[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (05/24)フライトHDが年初来の高値に進む、Android携帯を決済端末に変えるソリューションの第2弾プロモーション動画などに注目集まる
記事一覧 (05/24)カーメイトがストップ高、新製品の発売開始を機に自律反騰を狙う買い
記事一覧 (05/24)商船三井が出直り拡大、株式3分割後の基準値を回復し「回転」効く期待
記事一覧 (05/24)NTTが2000年以来の高値を連日続更新、自社株買い実施中、機関投資家などの買い流入も
記事一覧 (05/24)トレジャー・ファクトリーが6%高、今週末に2店舗開設、日柄的に注目再燃の見方
記事一覧 (05/24)楽天グループが反発スタート、楽天証券の上場準備に注目集まり年初来の安値から出直る
記事一覧 (05/23)ケイブが戻り高値に進む、解散したゲーム製作委の費用は全額回収の見込みで新たな開発投資
記事一覧 (05/23)東京センチュリーは1度に20万9千世帯分の電力を運ぶ電気運搬船事業会社への出資など好感され堅調
記事一覧 (05/23)はてなが大きく出直る、マンガビューワ「GigaViewer」の提供拡大に注目集まる
記事一覧 (05/23)JTOWERが次第高、都営地下鉄「都庁前」の5G5月21日開始
記事一覧 (05/23)ペプチドリームが大きく出直る、米社と共同研究契約、一時金など好感
記事一覧 (05/23)ギフティが1ヵ月ぶりに2000円台を回復、『GoTo』再開観測など好感の様子
記事一覧 (05/23)東京海上HDは今年度1000億円規模の自社株買い方針など好感され5%高
記事一覧 (05/20)シンバイオ製薬が後場ストップ高、抗ウイルス薬「BCV」発表後一日休んで再び急伸
記事一覧 (05/20)ライトワークスが次第高、学習プラットフォーム『CAREERSHIP』を京王電鉄が導入
記事一覧 (05/19)ENEOSホールディングスが後場プラス転換、ガソリン高を抑制する補助金の拡大など買い材料視
記事一覧 (05/19)キヤノンは「EUで敗訴」と伝えられたが下げ幅を縮め値を戻す
記事一覧 (05/19)東洋建設が900円台を回復、ヤマウチ・ナンバーテン・ファミリー・オフィス1株1000円でTOB提案
記事一覧 (05/19)任天堂が切り返し堅調、「サウジアラビア政府系ファンド」の報道などで日経平均600円安に逆行
記事一覧 (05/19)ペルセウスプロテオミクスが急伸、新型コロナに対する「スーパー中和抗体」に期待強まる
2022年05月24日

フライトHDが年初来の高値に進む、Android携帯を決済端末に変えるソリューションの第2弾プロモーション動画などに注目集まる

■「健康保険証を廃止しマイナカードに」との報道も買い材料に

 フライトホールディングス(フライトHD)<3753>(東証スタンダード)は5月24日、464円(11円高)まで上げた後も堅調に推移し、3月28日以来、約2ヵ月ぶりに年初来高値を更新している。24日付で、Android携帯を決済端末に変える「Tap to Phone」のソリューション「Tapion」(タピオン)の公式WEBサイトに、第2弾のプロモーション動画を公開し、注目再燃となっているほか、「健康保険証の原則廃止検討、政府、マイナカードと一体化促す」(東京新聞TOKYOWeb5月23日)と伝えられ、マイナンバーカードシステム関連銘柄としての注目が再燃した。

 同社は2022年3月に、事業子会社のフライトシステムコンサルティングが「マイナンバーカードを活用した公的個人認証サービスのプラットフォーム事業者として主務大臣認定を取得」と発表したことなどが好感されて注目を集め、年初来の高値に進んでいた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:47 | 材料でみる株価

カーメイトがストップ高、新製品の発売開始を機に自律反騰を狙う買い

■全方位のドライブレコーダーが好調との見方も

 カーメイト<7297>(東証スタンダード)は5月24日の前場、急反発となり、ストップ高の1011円(150円高)で値が付いた後は前引けまでストップ高買い気配となった。同日付で、新製品として、太めのPETボトルや紙パックのドリンクなどが置ける乗用車用「多機能なコンソールボックス」の同日発売開始などを発表。5月はほとんど続落模様の相場だったためか、自律反騰を狙う買いが流入との見方が出ていた。

 全方位のドライブレコーダーが好調との見方もある。今期・2023年3月期の連結業績予想は、売上高を前期比2.8%増の163.59億円、営業利益を同3.1%減の12.90億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同18.4%減の7.94億円とする。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:33 | 材料でみる株価

