[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (09/03)セレスは持分会社ビットバンクとミクシィの提携など好感されストップ高
記事一覧 (09/03)アイロムGは次第高、新規ゲノム編集技術の特許に注目集まる
記事一覧 (09/03)キッセイ薬品は新薬候補にかかわる許諾と一時金、マイルストン収入が注目され戻り高値に進む
記事一覧 (09/03)信越化学が続伸、「半導体ウエハー出荷最高」など好感され米半導体株高にも乗る
記事一覧 (09/03)JFEホールディングスが再び高値を更新、NY株高など受け鉄鋼株が再び上値を追う
記事一覧 (09/02)ブシロードは9月末を基準日とする株式2分割、株主優待の開始、自社株買いが好感され戻り高値に進む
記事一覧 (09/02)セルシードは細胞培養器材の開発・製造施設の稼働に注目集まり戻り高値に進む
記事一覧 (09/02)レカムは後場も大幅高で推移、ウイルス除菌装置の中国での販売強化に注目集まる
記事一覧 (09/02)日本金銭機械が急伸、「渋沢栄一」の新1万円札に向け更新需要等連想の見方
記事一覧 (09/02)太陽誘電が一段高、「電子部品出荷32%増」など好感され20年来の高値を更新
記事一覧 (09/02)NTTが続伸一段高、TOPIX(東証株価指数)との相関が強く「選挙期間中の株高」を意識
記事一覧 (09/01)テルモは欧州での学会発表や証券会社の目標株価が買い材料視され高値を更新
記事一覧 (09/01)シンバイオ製薬はシンガポール国立がんセンターとの共同研究契約に注目集まり出直り試す
記事一覧 (09/01)岡本工作機械は約120億円の大口受注に注目集まり急伸
記事一覧 (09/01)ERIホールディングスは「デジタル庁」発足による追い風など期待され続伸一段高
記事一覧 (09/01)パイプドHDが続伸、政策・選挙コンサルティング事業など買い材料視される
記事一覧 (09/01)コマツは米キャシー・ウッド氏のファンドが「毎日購入」とされ大きく出直る
記事一覧 (08/31)ゆうちょ銀行は『寄り天』、大型の株式消却を発表したが売り注文の厚さを示唆
記事一覧 (08/31)LITALICOは後場も大きく出直ったまま活況、9月末の株式分割が好感される
記事一覧 (08/31)海運株が切り返し連日高値、業績好調で米国景気の回復期待など背景に
2021年09月03日

セレスは持分会社ビットバンクとミクシィの提携など好感されストップ高

■ビットコイン相場の急伸一時5万ドル台回復も材料視される

 セレス<3696>(東1)は9月3日、急伸商状となり、頻繁にストップ高の3250円(500円高)で売買されている。2日午後、持分法適会社ビットバンクとミクシィ<2121>(東1)との資本業務提携を発表して注目されているほか、米国で2日ビットコイン相場が急伸し一時5万ドル台を回復したことなども買い材料視された。ミクシィも一時2687円(102円高)まで上げて出直りを強めている。

 持分法適会社ビットバンクがミクシィを引受先とする第三者割当増資を行い70億円の資金を調達し、セレスからの追加出資と合わせて総額75億円を調達をすると発表した。ビットバンクとミクシィの資本業務提携により、ビットバンクの財務健全性の強化や、既存事業の更なる拡大、並びにIEO、ステーキング、カストディ、NFT、L2決済など新規事業の創出を目的とした投資が可能になり、また、シナジー効果により、今までにない新たな価値創出が可能になるとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:49 | 材料でみる株価

アイロムGは次第高、新規ゲノム編集技術の特許に注目集まる

■第1四半期の大幅増益もあらためて見直され買い材料視

 アイロムグループ(アイロムG)<2372>(東1)は9月3日、次第高となり、取引開始から1時間を過ぎた午前10時過ぎには2201円(92円高)まで上げ、6月12日以来の2200円台復帰となっている。2日の夕方、同社グループが開発した新規ゲノム編集技術が9月1日付で特許査定を受けたと発表し、買い材料視されている。

