[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (06/07)INPEXが2010年以来の高値に迫る、地熱発電への取組など好感される
記事一覧 (06/07)ENEOSホールディングスが一段高、NECからEV充電サービス事業を譲受、原油高に加え買い材料に
記事一覧 (06/07)ジョイフル本田が2日ぶりに年初来の高値を更新、自社株買いと株主優待制度の一部変更など好感
記事一覧 (06/06)第一三共が年初来の高値に迫る、乳がん新薬の第3相臨床試験に関する開示など好感
記事一覧 (06/06)アイ・アールジャパンHDは後場もストップ安で始まる、強制調査の報道を受け急落、会社側は「事実」などと発表
記事一覧 (06/06)空運株やJR各社が上げ幅広げる、外国人観光客の受け入れ再開や都民割・ブロック割などに期待強まる
記事一覧 (06/06)大阪チタニウムテクノと東邦チタニウムが連日高値、原料高効果などで証券会社の投資評価が相次ぐ
記事一覧 (06/06)東洋刃物はフェローテックHDによるTOBを受けストップ高買い気配
記事一覧 (06/06)ENEOSホールディングスなど石油株が軒並み高い、サウジ値上げと伝えられ原油相場が再び強含む
記事一覧 (06/06)三菱重工が2日ぶりに高値を更新、米韓両軍がミサイル8発発射と伝えられ思惑買い
記事一覧 (06/03)昭文社HDが後場一段高、自治体・観光関連施設向けの『EV充電スタンド』に注目集中
記事一覧 (06/03)ハブが5日続伸、サッカー日本代表の対ブラジル戦やエリザベス女王の70周年祝賀ムードなど買い材料視される
記事一覧 (06/03)マーチャント・バンカーズが久々に動意強める、映画『エルヴィス』の7月公開を前にNFTマーケットプレイスでプレスリーのお宝グッズを出展
記事一覧 (06/03)アステリアは6月に入り動意活発、投資先のNASDAQ上場4〜6月を予定などに期待強まる
記事一覧 (06/03)サッポロHDが年初来の高値、値上げ発表、朝方は出尽し売りで下げるが切り返す
記事一覧 (06/02)セキュアがストップ高、ヤフーへの導入事例などに注目集まり買い材料になった様子
記事一覧 (06/02)関西ペイントが大きく出直る、アフリカ事業の売却など好感される
記事一覧 (06/02)太陽誘電が一段と出直って始まる、電子部品出荷額19ヵ月連続増など買い材料視
記事一覧 (06/01)マルハニチロが出直る、英社の株式取得と英国市場への本格参入に注目集まる
記事一覧 (06/01)松屋アールアンドディは後場もストップ高続く、オムロンヘルスケアとの資本業務提携を強化
2022年06月07日

INPEXが2010年以来の高値に迫る、地熱発電への取組など好感される

■出光興産、三井石油開発と秋田県湯沢市で2027年開始

 INPEX<1605>(東証プライム)は6月7日、3日続伸基調となって出直りを強め、午前9時50分にかけて1665円(44円高)まで上げ、5月末につけた2010年以来の高値1691円に迫っている。NY原油相場が再び120ドル/バレル台に乗ってきた上、6日、出光興産<5019>(東証プライム)、三井石油開発株式会社(東京都千代田区)と連名で、「秋田県湯沢市における地熱発電所の建設について」を発表し、運転開始は2027年3月を計画などとしたため期待が強まった。出光興産も続伸基調で高値に進んでいる。

 発表によると、建設に際してはは独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の債務保証による支援を受ける予定。発電した電気は再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT制度)の認定を受ける(1kWh当たり:40円+税、適用期間:15年間)。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:00 | 材料でみる株価

ENEOSホールディングスが一段高、NECからEV充電サービス事業を譲受、原油高に加え買い材料に

■EV急速充電器2030年度に数千基から1万基を目指す

 ENEOSホールディングス<5020>(東証プライム)は6月7日、一段高で始まり、午前9時30分にかけては568.0円(6.5円高)まで上げて2019年以来の高値に進んでいる。NY原油相場が再び120ドル/バレル台に乗ってきた事に加え、6日、「日本電気株式会社(日本電気<6701>(東証プライム)との間で、同社が運営する電気自動車(EV)充電設備を用いたEV充電サービスの事業譲渡契約を締結し、EV充電器約4600基の運営を開始した」と発表し、「経路充電事業」の急速な拡充などへの期待が高まっている。

