[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (06/10)リミックスポイントは後場ストップ高、資本提携先が提携時の約束を超えて買い増しているとされ思惑・憶測膨らむ
記事一覧 (06/10)シンメンテホールディングスが後場一段と強含む、訪日観光客の受け入れ再開に期待強まる
記事一覧 (06/10)ベイシスは「ワイヤレス給電システム」の事業開始など好感され15%高
記事一覧 (06/10)テックポイント・インクが急伸し気配値のままストップ高、中国BYDに製品採用される
記事一覧 (06/10)ユビキタスAIコーポレーションがストップ高、IoT機器の開発と市場投入までの期間を50%短縮
記事一覧 (06/10)セメント株が一斉高、太平洋セメント石炭価格の「サーチャージ制」導入と伝えられ期待強まる
記事一覧 (06/10)協和キリンが3日続伸、悪性腫瘍薬候補の米国での発表など好感され出直り強める
記事一覧 (06/09)ナノキャリアが14時過ぎから急伸、遺伝⼦治療⽤製品『VB−111』についての発表など好感される
記事一覧 (06/09)ヤクルト本社が高値を更新、「ヤクルト1000」短期間で大幅なご注文をいただき一時休止などに注目集まる
記事一覧 (06/09)キリンHDは連日高値、「AIを活用したビール類醸造」で最大6.5時間かかっていた作業を最短55分まで短縮などに注目集まる
記事一覧 (06/09)ミアヘルサHDは株主優待制度の導入など好感され買い気配のままストップ高
記事一覧 (06/09)ENECHANGEがストップ高、「脱炭素テックファンド」に三井住友信託銀の出資など買い材料視
記事一覧 (06/09)日華化学が再び一段高、世界で初めて「アミノ酸由来の人工核酸モノマー」販売開始に注目集まる
記事一覧 (06/09)INPEXが2010年以来の高値、NY原油の一段高など受け石油株は軒並み高い
記事一覧 (06/08)三井海洋開発が一段と出直る、先行高のINPEXなどを追う資源エネ株の見方
記事一覧 (06/08)ファーストリテイリングは朝方の730円高から軟化し一時610円安、値上げへの反応分かれる
記事一覧 (06/08)KIYOラーニングが一時ストップ高、「人への投資3年間で4千億円」など受け大きく出直る
記事一覧 (06/08)メルカリが反発、「米国に続き新たな国への拡大も検討」と伝えられ期待再燃
記事一覧 (06/08)IHIは7%高で連日高値、4年ぶりに「DX銘柄」に選定されファンドの買いなど期待
記事一覧 (06/07)共同ピーアールが後場ストップ高、メタバース空間における企業プロモーション支援事業に期待強まる
2022年06月10日

リミックスポイントは後場ストップ高、資本提携先が提携時の約束を超えて買い増しているとされ思惑・憶測膨らむ

■SBIホールディングスが8%近く保有と伝わり提携時の5%を上回る

 リミックスポイント<3825>(東証スタンダード)は6月10日の後場一段と上げ、13時頃からはストップ高の714円(100円高)で売買されている。資本業務提携するSBIホールディングス<8473>(東証プライム)が9日に提出した大量保有の変更報告書でリミックスポイント株の保有割合が7.78%と伝えられた。提携時の「株式5%の取得」を上回って買い進んでいることになり、がぜん、思惑・憶測が膨らむ形になった。提携後につけた2018年以来の高値727円(22年5月17日)に迫っている。

 リミックスポイントとSBIホールディングスは2022年5月12日に資本業務提携を発表し、「SBIホールディングスによる当社株式5%の株式市場を通じての取得、及びSBIホールディングスのグループ会社に対する当社連結子会社(孫会社)である株式会社ビットポイントジャパンの株式51%の譲渡を伴う、包括的な資本業務提携」を結んだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:30 | 材料でみる株価

シンメンテホールディングスが後場一段と強含む、訪日観光客の受け入れ再開に期待強まる

■業績は堅調で2022年2月期は当初予想を大幅に上回る

 シンメンテホールディングス<6086>(東証グロース)は6月10日の後場、一段と強含んで始まり、取引開始後は9%高に迫る1314円(104円高)まで上げて今年1月につけた年初来の高値1352円に向けて出直りを強めている。店舗・施設の内外装や設備機器から扉・鍵ガラス、看板・ネオンまでトータルメンテナンスサービスを行い、10日から訪日観光客の受け入れが再開されたことなどを受けて期待が強まっている。