 発表によると、特許を取得した新規ゲノム編集技術は、すでに100%子会社の(株)IDファーマが販売している遺伝子改変キット「GenoTune」で使用しているという。

 アイロムグループの第1四半期の連結決算はSMO(医療機関の治験支援)事業、CRO(医薬品開発業務受託)事業とも大きく伸び、売上高は前年同期比53.3%増加し、経常利益は同4.3倍に拡大した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:29 | 材料でみる株価

キッセイ薬品は新薬候補にかかわる許諾と一時金、マイルストン収入が注目され戻り高値に進む

■子宮筋腫などの各症状改善が期待される薬剤

 キッセイ薬品工業<4547>(東1)は9月3日、続伸基調となり、取引開始後は2471円(20円高)まで上げて戻り高値を更新している。2日の夕方、同社創製の新薬候補「リンザゴリクス」について、中国における開発及び販売権を同国企業のバイオジェニュイン社に許諾し一時金とマイルストン収入が発生すると発表し注目されている。年初来の高値は2790円(3月22日)。

 発表によると、「リンザゴリクス」は、経口投与が可能で、子宮筋腫や子宮内膜症の各症状を改善することが期待される薬剤。現在、キッセイ薬品が日本国内で開発を進めているほか、欧米においては、技術導出先のオブシーバ社により、子宮筋腫及び子宮内膜症での開発が進められており、2020年11月には、子宮筋腫に基づく過多月経の改善を適応症として欧州医薬品庁(EMA)に販売承認申請が行われた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:05 | 材料でみる株価

信越化学が続伸、「半導体ウエハー出荷最高」など好感され米半導体株高にも乗る

■半導体関連株は軒並み高くレーザーテックは上場来の高値
 
 信越化学工業<4063>(東1)は9月3日、続伸基調となり、取引開始後は5%高の1万9030円(460円高)まで上げて6月18日以来の1万9000円台復帰となっている。NY株式市場で半導体関連株が上げ、同社株のADRも上げた上、国内での「半導体ウエハー出荷最高、4〜6月、演算用の需要強く」(日本経済新聞9月2日)といった状況が伝えられ、買い材料視されている。

 今朝の東京株式市場では半導体関連株が軒並み活況高。レーザーテック<6920>(東1)は2日ぶりに上場来の高値に進んでいる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:48 | 材料でみる株価

JFEホールディングスが再び高値を更新、NY株高など受け鉄鋼株が再び上値を追う

■米景気回復期待など映す、アフガン情勢を受け『遠くの戦争は買い』の見方も

 JFEホールディングス<5411>(東1)は9月3日、再び上値を追って始まり、取引開始後は5%高の1809円(82円高)まで上げて3日ぶりに年初来の高値を更新している。業績回復が目立つ上、NY株式がS&P500種の最高値更新などで景気回復期待を強め、米国の大型インフラ投資需要などに乗る期待が再燃した。

 日本製鉄<5401>(東1)も上げ、海運株は日本郵船<9101>(東1)が強い。米国の景気回復北に加え、このところは、アフガン情勢を受けて『遠くの戦争は買い』といった相場観も言われている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:22 | 材料でみる株価
2021年09月02日

ブシロードは9月末を基準日とする株式2分割、株主優待の開始、自社株買いが好感され戻り高値に進む

■優待は毎年12月末の株主を対象に開始

 ブシロード<7803>(東マ)は9月2日、再び強含む相場となり、14時30分を過ぎて3025円(120円高)まで上げ、このところの出直り相場の高値に進んでいる。9月末を基準日とする株式2分割、毎年12月末の株主を対象とする株主優待制度の新設、さらに、8月16日から11月30日までの日程で開始した自己株式の取得(自社株買い)がが好感され、一時的に軟化しても奪回してジリ高を続ける相場になった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:10 | 材料でみる株価

