューブが連日高値を更新、メタバース事業や防災DXソリューションに注目集まる

■連日の猛暑でテレワーク関連銘柄としての注目も再燃の様子

 ブイキューブ<3681>(東証プライム)は7月1日、取引開始後に14%高の1300円(163円高)まで上げて年初来の高値を連日更新し、午前10時を過ぎても上げ幅100円前後で強い相場となっている。6月30日付で、「株式会社ハシラス(東京都北区)が開発・提供するメタバース「めちゃバース」に、数千人規模の同時音声チャット機能を支えるため、ビデオ通話・ライブ配信SDK『Agora』を提供した」と発表し、メタバース関連事業への進出、取組に注目が集まった。また、関東地方などで連日の猛暑が続くため、テレワーク・リモートワーク関連銘柄として注目し直す様子もある。

 また、7月から、国土強靱化新時代に向けた防災DXソリューションとして、「V−CUBE コミュニケーションマップ」を提供開始すると6月初に発表しており、期待されている。複数拠点で同時に起きている事案とそれらに紐づくコミュニケーションを一つの地図上にまとめ、動画やオンライン通話などの従来のコミュニケーション方法に地図を使った視覚的機能を加え、有事の際など、強固なリアルタイムのコミュニケーションを支援するという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:32 | 材料でみる株価
2022年06月30日

三陽商会が4日続伸、「小型ファン付きウェア」猛暑で注目される

■30日に四半期決算を発表、今年の天候はアパレルに追い風の見方

 三陽商会<8011>(東証プライム)は6月30日、4日続伸基調となり、5%高の972円(47円高)まで上げた後も堅調で今年6月7日につけた年初来の高値992円に迫っている。同社が展開するブランド「MACKINTOSH PHILOSOPHY(マッキントッシュ フィロソフィー)」メンズから、「冷房いらずの小型ファン付きウェア全2型」を6月15日に発売開始し、このところの猛暑によって出足好調との見方が出ている。株価は発売日の終値844円を15%ほど上回っている。

 きょう、6月30日に第1四半期の決算発表を予定。株式市場の一般論として、決算内容が予想の範囲内の場合は目先的に株価が一服するケースが少なくない。ただ、アパレル業界は「夏は暑く冬は寒く」なる方が業績にプラスとされるため、株価が決算発表後に一服する場面は仕込み好機との見方が出ている。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:43 | 材料でみる株価

サンリオは中国アリババグループとのライセンス契約など好感され15%高

■中国市場でのサンリオブランド、キャラクター価値が更なる向上へ

 サンリオ<8136>(東証プライム)は6月30日、急伸商状となり、取引開始後に15%高の3120円(408円高)まで上げた後も上げ幅350円前後で推移し、2015年以来の3000円台に進んでいる。29日の17時、サンリオ上海が中国アリババグループのAlifish社とマスタ―ライセンス契約を締結したと発表し、注目されている。

 発表によると、中国子会社サンリオ上海(Sanrio(Shanghai)Int’l Trade Co.,Ltd)が6月29日付で、サンリオが所有するキャラクターの中国大陸におけるマスターライセンス契約を、ALIBABA SHOUQUANBAO(TIANJIN)CULTURE COMMUNICATION CO.,LTD(本社:天津)と締結した。これにより、Alifish社はサンリオキャラクターのデザインされた商品の中国大陸における製造・販売およびそのライセンスを行う独占的権利を取得することになった。また、サンリオ上海はAlifish社から一定のロイヤリティを受けることになる。中国大陸市場におけるサンリオブランド及びキャラクター価値の更なる向上を目指すことになる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:49 | 材料でみる株価

オイシックス・ラ・大地はシダックスの株式取得に注目集まり10%高、シダックスはストップ高

■投資ファンドから持ち分26.5%を80億円で取得すると発表

 オイシックス・ラ・大地<3182>(東証プライム)は6月30日、買い気配のあと10%高に迫る1759円(153円高)で始まり、底練り圏から出直る相場となっている。29日の16時にシダックス<4837>(東証スタンダード)の株式取得と業務提携の検討加速を発表し、注目集中となった。投資ファンドから持ち分26.5%を80億円で取得するとした。シダックス株式は買い気配のままストップ高となっている。

 ユニゾン・キャピタル4号投資事業有限責任組合(Unison Capital Partners IV(F),L.P.)からシダックスのB種優先株式4000株または普通株式1476万2298株(普通株転換時、希釈化後保有持ち分26.5%、6月29日時点)を取得するとした。取得予定日は2022年8月下旬から9月上旬を目途とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:34 | 材料でみる株価