 発表によると、これまでNECが展開してきたEV充電器の運営・管理業務をENEOSが実施し、EV充電器の運用管理システムをNECが引き続き提供することで合意した。これを含め、サービスステーション(以下、「SS」)および他社との協業によるEV急速充電/普通充電ネットワークの拡大を検討し、EV急速充電器設置数の計画として、2025年度時点で1000基以上、30年度時点で数千基から1万基を目指すとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:41 | 材料でみる株価

ジョイフル本田が2日ぶりに年初来の高値を更新、自社株買いと株主優待制度の一部変更など好感

■上限株数は250万株(自己株式を除く発行株数の3.76%)

 ジョイフル本田<3191>(東証プライム)は6月7日、上値を追って始まり、取引開始後は1668円(76円高)まで上げて2日ぶりに年初来の高値を更新している。6日の15時に自己株式の取得(自社株買い)と株主優待制度の一部変更などを発表、好感買いが先行している。株主優待制度の一部変更は、現行のギフトカード方式をカタログギフトに変更するとした。

 自社株買いは、取得上限株数250万株(自己株式を除く発行済株式総数の3.76%)、取得総額25億円を上限として、2022年6月21日から同年12月20日まで行う。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:20 | 材料でみる株価
2022年06月06日

第一三共が年初来の高値に迫る、乳がん新薬の第3相臨床試験に関する開示など好感

■営業利益は前期14.5%増加し今期は43.8%増を見込む

 第一三共<4568>(東証プライム)は6月6日、再び出直り、7%高の3444.0円(244円高)まで上げた後も3400円台で推移し、5月末につけた年初来の高値3516.0円に迫る相場になっている。同日午前、乳がん患者を対象としたトラスツズマブ デルクステカンの第3相臨床試験における有効性と安全性に関する最新データについて、現在開催中の米国臨床腫瘍学会(ASCO 2022)で発表したとのプレスリリースを開示し、買い材料視されている。6日は大手医薬品株が全般的に高い中で、第一三共については業績が拡大傾向のためニュース発表に反応しやすいとの見方がある。

 2022年3月期の連結営業利益は前期比14.5%増の730.25億円だった。今期・23年3月期の予想は43.8%増の1050億円とした。工場の環境対策費用を予定していないため増益幅が広がる見込みだが、主力製品のエンハーツ、リクシアナ、タリージェなどの拡大により売上収益を10.1%増と予想する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:22 | 材料でみる株価

アイ・アールジャパンHDは後場もストップ安で始まる、強制調査の報道を受け急落、会社側は「事実」などと発表

■「『上場規程に抵触』の衝撃証拠を入手」と経済誌オンラインが伝える

 アイ・アールジャパンホールディングス(アイ・アールジャパンHD)<6035>(東証プライム)は6月6日の後場、3570円(700円安:ストップ安)の売り気配で始まり、午前9時25分頃からストップ安となっている。朝、「アイ・アールジャパンに強制調査!『上場規程に抵触』の衝撃証拠を入手」(ダイヤモンドオンライン6月6日5:12)と伝えられ、売り殺到となった。最高幹部によるインサイダー取引疑惑などについて触れられているもようだ。

 アイ・アールジャパンHDは午前10時前、「一部報道のとおり当社にて強制調査が行われたのは事実」「現在、証券取引等監視委員会による調査を受けている」「当社の元役員が嫌疑の対象となっているものと理解」などと発表した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:36 | 材料でみる株価

空運株やJR各社が上げ幅広げる、外国人観光客の受け入れ再開や都民割・ブロック割などに期待強まる

■訪日観光客の受け入れと都民割は6月10日開始へ

 日本航空<9201>(東証プライム)は6月6日、3%高の2392円(66円高)まで上げたあとも堅調に推移し、東日本旅客鉄道(JR東日本)<9020>(東証プライム)は時間とともに上げ幅を広げ、午前11時過ぎに4%高に迫る6990円(259円高)まで上げて出直りを強めている。西日本旅客鉄道(JR西日本)<9021>(東証プライム)は4%高の5072円(212円高)、東海旅客鉄道(JR東海)<9022>(東証プライム)は3%高に迫る1万6465円(405円高)。6月10日から外国人観光客の受け入れが再開されることや、東京都の都民割「もっとTokyo」も同日開始になること、「県民割・ブロック割」の実施も検討されていること、などが買い材料視されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:30 | 材料でみる株価

大阪チタニウムテクノと東邦チタニウムが連日高値、原料高効果などで証券会社の投資評価が相次ぐ

■ロシア製品の代替として日系各社に発注拡大の動きもある様子

 6月6日の東京株式市場では、大阪チタニウムテクノロジーズ(大阪チタニウムテクノ)<5726>(東証プライム)が10%高の2584円(238円高)まで上げた後も活況で2018年以来の2500円台に進み、東邦チタニウム<5727>(東証プライム)は5%高の2554円(125円高)まで上げて2011年以来の高値を連日更新し、いぜん活況高を続けている。