商船三井が出直り拡大、株式3分割後の基準値を回復し「回転」効く期待

■優待拡充など好感、海運株は運賃の強含み観測などで軒並み高

 商船三井<9104>(東証プライム)は5月24日、次第高となって続伸幅を広げ、午前10時30分にかけては3620円(125円高)まで上げて出直りを強めている。20日に株主優待の拡充を発表したこと、運賃市況がアジア、欧州で再び強含む観測が出ているもようで、大手海運株が軒並み連騰していること、などが言われ、買い材料視されている。

 また、3月末の株式3分割後の基準値(3445円)を5月23日に回復し、上回ってきたため、株式分割と配当を享受した投資家にとっては「回転」が効きだしたことになり、値動きが一段と活発化する期待も出ている。分割によって最低投資金額が3分の1になったため、値動きが活発化すれば新たな投資家層の参入も活発化する可能性も言われている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:46 | 材料でみる株価

NTTが2000年以来の高値を連日続更新、自社株買い実施中、機関投資家などの買い流入も

■ロシアのウクライナ侵攻後は「リスクヘッジ銘柄」としてジリ高続く

 日本電信電話(NTT)<9432>(東証プライム)は5月24日、3日続伸基調となり、日々小幅だが株式分割を調整後の2000年以来の高値を3日連続更新している。ロシアのウクライナ侵攻によってエネルギーや金属資源、穀物などの市況が高騰しはじめてから、こうした外部要因の影響が相対的に小さい「リスクヘッジ銘柄」とされ、注目が再燃したもよう。時価総額が大きく、まとまった資金もこなせるため機関投資家などの買いが再び流入したとの見方が出ている。

 自己株式の取得(自社株買い)を2022年5月13日から23年3月31日まで実施中。取得株式総数は1億1000万株(自己株式を除く発行済株式総数に対する割合3.11%、上限)、取得総額4000億円(上限)と5月12日に発表した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:04 | 材料でみる株価

トレジャー・ファクトリーが6%高、今週末に2店舗開設、日柄的に注目再燃の見方

■今期は過去最多の出店を計画、連結業績予想は最高益の予想

 トレジャー・ファクトリー<3093>(東証プライム)は5月24日、午前9時30分にかけて6%高の1031円(58円高)まで上げ、取引時間中としては今年5月9日以来の1000円台を回復している。5月28日にトレジャーファクトリー熊谷駅前店(埼玉県)、トレファクスタイル草加店(同)を新規開設する予定で、日柄的に注目が再燃してきたとの見方が出ている。今期・2023年2月期の連結業績予想は最高益を更新する予想。業績拡大への期待と合わせて注目が強まる格好になっている。

 今期・2023年2月期の連結業績予想を売上高、各利益とも最高更新の予想とする。出店は「グループでの新規出店の目標数として過去最多となる20店〜25店を掲げ、関東、関西、中部及びその他の商圏に、出店を進める」(決算短信より)などとした。熊谷駅前店、草加店の出店により総店舗数は226店になる予定(2022年5月末現在)。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:44 | 材料でみる株価

楽天グループが反発スタート、楽天証券の上場準備に注目集まり年初来の安値から出直る

■楽天証券の株式上場準備を開始と朝発表

 楽天グループ<4755>(東証プライム)は5月24日、反発含みで始まり、取引開始後は778円(16円高)まで上げ、昨23日につけた年初来の安値から出直っている。朝8時30分に楽天証券株式会社の株式上場準備を開始すると発表し、買い材料視されている。

 楽天証券の上場時期については未定とし、上場準備過程における検討の結果次第では、当社グループの組織再編が必要になる場合や上場しないという結論に至る可能性もあるためとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:12 | 材料でみる株価
2022年05月23日

ケイブが戻り高値に進む、解散したゲーム製作委の費用は全額回収の見込みで新たな開発投資

■5月通期の予想は未記載だが合理化進展への期待強い

 ケイブ<3760>(東証スタンダード)は5月23日、再び出直りを強め、後場は一段と強含んで始まり6%高の870円(52円高)まで上げて戻り高値に進んでいる。3月中旬にスマートフォンゲーム製作委員会の解散を発表したが、発生した開発費は開発委託先が全額負担することになり、投資額の全額が回収される見込みで、その投資額で新規スマートフォンゲームの開発を検討、などとしたため、期待が衰えないとの見方が出ている。

 4月に発表した第3四半期の連結決算(2021年6月〜22年5月・累計)は営業利益が7.3億円の損失となるなど全体に赤字を計上し、5月通期の予想は現時点で未記載としたが、1月に台湾の連結子会社の解散を発表するなどで、合理化の進展に期待する様子がある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:11 | 材料でみる株価