 業績は堅調で、飲食店業界などがコロナの打撃を受けた2022年2月期は、「顧客の状況に応じたメンテナンスサービスを提供したこと等により、当初予想を大幅に上回る業績となった」(5月27日発表の事業計画及び成長可能性に関する事項より)。今期も続伸の予想とし、2023年2月期・第1四半期の決算発表は22年7月中旬を予定する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:53 | 材料でみる株価

ベイシスは「ワイヤレス給電システム」の事業開始など好感され15%高

■エイターリンク社製「AirPlug」の設置プロジェクトを開始

 ベイシス<4068>(東証グロース)は6月10日、時間とともに上げ幅を広げ、午前11時20分過ぎに15%高の3680円(480円高)まで上げ、大きく出直った。後場は3630円で取引が始まった。9日付で、「ワイヤレス給電システム」の設置を開始と発表し、期待が強まった。

 発表によると、無線素子、アンテナ、高周波製品などの開発、製造、販売、輸出入を行うエイターリンク株式会社(東京都千代田区)が開発・製造したワイヤレス給電システム「AirPlug」の設置プロジェクトを開始する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:32 | 材料でみる株価

テックポイント・インクが急伸し気配値のままストップ高、中国BYDに製品採用される

■BYDの純正ドライブレコーダー向けに年110万セット以上出荷目標

 テックポイント・インク<6697>(東証グロース)は6月10日、取引開始後まもなく気配値のままストップ高の1126円(150円高)に達し、前引けにかけてもストップ高買い気配を続けて急伸商状となっている。9日付で、「中国BYD社の純正ドライブレコーダーにTP2863(受信用)、TP3810(送信側ISP+TX)が採用」と発表しており、業績の飛躍的な拡大などに期待が強まった。値がつけば、取引時間中としては今年4月11日以来の1100円台回復となる。

 発表によると、採用された同社製品を用いたドライブレコーダーは、BYD Autoが販売する量産車の大半に搭載される予定で、適用車種において工場出荷時から装着される。テックポイントは、2022年に110万セット以上のチップセット(RXとISP+TX)をBYDに出荷することを目標としている。BYD Autoの2021年の新エネルギー自動車の販売台数は60万3783台で、米テスラ社に次ぐ世界第2位の地位にあるという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:32 | 材料でみる株価

ユビキタスAIコーポレーションがストップ高、IoT機器の開発と市場投入までの期間を50%短縮

■「3ヶ月未満でIoT機器の開発を行うことも可能」とし注目強まる

 ユビキタスAIコーポレーション<3858>(東証スタンダード)は6月10日、2日続けて大幅高となり、午前10時にかけてストップ高の542円(80円高)まで上げたあとストップ高買い気配を続けている。9日に「IoT機器の開発と市場投入までの期間を50%短縮し、OSSのセキュリティ懸念も軽減できるソフトウェアパッケージを開発」と発表しており、一段と好感買いの強まる相場になった。

 発表には、「動作確認に要する期間が短縮されることによって、3ヶ月未満でIoT機器の開発を行うことも可能」との解説がある。近年は、高性能・高機能化が進む組込み機器開発において、多岐にわたる検討、開発および調達が必要になり、セキュリティ対応などに多大な時間と手間を要するようになっているという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:17 | 材料でみる株価

セメント株が一斉高、太平洋セメント石炭価格の「サーチャージ制」導入と伝えられ期待強まる

■太平洋セメは一時東証プライム銘柄の値上がり率1位に

 太平洋セメント<5233>(東証プライム)は6月10日、時間とともに上げ幅を広げる始まりとなり、午前9時40分にかけては9%高に迫る2119円(169円高)まで上げ、東証プライム銘柄の値上がり率1位に躍り出る場面を見せて活況高となっている。「9月から、製造時の燃料に使う石炭の市況変動をセメント価格に反映する「サーチャージ制」を導入することが分かった」(日本掲載新聞6月10日付朝刊)と伝えられており、燃料コストの製品価格への反映が進むとして注目が集まった。

 「ロシアによるウクライナ侵攻を受けて石炭価格が急騰しており、市況に応じた転嫁を進めやすくする」(同)と伝えられた。空運業界では「燃油サーチャージ制」が定着している。10日の株式市場では、これを受けて住友大阪セメント<5232>(東証プライム)も7%高まで上げて大きく出直っており、UBE<4208>(東証プライム)もしっかりとなっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:51 | 材料でみる株価

