[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (06/06)空運株やJR各社が上げ幅広げる、外国人観光客の受け入れ再開や都民割・ブロック割などに期待強まる
記事一覧 (06/06)大阪チタニウムテクノと東邦チタニウムが連日高値、原料高効果などで証券会社の投資評価が相次ぐ
記事一覧 (06/06)東洋刃物はフェローテックHDによるTOBを受けストップ高買い気配
記事一覧 (06/06)ENEOSホールディングスなど石油株が軒並み高い、サウジ値上げと伝えられ原油相場が再び強含む
記事一覧 (06/06)三菱重工が2日ぶりに高値を更新、米韓両軍がミサイル8発発射と伝えられ思惑買い
記事一覧 (06/03)昭文社HDが後場一段高、自治体・観光関連施設向けの『EV充電スタンド』に注目集中
記事一覧 (06/03)ハブが5日続伸、サッカー日本代表の対ブラジル戦やエリザベス女王の70周年祝賀ムードなど買い材料視される
記事一覧 (06/03)マーチャント・バンカーズが久々に動意強める、映画『エルヴィス』の7月公開を前にNFTマーケットプレイスでプレスリーのお宝グッズを出展
記事一覧 (06/03)アステリアは6月に入り動意活発、投資先のNASDAQ上場4〜6月を予定などに期待強まる
記事一覧 (06/03)サッポロHDが年初来の高値、値上げ発表、朝方は出尽し売りで下げるが切り返す
記事一覧 (06/02)セキュアがストップ高、ヤフーへの導入事例などに注目集まり買い材料になった様子
記事一覧 (06/02)関西ペイントが大きく出直る、アフリカ事業の売却など好感される
記事一覧 (06/02)太陽誘電が一段と出直って始まる、電子部品出荷額19ヵ月連続増など買い材料視
記事一覧 (06/01)マルハニチロが出直る、英社の株式取得と英国市場への本格参入に注目集まる
記事一覧 (06/01)松屋アールアンドディは後場もストップ高続く、オムロンヘルスケアとの資本業務提携を強化
記事一覧 (06/01)東洋水産は戻り高値に進む、海外ファンドによる株主提案を受け思惑含みの相場続く
記事一覧 (06/01)片倉コープアグリが14%高、全農の肥料値上げ報道など好感、日本農薬、OATアグリオなども高い
記事一覧 (06/01)日本水産が大きく出直る、54%保有する日水製薬に島津製作所がTOB
記事一覧 (06/01)東京海上HDが一段高で始まる、外国人観光客の医療保険加入に加え米金利上昇を好感
記事一覧 (05/31)ピアズは後場もストップ高気配を継続、イベント制作・プロデュースなどの企業のM&Aなど買い材料に
2022年06月06日

空運株やJR各社が上げ幅広げる、外国人観光客の受け入れ再開や都民割・ブロック割などに期待強まる

■訪日観光客の受け入れと都民割は6月10日開始へ

 日本航空<9201>(東証プライム)は6月6日、3%高の2392円(66円高)まで上げたあとも堅調に推移し、東日本旅客鉄道(JR東日本)<9020>(東証プライム)は時間とともに上げ幅を広げ、午前11時過ぎに4%高に迫る6990円(259円高)まで上げて出直りを強めている。西日本旅客鉄道(JR西日本)<9021>(東証プライム)は4%高の5072円(212円高)、東海旅客鉄道(JR東海)<9022>(東証プライム)は3%高に迫る1万6465円(405円高)。6月10日から外国人観光客の受け入れが再開されることや、東京都の都民割「もっとTokyo」も同日開始になること、「県民割・ブロック割」の実施も検討されていること、などが買い材料視されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:30 | 材料でみる株価

大阪チタニウムテクノと東邦チタニウムが連日高値、原料高効果などで証券会社の投資評価が相次ぐ

■ロシア製品の代替として日系各社に発注拡大の動きもある様子

 6月6日の東京株式市場では、大阪チタニウムテクノロジーズ(大阪チタニウムテクノ)<5726>(東証プライム)が10%高の2584円(238円高)まで上げた後も活況で2018年以来の2500円台に進み、東邦チタニウム<5727>(東証プライム)は5%高の2554円(125円高)まで上げて2011年以来の高値を連日更新し、いぜん活況高を続けている。