東京センチュリーは1度に20万9千世帯分の電力を運ぶ電気運搬船事業会社への出資など好感され堅調

■洋上風力の海底ケーブル送電に比べコストなどにメリットと

 東京センチュリー<8439>(東証プライム)は5月23日、再び出直る相場となり、前場4200円(110円高)まで上げ、後場は4150円(60円高)で始まった。同日、1回の航行で20万9千世帯分の電力(一般家庭の平均電力使用量を1日あたり約10KWhで計算した場合)を運搬可能な電気運搬船「Power ARK」の開発などを進める株式会社パワーエックス(東京都港区)への出資を発表し、注目が集まった。

 発表によると、この電気運搬船は、沖合に建設した風力発電の電気を海底ケーブルによって送電するのに比べ、コスト面や発電稼働までのリードタイム短縮のメリットが見込まれるという。出資額などは明らかにしていないが、東京センチュリーが行う再生可能エネルギー事業、リース事業、船舶事業、オートリース・レンタカー事業などの拡充につながるとみて注目を強める様子がある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:40 | 材料でみる株価

はてなが大きく出直る、マンガビューワ「GigaViewer」の提供拡大に注目集まる

■新Webマンガサイト「COMIC OGYAAA!!」(ホーム社)に採用と発表

 はてな<3930>(東証グロース)は5月23日、時間とともに強い含む相場となり、午前11時にかけて6%高に迫る1170円(64円高)まで上げる場面を見せ、大きく出直っている。20日付で、株式会社ホーム社(東京都千代田区)が5月20日に公開した新しいWebマンガサイト「COMIC OGYAAA!!」に同社開発のマンガビューワ「GigaViewer for Web」が採用され、提供を開始したと発表し、買い材料視された。

 発表によると、マンガビューワ「GigaViewer」は、Webマンガサイトやマンガアプリなどのサービスを使って、ユーザーがマンガ作品(電子コミック)を閲覧する際に必要なソフトウェアが「ビューワ」で、読書体験の質を決定的に左右する核心的な機能のため、高品質なビューワの重要性が高まっている。21年11月から、Webマンガサービス向けビューワに加えて、マンガアプリに対応したビューワである「GigaViewer for Apps」の提供を開始した。「GigaViewer」は、「少年ジャンプ+」「となりのヤングジャンプ」(株式会社集英社)/「マガジンポケット」「コミックDAYS」「&Sofa」(株式会社講談社)など15社・19サービスで採用されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:24 | 材料でみる株価

JTOWERが次第高、都営地下鉄「都庁前」の5G5月21日開始

■地下鉄構内でのインフラシェアリング5G電波環境整備は国内初

 JTOWER<4485>(東証グロース)は5月23日、次第高となって再び出直りを強め、午前10時40分過義には9%高に迫る6540円(520円高)まで上げている。20日付で、「都営地下鉄、都庁前駅構内にてインフラシェアリングによる屋内5G電波環境整備を実施」と発表し、NTTドコモの通信鉄塔最大6002基をインフラシェアリングに活用すること(2022年3月発表)などと合わせて注目再燃の様子となった。

 発表によると、東京都交通局が進める都営地下鉄大江戸線の「都庁前」駅構内の5G整備にあたり、同社が当該協力事業者に選定され、インフラシェアリングによる第5世代移動通信システム(5G)の電波環境整備を実施し、2022年5月21日よりサービスを開始した。地下鉄構内でのインフラシェアリングによる5G電波環境整備は国内初になるとした。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:57 | 材料でみる株価

ペプチドリームが大きく出直る、米社と共同研究契約、一時金など好感

■自社開発のc−METアゴニストプログラムについて契約を発表

 ペプチドリーム<4587>(東証プライム)は5月23日、6%高の1729円(98円高)まで上げた後も1700円台で推移し、下値圏から大きく出直っている。23日付で、自社開発してきたc−METアゴニストプログラムについて米国Genentech社と創薬共同研究開発契約を結び、契約一時金など受領と発表、買い材料視されている。

 発表によると、この契約により、契約一時金(金額は非公開)に加え、今後、開発進捗の状況に合わせて設定されたマイルストーンフィーや、製品化後の売上金額に応じたロイヤルティーが当社に支払われるとした。株価は5月19日に1561円まで下げて年初来の安値に進み、2016年以来の低水準に至った。テクニカル的にはまだ底打ち感が出ないとの見方があるが、業績面からの反転期待が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:36 | 材料でみる株価

