[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (06/06)ロームは株式4分割と自社株買いの上限拡大が好感され2018年以来の高値に進む
記事一覧 (06/06)エンバイオHDは株主優待制度の新設など好感され11%高、この9月末の株主から開始
記事一覧 (06/06)立花エレテックは3年間で300万株の自社株買いなど好感され買い気配のまま急伸
記事一覧 (06/05)ネオジャパンは後場一段高、『ChatGPT』連携のビジネスチャット最新版を好感
記事一覧 (06/05)岩谷産業は「水素供給網15兆円投資」など好感され7000円台に進む
記事一覧 (06/05)Delta−FlyPharmaは『DFP−10917』今後の予定など好感され10%高
記事一覧 (06/05)建機株が全面高、コマツは2週間ぶり高値を更新、米利上げ中止観測やNY株急伸など好感
記事一覧 (06/05)前澤工業が高値を更新、台風2号による豪雨と災害を受け連想買い波及の見方
記事一覧 (06/05)石油株が軒並み高、「OPECプラス減産延長を受けINPEXは年初来の高値に迫る
記事一覧 (06/05)ホンダが高値を更新、NY株急伸など好感、自社株買いの積極継続にも期待
記事一覧 (06/02)Speeeは後場一段と上げ高値更新、ステーブルコインに関する提携など好感
記事一覧 (06/02)サーキュレーションは経産省のYouTubeに事例掲載など好感され下値圏から出直る
記事一覧 (06/02)大王製紙が高値に迫る、物流の『2024年問題』に対応しダブル連結トラック輸送、低PBR物色も再燃の様子
記事一覧 (06/02)リプロセルは一時15%高まで上げ年初来の高値をうかがう、AI個別化医療プラットフォームを好感
記事一覧 (06/02)インタートレードが急伸、「ステーブルコイン」関連株とされ3日連続ストップ高
記事一覧 (06/01)アスカネットは2日ぶりに900円台を回復、葬儀社の悩みを解決する『葬テック』ソリューションを6月下旬に出展
記事一覧 (06/01)JPホールディングスは政府の『こども未来戦略方針』素案への期待などで出直り強める
記事一覧 (06/01)ピックルスホールディングスは夏季限定商品への期待と低PBR銘柄への人気再燃など受け高値を更新
記事一覧 (06/01)ブレインパッドが高値を更新、伊藤忠商事との生成AI「研究ラボ」などに期待強い様子
記事一覧 (05/31)サンオータスは後場急激に出直る、上場維持基準「全項⽬適合」とし注目集まる
2023年06月06日

ロームは株式4分割と自社株買いの上限拡大が好感され2018年以来の高値に進む

■9月30日最終名簿株主の所有する普通株式を1株につき4株に分割

 ローム<6963>(東証プライム)は6月6日、次第に上げ幅を広げる相場となり、午前9時40分前に3%高の1万2590円(410円高)まで上げ、約2週間ぶりに年初来の高値を更新し、2018年以来の高値に進んでいる。5日の15時、9月末を基準日とする株式4分割と、これにともなう自社株買いの上限株数拡大などを発表、好感買いが増加している。

 2023年9月30日(土曜日)最終の株主名簿に記録された株主の所有する普通株式1株につき、4株の割合をもって分割するとした。これにともない、現在実施中の自己株式取得(自社株買い、2022年11月2日〜23年11月1日)の取得上限株数を現在の400万株から1600万株に改めるとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:05 | 材料でみる株価

エンバイオHDは株主優待制度の新設など好感され11%高、この9月末の株主から開始

■700株以上を保有する株主、優待ポイントに応じ4000品目から選ぶ

 エンバイオHD(エンバイオ・ホールディングス)<6092>(東証グロース)は6月6日、買い気配の後11%高の671円(70円高)で始まり、その後677円まで上げて大きく出直っている。5日の16時に株主優待制度の新設などを発表し好感買いが先行している。優待開始は9月末時点の株主からで、2023年以降、毎年9月末日現在で700株以上を保有する株主を対象に開始するとした。