 両銘柄とも、ロシアのウクライナ侵攻と同時期に動意を活発化しはじめ、対ロ経済制裁によるチタン原料の高騰、米欧の航空機メーカーがロシア製品の代替調達先として日系メーカーへの発注を拡大との観測報道などを受け、上げピッチが強まっている。証券会社の投資評価も強まり、大阪チタニウムテクノロジーズについては、6月2日にジェフリーズ証券が目標株価を1400円から3500円に引き上げたと伝えられたのに続き、6日は大和証券が790円から一挙3300円に見直したと伝えられ、騰勢に拍車がかかる形になった。

 東邦チタニウムの目標株価については、6月1日付で東海東京調査センターが1500円から2820円に引き上げたと伝えられたのに続き、6日は大和証券が1250円から2900円に見直したと伝えられた。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:00 | 材料でみる株価

東洋刃物はフェローテックHDによるTOBを受けストップ高買い気配

■フェローテックHDはパワー半導体基板など積極的に中国展開

 東洋刃物<5964>(東証スタンダード)は6月6日、買い気配のままストップ高の2210円(300円高)に達し、値がつけば2015年以来の2000円台という急伸商状になっている。3日16時、フェローテックホールディングス(フェローテックHD)<6890>(東証スタンダード)が東洋刃物に対するTOB(株式公開買付)を発表し、東洋刃物も賛同の意見表明などを発表。TOB価格(1株2254円)に向けて買い先行となった。

 TOB期間は6月6日から7月15日。フェローテックHDは6月3日現在で東洋刃物の株式を所有割合にして33.24%直接所有し持分法適用会社としているが、完全子会社化を目指す。

 フェローテックHDグループは、1992年以降、積極的に中国展開を行い、米国で生まれ、日本で育ち、中国で拡大する企業として、グローバルに事業活動を行っている。2022年月期の業績は、半導体マテリアル製品、部品洗浄、パワー半導体基板などの好調により、売上高、営業利益は過去最高を更新した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:05 | 材料でみる株価

ENEOSホールディングスなど石油株が軒並み高い、サウジ値上げと伝えられ原油相場が再び強含む

■コスモエネなど連日高値、出光興産は3ヵ月ぶりに高値

 ENEOSホールディングス<5020>(東証プライム)は6月6日、一段高となり、取引開始後は555.6円(19.6円高)まで上げ、3日続けて年初来の高値を更新している。米夜間取引でNY原油先物が上げ、「サウジの国営石油会社サウジアラムコが5日、7月のアジア向け原油販売価格を引き上げた」(ロイターニュース6月6日9:12午前)と伝えられるなど、原油相場が再び強含む動きを見せていることなどで買い先行となった。コスモエネルギーホールディングス<5021>(東証プライム)も連日高値を更新。出光興産<5019>(東証プライム)はほぼ3ヵ月ぶりに高値を更新し、出遅れ修正に進む様子となっている。INPEX<1605>(東証プライム)石油資源開発<1662>(東証プライム)なども高い。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:36 | 材料でみる株価

三菱重工が2日ぶりに高値を更新、米韓両軍がミサイル8発発射と伝えられ思惑買い

■このところの株価は防衛費の増額論など受け感応度高い

 三菱重工業<7011>(東証プライム)は6月6日、再び上値を追って始まり、取引開始後は5329円(127円高)まで上げ、2取引日ぶりに2017年以来の高値に進んでいる。北朝鮮が5日にミサイル8発を発射したと伝えられたことに続き、6日朝、米韓両軍がミサイル8発を発射し対抗措置をとったと伝えられ、防衛関連株として思惑買いが流入したようだ。このところの株価は防衛費の増額論議などを受けてジリ高基調を続けており、この分野のニュースに反応しやすい展開となっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:16 | 材料でみる株価
2022年06月03日

昭文社HDが後場一段高、自治体・観光関連施設向けの『EV充電スタンド』に注目集中

■子会社マップルがヘッドスプリング社と共同展開との発表を受け急伸

 昭文社ホールディングス(昭文社HD)<9475>(東証スタンダード)は6月3日、午前11時頃から急動意となり、13時過ぎには10%高の454円(43円高)まで上げて一段高となった。「自治体・観光関連施設向けに『EV充電スタンド』の提供を開始」と同日付で発表しており、買い材料視されている。

 発表によると、子会社の株式会社マップルとヘッドスプリング株式会社(東京都品川区)が共同で「EV充電スタンド」の提供を6月から開始する。自治体や観光施設向けに提供をスタートし、観光地における電気自動車(EV)の利用環境の整備に寄与し、EVで観光する世界の実現を目指して取り組んでいく。

 既に「マップルラボ」でEV充電ステーションマップを公開しているが、マップルが保有する観光情報やマップルとヘッドスプリングが共同で開発した旅行プランニングエンジンを活用し、EV利用者のための観光情報の提供や旅行プランの作成支援サービスの提供など予定している。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:32 | 材料でみる株価