ギフティが1ヵ月ぶりに2000円台を回復、『GoTo』再開観測など好感の様子

■前年同期はGoToに係る大型売上を計上、期待再燃

 ギフティ<4449>(東証プライム)は5月23日、再び出直りを強め、取引開始後に9%高の1211円(99円高)まで上げて取引時間中としては今年4月19日以来の2000円台を回復している。5月12日に発表した2022年3月期・第1四半期決算で「前年同期にGoToトラベルキャンペーンに係る大型売上を計上」(決算短信より)としており、「首相、6月にも観光促進策を開始、『GoTo』再開など模索か」(読売新聞オンライン5月21日20:08)などと伝えられ、期待が強まったとの見方が出ている。

 今期は期初から業績回復を計画しており、第1四半期決算では、今期の連結業績予想を売上高25%増、経常利益25%増、親会社株主に帰属する当期純利益43%増などと据え置いた。株価は第1四半期決算を発表した翌13日から出直り傾向を続けている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:15 | 材料でみる株価

東京海上HDは今年度1000億円規模の自社株買い方針など好感され5%高

■まず500億円規模で5月23日から9月22日まで実施

 東京海上ホールディングス(東京海上HD)<8766>(東証プライム)は5月23日、大きく出直って始まり、取引開始後は5%高の7119円(337円高)まで上げ、取引時間中としては今年5月10日以来の7000円台を回復している。20日の取引終了後、3月決算と取得総額500億円の自己株式取得(自社株買い)などを発表し、自社株買いについては、2022年度に年間を通じて1000億円を実施する予定とし、好感されている。

 20日発表した自社株買いは、取得株式総数1250万株(自己株式を除く発行済株式総数の1.8%)、取得総額500億円、2022年5月23日から同年9月22日まで実施するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:19 | 材料でみる株価
2022年05月20日

シンバイオ製薬が後場ストップ高、抗ウイルス薬「BCV」発表後一日休んで再び急伸

■独占権の供与先がライセンスを別の企業に譲渡するが影響なしと発表

 シンバイオ製薬<4582>(東証グロース)は5月20日、再び急伸商状となり、後場寄り後に一段と上げて一時ストップ高の794円(100円高)をつけた。5月17日に抗ウイルス薬Brincidofovir(以下「BCV」)に関する「IRNews」を発表し、翌18日に12%高(75円高の697円)と急反発。一日休んで再び急伸となっている。

 発表は、米Chimerix,Inc.(キメリックス社)が米国東部時間5月16日に「BCV」に関するライセンスを米Emergent BioSolutions Inc.(エマージェント・バイオソリューションズ社」)に譲渡すると発表したこと、シンバイオ製薬は2019年9月にキメリックス社からBCVに関する天然痘の予防・治療を除くすべての適応症を対象とした全世界での独占的開発・製造・販売権を取得し、これについて影響はないこと、22年3月には米国ブラウン大学と、サイトメガロウイルス関連膠芽腫(GBM)に対する抗腫瘍効果を検討する共同研究を開始したこと、など。この発表を受け、改めて注目が再燃する形になった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:16 | 材料でみる株価

ライトワークスが次第高、学習プラットフォーム『CAREERSHIP』を京王電鉄が導入

■第1四半期決算の発表は6月14日を予定

 ライトワークス<4267>(東証グロース)は5月20日、時間とともに強含む相場となり、午前10時30分過ぎには8%高に迫る1930円(139円高)まで上げて出直りを強めている。19日付で、同社のeラーニング教材『CAREERSHIP』を「京王電鉄が社員2500人を対象とした学習プラットフォームとして導入」と発表しており、注目されている。

 発表によると、『CAREERSHIP』は、大企業・グローバル企業の学習管理におけるニーズを網羅的に満たした機能を有し、戦略的な人材育成を可能にする統合型の学習管理プラットフォーム。上場企業売上TOP100社では47%の企業に導入(2021年4月現在、同社調べ)されているという。1月決算会社で、2023年1月期・第1四半期決算の発表は6月14日を予定している。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:52 | 材料でみる株価
2022年05月19日

ENEOSホールディングスが後場プラス転換、ガソリン高を抑制する補助金の拡大など買い材料視

■2日前に年初来高値をつけたばかりで基調に崩れなしの見方

 ENEOSホールディングス<5020>(東証プライム)は5月19日の後場、一段と値を戻して始まり、後場寄り後に511.9円(2.3円高)と小幅だが前日比でプラス圏に浮上した。ガソリン高を抑制するため石油元売り事業者に給付する補助金が同日から一段と増額され、「19日からの補助金の支給額は36.1円とする。補助上限の35円を初めて突破した」(日本経済新聞5月19日付朝刊)と伝えられ、買い材料視されている。