セルシードは細胞培養器材の開発・製造施設の稼働に注目集まり戻り高値に進む

■フラスコ製品の需要が海外を中心として継続的に拡大

 セルシード<7776>(JQG)は9月2日、245円(6円高)まで上げた後も堅調に推移し、このところの回復相場で2日ぶりに高値を更新している。1日17時、「開示事項の経過」として細胞培養器材専用の開発・製造施設の稼働開始を発表し、注目が再燃した。海外を中心として継続的に拡大するフラスコ製品の需要に対応する。

 今年6月、「顧客の要望や海外での販売数量の増加に対応するため、フラスコ製品専用の開発・製造施設を新設する」と発表し、このたび、施設の内装工事、機械器具等の設置及び本社からの移転作業が順調に完了し、施設の稼働を開始した。更なる生産体制の充実などを進める。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:27 | 材料でみる株価

レカムは後場も大幅高で推移、ウイルス除菌装置の中国での販売強化に注目集まる

■日系中国企業と業務提携、北京冬季五輪に向け需要拡大の見込み

 レカム<3323>(JQS)は9月2日の後場、15%高の100円(13円高)で始まり、前場の一時21%高(18円高の105円)に続いて急伸商状となっている。9月1日の17時、ウイルス除菌装置「ReSPR(レスパー)」の中国での販売に関する業務提携契約を発表し、買い材料視された。3ケタ(100円台)回復は今年8月3日以来になる。

 子会社レカムビジネスソリューションズ(大連)株式有限公司が、ウイルス除菌装置「ReSPR(レスパー)」の中国での販売についてサンワサプライ株式会社(岡山県岡山市)のグループ会社である山業(上海)商貿有限公司(サンワサプライ上海)と8月31日付で締結したと発表した。サンワサプライグループは中国で数百社の販売網を持つとし、中国では2022年2月の北京冬季オリンピックに向けて新型コロナ対策商品の需要が高まることが見込まれるとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:55 | 材料でみる株価

日本金銭機械が急伸、「渋沢栄一」の新1万円札に向け更新需要等連想の見方

■紙幣鑑別機などの大手で偽造防止の最先端技術などに対応

 日本金銭機械<6418>(東1)は9月2日、12%高の629円(69円高)まで上げる場面を見せて急伸商状となり、今年7月16日以来の600円台回復となっている。紙幣鑑別機などの大手で、「『渋沢栄一』肖像、新1万円札印刷始まる、偽造防止に最先端技術」(NHKニュースWEB9月1日午後)と伝えられ、偽造防止の最先端技術などに対応する紙幣計数機器の更新需要に連想が働いたとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:35 | 材料でみる株価

太陽誘電が一段高、「電子部品出荷32%増」など好感され20年来の高値を更新

■業績拡大が目立ちニュースや材料に反応しやすいとの見方

 太陽誘電<6976>(東1)は9月2日、一段高で始まり、取引開始後は6770円(240円高)まで上げて2000年以降の最高値を更新している。「電子部品出荷6月32%増」(日本経済新聞9月2日付朝刊)と伝えられ、一段と注目が強まった。業績拡大が目立ち、証券会社による投資判断や目標株価の引き上げが複数出されているため、こうした材料に反応しやすいと見られている。

 今期・2022年3月期の連結営業利益、経常利益の予想を3割増とするなど、業績拡大が目立つ。第1四半期決算の発表を受けて野村証券は目標株価を7000円から7200円に引き上げたと伝えられた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:40 | 材料でみる株価

NTTが続伸一段高、TOPIX(東証株価指数)との相関が強く「選挙期間中の株高」を意識

■データセンターを面積ベースで2割拡大などの期待材料も

 日本電信電話(NTT)<9432>(東1)は9月2日、一段高で始まり、取引開始後は3004.0円(25.5円高)まで上げて今年3月につけた年初来の高値3018円に迫っている。直近の買い材料としては、9月1日に「データセンターを面積ベースで2割拡大」と発表したことなどがあるが、TOPIX(東証株価指数)との相関性の強い銘柄でもあり、衆議院選挙期間中は株価が上がるという経験則から「TOPIX上昇・NTTも値上がり」と想定する動きが働いているとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:19 | 材料でみる株価
2021年09月01日