 両銘柄とも、ロシアのウクライナ侵攻と同時期に動意を活発化しはじめ、対ロ経済制裁によるチタン原料の高騰、米欧の航空機メーカーがロシア製品の代替調達先として日系メーカーへの発注を拡大との観測報道などを受け、上げピッチが強まっている。証券会社の投資評価も強まり、大阪チタニウムテクノロジーズについては、6月2日にジェフリーズ証券が目標株価を1400円から3500円に引き上げたと伝えられたのに続き、6日は大和証券が790円から一挙3300円に見直したと伝えられ、騰勢に拍車がかかる形になった。

 東邦チタニウムの目標株価については、6月1日付で東海東京調査センターが1500円から2820円に引き上げたと伝えられたのに続き、6日は大和証券が1250円から2900円に見直したと伝えられた。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:00 | 材料でみる株価

東洋刃物はフェローテックHDによるTOBを受けストップ高買い気配

■フェローテックHDはパワー半導体基板など積極的に中国展開

 東洋刃物<5964>(東証スタンダード)は6月6日、買い気配のままストップ高の2210円(300円高)に達し、値がつけば2015年以来の2000円台という急伸商状になっている。3日16時、フェローテックホールディングス(フェローテックHD)<6890>(東証スタンダード)が東洋刃物に対するTOB(株式公開買付)を発表し、東洋刃物も賛同の意見表明などを発表。TOB価格(1株2254円)に向けて買い先行となった。

 TOB期間は6月6日から7月15日。フェローテックHDは6月3日現在で東洋刃物の株式を所有割合にして33.24%直接所有し持分法適用会社としているが、完全子会社化を目指す。

 フェローテックHDグループは、1992年以降、積極的に中国展開を行い、米国で生まれ、日本で育ち、中国で拡大する企業として、グローバルに事業活動を行っている。2022年月期の業績は、半導体マテリアル製品、部品洗浄、パワー半導体基板などの好調により、売上高、営業利益は過去最高を更新した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:05 | 材料でみる株価

ENEOSホールディングスなど石油株が軒並み高い、サウジ値上げと伝えられ原油相場が再び強含む

■コスモエネなど連日高値、出光興産は3ヵ月ぶりに高値

 ENEOSホールディングス<5020>(東証プライム)は6月6日、一段高となり、取引開始後は555.6円(19.6円高)まで上げ、3日続けて年初来の高値を更新している。米夜間取引でNY原油先物が上げ、「サウジの国営石油会社サウジアラムコが5日、7月のアジア向け原油販売価格を引き上げた」(ロイターニュース6月6日9:12午前)と伝えられるなど、原油相場が再び強含む動きを見せていることなどで買い先行となった。コスモエネルギーホールディングス<5021>(東証プライム)も連日高値を更新。出光興産<5019>(東証プライム)はほぼ3ヵ月ぶりに高値を更新し、出遅れ修正に進む様子となっている。INPEX<1605>(東証プライム)石油資源開発<1662>(東証プライム)なども高い。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:36 | 材料でみる株価

三菱重工が2日ぶりに高値を更新、米韓両軍がミサイル8発発射と伝えられ思惑買い

■このところの株価は防衛費の増額論など受け感応度高い

 三菱重工業<7011>(東証プライム)は6月6日、再び上値を追って始まり、取引開始後は5329円(127円高)まで上げ、2取引日ぶりに2017年以来の高値に進んでいる。北朝鮮が5日にミサイル8発を発射したと伝えられたことに続き、6日朝、米韓両軍がミサイル8発を発射し対抗措置をとったと伝えられ、防衛関連株として思惑買いが流入したようだ。このところの株価は防衛費の増額論議などを受けてジリ高基調を続けており、この分野のニュースに反応しやすい展開となっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:16 | 材料でみる株価
2022年06月03日

昭文社HDが後場一段高、自治体・観光関連施設向けの『EV充電スタンド』に注目集中

■子会社マップルがヘッドスプリング社と共同展開との発表を受け急伸

 昭文社ホールディングス(昭文社HD)<9475>(東証スタンダード)は6月3日、午前11時頃から急動意となり、13時過ぎには10%高の454円(43円高)まで上げて一段高となった。「自治体・観光関連施設向けに『EV充電スタンド』の提供を開始」と同日付で発表しており、買い材料視されている。