 優待は、保有株式数に応じてポイントを進呈する方式。そのポイントを株主限定の特設ウェブサイト「エンバイオ・ホールディングス・プレミアム優待倶楽部」に掲載されているお米やブランド牛などのこだわりグルメ、スイーツや飲料類、銘酒、家電製品、選べる体験ギフトなど、4000種類以上の商品から選ぶ。また、他のプレミアム優待倶楽部導入企業の優待ポイントと合算可能な共通株主優待コイン『WILLsCoin』にも交換できる。なお、インターネットにて登録ができない株主については、別途、電話での申し込み可能だが、選択できる優待品の種類に限りあるとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:37 | 材料でみる株価

立花エレテックは3年間で300万株の自社株買いなど好感され買い気配のまま急伸

■PBR向上めざす、第1弾として6月6日から100万株規模の買いを開始、

 立花エレテック<8159>(東証プライム)は6月6日、買い気配で始まり一段高となり、取引開始から10分を経過しても気配値のまま9%高の2433円(200円高)で買い先行となっている。5日17時、「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について」を発表し、今後3年間(〜2026年3月期)で300万株(発行済株式数の12%)の自己株式取得(自社株買い)を行い、第1弾として2023年6月6日から24年3月31日の予定で100万株(自己株式を除く発行済株式総数の4.0%)を開始するとし、好感されている。

 発表では、当社グループの2023年3月期は、売上高2000億円を超え、各利益項目についても過去最高の業績を収めた。しかしながら、良好な収益性に比べてPBRは1倍を下回っている、などとし、自己株式取得による資本効率向上と株主還元強化を図りPBR1倍超を目指していくとした。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:15 | 材料でみる株価
2023年06月05日

ネオジャパンは後場一段高、『ChatGPT』連携のビジネスチャット最新版を好感

■AIと協働するビジネスチャット『ChatLuck』6月5日開始

 ネオジャパン<3921>(東証プライム)は6月5日午前、『ChatGPT』とのセキュアな連携で「AIとの協働」を実現するビジネスチャット『ChatLuck』を2023年夏に提供開始と発表した。株価は時間とともに上げ幅を広げており、14時には5%高の958円(45円)まで上げて約3ヵ月ぶりに950円台を回復している。

 同社は5日、米OpenAI社が提供する『ChatGPT(チャットジーピーティー)』とのセキュアな連携で「チームとAIとの協働」を実現するビジネスチャット『ChatLuck(チャットラック)』の最新版を、2023年夏に提供開始すると発表した。それに先行し、既存機能を強化・拡張した『ChatLuck』の最新バージョンV5.6の提供を2023年6月5日より開始するとした。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:08 | 材料でみる株価

岩谷産業は「水素供給網15兆円投資」など好感され7000円台に進む

■水素関連株、海外でもオーストラリアでプロジェクト

 岩谷産業<8088>(東証プライム)は6月5日の後場寄り後に一段高となり、取引開始後は6%高の7092円(402円高)まで上げて約3週間ぶりに高値を更新し、2021年10月以来の7000円台に進んでいる。「水素供給網15兆円投資、装置・素材など支援、政府、基本戦略を改定へ」(日本経済新聞6月4日付朝刊)などと伝えられ、関連銘柄として買い材料視されている。水素関連株の代表格。加地テック<6391>(東証スタンダード)なども高い。

 「15年間で官民合わせて15兆円を投じて水素のサプライチェーン(供給網)を整備する」(同)と伝えられた。同社は、海外でもグリーン水素をオーストラリアで生産し日本に送るプロジェクトを丸紅<8002>(東証プライム)などと行う計画で5月29日に発表している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:49 | 材料でみる株価

Delta−FlyPharmaは『DFP−10917』今後の予定など好感され10%高

■急性骨髄性白血病を対象とする第3相比較試験の症例登録完了

 Delta−Fly Pharma<4598>(東証グロース)は6月5日、次第高となって出直り幅を広げ、午前11時20分を過ぎては10%高の1000円(95円高)前後で売買され、約2週間ぶりに1000円台を回復している。2日、急性骨髄性白血病を対象とする『DFP−10917』に関する今後の予定などを開示し、注目が再燃した。

