[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (02/03)クロップスが再び上値を指向、KDDIによる「大量保有」を受け買い材料視
記事一覧 (02/03)ソフトバンクが切り返す、緊急時にauの予備回線に切り替えて通信を維持する新サービスに期待
記事一覧 (02/03)Zホールディングスは飛び出すように大きく出直る、子会社LINE、ヤフーとの3社合併など好感
記事一覧 (02/02)セキュアが後場一段高、『闇バイト』を雇った強盗・強殺事件など受けAI監視カメラシステムなどに期待強まる
記事一覧 (02/02)ELEMENTSが上場来の高値を連日更新、セルフレジ無人販売などにAI認証広がる期待
記事一覧 (02/02)インティメート・マージャーは2日連続大幅高、米消費者プライバシー法などに対応した新たな広告配信事業に期待強まる
記事一覧 (02/01)アドヴァングループは後場動意を強める、自社株買いの発表を機に上げ売買活発
記事一覧 (02/01)AKIBAホールディングスは後場一段ジリ高、2月に設立40周年、株主還元策に期待強まる
記事一覧 (02/01)KeyHolderは乃木坂46公式ライバル結成プロジェクトへの参画に注目集まり後場動意強める
記事一覧 (02/01)クリアルはSBIホールディングスとの資本業務提携など好感され上場来の高値に向けて出直る
記事一覧 (02/01)ゼンリンは短期集中型の自社株買いなど好感され今年に入っての高値に進む
記事一覧 (02/01)明治HDが今年の高値に進む、小児向け新型コロナワクチン開発の進展に期待強まる
記事一覧 (01/31)アルゴグラフィックスは四半期決算やシリコンスタジオとの協業が好感され実質上場来の高値を更新
記事一覧 (01/31)アンジェスが急伸、「慢性椎間板性腰痛症」の治療薬開発を開始、期待高まる
記事一覧 (01/31)シンプレクスHDが急伸、SBIホールディングスとの資本業務提携、SBI証券との合弁会社の設立など好感
記事一覧 (01/31)日産自動車が一段と出直る、ルノーとの株式持ち合い対等な関係になる合意など好感
記事一覧 (01/30)日本取引所Gが後場急動意、自社株買いなど好感され買い優勢
記事一覧 (01/30)キャンバスがストップ高、抗がん剤候補化合物『CBP501』米国でオーファンドラッグ指定
記事一覧 (01/30)エーザイは値上がりスタート、アルツハイマー病治療薬候補の優先審査品目指定に注目再燃
記事一覧 (01/27)イオレは「キャリコネ」との連携や『Web3』事業での提携が好感され2023年に入っての高値を更新
2023年02月03日

クロップスが再び上値を指向、KDDIによる「大量保有」を受け買い材料視

■「auショップ」を展開、「提携関係の実効性及び深度を深めるため」

 クロップス<9428>(東証スタンダード)は2月3日、再び上値を指向し、4%高の1070円(46円高)まで上げた後も1060円前後で推移し、出直りを強めている。KDDI<9433>(東証プライム)が1月31日付で、「株式会社クロップスの株式の以下の買集め行為として、発行済株式総数の15.85%(152万1500株)を取得し、本日付で関東財務局長宛に大量保有報告書を提出」と発表しており、買い材料視されている。クロップスの株価はこの日を含めて2日続伸し、2月3日は一段と上げて出直っている。

 クロップスは中京地区を中心に「auショップ」を展開し、移動体通信事業、人材派遣事業、ビルメンテナンス事業、飲食店舗賃貸事業、文具包装資材卸事業、などを行う。KDDIは、大量保有の目的として、「当社と株式会社クロップスとの業務提携関係の実効性及び深度を深めるため」(発表リリースより)とした。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:38 | 材料でみる株価

ソフトバンクが切り返す、緊急時にauの予備回線に切り替えて通信を維持する新サービスに期待

■KDDIと連名で『デュアルSIMサービス』を発表

 ソフトバンク<9434>(東証プライム)は2月3日、朝方の9.5円安(0.6%安の1465.0円)を下値に切り返し、午前10時には2.5円高(0.2%高の1477.0円)まで上げて出直りを強めている。2日午後、KDDI<9433>(東証プライム)と連名で、「ソフトバンクとKDDI、通信障害・災害時の備えとして他社網を利用可能な通信サービスを提供」(デュアルSIMでソフトバンクまたはauの予備回線を利用可能に)と発表しており、注目が集まっている。

