[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (12/06)タカラバイオが出直る、厚労省の「ワクチン生産体制等緊急整備事業」に採択されたとの発表など好感される
記事一覧 (12/05)ユニバーサル園芸社が後場一段高、中国のゼロコロナ政策一部緩和により事業環境の回復に期待
記事一覧 (12/05)フーバーブレインは3日続伸基調となって出直り継続、ミロク情報からの事業譲受など連日買い材料視
記事一覧 (12/05)石油資源開発は高値に迫る、「ロシア、上限価格設定国に原油輸出しない」と伝えられ買い材料視
記事一覧 (12/05)資生堂が続伸基調、北京や上海でのコロナ対策一部緩和など好感
記事一覧 (12/05)中国塗料は自己株式の消却が好感され6日ぶりの反発模様
記事一覧 (12/02)クルーズは後場寄り後に一段高、新規事業のM&Aなどに期待強い、買い戻し増加も
記事一覧 (12/02)レーザーテックは2件の「新製品」が好感され次第高、値がさ半導体株が軟調な中で逆行
記事一覧 (12/02)エンビプロ・HDが急伸、三菱マテリアルとリチウムイオン電池リサイクル技術の開発に着手
記事一覧 (12/02)ビーマップは再び上値を試す、携帯電波が届かない不感地域での低コスト高速通信網に向けた実験に期待
記事一覧 (12/02)KLabはサッカーゲーム「キャプテン翼」に加えオンラインゲーム対戦のリアルタイム通信システムも注目され次第高
記事一覧 (12/02)ハブが急伸しストップ高気配、サッカーW杯で日本がスペインに勝ち1次リーグ突破を好感
記事一覧 (12/02)イトーキが再び一段高、メタバースを用いた学習環境デザインなどに期待強く2019年以来の高値に進む
記事一覧 (12/01)フライトHDは次第に上げ幅拡大、国内初のAndroid携帯でタッチ決済する「Tapion」のパイロット運用開始に注目集まる
記事一覧 (12/01)関西ペイントは直近までの4日続落から反発、ドイツ企業の株式取得に期待強まる
記事一覧 (12/01)JTOWERが出直り強める、三菱UFJ銀行と屋外タワーシェアリング推進に向け業務提携、買い先行
記事一覧 (11/30)スパイダープラスが後場一段と強含む、建築図面をAIが読み取る「業界初」の特許に期待強い
記事一覧 (11/30)日本金属は後場寄り一段高、独自製品の採用拡大し生産倍増との発表に注目集まる
記事一覧 (11/30)大塚HDが後場動意強める、米国で超音波腎デナベーションシステムの承認申請受理と発表し好感される
記事一覧 (11/30)野村不動産HDは2日続伸、「タワマン節税」是正検討の報道で不動産株への反応が注視されたが堅調
2022年12月06日

タカラバイオが出直る、厚労省の「ワクチン生産体制等緊急整備事業」に採択されたとの発表など好感される

■補助金を活用しワクチン生産体制など拡充

 タカラバイオ<4974>(東証プライム)は12月6日、反発基調で始まり、取引開始後は1814円(63円高)まで上げて出直っている。5日付で厚生労働省の「ワクチン生産体制等緊急整備事業(第3次公募)」に採択されたと発表し、6日朝には、「タカラバイオが新工場棟、国内最大級、ワクチン生産を強化」(日本経済新聞12月6日付朝刊)と伝えられ、注目が集まっている。

 厚生労働省が進める「ワクチン生産体制等緊急整備事業(第3次公募)」に沿い、ワクチン製造に不可欠なmRNA(メッセンジャーRNA)製造用酵素など部素材の品質等の評価を、本整備事業の補助金を活用し、進める計画とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:14 | 材料でみる株価
2022年12月05日

ユニバーサル園芸社が後場一段高、中国のゼロコロナ政策一部緩和により事業環境の回復に期待

■2007年に上海進出、連結業績は連続最高を更新する見込み

 ユニバーサル園芸社<6061>(東証スタンダード)は12月5日の後場、一段と強含んで始まり、取引開始後に4%高の3590円(150円高)まで上げて株式分割を調整後の上場来高値を2日連続更新している。連続最高益を見込む好業績に加え、直近は、2007年に上海に進出した中国事業への注目が強いもよう。中国のゼロコロナ政策が一部緩和されたことを受け、事業環境回復への期待が強まっている。