 2023年5月15日に米国において難治性又は再発の急性骨髄性白血病の患者を対象に実施中のDFP−10917の臨床第3相比較試験の150症例登録完了を開示した。今後の予定については、全登録患者の約2ヶ月間のフォローアップ(完全寛解率の確認のため)、更に約5ヶ月間のフォローアップ(延命効果の確認のため)を経て、来年1月頃を目途にデータカットオフを行い、来年2月頃に中間解析データの確定を予定している。対照群との間で有意差が確認でき次第、米国の食品医薬品局(FDA)との間で、新薬承認(NDA)申請のための一連の作業を並行して行う計画とした。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:33 | 材料でみる株価

建機株が全面高、コマツは2週間ぶり高値を更新、米利上げ中止観測やNY株急伸など好感

■コマツには5Gを用いた遠隔制御システムなどへの期待も

 6月5日の東京株式市場では、建設機械株も全面高となり、コマツ(小松製作所)<6301>(東証プライム)は取引開始後に6%高の3549.0円(202円高)まで上げて約2週間ぶりに年初来の高値を更新し、2022年6月以来の高値に進んでいる。連結売上高に占める地域別割合は北米地域が最大で、米FOMCでの6月利上げ中止観測を受けた米国景気回復期待、NYダウの前週末700ドル高などが買い材料視された。日立建機<6305>(東証プライム)加藤製作所<6390>(東証プライム)も6%高まで上げている。

 コマツには5Gを用いた遠隔制御システムなどへの期待もあり、再び注目が強まった。コマツの前期・23年3月期の連結決算は売上高が前期比26.4%増の3兆5435億円、営業利益は同54.8%増の4907億円。地域別では、CIS(ロシア圏)中国を除くすべてで増加し、北米、アジア、中南米は大きく増加した。今期は為替前提を1ドル125円、1ユーロ133円とするなど、実勢対比では1ドル15円近い円高を前提とし、売上高は4.6%減、営業利益は0.1%増の予想とする。保守的との見方が多いようだ。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:57 | 材料でみる株価

前澤工業が高値を更新、台風2号による豪雨と災害を受け連想買い波及の見方

■PBR向上に向けた取組への期待も再燃してきた様子

 前澤工業<6489>(東証スタンダード)は6月5日、飛び出すように大きく出直る相場となり、一時15%高の813円(107円高)まで上げて約1ヵ月ぶりに年初来の高値を更新し、2021年以来の800円台に進んでいる。上下水道関連設備の大手で、台風2号による前週後半の記録的な豪雨と各地で発生した災害を受けて連想買いが波及したとみられている。また、PBRが0.7倍前後のため、東証が主導するPBR向上に向けた取組への期待も出ている。

 4月中旬に発表した第3四半期連結決算(2022年6月〜23年2月・累計)の営業利益は前年同期比11.9%減の20.73億円で、5月通期の予想は据え置き32.0億円(前期比5.3%増)とした。株価はこの発表後に上げピッチを強め、5月上旬にかけて高値を更新。その後微調整となっていたが、再び高値に進んできた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:25 | 材料でみる株価

石油株が軒並み高、「OPECプラス減産延長を受けINPEXは年初来の高値に迫る

■サウジアラビアが独自に追加減産と伝えられNY原油相場も急反応

 6月5日、朝の東京株式市場では、石油関連株が軒並み上げて始まり、INPEX<1605>(東証プライム)は取引開始後に1562.5円(475.0円高)まで上げ、年初来の高値1575.0円(2023年5月25日)に向けて出直りを強めている。前週末まで開催されていた「OPECプラス」の閣僚級会合で「協調減産を24年まで延長」(日経電子版6月5日早朝)、「サウジアラビアが7月から独自に日量100万バレルの追加減産を行う方針を示した」(ロイターニュース6月5日朝)などと伝えられ、NY原油先物が米国の夜間取引で5%近く急騰と伝えられており、買い材料視されている。