ハブが5日続伸、サッカー日本代表の対ブラジル戦やエリザベス女王の70周年祝賀ムードなど買い材料視される

■業績は大幅回復の見込みとし買い安心感が

 ハブ<3030>(東証プライム)は6月3日の後場、5%高に迫る579円(26円高)で始まり、5日続伸基調の出直り拡大となっている。サッカー日本代表の活躍、6月6日の対ブラジル戦、エリザベス女王の即位70周年の祝賀ムードなど、同社を連想させやすいイベントが続く。業績は大幅回復の見込みとするため、買い安心感があり、期待材料に反応しやすくなっているようだ。

 英国パブ風居酒屋を運営し、スポーツ観戦イベントを活発に開催している。同社HPによると、サッカー日本代表の対ブラジル戦(6月6日)は、店内で同日19時20分から放送する予定としている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:08 | 材料でみる株価

マーチャント・バンカーズが久々に動意強める、映画『エルヴィス』の7月公開を前にNFTマーケットプレイスでプレスリーのお宝グッズを出展

■グループ会社がNFT、メタバース関連事業の強化に取り組む

 マーチャント・バンカーズ<3121>(東証スタンダード)は6月3日、前引けにかけて6%高の306円(17円高)まで上げ、後場も306円で取引を開始。2ヵ月近く小幅な値動きが続いている中で久々に動意を強める相場となっている。グループ会社ケンテンがNFT(非代替性トークン)及びメタバース関連事業の強化に取り組むと5月末に発表しており、徐々に注目が強まる様子がある。

 NFT関連事業では、映画『エルヴィス』(ワーナーブラザース)の7月1日全国公開を先取り、有力なコレクターからエルヴィス・プレスリーのゴールドディスク、ジャケット、切手、ケースの出品を実現し、NFTマーケットプレイス「NFT LaFan」にアップするとした。プレスリーの音楽は、いま人気の「昭和」の時代と重なり、さらに、人気絶頂の中で謎の死を遂げた伝説のエンタテイナーとあって、同社の取組にも話題が波及する期待が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:47 | 材料でみる株価

アステリアは6月に入り動意活発、投資先のNASDAQ上場4〜6月を予定などに期待強まる

■連続最高益の見込み、期待材料に反応しやすいとの見方

 アステリア<3853>(東証プライム)は6月3日、午前11時にかけて11%高の1208円(120円高)まで上げ、2日続けて大幅高となっている。企業投資事業として投資しているGorilla社、JPYC社などについて、開示済みの決算説明資料で、「Gorilla社のNASDAQ上場は4〜6月を予定」としており、6月に入って俄然、期待が強まったと見られている。

 株価は年初来の高値(1月4日の1140円)を上回り、2020年12月以来の1200円台に進んできた。業績は連続最高益の見込みで好調なため、期待材料に反応しやすい状態になってきたとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:35 | 材料でみる株価

サッポロHDが年初来の高値、値上げ発表、朝方は出尽し売りで下げるが切り返す

■缶商品の値上げは14年ぶりと伝えられる

 サッポロホールディングス(サッポロHD)<2501>(東証プライム)は6月3日、3日続伸基調となり、2898円(34円高)まで上げて2日連続年初来の高値を更新している。6月2日付で、ビール類・酒類などの生産者価格の改定(値上げ)を発表し、好感されている。「値上げは缶商品が2008年4月以来14年ぶりで、業務用は18年4月以来4年ぶり」(日本経済新聞6月3日付朝刊)と伝えられた。

 株価は朝寄り後に一時9円安の2855円まで軟化する場面があった。ビール大手4社のうち3社は先行して値上げを発表済みで、サッポロHDにも値上げの期待はあり、この1週間ほどはジリ高傾向だったため、値上げ発表を受けて目先的な出尽し売りが出たとみられている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:50 | 材料でみる株価
2022年06月02日

セキュアがストップ高、ヤフーへの導入事例などに注目集まり買い材料になった様子

■2月には日本郵政グループへの提供も発表し大口案件拡大の見方、

 セキュア<4264>(東証グロース)は6月2日、急伸相場となり、午前10時30分過ぎにストップ高の1118円(150円高)で売買された後そのまま買い気配となっている。1日付で、同社HPにヤフー株式会社への製品導入事例をアップし、「トレンドを反映した”顔認証”による入退室管理システムで更に強化されたセキュリティを確保」としており、買い材料になったようだ。