協和キリンが3日続伸、悪性腫瘍薬候補の米国での発表など好感され出直り強める

■第1四半期はコア営業利益12%増加など好調

 協和キリン<4151>(東証プライム)は6月10日、3日続伸基調で始まり、取引開始後は4%高の2957円(111円高)まで上げ、取引時間中としては今年4月14日以来の2900円台を回復している。6月5日付で、悪性腫瘍の治療薬として米社と共同開発する新薬候補の国際共同第2相試験のデータを米国臨床腫瘍学会で報告したと発表し、以後、出直りを強める相場となっている。

 第1四半期連結決算(2022年1〜3月)は5月10日に発表し、コア営業利益が前年同期比11.8%増、親会社の所有者に帰属する四半期利益は同24.1%増など好調だった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:34 | 材料でみる株価
2022年06月09日

ナノキャリアが14時過ぎから急伸、遺伝⼦治療⽤製品『VB−111』についての発表など好感される

■2023年上半期に⽶国⾷品医薬品局に⽣物製剤承認申請も

 ナノキャリア<4571>(東証グロース)は6月9日の14時頃から急動意となり、一時27%高の303円(64円高)まで上げる場面を見せて大きく出直っている。同社が国内での開発を担当する遺伝⼦治療⽤製品『VB−111』について、導⼊元のイスラエル企業が今後のスケジュールを更新したと発表し、期待が強まった。

 発表によると、『VB−111』については、2022年第3四半期に予定されるトップラインデータにおいてポジティブな結果が得られれば、イスラエル企業は、2023年上半期に⽶国⾷品医薬品局(FDA)に⽣物製剤承認申請(BLA)を予定しているとした。『VB−111』は、腫瘍⾎管の破壊とともに、腫瘍免疫を惹起するなど、2つの作⽤メカニズムを持っており、新たな治療法の選択肢を提供できるとして期待されているという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:57 | 材料でみる株価

ヤクルト本社が高値を更新、「ヤクルト1000」短期間で大幅なご注文をいただき一時休止などに注目集まる

■機能性表示食品、「ストレス緩和」「睡眠の質向上」などに人気集中か

 ヤクルト本社<2267>(東証プライム)は6月9日の後場、一段と強含む相場となり、14時過ぎに7420円(170円高)まで上げて2日続けて年初来の高値を更新し、2019年以来の7400円台に進んでいる。機能性表示食品「Yakult(ヤクルト)1000」のホームページに、『お詫び』と題して「短期間で大幅なご注文をいただいたため、「ヤクルト届けてネット」での新規お申し込みの受け付けを一時休止させていただいております」などと掲示しており、注文殺到の様子が注目されている。

 同製品は、「ヤクルト史上最高密度の乳酸菌シロタ株」「ストレス緩和」「睡眠の質向上」「腸内環境改善」などをうたっている。株式市場関係者の中には、プロ野球のヤクルト球団が昨シーズンから急に強くなったとして「ヤクルト1000」に注目する様子もある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:39 | 材料でみる株価

キリンHDは連日高値、「AIを活用したビール類醸造」で最大6.5時間かかっていた作業を最短55分まで短縮などに注目集まる

■ビール全9工場計で年間3000時間以上の時間創出を見込む

 キリンホールディングス(キリンHD)<2503>(東証プライム)は6月9日の後場、2092.0円(24.5円高)で始まり、年初来の高値を連日更新している。8日付で、「AIを活用したビール類醸造計画システム」により、最大6.5時間かかっていた計画策定作業を最短で55分まで短縮することが可能になり、キリンビール全9工場計で年間3000時間以上の時間創出を見込んでいる、などと発表し、注目を集めている。

 この、AIによる時間創出は、8日付で発表した「キリンホールディングスが『DX注目企業2022』に選定」とのリリースの中で、DXの「具体的な取り組み事例」として開示されている。さらに、全国各地のブルワリー(醸造所)と飲食店を繋ぐクラフトビールのプラットフォーム「Tap Marché(タップ・マルシェ)」では、「飲食店向けの専用ECサイトを通じて、クラフトビールの注文やメニュー・POPの作成がオンラインで完結」すること、「お店ごとの注文状況を通じて、お客様動向をダイレクトに把握する事で、商品開発などにもつなげることが可能」であることなどを挙げている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:13 | 材料でみる株価

ミアヘルサHDは株主優待制度の導入など好感され買い気配のままストップ高

■修正版の中期計画、今期大幅増益予想の3月決算など発表

 ミアヘルサホールディングス(ミアヘルサHD)<7129>(東証スタンダード)は6月9日の前場、買い気配のまま取引開始後にストップ高の1129円(150円高)に達し、売買が成立しなかった。8日15時に株主優待制度の導入、修正版の中期経営計画、今期大幅増益予想の3月決算などを発表し、好感買いが殺到している。