 今期・2023年6月期の連結業績見通しは、11月14日に発表した第1四半期決算で、売上高134.6億円(前期比16.0%増)、営業利益19.6億円(同5.4%増)などを継続した。5年後の28年6月期には連結売上高300億円、連結営業利益30億円を目指す。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:23 | 材料でみる株価

フーバーブレインは3日続伸基調となって出直り継続、ミロク情報からの事業譲受など連日買い材料視

■第2四半期決算は売上高が46%増加し各利益とも黒字転換

 フーバーブレイン<3927>(東証グロース)は12月5日の後場、756円(32円高)で始まり、3日続伸基調となって出直りを継続している。11月30日付でミロク情報サービス<9928>(東証プライム)の連結子会社アド・トップの株式譲受完了を発表し、12月1日付でシステム運用マネージメント業務やセキュリティマネージメント業務などを行う株式会社スカイアーチネットワークス(東京都港区)との販売業務契約を発表し、連日買い材料視されている。

 第2四半期決算は11月14日に発表済みで、4〜9月累計の連結業績は、売上高が前年同期比45.7%増加し、各利益とも黒字に転換した。サイバーセキュリティ対策需要の継続的な高まりを背景に、セキュリティツールが売上高を牽引。ITサービス事業では子会社SES事業が堅調だった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:51 | 材料でみる株価

石油資源開発は高値に迫る、「ロシア、上限価格設定国に原油輸出しない」と伝えられ買い材料視

■ただENEOSや出光興産は小動きで影響は限定的の見方も

 石油資源開発<1662>(東証プライム)な12月5日、反発基調となり、4255円(100円高)まで上げた後も堅調に推移し、11月30日につけた2015年以来の高値4345円に向けて出直っている。G7(7ヵ国)とEU(欧州連合)がロシア産原油の購入に上限価格を設定したことに対し、「ロシア、上限価格設定国に原油輸出しない=副首相」(ロイターニュース12月5日7:23)などと伝えられ、原油高の可能性が再燃。日本国内でも原油産出を行う同社などに注目が集まった。

 報道によると、「ロシアのノバク副首相は4日、主要7カ国(G7)が5日に発動するロシア産原油の上限価格について、導入する国には原油を輸出しない方針を示し、減産も辞さない立場を強調した」という。ただ、5日の東京株式市場では、ENEOSホールディングス<5020>(東証プライム)出光興産<5019>(東証プライム)などは目立った値動きを見せておらず、影響は限定的との見方もある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:18 | 材料でみる株価

資生堂が続伸基調、北京や上海でのコロナ対策一部緩和など好感

■通期業績予想については超過達成の予想も

 資生堂<4911>(東証プライム)は12月5日、続伸基調となり、午前9時30分過ぎに6299円(195円高)まで上げる場面を見せて出直りを継続している。「北京や上海、コロナ対策を一部緩和、きょうから公共交通で」(日本経済新聞12月5付朝刊)と伝えられたことなどが買い要因とされ、中国での需要回復の期待が出ている。11月24日には、大和証券が目標株価を670円引き上げて6060円に見直したと伝えられた。株価はすでに上回っているが、株式市場関係者からは、こうしたレポートは、目標株価を上げることで株価の方向性を示唆することもあるとして引き続き上値を見込む様子がある。

 第3四半期累計の連結コア営業利益は前同比2.8倍となり、調査筋の大方の予想を上回ったもよう。同証券のリサーチ・レポートでは、「好悪の混ざる内容」としながらも、会社発表の通期業績予想について、「超過達成の可能性は高いとみている」などとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:16 | 材料でみる株価

中国塗料は自己株式の消却が好感され6日ぶりの反発模様

■500万株(発行株数の8.3%)を12月14日に消却へ

 中国塗料<4617>(東証プライム)は12月5日、反発基調で始まり、取引開始後は1023円(7円高)まで上げ、前取引日までの5日続落から6日ぶりに反発模様となっている。前取引日・2日の15時に自己株式の消却を発表し、好感された。500万株(消却前の発行済株式総数に対する割合:8.3%)を2022年12月14日(予定)に消却するとした。