 ENEOSホールディングス<5020>(東証プライム)は約2週間ぶりに480円台を回復している。「OPECプラス」に関する報道によると、サウジは5月に自主減産を始めたばかりで、1か月で減産を上乗せした形になったという。これを受け、再生エネルギー開発やクルマのEVシフトが一段と加速すると見られている。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:44 | 材料でみる株価

ホンダが高値を更新、NY株急伸など好感、自社株買いの積極継続にも期待

■収益に占める米国の割合が高く米国株高に敏感

 ホンダ(本田技研工業)<7267>(東証プライム)は6月5日、一段高で始まり、取引開始後は3%高の4172円(117円高)まで上げて4取引日ぶりに年初来の高値を更新し、2018年1月以来の高値に進んでいる。2日、軽自動車10車種のリコールを発表したものの、NY株式が直近2日間で約900ドル高と急伸し、米国景気の持ち直しなどに期待が強まった。また、2日夕方に自己株式の取得状況(自社株買いの途中経過)も発表し、買いの積極継続への期待が再燃している。F1第8戦での優勝も伝えられた。

 収益に占める米国の割合が高く、米国景気との相関性の高い銘柄と位置付けられている。NY株式は前週末700ドル高となった。2023年5月12日から24年3月31日までの予定で取得上限6400万株(発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合3.8%)の自社株買いを行っており、5月31日までに取得した株式の総数は535万4800株と2日夕方に発表した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:21 | 材料でみる株価
2023年06月02日

Speeeは後場一段と上げ高値更新、ステーブルコインに関する提携など好感

■クロスチェーンインフラ構築のため三菱UFJ信託銀行などと技術提携

 Speee<4499>(東証スタンダード)は6月2日の後場、買い先行で始まり、取引開始後に一時17%高の2500円(357円高)まで上げて年初来の高値を連日更新している。2日付でステーブルコイン利用取引を可能とするクロスチェーンインフラ構築のため、三菱UFJ信託銀行などとの技術提携を発表しており、買い材料視されている。

 今9月期の業績は減益の見込みとするが、株価は5月頃から出直り傾向となっている。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:27 | 材料でみる株価

サーキュレーションは経産省のYouTubeに事例掲載など好感され下値圏から出直る

■「プロシェアリング」サービス、外部人材の活用促進を支援

 サーキュレーション<7379>(東証グロース)は6月2日の後場、一段と強含んで始まり、取引開始後は10%高の870円(81円高)まで上げて下値圏から出直っている。専門性の高い人材の経験・知見を複数の企業でシェアする「プロシェアリング」サービスの運営などを行い、1日、経済産業省のYouTubeチャンネル『metichannel』に東北経産局「令和4年度外部人材活用促進事業」の事例としてプロシェアリング活用事例が掲載されたと発表し、注目されている。



 7月決算銘柄で、3月に発表した第2四半期決算(2022年8月〜23年1月・累計)は、各利益とも前年同期比で17%から19%ダウンしたが、売上高は18%増加。今期・23年7月期の予想は前期比で売上高31%増、営業利益13%増などを見込む。株価は5月初に下げ止まり復調の兆しがうかがえる中、信用売り残が残っている状態。売り手の動向を注視する様子もある。(HC)

外部人材活用のススメ〜株式会社丸山運送編〜ショート版
外部人材活用のススメ〜株式会社丸山運送編〜フル版

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:10 | 材料でみる株価

大王製紙が高値に迫る、物流の『2024年問題』に対応しダブル連結トラック輸送、低PBR物色も再燃の様子

■中継輸送実証実験を明石海峡大橋などで実施へ

 大王製紙<3880>(東証プライム)は6月2日、次第高となり、7%高の1122円(78円高)まで上げた後も午前11時を過ぎて1100円前後で売買され、5月12日につけた年初来の高値1177円に迫っている。1日付で、物流の『2024年問題』への対応策として新たな輸送手段を検討し、ダブル連結トラックの中継輸送実証実験を明石海峡大橋などで実施と発表し、好感されている。また、2日の株式市場では、大手不動産株や大手商社株も高いなど、低PBR銘柄を物色する動きが再燃してきたとされており、三菱製紙<3864>(東証プライム)も高いなど、PBRで割安に放置されている銘柄に注目が回帰する様子があるようだ。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:28 | 材料でみる株価