 発表によると、2023年3月下旬以降から、個人・法人のお客さまが通信障害や災害などでスマートフォンでの通信ができなくなった場合の備えとして、緊急時にソフトバンクまたはauの予備回線に切り替えて通信サービスをご利用いただける『デュアルSIMサービス』の提供を開始する。沖縄セルラー電話株式会社もソフトバンクの予備回線の提供を予定。具体的なサービス内容や提供料金、申し込み方法などは、別途発表するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:20 | 材料でみる株価

Zホールディングスは飛び出すように大きく出直る、子会社LINE、ヤフーとの3社合併など好感


■第3四半期は売上収益が6.8%増加し営業利益は64.4%増加

 Zホールディングス<4689>(東証プライム)は2月3日、買い気配の後9%高の410.0円(35.6円高)で始まり、飛び出すように大きく出直って2022年10月以来、約4ヵ月ぶりに400円台を回復している。2日の15時に「当社ならびに完全子会社であるLINE(株)およびヤフー(株)を中心とした合併方針の決定」と第3四半期決算などを発表し、業容のスリム化などに期待が強まっている。2023年度中を目処に合併を実施する方針とした。

 第3四半期連結決算(2022年4〜12月・累計、IFRS)は、売上収益が前年同期比6.8%増加し、営業利益は同64.4%増加した。ただ、3月通期の予想として開示している売上収益、調整後EBITDAのうち、調整後EBITDAを小幅だが下方修正した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:42 | 材料でみる株価
2023年02月02日

セキュアが後場一段高、『闇バイト』を雇った強盗・強殺事件など受けAI監視カメラシステムなどに期待強まる

■「入退室管理用途の顔認証」市場で2年連続マーケットシェア1位に

 セキュア<4264>(東証グロース)は2月2日の後場一段と出直りを強めて始まり、13%高の725円(83円高)まで上げる場面を見せて昨年12月以来の700円台を回復している。AIによる画像分析システムや監視カメラシステムなどを開発提供し、2月1日、「顔認証による入退室管理システムで2年連続マーケットシェアNo.1を獲得」と発表。『闇バイト』を雇った強盗・強殺事件のニュースが世間を賑わせる中で注目を改める動きがあるようだ。

 (株)富士経済の最新調査レポート「2022セキュリティ関連市場の将来展望」の調査結果によると、セキュアの顔認証入退室管理システムが2021年実績の「入退室管理用途の顔認証」市場においてマーケットシェア1位(数量ベース・金額ベース)となった。同社では2012年頃から顔認証入退室管理システムの提供を開始し、22年9月には顔認証関連のサービスで6000件以上導入された。オフィスや工場、店舗などで幅広く導入されており、さらに、表面体温の測定機能の付加や、マスクをつけた状態でも高精度な認証が可能である製品の拡充などにより、セキュリティ分野だけではなく幅広い分野で需要が拡大しているとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:41 | 材料でみる株価

ELEMENTSが上場来の高値を連日更新、セルフレジ無人販売などにAI認証広がる期待

■新年早々ストップ高、経験則では「笛吹き銘柄」、卯年に跳ね今年大相場の予想も

 ELEMENTS<5246>(東証グロース)は2月2日、一段高となり、19%高の1275円(205円高)まで上げた後も上げ幅150円前後で推移し、昨2022年12月に上場して以来の高値を連日更新している。AI審査機能により自動で顔認証し、なりすましや不正登録を防止する本人確認サービス「LIQUID eKYC」の開発提供などを展開。直近は、「ローソン、酒・たばこをセルフレジで販売」(日本経済新聞2月1日付朝刊)などと伝えられたことを受け、年齢確認が必要な商品を無人販売するシステムに向けた需要増加への期待が買いにつながったと見られている。

 また、同社株は2023年の初取引(1月4日)でいきなりストップ高となり、新年を2日連続ストップ高でスタートした。卯年早々に跳ねて始まったことに加え、取引所が手振り商いの頃の相場ジンクスでは、新年早々に注文殺到となり、笛が鳴らされて売買が一時中断する「笛吹き銘柄」は、その年に大幅高を演じるとされ、今年はまさにELEMENTSが「笛吹き銘柄」に相当するとの見方も出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:37 | 材料でみる株価