 前場は日経平均の一時700円安に押される恰好になり、3%安(14.2円安の495.4円)で始まったが、この始値を下値としてジリジリ持ち直す相場だった。5月17日に517.2円の年初来高値をつけたばかりで、このまま小高く推移すれば上げ基調のトレンドに崩れはないとの見方が出ている。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:17 | 材料でみる株価

キヤノンは「EUで敗訴」と伝えられたが下げ幅を縮め値を戻す

■後場寄りを注視する向きがあったが買い優勢に

 キヤノン<7751>(東証プライム)は5月19日の後場、下げ幅を縮めて始まり、取引開始後に3214.0円(10.0円安)をつけて前場の高値を上回っている。前引け後に「キヤノン、EU制裁金訴訟で敗訴」「2800万ユーロ(約2940万ドル)の制裁金を不服として同社が起こした訴訟で」(ロイターニュース5月19日11:50)と伝えられ、後場寄りを注視する向きがあったが、株価は買い優勢となっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:51 | 材料でみる株価

東洋建設が900円台を回復、ヤマウチ・ナンバーテン・ファミリー・オフィス1株1000円でTOB提案

■インフロニアHDの1株770円に対抗する形に

 東洋建設<1890>(東証プライム)は5月19日、午前10時過ぎから一段と上げ、8%高の911円(70円高)まで上げて5月10日以来の900円台を回復している。18日夜、Yamauchi−No.10 Family Office(ヤマウチ・ナンバーテン・ファミリー・オフィス、YFO)から書簡の受領等を発表し、東洋建設の株式を1株1000円で公開買付するTOB提案を受けたとし、再び買い材料視されている。YFOは任天堂<7974>(東証プライム)の創業家に連なる資産運用会社とされ、これに先立ち2022年4月15日付の書簡も受領したという。

 東洋建設には、前田建設などの持株会社インフロニア・ホールディングス(インフロニアHD)<5076>(東証プライム)が1株770円でTOBを行っている。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:50 | 材料でみる株価

任天堂が切り返し堅調、「サウジアラビア政府系ファンド」の報道などで日経平均600円安に逆行

■9月に株式10分割を予定、新たな投資家層の参入に期待強い

 任天堂<7974>(東証プライム)は5月19日、朝方の1.7%安(1020円安の5万8250円)を下値に切り返し、0.9%高(590円高の5万9860円)まで上げる場面を見せて底堅い相場となっている。日経平均採用銘柄で、日経平均が600円安の割に強いとの見方。「サウジ政府系ファンド、任天堂株5%取得、日本のゲーム株物色」(日本経済新聞5月19日付朝刊)と伝えられたこと、9月に株式10分割を予定することなどが買い材料視されている。

 「サウジアラビアの政府系ファンド(SWF)であるパブリック・インベストメント・ファンド(PIF)は任天堂株を5.01%取得した。18日付で関東財務局に提出された大量保有報告書で分かった」(同)と伝えられた。任天堂は9月30日現在の株主の保有株を対象に1株を10株とする株式分割を行うと5月10日に発表済み。サウジのファンドがこれを買い材料視しているかどうかは定かでないが、分割後は最低投資金額が現在の10分の1になるため、ゲームのファンが投資家としても参入してくる期待が言われている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:13 | 材料でみる株価

ペルセウスプロテオミクスが急伸、新型コロナに対する「スーパー中和抗体」に期待強まる

■富山大学などと共同研究に関する覚書を締結したと発表

 ペルセウスプロテオミクス<4882>(東証グロース)は5月19日、飛び出すように大きく出直り、取引開始後に18%高の433円(66円高)まで上げて4月22日以来の400円台を回復している。18日、富山大学及び富山県と新型コロナウイルス感染症に対する「スーパー中和抗体(開発コード:UT28K)」についての共同研究に関する覚書を締結したと発表し、期待が強まっている。日経平均などが大幅安のため、夢のあるバイオ材料株として注目されている。

 発表によると、富山大学先端抗体医薬開発センター、同大学和漢医薬学総合研究所、富山県衛生研究所ウイルス部、京都大学医生物学研究所、北海道大学薬学研究院の共同研究グループは、富山大学が昨年取得し、「スーパー中和抗体」と命名したヒト型・モノクローナル中和抗体UT28Kが、新型コロナウイルス(SARS−CoV−2)の既存の変異株だけでなく、今後出現すると考えられる新たな変異株の感染も防ぐ治療薬となり得ることを、実験的に確認した。当社は、UT28Kの一刻も早い事業化のため、富山大学の事業パートナーとして選定された。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:42 | 材料でみる株価