 第2四半期連結決算(2022年4〜6月・累計)は、船舶用塗料が販売好調で牽引し、連結売上高が前年同期比8.5%伸長したが、営業利益は各種調達コストの増大などにより同78.8%減だった。ただ、国産ナフサ価格などはひと頃の急激な上昇から緩慢な値動きに転じてきている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:12 | 材料でみる株価
2022年12月02日

クルーズは後場寄り後に一段高、新規事業のM&Aなどに期待強い、買い戻し増加も

■信用売り多い中でジリ高続き、売り方次第に窮地の見方

 クルーズ<2138>(東証スタンダード)は12月2日の後場、一段高で始まり、後場寄り後は15%高の1557円(207円高)まで上げ、約2ヵ月ぶりに年初来の高値を更新している。「EC事業」「ゲーム事業」「インターネット広告・メディア事業」「投資事業」の4事業を展開し、11月中旬に「フィリピンで最も有名な日本人」Fumiyaさんがアンバサダーとして就任と発表。また、先の四半期決算発表では「第二・第三の事業の柱を創出すべく新規事業へ投資」「新規事業はグループ内立ち上げとM&Aの2つを主軸の戦略とする」(決算説明資料)としたことを受け、M&Aによる新規事業への期待が強まっているようだ。

 11月10日に発表した第2四半期決算は2022年4〜9月・累計の連結業績が営業利益8割減となるなど大幅減益だった。3月通期予想は非開示。しかし、株価はこの翌日から6日続伸となって回復基調に転じ、その後もジリ高を続けて12月2日は一段高に発展した。ジリ高傾向の過程で信用売り残が増え、このところは買い残を上回る状態で貸株金利がついているとされる。売り建てている投資家がたまらずに買い戻し、この買い注文が一段の株高に繋がったとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:10 | 材料でみる株価

レーザーテックは2件の「新製品」が好感され次第高、値がさ半導体株が軟調な中で逆行

■ウェハエッジ検査装置、内部欠陥検査/レビュー装置の新製品を発表

 レーザーテック<6920>(東証プライム)は12月2日の前場、次第に強含む相場となり、午前10時30分にかけて2万6995円(545円高)まで上げた後も堅調で、11月16日につけた戻り高値2万9645円に向けて出直っている。1日付で2件の「新製品」のリリースを発表し、買い材料視された。値がさの半導体関連株が全体に軟調な中で逆行高となった。

 12月1日付で、「新製品、高感度ウェハエッジ検査装置CIELシリーズ」「新製品、高感度内部欠陥検査/レビュー装置CIRIUSシリーズ」を発表している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:37 | 材料でみる株価

エンビプロ・HDが急伸、三菱マテリアルとリチウムイオン電池リサイクル技術の開発に着手

■「共同開発に関するお知らせ」の発表に注目集中

 エンビプロ・ホールディングス(エンビプロ・HD)<5698>(東証プライム)は12月2日、午前11時頃から急伸して急激な反発相場となり、12%高の800円(88円高)まで上げる場面を見せて直近までの5日続落幅を一気に奪回している。同日付で、「三菱マテリアル株式会社とのリチウムイオン電池リサイクルにおける共同開発に関するお知らせ」を発表し、注目集中となった。

 発表によると、同社および連結子会社の(株)VOLTA(静岡県富士市)が、三菱マテリアル<5711>(東証プライム)と、事業化を前提に、リチウムイオン電池のリサイクル工程で製造されるブラックマスを原料としてリチウム、コバルト、ニッケルを回収・精製する湿式製錬技術の開発に着手した。今期の業績への寄与は軽微だが、今後、本件に関して開示すべき事項が生じた場合は速やかに発表するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:22 | 材料でみる株価

ビーマップは再び上値を試す、携帯電波が届かない不感地域での低コスト高速通信網に向けた実験に期待

■札幌学院大とミリ波長距離無線LAN製品による長期通信試験を発表

 ビーマップ<4316>(東証グロース)は12月2日、再び上値を試す相場となり、取引開始後に7%高の534円(36円高)まで上げる場面を見せて出直っている。1日付で、札幌学院大学(北海道江別市、河西邦人学長)とミリ波(60GHz帯)長距離無線LAN製品『MLTGCN LR』を使用した、寒冷地での長期的な通信試験を実施と発表し、注目が集まった。