インティメート・マージャーは2日連続大幅高、米消費者プライバシー法などに対応した新たな広告配信事業に期待強まる

■まずは海外の広告配信事業に参入すると発表を受け1日はストップ高

 インティメート・マージャー<7072>(東証グロース)は2月2日、時間とともに上げ幅を広げて2日連続大幅高となり、午前11時にかけては21%高の1854円(324円高)まで上げて約10か月ぶりに昨年来の高値を更新した。2021年以来の1800円台に進んでいる。2月1日付で、CCPA(米カリフォルニア州消費者プライバシー法)やCPRA(カリフォルニア州プライバシー権法)に対応した新たな広告配信事業の開始を発表し、この日はストップ高。まずは、「CCPA」と「CPRA」に対応したオプトアウト機能の整備など、消費者の各権利に対応するための仕組みづくりを行い、海外の広告配信事業に参入するとした。

 発表によると、昨今、Webユーザーのプライバシー保護の高まりとともに、欧州の「GDPR(EU一般データ保護規則)」や米国の「CCPA(カリフォルニア州消費者プライバシー法)」などによるデータ収集・活用の規制強化が行われている。また、Googleは2024年にChromeでの3rd Party Cookieサポート終了を予定していることを発表しており、インターネット広告における広告配信や効果計測は、これまで活用されてきた3rd Party Cookieに代わる対策が早急に必要とされているのが現状という。同社は、こうした情勢に率先対応するイメージとなっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:04 | 材料でみる株価
2023年02月01日

アドヴァングループは後場動意を強める、自社株買いの発表を機に上げ売買活発

■取得期間を1ヵ月間としたため、短期間の買付による株高効果に期待

 アドヴァングループ<7463>(東証スタンダード)は2月1日の14時30分に自己株式の取得(自社株買い)を発表し、株価は直後から動意を強め、899円(21円高)まで上げる場面を見せて売買活発となっている。取得期間を2023年2月2日から同年3月2日までの1ヵ月間としたため、短期間の買付による株高効果に期待する様子がある。

 取得株式総数は23万株(自己株式除く発行済株式総数の0.6%)、得価額総額は2.0億円。これらを各上限として、2023年2月2日から同年3月2日まで実施するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:50 | 材料でみる株価

AKIBAホールディングスは後場一段ジリ高、2月に設立40周年、株主還元策に期待強まる

■業績は11月に増額修正するなど好調の見通し

 AKIBAホールディングス<6840>(東証スタンダード)は2月1日の後場一段とジリ高傾向を強め、14時過ぎには10%高の460円(42円高)まで上げて今年の高値を更新し、2022年12月中旬の水準を回復している。11月に通期の各利益予想を増額修正し、業績動向に期待があるほか、設立が1983年(昭和58年)2月17日のため40周年になり、記念配当などの株主還元措置を行う期待が出ている。

 22年11月に今期・23年3月期の連結業績予想のうち各利益の予想を増額修正し、営業利益は従来予想を20.0%上回る7.80億円の見込み(前期比7.1%増)に見直した。配当は、同時に発表した第2四半期決算短信で中間、期末とも「ゼロ」を継続の予定とした。第3四半期決算の発表は2月10日前後のもようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:26 | 材料でみる株価

KeyHolderは乃木坂46公式ライバル結成プロジェクトへの参画に注目集まり後場動意強める

■乃木坂46を目標に日本の女性アイドル(J−POP)に再注目し押し出す

 KeyHolder<4712>(東証スタンダード)は2月1日、13時頃から動意を強め、ほどなく8%高の813円(60円高)まで上げて約2ヵ月ぶりの800円台に進む場面があった。午後、「乃木坂46公式ライバル結成プロジェクトへの参画に関するお知らせ」を発表し、期待と注目が集まった。

 発表によると、100%子会社で広告代理店事業及びキャスティング事業を手掛ける株式会社allfuz(東京都渋谷区)が、株式会社Ligareaz Management(東京都渋谷区、レガリアスマネジメント)の手掛ける「がんばれ!ニッポンのアイドル」プロジェクトの第一弾「乃木坂46」の公式ライバルグループの立ち上げプロジェクトに資本参画することとなった。

 「がんばれ!ニッポンのアイドル」プロジェクトとは、今一度、メイドインジャパンのエンタメコンテンツパワーを強化し、押し出していくことをコンセプトに、日本の女性アイドル(J−POP)に再注目し、日本全体を元気づけることに注力するプロジェクトになるという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:01 | 材料でみる株価