テルモは欧州での学会発表や証券会社の目標株価が買い材料視され高値を更新

■8月下旬、抗血小板療法に関する試験結果を欧州心臓病学会で発表

 テルモ<4543>(東1)は9月1日、後場も一段ジリ高となり、13時過ぎには4697円(100円高)まで上げて株式分割を考慮した上場来の高値に進んでいる。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が目標株価を5900円に300円引き上げたと伝えられたほか、8月31日付で、抗血小板療法に関する試験結果を欧州心臓病学会で発表したとのプレスリリースをホームページに掲示しており、買い材料視されたとみられている。

 8月27日から30日に開催されたEuropean Society of Cardiology 2021(欧州心臓病学会)で、高出血リスク患者における最適な抗血小板療法を検証した「MASTER DAPT」試験の最終結果を発表し、同時に、New England Journal of Medicine誌、およびCirculation誌にもサブグループ解析論文が公表されているとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:19 | 材料でみる株価

シンバイオ製薬はシンガポール国立がんセンターとの共同研究契約に注目集まり出直り試す

■四半期決算発表後に下げた後は底堅く業績動向はかなり消化の見方

 シンバイオ製薬<4582>(JQS)は9月1日の後場、再び出直りを指向して始まり、取引開始後に1115円(43円高)まで上げて本日の現在高となっている。同日付で、シンガポール国立がんセンターとの共同研究契約の締結を発表しており、注目材料視されている。朝の取引開始後も1111円(39円高)まで上げた。

 発表によると、このたび、抗ウイルス薬ブリンシドフォビル注射剤(brincidofovir IV、以下「BCV IV」)について、エプスタイン・バール・ウイルス(EBウイルス)注陽性リンパ腫に対する抗腫瘍効果とその機序の探索に関して、シンガポール国立がんセンター(以下「NCCS」)と共同研究契約を締結した。

 株価は8月4日の四半期決算発表後に水準を一段下げ、1100円のゾーンで一進一退となっているが、下げた後は下値の堅い値動きのため、業績動向は相当程度、消化されてきたとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:17 | 材料でみる株価

岡本工作機械は約120億円の大口受注に注目集まり急伸

■発表は簡素だが業績インパクトは小さくないとの見方が

 岡本工作機械製作所<6125>(東1)は9月1日、急伸商状となり、午前10時30分にかけて12%高の5860円(610円高)まで上げ、大きく出直っている。31日の15時に半導体製造装置約120億円の大口受注を発表し、好感買いが殺到した。

 発表は簡素で、売上計上予定2023年3月期〜2025年3月期、22年3月期(今期)の業績に与える影響は軽微、としたが、市場関係者からは、3年間で120億円の売り上げ計上になるため、1年あたり40億円とすれば、今期の会社予想連結売上高340億円の12%に相当する規模になり、業績へのインパクトは小さくないとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:46 | 材料でみる株価

ERIホールディングスは「デジタル庁」発足による追い風など期待され続伸一段高

■建築物確認検査の電子化などで先行、今期業績は急回復を見込む

 ERIホールディングス<6083>(東1)は9月1日、続伸一段高となり、取引開始から20分ほどで8%高の1154円(90円高)まで上げて年初来の高値を更新し、2018年以来の1100円台に進んでいる。建築物確認検査の電子化・デジタル化で先行し、「デジタル庁」が9月1日発足したため事業に追い風との見方でさらに注目が強まったと見られている。

 今期・2022年5月期の連結業績予想は、営業利益を前期比95.9%増、親会社株主に帰属する当期純利益を同85.9%増とするなど急回復の見込みとしている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:00 | 材料でみる株価