リプロセルは一時15%高まで上げ年初来の高値をうかがう、AI個別化医療プラットフォームを好感

■ビッグデータの分析を簡素化・高速化する『Pharmacology−AI』

 リプロセル<4978>(東証グロース)は6月2日、再び急激に出直り、15%高の321円(41円高)まで上げた後も300円前後で売買されて堅調に推移し、年初来の高値329円(5月23日)をうかがう相場となっている。1日の15時、AIを活用した個別化医療プラットフォーム『Pharmacology−AI』を用いた新規ビジネスの開始を発表し、期待が強まった。

 発表によると、『Pharmacology−AI』は、個別化医療や医薬品開発に関するビッグデータの分析を簡素化・高速化する機械学習プラットフォームで、薬物反応や臨床結果に影響を与える個人差を特定するのに役立つ。従来のビッグデータ解析は、非常に時間がかかる上、専門知識を必要とするものだったが、『Pharmacology−AI』を活用することにより、より容易に個別化医療にかかわるデータ解析が可能になる。

 また、製薬会社は、新薬の効果が期待できる患者層を医薬品開発の初期段階で特定することができるため、より低コストかつ成功確度の高い臨床試験の設計が可能となる。(HC)

■ChatGPT関連銘柄記事一覧(株式投資情報総合版)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:41 | 材料でみる株価

インタートレードが急伸、「ステーブルコイン」関連株とされ3日連続ストップ高

■関連法の6月1日施行を受け新たな需要に期待続く

 インタートレード<3747>(東証スタンダード)は6月2日、一段高で始まり、取引開始後まもなくストップ高の500円(80円高、19%高)で売買され、3日連続ストップ高となっている。電子決済を一段と便利にする「ステーブルコイン」に関する法律の6月1日施行などが買い材料とされ、2月17日につけた年初来の高値を更新、2022年9月以来の500円に進んだ。

 6月1日、「ステーブルコイン発行へ、改正法きょう施行、地銀など年内にも」(日本経済新聞朝刊)などと伝えられた。改正資金決済法が同日に施行され、ステーブルコインが日本で発行できるようになり、「三菱UFJ信託銀行は『プログマコイン』を発行する見通し」(同)。地銀でも年内に発行する所が現れるもよう。関連システム開発や運用・保守などで新たな需要が広がるとみられている。今9月期の連結業績は増収減益の見込みとしているが、転換の期待を先取る相場になっている。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:42 | 材料でみる株価
2023年06月01日

アスカネットは2日ぶりに900円台を回復、葬儀社の悩みを解決する『葬テック』ソリューションを6月下旬に出展

■コロナ禍を過ぎてヒトの集まりが回復し業績は回復傾向

 アスカネット<2438>(東証グロース)は6月1日、一時4%高の936円(38円高)まで上げた後も堅調に売買され、2日ぶりに900円台を回復している。葬儀社の悩みを解決する「収益確保」「業務効率」「人材不足」などのソリューションを6月20〜21日にパシフィコ横浜で開催される、「フューネラルビジネスフェア2023」で多数展示し、『葬テック』で新しいソリューションを提案すると6月1日午前に発表しており、期待の強まる相場となった。

 コロナ禍を通過してヒトの集まりが回復し、業績は21年4月期を底に回復傾向となっている。今期・2023年4月期の決算発表は6月9日に予定。この予想を3月6日の第3四半期決算発表時に増額修正し、売上高は70億円(前期比10.6%増)、営業利益は6.4億円(同45.5%増)などとした。空中ディスプレイ事業が軌道に乗れば一段と業績の拡大が見込める。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:54 | 材料でみる株価