 2022年9月末日現在で1単元(100株)以上を保有する株主を対象として株主優待を開始し、保有株数に応じて同社オリジナルQuoカードを贈呈する。保有株数が100株以上200株未満の場合はQuoカード1000円分とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:35 | 材料でみる株価

ENECHANGEがストップ高、「脱炭素テックファンド」に三井住友信託銀の出資など買い材料視

■運営する海外特化型の脱炭素エネルギーファンドに注目集まる

 ENECHANGE<4169>(東証グロース)は6月9日、午前9時半前にストップ高の797円(100円高)で売買され、そのまま午前11時を過ぎてもストップ高買い気配を続けている。8日の15時、共同運営する海外特化型の脱炭素エネルギーファンドの第2号ファンドである「Japan Energy Capital2号ファンド」(通称:脱炭素テックファンド)に、新たに三井住友信託銀行株式会社(SMTB)が出資することになったと発表し、買い材料視されている。

 発表によると、SMTBの本ファンドへの出資額は明示されていないが、「SMTBは、脱炭素に資する事業や企業、ファンドを含めた各種領域において、専門性を活かした社会課題解決型の資金循環を実現していくため、2030年度までに累計5000億円の投資を計画している。本ファンドへの投資はその一環になる」、とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:20 | 材料でみる株価

日華化学が再び一段高、世界で初めて「アミノ酸由来の人工核酸モノマー」販売開始に注目集まる

■革新的な医薬の開発につながる可能性などに期待再燃

 日華化学<4463>(東証プライム・名証プレミア)は6月9日、買い気配の後9%高の950円(75円高)で始まり、7日の急伸に続いて一段高となっている。6日午後、「アミノ酸由来人工核酸モノマーの工業生産プロセス確立、核酸医薬等の試験研究用途向けに販売を開始」と発表し、翌7日は出来高をともなって上げた。9日は再び注目が強まる展開となっている。

 発表によると、名古屋大学によって開発されたアミノ酸由来の人工核酸モノマー(iL−aTNAシリーズ、SNAシリーズ)の工業生産プロセスを確立し、核酸医薬等の試験研究用途向けに製造、世界で初めて販売を開始した。

 このモノマーを原料とした核酸医薬は生体内での安定性と安全性が高いという医薬として顕著な特徴が明確になりつつあり、従来の医薬では治療できなかった疾患に対する革新的医薬としての発展が期待されている。今後、更に新たな機能性人工核酸モノマーの製品ラインナップ拡充と応用製品の事業化に向けた取組みを通じて、個別化医療に貢献していくとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:34 | 材料でみる株価

INPEXが2010年以来の高値、NY原油の一段高など受け石油株は軒並み高い

■122ドル/バレルに乗り3ヵ月ぶりの高値に進んだと伝えられる

 INPEX<1605>(東証プライム)は6月9日、続伸一段高で始まり、取引開始後は1830円(80円高)まで上げ、2010年以来の1800円台に進んでいる。米国8日のNY原油先物が一段と上げ122ドル/バレル台に乗り3ヵ月ぶりの高値に進んだと伝えられたほか、出光興産<5019>(東証プライム)との地熱発電事業への取組も買い材料視されている。石油株は軒並み高く始まっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:16 | 材料でみる株価
2022年06月08日

三井海洋開発が一段と出直る、先行高のINPEXなどを追う資源エネ株の見方

■ブラジル向け5月に稼働し「本年度以降の収益基盤は一層拡大」

 三井海洋開発<6269>(東証プライム)は6月8日、一段と出直りを強め、後場は13時30分にかけて6%高の1403円(79円高)前後で推移し、今年1月につけた年初来の高値1499円に迫っている。

 ブラジルの国営石油会社ペトロブラス(Petróleo Brasileiro S.A.)から受注し、建造していたFPSO(浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備)が5月1日に共用を開始し、「本年度以降の当社の収益基盤は一層拡大することが期待される」と発表しており、すでに高値を更新しているINPEX<1605>(東証プライム)石油資源開発<1662>(東証プライム)などに続く資源エネルギー関連株として注目が強まっている。

 8日は、ロシアが「北方四島周辺での『安全操業」』協定の履行を停止、ロシア外務省」(NHKニュースWEB6月8日午前11時43分)と伝えられた。株式市場関係者の中には、石油・天然ガスを輸入している「サハリン1、同2」プロジェクトへの影響などまでを懸念して三井海洋のFPSOに注目を強める様子がある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:50 | 材料でみる株価