 AIを活用したセキュリティソリューション、入退室管理システムなどを手掛け、今年2月には、日本郵政<6178>(東証プライム)グループが2022年2月28日から試行開始する新サービス「JPショールーム」向けに、システムおよび技術を提供すると発表。次第に大口案件の受注が増えているとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:17 | 材料でみる株価

関西ペイントが大きく出直る、アフリカ事業の売却など好感される

■本格的な継続的成長サイクルへの移行になると発表

 関西ペイント<4613>(東証プライム)は6月2日、大きく出直って始まり、取引開始後に11%高の1813円(185円高)まで上げた後も値上がり率10%前後で推移し、5月11日以来の1800円台を回復している。1日付でアフリカ事業の譲渡を発表し、ポートフォリオの継続的改善などに向けて期待が強まった。

 発表によると、関西ペイントのアフリカ事業は、約2500人の従業員を有しており、2022年3月期の売上高は約361億円、経常利益は14億円。これをグローバル大手塗料メーカーAkzo Nobel N.V.(オランダ、アクゾ社)に売却することで合意した。関西ペイントは21年11月に発表した「17次中期経営計画」に取り組んでおり、今回の売却は、本格的に継続的成長サイクルへ移行する転換点になるとした。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:51 | 材料でみる株価

太陽誘電が一段と出直って始まる、電子部品出荷額19ヵ月連続増など買い材料視

■半導体と同様の需給ひっ迫感を再認識
 
 太陽誘電<6976>(東証プライム)は6月2日、一段と出直って始まり、取引開始後は5%高に迫る5550円(250円高)まで上げ、今年4月5日以来、約2ヵ月ぶりに5500円台を回復している。電子情報技術産業協会(JEITA)が5月31日に発表した3月の電子部品出荷額が前年同月比7%増加し19ヵ月連続の増加と伝えられ、半導体と同様の需給ひっ迫感が再認識されている。今期・2023年3月期の予想連結営業利益は前期比2%増の700億円を想定するが、上振れ期待が出ている。電子部品関連株は軒並み上げている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:21 | 材料でみる株価
2022年06月01日

マルハニチロが出直る、英社の株式取得と英国市場への本格参入に注目集まる

■欧州における水産物の流通・販売を強化

 マルハニチロ<1333>(東証プライム)は6月1日、次第高となって反発幅を広げ、2311円(78円高)まで上げた後も堅調で5取引日ぶりに2300円台を回復している。同日付で、英国企業Northcoast Seafoods Ltd.(Northcoast社)の株式取得と英国市場への本格参入を発表、注目が強まった。

 発表によると、Northcoast社は英国・Grimsby(グリムズビー)にオフィスと工場を構え、エビ・バサ・タラ・サーモンなどを英国の大型量販店、業務筋へ販売している。今回の株式取得により、マルハニチロは英国市場へ本格的に参入し、海外市場へのさらなる展開拡大と、欧州における水産物の流通・販売を強化するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:34 | 材料でみる株価

松屋アールアンドディは後場もストップ高続く、オムロンヘルスケアとの資本業務提携を強化

■発行株数の15%を超えない範囲で買付を行うことに

 松屋アールアンドディ<7317>(東証グロース)は6月1日の後場、ストップ高の1472円(300円高)で売買され、前場からほとんどストップ高に貼りついて急伸商状となっている。5月31日の16時、オムロン<6645>(東証プライム)グループのオムロン ヘルスケア株式会社による株式買い増しを含む資本業務提携の強化を発表し、買い材料視されている。

 発表によると、松屋アールアンドディは従来よりオムロンヘルスケアに対し血圧計用腕帯(腕帯)を供給し、他方で、ムロンヘルスケアは松屋アールアンドディ株式の発行済株式数のうち9.48%を保有している。これに加えて、オムロンヘルスケアは、2022年6月2日付で、既存株主から松屋アールアンドディ株式3万株を相対取得するほか、6月6日から1年間の期間、買付け後の株式保有割合が松屋アールアンドディの発行済普通株式数の15%を超えない範囲で買付を行う予定とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:11 | 材料でみる株価

東洋水産は戻り高値に進む、海外ファンドによる株主提案を受け思惑含みの相場続く

■業績が好調な上、製品値上げへの期待も

 東洋水産<2875>(東証プライム)は6月1日、一段と出直りを強め、午前11時にかけて5%高の5050円(235円高)まで上げて戻り高値に進んでいる。業績が好調な上、製品値上げへの期待があり、5月中旬に「海外ファンドが株主提案、親子上場の弊害指摘」(ロイターニュース5月16日)と伝えられたことがあり、がぜん思惑含みの相場になっているとの見方が出ている。東洋水産の次の定時株主総会は6月23日の予定となっている。