 発表によると、子会社の株式会社マップルとヘッドスプリング株式会社(東京都品川区)が共同で「EV充電スタンド」の提供を6月から開始する。自治体や観光施設向けに提供をスタートし、観光地における電気自動車(EV)の利用環境の整備に寄与し、EVで観光する世界の実現を目指して取り組んでいく。

 既に「マップルラボ」でEV充電ステーションマップを公開しているが、マップルが保有する観光情報やマップルとヘッドスプリングが共同で開発した旅行プランニングエンジンを活用し、EV利用者のための観光情報の提供や旅行プランの作成支援サービスの提供など予定している。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:32 | 材料でみる株価

ハブが5日続伸、サッカー日本代表の対ブラジル戦やエリザベス女王の70周年祝賀ムードなど買い材料視される

■業績は大幅回復の見込みとし買い安心感が

 ハブ<3030>(東証プライム)は6月3日の後場、5%高に迫る579円(26円高)で始まり、5日続伸基調の出直り拡大となっている。サッカー日本代表の活躍、6月6日の対ブラジル戦、エリザベス女王の即位70周年の祝賀ムードなど、同社を連想させやすいイベントが続く。業績は大幅回復の見込みとするため、買い安心感があり、期待材料に反応しやすくなっているようだ。

 英国パブ風居酒屋を運営し、スポーツ観戦イベントを活発に開催している。同社HPによると、サッカー日本代表の対ブラジル戦(6月6日)は、店内で同日19時20分から放送する予定としている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:08 | 材料でみる株価

マーチャント・バンカーズが久々に動意強める、映画『エルヴィス』の7月公開を前にNFTマーケットプレイスでプレスリーのお宝グッズを出展

■グループ会社がNFT、メタバース関連事業の強化に取り組む

 マーチャント・バンカーズ<3121>(東証スタンダード)は6月3日、前引けにかけて6%高の306円(17円高)まで上げ、後場も306円で取引を開始。2ヵ月近く小幅な値動きが続いている中で久々に動意を強める相場となっている。グループ会社ケンテンがNFT(非代替性トークン)及びメタバース関連事業の強化に取り組むと5月末に発表しており、徐々に注目が強まる様子がある。

 NFT関連事業では、映画『エルヴィス』(ワーナーブラザース)の7月1日全国公開を先取り、有力なコレクターからエルヴィス・プレスリーのゴールドディスク、ジャケット、切手、ケースの出品を実現し、NFTマーケットプレイス「NFT LaFan」にアップするとした。プレスリーの音楽は、いま人気の「昭和」の時代と重なり、さらに、人気絶頂の中で謎の死を遂げた伝説のエンタテイナーとあって、同社の取組にも話題が波及する期待が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:47 | 材料でみる株価

アステリアは6月に入り動意活発、投資先のNASDAQ上場4〜6月を予定などに期待強まる

■連続最高益の見込み、期待材料に反応しやすいとの見方

 アステリア<3853>(東証プライム)は6月3日、午前11時にかけて11%高の1208円(120円高)まで上げ、2日続けて大幅高となっている。企業投資事業として投資しているGorilla社、JPYC社などについて、開示済みの決算説明資料で、「Gorilla社のNASDAQ上場は4〜6月を予定」としており、6月に入って俄然、期待が強まったと見られている。

 株価は年初来の高値(1月4日の1140円)を上回り、2020年12月以来の1200円台に進んできた。業績は連続最高益の見込みで好調なため、期待材料に反応しやすい状態になってきたとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:35 | 材料でみる株価

サッポロHDが年初来の高値、値上げ発表、朝方は出尽し売りで下げるが切り返す

■缶商品の値上げは14年ぶりと伝えられる

 サッポロホールディングス(サッポロHD)<2501>(東証プライム)は6月3日、3日続伸基調となり、2898円(34円高)まで上げて2日連続年初来の高値を更新している。6月2日付で、ビール類・酒類などの生産者価格の改定(値上げ)を発表し、好感されている。「値上げは缶商品が2008年4月以来14年ぶりで、業務用は18年4月以来4年ぶり」(日本経済新聞6月3日付朝刊)と伝えられた。

 株価は朝寄り後に一時9円安の2855円まで軟化する場面があった。ビール大手4社のうち3社は先行して値上げを発表済みで、サッポロHDにも値上げの期待はあり、この1週間ほどはジリ高傾向だったため、値上げ発表を受けて目先的な出尽し売りが出たとみられている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:50 | 材料でみる株価
2022年06月02日