クリアルはSBIホールディングスとの資本業務提携など好感され上場来の高値に向けて出直る

■顧客チャネルの拡充や不動産の仕入れ・売却などで協業へ

 クリアル<2998>(東証グロース)は2月1日、8%高の2290円(165円高)まで上げた後も上げ幅100円前後で推移し、上場来の高値2334円(2023年1月19日)に向けて出直り相場を継続している。31日の17時前、SBIホールディングス<8473>(東証プライム)との資本業務提携、第三者割当による新株式の発行などを発表し、好感されている。SBIホールディングスの所有議決権割合は21.68%になる予定とした。

 不動産ファンドのオンラインマーケット「CREAL」運営や個人向け不動産投資運用サービス「CREAL Partners」、プロ投資家向けの大型不動産への投資を通じた資産運用サービス事業「CREAL Pro」を展開し、22年4月に株式を上場した。今回の資本業務提携では、顧客チャネルの拡充や不動産の仕入れでのパイプライン活用、運用中の不動産についての売却時の連携、などについて速やかな協働を開始する方針とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:51 | 材料でみる株価

ゼンリンは短期集中型の自社株買いなど好感され今年に入っての高値に進む

■第3四半期まで営業利益など赤字だが収益構造は期末集中型

 ゼンリン<9474>(東証プライム)は2月1日、大きく出直る相場となり、取引開始後に4%高の839円(33円高)まで上げて今年に入っての高値を約1ヵ月ぶりに更新し、その後も830円台で強い推移となっている。31日の16時に第3四半期決算と自己株式の取得(自社株買い)を発表し、好感されている。第3四半期までの累計連結業績は営業、経常利益が赤字だったが、同社の収益スタイルは期末集中型になる。3月通期の連結業績予想は営業利益30億円(前期比12.3%増)などを据え置いた。

 自社株買いは、取得株式総数70万株(自己株式を除く発行済株式総数の1.2%)、株式の取得総額7億円を各上限として、市場買付にて2023年2月1日から同年2月28日までの予定で行う。期間1ヵ月の短期集中型のため、株価への効果に期待が大きいようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:33 | 材料でみる株価

明治HDが今年の高値に進む、小児向け新型コロナワクチン開発の進展に期待強まる

■小児第3相臨床試験を開始と発表

 明治ホールディングス(明治HD)<2269>(東証プライム)は2月1日、出直りを強めて始まり、取引開始後は6770円(70円高)まで上げて約1週間ぶりに今年の高値を更新している。31日の15時、開発中の新型コロナワクチンについて、生後6ヵ月以上12歳未満の健康な小児を対象に第3相臨床試験を開始したと発表し、期待が強まっている。同日、1例目の被験者に対し初回接種を行ったとした。

 事業子会社Meiji Seikaファルマ株式会社とKMバイオロジクス株式会社が開発を進めているCOVID−19に対する不活化ワクチン『KD−414』について、国内小児第3相臨床試験を開始し、1月31日に1例目の被験者に対し初回接種を行ったと発表した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:38 | 材料でみる株価
2023年01月31日

アルゴグラフィックスは四半期決算やシリコンスタジオとの協業が好感され実質上場来の高値を更新

■設計中の車両を実際に走行しているようなシーンで3DCG生成

 アルゴグラフィックス<7595>(東証プライム)は1月31日、2日続けて大きく上げ、午前10時20分にかけて5%高の4060円(180円高)をつけて約4ヵ月ぶりに株式分割を調整した上場来の高値を更新し、その後も4000円台で強い相場となっている。1月24日にシリコンスタジオ<3907>(東証グロース)との協業を発表し、27日には第3四半期決算を発表。決算発表の翌日から連日大きく上げている。

 シリコンスタジオとは、SUBARU<7270>(東証プライム)向けに、車両モデルデータを取り込んで走行状態を確認できる走行デザインレビューシステムを提供した。設計中の車両を実際に走行しているような状態で確認できるシステムで、車両モデルデータを取り込むと、走行状態を再現可能なデータに変換し、ワインディングロードなどを実際に走行しているようなシーンがリアルタイム3DCGで生成、描画されるという。

 第3四半期連結決算(2022年4〜12月・累計)では通期予想を据え置いたが、営業、経常利益とも78%の進ちょく率となり、通期業績の連続最高益に向けて現実味が増したとの見方が出ている。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:53 | 材料でみる株価