JPホールディングスは政府の『こども未来戦略方針』素案への期待などで出直り強める

■業績も好調、財源確保より施策充実を先行と伝えられ注目再燃

 JPホールディングス<2749>(東証プライム)は6月1日、次第に出直りを強める相場となり、後場は13時にかけて7%高に迫る336円(21円高)まで上げ、反発幅を拡げている。保育園運営の最大手で、少子化対策関連銘柄。少子化対策について、「政府は1日に少子化対策の拡充に向けた『こども未来戦略方針』の素案を公表する」(日本経済新聞6月1日付朝刊)などと伝えられており、期待の強まる相場になった。

 報道によると、首相は31日、2024年度からの3〜5年間に必要な予算を年3兆円台半ばとするよう関係閣僚に指示した。「財源の確保より施策の充実を先行させる」(同)とされ、少子化対策関連銘柄にとっての追い風が期待されている。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:26 | 材料でみる株価

ピックルスホールディングスは夏季限定商品への期待と低PBR銘柄への人気再燃など受け高値を更新

■「すずしろ日和おひさまレモン大根」夏季限定で6月1日発売

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 ピックルスホールディングス<2935>(東証プライム)は6月1日、強含んで始まった後もジリ高基調を続けて上値を追う相場となり、午前11時にかけては7%高の1316円(92円高)まで上げて約1週間ぶりに「ホールディングス」となって以降の高値に進んでいる。「牛角韓国直送キムチ330g」の増量キャンペーンを6月1日より期間限定で実施することと、夏季限定商品「すずしろ日和おひさまレモン大根」の6月1日発売を5月31日に発表し、期待材料視されているほか、1日は、このところ一服気味だった低PBR(株価純資産倍率)銘柄への注目が再燃する様子があり、同社株もPBRは1倍未満のため買い人気に乗ってきたと見られている。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:33 | 材料でみる株価

ブレインパッドが高値を更新、伊藤忠商事との生成AI「研究ラボ」などに期待強い様子

■業績予想の下方修正は株価にほとんど影響せず上値追う

 ブレインパッド<3655>(東証プライム)は6月1日、時間とともに上げ幅を広げる相場となり、午前10時30分にかけて9%高の839円(72円高)まで上げ、1週間ぶりに年初来の高値を更新している。5月12日に発表した第3四半期決算発表では今6月期の業績予想を下方修正したが、株価への影響はほとんど見られず、むしろ下値・上値をセリ上げるピッチが強まっている。同日に、伊藤忠商事<8001>(東証プライム)との生成AI(ジェネレーティブAI)に関する「研究ラボ」の共同設立も発表しており、AI関連株としての期待が強い事を示す形になったとの見方が出ている。

 伊藤忠商事との「研究ラボ」では、伊藤忠商事の多種多様な業界向けビジネスにおける業務変革をテーマとして生成AIの技術検証・実証実験を行い、企業の生産性向上に資する業務改革やビジネス開発の支援に取り組んで行くとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:05 | 材料でみる株価
2023年05月31日

サンオータスは後場急激に出直る、上場維持基準「全項⽬適合」とし注目集まる

■適合に向けた努力終了とも受け取れるが一段の企業価値向上など期待

 サンオータス<7623>(東証スタンダード)は5月31日の後場、急激に出直って始まり、前引けの647円(8円安)に対して後場寄り後には3%高の674円(19円高)まで上げて出直りを強めている。昼12時30分、上場維持基準の適合に向け「全項⽬適合」と発表し、好感買いが先行している。

 発表によると、2022年4⽉末時点でのスタンダード市場の上場維持基準への適合状況は、「流通株式時価総額」のみ基準を充たしていなかったが、23年4⽉30⽇時点ではスタンダード市場の上場維持基準のすべての項⽬に適合した。このことは、裏を返すと、適合に向けた取組を行う必要がなくなったことにもなり、これ以上は企業価値向上とその成果としての株高が見込めなくなると受け止めることもできるが、株式市場では、引き続き一段の企業価値向上などに向けた期待が強いようだ。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:13 | 材料でみる株価