 11月4日には第2四半期連結業績の予想を下方修正したが、株価は翌日を下値に持ち直してきた。発表の中に「ミリ波を活用した『Terragraph』など、引き合いが活発な分野もあり」(リリースより)と望みを託す文面があり、今回の発表について、その事例として注目する動きもある。

 発表によると、札幌学院大学と行う長期的な通信試験では、携帯キャリアの電波が届かない地域(不感地域)で低コストかつ短期間に高速通信網を敷設することをめざす。『Terragraph』は、Meta Connectivity(旧Facebook)が開発した、光ファイバーに近い接続性を空中に拡張するためのギガビット無線技術。一方、『MLTGCN LR』は、台湾のAccton Technology Corporation(台湾新竹市)が開発した『Terragraph』に準拠した高速無線LAN製品。ビーマップは、国内でいち早く『Terragraph』に着目し、2021年10月から『Terragraph』に準拠した高速大容量無線LANシステムの提供を開始したという。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:49 | 材料でみる株価

KLabはサッカーゲーム「キャプテン翼」に加えオンラインゲーム対戦のリアルタイム通信システムも注目され次第高

■多くの国の様々な環境から確実に接続可能な新システムを開発し公開

 KLab<3656>(東証プライム)は12月2日、次第に強含む相場となり、午前9時30分にかけて4%高の504円(20円高)まで上げ、昨1日の午後に割り込んだ500円台を早速回復している。サッカーゲーム「キャプテン翼」を配信するため、サッカーW杯で日本がスペインに勝ったことが連想買いを呼んだとされるほか、11月30日にオンラインゲーム対戦や協力プレイなどを実現するためのリアルタイム通信システムを開発し公開したと発表しており、こちらに期待する様子もある。

 発表によると、オンライン対戦や協力プレイなどを実現するためのリアルタイム通信は、昨今のゲームの中核をなす機能となっているが、モバイル端末やゲーム仕様に合わせたカスタマイズが難しく、頭を悩ませるポイントとなっている。KLabでは、複数タイトルでリアルタイム通信システムを開発運用してきたノウハウを反映し、汎用化したシステムとして「WSNet2」を開発。ブラウザの双方向通信に広く使われているWebSocketを採用しているため、回線の種類や接続方法、ネットワーク構成にかかわらず、多くの国の様々な環境から確実に接続することができるシステムとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:04 | 材料でみる株価

ハブが急伸しストップ高気配、サッカーW杯で日本がスペインに勝ち1次リーグ突破を好感

■「スポーツバー」としての注目が再び強まり急伸

 ハブ<3030>(東証プライム)は12月2日、買い気配を上げて始まり、午前9時20分過ぎに気配値のまま本日のストップ高(100円高の769円)に達している。居酒屋「HUB」でスポーツ観戦サービスを行い、2日未明、サッカーW杯カタール大会で日本代表がスペイン代表に2対1で勝ち、1次リーグ突破を決めたことを受けて「スポーツバー」としての注目が再び強まり急伸商状となった。

 サッカーW杯での勝利を受け、グループ事業でネットテレビ放送を行っているサイバーエージェント<4751>(東証プライム)美津濃<8022>(東証プライム)も再び上げている。サッカーゲーム「モバサカ」のモブキャストホールディングス<3664>(東証グロース)は出直りを探る様子となっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:37 | 材料でみる株価

イトーキが再び一段高、メタバースを用いた学習環境デザインなどに期待強く2019年以来の高値に進む

■文部科学省の推進事業に採択されたことなど好感され注目強まる

 イトーキ<7972>(東証プライム)は11月2日、再び一段高となり、取引開始後は4%高の565円(21円高)まで上げ、2019年12月以来の高値に進んでいる。11月29日に連結子会社の吸収合併(簡易合併)を発表し、同21日にはメタバースを用いた学習環境デザインへの取組が文部科学省の推進事業に採択されたと発表しており、引き続き買い材料視されているようだ。