アンジェスが急伸、「慢性椎間板性腰痛症」の治療薬開発を開始、期待高まる

■「NF−κBデコイオリゴDNA」第2相臨床試験の実施を決定と発表

 アンジェス<4563>(東証グロース)は1月31日、急伸商状となり、午前9時30分にかけて22%高の154円(28円高)まで上げた後も145円前後で売買され、大きく出直っている。30日の16時に「慢性椎間板性腰痛症治療用NF−κBデコイオリゴDNAの国内開発決定に関するお知らせ」を発表し、期待が高揚している。

 発表によると、NF−κBデコイオリゴDNAは、2018年2月に米国で椎間板性腰痛症の患者を対象とした後期第1相臨床試験を開始し、21年4月に得られた結果では、重篤な有害事象(SAE)は認められず、高い安全性が確認された。投与早期より腰痛は大幅に軽減し、腰痛の抑制は投与12ヵ月後まで継続した。本日、日本国内において第2相臨床試験を行うことを決定した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:13 | 材料でみる株価

シンプレクスHDが急伸、SBIホールディングスとの資本業務提携、SBI証券との合弁会社の設立など好感

■SB証券は手数料など一部無料化する「ネオ証券化」めざしノウハウ結集

 シンプレクス・ホールディングス(シンプレクスHD)<4373>(東証プライム)は1月31日、一段と上げて始まり、取引開始後に10.6%高の2450円(234円高)まで上げる場面をみせ、大きく出直っている。30日の15時にSBIホールディングス<8473>(東証プライム)との資本業務提携、および株式会社SBI証券との合弁会社の設立、第3四半期決算を発表し、好感されている。

 発表によると、SBIホールディングスは、市場内立会外取引(ToSTNeT)により、31日付でシンプレクスHDの既存株主から普通株式を合計304万300株(2022年12月31日時点の発行済株式総数に対する所有割合5.4%)取得する。また、主にSBI証券をはじめとしたSBIグループのシステム開発・運用を担うこととなる合弁事業会社を23年2月末(予定)をメドに設立する。出資比率はシンプレクスHD49%、SBI証券51%(予定)。

 SB証券では、オンラインでの国内株式取引の売買手数料や、現在投資家が負担している一部費用の無料化を図る「ネオ証券化」を24年3月期上半期までに実現することを目指しており、それに伴い増加が見込まれる取引に対応するため、システムの強化を図っているとした。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:50 | 材料でみる株価

日産自動車が一段と出直る、ルノーとの株式持ち合い対等な関係になる合意など好感

■ルノーは日産自の株式28.4%を将来売却、新たな株主巡り思惑相場の期待

 日産自動車<7201>(東証プライム)は1月31日、反発基調で始まり、取引開始後は467.7円(13.8円高)まで上げ、一段と出直っている。30日の15時過ぎに仏ルノーとの「アライアンスに関する声明」を発表し、仏ルノーと相互に株式を15%保有することで合意したと発表し、好感買いが先行している。現在はルノーが日産自の株式を43%保有する一方、日産自はルノーの株式を15%保有するが、対等な関係になる。

 発表では、「ルノーグループは、日産の株式28.4%をフランスの信託会社に信託。ほとんどの議案に関する議決権は『中立化』されるが、株式が売却されるまでの間、ルノーが保有する経済的な権利(配当金と売却代金)は維持」、「ルノーグループは、同社にとって商慣習上合理的な場合、協調的で秩序あるプロセスにて信託会社に信託した日産株式の売却を指示するが、特定の期間内に売却する義務は負わない」などとした。新たな売却先を巡り、今後も思惑的な相場になりやすい状況が続くとの期待が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:24 | 材料でみる株価
2023年01月30日

日本取引所Gが後場急動意、自社株買いなど好感され買い優勢

■2000万株(発行株数の3.8%)、200億円を各上限に実施

 日本取引所グループ(日本取引所G)<8697>(東証プライム)は1月30日の後場、急激に出直りを強め、13時にかけては4%高の1990.5円(83.5円高)まで上げ、約2ヵ月ぶりに1950円を超えている。昼12時に第3四半期決算と自己株式の取得(自社株買い)などを発表し、好感買いが優勢になっている。

 自社株買いは、取得株式総数2000万株(自己株式を除く発行済株式総数の3.8%)、取得価額200億円を各上限として、2023年1月31日から同年7月27日までの予定で実施するとした。