ファーストリテイリングは朝方の730円高から軟化し一時610円安、値上げへの反応分かれる

■「ユニクロ」一部商品の値上げを発表し「定番のフリースは大幅上昇」

 ファーストリテイリング<9983>(東証プライム)は6月8日、朝寄り直後の6万9210円(730円高)を上値に反落し、午前10時30分にかけて6万7870円(610円安)まで軟化して一進一退となっている。7日、「ユニクロ」の秋冬向けアイテムの一部値上げを発表し、「定番のフリースは一部を除き、税込み価格が前年の1990円から2990円に大幅上昇する」。(時事ドットコムニュース6月7日16時58分)などと伝えられ、株式市場では受け止め方が分かれているようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:35 | 材料でみる株価

KIYOラーニングが一時ストップ高、「人への投資3年間で4千億円」など受け大きく出直る

■忙しい人向けのオンライン資格講座など運営し連想買い

 KIYOラーニング<7353>(東証グロース)は6月8日、次第高となって急伸し、午前10時半にかけて一時ストップ高の774円(100円高)まで上げて大きく出直っている。忙しい人向けのオンライン資格対策講座「STUDYing(スタディング)」などを運営し、政府の「骨太の方針」で社会人の学び直し(りスキリング)や生涯教育などの「人への投資」が盛り込まれ、「3年間で4千億円を投じる」(日本経済新聞6月8日付朝刊)などと伝えられ、買い材料視されている。

 業績は好調で、今期・2022年12月期は売上高を41.5%増の32億円、当期純利益は同19.7%増の1.49億円を見込み、20年12月期の最高益に迫る予想としている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:13 | 材料でみる株価

メルカリが反発、「米国に続き新たな国への拡大も検討」と伝えられ期待再燃

■東証プライム移籍2日目、初日は下げたが注目度は強い様子

 メルカリ<4385>(東証プライム)は6月8日、反発相場となり、午前10時にかけては2112円(85円高)まで上げ、昨7日の133円安から大きく回復している。7日付で東証グロースから東証プライムに市場変更。変更初日は下げたが、同社の山田進太郎社長が7日の記者会見で、「海外でのフリーマーケットアプリ事業について、現在展開している米国に続き、新たな国への拡大も検討していることを明らかにした」(時事ドットコムニュース6月7日20:00)などと伝えられ、買い材料視されている。

 今期・2022年6月期の業績は減益を見込むが、来期・23年6月期の回復を展望する相場に移行してほしいといった声が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:12 | 材料でみる株価

IHIは7%高で連日高値、4年ぶりに「DX銘柄」に選定されファンドの買いなど期待

■防衛費増額などで三菱重などと上値を追う中で買い要因加わる

 IHI<7013>(東証プライム)は6月8日、続伸一段高となり、午前9時30分にかけては7%高に迫る4275円(270円高)まで上げ、2018年以来の高値を連日更新している。防衛費の増額などで三菱重工業<7011>(東証プライム)などとともに連日高値を更新する中でも大きな値上がり率。7日、2018年度以来3度目の「DX銘柄(DX銘柄2022)」に選定されたと発表しており、DX関連株を組み入れて資金運用する投資信託などからの買い需要が加わるとの期待が出ている。

 DX株に投資する投資信託としては、大手証券系のファンドの他にも「グローバルDX関連株式ファンド」(三井住友DSアセットマネジメント)や「UBSグローバルDX株式ファンド」(UBSアセット・マネジメント)などがある。毎年続けてDX銘柄に選定されている銘柄はすでに組み入れが進んでいる可能性が高いが、新たに選定された点で注目度が強いとの声がある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:46 | 材料でみる株価
2022年06月07日

共同ピーアールが後場ストップ高、メタバース空間における企業プロモーション支援事業に期待強まる

■次世代VRシステム開発企業との連携、新事業への進出を発表

 共同ピーアール<2436>(東証スタンダード)は6月7日、13時頃から急伸し、ほどなくストップ高の1033円(150円高)で売買され、そのまま買い気配となっている。同時刻頃、メタバース空間における企業プロモーション活動をサポートする商品開発を進めると発表し、注目集中となった。株価1000円台は2021年12月以来になる。

 発表によると、次世代VRシステムの開発を手掛ける株式会社雪雲(長野県長野市、以下、雪雲)と連携し、拡大するメタバース領域でのサービスを強化する。雪雲は、「VR酔い」を軽減するVR技術「VRun system」をコア技術として、日本発のメタバースプラットフォーム「The Connected World」の開発を2022年5月に開始した。今後、「The Connected World」を活用したメタバース空間における企業プロモーション活動をサポートする商品開発を進めていく。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:34 | 材料でみる株価