 文部科学省に採択された事業は、学校法人静岡聖光学院(静岡県静岡市)との、メタバースを用いた仮想空間と現実空間の学習環境のデザインと、教育カリキュラムの構築プロジェクト。このほど、文科省の『令和4年度:次世代の学校・教育現場を見据えた先端技術・教育データの利活用推進事業』に採択された。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:20 | 材料でみる株価
2022年12月01日

フライトHDは次第に上げ幅拡大、国内初のAndroid携帯でタッチ決済する「Tapion」のパイロット運用開始に注目集まる

■本格サービスインに先駆け、渋谷ロールアイスクリームファクトリー店に登場

 フライトホールディングス(フライトHD)<3753>(東証スタンダード)は12月1日、時間とともに上げ幅を広げる相場となり、午前11時にかけて7%高の620円(43円高)まで上げ、再び上値を指向している。11月30日付で、事業子会社のフライトシステムコンサルティングが2021年に発表した市販のAndroid携帯を使ってカードのタッチ決済を実現する「Tapion(タピオン)」の本格サービスインに先駆け、東京都内の加盟店「ロールアイスクリームファクトリー渋谷・TOHOシネタワー店」でパイロット運用を開始したと発表し、注目が強まっている。

■導入コストを抑えてキャッシュレスを実現したいカフェ、キッチンカーなどで需要

 『Tapion(タピオン)』は、タッチ決済を市販のAndroid端末で実現する技術「Tap to Phone」を使って開発された新しい決済ソリューションになる。専用決済端末の導入コストを抑えながらキャッシュレスを実現したいカフェ、カジュアルレストラン、キッチンカー、屋台、朝市などの小・中規模事業者、並びにオフィスや家庭などへの訪問販売を行なっている加盟店に向け、今後本格展開を予定している。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:20 | 材料でみる株価

関西ペイントは直近までの4日続落から反発、ドイツ企業の株式取得に期待強まる

■欧米で粉体塗料・合成樹脂事業を展開するCWSグループを連結化

 関西ペイント<4613>(東証プライム)は12月1日、反発基調で始まり、取引開始後は1902円(25円高)まで上げて直近までの4日続落から出直っている。11月30日16時、ドイツの粉体塗料事業会社の株式取得(連結子会社化)を発表し、業容拡大などへの期待が強まっている。

 欧州及び米国で粉体塗料・合成樹脂事業を展開しているCWS Lackfabrik GmbH(ドイツ、デューレン市、CWSグループ)の株式を、欧州の連結子会社Helios社が取得し、「BtoBビジネスへのシフト」と「工業分野向け粉体塗料事業の強化」を目指す。株式譲渡実行日は2023年2月28日(予定)。第2四半期決算は堅調で、4〜9月累計の連結売上高は前年同期比23%増加し、今3月期の予想も19%増を据え置いた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:24 | 材料でみる株価

JTOWERが出直り強める、三菱UFJ銀行と屋外タワーシェアリング推進に向け業務提携、買い先行

■5G早期普及の社会的要請など背景に屋外タワーシェアリング事業を強化

 JTOWER<4485>(東証グロース)は12月1日、買い気配で始まり、約6%高の7000円(370円高)に迫っている。30日15時、三菱UFJ銀行と屋外タワーシェアリング推進に向けた業務提携を発表し、好感買いが先行している。

 発表によると、JTOWERと三菱UFJ銀行は、本契約を機に、カーブアウト鉄塔における資産価値向上策の検討や資金調達等において連携し、インフラシェアリングの推進を図っていく。これにより、5Gネットワークの早期整備とともに、既存設備の有効活用により環境負荷を軽減し、持続可能な社会の実現に貢献していく。

 JTOWERは、5Gの早期普及に向けた社会的要請等を背景に、屋外タワーシェアリング事業の体制を強化しており、自社での新規建設とともに、通信事業者が保有する既存通信鉄塔の買い取り(カーブアウト)を推進、2021年7月にNTT西日本より71本、22年3月には、NTT東日本より136本、NTTドコモより最大6002本を譲り受ける基本契約を締結した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:10 | 材料でみる株価
2022年11月30日