 第3四半期連結決算(2022年4〜12月・累計)は、営業収益が前年同期比0.1%減の1005.29億円、営業利益は同7.5%減の517.65億円だった。3月通期の連結業績予想は全体に据え置き、営業収益1325億円(前期比2.2%減)、営業利益は655億円(10.9%減)などを継続した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:14 | 材料でみる株価

キャンバスがストップ高、抗がん剤候補化合物『CBP501』米国でオーファンドラッグ指定

■7年間の先発権保護が与えられ、その期間中は⽶国内で独占へ

 キャンバス<4575>(東証グロース)は1月30日、急伸一段高となり、午前11時前にストップ高の1532円(300円高)まで上げて昨2022年12月につけた2015年以来の高値1599円に迫り、そのまま買い気配を続けている。前取引日・27日付で、⽶国で臨床試験を進めている⾃社創出の抗がん剤候補化合物『CBP501』に関して、⽶国⾷品医薬品局(FDA)から、膵臓がんに対するオーファンドラッグ指定の通知を受領したと発表し、好感買いが再燃した。オーファンドラッグ(希少疾患治療薬)は、患者数の少ない疾患の新薬開発を促進するための制度で、市販承認に⾄った場合には7年間の先発権保護(通常の5年間に2年の追加)が与えられ、その期間中は⽶国内における独占が確保されるという。

 発表によると、今回オーファンドラッグ指定された範囲は、すべての膵臓がん治療に対する『CBP501』の使⽤となる。現在の臨床試験の対象疾患である「3次治療」にとどまるものではなく、また、現在の臨床試験で採⽤している多剤併⽤の組合せに限られることもなく、『CBP501』を使⽤するあらゆる膵臓がん治療が今回の指定範囲となっているとした。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:24 | 材料でみる株価

エーザイは値上がりスタート、アルツハイマー病治療薬候補の優先審査品目指定に注目再燃

■朝、「抗アミロイドβプロトフィブリル抗体「レカネマブ」日本で指定と発表

 エーザイ<4523>(東証プライム)は1月30日、持ち直して始まり、取引開始後は8204円(55円高)まで上げ、小幅だが出直り基調となっている。朝8時30分、「抗アミロイドβプロトフィブリル抗体「レカネマブ」について、日本において優先審査品目に指定」と発表し、注目が再燃した。日本の優先審査は、重篤な疾病で医療上の有用性が高いと認められた新薬等に与えられ、総審査期間の目標が短縮されるという。

 発表によると、レカネマブ(一般名、米国ブランド名:LEQEMB)の適応症はアルツハイマー病(AD)の治療。ADを惹起させる因子の一つと考えられている、神経毒性を有するAβプロトフィブリルに選択的に結合し、脳内から除去することで、ADの病態進行を抑制する疾患修飾作用が示唆されている。米国では2023年1月6日に米国食品医薬品局(FDA)よりAD治療薬として迅速承認を取得し、同日、フル承認への変更に向けた生物製剤承認一部変更申請を提出した。欧州でも、23年1月9日に欧州医薬品庁(EMA)に販売承認申請を提出し、1月26日に受理された。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:12 | 材料でみる株価
2023年01月27日

イオレは「キャリコネ」との連携や『Web3』事業での提携が好感され2023年に入っての高値を更新

■運用型求人広告プラットフォーム「HRアドプラットフォーム」の機能拡大

 イオレ<2334>(東証グロース)は1月27日、一段高となり、17%高の1745円(254円高)まで上げて2023年に入っての高値を更新し、出来高も増勢となっている。1月25日付で、運用型求人広告プラットフォーム「HR Ads Platform(以下HRアドプラットフォーム)」とグローバルウェイ<3936>(東証グロース)の提供する就職情報プラットフォーム「キャリコネ」との連携開始を発表し、26日付では『Web3』事業の共同推進に向けてシンガポール企業と戦略的パートナーシップを締結と発表、買い材料視されている。

 「キャリコネ」との連携は、「キャリコネ」サイト内コンテンツの一つである「キャリコネ求人」とHRアドプラットフォームを接続するもの。この連携により、HRアドプラットフォームに入札された求人広告は「キャリコネ求人」に掲載が可能となり、さらに多くの求職者へ求人情報を届けることができるようになる。また「キャリコネ求人」はHRアドプラットフォームに自動出稿された求人広告を掲載することで、サイト内の求人情報を充実させ、ユーザーの利便性を向上させることになるとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:16 | 材料でみる株価