パイプドHDが続伸、政策・選挙コンサルティング事業など買い材料視される

■「菅首相、9月解散を模索」と伝えられ選挙関連銘柄として注目

 パイプドHD<3919>(東1)は9月1日、続伸一段高で始まり、取引開始後は2515円(160円高)まで上げて年初来の高値を更新している。グループ会社に、政策・選挙コンサルティング、各種調査・提言・紹介などを行う株式会社VOTE FORがあり、「菅首相、9月解散を模索、10月17日投開票軸」(時事ドットコム9月1日00時05分)などと選挙ムードが高まり、関連銘柄として注目されている。

 先に発表した第1四半期の連結業績(2021年3〜5月)は、情報資産プラットフォーム「スパイラル」シリーズの拡大継続などにより、売上高が前年同期比33.1%増加し、営業利益は同93.8%増加した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:41 | 材料でみる株価

コマツは米キャシー・ウッド氏のファンドが「毎日購入」とされ大きく出直る

■「8月から、約77億円相当を保有」などと伝えられ思惑強まる

 コマツ<6301>(東1)は9月1日、大きく出直って始まり、取引開始後は4%高の2772.0円(109.5円高)まで上げて5日ぶりに2770円を回復している。株式投資ファンド運用会社ARK(ARK Investment Management)創始者キャシー・ウッド氏のファンドが、「ほぼ毎日コマツ株を購入、8月半ばから(ブルームバーグニュース8月31日16:35)と伝えられ、注目されている。

 報道によると、「ウッド氏の上場投資信託(ETF)の1つ、アーク・オートノマス・テクノロジー・アンド・ロボティクスETF(ARKQ)は5月にコマツの米国預託証券(ADR)を一部を売却したが、8月17日以降のほとんどの営業日に買い増していた。ブルームバーグがまとめたアーク・インベストメントの取引データから分かった」「現在は290万ADR余り、約77億円相当を保有」などと伝えた。

 コマツの株価は今年3月の高値3542円から半年近く調整基調となっており、この投資信託は、2700円を割り込んだあたりで買い出動し、買い貯めを行っていることになる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:20 | 材料でみる株価
2021年08月31日

ゆうちょ銀行は『寄り天』、大型の株式消却を発表したが売り注文の厚さを示唆

■発行株数の17%に迫る7.5億株を9月15日消却へ

 ゆうちょ銀行<7182>(東1)は8月31日、朝寄りの986円(28円高)を上値に伸びきれず、950円(8円安)まで軟化する場面を見せて一進一退となった。30日の取引終了後、発行済株式総数の16.67%に達する7億5045.5万株の消却を発表したが、戻り待ちの売りに押されがちな相場になった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:10 | 材料でみる株価

LITALICOは後場も大きく出直ったまま活況、9月末の株式分割が好感される

■9月30日を基準日とする株式2分割を30日に発表

 LITALICO<7366>(東1)は8月31日の後場、9%高の5590円(460円高)で始まり、前場の11%高5670円(540円高)に続いて大きく出直ったまま売買活発となっている。30日の取引終了後、9月30日を基準日とする株式2分割を発表し、好感買いが優勢。5600円台回復は今年7月14日以来になる。

 今期・2022年3月期の連結業績予想は、売上高が200億円(20年3月期は138.7億円)、営業利益が25億円(同9.82億円)、純利益は12億円(8.47億円)。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:51 | 材料でみる株価

海運株が切り返し連日高値、業績好調で米国景気の回復期待など背景に

■商船三井など朝方は反落したが次第に上値を追い物色の旺盛さ見せつける

 商船三井<9104>(東1)は8月31日、朝方の8080円(160円安)を下値に切り返し、午前11時過ぎには8490円(250円高)まで上げて株式併合など調整後の株価で2008年以来の高値を連日更新している。朝方は反落模様だったが、業績好調に加え、米国景気の回復期待、世界的なコンテナ船不足などによる運賃上昇観測などがあり、物色意欲の旺盛さを見せつけている。

 日本郵船<9101>(東1)も朝安のあと切り返して高値を更新し、川崎汽船<9107>(東1)も切り返して高値に迫っている。アフガン情勢を受け「遠くの戦争は買い」といったジンクスを持ち出して注目する様子もある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:29 | 材料でみる株価