セキュアがストップ高、ヤフーへの導入事例などに注目集まり買い材料になった様子

■2月には日本郵政グループへの提供も発表し大口案件拡大の見方、

 セキュア<4264>(東証グロース)は6月2日、急伸相場となり、午前10時30分過ぎにストップ高の1118円(150円高)で売買された後そのまま買い気配となっている。1日付で、同社HPにヤフー株式会社への製品導入事例をアップし、「トレンドを反映した”顔認証”による入退室管理システムで更に強化されたセキュリティを確保」としており、買い材料になったようだ。

 AIを活用したセキュリティソリューション、入退室管理システムなどを手掛け、今年2月には、日本郵政<6178>(東証プライム)グループが2022年2月28日から試行開始する新サービス「JPショールーム」向けに、システムおよび技術を提供すると発表。次第に大口案件の受注が増えているとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:17 | 材料でみる株価

関西ペイントが大きく出直る、アフリカ事業の売却など好感される

■本格的な継続的成長サイクルへの移行になると発表

 関西ペイント<4613>(東証プライム)は6月2日、大きく出直って始まり、取引開始後に11%高の1813円(185円高)まで上げた後も値上がり率10%前後で推移し、5月11日以来の1800円台を回復している。1日付でアフリカ事業の譲渡を発表し、ポートフォリオの継続的改善などに向けて期待が強まった。

 発表によると、関西ペイントのアフリカ事業は、約2500人の従業員を有しており、2022年3月期の売上高は約361億円、経常利益は14億円。これをグローバル大手塗料メーカーAkzo Nobel N.V.(オランダ、アクゾ社)に売却することで合意した。関西ペイントは21年11月に発表した「17次中期経営計画」に取り組んでおり、今回の売却は、本格的に継続的成長サイクルへ移行する転換点になるとした。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:51 | 材料でみる株価

太陽誘電が一段と出直って始まる、電子部品出荷額19ヵ月連続増など買い材料視

■半導体と同様の需給ひっ迫感を再認識
 
 太陽誘電<6976>(東証プライム)は6月2日、一段と出直って始まり、取引開始後は5%高に迫る5550円(250円高)まで上げ、今年4月5日以来、約2ヵ月ぶりに5500円台を回復している。電子情報技術産業協会(JEITA)が5月31日に発表した3月の電子部品出荷額が前年同月比7%増加し19ヵ月連続の増加と伝えられ、半導体と同様の需給ひっ迫感が再認識されている。今期・2023年3月期の予想連結営業利益は前期比2%増の700億円を想定するが、上振れ期待が出ている。電子部品関連株は軒並み上げている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:21 | 材料でみる株価
2022年06月01日

マルハニチロが出直る、英社の株式取得と英国市場への本格参入に注目集まる

■欧州における水産物の流通・販売を強化

 マルハニチロ<1333>(東証プライム)は6月1日、次第高となって反発幅を広げ、2311円(78円高)まで上げた後も堅調で5取引日ぶりに2300円台を回復している。同日付で、英国企業Northcoast Seafoods Ltd.(Northcoast社)の株式取得と英国市場への本格参入を発表、注目が強まった。

 発表によると、Northcoast社は英国・Grimsby(グリムズビー)にオフィスと工場を構え、エビ・バサ・タラ・サーモンなどを英国の大型量販店、業務筋へ販売している。今回の株式取得により、マルハニチロは英国市場へ本格的に参入し、海外市場へのさらなる展開拡大と、欧州における水産物の流通・販売を強化するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:34 | 材料でみる株価

松屋アールアンドディは後場もストップ高続く、オムロンヘルスケアとの資本業務提携を強化

■発行株数の15%を超えない範囲で買付を行うことに

 松屋アールアンドディ<7317>(東証グロース)は6月1日の後場、ストップ高の1472円(300円高)で売買され、前場からほとんどストップ高に貼りついて急伸商状となっている。5月31日の16時、オムロン<6645>(東証プライム)グループのオムロン ヘルスケア株式会社による株式買い増しを含む資本業務提携の強化を発表し、買い材料視されている。

 発表によると、松屋アールアンドディは従来よりオムロンヘルスケアに対し血圧計用腕帯(腕帯)を供給し、他方で、ムロンヘルスケアは松屋アールアンドディ株式の発行済株式数のうち9.48%を保有している。これに加えて、オムロンヘルスケアは、2022年6月2日付で、既存株主から松屋アールアンドディ株式3万株を相対取得するほか、6月6日から1年間の期間、買付け後の株式保有割合が松屋アールアンドディの発行済普通株式数の15%を超えない範囲で買付を行う予定とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:11 | 材料でみる株価