スパイダープラスが後場一段と強含む、建築図面をAIが読み取る「業界初」の特許に期待強い

■作業時間を約70%削減、より多くの案件を受注できる体制に

 スパイダープラス<4192>(東証グロース)は11月30日の後場、一段と強含み、13時30分を過ぎて6%高の759円(45円高)まで上げ、再び出直りを強めている。現場業務をラクにする建築図面・現場管理アプリS『PIDERPLUS』などを提供し、24日に「業界初!建築図面をAIが読み取り、「柱」「壁」などの検査アイコンを自動配置(基本特許を取得)」と発表。翌日から久々に値動きが活発化している。機械学習により手作業で行う段取り作業を約70%削減するという。

 発表によると、同社は今年・2022年10月に基本特許技術「建物構造図アイコン配置AI」(以下、「本発明」)を業界で初めて取得した。本発明は、機械学習を通じて建物構造図の記号認識から検査アイコンの配置までを自動化するAI技術で、本技術を活用し、BPOサービスで受託した業務の作業時間について約70%の削減を実現しており、より多くの案件を受注できる体制を構築できている。本発明を有望企業とのアライアンスにも活用していくとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:52 | 材料でみる株価

日本金属は後場寄り一段高、独自製品の採用拡大し生産倍増との発表に注目集まる

■下値もみ合い相場から大きく出直る

 日本金属<5491>(東証プライム)は11月30日の後場、一段と上げて13%高の1060円(113円高)で始まり、下値もみ合い相場から大きく出直っている。同日付で、「独自の意匠を展開したグレーチング部材Iバー『リプルス』が食品工場や精密機器製造工場に採用」と発表し、注目が集まっている。今回の採用により生産量が倍増しているとした。

 発表によると、同製品は、冷間異形圧延によるランダムな模様付けを施した、意匠性を有する冷間異形鋼という同社の独自製品を用い、建設資材の総合メーカー(株)ダイクレ(広島県呉市)との共創により開発。強度・軽量化のニーズに加え、ステンレスの清潔感・耐久性・メンテナンス性及び高い耐すべり性が、多くのお客様に評価され、採用に至った。日本金属では、第11次経営計画「NIPPON KINZOKU 2030」で、独自技術による将来を見据えた製品開発を進め、新たなニーズに対応する新技術・新製品を主力に事業構造の変革を目指している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:18 | 材料でみる株価

大塚HDが後場動意強める、米国で超音波腎デナベーションシステムの承認申請受理と発表し好感される

■欧州では医療機器規則認証を取得、日本でも承認めざす

 大塚ホールディングス(大塚HD)<4578>(東証プライム)は11月30日の後場、一段強含んで4715円(46円高)で始まり、再び出直りを強めている。同日午前11時30分、米国のグループ会社による「Paradise(商標)超音波腎デナベーションシステム」の承認申請(PMA)が2022年11月23日付で米国FDAに受理されたと発表し、注目が集まった。同システムは、米国および日本では臨床開発中で、EUではCEマーク(欧州医療機器規則の諸要件を満たす認証)を取得しているという。

 発表によると、同システムは、腎交感神経の過活動抑制による血圧降下を意図して設計され、バルーンカテーテル内に冷却水を循環させて血管壁を保護しながら、超音波による腎デナベーションを行うのが特徴。先々、欧州での普及拡大に関する発表や日米での承認取得に関する発表などが期待できるとして注目されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:58 | 材料でみる株価

野村不動産HDは2日続伸、「タワマン節税」是正検討の報道で不動産株への反応が注視されたが堅調

■今期25%増益を計画、PBR割安感

 野村不動産ホールディングス(野村不動産HD)<3231>(東証プライム)は11月30日、2日続伸基調で始まり、取引開始後は3265円(30円高)まで上げ、下値圏から出直っている。30日、「政府・与党は高額なタワーマンションなど不動産を活用した相続税の過度な節税を防ぐ検討に入った」(日本経済新聞11月30日付朝刊)と伝えられ、大手不動産株への反応が注視されたが、野村不動産HD株への反応は限定的のようだ。三井不動産<8801>(東証プライム)三菱地所<8802>(東証プライム)は軟調。

 野村不動産HDの第2四半期連結業績(2022年4〜9月・累計)は売上高が前年同期比6.0%増加し、営業利益は同30.2%増の1315.2億円だった。今3月期の予想は据え置き、営業利益は3000億円(前期比25.5%増)。PBRは0.8倍台で、タワマンを手掛ける大手株の中では割安感が強い。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:33 | 材料でみる株価