 株主提案に関しては、「提案したのはアジアの割安な中小型株を中心に投資するヴァサンタ・マスターファンド」「東洋水産が議決権の50.9%を保有する上場子会社ユタカフーズ<2806>(東証スタンダード)を巡り、グループ内のガバナンス体制について説明責任を果たすよう要求している」などと伝えられた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:15 | 材料でみる株価

片倉コープアグリが14%高、全農の肥料値上げ報道など好感、日本農薬、OATアグリオなども高い

■このところタマネギ不作などあり株高の伏線はあったとの見方も

 片倉コープアグリ<4031>(東証スタンダード)は6月1日、急伸商状となり、14%高の1545円(186円高)まで上げた後も堅調で2017年以来の1500円台に進んでいる。肥料の専業最大手で、「肥料値上げ、最高値、JA全農は最大9割、野菜価格押し上げ」(日本経済新聞6月1日付朝刊)と伝えられたことなどが買い材料になったようだ。このところ、タマネギの不作や食糧安保に関する議論などがあり、株価が上げる伏線はあったとの見方が出ている。

 肥料・農薬関連株に連想買いが波及し、日本農薬<4997>(東証プライム)は8%高の758円(55円高)まで上げた後も上げ幅50円台で推移し、2018年以来の高値に進んでいる。また、OATアグリオ<4979>(東証プライム)も一時15%高の1881円(241円高)まで上げ、2018年以来の高値に進んだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:16 | 材料でみる株価

日本水産が大きく出直る、54%保有する日水製薬に島津製作所がTOB

■日水製薬の株式を1株1714円で買い、日本水産は応募の方針

 日本水産<1332>(東証プライム)は6月1日、大きく出直って始まり、午前9時30分にかけては4%高に迫る541円(20円高)前後で推移し、反発相場となっている。島津製作所<7701>(東証プライム)が5月31日18時45分、日水製薬<4550>(東証プライム)に対し1株1714円でTOB(株式公開買付)を行うことなどを発表し、1日の日水製薬の株価が急伸。買い材料視されている。日本水産は日水製薬の株式を54.06%保有(2022年3月31日現在)する。

 日本水産も同時刻に応募の方針などを発表した。1日の日水製薬の株価は買い気配のままストップ高の1139円(150円高)となっている。また、島津製の株価も1%高の4780円(45円高)前後で推移している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:46 | 材料でみる株価

東京海上HDが一段高で始まる、外国人観光客の医療保険加入に加え米金利上昇を好感

■約2ヵ月ぶりに2000年以降の高値を更新

 東京海上ホールディングス(東京海上HD)<8766>(東証プライム)は6月1日、一段高で始まり、取引開始後は4%高の7751円(285円高)まで上げ、約2ヵ月ぶりに2000年以降の高値を更新している。米国の利上げは資産運用環境の好転に繋がるため好材料視されている上、直近は、「岸田首相、外国人観光客の医療保険加入を要請」(時事ドットコム5月30日17時25分)と伝えられ、グループ事業への追い風になる期待が出ている。

 米31日の金利動向は、金融政策当局FRBのウォラー理事が次回以降も利上げ幅0.5%を継続する事が好ましいと語ったとされたことなどを受け、10年物TBの金利が再び2.8%台に上昇した。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:21 | 材料でみる株価
2022年05月31日

ピアズは後場もストップ高気配を継続、イベント制作・プロデュースなどの企業のM&Aなど買い材料に

■6月7日にM&A説明会の予定とし発表内容への期待強まる

 ピアズ<7066>(東証グロース)は5月31日、急伸商状となり、午前9時40分前にストップ高の964円(150円高)で売買されたまま、後場もストップ高買い気配を続けている。5月30日、各種イベント制作・プロデュース、映像製作などを行う株式会社マックスプロデュース(東京都渋谷区)の株式取得(子会社化)を発表し、連携効果への期待などが強まった。

 発表によると、ピアズはマックスプロデュース社の株式を100%取得し、株式譲渡実行日は2022年6月1日(予定)。これにより、IPを活用したリアルイベント開催やプロモーションなどでの収益獲得と事業の成長促進が見込めるほか、セールスプロモーション事業におけるイベントや研修資料及び動画作成、販促物等の内製化によるコスト削減、新たな提案機会の創出が図れる。同時に、このM&Aに関する説明会を6月7日に実施すると発表した。この日まではさらなる期待を抱けるため、短期投資の向きもこの日までは強気の構えを維持するのでは、といった見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:22 | 材料でみる株価